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「留学生」の検索結果

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ソーシャルグッドとは何か?東京大学の新カレッジ構想とEMP

東京大学の新たな挑戦(1)新しいカレッジの構想

近年、日本は海外へ留学する学生だけでなく、海外からの留学生も減っているという。それは、日本の大学で学ぶためには日本語をマスターしなければならず、そのことが大きな壁となっているのだ。そこで東大では、そうした留学生...
収録日:2023/11/20
追加日:2024/02/28

若者の留学やベンチャーを支援する環境づくりに着手すべき

高齢化と財政危機~その解決策とは(23)経済を活性化する人材活用策

公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏は、日本経済のパイを増やしていくために、もっと本格的な人材活用を進めるべきだと主張する。外国人や高齢者だけでなく、若者の海外留学やベンチャーの起業を支援しなければ、日本...
収録日:2017/10/05
追加日:2017/12/19
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

東大生もかなわない?湖南大学で感じた中国の人材養成力

湖南省訪問記~共産党の英雄たちを輩出した地(2)名門・湖南大学で感じた中国の「底力」

名門・湖南大学で200人の中国人学生を相手に中国語で講演をした千葉商科大学学長・島田晴雄氏。その後の質問のやりとりに、島田氏が感じた中国の「底力」とは?(2016年6月28日開催島田塾第136回勉強会島田晴雄会...
収録日:2016/06/28
追加日:2016/09/26
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

古き良きヨーロッパのキリスト教社会が克明にわかる名著

渡部昇一の「わが体験的キリスト教論」(1)古き良きキリスト教社会

渡部昇一氏には、若き頃に留学したドイツでの体験を記した『ドイツ留学記(上・下)』(講談社現代新書)という名著がある。1955年(昭和30年)から3年間、ドイツに留学した渡部昇一氏が、その留学で身近に接したヨーロッパ文明...
収録日:2021/08/06
追加日:2021/10/23
渡部玄一
チェロ奏者

光緒帝の皇后とその前で跪いた太った老人が泣いていた

20世紀前半の日中関係~この歴史から何を学ぶか(2)

本年2015年は戦後70年の節目の年。しかし、中国や韓国ではいまだに反日教育が行われ、日本においても特に現代史の教育の欠如は否めない。歴史認識という価値観以前に、事実理解のギャップに問題があると感じた島田晴雄氏...
収録日:2015/07/07
追加日:2015/08/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

極東の小国が旧超大国・清に挑戦した日清戦争

20世紀前半の日中関係~この歴史から何を学ぶか(1)

本年2015年は戦後70年の節目の年。しかし、中国や韓国ではいまだに反日教育が行われ、日本においても特に現代史の教育の欠如は否めない。歴史認識という価値観以前に、事実理解のギャップに問題があると感じた島田晴雄氏...
収録日:2015/07/07
追加日:2015/08/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

GRIPS(政策研究大学院大学)の課題は日本人学生の獲得

GRIPSの課題と人材育成(1)日本人学生を増やすために

立命館大学特別招聘教授でジェトロ・アジア経済研究所長の白石隆氏は、GRIPSの次なる課題を日本人学生の獲得強化だとする。GRIPSには60余の国から留学生が訪れるため、英語漬けの議論を通じて、徹底したトレーニングと人脈作り...
収録日:2017/02/16
追加日:2017/04/25
白石隆
公立大学法人熊本県立大学 第3代理事長

リベラルアーツを武器として、いかに知識を知恵に変えるか

米国史から日本が学ぶべきもの(5)人間力と知恵

大国アメリカを本当に理解するためには、アメリカの持つ多様な側面に目を向けなければいけない。そこでポイントになるのは人脈の構築であり、そのために重要なのは人間力と知恵である。アクセサリーとしての学問ではいけない。...
収録日:2021/05/21
追加日:2021/07/03
神藏孝之
公益財団法人松下幸之助記念志財団 理事

終戦後ドイツの復興を支えたキリスト教と「教会の力」

渡部昇一の「わが体験的キリスト教論」(3)大いなる「教会の力」

日本とドイツはともに第二次世界大戦の敗戦国として奇跡的な経済復興を遂げた。ドイツの場合、日本人の想像以上に、実はキリスト教の力によるところが大きかった。しかも、教会が果たした役割はとても大きいものだった。キリス...
収録日:2021/08/06
追加日:2021/11/06
渡部玄一
チェロ奏者

小国・日本に破れた屈辱が日中関係を複雑にした

中国近代化の真実~科挙と日清戦争(2)日清戦争の爪痕

日清戦争が中国に与えた衝撃と屈辱は想像を絶すると島田晴雄氏は指摘する。中国の文化に憧れ抜いた「属国」の裏切りを意味するからだ。その爪痕は中国の近代化に影を落としたのか、それとも動力源となったのか。(後編)
収録日:2014/03/04
追加日:2014/05/08
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

日本は中国を嫌っている場合ではない

2018年激動の世界と日本(11)中国との付き合い方

中国では70年間選挙が行われておらず、開明的な学者は抑圧される。一方、アジアインフラ投資銀行の発展に象徴されるように、「一帯一路」政策は成功を収めている。日本も中国を嫌っている場合ではなく、戦略的な互恵関係を築く...
収録日:2018/01/16
追加日:2018/04/22
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

対中関与政策終了で中国依存のリスク回避を進めるアメリカ

米中関係の行方と日本の今後を読む(6)アメリカの模索する道

戦狼化する中国外交に対し、アメリカは「対中関与政策」終了を告げ、デカップリングを進めている。だが、国民の生活に根付いた中国依存を拭い去ることは容易ではなく、中国を顧客とする企業活動にもさまざまな軋轢が起こってい...
収録日:2020/09/08
追加日:2020/10/17
小原雅博
東京大学名誉教授

夢中になれるものに打ち込み、それをずっと継続できる人生

渡部昇一に学ぶ教養と明朗(4)その刻苦勉励の姿

渡部昇一先生は、名著『知的生活の方法』をはじめ、知的生活でいかに自分を伸ばしていくか、どう向上していくべきかについて、数多くの本を遺した。それらの本は、いまでもわれわれに、人生への重要なヒントを語り続けているが...
収録日:2020/09/09
追加日:2020/10/30

政経分離は困難?…だが国家と個人を分けて相互理解の深化を

2024年危機~米中関係の行方(3)台中問題と安全保障の道

台湾と中国の情勢次第では、日本にも軍事的な動員が求められるのか。台中の危機的状況が予測される中、その「有事」を起こさないために、日本がこれから実行していくべき外交とはどのようなものか。また、国民一人ひとりにでき...
収録日:2022/09/06
追加日:2022/12/16
小原雅博
東京大学名誉教授

日本の歌を大切にしよう…中華文明の影響と脚下照顧の教え

万葉集の秘密~日本文化と中国文化(3)グローバル・スタンダードと脚下照顧

『万葉集』は中華文明の影響を受けている。実際、当時の日本はグローバル・スタンダードである中華文明の知識を得、阿倍仲麻呂をはじめとした知識人たちを排出したのだ。しかし、このままではいつまでたっても自分たちの言葉で...
収録日:2022/09/13
追加日:2023/03/28
上野誠
國學院大學文学部日本文学科 教授(特別専任)

TPP交渉は世界潮流-グローバルな経済連携に期待

TPPの本質はグローバル化~日本経済の活力に

安倍内閣が難易度TPP交渉参加の表明をした第一の狙いとは?TPPの意義とその見通しを経済学の第一人者 伊藤元重が解説する。
収録日:2014/01/28
追加日:2014/02/24
伊藤元重
東京大学名誉教授

靖国も慰安婦も、持ち出したのは今60代半ばの・・・

靖国問題の歴史的経過を振り返る(2)火を付けたのは日本

歴史問題が海外で火がつくのは日本から持ち出したからであり、それを行ったのは全共闘世代ではないだろうか。全共闘世代が世代として歩んできた道を見つめながら、東南アジアでの経験も交えて話を進めていく。
収録日:2014/01/16
追加日:2014/02/24
岡崎久彦
外交評論家

壁は自分がつくっている―果てなき限界への挑戦

魅力ある国家形成のために ~挑戦し、限界を突破する~

魅力ある国家形成のために必要なこととは? 果敢に挑戦し、諦めずに限界を突破すれば、「進化」する。この方程式について考える。
収録日:2013/12/03
追加日:2014/06/26
大竹美喜
アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)日本支社創立者

貨幣は精神的自由の温床「選択と私有財産の自由」を生んだ

増税はなぜ問題なのか―貨幣と自由の関係論

山田宏氏は、1年半で5パーセントから10パーセントへ倍増する日本の消費増税を批判する。増税の何が、どのように、なぜいけないのか。貨幣と自由の歴史的関係をひもときながら、山田氏が鮮やかに問題点を映し出す。
収録日:2014/04/04
追加日:2014/07/03
山田宏
参議院議員

安倍首相が掲げた「積極的平和主義」とは何か?

「積極的平和主義」とは何か(1)世界史と世界情勢

「積極的平和主義」とは、どんな意味なのだろう。それを知らずに、「良い・悪い」や「好き・嫌い」を表明しても始まらない。この言葉が生まれた背景を知るには、近現代の世界がたどった歴史と地政学的問題を、「一つながり」で...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/09/22
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

高付加価値に特化し成功した「川上村のレタス」に学ぶ

グローバルとローカル~それぞれの論点の違い~

激化するグローバル競争の真っ只中にいる日本経済。しかし、その約7割は、グローバル競争とは全く異なるゲームのルールで動いているという現実がある。曽根泰教氏が、グローバルとローカルのそれぞれの論点の違いを明らかにし...
収録日:2014/09/11
追加日:2014/10/02
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

歴史認識問題―現代史を教えない日本、誇張して教える中国

「島田村塾」リベラルアーツ特講(4)日中の近現代史から見えるもの

日本は今、歴史認識問題で中韓と非常に冷たい時代になっている。それは、経緯をたどればすでに片付いている話だが、実は、日本側に大きな問題が一つある、と島田晴雄氏は語る。日中に横たわる歴史を手すりに、日本が抱えている...
収録日:2014/12/05
追加日:2015/01/23
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

私が「レアメタル」の専門家になった理由

レアな研究者はいかに「精錬」されたか

産官学が集う「レアメタル研究会」やMITを中心とした「リアクティブメタルワークショップ(RMW)」等の会合を主宰する東京大学生産技術研究所教授・岡部徹氏。そこは、世界中から多彩な人々が集まり、多様な談義が交わさ...
収録日:2014/12/11
追加日:2015/05/07
岡部徹
東京大学生産技術研究所教授

合本主義-渋沢栄一の持論の目的は「公益」の追求

本当のことがわかる昭和史《6》人種差別を打破せんと日本人は奮い立った(5)日本型資本主義の精神と渋沢栄一

明治時代に渋沢栄一という人物が出たことが、いまの日本経済の独特な精神と形をつくったことは間違いない。渋沢は若かりし頃、旧幕府時代にヨーロッパ諸国を訪れ、フランスで初めて近代的な経済制度などに触れる。帰国後、第一...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/14
渡部昇一
上智大学名誉教授

儒家思想には人間に対する大きな期待と信頼がある

儒家思想におけるリーダーシップ(1)その理念と四層構造

老荘思想研究者・田口佳史氏が、儒家思想のリーダーシップ論を講ずる。幕末から明治維新の「志士」たちは、幼い頃から親しんだ四書五経を通じて、リーダーとは何たるかを身に付けた。現代人も、彼らが学んだ東洋思想や哲学の伝...
収録日:2015/02/27
追加日:2015/08/24
田口佳史
東洋思想研究家

新たな価値を創造するチェンジメーカーを育てるために

全寮制国際高校ISAKの挑戦(4)大切な三つの力

全寮制高校であるインターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)が目指す理想的な教育像とは何か。同校の設立者で代表理事の小林りん氏が重視するのは、多様性に対する寛容力、問題設定能力、そして困難に挑む力...
収録日:2015/08/28
追加日:2015/12/07
小林りん
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事

「マルコムX」とは?…「X」に込められた意味

「イスラムとアメリカ」再考~米国内のイスラム教徒(2)マルコムXと多文化主義

どれほど信者数が多くても、「アメリカの宗教」とみなされることのなかったイスラムだが、21世紀の多文化主義時代を迎え、その様相が変化している。今回はアメリカ人に自らのアイデンティティを問わせていった歴史の流れを、...
収録日:2016/06/01
追加日:2016/07/14
山内昌之
東京大学名誉教授

AI時代に幼稚園や小学校時代から始めるべき教育とは?

ファミリービジネスとAI(8)質疑応答

シリーズ最終話は東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏への質疑応答編だ。AI時代の教育についての質問に対して、柳川氏は現状の課題を挙げながら、今後求められる能力は自身の提唱する「40歳定年制」を考える...
収録日:2016/07/25
追加日:2016/11/11
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

浜松市では100以上の外国人コミュニティや市民団体が活動

浜松市の多文化共生の取り組み(3)市民団体の活躍

多文化共生都市の形成に貢献するのは、行政だけではない。浜松市長・鈴木康友氏によれば、現在市内では100を超える外国人コミュニティや市民団体が活動し、外国人住民が暮らしやすいまちづくりに尽力している。また、総領事館や...
収録日:2016/11/17
追加日:2017/01/18
鈴木康友
元浜松市長

進化を遂げる中国と日本はどのように付き合うべきか?

2017年世界と日本(4)中国経済高度化と拡張主義(後編)

中国は、国を挙げて「中国夢」に向かう習近平体制の下、ニュー・エコノミーの進展、人材育成などで目覚ましい成果を挙げている。その一方で、中国の軍事拡張主義は決して油断できない。われわれは、これからどうやって中国と付...
収録日:2017/01/24
追加日:2017/05/09
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ハドリアヌスの属州視察と文化事業との関係

五賢帝時代~ローマ史講座Ⅷ(5)ハドリアヌスの文化事業

トラヤヌスに比べて文人肌だった皇帝ハドリアヌスは、治世の半分を属州の視察旅行に努めた。この結果、各地にハドリアヌス時代の建築物が造られることとなる。また、彼は詩人と詩作を取り交わすレビタス(軽々しさ)も持ち合わ...
収録日:2018/02/08
追加日:2018/05/21
本村凌二
東京大学名誉教授

ケンブリッジ大学はソ連のスパイを養成していた

インテリジェンス・ヒストリー入門(11)スパイの養成

冷戦期のケンブリッジ大学は、ソ連のスパイを養成する大学だった。歴史学者で京都大学名誉教授の中西輝政氏が、自らの留学経験を振り返り、日本人の若い公務員留学生に警鐘を鳴らす。たとえアメリカであっても、インテリジェン...
収録日:2017/11/14
追加日:2018/07/01
中西輝政
京都大学名誉教授

明治維新を可能にした薩摩と長州の経済力

明治維新とは~幕末を見る新たな史観(9)長州藩の財政

公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏によれば、明治維新を可能にしたのは、薩摩藩と長州藩が財政難から回復し、潤沢な経済力を身に付けたからであるという。では長州藩はどのように回復したのか。その戦略とはいかなる...
収録日:2018/07/18
追加日:2018/10/30
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

長州ファイブ、イギリスへ…長州藩士と薩摩藩士の密航留学

明治維新とは~幕末を見る新たな史観(12)薩長の攘夷戦争

幕府が命じた専守防衛原則にもかかわらず、長州は攘夷攻撃を展開し、薩摩は生麦事件に端を発する薩英戦争に突入した。しかし、島田晴雄氏が注目するのは、一方で両雄藩が密航留学を行い、西欧文明をしっかりと受け止めていたと...
収録日:2018/07/18
追加日:2018/12/07
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

メイ政権が提示した「チェッカーズプラン」の内容

BREXITの経緯と課題(5)チェッカーズプラン

2018年7月にメイ政権は「チェッカーズプラン」と呼ばれる、BREXITの基本方針を提示した。だがこれに対して、EUは手厳しく批判した。ではチェッカーズプランとはどのようなものなのか。それがもとで閣僚の辞任騒動に発展した経緯...
収録日:2018/12/04
追加日:2019/03/11
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

中国の大国外交の在り方を3つの側面から解き明かす

「中華民族の偉大な復興」と中国外交(3)大国外交

2008年以降の中国は、「韜光養晦」戦略の下での国際協調路線から、蓄えた力に依拠した大国外交へと、その外交方針を転換した。今回は、中国の大国外交の在り方が、「新型大国関係」、「中国の描くアジア新秩序」、「米中大国関...
収録日:2019/04/04
追加日:2019/06/04
小原雅博
東京大学名誉教授

多様性と一貫性という矛盾をどう綜合していくのか

知識創造戦略論~暗黙知から形式知へ(5)弁証法的綜合による新たな価値創造

日本企業は従来、アメリカの真似をしながら効率性を追求してきた。だが現在は異能異端な人間を含めた多様性を追求することで、新たな知識を生み出す必要がある。企業は、知識を活用し、主体的に環境をつくりかえていくことがで...
収録日:2018/11/24
追加日:2019/08/22
遠山亮子
中央大学 大学院 戦略経営研究科 教授

暗黙知を形式知化するための方法とは

知識創造戦略論~暗黙知から形式知へ(7)暗黙知を形式知化するために

暗黙知を形式知化するためには、メタファー、キーワード、オノマトペといったいくつかの方法が考えられる。それと同時に、形式知化するための条件もあり、インセンティブやコミットメントといったものが挙げられる。(全9話中第...
収録日:2018/11/24
追加日:2019/08/29
遠山亮子
中央大学 大学院 戦略経営研究科 教授

日本の問題は官僚の機能不全が起こっていること

民主主義と政治(8)官僚の育成システムを改革するために

日本では、政党政治が機能しなくなっても霞が関文化があれば大丈夫だという認識があった。しかし、今はそれも崩れてきた。天下りの禁止や政権交代によって、官僚を取り巻く環境が大きく変化する中で、官僚の採用や育成のシステ...
収録日:2019/08/28
追加日:2019/10/05

日本の平和を保つために求められること

自衛隊改革~使える組織へ(4)日本の防衛装備の課題

日本の防衛装備の課題は、高騰する開発コストに対処することである。そこで、そのための開発を他国との協働で行い、他国も使ってくれるものを作っていくことが必要となるだろう。また、大学などでこれまで消極的であった防衛や...
収録日:2019/06/19
追加日:2019/11/07

デカップリングは一国の内でも外でも起こっている

アンチ・グローバリズムの行方を読む(3)デカップリング

最近、「デカップリング」という言葉を耳にすることが多いが、これはどのように理解すれば良いのか。元来は安全保障の分野で用いられてきたこの語は、米中の経済関係を中心に、より幅広く生じている情勢の多極化を示す語彙にな...
収録日:2019/11/07
追加日:2019/12/14

古代ローマの敗戦将軍の扱いに通じる幕末期の敗者の処遇

ローマ史と江戸史で読み解く国家の盛衰(7)敗者と人材

多くの国で敗戦将軍は処刑されるが、ローマは彼らをすでに屈辱という社会的制裁を得た者とし、捲土重来を期すべく処遇した。日本の将棋では、寝返ったものを仲間に迎える思想が取った駒を再使用するルールに現れている。負けて...
収録日:2019/08/06
追加日:2020/01/30

「中国の夢」とは覇権国家になることなのか

激動の世界情勢を読む~米中対立の行方(5)中国の夢とトゥキディデスの罠

中国は、アメリカと競争して覇権国家を目指そうとしているのか。習近平国家主席が語る「中国の夢」とは「強国強軍の夢」、つまり強い国になり、強い軍隊を持つことだと小原氏は言う。では米中対立は新しい冷戦なのか。「トゥキ...
収録日:2020/02/15
追加日:2020/03/20

イランに中東最大のコロナ感染拡大をもたらした理由とは

イスラム世界におけるコロナ問題(2)後手に回ったイランのコロナ対策

イランは2020年4月にコロナウイルスの感染拡大が収束したとして、経済および宗教活動の再開に踏み切った。宗教界にも配慮してのことだが、その結果感染再爆発を招いてしまった。イラン政府の公式見解は「感染拡大はアメリカの経...
収録日:2020/08/04
追加日:2020/09/19
山内昌之
東京大学名誉教授

「戦狼外交」と「probing」、中国の攻撃的外交の特徴

米中関係の行方と日本の今後を読む(5)中国の自信と変化する中国外交

現在の中国外交には変化の兆しがある。一つは「戦狼外交」として、外部からの攻撃に対してすかさず反撃を加える点だ。もう一つは「probing(探り)」といわれ、小出しに当たって相手の反応を見る方法だ。いずれも中国が世界の大...
収録日:2020/09/08
追加日:2020/10/17
小原雅博
東京大学名誉教授

米中間で技術的優劣をめぐる戦いが先鋭化している

米国の対中政策~戦略の現状と課題(4)先端技術をめぐる米中競争

エスカレートする米中の対立はその舞台を「最先端技術」、すなわちイノベーション競争に置いている。アメリカはいまだ自国を「主力(Leading Player)」と考え、中国を「挑戦者(Challenging Player)」もしくは「追随する競合...
収録日:2020/10/07
追加日:2020/10/27
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

中東での感染拡大の背景にある3人の独裁者とは

中東におけるコロナ問題(2)独裁者と陰謀論

多宗教、多民族ゆえに国家としてのまとまりに欠ける中東諸国は、国としての形式を維持するために独裁者を冠しているケースが少なくない。山内昌之氏はこの独裁者を「世俗的独裁者」「神権的独裁者」「超俗的独裁者」に分類し、...
収録日:2020/09/01
追加日:2020/11/10
山内昌之
東京大学名誉教授

「リベラル・アーツ」と「自由」の関係を歴史的に振り返る

「教養とは何か」を考えてみよう(9)リベラル・アーツと脱我

「本来のわたし」とは、どこまでを指すのだろうか。対外的に意味をなすための名前も地位も「わたし」を守るための鎧だとすると、わたしは鎧に奪われてはいないだろうか。その鎧を捨てたり抜け出したりして自由になるためには「...
収録日:2020/10/26
追加日:2021/06/22

聖徳太子は歌によって問いかけた人である

「万葉集」の聖徳太子――語りかける人(4)姓名・食事・衣服・歌を与える意味

聖徳太子の歌の背景には、飢えて倒れた旅人に寄り添い、姓名を問い、食事、衣服、歌を与えたという経緯があった。「姓名を問う」とは、相手を尊重することの第1番目にある。では歌を与えること、人に思いのこもった声をかけるこ...
収録日:2021/06/04
追加日:2021/08/06
上野誠
國學院大學文学部日本文学科 教授(特別専任)

決断に必要な「パッション」の欠如と「大きすぎる」問題

現代人に必要な「教養」とは?(4)社会を変えるためには

社会を本気で変えるためにはどうすればいいか。江戸時代は停滞した発展性のない社会だったと思われがちだが、鎖国の中でモノを考える素地が育まれた。そのため幕末に危機感を持ち、西洋の科学技術を取り入れる藩が相次いだ。物...
収録日:2022/06/29
追加日:2022/10/21

AIはヒット商品を予測できるか…人間の真の創造性とは?

ChatGPT~AIと人間の未来(4)AIは未来を読めるか

AIはヒット商品を予測できるのだろうか。これは論争的な問いだが、ヒット作品に一定の傾向はあるだろうから、「そこそこのもの」はできる可能性がある。だが、AIに丸投げしてしまったら、人間の芸術は破壊されてしまうのではな...
収録日:2023/03/15
追加日:2023/06/08
西垣通
東京大学名誉教授

「50年ぶりの円安」に至る円相場の動向とその歴史的背景

為替レートから考える日本の競争力・購買力(2)円安の歴史的背景と日本の課題

1995年以降、実質為替レート指数は円安に転じたのだが、それはなぜか。また、なぜ足許では購買力平価から乖離した円安水準になっているのか。今回は「50年ぶりの円安」に至った実際の円相場の動向を振り返り、その背景にあった...
収録日:2023/07/19
追加日:2023/09/20
養田功一郎
三井住友DSアセットマネジメント株式会社 執行役員

5年で修士…新カレッジで構想される国際的な環境づくり

東京大学の新たな挑戦(3)グローバル人材輩出に必要なこと

日本の優秀な人材が世界で活躍するためにはどうすればいいか。組織や個人がグローバルなネットワークを構築していれば、日本人のバリューはさらに上がると語る藤井氏。日本の大学はその基盤や価値をきちんと持っていると言う。...
収録日:2023/11/20
追加日:2024/03/13

量子分野をはじめ最先端技術の研究へ、鍵は独自資金の確保

東京大学の新たな挑戦(5)産学協創と新しい財務運営

東京大学は量子コンピューティングの分野で、シカゴ大学とIBM、シカゴ大学とグーグルという2つのアライアンスにサインを行い、また日立製作所などと産学協創という組織間の連携を行っている。こうして最先端の技術分野の研究を...
収録日:2023/11/20
追加日:2024/03/27