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「ソ連」の検索結果

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日本の戦後は国際裁判や条約で被当事国不在から始まった

中国の「なぜ」(6)なぜ「日中関係はうまくいかないのか」

なぜ日中関係は上手く行かないのか、その答えは戦後の不幸な日中関係史にある。中国で歴史認識問題が噴出した経緯と契機を解説する。(全8話中第7話)
収録日:2013/08/05
追加日:2014/02/24
石川好
作家

2013年3月に交渉開始なら、進めているのはハメネイ?

米国とイランの秘密交渉が与える影響力

米国とイランの秘密交渉の結果次第で、中東情勢は大きく変わる。この動きに反発を示すのはどの国か?石油価格に与える影響は?本交渉が日本に与える影響も考えていく。
収録日:2014/01/16
追加日:2014/02/24
岡崎久彦
外交評論家

「一対一の勝負のしがいがある」と感じたプーチンという男

Q.外交で各国のトップと会談をしてきた際のエピソード、印象に残った人は

野田佳彦が首相在任中の首脳会談にみた、オバマとプーチンについて語る。
収録日:2013/11/06
追加日:2014/02/24
野田佳彦
衆議院議員

「中東」とは何か?~3つの手がかりから深める理解

中東を理解するために

2011年の「アラブの春」以後、いまだに厳しい内戦やテロが続く中東情勢だが、そもそも「中東とは何か」「イスラムとは何か」など複雑で分からないという声も多い。中東秩序の変化と歴史的背景、そして西洋大国やロシアとの関係...
収録日:2014/02/05
追加日:2014/02/24
山内昌之
東京大学名誉教授

父方の祖父は母方とは対照的なリベラルの政治家

安倍首相と祖父・岸信介氏のDNA(1)対照的な安倍首相の二人の祖父

戦後の安保改定に尽力した第56代・57代内閣総理大臣の岸信介氏は安倍首相の母方の祖父である。本編シリーズ第1話では、あまり知られていない安倍首相の父方の祖父の存在についてもフォーカスし、岸氏の戦前から戦後にかけての波...
収録日:2013/11/08
追加日:2014/02/24
若宮啓文
元朝日新聞主筆

20世紀と21世紀の違いはインターネットの存在

インターネットのもつ大きな力:われわれは、Good Questionをつくり、Good Answerを引き出したい

筆記の時代から印刷の時代を経てインターネットの時代に入った21世紀。本編ではインターネットの三つの特徴を挙げながら、本メディア「テンミニッツTV」において、インターネットを活用し、われわれがこれから行おうとしている...
収録日:2013/09/13
追加日:2014/03/06
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

反共同盟への思いと韓国への謝罪で臨んだ李承晩との交渉

安倍首相と祖父・岸信介氏のDNA(3)岸氏に学ぶべきこと

岸信介氏が進めた日韓国交交渉。そこには植民地支配の屈辱を体験した韓国の琴線に触れた岸氏の言葉があった。これから良好な日韓関係を構築していくためにはどうすべきか、岸氏の秘話はいま大いに参考になるだろう。
収録日:2014/02/22
追加日:2014/03/06
若宮啓文
元朝日新聞主筆

冷戦は終わったのに基地負担コストをいつまで背負うのか

日本政治の俗説に反論する(3)外交の全体像を描く時だ

戦後日本の歴史は、日米同盟と安保条約抜きには語れない。だが、そのコストとリスクを分かつ関係は時代とともに変質し、抜本的な見直しが求められている。日米同盟の現状と今後の見通しを、星浩氏が明快に解説する。
収録日:2014/02/14
追加日:2014/04/03
星浩
TBSスペシャルコメンテーター

日韓関係硬直を米国は懸念、原因は靖国よりも慰安婦問題

前原レポート:米国から見た日本(1)安全保障と歴史問題

歴史認識や安全保障問題。日米関係はいま変化の時期を迎えたのか?今般ワシントンで意見交換を行ったばかりの前原誠司氏が、現地で集めた声から外交上のボトルネックを解消する方法とともに、あるべき靖国参拝の像をも提案して...
収録日:2014/03/20
追加日:2014/04/03
前原誠司
衆議院議員

ゲットー英雄記念碑の前で跪き、黙祷を捧げたブラント

なぜ「ドイツの謝罪」のようにいかなかったのか(1)世界に印象づけられたドイツの二つの謝罪

日本はなぜドイツのように戦争責任を明確にできなかったのか。世界に印象づけられたドイツの二つの謝罪 “ブラントの祈り”と“ヴァイツゼッカーの演説”を取り上げながら、日本の村山談話との違いを解説していく。(前編)
収録日:2013/10/31
追加日:2014/04/17
若宮啓文
元朝日新聞主筆

クリミア分離は碁で言う“いい「分かれ」”

クリミア問題を語る~ロシアへの対応と米欧の思惑~

クリミア問題に関して、ロシアを批判する専門家の意見が多い中、ウクライナからのクリミア分離に理解を示す岡崎氏。ロシアに対する米欧諸国の思惑が絡み合う中、クリミア問題は今後どう進んでいくのか。岡崎久彦氏に意見を聞く。
収録日:2014/03/26
追加日:2014/04/17
岡崎久彦
外交評論家

ドイツはホロコーストをナチスの罪として裁くことができた

なぜ「ドイツの謝罪」のようにいかなかったのか(2)日本とドイツの状況の根本的な相違

日本はなぜドイツのように戦争責任を明確にできなかったのか。なぜ過去にけじめを付けにくかったのか。当時の日本とドイツの根本的な状況の相違を指摘しつつ、その要因について解説する。(後編)
収録日:2013/10/31
追加日:2014/04/24
若宮啓文
元朝日新聞主筆

ペレストロイカの意外な引き金は「逆オイルショック」

「逆オイルショック」とソ連崩壊

「オイルショック」は誰もが知るが、「逆オイルショック」は今や忘れられた現代史の1コマだ。しかし、この現象こそソ連崩壊から日本のバブルをも誘因したと岡崎久彦氏は振り返る。世界史の裏に動いた情報外交の姿を垣間みる。
収録日:2014/03/26
追加日:2014/04/24
岡崎久彦
外交評論家

ソウル五輪や韓国民主化、日本の体制も変わり共同宣言へ

日韓関係の悩ましさ(2)90年代の和解に行きつくまで

1965年に締結した日韓基本条約は、その後、日韓両国にさまざまな波紋を投げかけた。条約締結の背景となった国際情勢、その後に噴出した諸問題など、日韓条約に関連する複雑かつ多面的状況を解説する。(シリーズ3話中第2話)
収録日:2013/11/08
追加日:2014/04/24
若宮啓文
元朝日新聞主筆

反中若手タカ派「青嵐会」をリードした石原慎太郎

「日中」をめぐる保守の内部対立(2)台湾派の論理と尖閣「棚上げ」問題

1972年の日中国交正常化後も、日本国内では反対派と賛成派の攻防が続いた。台湾を支持するタカ派の論理や、対立の状況下で日中友好条約に至った経緯、そしていまだ尾を引く日中友好派、反対派の火種とは何か。(全3話中2...
収録日:2013/11/08
追加日:2014/05/01
若宮啓文
元朝日新聞主筆

椎名悦三郎の金浦空港での声明を強く進言したのは米国

オバマ大統領の日韓歴訪の成果~日韓を取り持つアメリカの歴史的使命~

先日のオバマ大統領来日について、若宮啓文氏が語る。
収録日:2014/04/28
追加日:2014/05/01
若宮啓文
元朝日新聞主筆

同盟を結ぶ場合、絶えず二つのジレンマが存在する

日本の外交を理解するための三つの質問(2)日米同盟を維持するための課題は何か

日本の外交を理解するための三つの質問うち、二つ目のテーマは「日米同盟」である。ジェラルド・カーティス氏が、日米関係の変化に触れながら、東アジアという環境の中で日米同盟を維持するための課題を提示していく。(全3話...
収録日:2014/04/18
追加日:2014/05/08

中国の真意は賛成でも反対でもない

日本の外交を理解するための三つの質問(3)中国は日米同盟をどう見ているか

日本の外交を理解するための三つの質問のうち、最後のテーマは、「中国と日米同盟」である。世界第二位の強国となった中国が日米同盟をどう見ているのか、それに対してどう対応しようとしているのかについて、ジェラルド・カー...
収録日:2014/04/18
追加日:2014/05/08

バラ、光、歌で奇跡のV字回復!ハウステンボスの集客戦略

ハウステンボス再生への戦略(1)仕組みで勝つ

18年間赤字のハウステンボスを1年で黒字に転換させた澤田秀雄氏。〝100万本のバラ〟〝光の王国〟〝ハウステンボス歌劇団〟など、数々の魅力あるイベントで集客を増やしてきた、ハウステンボス再生における澤田氏の戦略論に迫る。
収録日:2014/03/31
追加日:2014/05/15
澤田秀雄
株式会社エイチ・アイ・エス 最高顧問

国際政治の理屈の前では日中や米中という関係構造はない

極東のバランス・オブ・パワーは中国VS日米同盟~高まる中国軍事力の脅威~

極東のバランス・オブ・パワーに異変が起きている。この20年で中国の軍事力は米をも凌駕。日本のシーレーンは圧倒的危機にさらされている。防衛の秘策はあるのか。中国はいつ失墜するのか。岡崎久彦氏が極東と日本の戦略論を...
収録日:2014/05/07
追加日:2014/05/22
岡崎久彦
外交評論家

現在の財政問題は1980年の衆参同日選挙の悲劇から始まった

政治記者の考える政策課題(1)財政

 「今や、国の財政破綻すら絵空事ではなくなってきている」。政治記者として約30年のキャリアをもつ星浩氏が、時代とともに移り変わってきた政治記者の役割、そして政策課題の中でも特に重要な「日本の財政問題」の歴史と変...
収録日:2014/04/04
追加日:2014/05/29
星浩
TBSスペシャルコメンテーター

経営の神様から学んだ「国家経営」という考え方

四人の恩師

政治家・前原誠司氏にとって、欠かすことができない四人の恩師がいる。国際政治を学んだ学生時代、松下政経塾の頃、そして政治家になってからと、大事な時期に前原氏を支えた恩師たち。その人物像について、前原誠司氏が熱く語る。
収録日:2014/03/20
追加日:2014/06/05
前原誠司
衆議院議員

「ユニエイト」というあり方がウクライナの民族文化を醸成

ウクライナの宗教と民族の歴史(2)ギリシア・カトリック信仰と民族文化

ウクライナ語を話す西ウクライナ地方の住人には、独特なギリシア・カトリック(ユニエイト教会)信仰が深い。対立と弾圧を余儀なくされた彼らの間には「教会に対する戦いは、文化に対する戦いだ」との言い回しがある。その手掛...
収録日:2014/05/22
追加日:2014/06/05
山内昌之
東京大学名誉教授

父子三代、岸信介以来の念願を遂にかなえて感無量

苦節35年、集団的自衛権閣議決定 日本の安保体制確立へ

7月1日、安倍内閣は、集団的自衛権の行使容認を閣議決定した。1980年代に戦略論の名著と名高い『戦略的思考とは何か』を上梓し、集団的自衛権を主張し続けてきた岡崎久彦氏が苦節35年の真意を語る。
収録日:2014/06/25
追加日:2014/07/02
岡崎久彦
外交評論家

貨幣は精神的自由の温床「選択と私有財産の自由」を生んだ

増税はなぜ問題なのか―貨幣と自由の関係論

山田宏氏は、1年半で5パーセントから10パーセントへ倍増する日本の消費増税を批判する。増税の何が、どのように、なぜいけないのか。貨幣と自由の歴史的関係をひもときながら、山田氏が鮮やかに問題点を映し出す。
収録日:2014/04/04
追加日:2014/07/03
山田宏
参議院議員

「方法」と「人物」から中東国際関係史を理解する

『中東国際関係史研究』を読み解く(1)本書の目指した二つの目的

山内昌之氏の近著『中東国際関係史研究』が話題になっている。2段組み800ページを超える重厚な学術書であるにもかかわらず、半年で4刷を重ねる異例の早さだ。40年来の研究の結実成果をいかに読むべきか。著者自身が、3...
収録日:2014/06/18
追加日:2014/07/03
山内昌之
東京大学名誉教授

トルコ将軍、カラベキルの東方政策の功績とは

『中東国際関係史研究』を読み解く(2)カラベキルの東方政策

「第一次世界大戦で敗戦国であったトルコが、その後の戦争処理において領土を増やして戻ってくるなどということは、まことに考えられないことだ」と、当時のイギリス外務大臣・カーゾン氏が述べている。国際関係史の常識を覆し...
収録日:2014/06/18
追加日:2014/07/10
山内昌之
東京大学名誉教授

イスラエルの歴史を学ぶ~シオニズム運動と英国の三枚舌

近代イスラエルの誕生:その苦闘の背景(1)

 国防において、科学・芸術・産業の追究において、イスラエル人が示す桁外れの熱意。その根源は、民族がたどった歴史にあると島田晴雄氏は言う。現代のイスラエル精神に直接影響を及ぼした近代イスラエルの成立過程を2回に分...
収録日:2013/10/04
追加日:2014/07/17
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ローザンヌ条約がトルコにもたらした大きな成果

『中東国際関係史研究』を読み解く(3)知られざるカラベキルの生涯と功績

卓越した外交、軍事の才を持つっていたがために、ケマル・パシャからライバル視され、政治的失脚に追い込まれたキャーズィム・カラベキル。しかし、彼はその不遇の時代も豊かな文化人的資質をもってトルコの発展に寄与した。山...
収録日:2014/06/18
追加日:2014/07/17
山内昌之
東京大学名誉教授

「諸国間の経済的相互依存が戦争を無効化させる」は誤り

対中国問題は政経分離で考えよ

強大化した中国は、今や日米をも上回る軍事力を持つに至った。脅威である。しかしそんな中国にも、重大なアキレスの踵があると岡崎久彦氏は指摘する。安全保障とビジネスの関係を喝破した卓見。
収録日:2014/06/25
追加日:2014/07/31
岡崎久彦
外交評論家

鄧小平の改革開放から約40年ーこのままでは失敗する

「中国の大問題」について(2)社会主義市場経済の限界と可能性

類のない超経済大国となった中国。だがその「驕り」は中国の足下をすくうだろうと、丹羽宇一郎前中国大使は指摘する。中国経済は今後どうなるのか。「世界の工場」から「世界の市場」へと移行する中国に対して、日本はどう向き...
収録日:2014/07/28
追加日:2014/09/04
丹羽宇一郎
元中華人民共和国駐箚特命全権大使

21世紀の毛沢東と周恩来を目指しているのか?

習近平の野望~中国の権力闘争

薄熙来、徐才厚、周永康と相次ぐ超大物の摘発、失脚。この「粛正」を断行しているのが習近平国家主席だ。「腐敗追放」のスローガンの背後で習近平が真に狙うものは何なのか。岡崎久彦氏が彼を「毛沢東かスターリンか」と評する...
収録日:2014/08/01
追加日:2014/09/04
岡崎久彦
外交評論家

江藤淳が調査した戦後日本の言論統制

「積極的平和主義」とは何か(3)戦後教育でゆがめられた日本人の危機意識

尖閣列島、もしくは日本周辺を世界が「今、最も危険な地域」と注目しているにもかかわらず、当の日本人の危機感はあまりにも薄い。なぜ、日本人の自国に対する安全保障意識はかくも低いのか? その根っこにある戦後体制に焦点...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/10/07
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

「パクスアメリカーナ」が日本に与えた影響とは

「積極的平和主義」とは何か(4)日米安保条約とパクスアメリカーナ

パクスアメリカーナと呼ばれるアメリカの戦後体制は日本にどんな影響を与えたのか。日本安保条約と日本の経済成長の動向を追いながら、パクスアメリカーナの崩壊後の世界情勢にも注目する。(島田塾第115回勉強会 島田晴雄...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/10/09
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

「Gゼロ」時代で日本はどのように行動すべきか?

「積極的平和主義」とは何か(5)「Gゼロ」時代と日本の安保意識

世界は多極化と混迷化の「Gゼロ」時代を迎えた。不安定な世界情勢の中、日本はどのように行動すべきなのか。オバマ政権の対応が及ぼす世界への影響を手すりに、日本が採るべき道を考える。(島田塾第115回勉強会 島田晴雄...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/10/12
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

歴史学者としてこだわりのあった地域を訪れて

トルコ現地調査レポート(2)高地から黒海、そしてグルジアへの旅

実際に山間部を歩いてカラベキル将軍の戦略を理解する。グルジアの町バトゥームの古ぼけたタンクローリーに時代の変遷を読み取る。山内昌之氏の歴史家の目が冴えわたるトルコ現地調査レポートの第2弾。(全3話中第2話目)
収録日:2014/07/17
追加日:2014/10/16
山内昌之
東京大学名誉教授

テオドール・ヘルツルによるシオニスト運動の始まり

イスラエルの安全保障観に学ぶ(3)現代イスラエルの建国

イスラエルの超能動的国防意識の裏側には、欧米の列強に翻弄された建国への道がある。偏見と迫害から逃れるためには自前の国土を持つしかない。しかし、パレスチナでの近代国家建設には邪魔になる先住者だけでなく、利用しよう...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/11/15
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

中国の公害問題解決に日本はテクノロジーで貢献せよ

日米同盟を強化し、中国と戦略的対話を~アジア太平洋の10年先を見据えて~

日本と中国には長期的に戦略的な競争関係にあり、この関係をいかにマネジメントできるかが日本にとっての課題である。2014年11月10日に行われた日中首脳会談を受けて、ジェラルド・カーティス氏がそのために必要となる...
収録日:2014/11/10
追加日:2014/11/20

イスラエルが原子炉を持った理由と核兵器保有の真相

イスラエルの安全保障観に学ぶ(4)存続への闘い

4回にわたりイスラエルの歴史を見てきたが、現在のイスラエルの姿は決してバラ色とは言えない。何よりもパレスチナ難民問題をめぐる紛争は、21世紀の国際的課題として筆頭に挙げられる。市街には壁がつくられ、ミサイル攻撃...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/11/25
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

歴史学を学ぶことに何の意味があるのか?

『歴史とは何か』を語る(1)歴史学とは何か

歴史学とは何か。歴史家とはどのような仕事をする人なのか。歴史学を学ぶことに何の意味があるのか。分かっているようで分からない疑問に、歴史家・山内昌之氏が答えていく。シリーズ第1回。
収録日:2014/10/08
追加日:2014/11/27
山内昌之
東京大学名誉教授

ISが挑戦しているのはサイクス・ピコ秘密協定の無効化

第一次世界大戦から100年にあたって(1)20世紀の病根と21世紀の進路

「2014年は後世、国際政治と世界史の転換点として記憶されるかもしれない」と山内昌之氏は言う。第一次世界大戦から100年。ようやく世界で一番むごかった戦争の痕跡が、中東でもウクライナでもそして日本でも、何か新し...
収録日:2014/11/05
追加日:2014/12/28
山内昌之
東京大学名誉教授

バブル景気、格差社会、政界再編‥100年前との共通点

第一次世界大戦から100年にあたって(4)大戦期と現代日本を比較して学ぶべきこと

第一次世界大戦は100年前のことでありながら、その戦中、戦後の様子には現代の日本と多くの共通点を見出すことができる。今、私たちは大戦と現代の比較に何を見出し、何を学ぶべきなのか。山内昌之氏による過去に学び現代を...
収録日:2014/11/05
追加日:2014/12/31
山内昌之
東京大学名誉教授

日本史上、数少ない行政改革を成し遂げたリーダーシップ

日本のリーダーはどうあるべきか

当時、行政管理庁長官であった中曽根康弘氏らとともに国鉄改革に尽力した一人、JR東海の葛西敬之名誉会長が、中曽根氏、明治維新、大東亜戦争のリーダーシップを引き合いに出しながら、現代日本のリーダー像を論じる。
収録日:2014/04/15
追加日:2015/01/27
葛西敬之
元東海旅客鉄道(JR東海)代表取締役名誉会長

政策協調はG20という殻だけあって内容がない

国際参謀が語る、これからの世界に必要な人材像

OECD(経済開発協力機構)で事務総長補佐官を8年間務めた高橋一生氏が、その仕事のエッセンスを明らかにしつつ、国際参謀として必要な資質を語る。そこから導き出された、これからの世界に必要な人材像とは? 世界情勢を...
収録日:2014/10/28
追加日:2015/02/03
高橋一生
元国際基督教大学教授

「21世紀はアジアの時代」をアンガス・マディソンが予測

近代のドラマ~民族国家と経済成長~

英国の経済学者、アンガス・マディソン博士は「21世紀は、アジアの時代」であることをいち早く予測した人物だった。しかし、この予測も、「民族国家」としての覇権争いが戦争という局面を迎えなければという話であることは言...
収録日:2014/10/28
追加日:2015/02/05
高橋一生
元国際基督教大学教授

海上自衛隊の活躍でソマリア沖の海賊被害は年々減少

安全保障最前線(1)戦略の視点で見るソマリア沖海賊対処活動

ソマリア沖の海賊行為に対する海上自衛隊の対処活動の成果は国際的にも評価が高く、近年海賊行為件数は減少している。それでも、海賊を根絶できないのはなぜなのか? 日本と世界の安全保障を見守り続けてきた吉田正紀氏が、平...
収録日:2014/08/01
追加日:2015/02/14
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

北朝鮮からのミサイル防衛のため日本がやるべき3つの対策

安全保障最前線(2)北朝鮮問題を考える

これまで何度も弾道ミサイル発射を実施し、同時に核実験も進めてきた北朝鮮。それに対し、六者会合で対応してきたが、果たして北朝鮮の狙いはどこにあるのか。そして日本がとるべき対応策は。北朝鮮による弾道ミサイルの歴史を...
収録日:2014/08/01
追加日:2015/02/15
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

中国の海洋進出の目的を元海上自衛隊 海将が徹底解説

安全保障最前線(3)中国の活発な海洋進出への対応(後編)

前半では中国の海洋進出問題の現状を見たが、後半では解決への道を探っていく。中国の海洋進出の狙いを知り、日本の国際的な立場を分析していけば、進むべき道はおのずと浮かび上がってくるだろう。前海上自衛隊佐世保地方総監...
収録日:2014/08/01
追加日:2015/02/17
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

55年体制時代、マスコミが野党の代わりを果たしていた

野党とは何か

「1955年体制の時代、日本には、野党の役割を担う存在が別にあった」と曽根泰教氏は語る。それはどのようなものか。そして、野党とは一体何なのか。
収録日:2015/01/22
追加日:2015/02/19
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

ユーロ不足の根底には競争力問題がある

ユーロの十字架とギリシャ問題(3)欧州ソブリン危機が引き起こされたユーロの構造問題

ギリシャ危機は、単にギリシャだけが原因で起きたわけではない。そこには「ユーロの構造」の問題があった。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が語る「ユーロの十字架とギリシャ問題」シリーズ第3話。
収録日:2015/02/19
追加日:2015/02/27
高島修
シティグループ証券 チーフFXストラテジスト

中東諸国の国益が交錯し、より有利な影響力を諸外国は模索

「イスラム国」と中東の変動(2)「冷戦」復活という見立て

中東情勢に詳しい歴史学者・山内昌之氏によれば、中東の大変動は、かつての同盟・協力関係も劇的に変化させた。今までの同盟関係の崩壊に代わり生じているのが対ISのつながりだ。しかし、これも単一に語ることができないのが...
収録日:2015/02/25
追加日:2015/03/07
山内昌之
東京大学名誉教授

「文明の衝突」がイスラム世界内部で頂点に達している

「イスラム国」と中東の変動(3)中東の未来地図

大きなパラダイムシフトを通じて、中東はどこに着地しようとするのだろうか。世界が注目する動向について、歴史学者・山内昌之氏は現代史上に先行する相似形を見出している。かつて強大な帝国を倒してつくられた人工国家・ソ連...
収録日:2015/02/25
追加日:2015/03/09
山内昌之
東京大学名誉教授

友にして敵なのか、敵にして友なのか―中東の複雑性

中東のパラダイムシフト―「敵の敵は友」か?

中東情勢に詳しい歴史学者・山内昌之氏は、「敵の敵は友」といった単純な構図では到底中東の複雑性は語れないと言う。このような混迷の中、中東ではパワーシフト、イデオロギーシフトが起きている。ソ連解体の構図、ハンチント...
収録日:2015/03/11
追加日:2015/03/21
山内昌之
東京大学名誉教授

経済問題を通貨政策により克服―レーガノミクスとの類似性

円安をどう捉えるか―購買力平価で見るアベノミクス

加速する円安は日本にとってプラスなのか、マイナスなのか。円安の構造と解釈を、購買力平価、実効相場、実質実効円相場の論理的理解という三つの観点から考える。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏による...
収録日:2015/03/18
追加日:2015/03/27
高島修
シティグループ証券 チーフFXストラテジスト

ゲームチェンジする時代、所与の条件下で変化を起こす

経営者としての生きる証―ゲーム理論の実践

「日本の産業界を真にグローバルな設計にするにはまだまだ時間がかかる」と、三菱ケミカルホールディングス社長・小林喜光氏は語り、今の安定をなかなか手放したがらない業界、経営者に厳しい目を向ける。その小林氏をして、困...
収録日:2014/09/01
追加日:2015/04/04
小林喜光
東京電力ホールディングス株式会社 取締役会長

ロシアとの稠密な経済関係で制裁をかいくぐるイラン

ロシアの中東政策(後編)鍵を握るトルコとイラン

激動する中東情勢の裏で、各国のしたたかで強靭な外交戦略が展開されている。ロシアの南流計画がブルガリアからトルコにスイッチされ、トルコがエネルギーのハブになろうとしている。一方で、西側諸国から制裁を受けるイランは...
収録日:2015/03/24
追加日:2015/04/12
山内昌之
東京大学名誉教授

日米は21世紀の世界ルールを守る上で重要なパートナー

日米同盟の必要性~アメリカにとって日本は死活的に必要な同盟国~

今後の日米同盟は、果たしてどうすべきなのか。第二次世界大戦を反省し、日本の地理上の位置や日米の社会価値基盤などを踏まえて、JR東海の葛西敬之名誉会長が、日米関係の将来を提案する。
収録日:2014/04/15
追加日:2015/04/23
葛西敬之
元東海旅客鉄道(JR東海)代表取締役名誉会長

国家安全保障戦略に基いて実施される「防衛法制」とは何か

わが国の防衛法制の変遷(1)冷戦期における安保体制

今、集団的自衛権行使容認に関わる憲法解釈見直しをはじめ、わが国の防衛構造は大本から変容しつつある。防衛法制はその時々の国内外の情勢に適応し、改正されることでわが国の平和を維持してきた。前海上自衛隊佐世保地方総監...
収録日:2014/09/24
追加日:2015/05/14
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

中東・ロシアの混乱は「サイクス・ピコ秘密協定」に起因

第一次世界大戦100年と日本(1)ポスト冷戦の終焉

日本人には印象の薄い第一次世界大戦だが、実は「20世紀の病根のほとんど全てが第一次世界戦に由来する」といわれるほど、歴史的に重要な転換点だった。一体その時、世界はどう変わったのか。そしてそれは今にどう影響してい...
収録日:2015/04/15
追加日:2015/05/21
山内昌之
東京大学名誉教授

資本主義がスポーツの性格を帯びていた! ウェーバーの主張

グローバル化時代の資本主義の精神(3)ウェーバーの予言とコジェーヴの「世界の日本化」

マックス・ウェーバーは110年前に、今の資本主義社会の姿を予言した。アレクサンドル・コジェーヴは、アメリカに「歴史の終焉」を見た後の訪日で、日本の生活様式に新たな可能性を見いだし「西洋の日本化」を説いた。そして...
収録日:2014/11/07
追加日:2015/05/28
中島隆博
東京大学東洋文化研究所長・教授

大国の没落やパワーシフト、相次ぐ外交失策・・・

第一次世界大戦100年と日本(5)歴史は繰り返す

「歴史から学ばぬ者は歴史を繰り返す」が、「学者も無学の者も、ともに歴史を理解することができる」のが、歴史の特徴だ。歴史学者・山内昌之氏が、歴史から学ぶ姿勢を改めて問う。シリーズ「第一次世界大戦100年と日本」第...
収録日:2015/04/15
追加日:2015/06/01
山内昌之
東京大学名誉教授

後世のために必要な史実を緻密に議論していこう

戦後70年談話~政治と歴史認識(2)歴史家としての使命

日本はさまざまな立場から歴史を考え表明する自由を保障されている国である。しかし、中国や韓国では政府の政治的判断が歴史認識に大きく影響するという現実がある。歴史を通して人はどうあるべきか、真実とはどこにあるのかを...
収録日:2015/05/12
追加日:2015/06/04
山内昌之
東京大学名誉教授

バンドン会議の2原則を引用した安倍首相の演説

戦後70年談話~政治と歴史認識(8)バンドン会議と歴史認識のあり方

2015年4月、安倍総理はアメリカ議会で演説を行ったが、同じ4月にジャカルタで開かれたアジア・アフリカ会議(バンドン会議)でも演説している。その演説で総理は、「先の大戦の深い反省」という文言を入れたという。この...
収録日:2015/05/18
追加日:2015/07/02
山内昌之
東京大学名誉教授

海中資源ニーズが高まる中、中国は海洋権益の確保を目指す

安全保障のチャイナリスク対応(3)海洋進出の狙い

21世紀を海洋の世紀と位置付け、「海洋強国」を建設すべきだと盛んに提唱している中国。彼らは、アメリカとの全面対決が避けられない海の覇権へ向かうのだろうか。前海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏が中国の活発な海洋...
収録日:2014/12/01
追加日:2015/07/06
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

負けない体制をつくり、戦わない―不戦不敗

安全保障のチャイナリスク対応(4)日本が生き残る道

米中という大国のパワーシフトの下で、日本が生き残るための戦略はどのように立案すればよいのだろうか。前海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏が、いま大きな転換点を迎えるわが国の安全保障システムを再点検しつつ、シミュ...
収録日:2014/12/01
追加日:2015/07/06
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

ナゴルノ・カラバフ問題―アゼルバイジャン最大の問題

アゼルバイジャン訪問に学ぶ(2)ボリシェヴィキ革命とナゴルノ・カラバフ問題

アゼルバイジャンの現代史を語る上で重要な1918年。この年、ボリシェヴィキ革命により帝政ロシアが倒れ、アゼルバイジャンの歴史は大きく動き出す。その後、最大の問題となるナゴルノ・カラバフ問題が発生。カラバフ地方を...
収録日:2014/10/02
追加日:2015/07/09
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ヘイダル・アリエフ―アゼルバイジャン建国の父のカリスマ

アゼルバイジャン訪問に学ぶ(3)資源大国アゼルバイジャンの政治史

2006年のBCTパイプライン完成以来、3倍の経済発展を成し遂げたアゼルバイジャンは世界有数の資源国である。ヨーロッパとアジア、中東とロシアの十字路として、地政学的に古くから高い意味を持つ土地柄とともに、島国日...
収録日:2014/10/02
追加日:2015/07/13
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ウクライナ問題は戦後世界の国際法違反

アゼルバイジャン訪問に学ぶ(4)グルジア・チェチェン・ウクライナからアゼルバイジャンを顧みる

2014年現在、ウクライナ問題をめぐり、欧米はロシアに対し「19世紀的暴力」と批判し、経済制裁の反撃を加えている。では21世紀初頭の「民主化ドミノ現象」は旧ソ諸国に何をもたらしたのか。そこから日本は何を学ぶべき...
収録日:2014/10/02
追加日:2015/07/16
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

イブン・ハルドゥーンが記した現代の歴史家への警告

『歴史とは何か』を語る(4)歴史学者は平凡な職業か

唯物史観をはじめとする歴史の「一元的解釈」や「善悪二元論」などは、疑問に思うべきだ。歴史について語れば、誰でも歴史家になれるわけではない。世の中にまかり通る見方を山内昌之氏が斬っていく。『歴史とは何か』を語るシ...
収録日:2014/10/21
追加日:2015/07/20
山内昌之
東京大学名誉教授

光緒帝の皇后とその前で跪いた太った老人が泣いていた

20世紀前半の日中関係~この歴史から何を学ぶか(2)

本年2015年は戦後70年の節目の年。しかし、中国や韓国ではいまだに反日教育が行われ、日本においても特に現代史の教育の欠如は否めない。歴史認識という価値観以前に、事実理解のギャップに問題があると感じた島田晴雄氏...
収録日:2015/07/07
追加日:2015/08/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

日中戦争はやがて世界の問題に拡大、そして敗戦・・・

20世紀前半の日中関係~この歴史から何を学ぶか(3)

本年2015年は戦後70年の節目の年。しかし、中国や韓国ではいまだに反日教育が行われ、日本においても特に現代史の教育の欠如は否めない。歴史認識という価値観以前に、事実理解のギャップに問題があると感じた島田晴雄氏...
収録日:2015/07/07
追加日:2015/08/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

張作霖爆殺事件はなぜ起きたのか?その真相に迫る

本当のことがわかる昭和史《1》誰が東アジアに戦乱を呼び込んだのか(2)あの当時、相手側が何をしたのか

東京裁判は、日本の侵略戦争の始まりは満洲事変だと断定した。今回は、その遠因となった1928年の張作霖爆殺事件にスポットを当てる。果たして、この事件は世間でいわれるように日本陸軍の陰謀だったのか? 上智大学名誉教...
収録日:2014/11/17
追加日:2015/08/10
渡部昇一
上智大学名誉教授

張作霖は日本軍のスパイとしても活躍した男だった

本当のことがわかる昭和史《1》誰が東アジアに戦乱を呼び込んだのか(3)張作霖はソ連にとっての大いなる邪魔者

1928年の張作霖爆殺事件は、果たして日本陸軍の陰謀だったのか? その背後にでは1917年のロシア革命で成立したソビエト連邦のコミンテルンが暗躍していた形跡がある。上智大学名誉教授・渡部昇一氏によるシリーズ「本...
収録日:2014/11/17
追加日:2015/08/10
渡部昇一
上智大学名誉教授

東京裁判で不採用だった一級資料本『紫禁城の黄昏』とは?

本当のことがわかる昭和史《1》誰が東アジアに戦乱を呼び込んだのか(5)田中隆吉vs『紫禁城の黄昏』

東京裁判では、関東軍参謀などを務めた田中隆吉を証人として重用し、多くのエピソードを語らせたが、誰が見ても第一級史料である『紫禁城の黄昏』の証拠書類としての採用は却下された。それはなぜなのか。上智大学名誉教授・渡...
収録日:2014/11/17
追加日:2015/08/10
渡部昇一
上智大学名誉教授

平成に入り明らかとなったノモンハン事件の衝撃的真相

本当のことがわかる昭和史《1》誰が東アジアに戦乱を呼び込んだのか(6)「ノモンハン事件は日本の大敗北」は誤り

1939年に発生した日ソ国境紛争の一つであるノモンハン事件は、日本軍の一方的な負け戦だったといわれることがある。しかし、平成に入り、ソ連側の本当に被害状況が明らかとなる。上智大学名誉教授・渡部昇一氏によるシリー...
収録日:2014/11/17
追加日:2015/08/10
渡部昇一
上智大学名誉教授

日本の戦車はソ連の25倍以上頑丈だった!

本当のことがわかる昭和史《1》誰が東アジアに戦乱を呼び込んだのか(7)司馬遼太郎がノモンハンを書かなかった理由

日本を代表する歴史小説家である故・司馬遼太郎氏は、ノモンハン事件を執筆のテーマに定め、膨大な史料を収集し、取材を進めていた。ところが、突如「ノモンハン事件は書かない」と言い出した。一体それはなぜなのか。上智大学...
収録日:2014/11/17
追加日:2015/08/10
渡部昇一
上智大学名誉教授

占守島の戦いで健闘空しく停戦命令…負け方が下手な日本

本当のことがわかる昭和史《1》誰が東アジアに戦乱を呼び込んだのか(8)日本軍は負け方を知らなかった

日本軍はそれまで戦争に負けたことがなかったため、負け方が下手だった。それは、終戦直後の北方領土におけるソ連との戦闘に表れている。上智大学名誉教授・渡部昇一氏によるシリーズ「本当のことがわかる昭和史」第一章・第8話。
収録日:2014/11/17
追加日:2015/08/10
渡部昇一
上智大学名誉教授

もしロシア革命がなかったら大東亜戦争はなかったはず

本当のことがわかる昭和史《1》誰が東アジアに戦乱を呼び込んだのか(15)コミンテルンが東アジアに戦乱を呼び込んだ

もしロシア革命がなかったら、大東亜戦争はなかったはずであり、共産主義政権のソ連が成立していなければ満洲は乱れなかった。そもそも満洲が平和であったなら、シナ事変も起こるはずがない。では、東アジアに戦乱を呼び込んだ...
収録日:2014/11/17
追加日:2015/08/13
渡部昇一
上智大学名誉教授

アジアの解放を成し遂げようという動きが在野に広まる

本当のことがわかる昭和史《2》軍縮ブームとエネルギー革命の時代「明治の精神」の死(11)尊王攘夷とアジア主義

日英同盟を破棄した当時、日本国民に反英思想はなかったが、後年、反英感情が煽られていった。その背景には明治維新以来、西洋列強に対抗してきた「尊王攘夷」や、日清・日露戦争後に広まったアジア主義の気風があった。上智大...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/08/17
渡部昇一
上智大学名誉教授

石井・ランシング協定、九カ国条約…日本の最善手は?

本当のことがわかる昭和史《2》軍縮ブームとエネルギー革命の時代「明治の精神」の死(13)なぜ「九カ国条約」を見直さなかったか

1922年、ワシントン会議にて締結された九カ国条約は、日本の中国進出を抑制するもので、これにより、中国での特殊権益を認めた石井・ランシング協定は破棄され、以降、国際社会はワシントン体制と呼ばれる中国権益の侵害を...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/08/20
渡部昇一
上智大学名誉教授

北一輝の思想…『日本改造法案大綱』は右翼の社会主義だ

本当のことがわかる昭和史《3》社稷を念ふ心なし――五・一五事件への道(3)「右翼の社会主義者」の強烈な主張

日露戦争の頃から広がりを見せ始めた社会主義は、大正時代に入ると大きく流行した。従来の社会主義運動は「貧乏人を救え」というぐらいの話だったが、ロシア革命が起きて共産主義政権が成立すると革命運動になり、日本でもさま...
収録日:2014/12/22
追加日:2015/08/24
渡部昇一
上智大学名誉教授

恐慌は資本主義の必然―マルクスの予言が的中、評価急上昇

本当のことがわかる昭和史《3》社稷を念ふ心なし――五・一五事件への道(5)保護貿易と金解禁がもたらした昭和恐慌

1929年の世界恐慌により悪影響を与えたのは、その翌年に成立したアメリカのホーリー・スムート法だった。この法により、世界貿易は1年で半分になったといわれる。そして当時、奇しくもマルクスが「資本主義は必然的に恐慌...
収録日:2014/12/22
追加日:2015/08/24
渡部昇一
上智大学名誉教授

ノモンハンの勘違いとドイツの神秘的な強さが同盟を加速

本当のことがわかる昭和史《4》二・二六事件と国民大衆雑誌『キング』(10)なぜ三国同盟が結ばれてしまったか

米関係を決定的に悪化させた日独伊三国同盟だが、この遠因に、二・二六事件があると考えることができる。その理由とは? 上智大学名誉教授・渡部昇一氏によるシリーズ「本当のことがわかる昭和史」第四章・第10回。
収録日:2015/01/19
追加日:2015/09/03
渡部昇一
上智大学名誉教授

独再軍備やソ連の極東軍備拡張に加え米ソの反日扇動

本当のことがわかる昭和史《4》二・二六事件と国民大衆雑誌『キング』(11)事件の背景にある国際的な軍拡競争

二・二六事件と前後して、国際情勢も急速に変わりつつあった。ドイツではナチスは第一党になり、総統ヒトラーのもとロカルノ条約破棄を宣言し、ラインラントに進駐。ソ連は五カ年計画で工業化と近代化を推し進め、極東での軍備...
収録日:2015/01/19
追加日:2015/09/03
渡部昇一
上智大学名誉教授

社会主義思想まん延の有無が明治維新と昭和維新の違い

本当のことがわかる昭和史《4》二・二六事件と国民大衆雑誌『キング』(12)国家社会主義に幻惑された日本人

非常に表面的に見れば、明治維新と昭和維新は、わりと似たような構図であるといえるかもしれない。だが、明治維新と昭和維新に大きな差があるとすれば、それはおそらく外圧の種類の違いである。上智大学名誉教授・渡部昇一氏に...
収録日:2015/01/19
追加日:2015/09/03
渡部昇一
上智大学名誉教授

「戦前は暗黒の時代だった」と決めつけるのは大きな間違い

本当のことがわかる昭和史《4》二・二六事件と国民大衆雑誌『キング』(13)『キング』が伝える昭和十一年の日本

よく、「戦前は暗黒の時代だった」などと言われるが、単純にそう決めつけるのは大きな間違いなのである。それがよくわかるのが、当時、百万部も発行されていた、大日本雄辯會講談社(現・講談社)発行の国民大衆雑誌『キング』...
収録日:2015/01/19
追加日:2015/09/03
渡部昇一
上智大学名誉教授

戦前にも100万部雑誌があった! 軍国主義なんて関係なし

本当のことがわかる昭和史《4》二・二六事件と国民大衆雑誌『キング』(14)日本人は本来「自由」を愛する国民だったのに

日本人が本来、いかに「自由」を愛する国民であるかは、当時の『キング』の売れ方を見れば一目瞭然であろう。やはり、二つのことが悔やまれてならないのである。一つは、幣原外交に象徴される「協調外交」という道をとってしま...
収録日:2015/01/19
追加日:2015/09/03
渡部昇一
上智大学名誉教授

列強に蚕食されていた中国で民族自決の気運が一気に高まる

本当のことがわかる昭和史《5》満洲事変と石原莞爾の蹉跌(2)アメリカとソ連が火をつけた「民族自決」

民族自決権という考え方が、対支二十一カ条で怒りを抱いたシナの若者たちに火をつけた。加えて、コミンテルンの過激な煽動によって、排日運動はどんどん激化していく。それがシナ本土だけならまだしも、満洲でも起こってくるか...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/07
渡部昇一
上智大学名誉教授

米英協調でつけこまれた幣原外交の大失敗

本当のことがわかる昭和史《5》満洲事変と石原莞爾の蹉跌(3)幣原外交の致命的失敗

日本国民と日本政府は、ベルサイユ条約からワシントン条約までの平和路線、すなわち幣原喜重郎が進めてきた外交路線を好み、議会もそれを支持した。ところが実際には、諸外国からはその協調姿勢につけ込まれ、結果として失点ば...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/07
渡部昇一
上智大学名誉教授

満洲は別物―国際社会に第一に説くべきだったこと

本当のことがわかる昭和史《5》満洲事変と石原莞爾の蹉跌(7)崇高だった五族協和の理念

当時、国際社会に強調するべき点は、満州国はシナとは別物であるということに加えて、満洲国が掲げた「五族協和」の理念だった。日本人、漢人、朝鮮人、満洲人、蒙古人など諸民族の協調路線のことである。差別を排して、五族協...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/10
渡部昇一
上智大学名誉教授

満州事変の立役者も「そのこと」は分かっていた

本当のことがわかる昭和史《5》満洲事変と石原莞爾の蹉跌(8)なぜ満洲国のみで自重できなかったか

満洲国の建国に対して、これを認める国が最終的には23カ国にも上った。この流れをさらに引き寄せるためにも、日本はもう少し我慢して、万里の長城の外側、つまり満洲国のみで自重するべきだった。石原莞爾自身も、そのことは...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/10
渡部昇一
上智大学名誉教授

安倍首相の「戦後70年談話」は周辺国とどうあるべきか

戦後70年談話所感(3)周辺国との関係

毎日新聞2015年8月13日(木)朝刊に、「戦後70年首相談話に望む(4)負の歴史 向き合って」と題して、歴史学者・山内昌之氏のインタビューが掲載された。聞き手は政治部松本晃記者。ここで山内氏が触れたことは、どの...
収録日:2015/08/19
追加日:2015/09/14
山内昌之
東京大学名誉教授

非アウタルキー国家といわれた日本。アウタルキーとは?

本当のことがわかる昭和史《6》人種差別を打破せんと日本人は奮い立った(13)アジア独立こそ日本の生きる道だった

アメリカやイギリス、ソ連など自給自足国家は、他国との貿易を制限して自国経済を守るために、どんどん関税障壁を高め、ブロック経済化を推し進めた。しかも、日独伊三国同盟やシナ事変などによって態度を硬化させた英米は対日...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/17
渡部昇一
上智大学名誉教授

東京か? ワシントンか? 青天の霹靂だからか? 怠慢なのか?

本当のことがわかる昭和史《7》歴史を愛する日本人の崇高な使命(2)宣戦布告遅延の責任はどこにあるのか

昭和16年、御前会議で対米開戦が裁可された後、条件付き開戦宣言を含む「帝国政府の対米通牒覚書(案)」が起案されていが、数日後には宣戦布告の部分が意図的に削除されてしまっていた。内容変更の背景には、軍部の大きな圧...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/21
渡部昇一
上智大学名誉教授

凱旋将軍として戻った「偉い先生」が戦後日本を変えた

本当のことがわかる昭和史《7》歴史を愛する日本人の崇高な使命(6)「敗戦利得者」が強調した「暗い戦前」

戦後日本で偉くなった人たちの中にも、「敗戦利得者」が数多くいる。この勢力が、いかに日本の戦後の言論を歪めてきたことか。戦後、凱旋将軍のように戻ってきた彼らがやったのは、ことさら日本という国の暗い部分だけをあげつ...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/21
渡部昇一
上智大学名誉教授

ウズベキスタンはいま世界一経済成長率の高い国

ウズベキスタン訪問に学ぶ(1)世界一成長率の高い国

いま、世界一経済成長率の高い国。それがウズベキスタンだ。しかし、国の実情は意外と知られていない。今回、千葉商科大学学長・島田晴雄氏率いる「島田村塾」がウズベキスタン視察に赴き、さまざまな機関と議論して得た知見を...
収録日:2015/08/20
追加日:2015/09/28
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

イスラム・カリモフ大統領の政治方針が経済成長を阻害

ウズベキスタン訪問に学ぶ(2)カリモフ大統領の政治方針

ウズベキスタンはなぜ経済発展がなかなか進まないのか。その理由は、25年目に入ったカリモフ大統領の政治方針にあると、千葉商科大学学長・島田晴雄氏は喝破する。シリーズ「ウズベキスタン訪問に学ぶ」第2回。(全3話中第...
収録日:2015/08/20
追加日:2015/10/01
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ウズベキスタン通貨「スム」の交換レートの不透明性

ウズベキスタン訪問に学ぶ(3)通貨、貿易、対日感情

肌で感じた現地経済の実態は、どこかモヤモヤした不透明性を持っていた。あってないがごとき公定為替レート。語られない本音。外国企業にとっての数々のリスクと魅力を多面的にレポートし、ウズベキスタンの政治・経済の将来を...
収録日:2015/08/20
追加日:2015/10/05
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ロシアのシリア空爆にみるプーチンの大国戦略

混沌のシリア情勢を読む(1)ロシアのシリア空爆

2015年9月30日、ロシアによるシリア領土への空爆が始まった。しかし、そもそもシリアの内戦で解決すべき政治問題とは何かについて、国際社会は合意を見ていないと、歴史家・山内昌之氏は言う。シリアを挟んで対決してい...
収録日:2015/10/05
追加日:2015/10/22
山内昌之
東京大学名誉教授

問題は五輪後! 経済効果に期待するあり方に疑問を提示

「イベント経済」の限界

オリンピックや万博など「お祭り」の経済効果に期待する人がいる。しかし、祭りはあくまでも一時的なもので、本質的な問題は、日常的に売れるものが出せるかどうかだ。慶應義塾大学大学院教授・曽根泰教氏が、「お祭り」による...
収録日:2015/09/15
追加日:2015/10/26
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授