「石原と小田実って全然同じ人間だよ」…保守とは何か?
石原慎太郎と三島由紀夫と近衛文麿(6)保守主義かファシズムか
一般的には石原慎太郎は保守だと思われている。だがさまざまな著作や発言を見ると、決してそうとはいえないのではないか。今回は三島由紀夫の天皇観と対比しながら、石原慎太郎の天皇観や、なぜ石原慎太郎が保守と見えるのか、...
収録日:2022/03/18
追加日:2022/07/13
「平等」を基調にした社会主義・共産主義の失敗に学ぶ
独裁の世界史~ファシズム編(7)独裁の意味を問い直す
現代社会が直面する難問の多くは国境を越えたグローバルなものである。一国では対処できない問題にどう立ち向かうかということは、これまで考えてきた「独裁」とも密接に関わってくる。未来に向かうには、やはり過去を見つめる...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/04/21
非常事態のときには独裁政を認めるべきなのか
独裁の世界史~ファシズム編(6)「デジタル独裁政」とどう向き合うか
独裁について考える上では、ヒトラーもそうだが、なぜそれが必然として起こったのかという問いから目を背けないことが重要である。かつてローマのシステムには独裁官と護民官があったが、現代の民主政下にそれに代わるものはな...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/04/16
ヒトラーの激高演説の性格とは…劣等感とユダヤ人虐殺
独裁の世界史~ファシズム編(5)ヒトラーの独裁を許した背景
「独裁者」のステレオタイプといえばアドルフ・ヒトラーではないだろうか。激高しながら行う彼の独特な演説の原動力は劣等感であるとしばしば指摘される。彼が経済復興に尽力した頃、ドイツは国家全体が劣等感にさいなまれる状...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/04/09
イタリアとイギリスの違いは社会主義との共鳴、その有無
独裁の世界史~ファシズム編(4)ムッソリーニ以後のイタリア
ムッソリーニが台頭した理由の1つに、「非常時には独裁政にしてもいい」という古代ローマの伝統が影響していたことは間違いない。さらにイタリアの共和政の伝統のなかに社会主義と共鳴するものがあるために、第二次世界大戦後も...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/04/02
ムッソリーニを「ドゥーチェ」と呼んだイタリア人の真意
独裁の世界史~ファシズム編(3)「ローマ帝国の再現」を求めたイタリア人
ファシズムは残虐な独裁の代名詞のように用いられているが、「共和政ファシズム」のようなニュートラルな捉え方も不可能ではない。「ローマ帝国の再現」を市民に夢見させた「ドゥーチェ」ムッソリーニは、類いまれな演出家であ...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/03/26
ムッソリーニの独裁…ファシズムとローマ帝国の栄光
独裁の世界史~ファシズム編(2)ファッショとローマの栄光
ファシズムの語源は、古代ローマの「ファスケス」という権力の象徴である斧の周りに木の棒を束ねたものだという。ムッソリーニの手法にはこの古代ローマを意識したものが多く、第一次大戦の敗戦による多額の賠償で意気沮喪して...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/03/19
ムッソリーニが社会主義者からファシストへと転身した理由
独裁の世界史~ファシズム編(1)イタリア統一とムッソリーニ登場
近現代の独裁者といえば、ファシスト党を率いたムッソリーニの存在は欠かせない。当時のイタリアは、ドイツや日本同様「遅れてきた帝国主義国家」として強い指導者を求めていた。だが、ムッソリーニの政治的出発は社会主義者と...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/03/12
太平洋戦争はなぜ、誰が始めたのか…日本が戦った理由
戦前日本の「未完のファシズム」と現代(9)質疑応答編
日本が真珠湾攻撃に至った経緯はどのようなものだったのか。アメリカの策略という説もあるが、責任の所在が曖昧であったことにもその要因がある。シリーズ最終話は講義後の質疑応答編として、太平洋戦争の開戦に関する二つの質...
収録日:2020/02/26
追加日:2020/08/11
「100年戦争」と考えて戦争に突入した日本の現実
戦前日本の「未完のファシズム」と現代(8)満州事変と世界大恐慌
日本の陸軍は第二次世界大戦を「100年戦争」であると見なした。勝てる見込みは少なかったにもかかわらず、天皇と国民の一体性という精神主義によって、総力戦になだれこんでいった。石原莞爾が満州事変を起こした時に描いたスト...
収録日:2020/02/26
追加日:2020/08/04
佐藤鉄太郎の7割神話が崩れ、大鑑巨砲主義を考えた日本海軍
戦前日本の「未完のファシズム」と現代(7)海軍の役割
戦前の海軍は、ペリー来航以来、仮想敵国であったアメリカの出方を見ながら、さまざまな戦略を掲げていた。そこで出てきたのが佐藤鉄太郎の7割神話である。しかし、やがて敵の「7割あれば勝てる」というビジョンが揺らいでくる...
収録日:2020/02/26
追加日:2020/07/28
知られざる皇道派の思想…その“密教”と“顕教”とは
戦前日本の『未完のファシズム』と現代(6)皇道派と統制派の対立
戦前日本の運命を考える上で、皇道派と統制派の対立は重要である。特に強国の経済力を目の当たりにした皇道派のビジョンが失敗に終わったことは、その後の日本の運命を決めることになる。(2020年2月26日開催・日本ビジネス協会...
収録日:2020/02/26
追加日:2020/07/21
第一次世界大戦とそれまでの戦争の違い…日本の試練と焦燥
戦前日本の「未完のファシズム」と現代(5)戦争形態の転換
工業力と科学力に限界を感じ始めた日本の転機になったのは、日露戦争から第一次世界大戦にかけて戦争形態が大きく変化したことである。工業力に加え、経済力も強い国が軍隊の強い国だというのが、新しい常識となった。(2020年2...
収録日:2020/02/26
追加日:2020/07/14
攘夷思想を強める契機となったのはコレラと天然痘の流行
戦前日本の『未完のファシズム』と現代(4)西洋のイメージと攘夷思想
明治維新の根本には尊王攘夷思想がある。攘夷思想を強める契機となったのは、コレラと天然痘が西洋から入ってきたことである。これによって、西洋人への負のイメージが醸成され、国力を高めていくエネルギーとなっていった。(2...
収録日:2020/02/26
追加日:2020/07/07
東条英機が開戦後に気がついた大日本帝国憲法の欠陥
戦前日本の『未完のファシズム』と現代(3)戦時の機能不全
明治憲法下で確立した天皇を中心とする分権システムはある程度有効だったが、戦争時のような緊急事態で、ついに機能不全に陥った。東条英機は開戦後に明治憲法の欠陥に気がつき、内閣総理大臣と参謀総長を兼務するようになるの...
収録日:2020/02/26
追加日:2020/06/30
岩倉具視らが近代の西洋システムを採用した目的とは
戦前日本の「未完のファシズム」と現代(2)分権構造と天皇の存在
明治憲法下の政治制度は、強い分権構造によって成立していた。その背後には、天皇になり代わるものを作らせないようにするための仕掛けと、天皇陛下に対して「畏れ多い」という考え方があった。(2020年2月26日開催・日本ビジネ...
収録日:2020/02/26
追加日:2020/06/23
独裁ができない戦前日本…大日本帝国憲法とシラスの論理
戦前日本の「未完のファシズム」と現代(1)シラス論と日本の政治
日本は明治以降、どのような考え方で近代国家をつくり、結果として昭和の敗戦を招いてしまったのか。実は、戦前の日本は非常に強権的で、国家主義的で、帝国主義的であるという歴史観は、あまり正しくはない。大日本帝国憲法も...
収録日:2020/02/26
追加日:2020/06/16
「ただ1つの哲学を持ち、その哲学に命を懸ける人間」を育てよ
読書と人生(3)「笑顔のファシズム」を越えてゆけ!
日本では、たとえば「戦争肯定」の話をすると、それだけで吊し上げられてしまう。だが、これは「ファシズム」であり、スターリンの所業と、その本質において変わらないのではないか。実はイギリスのジェントルマン教育の目的は...
収録日:2019/05/14
追加日:2019/08/30