2019年の参院選が果たした政治的役割とは
2019年参議院選挙の総括
2019年7月に行われた参議院選挙で、憲法改正の発議に必要な3分の2の議席を失う結果となったが、自公で過半数は獲得した。参議院選挙はこれまで、政権の中間評価のような役割を果たし、政治的な変化にも一定の役割を果たしてきた...
収録日:2019/07/24
追加日:2019/08/03
5年間のアベノミクスの成果とこれからの課題
高齢化と財政危機~その解決策とは(6)アベノミクスの総括
公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏が、2012年以来のアベノミクスを総括する。日銀・黒田東彦総裁の下、実施された異次元金融緩和は、一定の成果を挙げながらも、インフレ期待が醸成されているとはいい難い。財政政策...
収録日:2017/09/27
追加日:2017/11/05
予想を大きく覆したドイツ連邦議会選挙の意味と今後の課題
2017年9月ドイツ連邦議会選挙の総括
政治学者で慶應義塾大学大学院教授の曽根泰教氏が、2017年9月に行われたドイツの連邦議会選挙の結果について解説する。選挙の結果、反EU・反難民の立場を掲げる右派ポピュリズム政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が第3党にま...
収録日:2017/09/28
追加日:2017/10/11
課題山積みの安倍首相が打ちだす渾身の打開策とは
2017年世界と日本(8)第二次アベノミクスの総括と可能性
公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏が第二次アベノミクスの総括と今後の可能性について語る。第二次アベノミクスを経て、今、安倍首相が打ち出しているのが「1億総活躍」だ。海外から先進成熟国の実験として注目されて...
収録日:2017/01/24
追加日:2017/05/15
「小池劇場」で選挙戦をリードした新都知事の勝負上手
都知事選を総括するー小池氏圧勝の理由と東京都への提言
政治学者で慶応義塾大学大学院教授・曽根泰教氏による東京都知事選の総括。なぜ小池百合子氏は圧勝することができたのか。そして小池新都知事は今後、都政および東京問題にいかに向かっていくべきなのか。東京都という巨大都市...
収録日:2016/08/02
追加日:2016/08/05
「改憲勢力3分の2」なぜ各社の見出しは同じになったのか
総括・2016参院選~「改憲勢力3分の2」の意味を問う
2016年7月10日に行われた第24回参議院議員通常選挙。この選挙はいったい何の選挙だったのか。選挙翌日の各新聞社の見出しを見ると、各社それぞれ立場が違うはずなのにいずれも「改憲勢力3分の2」と書かれている。こ...
収録日:2016/07/13
追加日:2016/07/15
日本と世界の経済認識のズレが露見した伊勢志摩サミット
伊勢志摩サミットを総括する
政治学者で慶應義塾大学大学院教授・曽根泰教氏が2016年5月26日、27日に行われた伊勢志摩サミットを総括する。曽根氏は、議長国の首相として安倍晋三氏の根回しは評価に値するとしながらも、安倍首相の主張にはある大...
収録日:2016/06/01
追加日:2016/06/09
自民党結党60年を経済成長の観点から総括する
戦後レジームとは何か~IMF、自民党、リベラル(2)結党60年・自民党の経済政策
2015年で結党60年を迎えた自民党は、戦後日本の経済成長の推進者だったのか? いや、むしろ便乗者だったのか? 焼け跡からの復興から、所得倍増計画、ホンダやヤマト運輸の躍進、オイルショックから法人税減税の問題点...
収録日:2015/12/03
追加日:2016/01/11
地方議員は相変わらず個人選挙―選挙制度改革の必要性
2015統一地方選中間総括
政治学者・曽根泰教氏が、2015年4月に行われた第18回統一地方選挙の前半戦を読み解く。今回の選挙でも、従来通り、政党より候補者個人に投票する傾向が強かった。このままでは、政治のアイデアは個人止まりであり、政党...
収録日:2015/04/16
追加日:2015/04/21
投票率は2千万票をベースに風の吹き方次第で変動する
2014年総選挙の結果を総括する(3)消えた2千万票の意味
2014年12月14日の衆院選の結果を受けて、曽根泰教氏が速報で語った総括シリーズ第3話。投票率と得票数と議席数。実数を検証・分析することで見えてくる、日本政治のシステムとは。その課題とは。(全3話中第3話目)
収録日:2014/12/15
追加日:2014/12/17
政権交代は無理!結党以来初めて過半数下回った公認候補数
2014年総選挙の結果を総括する(2)前政権の政権運営に対する怒り
総選挙後、民主党は73に議席数を増やした。しかし、曽根泰教氏の評価は厳しい。曽根氏の2014年選挙結果総括シリーズ第2話では、「民主党はなぜ回復しなかったのか」を問う。(全3話中第2話目)
収録日:2014/12/15
追加日:2014/12/16
旧来型の選挙で自民党が勝利! 民主党に風は吹かなかった
2014年総選挙の結果を総括する(1)現政権現状維持も波乱含み
今後の政権は「多くの波乱を含んだ現状維持だ」と曽根泰教氏は予測する。それはなぜか。そして、今回の選挙はどのような意味があったのか。曽根氏が選挙を総括し、今後の政権を占う。(全3話中第1話目)
収録日:2014/12/15
追加日:2014/12/15
アベノミクスの課題、重要なポイント
アベノミクスの中間総括
2012年12月の安倍政権発足以来、20カ月を経過し、内閣改造も経た今、これまでのアベノミクスを総括する動きが各所で出始めている。アベノミクスの特徴やこれまでの成果、そして今後の課題について、伊藤元重氏が大いに...
収録日:2014/09/08
追加日:2014/09/14
良い政策をつくるスタートラインは、常に常識を疑うことだ
日本企業の弱点と人材不足の克服へ(4)常識を疑ってイノベーションを起こす
「リーダーとは、今自分の目の前にある世界とは違う世界があることを知っている人」。この言葉を耳にした西山氏は経済産業省時代、よく言っていたのは「良い政策をつくるスタートラインは、常に常識を疑うこと」で、イノベーシ...
収録日:2020/10/28
追加日:2021/01/17
安倍首相は昔、村山談話反対の「歴史・検討委員会」に参加
どうなる?戦後70年「安倍談話」(2)「侵略」にこだわる背景
2015年8月に発表が予定される安倍晋三首相の戦後70年談話は、村山談話を「全体として継承」とは言うものの、文言の継承について聞かれると「そういうことではない」と否定した。安倍首相が「侵略」という言葉にこだわり...
収録日:2015/01/29
追加日:2015/03/05
必見! 松下幸之助、慈愛ゆえの「本気の叱責」
松下幸之助の人づくり≪1≫真のリーダーとは(11)「猫に小判」じゃ駄目だ―情熱と真剣勝負
松下政経塾入塾からはや1年が経過した第1期生。しかし、松下幸之助の耳に届いていたのは、覇気のない塾生たちの様子ばかり。一年次修了式の前日、学びの宝庫である販売実習が身に染みていない塾生のふがいなさに、「猫に小判...
収録日:2015/06/17
追加日:2015/12/14
EU離脱によってイギリスの政党政治が崩壊する!?
「イギリスのEU離脱問題」を考える
6月23日に行われた国民投票でEU離脱を選択したイギリス。世界に与えた衝撃はあまりにも大きく、イギリスのEU離脱によって世界はどうなっていくのか、日本経済にどんな影響があるのかなど、テレビをはじめ各メディアでさ...
収録日:2016/06/30
追加日:2016/07/02
与党の勝利が株高・ドル高円安の要因になる理由
2017総選挙と円相場とアベノミクス(1)与党勝利による影響
シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が、2017年10月の総選挙を終えた現在、これまでのアベノミクスの総括と日銀の金融緩和の影響について、円相場との関係を軸に解説する。今回の総選挙では自公が過半数を超...
収録日:2017/10/25
追加日:2017/11/10
ケルト神話とは…ダーナ神族、アルスター神話、フィアナ神話
ケルト神話の基本を知る(1)ケルト地域と3つの神話群
ケルト神話とは何か。ケルトという地域は広範囲にわたっており、一般的にアイルランドを中心にした「島のケルト」と、フランスやスペインの西北部などに広がった「大陸のケルト」があるが、神話が濃厚に残っているのはアイルラ...
収録日:2022/04/12
追加日:2023/07/23
全てのイージス艦のミサイル迎撃能力があるわけではない
わが国の安全保障を考える~海上自衛隊の現状と今後~
今、「危機の安定化」という国際情勢の中、自衛隊が求められているものは、かつての冷戦期とは異なる。海上自衛隊はどんな活動を行っているのか。その現状と今後について解説し、わが国の安全保障における自衛隊の活動を総括する。
収録日:2014/08/01
追加日:2015/02/18
「反省」はあるが「侵略」も「植民地支配」もない
どうなる?戦後70年「安倍談話」(3)豪州演説にみる方向性
戦後70年安倍談話に当たっては、村山談話を「全体として継承」するも、「侵略」や「植民地支配」という言葉を同様に用いるわけではないと明言した安倍晋三首相。果たしてどのような内容になるのか。その参考となるのが、20...
収録日:2015/01/29
追加日:2015/03/12
武漢を起点とした高速鉄道建設は2020年には終了
中国高度成長は2020年まで(2)インフラ建設減速
中国の高度成長を支えたもう一つのエンジン・インフラ建設も主だった高速鉄道建設が落ち着けば、高度成長も終わりを迎える、とキヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏はみている。いまだ、急成長の姿をみせる中国の...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/19
レイテ沖海戦…栗田艦隊「謎の反転」の意図を解き明かす!
戦史に見る意思決定プロセス~日本海軍の決断(4)レイテ沖海戦・栗田健男
海上自衛隊幹部学校長・山下万喜氏による、戦史に見る意思決定プロセス分析シリーズ。今回は、意思決定の成否を大きく左右する「使命分析」の重要性を、昭和19(1944)年のレイテ沖海戦において「謎の反転」を行った栗田...
収録日:2015/07/29
追加日:2015/10/08
日本の風水害対策における課題とは?
水と地球と人間と~日本と世界の水問題(4)水と災害
ハリケーン・サンディで、アメリカは500億ドルの損失を被ったといわれている。日本は、サンディ級台風に対してどのような対策ができるのか。水と災害について考える。地球規模の水循環と世界の水資源に関する研究の第一人者...
収録日:2015/03/19
追加日:2015/11/23
国民が総活躍し、地方が創生されるのは絵空事なのか
激動する世界情勢と日本(9)現代日本の構造的難題
「一億総活躍」など、参院選に向けた選挙対策にすぎない。千葉商科大学学長・島田晴雄氏はそう喝破する。日本が直面している最大の問題は、少子高齢化を伴う人口減少だ。これが進めば成長は鈍化し、社会保障も行き詰まる。地方...
収録日:2016/01/26
追加日:2016/05/19
浜松市の外国人は約2万人、定住化の中で活躍する第2世代
浜松市の多文化共生の取り組み(5)共生の時代と浜松宣言
現在、浜松市には2万人を超える外国人が暮らしており、その8割以上が長期の在留資格を有している。彼らは明らかに「移民」であり、また日本で生まれ育った世代の活躍も目立ってきている。こうした現状を踏まえ、浜松市長・鈴木...
収録日:2016/11/17
追加日:2017/01/25
地殻変動的なドル高円安と今なお強いアメリカの影響
2017総選挙と円相場とアベノミクス(2)地殻変動的円安
シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が、2017年10月の総選挙を終えた現在、これまでのアベノミクスの総括と日銀の金融緩和の影響について、円相場との関係を軸に解説する。現在のドル高円安の進行は、高島氏...
収録日:2017/10/25
追加日:2017/11/19
日本が取り組むべき最大の政策は消費税の引き上げだ
高齢化と財政危機~その解決策とは(18)長期的で小刻みな消費増税
公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏によれば、今取り組むべき最大の政策は消費税の引き上げである。確かに増税による消費の冷え込みは懸念事項だが、長期的に小刻みに増税をしていけば、増税ショックを緩和できる。少...
収録日:2017/10/05
追加日:2017/12/14
ドイツの連立協議がうまくいかない理由
ドイツ政治の現在~連立協議はなぜ難航するのか~
ドイツでは、2017年9月の連邦議会選挙後数カ月たってもメルケル政権の形は明らかになっていない。キリスト教民主・社会同盟が勝利を収めたものの、他党との連立協議が難航・頓挫しているからだ。その理由はどこにあるのか。政治...
収録日:2017/12/07
追加日:2018/01/17
経営者はステイクホルダーに方向性を示さなければならない
比較制度分析とは何か(2)企業とステイクホルダー
比較制度分析の創始者、青木昌彦教授は企業をステイクホルダーの連合体として捉えていた。経営者はステイクホルダーに対してビジョンを提示し、制度的補完性のある組織をデザインしなければならない。慶應義塾大学商学部教授の...
収録日:2017/11/02
追加日:2018/01/28
ポスト成長時代の行政の仕事は、労働環境の整備
真山仁の経営論(3)平成30年間の反省
「働き方改革」が働く人の目線で進められるためには、政府がいかに産業全体の売上の向上を促進するかである。小説家・真山仁氏が、日本企業がはらむ問題を指摘しつつ、政府が取るべき方策と現役世代の心構えについて説く。(全3...
収録日:2018/04/10
追加日:2018/08/20
がん対策推進基本計画、最初の5年間の成果
がん対策の現状と今後(2)第1期基本計画と新しい課題
がん死亡率の低下と患者の苦痛の軽減という二つの目標を掲げた5年間の第1期がん対策推進基本計画が5年目を迎えたとき、門田守人氏はがん対策推進協議会の会長に就任した。第2期の基本計画を立てる上で、第1期の課題に加え、元患...
収録日:2018/09/10
追加日:2019/02/26
がん登録について本格的に取り組んだ第2期
がん対策の現状と今後(3)第2期基本計画とその評価
第2期がん対策推進基本計画におけるがん死亡率低下の数値目標は達成できなかったが、さまざまな個別領域でがん医療は発展してきたといえる、と門田守人氏は述べる。今回はその基本計画における課題と評価について説明する。(全...
収録日:2018/09/10
追加日:2019/02/27
少子高齢化時代に考えるべきがん対策
がん対策の現状と今後(5)少子高齢化時代のがん対策
少子高齢化社会を見据え、がん予防を社会全体の問題として考えていく必要がある。10年のがん対策推進基本計画を経て見えてきた、国民それぞれが考えるべき課題について、門田守人氏の提言を聴こう。(全5話中第5話)
収録日:2018/09/10
追加日:2019/03/01
オリンピック後に日本経済は崩壊する可能性がある
2019年激変する世界と日本の針路(14)世界恐慌のリスク要因
世界経済は成熟して、今後景気は下降していくという。日本経済も東京オリンピック以降、下降していくことは間違いないだろう。今、世界には世界恐慌のトリガーが5つある。現在ではリーマンショックの時と異なり国際協調の動きが...
収録日:2019/01/28
追加日:2019/05/21
激変する世界…国益が明確でなければ国家は危機に直面する
国家の利益~国益の理論と歴史(1)国際政治経済の激変と日本外交の正念場
強いアメリカの退場、ロシア・中国の力による現状変更、統合を揺るがすナショナリズムの台頭とEUの直面する危機。激変する国際政治経済環境の中、「国益」の意味はかつてないほどに高まっている。本シリーズでは、東京大学法学...
収録日:2019/03/28
追加日:2019/06/30
ホッブス『リヴァイアサン』とスピノザ、ロック、ルソー
国家の利益~国益の理論と歴史(4)「リヴァイアサン」を考える
「リヴァイアサン」は、旧約聖書に登場する海の怪獣である。ホッブズは、その身体を無数の人民からなると考え、国家の象徴とした。「正当化された暴力の独占」を国家に見たのは後世のマックス・ウェーバーである。ホッブズの問...
収録日:2019/03/28
追加日:2019/06/30
「弱肉強食」の国際社会で近代日本はいかに国益に守ったか
国家の利益~国益の理論と歴史(6)近代日本の国益とパワー
近代ヨーロッパが国際秩序を模索する中、長い鎖国を解いた日本は国家を意識しないまま、「弱肉強食」の欧米列強と渡り合う世界に飛び込んでいく。国際感覚と国益の概念は、近代日本でどのように築かれたのか。今回は岩倉使節団...
収録日:2019/03/28
追加日:2019/07/07
連鎖的な異常気象…記録的猛暑、線状降水帯、特異な台風
異常気象を分析する(1)西日本豪雨の実態解明
2018年夏には、7月上旬の西日本豪雨や、それ以降から8月までの記録的な猛暑など、異常気象が連鎖的に発生した。今回の連続講義では、この相次ぐ異常気象の原因が解説される。今回は、西日本豪雨の実態と特徴を解明する。(全5話...
収録日:2019/03/26
追加日:2019/07/30
未来の議論をするために必要な人材とは?
日本のイノベーションのために(4)多様性の重要度
新しい日本社会を構想していく上で重要なのは多様性である。特に女性や若者、外国人の視点を多く取り入れることで、さまざまな改革を行っていかなければならない。こうした構想は、地方で少しずつ実践されていっている。このよ...
収録日:2019/07/19
追加日:2019/09/26
「自営網」によって通信サービス提供者が多様化する時代へ
5Gとローカル5G(8)今後のICT産業社会の構造改革
今後、ICT産業社会は大きな構造変革を迎えていく。2030年に向けて、5Gをはじめ多様な情報通信技術が進化していくが、5Gでは、大容量・超低遅延・超多数接続という最新の移動通信技術が実現すると同時に、情報通信の民主化が進ん...
収録日:2019/12/04
追加日:2020/01/20
新型コロナウイルス対策のポイントは?
新型コロナウイルスの克服(1)3月末までの対策の是非
新型コロナウイルス問題の全体像を、どのように把握すべきか。日本の感染者数がそこまで増加していないのは、少ない検査数が原因であると考えられている。しかし実際には、戦略的な事情や法的な問題も関わっている。(全5話中第...
収録日:2020/03/27
追加日:2020/04/01
台湾が新型コロナ問題で示した「自由で民主的な体制の対応力」
世界の新型コロナ対応を俯瞰する(2)アジア諸国の対応
過去に類を見ないウイルスの蔓延に対して、アジア諸国、特に台湾がうまく対応して抑え込みを進めることができたのはどうしてなのか。それにはITインフラの整備状況や隣国との関係、政治体制の違いなどが関係している。(全6話中...
収録日:2020/04/09
追加日:2020/05/16
「準備には達人性がある」とはどういうことか
日本文化を学び直す(4)明日が予測できるかどうか
「名人、達人は見えない明日を予測して、十二分の準備をする」と田口佳史氏は言う。縄文の時代の日本人は、この名人、達人のように自然と融合し、神と一体化して明日を感じ取っていた。その一体化のために重要なのが祭りごと、...
収録日:2020/02/05
追加日:2020/10/07
「国生み・国作り・国譲り・国治め」と「むすひ」の力
日本神話の基本を知る~世界・人間・文化のはじまり
日本神話とはどのような構造・内容なのだろうか。「国生み・国作り・国譲り・国治め」という起承転結のストーリーで進んでいくというが、そこにはどのような神が関わり、そのような話が展開されていくのか。『古事記』『日本書...
収録日:2022/03/29
追加日:2022/08/11
ギリシア神話…ゼウスの「父親殺し」とオリュンポス十二神
ギリシア神話の基本を知る(1)「ゼウス以前」の神々の戦い
ギリシア神話で名が知られている神はいくつかあるが、最も知られているのが全知全能の神ゼウスだろう。実はギリシア神話には、ゼウスに至るまでにも神々の闘争の物語がある。ここではギリシア神話をゼウス以前と以後に分け、ゼ...
収録日:2022/03/29
追加日:2022/08/18
平和ボケの日本人に問いたい「自分の国を自分で守る」覚悟
台湾有事を考える(9)日本の未来への再出発のために
日本にとって一番の大きな問題は平和ボケである。台湾有事についてさまざまな角度から考察してきたこのシリーズで最後に問いたいのは、「自分の国を自分で守る」覚悟があるかどうかということだ。可能性が高まる中国の武力侵攻...
収録日:2022/12/19
追加日:2023/02/27
「福田ドクトリン」と全方位平和外交…福田赳夫の真実とは
福田赳夫と日本の戦後政治(8)福田政権「3つの功績」
1976年に発足した福田政権は、経済、外交の両面で主に3つの大きな成果を残した。経済大国となった責任と平和的な国際協調を重んじる政治理念あってのことだが、その一つが「福田ドクトリン」と呼ばれるものである。「平和に徹し...
収録日:2022/09/29
追加日:2023/06/30
メソポタミア神話は、ギリシア神話はじめ世界の神話の原点
メソポタミア神話の基本を知る(1)メソポタミア神話の神々と人間との関係
このシリーズでは、「世界の神話の源」ともいわれるメソポタミア神話の基本を理解していく。これまでの鎌田東二先生のシリーズでも、「宇宙・世界・人間の起源、そして文化の起源、さらには死後の世界」などについての考え方か...
収録日:2022/04/12
追加日:2023/06/14
70年代以降の大衆化、根こそぎ変わった日本人の「自然観」
福田恆存とオルテガ、ロレンス~現代と幸福(2)日本人の「自然観」の変質
日本人の「自然観」はなぜ変質してしまったのか。この問いに対して、1970年代以降の「大衆化」が決定的だったという浜崎氏。いったいどういうことなのか。1960年代の安保闘争や高度経済成長を経て大きく変化を遂げた日本の社会...
収録日:2024/05/10
追加日:2024/06/23
ロシアにとっては予想外…苦しい戦況となった3つの要因
ロシア「内政・経済・外交」の真実(2)ウクライナ侵略3つの戦略的マイナス
内政や経済だけでなく、外交においても排外主義的傾向を強めるロシア。それはプーチンが大統領就任当初から目指してきたことだった。ウクライナへの侵略もそうした内向きな政治に生かされようとしているが、そこには誤算もあっ...
収録日:2024/07/08
追加日:2024/10/05
運の変化に逆ギレ!?運に恵まれた人に訪れる試練のとき
『マカーマート』から読む政治家の運(3)権力者を訪れる試練
法治国家の最高権力者は、政権を掌握したその日から権力を失うことを覚悟しなければならない。彼をその地位に導いたのは運であり、運の本質は気まぐれなものだ。『マカーマート』は万人に対し、「罪悪招く原因より身をば離るが...
収録日:2024/10/02
追加日:2024/10/26