ナポレオンもワーテルローで敗れてから25年で合祀
靖国問題の歴史的経過を振り返る(1)1世代で戦争の記憶は消える
靖国、南京虐殺、従軍慰安婦、教科書問題、これらはなぜ今になって問題化してきたのか。そして問題化の端緒はすべて日本にあった。外交評論家 岡崎久彦が解説する。
収録日:2014/01/16
追加日:2014/02/24
靖国も慰安婦も、持ち出したのは今60代半ばの・・・
靖国問題の歴史的経過を振り返る(2)火を付けたのは日本
歴史問題が海外で火がつくのは日本から持ち出したからであり、それを行ったのは全共闘世代ではないだろうか。全共闘世代が世代として歩んできた道を見つめながら、東南アジアでの経験も交えて話を進めていく。
収録日:2014/01/16
追加日:2014/02/24
佐高信も飛び上がった石橋湛山の「死もまた社会奉仕」
失われている「保守の知恵」~友好の井戸を掘った人たち(3)石橋湛山
失われている「保守の知恵」を探る本編シリーズ第3話は、ジャーナリスト出身の民権派・石橋湛山。辛口評論家と呼ばれる話者も舌を巻くほどの痛烈な言論を展開し、経済的視点を入れた「小日本主義」を唱え、暮らしの哲学を重視す...
収録日:2014/01/22
追加日:2014/02/24
徳川慶喜に擬せられる自民党長期支配38年の最後の首相
失われている「保守の知恵」~友好の井戸を掘った人たち(5)大平正芳・宮澤喜一
かつて自民党は、ハト派とタカ派の拮抗が外交内政両面で平衡感覚を発揮した。専守防衛・国際協調主義で安倍政権の盾となり得たはずの宏池会に今その面影はない。その遠因を、佐高信氏は大平正芳と宮澤喜一の関係に見る。
収録日:2014/02/07
追加日:2014/04/03
塾先輩の痛烈な後押しに一睡もせず将来について考えた夜
なぜ政治家を志したのか~松下政経塾と三つの出会い~
前原誠司氏はなぜ政治家を志したのか。そこには、大きな契機となった松下政経塾、そして政治の世界へと繋がる、大事な三つの出会いがあった。前原氏にとってまさに必然ともいえる、その出会いとは。
収録日:2014/03/20
追加日:2014/05/01
一番の問題は、歴史認識問題と政策決定プロセス
日本の外交を理解するための三つの質問(1)「安倍ファクター」はどれほど重要か
今、日本の外交が大きく変わろうとしている。それを理解するための大事な質問が三つあると語るジェラルド・カーティス氏。一つ目のテーマは「安倍ファクター」についてである。外交路線を決めるために安倍総理がどれほど重要な...
収録日:2014/04/18
追加日:2014/05/08
「公のために自分を殺すような精神構造」が指導者の条件
教育論~歴史の中のエリートたち(1)「武士道のエトス」と「ノーブレス・オブリージュ」
「指導者を育む方法を持たない国家は衰弱する」と語る齋藤健氏。明治維新以降の日本のエリートたちに触れながら、現代の政治家や指導者が喪失したものや、良質な指導者を育むための教育論を熱く展開する。(全3話中第1話目)
収録日:2014/02/18
追加日:2014/05/15
集団的自衛権・TPP・消費増税・憲法改正―変わる日本!
集団的自衛権から憲法改正へ~今後の安倍政権のロードマップ~
集団的自衛権行使容認に向けた議論が本格化している。2014年4月末より欧州6カ国を歴訪した安倍晋三首相は、その成功に勢いを得て加速。集団的自衛権、TPP、憲法改正、消費増税──岡崎久彦氏が描く安倍政権のロードマッ...
収録日:2014/05/07
追加日:2014/05/22
街頭に立ち続けて25年以上、国民の関心を肌で感じる
政治家としての信念と財産
野田佳彦氏には、29歳で初めて県会議員になったときから大事に続けてきたことがあった。そこに込められた政治家としての想いとは。さらに総理経験を経て感じたことなど、野田氏に聞いてみた。
収録日:2014/02/27
追加日:2014/06/05
経営の神様から学んだ「国家経営」という考え方
四人の恩師
政治家・前原誠司氏にとって、欠かすことができない四人の恩師がいる。国際政治を学んだ学生時代、松下政経塾の頃、そして政治家になってからと、大事な時期に前原氏を支えた恩師たち。その人物像について、前原誠司氏が熱く語る。
収録日:2014/03/20
追加日:2014/06/05
明治の元勲は責任を持って任せたけれど逸脱はさせなかった
敗戦から学ぶ戦前のリーダーシップ(1)明治の指導者
時代とともに世の中が複雑になり、戦争に影響を与えることになったリーダーリップの変質。敗戦から何を学ぶべきか。明治から昭和の時代を駆け抜けた先人たちの話を紹介しながら、明治の指導者、エリートについて齋藤健氏が語っ...
収録日:2014/02/18
追加日:2014/06/12
幼少期から四書五経を読み、12歳で『自教鑑』を著す
読書とは何か(3)人生修行の素材としての読書
読書が私たちにもたらす意味や影響は、江戸時代も現代もさして変わらない。江戸時代の偉大な為政者である松平定信と、教育者・吉田松陰それぞれの読書観をエピソードを交えて紹介しつつ、読書という行為がもつ意義や楽しさにつ...
収録日:2014/04/09
追加日:2014/07/25
ギリシア語を学ばなくてもホメロスが読める素晴らしさ
読書とは何か(4)現代の日本語で気軽に「古典」を読む
休日には、平素の考えを見直し、深め、反省して次に生かしたいと考える人が多いだろう。そのための手段こそ「古典」だと山内昌之氏は言う。古典に接して開かれる世界の広さと豊かさ、その全てを自国語で読める喜び。当たり前に...
収録日:2014/04/23
追加日:2014/08/01
西田幾多郎の思想を求め京大哲学科に集まった弟子たち
過去から未来へ、京都学派の役割(1)京都学派とは
京都には「哲学の道」がある。銀閣寺から若王子橋へ疎水に沿う小道で、西田幾多郎や田辺元らが散策したのが名の由来だ。西田門下に集まった京都学派の中枢をなした髙坂正顕氏の三男であり、戦後の国際政治学者・髙坂正堯氏を兄...
収録日:2014/07/18
追加日:2014/09/01
叩かれ弱く問題の撤退戦がうまくいかなかった大手メディア
日本のジャーナリズムを建て直すために~朝日新聞の慰安婦問題を斬る~
朝日新聞が2014年8月5日と6日に掲載した慰安婦問題の特集をきっかけに、今さまざまな議論が起こっている。曽根泰教氏が問題の要因や背景を解説しつつ、日本のジャーナリズムを建て直すための重要なポイントを語る。
収録日:2014/09/11
追加日:2014/09/28
吉田茂に「国会議員になったら」と誘われた兄の議論力
過去から未来へ、京都学派の役割(4)父・髙坂正顕と兄・坂正堯の眼
哲学者として京都学派を代表する父・髙坂正顕の息子でありながら、父とは異なる道を歩んだ国際政治学者・髙坂正堯。親子の心の交流とそれぞれの道を究めた過程を、髙坂節三氏が客観的視点をもって丹念に語る。(全5話中第4話目)
収録日:2014/07/18
追加日:2014/09/30
「パクスアメリカーナ」が日本に与えた影響とは
「積極的平和主義」とは何か(4)日米安保条約とパクスアメリカーナ
パクスアメリカーナと呼ばれるアメリカの戦後体制は日本にどんな影響を与えたのか。日本安保条約と日本の経済成長の動向を追いながら、パクスアメリカーナの崩壊後の世界情勢にも注目する。(島田塾第115回勉強会 島田晴雄...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/10/09
安倍政権下で国家安全保障戦略に56年ぶりに変化が!
わが国の安全保障の構造(1)その源流から下流まで
前・海上自衛隊佐世保地方総監である吉田正紀氏は、日本の安全保障の構造を川の流れに例え、今、その川の流れは長らく変化し得なかった源流から全体に向けて、大きく変容しつつあると言う。39年間、自衛隊という下流の現場から...
収録日:2014/08/01
追加日:2014/12/01
国家安全保障の戦略策定における重要なこととは?
わが国の安全保障の構造(2)垂直・水平、二方向の展開
わが国初の国家安全保障戦略が昨年末に策定された。この戦略文書をもとに、日本の防衛計画が動いているのだ。海上自衛隊海将として日本の防衛に尽くしてきた吉田正紀氏が、戦略の基本構造、戦略策定にあたる指揮官に必要な素養...
収録日:2014/08/01
追加日:2014/12/08
韓国のジャーナリストが著書で明らかにした日韓の密約
秘話を通して考える日韓関係(2)竹島をめぐる「爆破発言」と「密約」
日韓ののどに刺さったトゲとされる竹島の領有問題。戦後はその所属をめぐってGHQの判断も日韓の間で揺れに揺れた。日韓の国交交渉では両国から「いっそ爆破してしまえばいい」との発言が飛び出した難題だけに、問題を棚上げ...
収録日:2014/09/11
追加日:2014/12/10
経験に差が! 質的に変わった自民党の行く末
55年体制と2012年体制(2)安倍自民党がいま選挙をする理由
消費増税の先送り問題は、選挙の本当の狙いではない。唐突なまでのスピード解散の裏には、一体どんな思惑があるのか? 事情通のジェラルド・カーティス氏が、55年体制と2012年体制を比較し、選挙の行方と日本の今後を見...
収録日:2014/11/18
追加日:2014/12/11
西郷隆盛や大久保利通など諸藩も優秀な人材育成を始動
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(01)世界史の中の幕末
日本の近代は、「黒船来航」を契機に動き出した。しかし、それは突発的な事件ではなく、起こるべくして起こった歴史の必然だったのだ。幕末の日本と世界の歴史的状況を結んで語る歴史学者・山内昌之氏の幕末長州に関するシリー...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/01/04
安住安楽こそ悪の根源‥平和と向き合うため若者と旅した処
野鴨の哲学~安楽から離れ自分自身を生きる(3)日本に今「野生の鴨」が必要な理由
「野鴨の哲学」第三弾は、いよいよ実践編。現代日本に「野生の鴨」が必要な理由を行徳哲男氏が解説していく。世界から見た日本はどんな国か、今私たちが取り戻さなければならないものと、そのための方法を、行徳氏が豊富な実体...
収録日:2014/02/26
追加日:2015/01/08
村田清風が変えた長州藩の安全保障の意識
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(2)村田清風と長州藩の国防意識
黒船来航からさかのぼることおよそ20年、長州藩では村田清風による藩政改革が行われていた。改革は、外国からの脅威に対し国防を強化するものだった。なぜ長州藩にはその必要があったのか。幕末の長州藩に大きな影響を与えた...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/01/09
長州藩の財政的基盤を支えた「防長三白」
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(03)“実質”百万石、成功の要因
関ケ原の戦いで120万石から37万石に減封された長州藩が、天保の改革後、実質的に加賀の前田家に匹敵する大藩になっていたという。このことが、明治維新を理解する上で大事な点だと山内昌之氏は指摘する。鍵となるのは「防...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/01/19
真のリベラルアーツは日本の大学では学べない
「島田村塾」リベラルアーツ特講(1)生き抜くためのリベラルアーツ
近年、リベラルアーツへの関心が高まっている。しかし、「日本の大学では真のリベラルアーツは学べない」と島田晴雄氏は語る。大学の学長とは別に、若手経営者塾「島田村塾」を主宰する島田氏によるリベラルアーツを考えるシリ...
収録日:2014/12/05
追加日:2015/01/20
吉田松陰の叔父・玉木文之進…松下村塾の創始者の実像とは
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(5)叔父・玉木文之進の教育
「松下村塾」は、吉田松陰の名で知られるが、実は松陰の叔父・玉木文之進が立ち上げた私塾であった。文之進はなぜ松下村塾を立ち上げたのか。そして、悲劇といわれるその最期にはどのようないきさつがあったのか。歴史学者・山...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/02/01
弱者への思いやり、格差社会の痛みを忘れなかった人
『未完の敗者 田中角栄』を語る(1)今、なぜ田中角栄なのか
田中角栄は、弱者への思いやり、格差社会の痛みを忘れなかった人である。そう評するのは、今こそ田中角栄を学び直す必要があると『未完の敗者 田中角栄』を著した佐高信氏。今、なぜ田中角栄なのか。安倍晋三首相との違いを挙...
収録日:2014/08/26
追加日:2015/02/03
黒船で密航を図った吉田松陰のエスプリは「認識、即実践」
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(06)松陰の思想「知行合一」
世間一般には「尊王攘夷論者」で知られる吉田松陰。しかし、単純な排外主義者ではなく、むしろ非常に柔軟な思考の持ち主であると語る歴史学者・山内昌之氏。果たして松陰の思想はいかなるものだったのか。松陰が目指した国の姿...
収録日:2014/12/24
追加日:2015/02/08
海上自衛隊の活躍でソマリア沖の海賊被害は年々減少
安全保障最前線(1)戦略の視点で見るソマリア沖海賊対処活動
ソマリア沖の海賊行為に対する海上自衛隊の対処活動の成果は国際的にも評価が高く、近年海賊行為件数は減少している。それでも、海賊を根絶できないのはなぜなのか? 日本と世界の安全保障を見守り続けてきた吉田正紀氏が、平...
収録日:2014/08/01
追加日:2015/02/14
北朝鮮からのミサイル防衛のため日本がやるべき3つの対策
安全保障最前線(2)北朝鮮問題を考える
これまで何度も弾道ミサイル発射を実施し、同時に核実験も進めてきた北朝鮮。それに対し、六者会合で対応してきたが、果たして北朝鮮の狙いはどこにあるのか。そして日本がとるべき対応策は。北朝鮮による弾道ミサイルの歴史を...
収録日:2014/08/01
追加日:2015/02/15
伊藤博文、山縣有朋ら俊才を輩出した松下村塾の2つの特徴
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(07)松陰の教育と幕末の志士たち
東京大学名誉教授である歴史学者・山内昌之氏は、吉田松陰の教育者としての才能を高く評価している。それぞれの個性や長所を伸ばすことに長けていた松陰。松下村塾でどのような教育を施したのか。また、そこで学んだ若者たちが...
収録日:2014/12/24
追加日:2015/02/15
尖閣諸島問題で海上自衛隊が取っている対応とは?
安全保障最前線(3)中国の活発な海洋進出への対応(前編)
前海上自衛隊佐世保地方総監吉田正紀氏が語る、現場から見たわが国の安全保障最前線。今回は中国の海洋進出問題に焦点を当てる。アジア太平洋地域内のリスクとして、わが国の安全保障に影を落とす「尖閣問題」の経緯と実情から...
収録日:2014/08/01
追加日:2015/02/16
中国の海洋進出の目的を元海上自衛隊 海将が徹底解説
安全保障最前線(3)中国の活発な海洋進出への対応(後編)
前半では中国の海洋進出問題の現状を見たが、後半では解決への道を探っていく。中国の海洋進出の狙いを知り、日本の国際的な立場を分析していけば、進むべき道はおのずと浮かび上がってくるだろう。前海上自衛隊佐世保地方総監...
収録日:2014/08/01
追加日:2015/02/17
全てのイージス艦のミサイル迎撃能力があるわけではない
わが国の安全保障を考える~海上自衛隊の現状と今後~
今、「危機の安定化」という国際情勢の中、自衛隊が求められているものは、かつての冷戦期とは異なる。海上自衛隊はどんな活動を行っているのか。その現状と今後について解説し、わが国の安全保障における自衛隊の活動を総括する。
収録日:2014/08/01
追加日:2015/02/18
吉田松陰の「留魂録」は世界屈指の遺書文学
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(08)松陰処刑の影響
安政の大獄により30歳の若さで処刑された吉田松陰。松陰の死は、弟子たちにどのような影響を与えたのか。また、幕末の歴史にとってどんな意味を持つのか。松陰が死の直前に書いた遺書『留魂録』を手すりに、歴史学者・山内昌...
収録日:2014/12/24
追加日:2015/02/22
孝明天皇を盾にした過激な攘夷論がもたらした京都の変化
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(09)長州藩の反幕意識
吉田松陰亡き後、長州に残された弟子たちがその衣鉢を継ぐには、幾つもの障害があった。桜田門外の変の後、いったん「公武合体」論によって融和しようとした幕府と朝廷は、「攘夷」の一点で互いに譲れなかったからだ。政局は二...
収録日:2014/12/24
追加日:2015/03/01
ボリシェヴィキを彷彿とさせる長州藩の妥協なき理想追求
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(10)攘夷のリアリズムと実行
水戸藩や薩摩藩との違いを通して浮かび上がる長州藩の横顔は、ロシア革命を動かしたボリシェヴィキを彷彿させる、と歴史学者・山内昌之氏は言う。その理由はどこにあるのか。また、幕末の京都で、過激浪士たちはおろか市民にも...
収録日:2014/12/24
追加日:2015/03/08
池田屋で凶刃に倒れた松門四天王・吉田稔麿の師譲りの逸話
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(11)薩長の対立
幕末から明治にかけ、日本の政治を大きく変革した原動力は、薩長連合にあった。しかし、実は、幕末の政治局面で、長州と薩摩が対立関係にあったことは、あまり知られていないと山内昌之氏は語る。文久3(1863)年、両藩の...
収録日:2015/01/14
追加日:2015/03/15
西郷隆盛や大久保利通と相いれない木戸孝允のリアリズム
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(14)薩長同盟
薩長同盟を締結させた長州藩は、その後、大政奉還を経て、王政復古の大号令とともに明治政府の成立に尽力し、明治維新を成し遂げていく。幕末の変革期において、まさにその中心にいた長州藩だが、歴史的に見たとき、どのような...
収録日:2015/01/14
追加日:2015/04/05
国家安全保障戦略に基いて実施される「防衛法制」とは何か
わが国の防衛法制の変遷(1)冷戦期における安保体制
今、集団的自衛権行使容認に関わる憲法解釈見直しをはじめ、わが国の防衛構造は大本から変容しつつある。防衛法制はその時々の国内外の情勢に適応し、改正されることでわが国の平和を維持してきた。前海上自衛隊佐世保地方総監...
収録日:2014/09/24
追加日:2015/05/14
「湾岸戦争のトラウマ」から日本は自衛隊のPKO参加へ
わが国の防衛法制の変遷(2)冷戦後の不安定な平和の時代
ベルリンの壁崩壊とともに米ソ冷戦期は終結へ。しかし、それは「不安定な平和の時代」の訪れを意味し、わが国の防衛法制にも大きな影響をもたらした。その第一のきっかけは湾岸戦争。「湾岸のトラウマ」と言われるその事態は一...
収録日:2014/09/24
追加日:2015/05/18
大国の没落やパワーシフト、相次ぐ外交失策・・・
第一次世界大戦100年と日本(5)歴史は繰り返す
「歴史から学ばぬ者は歴史を繰り返す」が、「学者も無学の者も、ともに歴史を理解することができる」のが、歴史の特徴だ。歴史学者・山内昌之氏が、歴史から学ぶ姿勢を改めて問う。シリーズ「第一次世界大戦100年と日本」第...
収録日:2015/04/15
追加日:2015/06/01
テポドンや不審船事案による脅威から有事法制成立の動きへ
わが国の防衛法制の変遷(3)北朝鮮危機から9.11へ
冷戦終結以後の日本の安全保障政策は、3段階で行われた。通常なら自国→周辺→世界へと広がっていくはずの防衛法制が、日本では、世界の国際秩序→周辺地域の安定→自国の安全確保と、逆にフォーカスした。その動きにこそ、日本と安...
収録日:2014/09/24
追加日:2015/06/04
テロや海賊への再度の対処でスパイラルな変化に適応
わが国の防衛法制の変遷(4)特別措置法と自衛隊の活動
安倍政権が提起した集団的自衛権行使と憲法解釈の問題は、日本中で論議となっている。世界の枠組みと動きによって変遷してきた日本の安全保障。その根幹となったのが憲法とともに、日米関係と防衛法制であったことに、われわれ...
収録日:2014/09/24
追加日:2015/06/04
2007年、中国高官が米国司令官に太平洋分割案を提示
安全保障のチャイナリスク対応(1)米中パワーの相克
2007年、中国海軍高官がアメリカのキーティング司令官に「中国とアメリカで太平洋を二分しよう」という分割案を持ちかけている。ここには一体どのような意図があったのか。わが国の安全保障の最前線で指揮を執っていた前海...
収録日:2014/12/01
追加日:2015/07/02
尖閣国有化以降、中国の「力による現状変更」に対応
安全保障のチャイナリスク対応(2)尖閣をめぐる緊張
尖閣諸島を巡る「軍事的な緊張状態」は現在もあると、前海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏は言う。わが国の安全保障の最前線である現場の視点から吉田氏が尖閣諸島問題を語る。(2014年12月1日開催日本ビジネス協会...
収録日:2014/12/01
追加日:2015/07/02
海中資源ニーズが高まる中、中国は海洋権益の確保を目指す
安全保障のチャイナリスク対応(3)海洋進出の狙い
21世紀を海洋の世紀と位置付け、「海洋強国」を建設すべきだと盛んに提唱している中国。彼らは、アメリカとの全面対決が避けられない海の覇権へ向かうのだろうか。前海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏が中国の活発な海洋...
収録日:2014/12/01
追加日:2015/07/06
負けない体制をつくり、戦わない―不戦不敗
安全保障のチャイナリスク対応(4)日本が生き残る道
米中という大国のパワーシフトの下で、日本が生き残るための戦略はどのように立案すればよいのだろうか。前海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏が、いま大きな転換点を迎えるわが国の安全保障システムを再点検しつつ、シミュ...
収録日:2014/12/01
追加日:2015/07/06
有事になったら、海上保安庁と自衛隊の関係はどうなるのか
安全保障のチャイナリスク対応(5)質疑応答
前海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏の安全保障分野におけるチャイナリスクへの対応に関する講演が終了し、会場からの質疑応答となった。参加した経営者やビジネスマンは、わが国の安全保障の最前線の元指揮官に対してどの...
収録日:2014/12/01
追加日:2015/07/06
中大兄皇子、織田信長、吉田松陰――いつも変革は若者から
驀直去~まっしぐらに突き抜けろ(2)若者たちに対する檄文
蒙古襲来時、「驀直去(まくじきこ)」の教えを悟り、国難に立ち向かったのは17歳の北条時宗。しかし今、敢然と国難に立ち向かう指導者が少なすぎると憂慮する行徳哲男氏。驀直去に込められた想いを檄文にぶつけ、若者たちに...
収録日:2014/02/26
追加日:2015/07/09
徳富蘇峰は吉田松陰を「革命家→改革者」と再定義
吉田松陰の思想(上)松陰像の変遷(1)革命家から改革者へ
近代日本の精神的指導者として今なお語り継がれる吉田松陰は、時代と向き合い、時代と共に生きた「現在進行形の思想家」である。そして、吉田松陰を読むことは、私たちの時代を読むことでもある。東京大学東洋文化研究所教授・...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/07/13
戦後、奈良本辰也は吉田松陰を「敗者」と捉えた
吉田松陰の思想(上)松陰像の変遷(2)国士・敗者・ヒューマニズム
多様な吉田松陰像は、その時代の空気を鮮やかに映し出す。明治から戦前にかけて流布したナショナリスト・松陰というイメージは、戦後になると孟子の性善説に基づいたヒューマニスト・松陰へと変化した。東京大学東洋文化研究所...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/07/16
戦前、井上哲次郎は吉田松陰を「陽明学者」と位置付ける
吉田松陰の思想(上)松陰像の変遷(3)陽明学者・教育家・史論家
吉田松陰とは何なのか。かつて松陰は、維新に向けて人を育てた教育者であると捉えられてきた。しかし、東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏は、松陰はそういったカテゴリーに収まりきらない思想家ではないかと言う。戦後に...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/07/20
いま求められる波動を出してエネルギーを生み出す者
行徳哲男が語る稀代の変乱煽起者・吉田松陰
日本BE研究所所長・行徳哲男氏は、いま日本に必要なのは「変乱煽起者」だと言う。変乱煽起者とは波動を出してエネルギーを生み出す人であり、その代表的人物の一人が吉田松陰である。行徳氏が吉田松陰の姿を通して、日本を救...
収録日:2014/12/26
追加日:2015/07/23
丸山眞男が吉田松陰に見出したナショナリズム
吉田松陰の思想(上)松陰像の変遷(4)宗教性とナショナリズム
さまざまな吉田松陰像に共通するのは、絶対的な者に対する没我、すなわち宗教性である。それが戦前では熱狂的な国家主義に「悪用」されたが、それを超えた「健全なナショナリズム」へと進む可能性もあったのではないか。奈良本...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/07/23
忠義が宗教的なまでに超越化され、制度を突き抜ける
吉田松陰の思想(上)松陰像の変遷(5)思想の強度
吉田松陰の短い人生そのものが、彼の唯一の主著なのだ。戦後の思想家・藤田省三氏の指摘を端緒に、東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏が「可能性としての松陰」に触れる。松陰の思想は、制度にかかわらず個人の内面を問題...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/07/27
吉田松陰が導入した孟子の民本思想
吉田松陰の思想(下)松陰の思想の中核(1)『講孟余話』の挑戦
吉田松陰にとって、武家支配の正統性を危うくする危険思想だとされてきた『孟子』を読むことは、大きな思想的挑戦だった。『孟子』に通底する民本思想が、松陰の平等主義的な思想と響き合い、武家支配体制の批判すら視野に入れ...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/07/30
「講孟余話」は安倍総理の愛読書
『歴史とは何か』を語る(7)記録から歴史へ~古今東西の歴史家の言説~
今回、山内昌之氏が語るのは、「歴史とは何か?」という、古来、人びとを悩ませてきた難問である。学としての歴史の発生と展開を、古今東西の歴史家の言説を通して俯瞰する。シリーズ第7回。
収録日:2014/10/21
追加日:2015/07/30
決断主義的な主権者性を天皇に期待していたことの矛盾
吉田松陰の思想(下)松陰の思想の中核(2)国体と天皇
吉田松陰の『講孟余話』は、孟子の革命観を否定しつつも、当時の徳川政権を批判する可能性を残していた。さらに松陰は、天皇に決断主義的な「主権者」像を提示した。守旧的な「国体」論者から積極的な政治的統治者へというラデ...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/08/03
古来より歴史書に人物や事実を記録する基準はとても難しい
『歴史とは何か』を語る(8)智者と愚者の混淆
いったい歴史家は何をどう記録すべきなのか。イブン・ハルドゥーン、ブハーリー、吉田松陰、劉知幾。古今東西の歴史家の言動を対比し、歴史が向かうべき事実と真実を考える。歴史学者・山内昌之氏が著書『歴史とは何か』を語る...
収録日:2014/11/26
追加日:2015/08/03
孟子の易姓革命論をいったん批判したうえで継承する
吉田松陰の思想(下)松陰の思想の中核(3)革命観と性善説
吉田松陰は、たとえ聖人の書いた著作でもそれにおもねるなと言う。それは、孔子や孟子の生き方が、松陰なりの「忠」の考え方と衝突するからだ。東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏が、中国と日本の違いを意識しつつ、独自...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/08/06
司馬遷「史記」は孔子「春秋」の精神を継いだ書
『歴史とは何か』を語る(9)『春秋』と『史記』の応報
「単純な善悪によって人々が成功するかどうか決まらない」ことを、世界で初めて教えてくれたのは司馬遷だという。それはなぜか。歴史学者・山内昌之氏が想いを込めて語る『歴史とは何か』を語るシリーズ・第9回。
収録日:2014/11/26
追加日:2015/08/06
日中戦争はやがて世界の問題に拡大、そして敗戦・・・
20世紀前半の日中関係~この歴史から何を学ぶか(3)
本年2015年は戦後70年の節目の年。しかし、中国や韓国ではいまだに反日教育が行われ、日本においても特に現代史の教育の欠如は否めない。歴史認識という価値観以前に、事実理解のギャップに問題があると感じた島田晴雄氏...
収録日:2015/07/07
追加日:2015/08/06
「天道と国体」の関係は「普遍と特殊」
吉田松陰の思想(下)松陰の思想の中核(4)同と独の調停
東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏は、吉田松陰の思想の内には、現在の世界情勢に通じる側面があると分析する。各国が持つ特殊性を尊重しながらも、そこからどうやって万国共通の普遍性を見出していくか。『講孟余話』を...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/08/10
天下は一人の天下―普遍に到達する「道」の模索
吉田松陰の思想(下)松陰の思想の中核(5)現在進行形の思想
吉田松陰と長州藩老中・山縣太華との「原理」をめぐる応酬、これこそが「現在進行形の思想家」松陰をつくり上げた。今日の私たちも、再び彼らの営為を継承しなくてはならない。東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏が、現代...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/08/13
朝日新聞の誤報がもたらしたその後の影響は計り知れない
本当のことがわかる昭和史《2》軍縮ブームとエネルギー革命の時代「明治の精神」の死(5)些細なことが大きな出来事に
歴史とは些細なことが積み重なり、大きな出来事に発展していくものだ。歴史教科書問題や従軍慰安婦問題など、朝日新聞の事例もそうである。上智大学名誉教授・渡部昇一氏によるシリーズ「本当のことがわかる昭和史」第二章・第...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/08/17
心を尽くすことこそ社会の基本―儒家思想の中核の教え
『盡心章句』~孟子からの最後の指導~
山田方谷、佐藤一斎、林述斎らが学んだ四書五経の中で、人間の基本について考える上で鍵となるのは『孟子』である。その一番最後に『盡心章句』がある。そこで孟子が説いたのは「天命論」という仮説について、老荘思想研究者・...
収録日:2015/01/13
追加日:2015/08/20
当時の大人の学識や教養レベルを計るには最適な逸話
『水雲問答』~林述斎の教養~
平戸藩の藩主であった松浦静山の著書に『甲子夜話』がある。その中に出てくる『水雲問答』が、当時の大人の学識、教養のレベルを計るには最適な話だろうと老荘思想研究者・田口佳史氏は評価する。果たして『水雲問答』とはどん...
収録日:2015/01/13
追加日:2015/08/20
軍部大臣現役武官制の復活…広田弘毅内閣が変えた国の運命
本当のことがわかる昭和史《4》二・二六事件と国民大衆雑誌『キング』(7)息を吹き返した「軍部大臣現役武官制」
二・二六事件後の広田弘毅内閣が成立。陸相に選ばれた寺内寿一大将は軍部大臣現役武官制度の復活を広田首相に要求し、これに応えた。このことがのちに取り返しのつなかい大問題に発展する。上智大学名誉教授・渡部昇一氏による...
収録日:2015/01/19
追加日:2015/08/31
戦前にも100万部雑誌があった! 軍国主義なんて関係なし
本当のことがわかる昭和史《4》二・二六事件と国民大衆雑誌『キング』(14)日本人は本来「自由」を愛する国民だったのに
日本人が本来、いかに「自由」を愛する国民であるかは、当時の『キング』の売れ方を見れば一目瞭然であろう。やはり、二つのことが悔やまれてならないのである。一つは、幣原外交に象徴される「協調外交」という道をとってしま...
収録日:2015/01/19
追加日:2015/09/03
真珠湾攻撃…なぜ日本の宣戦布告が遅れたのか?
本当のことがわかる昭和史《7》歴史を愛する日本人の崇高な使命(1)真珠湾攻撃を「騙し討ち」にした大失態
国の名誉ということを考えた場合、どうしても許してはいけないことが起きてしまった。それは、対米戦争開始時、真珠湾攻撃を「日本の卑怯な騙し討ち」にしてしまった、許すべからざる外務省の出先機関の業務遅滞である。上智大...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/21
「すべて私どもの新聞のインチキ記事によるものです」
本当のことがわかる昭和史《7》歴史を愛する日本人の崇高な使命(4)世界に恥ずべき虚構を広めた朝日新聞
いわゆる「従軍慰安婦」や「強制連行」といった歴史の捏造および歪曲報道など、朝日新聞は何十年にもわたり、根拠のない記事で、日本人が外国人の前に顔も上げられないような恥をかかせた。彼らは「日本人の恥」というものを、...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/21
「裁判」か「判決」か~問題はソクラテス裁判以来の話~
本当のことがわかる昭和史《7》歴史を愛する日本人の崇高な使命(14)東京裁判史観が崩れるとき
外務官僚たちは「日本は東京裁判を受諾した以上、謝罪し続けなければならない」や「中国には何をいわれても仕方がない」という趣旨の発言をしているが、こうした誤った東京裁判史観が、どれだけ日本の名誉を傷つけてきたことか...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/24
過食を改めることが日本経済を救う
クスリのいらない健康法(7)「的外れ」な西洋医学
出血も血栓も、そしてがんも、身体が血の汚れをなんとかしようとして生じる反応だ。それをわざわざ抑えようとするばかりの西洋医学は、的外れなことをしているだけであり、それではいくら医療費を増やしてもがんが減ることはな...
収録日:2015/06/14
追加日:2015/11/02
米国の安全保障上の懸念材料は中国ではない
ワシントン発、安全保障の未来像(1)ロシア脅威論
元海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏は、ワシントンで過ごす中で、アメリカの脅威認識が日本にいた時のそれと大きく食い違っていると言う。現在のアメリカにとって、最も気になる存在は、中国ではなく、ロシアである。安全...
収録日:2015/11/11
追加日:2015/12/17
いまだ政変が起きず衝突が長期化する国を米国は最も懸念
ワシントン発、安全保障の未来像(2)中東政変を分析
ロシアと並んでアメリカにとっての大きな脅威は、中東情勢だ。元海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏は、2011年に起こった中東政変の展開では、当該国指導者の在位年数がカギを握ったと述べる。そして政変が長期化した地...
収録日:2015/11/11
追加日:2015/12/21
中国の海洋進出を「覇権に対する挑戦」と受け止める米国
ワシントン発、安全保障の未来像(3)東アジア情勢
元海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏が、アメリカが抱く東アジアの認識を解説する。アメリカにとって北朝鮮は、核保有だけでなく、その拡散が新たな懸念事項となっている。そして、年々増額される国防費を背景に、中国が展...
収録日:2015/11/11
追加日:2015/12/24
対ロシア情勢認識はこの5年間でガラリと変化
ワシントン発、安全保障の未来像(4)米国の安全保障戦略
オバマ政権が出した安全保障戦略を分析すると、ここ5年でアメリカにとっての安全保障上の脅威は大きく変化したことが分かる。ロシアは明確な抑止対象になり、中東では包括的なテロ対策が必要となった。中国の軍備増強も油断で...
収録日:2015/11/11
追加日:2015/12/28
どっちつかずの関係こそが繁栄につながる?!
ワシントン発、安全保障の未来像(5)戦争と平和の間の道
アメリカ・中国・日本は、GDPの上位3位を占める経済大国であり、互いに武器を取って戦うべきではない。元海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏は、たとえ居心地の悪さを感じてでも、この3つの国は「戦争と平和の間」に立...
収録日:2015/11/11
追加日:2015/12/31
日本で効果的なガバナンスをつくるのは無理なのか?
日本 呪縛の構図~日本の重要性と懸念(6)質疑応答編(英語版)
日本で効果的なガバナンスをつくるのは、実際問題として無理ではないか。なぜ日本は毎年大量の米国債を買い続けているのか。会場からの質問に、筑波大学名誉教授R・ターガート・マーフィー氏が丁寧に答える。(2016年12月6日開...
収録日:2016/12/07
追加日:2017/03/09
日本で効果的なガバナンスをつくるのは無理なのか?
日本 呪縛の構図~日本の重要性と懸念(6)質疑応答編(通訳版)
日本で効果的なガバナンスをつくるのは、実際問題として無理ではないか。なぜ日本は毎年大量の米国債を買い続けているのか。会場からの質問に、筑波大学名誉教授R・ターガート・マーフィー氏が丁寧に答える。(2016年12月6日開...
収録日:2016/12/06
追加日:2017/03/09
占領、同盟関係、平和憲法―日本の戦後復興の要因を探る
敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(11)占領後の日本の戦後復興(上)
占領後の日本の戦後復興の中で、考えなければならないポイントはいくつかある。まず最初に、占領は復興を助けたのか。仇敵だったアメリカと日本が同盟関係を結んだのはなぜか。また、平和憲法をつくったのは誰か、などである。...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/08/05
戦後日本の政党政治に影響を及ぼしたニューディーラーたち
敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(11)占領後の日本の戦後復興(中)
占領後の日本の戦後復興のなかで、次に取り上げるのは占領軍と政党政治の関係、朝鮮戦争の影響、日米安保条約の締結、戦後改革と民主化の底流、人口ボーナスなどだ。これらを通して、占領政策の評価と日本に蓄積していた技術・...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/08/07
マイクロターゲティングがトランプを勝利に導いた
トランプ政権とソーシャルメディア(1)選挙キャンペーン
アメリカの選挙では近年、ソーシャルメディア上で、マイクロターゲティングの手法を用いて、積極的に有権者に働きかける試みがなされている。元海上自衛隊佐世保地方総監で、一般社団法人日本戦略研究フォーラム政策提言委員を...
収録日:2017/02/24
追加日:2017/08/11
ソーシャルメディアの負の側面を活用したトランプ陣営
トランプ政権とソーシャルメディア(2)負の側面の利用
政治経験がなく、誰にも期待されていなかったトランプ氏が、大統領選挙に勝利できた大きな要因は、ソーシャルメディア戦略にある。元海上自衛隊佐世保地方総監で、一般社団法人日本戦略研究フォーラム政策提言委員を務める吉田...
収録日:2017/02/24
追加日:2017/08/18
ロシアは米大統領選挙でどのような情報工作を行ったのか?
トランプ政権とソーシャルメディア(3)ロシアの情報工作
元海上自衛隊佐世保地方総監で、一般社団法人日本戦略研究フォーラム政策提言委員を務める吉田正紀氏のワシントンでの活動における同志で、ロシアの若手研究家であるAmerican Security Project エネルギー安全保障プログラム・...
収録日:2017/02/24
追加日:2017/08/23
ワシントンD.C.で実際に見聞きしたトランプ政権の現状
トランプ政権の現状(1)アメリカ政治の基本構図の変化
元海上自衛隊佐世保地方総監で、一般社団法人日本戦略研究フォーラム政策提言委員を務める吉田正紀氏が、ワシントンD.C.から見たトランプ政権の現状について解説する。現在のアメリカ政治は、従来の対立構図である共和党対民主...
収録日:2017/06/09
追加日:2017/08/28
ロシアゲート疑惑はトランプ大統領の弾劾まで至るのか?
トランプ政権の現状(2)ロシアゲート・政治任用の難航
元海上自衛隊佐世保地方総監で、一般社団法人日本戦略研究フォーラム政策提言委員である吉田正紀氏が、トランプ政権の問題について解説する。ロシアゲート疑惑は、特別検察官の任命によって、反トランプ派を勢いづかせてしまっ...
収録日:2017/06/09
追加日:2017/08/30
戦後日本はなぜインテリジェンスを軽視してきたのか?
インテリジェンス・ヒストリー入門(3)戦後日本の構造
戦後日本はなぜインテリジェンスを軽視してきたのか。そこには左翼勢力の反発、霞が関の権力争い、そしてアメリカという、情報を軽視せざるをえない構造があった。歴史学者で京都大学名誉教授の中西輝政氏が、昭和初期から戦後...
収録日:2017/11/14
追加日:2018/05/09
富士山の噴火はいつ?予想される被害や影響とは
火山の仕組みを知る(3)富士山の噴火はあるか?
「富士山は遠くない将来に必ず噴火する」―東京大学名誉教授の藤井敏嗣氏はそう語る。300年の休止期間を経た噴火は、爆発的な噴火となる可能性がある。仮に富士山が噴火して火山灰が降れば、首都圏の交通や経済に大きな影響が出...
収録日:2018/04/16
追加日:2018/06/01
トランプ政権発足から14ヶ月を振り返る
トランプ劇場第三幕へ(1)混乱の船出
発足当初から続いているトランプ政権の急速な人事交代や不安定な統治は、どうして起こっているのか。元海上自衛隊佐世保地方総監で一般社団法人日本戦略研究フォーラム政策提言委員である吉田正紀氏が、政権の政治構造を分析し...
収録日:2018/04/20
追加日:2018/06/07
次のトランプ劇場の見せ場は米朝首脳会談
トランプ劇場第三幕へ(2)統治回復から米朝首脳会談へ
政権発足時に急激な人事交代で機能不全に陥っていたトランプ政権は、その秩序回復をいかに行ったのか。そして2018年4月以降の最大の山場はどこにあるのか。元海上自衛隊佐世保地方総監で一般社団法人日本戦略研究フォーラム政策...
収録日:2018/04/20
追加日:2018/06/09
食文化の研究には様々な分野を総合した食科学が必要
食科学の扉を開く~立命館大学食マネジメント学部の試み~
現在われわれが直面している食の問題は、従来の価値観や知識では解決できない、人類的・社会的課題となっている。この問題に取り組むためには、社会科学・人文科学・自然科学全ての視座が必要である。立命館大学食マネジメント...
収録日:2018/04/27
追加日:2018/09/26
通商条約の難局を打開した井伊直弼
明治維新とは~幕末を見る新たな史観(6)条約締結と井伊直弼
朝廷の強固な攘夷思想によって難局を迎えていたアメリカとの通商条約締結を前に進めたのは、譜代大名によって担ぎ出された井伊直弼であったと、公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏は指摘する。大老となった井伊は強引...
収録日:2018/07/18
追加日:2018/10/27
孝明天皇の条約拒絶と井伊直弼による幕政の主導
幕末・維新史を学ぶ~英傑たちの決断(2)孝明天皇と井伊直弼
通商条約締結をめぐる政局では、孝明天皇の条約拒絶と井伊直弼の動きがポイントとなる。大老として幕政を握った井伊は、将軍継嗣問題で対立する一橋派を弾圧するが、桜田門外の変で命を落とす。(全6話中第2話)
収録日:2018/08/20
追加日:2018/11/01
吉田松陰の生涯と幕末における彼の影響力
明治維新とは~幕末を見る新たな史観(11)長州の藩是転換
攘夷の波は長州にも押し寄せる。長州もまた、開国方針から攘夷実行へ転換していったのである。これを主導したのは、吉田松陰の弟子である久坂玄瑞であった。今回は、吉田松陰の生涯と幕末における彼の影響力について解説する。...
収録日:2018/07/18
追加日:2018/12/06
政体書、太政官制、版籍奉還…新政府の内実は混乱と確執
明治維新から学ぶもの~改革への道(7)版籍奉還と試行錯誤の政府改革
新政府の統治は、慶応4(1868)年の「政体書」発布に始まる。姫路藩が版籍奉還に先鞭をつけ、薩長土肥4藩に倣い多くの藩も追従、明治3年に奉請が勅許される。だが、戊辰戦争の戦費捻出のために不換紙幣(太政官札)を発行してイ...
収録日:2018/11/13
追加日:2019/04/27
日本外交の草分けとして新政府をリードした陸奥宗光
明治維新から学ぶもの~改革への道(8)陸奥宗光という人物
不平等条約解消の雄として名高い陸奥宗光は、若い頃は尊皇の志士として活動、海援隊にも参加した。外交の目が人並みすぐれた陸奥は、維新後の新政府でも頭角を表す。やがて薩長土肥中心の政府人事への不満、「廃藩置県」建白へ...
収録日:2018/11/13
追加日:2019/04/27
憲法改正、アベノミクス…安倍政権の国内政策を評価
2019年激変する世界と日本の針路(13)安倍政権の評価
長期化する安倍政権の政策にどんな点数を付ければいいのか。問題はあるもののアベノミクスはおおむね悪くないと語る島田晴雄氏。対米、対中など対外面を含め、これまでの安倍政権を評価する。(2019年1月28日開催島田塾会長講演...
収録日:2019/01/28
追加日:2019/05/21