「IS」の検索結果

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同盟は、同盟の相手方と同じことをやることではない

「同盟の真髄」と日米関係の行方(4)agree to disagree

同盟は、同盟の相手方と同じことをやることではない。「agree to disagree(合意しないことに合意する)」をきちんと示し合う関係こそ、同盟国の理想である。中華人民共和国の樹立が宣言された1949年以降、当時「血の同盟」とい...
収録日:2024/04/23
追加日:2024/07/03
杉山晋輔
元日本国駐アメリカ合衆国特命全権大使

世界の危機は3つの空間で起こる…重要な「認知空間」とは

深刻化する「複合危機」を分析する(1)「Polycrisis」とは何か

「Polycrisis(ポリクライシス)」とは複合危機のことである。世界は今、環境、地政学、社会、テクノロジーなどのリスクが相互に重なり合う複数の危機に直面しているが、さらにこれらの危機は3つの空間で起こっている。地政学の...
収録日:2023/12/21
追加日:2024/02/11
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

『サピエンス全史』と『ホモ・デウス』に学ぶBIG History

『サピエンス全史』と『ホモ・デウス』(1)BIG History

人類はその出現以降どのように発展してきたのか。宇宙の始まりから現在に至るまでの歴史を、人類の発展とともに振り返る「BIG History」が最近、注目を集めている。その代表ともいえるユヴァル・ノア・ハラリの二つの著作『サピ...
収録日:2019/04/03
追加日:2019/07/26
長谷川眞理子
総合研究大学院大学名誉教授

ISの脅威なき後の中東に浮かび上がる対立構造とは?

IS最終局面と中東情勢2019(2)IS解体後の勢力図

ISの脅威なき後の中東はどうなるのか。答えは明らかだ。アメリカは再びイランとの対立姿勢を強め、イスラエルと手を結ぶ。ではイスラエルのネタニヤフ首相はロシアとの関係をどうするつもりなのか。風雲急を告げる中東情勢につ...
収録日:2019/02/20
追加日:2019/05/06
山内昌之
東京大学名誉教授

ISの最終局面におけるアメリカの野心とロシアの警告

IS最終局面と中東情勢2019(1)ISの消滅とアメリカの思惑

ついに消滅か。イスラム国(IS)の勢力はますます劣化し、最終局面に入ったという。しかし、その背後にはトランプ大統領の野心がちらつく。そしてそれを警戒するロシア──。今シリア、そして中東に何が起こっているのか。(全2話...
収録日:2019/02/20
追加日:2019/05/03
山内昌之
東京大学名誉教授

トランプ大統領の中東政策のメタファー「ISRAEL」

トランプの中東戦略とその影響(1)解読の鍵は「ISRAEL」

イラン核合意破棄、米大使館のエルサレム移転、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への支援停止。危うさを増すトランプ大統領の中東政策は、どこへ向かうのか? 歴史学者・山内昌之氏が、象徴的な頭文字「ISRAEL」に即し...
収録日:2018/09/27
追加日:2018/10/30
山内昌之
東京大学名誉教授

『茶の本』の背景にあった激動と争いの時代

岡倉天心『茶の本』と日本文化(2)Teaismに見る日本文化

東京女子大学名誉教授の大久保喬樹氏が明治の美術運動家・岡倉天心と著書『茶の本』について解説。第2話では『茶の本』第1章を取り上げる。茶は中国から日本に渡り15世紀に茶道という形に高められた。その世界観を表すために天...
収録日:2018/05/22
追加日:2018/07/01
大久保喬樹
東京女子大学名誉教授

IS復活を阻むために必要なのは「失敗の要因」の分析

2017年湾岸とシリア(2)シリアの現状とISの今後

歴史学者・山内昌之氏がシリアの現状とISの今後について解説する。トランプ大統領の米露協調による緊張緩和地域拡大はシリア戦争収束に向けての一大方針といえるが、各国、各勢力がポスト・シリア戦争を見据える中、情勢は未だ...
収録日:2017/08/30
追加日:2017/09/25
山内昌之
東京大学名誉教授

モスル陥落で終焉が近づくイスラム国の今後

ポスト・モスルの中東情勢(1)ISはこのまま消えるのか

2017年7月10日、イラクのアバディ首相は、モスルがIS(イスラム国)の支配から解放されたことを宣言した。未曾有のテロ組織ISは明らかに弱体化しつつあり、中東情勢に新たな局面が開かれたことは間違いない。ISの暴虐は、このま...
収録日:2017/07/21
追加日:2017/08/16
山内昌之
東京大学名誉教授

中東におけるロシア・トルコ・イランの不思議な協力関係

中東の新たな地政学的変動(1)ISの退潮とシリアの混乱

歴史学者・山内昌之氏がシリアを中心とした中東の新たな地政学的変動および、それに関連したロシア、トルコ、イランの不思議な協力関係について解説する。IS(イスラム国)はトルコ、アサド政府軍、クルド防衛部隊などの攻撃を...
収録日:2017/02/22
追加日:2017/04/03
山内昌之
東京大学名誉教授

ISAKの生徒たちと切磋琢磨、真のグローバル教育を目指す

「グローバル・ビジネス・ハイスクール」の挑戦

子どもが中学・高校で身に付けるべき力は何か。これからの時代をグローバルに生き抜くためのしなやかな力はどうすれば身に付くのか。次代を担う子ども世代に真のグローバル教育・思想教育をと志す「グローバル・ビジネス・ハイ...
収録日:2016/09/06
追加日:2016/11/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ISが目指すジハードで、日本はすでに標的となっていた

激動する世界情勢と日本(7)IS台頭の世界的要因

世界各地で頻発するテロの中心にいるのが、ISだ。しかし、実体のないISに、アメリカをはじめ国際社会は対応に苦慮している。千葉商科大学学長・島田晴雄氏は、日本もこのISが目指すグローバル・ジハードの標的であり、日...
収録日:2016/01/26
追加日:2016/05/12
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ISとのポストモダン型戦争で最前面に立つロシアのリスク

ポストモダン型戦争と第二次冷戦(3)プーチンの意図

「ロシアが、いまやシリア情勢の最大プレーヤーで間違いない」と、歴史学者の山内昌之氏は喝破する。では、ロシアはいま、シリアやトルコにどのような影響を及ぼしているのか。山内氏がプーチン大統領の意図と中東情勢を細やか...
収録日:2015/12/14
追加日:2016/01/18
山内昌之
東京大学名誉教授

パリやロンドンの同時テロはISにとってシリア戦争の延長

ポストモダン型戦争と第二次冷戦(2)世界規模の複合危機

2015年11月13日のパリ同時テロ、カリフォルニア銃乱射、ロンドン地下鉄襲撃。ISが米欧で起こしたテロはシリア戦争の延長や拡大としての遠隔地戦争だった。歴史学者・山内昌之氏が、いま世界を覆っている戦争とテロの...
収録日:2015/12/14
追加日:2016/01/14
山内昌之
東京大学名誉教授

アラン「悲観は気分に属するが、楽観は意志である」

全寮制国際高校ISAKの挑戦(5)楽観は意志である

インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)代表理事・小林りん氏が、学生たちからの質問に答える。大学生になってからでもできることはあるか。満遍なく勉強することは必要なのか。チームをまとめるためにはどう...
収録日:2015/08/28
追加日:2015/12/10
小林りん
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事

新たな価値を創造するチェンジメーカーを育てるために

全寮制国際高校ISAKの挑戦(4)大切な三つの力

全寮制高校であるインターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)が目指す理想的な教育像とは何か。同校の設立者で代表理事の小林りん氏が重視するのは、多様性に対する寛容力、問題設定能力、そして困難に挑む力...
収録日:2015/08/28
追加日:2015/12/07
小林りん
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事

日本の労働人口は50年後には4000万人を切る

全寮制国際高校ISAKの挑戦(3)これからの人材育成

多様性に開かれた社会が日本でも目前に迫っているからこそ、そこに対応していける教育が必要だと、インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)代表理事・小林りん氏は説く。確かな現状認識や最新の教育テーマ...
収録日:2015/08/28
追加日:2015/12/03
小林りん
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事

公的教育だけでは大きなダイナミズムは変わることはない

全寮制国際高校ISAKの挑戦(2)リーダーシップの育成

ユニセフ職員として働いたフィリピンが二つ目の「原体験」の舞台だと言うインターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)代表理事・小林りん氏。そこでの教育の現状や圧倒的な格差、政治的腐敗を目の当たりにした...
収録日:2015/08/28
追加日:2015/11/30
小林りん
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事

小林りんは何故ISAKを立ち上げたのか?

全寮制国際高校ISAKの挑戦(1)メキシコでの原体験

軽井沢で全寮制の高校であるインターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)を立ち上げた代表理事の小林りん氏。その「原体験」は、高校時代、海外留学で目の当たりにしたメキシコでの衝撃的な現実にあった。自ら...
収録日:2015/08/28
追加日:2015/11/26
小林りん
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事

テロ行為は「国家間」の枠を超えたポストモダン世界戦争

パリ同時多発テロ(2)これはISだけの問題ではない

パリ同時多発テロをはじめ世界中で見られる新しい争いの形を、歴史学者・山内昌之氏は「ポストモダン世界大戦」と位置付けた。では、何がこうした「ポストモダン的」戦いを引き起こしているのか? そこには対ISだけでは語れ...
収録日:2015/11/18
追加日:2015/11/23
山内昌之
東京大学名誉教授

ISは渋々、クルドは喜んで―攻撃に対するトルコの胸中

トルコ民主主義の行方(1)複雑な中東三つどもえの戦い

かつて、隣国と問題を起こさないという「問題ゼロ外交」を掲げ、中東の民主主義モデル国家と見なされていたトルコ。そのトルコの対外関係が破綻の窮地に陥っている。トルコで起きている複雑な三つどもえの争い、IS黙認からI...
収録日:2015/08/05
追加日:2015/09/17
山内昌之
東京大学名誉教授

IS、クルド、そして人民が中東世界を大きく変容させる

「イスラム国」と中東の変動(1)旧体制に反旗を翻す三大勢力

歴史学者・山内昌之氏は中東の混迷状態を「大きなパラダイムシフト」と表現する。さまざまな勢力争いで中東が混戦しているというよりも、大局的にみて新旧イスラムイデオロギーの入れ代わりが、中東世界を根底から変えつつある...
収録日:2015/02/25
追加日:2015/03/06
山内昌之
東京大学名誉教授

イスラムでは許しがたい火刑を断行したIS

「イスラム国」の本質と将来(3)「イスラム国」は、組織か「国家」か

イスラムとは、信仰共同体であると同時に国家であるという特徴を持ち、「イスラム国(IS)」はこの点を巧みに利用しカリフ宣言を行った。しかし、2015年1月を契機に、中東の人々がISに抱いてきた印象は変化している、...
収録日:2015/02/16
追加日:2015/03/03
山内昌之
東京大学名誉教授

7世紀のハワーリジュ派とISとの比較

「イスラム国(ISIL)」日本人殺害事件に際して~ハワーリジュ派とイスラム国

「イスラム国(ISIL)」事件で変化したのは中東の意識ではなく、日本自身の中東への関与姿勢ではないか、と歴史学者・山内昌之氏は問いかける。「中東で愛される日本」という建前や欧米とは一線を画する安心立命の境地から...
収録日:2015/02/16
追加日:2015/02/25
山内昌之
東京大学名誉教授

「良識あふれし賢き側」‥日本が採るべき道とは?

「イスラム国(ISIL)」日本人殺害事件に際して~日本は中東人道支援を止めるべきなのか

中東から悲惨なニュースが日々送られてくる現在、日本人としてどう向き合うべきか定めかねているのが多数の良識派ではないだろうか。中東・イスラム史研究における日本の第一人者で、古典や近代文学を通じて日本人の精神性の研...
収録日:2015/02/16
追加日:2015/02/24
山内昌之
東京大学名誉教授

「2014年は国際政治と世界史の転換点」

「イスラム国(ISIL)」日本人殺害事件に際して~転換期に出現した「異次元の危機」

「イスラム国(ISIL)」の出現を「異次元の危機」と呼ぶ歴史学者・山内昌之氏は、このテロ集団の危機について、最も早くから警鐘を鳴らしてきた識者の一人だ。その危惧は日本人拉致殺害事件として表面化してしまい、日本と...
収録日:2015/02/03
追加日:2015/02/14
山内昌之
東京大学名誉教授

推測の批判は敵を利する‥古代ローマ期『モラリア』の示唆

「イスラム国(ISIL)」日本人殺害事件に際して~「イスラム国」報道への危惧

「今回のイスラム国事件に際して、テレビやインターネットで繰り広げられた詮索や推測による政府批判には問題がある」と、イスラム研究の第一人者・山内昌之氏は危惧する。山内氏がイスラム国日本人殺害事件を語る。(シリーズ...
収録日:2015/02/03
追加日:2015/02/11
山内昌之
東京大学名誉教授

歴史が証明する「本当の勇者、智者」とは?

「イスラム国(ISIL)」日本人殺害事件に際して~私たちが得た教訓ととるべき態度

テロの歴史で一番凶悪な部類に入るイスラム国の事件から得られた教訓や、今後私たちがとるべき態度とはどのようなものか。イスラム研究の第一人者・山内昌之氏がイスラム国日本人殺害事件を語る。(シリーズ講話第1話目)
収録日:2015/02/03
追加日:2015/02/10
山内昌之
東京大学名誉教授

クルド人とイスラム国(ISIL)…対立の経過と意味

イスラム国とクルド独立(2)イスラム国vsクルド~中東の新たな対決構図

イラクとシリアで戦闘を繰り広げるイスラム国によって国際的な表舞台に登場したのが「クルド問題」だ。トルコ、シリア、イラク、イランに四散して虐げられ反目し合ってきたクルド人は、厳しい戦いを通じて自らの存在と勢力を世...
収録日:2014/12/12
追加日:2015/01/22
山内昌之
東京大学名誉教授

ISが挑戦しているのはサイクス・ピコ秘密協定の無効化

第一次世界大戦から100年にあたって(1)20世紀の病根と21世紀の進路

「2014年は後世、国際政治と世界史の転換点として記憶されるかもしれない」と山内昌之氏は言う。第一次世界大戦から100年。ようやく世界で一番むごかった戦争の痕跡が、中東でもウクライナでもそして日本でも、何か新し...
収録日:2014/11/05
追加日:2014/12/28
山内昌之
東京大学名誉教授

ISの戦闘と第3次ガザ戦争では歴史的な意味合いが違う

ガザの悲劇、その反復の理由―新しい三つの変化

ハマスとイスラエルによる第3次ガザ戦争が続いている。しかし、この戦争がイスラエル南部国境の恒久的な安全保障の確立に成功するとは思えないと語る山内昌之氏。それは、イスラエルとパレスチナとの争いに新しい三つの変化が...
収録日:2014/08/20
追加日:2014/09/12
山内昌之
東京大学名誉教授

トルコ大統領選とISによるイスラーム国家の樹立

トルコ大統領選とISIL

10MTVではおなじみの歴史学者・山内昌之氏が、2014年6月22日から7月5日のトルコ研究調査から戻られた。クリミア半島と中東。今最も激震する両地域に挟まれているのが、トルコ共和国である。現地の報道機関や市民...
収録日:2014/07/17
追加日:2014/08/08
山内昌之
東京大学名誉教授

安倍首相を「右寄り」に見せているのは「歴史問題」

いまアメリカが日本に問う(1)靖国参拝と歴史・外交認識

安倍首相の靖国参拝は世界に衝撃を与えた。さらに側近が連発する問題発言、また「なぜ外国が口をはさむのか」と疑問を口にする若者たち。カーティス氏は、そこに日本ナショナリズムの象徴を見る。
収録日:2014/03/06
追加日:2014/03/17

一番の問題は、歴史認識問題と政策決定プロセス

日本の外交を理解するための三つの質問(1)「安倍ファクター」はどれほど重要か

今、日本の外交が大きく変わろうとしている。それを理解するための大事な質問が三つあると語るジェラルド・カーティス氏。一つ目のテーマは「安倍ファクター」についてである。外交路線を決めるために安倍総理がどれほど重要な...
収録日:2014/04/18
追加日:2014/05/08

「戦後レジームからの脱却」は外国人からすると意味不明

いまアメリカが日本に問う(2)誤解を招きがちな首相の表現・言葉

安倍首相の外交政策を「実利的かつ現実的」と評するカーティス氏。しかし、それでも疑問視されているのは、安倍首相の表現・言語が誤解を招きがちだからだと指摘する。その具体例の解説を通じ、安倍首相が今後どうすべきである...
収録日:2014/03/17
追加日:2014/03/17

Diaoyou Islands? それとも尖閣?

戦略的国際広報のすすめ

「ガラパゴス」に象徴される内向き国家・日本。政府周辺の言動が海外の誤解を呼ぶ事態も頻発している昨今、「外への発信力」を磨く方法はあるのか。曽根泰教氏が「戦略的国際広報」の重要性を唱える。
収録日:2014/03/24
追加日:2014/04/10
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

日本が必要なのは「軽武装・経済優先主義」からの大転換

グローバル・サウスは世界をどう変えるか(8)日本の新しい平和戦略

日本は戦後70年以上、日米安保の下で経済活動だけに注力してきた。そして1人当たりのGDPではアメリカと肩を並べるほどに急成長したものの、この「軽武装・経済優先主義」の代償として国民の安全保障への意識低下を招いた。だが...
収録日:2024/02/14
追加日:2024/05/22
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

所有にこだわらない住宅の流通政策を推進すべき

未活用資源の潜在的可能性(2)都市と住宅

日本の不動産、住宅事情は数々の規制と、従来の考え方でがんじがらめになっている。莫大なライフサイクルコストから解放され、快適な都市生活を送るためにはどうしたらよいのか。論理と発想の転換に裏打ちされた画期的な都市計...
収録日:2014/01/14
追加日:2014/03/27
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

日本が危機に対して作っているのはシナリオではなくマニュアル

対コロナ、危機の意思決定を考える(2)シナリオ作りと制度設計

未知の問題に対処するためには、誰がどのように動くかなど事前にシナリオを作っておく必要がある。今回の新型コロナウイルスでは、日本の場合、そこが不足していた。ではどうすればいいか。海外の事例を参照しながら、日本のシ...
収録日:2020/04/28
追加日:2020/05/13
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

天譴説という儒教の知恵――統治のあり方を点検するために

逆境に対峙する哲学(4)アサガオが枯れた話と天譴説

自分の逆境を受け止められない人に対して、津崎氏が示唆するのは「できること・できないこと」の境界を明確にすること。一方、五十嵐氏は起きた「コト」から主語を外すこと、板東氏は東洋古来の「天譴説」を持ち出し、偶然がも...
収録日:2025/07/24
追加日:2025/12/27

2700年前のホメロスの叙事詩が感動を与え続ける理由

「ホメロス叙事詩」を読むために(1)ホメロスを読む

「ホメロス叙事詩」といえば、西洋古典中の古典。あまりの名高さに本棚にあっても「積ん読」してしまっている方も多いのではないだろうか。このシリーズ講義では、さまざまな勘どころ・読みどころを押さえ、日本語で読む『イリ...
収録日:2020/07/03
追加日:2020/08/30
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授

外交的サブジェクトとして決して取り上げてはいけない

安倍政権は「従軍慰安婦問題」をどう扱うべきか

安倍政権は安定感を増し、国際社会における日本への期待値も上がりつつある。この状況下、日本は従軍慰安婦問題をどのように取り扱うべきなのか? 岡崎久彦氏が提言する。
収録日:2014/03/26
追加日:2014/04/17
岡崎久彦
外交評論家

スエズ運河とアラビア湾が挟む中東の地政学的意味が大変化

第一次世界大戦から100年にあたって(2)帝国崩壊の余波と中東の役割

第一次世界大戦から100年、中東から黒海に至る地域で国際秩序を揺るがす事件が絶え間なく続いている。これまで第一次世界大戦に関する考察は、ヨーロッパの中心性を自明の前提とし、中東の事象は脇に追いやられる傾向があった。...
収録日:2014/11/05
追加日:2014/12/29
山内昌之
東京大学名誉教授

欧米一流校のレジデンシャルカレッジ機能をどう代替する?

駅前大学の限界

日本の大学は今、都市部に回帰する「駅前大学」化が進んでいる。しかし、このままでは、グローバル人材の育成能力で欧米の大学にかなわない、と曽根泰教氏は警鐘を鳴らす。では、日本の大学にはいったい何が足りないと言うのか...
収録日:2014/03/24
追加日:2014/05/29
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

日本はエリートを育てる意識づけが希薄

リーダーに必要な能力~ハーバードケネディスクールに学ぶ~

齋藤健氏曰く、欧米に比べて日本はエリートを育てる意識づけが希薄である。氏がハーバードケネディスクールで学んだエリート人材にとって最も重要なキーワードを核に、ハーバード流実践的トレーニングや日本の指導者育成につい...
収録日:2014/02/18
追加日:2014/06/05
齋藤健
衆議院議員  第30代経済産業大臣

世の中で一番知られていない「ビジョンの真実」とは何か

ビジョン講座「直観と論理をつなぐ思考法」(2)ビジョンにまつわる課題

「ビジョンを持っている人には実は、いくつかの特徴がある」と佐宗氏はいう。それはいったい何か。そして、目に見えない自分のビジョンを形にしていくための方法について、世の中にある思考を4つに分類し「ビジョン思考」と比較...
収録日:2020/11/04
追加日:2020/11/30
佐宗邦威
戦略デザインファームBIOTOPE 代表

現実性を考えてしまうという妄想力の課題をどう克服するか

ビジョン講座「直観と論理をつなぐ思考法」(5)動機にアクセスする妄想力

ビジョン思考の4つのサイクル「妄想・知覚・組替・表現」のうち、今回は自分のうちから湧き出る動機にアクセスする妄想力をいかに鍛え、実践していくかを解説する。妄想力の課題は、私たちがついつい現実性を考えてしまうところ...
収録日:2020/11/04
追加日:2020/12/21
佐宗邦威
戦略デザインファームBIOTOPE 代表

クビチェック大統領が築いた「ブラジリア」は人類史的偉業

ブラジルの繁栄と転落(1)ブラジリアと軍政時代

BRICsのトップと言われたブラジルが低迷段階に入ったと言われている。しかし、ブラジルには復元力があると語る島田晴雄氏。繁栄と転落の歴史の中で、ブラジル経済がいかに復活を遂げていったのか。シリーズ前編となる今回...
収録日:2014/04/10
追加日:2014/06/12
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

今、沖縄の海底が熱い! 期待の星、「熱水鉱床」って何?

自律型海中ロボットは何を目指すか(4)期待の熱水鉱床

九州工業大学社会ロボット具現化センター長・浦環氏による、いま注目の熱水鉱床に関する講義。数年前には思いもよらなかった鉱物資源の可能性が沖縄の海底に潜んでいることが、海中ロボットによる調査などで分かってきた。統合...
収録日:2016/01/12
追加日:2016/07/20
浦環
東京大学名誉教授

日本と海外で異なるセルロースナノファイバー研究開発事情

セルロースナノファイバーとは(4)世界の研究開発の動向

日本ではさまざまな分野の企業が、セルロースナノファイバーに大きな期待を寄せ、その研究開発に投資を行っている。また、その実用化に際して生じる問題を乗り越えるため、経済産業省を中心とした国家機関のイニシアティヴによ...
収録日:2019/11/08
追加日:2019/12/18
磯貝明
東京大学特別教授

政治家が線香を持参してお供えすることは公職選挙法違反

政治家としての原点、そして挫折と再生

「塞翁が馬」とは、小野寺五典氏のための言葉ではないだろうか。公務員を辞めるきっかけは「文句は政治家になって言え」の一言。トントン拍子の初当選から2年後には議員辞職を余儀なくされる。しかし、その後のつらく苦しい期...
収録日:2014/06/17
追加日:2014/07/17
小野寺五典
衆議院議員

卒業生は本国の中央省庁で活躍、いずれは市長や県知事も

政策研究大学院大学とは(1)世界の中堅官僚が政策を磨く

白石隆氏が学長を務める政策研究大学院大学(GRIPS)には、東南アジアを中心に優秀な人材が集まり、各国で活躍する中堅官僚の受け入れも増加している。近年、中国、ヨーロッパもこぞって人材を送り込んでくる政策研究大学...
収録日:2015/01/21
追加日:2015/04/13
白石隆
熊本県立大学特別栄誉教授

国家と国民のあり方を根本から問う「イスラム国」

三つの戦争と「イスラム国」―中東情勢における悲劇の本質

混迷を極める中東の戦い。その台風の目は「イスラム国(IS)」なる新興の過激派組織だ。過日、この組織により邦人男性が拘束された。今、中東を揺るがすISの動向と主張、国際情勢への影響を歴史家の山内昌之氏が平易に解説...
収録日:2014/08/20
追加日:2014/09/18
山内昌之
東京大学名誉教授

2014年12月に報道された日本への危険なシグナル

「イスラム国」の本質と将来(1)「イスラム国」は、もはや対岸の火事ではない

中東・イスラム史研究の第一人者・山内昌之氏は、「イスラム国(IS)」の出現は大局的に見れば、中東の政治の枠組みのリアリティを変えてしまったと解説する。ISの影響力が中東の域を超えて拡大しつつある今、決してこの状...
収録日:2015/02/16
追加日:2015/03/01
山内昌之
東京大学名誉教授

米国の安全保障上の懸念材料は中国ではない

ワシントン発、安全保障の未来像(1)ロシア脅威論

元海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏は、ワシントンで過ごす中で、アメリカの脅威認識が日本にいた時のそれと大きく食い違っていると言う。現在のアメリカにとって、最も気になる存在は、中国ではなく、ロシアである。安全...
収録日:2015/11/11
追加日:2015/12/17
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

いまだ政変が起きず衝突が長期化する国を米国は最も懸念

ワシントン発、安全保障の未来像(2)中東政変を分析

ロシアと並んでアメリカにとっての大きな脅威は、中東情勢だ。元海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏は、2011年に起こった中東政変の展開では、当該国指導者の在位年数がカギを握ったと述べる。そして政変が長期化した地...
収録日:2015/11/11
追加日:2015/12/21
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

国防省主導での連続性・一貫性がトランプ政権の防衛戦略の特徴

米国の対中政策~戦略の現状と課題(3)トランプ政権の安全保障政策の要点

オバマ政権からトランプ政権への移行期、米国防省が公表した世界地図において、ロシアは「リライジングパワー」、中国は「ライジングパワー」と名指しされ、それぞれ中、長期的に解決すべき課題とされている。国防省とトランプ...
収録日:2020/10/07
追加日:2020/10/20
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

これからの時代をつくるのは、間違いなく「楽観主義」な人

楽観は強い意志であり、悲観は人間の本性である

人間が悲観的になるのは、ある意味で非常に自然なことである。しかし、新しい世の中をつくるためには、まず楽観的であることが重要である。「楽観主義者の未来予測」にも通じる小宮山宏氏が見据える21世紀後半のエネルギーの状...
収録日:2014/12/18
追加日:2015/01/01
小宮山宏
東京大学第28代総長

「日本は中東で愛されている」は正しく、かつ間違っている

「イスラム国」の本質と将来(2)「イスラム国」の日本人殺害事件の教訓と掃討コスト

「日本は中東で愛されている国」、この認識は正しく、かつ間違っている、と中東・イスラム史研究の第一人者である山内昌之氏は語る。日本人人質殺害事件から得た教訓をもとに、一歴史家の目をもって語る、「中東と日本」、「日...
収録日:2015/02/16
追加日:2015/03/02
山内昌之
東京大学名誉教授

日本は中東・イスラム世界にどう向き合うべきか?

「イスラム国」の本質と将来(4)日本は「イスラム国」に対して何をすべきなのか

中東への人道支援は果たしてテロを助長することになるのか。報道や学問の自由と安心立命は、どこで折り合いがつくのか。また国家はこの問題にどこまで関与できるのか。さまざまな意見、思惑が交錯する中、歴史学者・山内昌之氏...
収録日:2015/02/16
追加日:2015/03/04
山内昌之
東京大学名誉教授

極端な派は消滅したが・・・7世紀からあった過激な集団

「イスラム国」の本質と将来(5)イスラム過激派を生み出すイスラム教の本質とは?

歴史学者・山内昌之氏による「イスラム国(IS)の本質と将来」に関する講演終了後は、充実の質疑応答の時間を迎えた。参加者の鋭く本質を突いた質問に、山内氏はどのように答えたのか。(2015年2月16日開催 日本ビジ...
収録日:2015/02/16
追加日:2015/03/05
山内昌之
東京大学名誉教授

中東諸国の国益が交錯し、より有利な影響力を諸外国は模索

「イスラム国」と中東の変動(2)「冷戦」復活という見立て

中東情勢に詳しい歴史学者・山内昌之氏によれば、中東の大変動は、かつての同盟・協力関係も劇的に変化させた。今までの同盟関係の崩壊に代わり生じているのが対ISのつながりだ。しかし、これも単一に語ることができないのが...
収録日:2015/02/25
追加日:2015/03/07
山内昌之
東京大学名誉教授

「文明の衝突」がイスラム世界内部で頂点に達している

「イスラム国」と中東の変動(3)中東の未来地図

大きなパラダイムシフトを通じて、中東はどこに着地しようとするのだろうか。世界が注目する動向について、歴史学者・山内昌之氏は現代史上に先行する相似形を見出している。かつて強大な帝国を倒してつくられた人工国家・ソ連...
収録日:2015/02/25
追加日:2015/03/09
山内昌之
東京大学名誉教授

友にして敵なのか、敵にして友なのか―中東の複雑性

中東のパラダイムシフト―「敵の敵は友」か?

中東情勢に詳しい歴史学者・山内昌之氏は、「敵の敵は友」といった単純な構図では到底中東の複雑性は語れないと言う。このような混迷の中、中東ではパワーシフト、イデオロギーシフトが起きている。ソ連解体の構図、ハンチント...
収録日:2015/03/11
追加日:2015/03/21
山内昌之
東京大学名誉教授

既存のアラブ国家解体と新勢力の台頭

中東のパラダイムシフト―アラブ国家解体と新勢力台頭

歴史学者・山内昌之氏は、中東は大きなパラダイムシフトを起こしつつ、未だその真空を埋めるに足る権力バランスに欠けており、これが、アラブに破綻国家現象を起こしていると語る。既存のアラブ国家の解体と衝突し合う新勢力、...
収録日:2015/03/11
追加日:2015/03/22
山内昌之
東京大学名誉教授

イスラエルが危惧するイラン・米国の融和

中東のパラダイムシフト―米国・イラン・イスラエル

いま中東各国間において、従来の関係性や同盟のあり方が変化していると、歴史学者・山内昌之氏は指摘する。そこには、目先の利害関係や脅威だけではなく、歴史的、宗教的意味を持った対立があり、それぞれの関係性に影響を与え...
収録日:2015/03/11
追加日:2015/03/23
山内昌之
東京大学名誉教授

国立博物館襲撃は政府エリートを狙った明確な戦術

チュニジアにおけるテロの狙い

2015年3月18日、チュニジアのバルドー博物館がテロリストにより襲撃された。これには、チュニジアの重要産業である観光業への打撃という以上に、テロリストが意図する本質的意味がある。イスラム教徒でありながら新しい...
収録日:2015/03/24
追加日:2015/03/27
山内昌之
東京大学名誉教授

宗教的理念に基づく「正しさ」は世俗世界と大きく異なる

正しさの根拠

政治学者・曽根泰教氏によれば、私たちは「正しさの根拠」をごく表層的なところに置いているのだそうだ。つまり、教科書や新聞に書いてあることを「正しい」と信じてしまう。事が宗教に及ぶと問題の根はさらに深くなる。正しさ...
収録日:2015/03/10
追加日:2015/04/15
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

ローザンヌ合意は中東の典型的なゼロサムゲームの図式

中東の覇権を握ろうと目論むイランの野望

2015年4月2日、イランのウラン濃縮に関する「ローザンヌ合意」がP5プラス1との間に交わされた。このことは、急速に進行する中東地政学の書き換えとどのような関係があるのだろうか。歴史学者・山内昌之氏に聞いてみた。
収録日:2015/04/07
追加日:2015/04/14
山内昌之
東京大学名誉教授

ハウシーやイラン革命防衛隊はレッドラインを越えた

サウジアラビアがイエメンを空爆した背景

イランは、ローザンヌ合意で巧みな外交力を発揮し、中東の地政学を大きく変動させつつある。しかし、中東には歴史的な「怨恨ゲーム」が根付いているため、問題は複雑だ。中東・イスラーム地域研究、国際関係史を専門とする歴史...
収録日:2015/04/07
追加日:2015/04/17
山内昌之
東京大学名誉教授

石油における安全性と確実性は多様性と多元性に潜む

第一次世界大戦100年と日本(2)石油と安全保障

中東の紛争、「イスラム国」(IS)、ウクライナ。現在の国際秩序を揺るがす混乱のどれもが、まさか100年前に五つの大帝国が崩壊した余波だとは。歴史学者・山内昌之氏が“石油エネルギー”の視点からこの一世紀の近代史を読...
収録日:2015/04/15
追加日:2015/05/21
山内昌之
東京大学名誉教授

中東・ロシアの混乱は「サイクス・ピコ秘密協定」に起因

第一次世界大戦100年と日本(1)ポスト冷戦の終焉

日本人には印象の薄い第一次世界大戦だが、実は「20世紀の病根のほとんど全てが第一次世界戦に由来する」といわれるほど、歴史的に重要な転換点だった。一体その時、世界はどう変わったのか。そしてそれは今にどう影響してい...
収録日:2015/04/15
追加日:2015/05/21
山内昌之
東京大学名誉教授

大国の没落やパワーシフト、相次ぐ外交失策・・・

第一次世界大戦100年と日本(5)歴史は繰り返す

「歴史から学ばぬ者は歴史を繰り返す」が、「学者も無学の者も、ともに歴史を理解することができる」のが、歴史の特徴だ。歴史学者・山内昌之氏が、歴史から学ぶ姿勢を改めて問う。シリーズ「第一次世界大戦100年と日本」第...
収録日:2015/04/15
追加日:2015/06/01
山内昌之
東京大学名誉教授

ムハンマドは神の啓示を受けた預言者で共同体の最高指導者

ムハンマドを知る(1)その役割と人物像

最近、イスラムが国際政治をにぎわすことが多くなってきたが、それに関連して「ムハンマド」という名を聞くことも多い。ムハンマドは、キリスト教のイエスや仏教の釈迦などと並び称される宗教リーダーだが、その役割には大きな...
収録日:2015/05/28
追加日:2015/06/22
山内昌之
東京大学名誉教授

アッラーの禁忌が犯されたときのみ苛烈な裁定を下す

ムハンマドを知る(5)棄教者の伝承と苛烈なリーダー

ムハンマドは慈悲深い面を持つと同時に、不信仰者や棄教者に対しては非常に苛烈であったと、歴史学者・山内昌之氏は言う。しかし、ムハンマドの苛烈さは、現在のイスラム過激派のテロ行為を正当化するものではない。その理由を...
収録日:2015/05/28
追加日:2015/06/29
山内昌之
東京大学名誉教授

イエメンはエリートが社会の亀裂を利用して経営する国家

狡猾国家イエメンの現状(1)狡猾国家の三つの特徴

イエメンの混沌が大変な勢いで続いている。それは、社会的な混沌状態を恒常化しようとする意識が国のエリートたちに働いていることと無縁ではないと歴史学者・山内昌之氏は言う。そこにイエメンが「狡猾国家」と呼ばれるゆえん...
収録日:2015/06/09
追加日:2015/07/06
山内昌之
東京大学名誉教授

狡猾国家イエメンを育てたサウジアラビア、イランとの関係

狡猾国家イエメンの現状(2)サウジとイランの代理戦争

今日のイエメン危機をつくっている政治パターンには、二つの面が機能していると歴史学者・山内昌之氏は言う。そこには、複雑に絡み合うサウジアラビアとイランの対立構造がある。両国との関係を中心に、狡猾国家イエメンが置か...
収録日:2015/06/09
追加日:2015/07/06
山内昌之
東京大学名誉教授

イランのウラン濃縮に関する最終合意の中立的評価

イラン核協議最終合意の意味(2)中立的評価

イランのウラン濃縮に関わる最終合意について、歴史学者・山内昌之氏は、中立的評価があり得るのではないかと語る。アメリカとイランの関係再構築は、アメリカのグローバル戦略だけでなく、地政学上の大きな修正をもたらす可能...
収録日:2015/08/05
追加日:2015/09/03
山内昌之
東京大学名誉教授

クルド票・反クルド票の双方を集める危険な賭け

トルコ民主主義の行方(3)出直し選挙へ

トルコの外交と内政は、ともに八方ふさがりの状況に陥っていると歴史学者・山内昌之氏は見る。それを象徴するのが、2015年6月に行われた総選挙の結果であり、その後のエルドアン大統領率いる与党の対応だ。11月にも出直...
収録日:2015/08/05
追加日:2015/09/21
山内昌之
東京大学名誉教授

ネオ・オスマン主義外交へのシフトがいまや破綻の瀬戸際

トルコ民主主義の行方(2)問題ゼロ外交の破綻

中東情勢に詳しい歴史学者・山内昌之氏が、カオス状態の中東とその中東において孤立しているトルコについて解説する。トルコの孤立化には、その強硬な対外政策が影響しているのだが、エルドアン大統領を強硬路線に突き動かす要...
収録日:2015/08/05
追加日:2015/09/17
山内昌之
東京大学名誉教授

隣国イランはシリア難民を一人も受け入れていない

シリア難民問題(3)解決に向けて~期待されるイラン

歴史学者・山内昌之氏によれば、シリアをはじめとする難民問題は、今や国際社会全体で対応すべきレベルに達している。そこで、この難民問題解決に向け期待すべき国として山内氏はイランを挙げている。イランはシリアの隣国であ...
収録日:2015/09/16
追加日:2015/09/24
山内昌之
東京大学名誉教授

ロシアのシリア空爆にみるプーチンの大国戦略

混沌のシリア情勢を読む(1)ロシアのシリア空爆

2015年9月30日、ロシアによるシリア領土への空爆が始まった。しかし、そもそもシリアの内戦で解決すべき政治問題とは何かについて、国際社会は合意を見ていないと、歴史家・山内昌之氏は言う。シリアを挟んで対決してい...
収録日:2015/10/05
追加日:2015/10/22
山内昌之
東京大学名誉教授

ロシアの軍事干渉はイランからアサド政権を守るため

混沌のシリア情勢を読む(2)ロシアの大国戦略

シリア問題へのロシアの干渉の本格化は、一体何を意味するのだろうか。シリア軍隊救出、アサド政権救出がうたわれているが、何から、そして何のためにかは明らかではないと、歴史家・山内昌之氏は言う。前回に引き続き、中東干...
収録日:2015/10/05
追加日:2015/10/26
山内昌之
東京大学名誉教授

なぜシリア内戦でアサド政権は持ちこたえているのか

混沌のシリア情勢を読む(3)シリア内戦の特異性

歴史学者・山内昌之氏が、シリア情勢を「内戦」という観点から語る。山内氏は「内戦」の定義づけ、特徴検出を行い、そのいずれにおいてもシリアは「内戦」状態から外れていると指摘する。シリア情勢の特異性とは? また、その...
収録日:2015/10/05
追加日:2015/10/29
山内昌之
東京大学名誉教授

パリ同時多発テロは第1次ポストモダン世界大戦の始まり

パリ同時多発テロ(1)新しい世界戦争の始まり

11月13日、突然パリを襲った同時多発テロは、人類の歴史に忘れられない1ページを加えた。それは、いままでの概念とは異なる無秩序をもたらし、新しい世界戦争の予兆とも見て取れる。歴史学者の山内昌之氏が今回のテロの本...
収録日:2015/11/18
追加日:2015/11/20
山内昌之
東京大学名誉教授

敵の敵は味方―アサドと米欧が組むことはあり得るか?

パリ同時多発テロ(3)欧米諸国が直面する問題

世界に大きな衝撃を与えたパリ同時多発テロ。オランド大統領は、フランスが過激派組織「イスラム国(IS)」との「戦争状態にある」として、全土に非常事態宣言を発し、シリア空爆の強化に踏み切った。誰もが注意深く考えたい...
収録日:2015/11/18
追加日:2015/11/26
山内昌之
東京大学名誉教授

北シリアに渦巻く民族問題がロシア機撃墜事件を複雑にする

トルコ軍ロシア機撃墜問題(2)北シリアをめぐる民族問題

トルコ軍によるロシア機撃墜事件の問題を考えるシリーズ講話第2話。今回は、トルコとロシアが対立するそもそもの要因となっている北シリア情勢と、そこで渦巻く民族問題に焦点を当てる。歴史学者・山内昌之氏が、クルド人、ト...
収録日:2015/12/02
追加日:2015/12/24
山内昌之
東京大学名誉教授

クルド自治国家容認は必至、国際対立の敗者はトルコ

トルコ軍ロシア機撃墜問題(3)戦略的利益はあったのか

トルコ軍によるロシア機撃墜は世界をあっと言わせたが、この事件においてトルコは間違いなく敗者ということになると歴史学者・山内昌之氏は語る。それはいったいどういうことなのか。ロシア、米欧諸国の反応なども踏まえながら...
収録日:2015/12/02
追加日:2015/12/28
山内昌之
東京大学名誉教授

ロシアを中東の主要プレイヤーに仕立てたプーチンの手腕

トルコ軍ロシア機撃墜問題(4)ロシア強硬姿勢の理由

歴史学者・山内昌之氏によるトルコ軍ロシア機撃墜事件に関するシリーズ講義最終話。ロシアが強硬姿勢を取る理由について解説し、最後に今回の問題から日本が教訓とすべきことを考える。中国との領海問題という難問を抱える日本...
収録日:2015/12/02
追加日:2015/12/31
山内昌之
東京大学名誉教授

「第二次冷戦」と呼ぶ現在の緊張状態をもたらした背景

ポストモダン型戦争と第二次冷戦(1)緊張の構造

いま、中東はどうなっているのか。歴史学者・山内昌之氏は、2008年のグルジア戦争から2014年のクリミア併合、そしてシリア戦争でさらに緊張の高まる現在を「第二次冷戦」と定義し、世界はいま、一つの歴史的局面を迎え...
収録日:2015/12/14
追加日:2016/01/11
山内昌之
東京大学名誉教授

サウジアラビアとイランの国交断絶は戦争につながるのか

中東最新事情を読む(1)サウジ・イラン断交

中東の二大国家間に軋みが起こっている。2016年の年明け早々、サウジアラビア政府によるシーア派指導者ニムル氏の死刑執行を皮切りに、イランの首都テヘランでデモ隊がサウジアラビア大使館を襲撃、放火。これによりサウジ...
収録日:2016/01/27
追加日:2016/02/18
山内昌之
東京大学名誉教授

スンナ派とシーア派の宗教戦争に発展する危険性は?

中東最新事情を読む(2)イランの国際社会復帰

サウジアラビアとイランの対立は、スンナ派とシーア派の対立を代表するものといわれてきた。一朝一夕に始まったものではない宗派間の対立は長く冷戦状態を続けてきたが、ここへ来て、なぜ断交という一触即発の危機に及んだのか...
収録日:2016/01/27
追加日:2016/02/22
山内昌之
東京大学名誉教授

レンティア国家としてのサウジアラビアの危機

中東最新事情を読む(4)レンティア国家サウジの変容

歴史学者で中東情勢に詳しい山内昌之氏が、サウジアラビアが抱える多くの問題点について解説する。石油の収入で潤ってきたサウジアラビアだが、現状は財政赤字をどう立て直すかが急務となっている。「世界一裕福な国」は、なぜ...
収録日:2016/01/27
追加日:2016/02/29
山内昌之
東京大学名誉教授

シーア派VSスンナ派~セクタリアン・クレンジングの恐怖

中東最新事情を読む(7)危機の元凶・宗派対立

歴史学者・山内昌之氏による中東最新事情解説のシリーズ最終話は、中東に蔓延する宗派対立の脅威についてだ。宗派対立は、一度表出すると国家間の利益問題を越えて、国民レベルでの怨恨、憎悪を拡大させる厄介な側面を持ってい...
収録日:2016/02/02
追加日:2016/03/10
山内昌之
東京大学名誉教授

「シリアの春」を挫折させたのは外国の軍事干渉

中東の火種・シリア(1)なぜシリアの春は挫折したのか

歴史学者・山内昌之氏は2016年1月、アラブ首長国連邦、トルクメニスタン、イランを訪問。そこで見聞した中東の現実を紹介しながら、複雑な上にも複雑にしているスンナ派とシーア派の宗派対立について解説。そして、「アラ...
収録日:2016/02/10
追加日:2016/03/14
山内昌之
東京大学名誉教授

「ジュネーブ3」シリア紛争解決協議は順調ではない

中東の火種・シリア(2)アサド復権への曲折

シリアの騒乱状態は、今年も収まる気配を見せない。メディアは「内戦から戦争へ」と警戒しているが、外国勢力による公然たる軍事干渉が「シリアの春」を挫折させ、テロとの戦いを盾にとることで、内戦をとっくに「シリア戦争」...
収録日:2016/02/10
追加日:2016/03/17
山内昌之
東京大学名誉教授

アサド大統領の最大の政治責任は国家存続を危うくしたこと

中東の火種・シリア(3)世界革命史から見たアサド

アサド大統領の暫定政権残留をめぐって、国際世論が二分している。そもそもアサド大統領の最大の政治責任はどこにあるのだろう。シリア問題の世界史的意味をめぐって、歴史学者・山内昌之氏が、18世紀フランス革命や20世紀...
収録日:2016/02/10
追加日:2016/03/21
山内昌之
東京大学名誉教授

ラオス発展の鍵は「企業内教育」と「ブランド化」にあり

メコン川の恵みとラオス経済(4)発展の現状と今後の課題

ラオス経済の課題は、人材教育と電力問題、そして地下経済にある。ラオス経済が今後発展していくためには、メコン川流域開発計画の一翼を担う存在として、小国なりの存在意義を見出さなければならない。千葉商科大学学長・島田...
収録日:2016/01/18
追加日:2016/04/18
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

イラン・ローハニ大統領の再選は有力か?

イランのダブル選挙(2)対外融和路線に呼応する民主化

2月末に行われたイランの国会選挙の最終結果は、同国独特の制度のために決選投票を経て4月に持ち越される。しかし、ローハニ大統領の路線が国民から支持を得、次回の再選に大きな一歩を踏み出したことは間違いない。1月にイ...
収録日:2016/03/02
追加日:2016/04/04
山内昌之
東京大学名誉教授

シェール革命と新興国の低迷が招いた「逆オイルショック」

激動する世界情勢と日本(2)止まらない原油安の背景

昨今の異様とも言える原油安が、日本および世界経済に大きな影響を与えている。千葉商科大学学長・島田晴雄氏によれば、この「逆オイルショック」の背景にあるのは、アメリカのシェール革命と新興国の経済成長鈍化だ。特に中国...
収録日:2016/01/26
追加日:2016/04/25
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授