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「技法」の検索結果

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セブンカフェ、無印良品…成功事例に学ぶ「デザイン思考」

「発想力」の技法を学ぶ(2)発見と探究(後編)

問題解決のためのアイデアを生み出すために有効なのが、「デザイン思考」という方法だ。その思考法において発見からの開発へと向かう中、重要となるのは、どれだけ試行錯誤を繰り返すことができるかということである。そして今...
収録日:2023/10/06
追加日:2024/02/14
三谷宏治
KIT(金沢工業大学)虎ノ門大学院 教授

“なぜ”を繰り返せ!『発想力の全技法』に学ぶ原因探究法

「発想力」の技法を学ぶ(1)発見と探究(前編)

発想において最も大切なことは「座って悩むな、動いて考えよ!」である。職場や家庭で、乗り越えなければならない課題は日々やってくるが、それを解決するためのアイデアを発想するためには、誰にでも意識できるコツがある。そ...
収録日:2023/10/06
追加日:2024/02/14
三谷宏治
KIT(金沢工業大学)虎ノ門大学院 教授

本歌そっくりだが知れば知るほど際立つ藤原雅経の歌の工夫

和歌のレトリック~技法と鑑賞(6)本歌取り:その2

和歌のレトリック「本歌取り」についてのレクチャー後編、今回は百人一首の中から2首を、それぞれの本歌とともに取り上げる。なかでも藤原雅経の歌「み吉野の山の秋風さ夜ふけて故郷寒く衣うつなり」」には、「本歌と大差ない」...
収録日:2019/06/17
追加日:2020/02/18
渡部泰明
東京大学名誉教授

藤原定家が完成した「本歌取り」は古歌への恋

和歌のレトリック~技法と鑑賞(6)本歌取り:その1

和歌のレトリックについて解説するシリーズ講義。6つ目のレトリックは「本歌取り」だ。この技巧を完成したのは藤原定家であるため、百人一首には本歌取りの歌が多く収められている。では本歌取りとは何か。皆の共有財産となって...
収録日:2019/06/17
追加日:2020/02/11
渡部泰明
東京大学名誉教授

紫式部が友を思い詠んだ歌…和歌における縁語の効果

和歌のレトリック~技法と鑑賞(5)縁語:その2

和歌のレトリックの1つ、縁語についてのレクチャーの後編。今回紹介する藤原公任、紫式部、小式部内侍、藤原基俊の歌は、いずれも縁語を駆使した非常に技巧的に優れたものばかりだ。相手への称賛や友情、自らの無実の証明や複雑...
収録日:2019/06/17
追加日:2020/02/04
渡部泰明
東京大学名誉教授

百人一首に多く使われている「縁語」というレトリックとは

和歌のレトリック~技法と鑑賞(5)縁語:その1

今回紹介する和歌のレトリックは、百人一首に多く使われている「縁語」である。縁語とは、文脈を超えて複数の言葉に関係を持たせる技巧だが、そのうちのある言葉が掛詞として使われるケースが多い。それゆえ、凝りに凝った表現...
収録日:2019/06/17
追加日:2020/01/27
渡部泰明
東京大学名誉教授

わが身と場が運命的に重なるものとして使うのが掛詞

和歌のレトリック~技法と鑑賞(4)掛詞:その2

今回、百人一首の中から紹介する和歌は、いずれも大変技巧的に凝ったものだ。私たちは「技巧的」というと表面的で心がこもらないと思いがちだが、和歌のレトリックは気持ちをきれいに包装して相手にわたすような技法だと渡部泰...
収録日:2019/06/17
追加日:2020/01/22
渡部泰明
東京大学名誉教授

「掛詞」ー和歌の代表的なレトリックの魅力

和歌のレトリック~技法と鑑賞(4)掛詞:その1

渡部泰明氏が百人一首を例にとりながら、代表的な和歌のレトリックについて解説するシリーズレクチャー。今回取り上げるのは「掛詞」について。掛詞は単に言葉のしゃれというものではなく、わが身の在り方や心情と、場や風景、...
収録日:2019/06/17
追加日:2020/01/13
渡部泰明
東京大学名誉教授

「運命」交響曲と「田園」交響曲が拓いた世界

ピアノでたどる西洋音楽史(6)ベートーヴェンの作曲技法

ベートーヴェンの交響曲の中で最も有名なのは第5番「運命」だろう。この曲の素晴らしさは「ジャジャジャジャーン」にこだわり抜いたベートーヴェンの作曲術にあるという。そして、その対極の双子と呼ばれる第6番「田園交響曲」...
収録日:2019/09/04
追加日:2019/11/29
野本由紀夫
玉川大学芸術学部芸術教育学科 教授

油絵を完成させたヤン・ファン・エイクの驚くべき技法

ルネサンス美術の見方(3)ヤン・ファン・エイクの油彩技法

北方を拠点としたヤン・ファン・エイクは、油彩技法を完成させたルネサンス期の人物として名高い。外交官としての顔をも持ちつつ、作品の細部にさまざまな卓越した技巧をこらし、美術史上で最重要とも評される作品『ヘントの祭...
収録日:2019/09/06
追加日:2019/11/07
池上英洋
東京造形大学教授

菅原道真や在原業平の和歌にみる見立ての役割

和歌のレトリック~技法と鑑賞(3)見立て:その2

見立ては表現を膨らませるテクニックでしかないのか。渡部泰明氏は、単なる技術としての見立てという見方から離れて、ある二つの役割を強調する。それはどのような役割なのか。菅原道真や在原業平の和歌を取り上げながら解説す...
収録日:2019/03/11
追加日:2019/06/29
渡部泰明
東京大学名誉教授

古今和歌集の時代に発展した「見立て」…その意味と技法

和歌のレトリック~技法と鑑賞(3)見立て:その1

ある対象を異なるものに見立てるというレトリックは、劇的な空間を演出し、対象を芝居がかった表現で讃嘆するものである。「見立て」という技術が織りなす臨場感あふれる讃嘆に彩られた和歌の世界を、2話にわたって紐解いていこ...
収録日:2019/03/11
追加日:2019/06/29
渡部泰明
東京大学名誉教授

和歌における序詞の役割と意味は「呪文」?

和歌のレトリック~技法と鑑賞(2)序詞:その2

和歌の中で序詞はどのような役割を担っているのだろうか。渡部泰明氏は、和歌における呪文としての役割を提唱する。呪文とはいったいどういうことなのか。前話に続き、序詞について解説する。(全12話中第4話)
収録日:2019/03/11
追加日:2019/06/23
渡部泰明
東京大学名誉教授

枕詞よりも長く、使い方が固定的でない序詞

和歌のレトリック~技法と鑑賞(2)序詞:その1

和歌のレトリックとしては、枕詞よりも耳慣れないであろう序詞。大きく3類型に分かれるというが、どのような方法で、どのような効果を生むのか。今回も2話に分けて具体的に説明し、古代人の考え方を序詞の役割とともに紐解いて...
収録日:2019/03/11
追加日:2019/06/23
渡部泰明
東京大学名誉教授

枕詞は畏敬を表わす呪文?…和歌の中での役割と効果とは

和歌のレトリック~技法と鑑賞(1)枕詞:その2

枕詞はいったいどのような言葉を修飾し、和歌の中でどのような役割を担っているのだろうか。「あしひきの」や「たらちねの」など実例をいろいろと挙げながら、神様や信仰の対象を崇敬するなど枕詞の役割を解説する。(全12話中...
収録日:2019/03/11
追加日:2019/06/15
渡部泰明
東京大学名誉教授

ぬばたまの、あしひきの……不思議な「枕詞」の意味は?

和歌のレトリック~技法と鑑賞(1)枕詞:その1

日本古来の詩の形式である和歌。しかし、その中身について詳しく知っている人は少ないのではないだろうか。渡部泰明氏が和歌のレトリックについて解説するシリーズレクチャー。第一弾である今回は枕詞についてで、その知られざ...
収録日:2019/03/11
追加日:2019/06/15
渡部泰明
東京大学名誉教授

重要なのはコミュニケーション技法!認知症ケアの基本とは

認知症とは何か(5)多角的視点による支援

認知症ケアにおいては、介護を受ける本人だけでなく、介護する側の支援も必要である。国立研究開発法人国立長寿医療研究センター長寿医療研修センター長の遠藤英俊氏は、認知症の支援は地域サービスを用い、多角的に行っていく...
収録日:2018/05/26
追加日:2018/09/20
遠藤英俊
元国立研究開発法人国立長寿医療研究センター 長寿医療研修センター長

絵画のカテゴリーには「画家の目線」が関係する

日本画を知る~その技法と見方(3)画家の目線とカテゴリー

日本画家で京都市立芸術大学美術学部日本画研究室教授・川嶋渉氏が、絵画のカテゴリーと画家の目線の関係について論じる。川嶋氏は、「山水画」「花鳥画」とは、単に山や風景、花や鳥といったモチーフで区別されるものではない...
収録日:2017/11/13
追加日:2018/01/31
川嶋渉
京都市立芸術大学 副学長 美術学部美術科(日本画専攻)教授

日本画の余白とは、見手が入り込む隙を作ること

日本画を知る~その技法と見方(2)余白のあり方

日本画家で京都市立芸術大学美術学部日本画研究室教授・川嶋渉氏が、日本画の世界について語る。川嶋氏は日本画において「余白」というものが非常に重要だと言う。しかし、余白とは単に白い部分、絵が描いていないということで...
収録日:2017/11/13
追加日:2018/01/30
川嶋渉
京都市立芸術大学 副学長 美術学部美術科(日本画専攻)教授

日本画で大切な「写意」「写生」の深い意味とは?

日本画を知る~その技法と見方(1)写実・写意・写生

日本画家で京都市立芸術大学美術学部日本画研究室教授・川嶋渉氏が、日本画の世界で大切にすること、方法について解説する。日本画では「写意」を非常に重視するが、その写意を出力するためには「写生」が欠かせない。川嶋氏は...
収録日:2017/11/13
追加日:2018/01/29
川嶋渉
京都市立芸術大学 副学長 美術学部美術科(日本画専攻)教授

技術は一度途絶えてしまうと再現はできなくなる

刀匠・松田次泰に聞く―日本刀のつくり方(1)和鉄の活用

「下鍛え」の準備工程を延々と続ける刀匠・松田次泰氏。その動きを見ていると、材料の中から火床に乗せるもの・乗せないものの選別が行われている。いったい何を見て、刀匠は鉄をより分けているのだろうか。そんな素朴な疑問に...
収録日:2017/03/22
追加日:2018/01/03

研ぎ師はお礼奉公の1年で「繕い」の秘伝を覚える

刀匠・松田次泰に聞く―日本刀のつくり方(7)甲伏せ

言葉にしにくい職人の知恵を「鉄と火の科学」と照合して、現代の日本刀づくりに生かし続ける刀匠・松田次泰氏。しかし、メディアは表面的なことで判断することが多い。工程は皮鉄で心鉄をくるんでいく「甲伏せ」に入っていくが...
収録日:2017/03/22
追加日:2018/01/09

尾形光琳「紅白梅図屏風」…具象と抽象の共存と官能的な美

日本美術論~境界の不在、枠の存在(3)光琳「紅白梅図」

東京大学大学院人文社会系研究科教授の佐藤康宏氏が、日本の絵画に見られる具象と抽象の共存について解説する。「日月山水図」や尾形光琳の「紅白梅図」は、具象的な自然描写と同時に、抽象的な文様や金銀箔による装飾技法を用...
収録日:2017/08/02
追加日:2018/02/10
佐藤康宏
東京大学名誉教授

IoT×AI時代にチャンスのある業界とは?

スタートアップ流イノベーション(3)IoT×AI時代

生産者と消費者が直接結び付き、社会は最適化へ向かう。IoTやAI化によって新たに生まれるサービスはそれを実現するが、そこから新たなビジネスチャンスも多く到来しているという。その詳細について、TomyK Ltd.代表で株式会社AC...
収録日:2018/05/14
追加日:2018/09/23
鎌田富久
TomyK Ltd.代表

19世紀のドイツで起こった“バッハのルネサンス”

バッハで学ぶクラシックの本質(5)バッハのルネサンス

自分という小さな存在のためではなく、普遍的な宇宙を表現するために作曲をするというバッハの精神は、彼の死後100年たった19世紀に、幾人もの偉大な作曲家たちに受け継がれていった。こうしたクラシック音楽は、何かとわずらわ...
収録日:2019/09/19
追加日:2019/11/14
樋口隆一
明治学院大学名誉教授

オペラの始まりとバッハが「マタイ受難曲」を書いた背景

バッハで学ぶクラシックの本質(8)オペラ、和声、対位法

宗教改革に伴って教会音楽が大きく変化する中、新たな音楽のジャンルとしてのオペラが脚光を浴び始めていた。教会とは関係がなく、世俗権力の栄光を讃えるために用いられたオペラの文化に、バッハも作曲上の影響を受けていた。...
収録日:2019/09/19
追加日:2019/12/05
樋口隆一
明治学院大学名誉教授

なぜ「日産リバイバルプラン」を前倒しで達成できたのか

ゴーン改革の反省とグローバル経営の教訓(2)最初のステップ

 西川氏が振り返るのは、ゴーン体制の最初のステップの鮮やかさだ。個別に抱える複雑な問題を解決するために、グローバルな横軸を通し、さらに地域毎の「マネジメントコミッティ」をつくった。そして「共通の定義」による「共...
収録日:2020/11/10
追加日:2021/05/10
西川廣人
株式会社西川事務所代表

やまとうたは人の心を種として…「託す」表現の神秘的な力

『古今和歌集』仮名序を読む(2)和歌とは何か

「仮名序」の冒頭では、和歌の機序とその機能が説かれる。「人の心を種」として「多くの言葉」として茂ってきたのが歌であり、歌は「天地を動かす」力を持っているというのだ。こうした内容の表現に縁語や掛詞の技法をふんだん...
収録日:2023/07/05
追加日:2023/11/15
渡部泰明
東京大学名誉教授

リーダーは常に高い位置に運気を持っていかねばいけない

経営者の運と使命(1)「ツキの管理」とは何か

企業経営のような不確実性の高い営みは、しばしば「運」の要素を用いてその成否が語られる。一般的には、コントロールできないと思われている「運」だが、(株)船井財産コンサルタンツなどを設立した経営者・平林良仁氏によれ...
収録日:2023/11/21
追加日:2024/03/05

ホロコーストのトラウマがイスラエル建国思想の底流にある

イスラエルの歴史、民族の離散と迫害(2)

国を追われたユダヤ民族は、その知識と能力を武器に各分野で活躍し、ついに念願の建国を果たす。しかし、そのイスラエル建国の思想的底流にあるものは、実は、ユダヤ人にとっての歴史的大惨事のトラウマだった! 歴史の真実をえ...
収録日:2013/10/04
追加日:2014/08/07
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

世界で活躍するために日本の歴史・宗教・文化を知る

「島田村塾」リベラルアーツ特講(5)世界で活躍するために日本を学ぶ

リベラルアーツの仕上げは、やはり自国の歴史・宗教・文化を知ることにある。外から見た日本がいまだに「獰猛な軍国主義国家」の残像を残していることは、何にもまして知る必要がある。その上で、日本人の精神と生活を支える宗...
収録日:2014/12/05
追加日:2015/01/24
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

当時の大人の学識や教養レベルを計るには最適な逸話

『水雲問答』~林述斎の教養~

平戸藩の藩主であった松浦静山の著書に『甲子夜話』がある。その中に出てくる『水雲問答』が、当時の大人の学識、教養のレベルを計るには最適な話だろうと老荘思想研究者・田口佳史氏は評価する。果たして『水雲問答』とはどん...
収録日:2015/01/13
追加日:2015/08/20
田口佳史
東洋思想研究家

トランプの「ポピュリズム」と欧州への影響

トランプ外交と世界への影響(1)深まる中東欧州複合危機

トランプ氏は欧州から極右による扇動政治の台頭ではないかと警戒されているというが、歴史学者・山内昌之氏は少し違う見方をしている。また、トランプ氏勝利の衝撃は日本と欧州では意味合いが違う、という。いったいどう違うの...
収録日:2016/12/12
追加日:2016/12/24
山内昌之
東京大学名誉教授

東洋では西洋と違い、自然の力を重視する

岡倉天心『茶の本』と日本文化(5)自然にゆだねる

『茶の本』第五章は「芸術鑑賞」、第六章は「花」である。ここに共通するテーマは「相手」。芸術や華道において、相手に自分を預けて委ねる大切さとは、どういうことなのだろう。東京女子大学名誉教授の大久保喬樹氏にご案内い...
収録日:2018/05/22
追加日:2018/07/01
大久保喬樹
東京女子大学名誉教授

大人が歴史を学ぶために参考になる5冊

私のおすすめ本~歴史を学びたい方へ~

山本博文氏の専門は日本近世史。1992年に『江戸お留守居役の日記』で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞し、NHK「100分de名著」では新渡戸稲造の『武士道』を解説された。多くの著書の中から、今回は歴史を学びたいという...
収録日:2018/09/13
追加日:2018/11/28
山本博文
元東京大学史料編纂所教授

VR技術のビジネスへの活用と具体例

VRがつくりだす未来(3)ビジネスでのVRの活用

VRの技術で重要なのは、自分の身体と物体の距離という空間的な体験を伝えることである。この技術は、ゲームだけでなく、さまざまな分野でその応用が期待されるという。それはいったいどんなことなのか。具体的事例を挙げて解説...
収録日:2018/10/19
追加日:2018/12/15
廣瀬通孝
東京大学名誉教授

デカルトに『世界論』の出版を断念させた宗教裁判とは?

デカルトの著作に学ぶ(1)『世界論』『方法序説』

デカルトが四年の歳月をかけて準備した『世界論』の出版直前に、一つの宗教裁判が衝撃を与えた。地動説を唱えたガリレオの有罪宣告である。結局『世界論』の出版は断念され、『方法序説』公刊への道をたどることになる。そこに...
収録日:2018/09/27
追加日:2019/02/17
津崎良典
筑波大学人文社会系 教授

人間的に生きるためには「不幸になる」のがいい

崇高と松下幸之助(8)現代人と執行草舟

現代人の脳は、既にAIよりも劣っているかもしれないと執行先生は指摘する。また、そのような現代人に必要なものは、武士道精神であり、「不幸になる」ことが大切だと語る。その本当の意味と、武士道精神を貫いている執行先生の...
収録日:2019/02/06
追加日:2019/04/26

暗黙知を形式知化するための方法とは

知識創造戦略論~暗黙知から形式知へ(7)暗黙知を形式知化するために

暗黙知を形式知化するためには、メタファー、キーワード、オノマトペといったいくつかの方法が考えられる。それと同時に、形式知化するための条件もあり、インセンティブやコミットメントといったものが挙げられる。(全9話中第...
収録日:2018/11/24
追加日:2019/08/29
遠山亮子
中央大学 大学院 戦略経営研究科 教授

ラファエッロが「ルネサンスの完成者」と呼ばれる理由

ルネサンス美術の見方(6)ルネサンスの完成者ラファエッロ

ラファエッロは、「ルネサンスの完成者」であるとされる。彼はそう見なされるにふさわしく、同時代のさまざまな技法を取り入れながら自身の作品に生かし、古代ギリシャ・ローマを忠実に再現することを試みた。これにより、神に...
収録日:2019/09/06
追加日:2019/11/20
池上英洋
東京造形大学教授

クラシック音楽の源流はキリスト教の聖歌である

バッハで学ぶクラシックの本質(6)聖歌からの音楽の発展

キリスト教の聖歌は、非常に長い歴史を持っている。はじめは小さな修道院で単純な歌を歌っていたが、徐々に都市が成立するとともに、生活が複雑かつ巨大なものとなると、それに伴いポリフォニーや対位法といった複雑な作曲技法...
収録日:2019/09/19
追加日:2019/11/21
樋口隆一
明治学院大学名誉教授

カンヴァスと油彩画の組み合わせを定着させたティツィアーノ

ルネサンス美術の見方(8)ヴェネツィア派の巨匠ティツィアーノ

フィレンツェと北方に次いで、ヴェネツィアはルネサンス第3極として位置付けられる。特に最大の巨匠であるティツィアーノは、共和国の筆頭画家として活躍した。海運国家の特性が対象や技法に現れており、特にカンヴァスと油彩画...
収録日:2019/09/06
追加日:2019/12/04
池上英洋
東京造形大学教授

「音楽の父」と呼ばれたバッハが影響を与えた名作曲家たち

バッハで学ぶクラシックの本質(9)「音楽の父」の晩年

バッハの晩年は、ヨーロッパの歴史を受け継いできたという自覚を持ち、非常にスケールの大きな曲を作っていった時代であった。最後の曲、「ミサ曲ロ短調」もおそらくカトリックの影響下で書かれており、キリスト教との強い関係...
収録日:2019/09/19
追加日:2019/12/12
樋口隆一
明治学院大学名誉教授

ベルリオーズとワーグナー:メロディーに人物や物語を象徴させる大革命

ピアノでたどる西洋音楽史(9)いかに音楽で物語を描くか

ベートーヴェンを継いだロマン派のうち、田園交響曲の感情表現を重視した一派は「標題音楽」の流れを生む。ベルリオーズの「幻想交響曲」からワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」への変化は、音楽家の何を表していたのだろう...
収録日:2019/09/04
追加日:2019/12/20
野本由紀夫
玉川大学芸術学部芸術教育学科 教授

シンギュラリティ後の世界を見据え、古典の役割を問う

哲学から考える日本の課題~正しさとは何か(11)質疑応答編4:古典の役割

少子高齢化や人口減少、シンギュラリティへの到達など、日本社会が迎える新たな状況に際し、どう行動していったら良いか。あるいはそのために古典はどんな役割を果たすのか。そこでポイントとなるのは「想像力」で、それを培う...
収録日:2019/10/26
追加日:2020/04/20

六甲おろし、栄冠は君に輝く、長崎の鐘…古関裕而の魅力

古関裕而・日本人を応援し続けた大作曲家(1)恩師との出会い

2020年の朝ドラ『エール』で脚光を浴びた作曲家・古関裕而。「紺碧の空」「船頭可愛や」「六甲おろし(阪神タイガースの歌)」「露営の歌」「若鷲の歌」「栄冠は君に輝く」「オリンピック・マーチ」「巨人軍の歌」「長崎の鐘」...
収録日:2020/08/18
追加日:2020/10/06
刑部芳則
日本大学商学部准教授

「戦狼外交」――中国が香港・台湾に強硬な姿勢を取る理由

2021年激変する世界と日本の針路(5)中国の国家目標と戦略

政権掌握以来、「中国夢」を唱える習近平主席。「中国はアヘン戦争以来170年の屈辱の歴史を乗り越え、世界の強国になるのだ」と国民を鼓舞する。では彼が押し進める強国化戦略とは何か。また、中国の情報化戦略や覇権志向など、...
収録日:2021/02/02
追加日:2021/03/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

現代の生き方のモデルをつくった古代ギリシアと哲学の強み

哲学の役割と近代日本の挑戦(2)哲学はパターンと論理に強い

人間の歴史には、規模や風土の違いこそあれ、定型のパターンがある。複雑で流動する現実からある種の型を読み取るということだが、哲学の強みはそこにある。そのためには物事を抽象化して考える必要があり、そこで重要なのはア...
収録日:2023/07/28
追加日:2023/10/07
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科 研究科長・学部長・教授

『古今和歌集』仮名序とは…日本文化の原点にして精華

『古今和歌集』仮名序を読む(1)日本文化の原点となった「仮名序」

「やまとうたは、ひとのこころをたねとして」と始まる『古今和歌集』の「仮名序」は、歴史を超えて人の心に響く名文として名高い。著者は撰者の一人である紀貫之。ここでは、日本最初の勅撰和歌集である『古今和歌集』の編纂宣...
収録日:2023/07/05
追加日:2023/11/15
渡部泰明
東京大学名誉教授