中国での政治的統治はまず「水の支配」から
中国の「なぜ」(2)なぜ「中国には巨大な政治権力が必要なのか」
中国はなぜ巨大な政治権力を必要とするのか。紐解く鍵は中国の風土にあった。大災害が起こると中国の権力者は自ら陣頭指揮をとる。その理由とは?(全8話中第2話)
収録日:2013/08/05
追加日:2014/02/24
中国の漢字を勝手に読み替えた日本は知的所有権の略奪者?
中国の「なぜ」(7)文化的側面からの日中のズレ
尖閣諸島国有化に何故中国はあれだけの反応を見せたのか。日中の最大の文化的共通点である「漢字」を例に、両国間に積み重なる歴史的誤解を指摘する。(全8話中第8話)
収録日:2013/08/05
追加日:2014/02/24
明治天皇をして「あの健康さは異常」と言わしめた伊藤博文
政治家としての才覚~安倍晋三と歴代の政治家たち~
聡明さが際立つ安倍総理。政治家としての才覚について考えるときに挙げておきたい、歴代の才気溢れる政治家たちの人物像と関係性について、エピソードを交えて解説する。
収録日:2013/12/05
追加日:2014/02/24
古武士の風格を持った民権派の代表・松村謙三
失われている「保守の知恵」~友好の井戸を掘った人たち(2)松村謙三
失われている「保守の知恵」を探る本編シリーズ第2話は、富山出身で自民党民権派の元祖・松村謙三にスポットを当てる。右翼に屈せず中国を訪問し、政敵・岸政権に抵抗した警職法反対運動や自民党総裁選立候補など、古武士の風格...
収録日:2014/01/22
追加日:2014/02/24
ひめゆり学徒隊の壮絶さが物語る沖縄戦の悲劇
沖縄問題を考える(5)沖縄の歴史:太平洋戦争
歴史から考える沖縄問題。今回は太平洋戦争での沖縄戦で、日本のため犠牲になった嘉手納、糸満、那覇に焦点を当てていく。そこで起きた悲劇に迫りながら、沖縄のために命を懸けた人たちの姿と悲痛な想いを伝えていく。(全6話中...
収録日:2013/12/25
追加日:2014/02/24
憲法違反にならないよう参拝に数々の工夫を施す
靖国神社の参拝がなぜ問題になるのか(3)中曽根首相の公式参拝とその中止
私的靖国参拝をした三木首相の10年後、中曽根総理は公式参拝をしたが、中国のA級戦犯合祀批判の浮上や胡耀邦総書記の失脚などの結果、総理は公式参拝を中止。中国の賠償放棄による合祀批判や対日的愛国教育の面からも首相の公式...
収録日:2014/02/12
追加日:2014/02/24
北垣国道―京都の水利に尽力した「琵琶湖疏水の父」
技術と民生から見た明治維新(4)北垣国道
本編シリーズ講話第4回は、琵琶湖疏水の父・北垣国道。いまで言えば新幹線や青函トンネルの開通にも比すべき琵琶湖疏水の大事業を成し遂げ、その後も北海道の民生の長期的な安定と繁栄のために尽力した彼の功績を振り返る。
収録日:2014/02/26
追加日:2014/03/20
今こそ再生可能エネルギーの活用を本格化せよ!
岩盤既得権・規制分野の成長可能性(2)エネルギー
福島第一原発事故の影響により、深刻なエネルギーの状況下にある日本。現在、原発再開と代替エネルギー開発に向けて動き出しているが、課題は大きい。では、どうすればいいのか。その具体的方策を提示していく。(島田塾第10...
収録日:2014/01/14
追加日:2014/03/20
所有にこだわらない住宅の流通政策を推進すべき
未活用資源の潜在的可能性(2)都市と住宅
日本の不動産、住宅事情は数々の規制と、従来の考え方でがんじがらめになっている。莫大なライフサイクルコストから解放され、快適な都市生活を送るためにはどうしたらよいのか。論理と発想の転換に裏打ちされた画期的な都市計...
収録日:2014/01/14
追加日:2014/03/27
若者に「分かった!」という経験を持たせることが重要
志のある学生を育てるために
かつての途上国日本は、先進国という目指すべき明確なモデルを持っていたが、今や、日本社会は自らがビジョンを作り、志を持たなければならなくなっている。こうした社会で若者が志を持つためには、どうするべきなのか?
収録日:2008/05/21
追加日:2014/03/31
バラ、光、歌で奇跡のV字回復!ハウステンボスの集客戦略
ハウステンボス再生への戦略(1)仕組みで勝つ
18年間赤字のハウステンボスを1年で黒字に転換させた澤田秀雄氏。〝100万本のバラ〟〝光の王国〟〝ハウステンボス歌劇団〟など、数々の魅力あるイベントで集客を増やしてきた、ハウステンボス再生における澤田氏の戦略論に迫る。
収録日:2014/03/31
追加日:2014/05/15
社会の背骨を支え、国際的な尊敬にも必須の資質
教育論~歴史の中のエリートたち(2)「道徳的緊張」を育む規範教育と幼児期読書
昭和、特に戦後に失われたものは多いが、それらの源泉を司馬遼太郎は、指導者の「道徳的緊張」と呼んだ。現代の教育や組織の現場に物足りない思いを抱く齋藤健氏は、失われたものを取り戻す方策を、歴史の中に模索する。(全...
収録日:2014/02/18
追加日:2014/05/29
昔は人材を「みんなでちゃんと」育てようとする社会だった
教育論~歴史の中のエリートたち(3)個人の力量と社会の土壌
齋藤健氏の教育論の最終回は、原敬と山縣有朋に始まり、幕末の志士を経て徳川家康とアウグストゥスへ。歴史を知り、自分の頭で考えれば、対話はここまで広がる! 尽きることのないプロセスの中にこそ、明日の教育へのヒント...
収録日:2014/02/18
追加日:2014/06/05
政治家として本当に役に立った発想や気構えは時代小説から
Q.池波正太郎や山本周五郎、藤沢周平になぜ影響を受けたのか
池波正太郎や山本周五郎、藤沢周平など、時代小説が政治家としてどう役立ったのか。その影響について、野田佳彦氏が語る。
収録日:2013/11/06
追加日:2014/06/05
経営の神様から学んだ「国家経営」という考え方
四人の恩師
政治家・前原誠司氏にとって、欠かすことができない四人の恩師がいる。国際政治を学んだ学生時代、松下政経塾の頃、そして政治家になってからと、大事な時期に前原氏を支えた恩師たち。その人物像について、前原誠司氏が熱く語る。
収録日:2014/03/20
追加日:2014/06/05
企業が企業をつくっていく古河グループ
日本企業のグローバル戦略~外資系企業との比較(2)古河グループ5代の歴史と富士通の躍進
なぜ、かつての日本では新しいイノベーションを次々に生み出し、世界を変えていく企業がたくさん出てきたのか。今はなぜそのような企業が出てこないのか。大上二三雄氏が古河グループ、中でも富士通に注目してその理由を分析する。
収録日:2014/04/11
追加日:2014/06/12
明治の元勲は責任を持って任せたけれど逸脱はさせなかった
敗戦から学ぶ戦前のリーダーシップ(1)明治の指導者
時代とともに世の中が複雑になり、戦争に影響を与えることになったリーダーリップの変質。敗戦から何を学ぶべきか。明治から昭和の時代を駆け抜けた先人たちの話を紹介しながら、明治の指導者、エリートについて齋藤健氏が語っ...
収録日:2014/02/18
追加日:2014/06/12
課題の多さを可能性と見る人が大勢いればすぐに変革できる
LINE流イノベーティブ思考術(5)常に変化し続ける
成功に絶対のセオリーはない。しかし変化・革新には不可欠なものがある。日本企業が海外に進出するとき、また新しい価値を生み出し世の中を変えていくときに必要な力とは。LINE株式会社代表取締役社長CEO森川亮氏のポジ...
収録日:2014/05/14
追加日:2014/06/26
先送りされてきた最たるものが「社会保障と税の一体改革」
社会保障と税の一体改革(1)時代の変化と法案作成理由
野田佳彦前総理が推し進めた「社会保障と税の一体改革」は、アベノミクスのベースとなり、4月の消費税アップへとつながっていった。なぜ野田政権は当時、消費税増税というリスクある政策を掲げたのか。「社会保障と税の一体改...
収録日:2014/06/07
追加日:2014/07/03
ハーバードで学んだ政治学理論を実践すべく知事選出馬
人生の可能性~学者知事が語る(2)ハーバードから熊本県知事へ
大学卒業まで農学一筋だった蒲島郁夫氏が、政治学専攻へと28歳で下した決断は、その後の人生を大きく変えていく。家族を支えるプレッシャーと大きな夢を両手に邁進する蒲島青年。さらに学者から政治家への転機はいかに訪れた...
収録日:2014/05/16
追加日:2014/07/03
「護憲」と「勲章拒否」という二つの原点
失われている「保守の知恵」~友好の井戸を掘った人たち(6)-1 城山三郎
青年期に戦争という国家による裏切りを体験した作家・城山三郎。国家と社会と大義への復讐戦として、城山が生涯かけて貫いた信念とは? 盟友の佐高信が語る。(前編)
収録日:2014/02/07
追加日:2014/07/07
江戸城を造ったのは太田道灌? それとも大工と左官?
失われている「保守の知恵」~友好の井戸を掘った人たち(6)-2 城山三郎
城山三郎・藤沢周平にあって司馬遼太郎にないものとは何か。また、剛柔あわせもつ城山三郎と渡辺淳一との意外な関係とは。近しく親交のあった佐高信が語る城山三郎の人と作品。(後編)
収録日:2014/02/07
追加日:2014/07/07
危機管理のプロ・宮城県村井知事と二人三脚で被災地を回る
東日本大震災を振り返る~地元・気仙沼への想い~
東日本大震災のときの貴重な経験が、今の小野寺五典氏を支えている。果たして震災時はどんなことがあったのか。それが、その後の政治活動にどんな影響をもたらしたのか。当時を振り返りながら、地元・気仙沼への想い、自らの役...
収録日:2014/06/17
追加日:2014/07/24
幼少期から四書五経を読み、12歳で『自教鑑』を著す
読書とは何か(3)人生修行の素材としての読書
読書が私たちにもたらす意味や影響は、江戸時代も現代もさして変わらない。江戸時代の偉大な為政者である松平定信と、教育者・吉田松陰それぞれの読書観をエピソードを交えて紹介しつつ、読書という行為がもつ意義や楽しさにつ...
収録日:2014/04/09
追加日:2014/07/25
トルコ大統領選とISによるイスラーム国家の樹立
トルコ大統領選とISIL
10MTVではおなじみの歴史学者・山内昌之氏が、2014年6月22日から7月5日のトルコ研究調査から戻られた。クリミア半島と中東。今最も激震する両地域に挟まれているのが、トルコ共和国である。現地の報道機関や市民...
収録日:2014/07/17
追加日:2014/08/08
「歩こうアメリカ、語ろうニッポン」プロジェクトとは?
『歩こうアメリカ、語ろうニッポン』レポート(1)プロジェクトの経緯と背景
『歩こうアメリカ、語ろうニッポン』は、首相官邸でこの春急きょ企画、始動したプロジェクトである。果たして、このプロジェクトにはどんな意図があって、どのように進められたのか。その経緯と背景について島田晴雄氏が語る「...
収録日:2014/06/24
追加日:2014/08/14
読書は社会人としての間口を広げることにもつながる
読書とは何か(6)座右の書から得る人生の喜び
今、われわれが当たり前のように使っている数々の言葉には、明治以降、日本の知識人が大変な苦労をして欧米語から翻訳したものが少なくない。私たちが、多大なる知の財産を書物を通して継承していることを再認識し、座右の書を...
収録日:2014/05/22
追加日:2014/08/14
日本への関心は低いが、「トヨタには世話になっている」
『歩こうアメリカ、語ろうニッポン』レポート(2)ケンタッキー篇-1 アメリカのハートをつかんだ日本企業の姿
島田晴雄氏一行がまず向かった先は、ケンタッキー。この草深い町で、「日本」はどのような印象を持たれているのだろうか? そこには、控えめに努力し続け、ケンタッキーの人々のハートをつかんできた日本企業の姿があった。『...
収録日:2014/06/24
追加日:2014/08/21
「神皇正統記」は日本人のアイデンティティを問う書物
神皇正統記と日本人のアイデンティティ(1)日本国とは何か
中世の代表的な史論書として、後世の日本人の歴史観にも大きな影響を与えたと言われる『神皇正統記』。作者の北畠親房や本書の特徴、執筆の背景等について、山内昌之氏が解説する。シリーズ「日本の歴史書に学ぶ」第2弾(1/...
収録日:2014/03/27
追加日:2014/08/21
西田幾多郎と父・髙坂正顕の師弟エピソード
過去から未来へ、京都学派の役割(2)髙坂正顕の思想と西田幾多郎の「永遠の今」
カント研究の第一人者であり京都学派の中心的人物でもある髙坂正顕氏は、高校時代に西田幾太郎に出会い、ついには父の反対を押しきって京都帝大哲学科に進学する。正顕氏の三男・髙坂節三氏が語る、京都学派の系譜を知るうえで...
収録日:2014/07/18
追加日:2014/09/08
たった20年で世界一に!でも今は世界の課題に
2050年の世界を考える―日本再発見(3)課題解決実績のある「課題先進国」
2014年8月3日開催「プラチナ未来人財育成塾@会津」におけるプラチナ構想ネットワーク会長・小宮山宏氏講演「2050年の世界を考える」を収録。次の世代を担う中学生たちに向けて、小宮山氏が熱く語りかける。(全1...
収録日:2014/08/03
追加日:2014/09/30
54歳、裸一貫の男に突き刺さった三浦綾子氏の言葉
人生の転機~本気で「志」に生きる(1)松下電器退職と“心の背骨”
松下政経塾で14年にわたって人を育て、塾頭、常務理事等を歴任した上甲晃氏。現在は、自身が主宰する「志ネットワーク 青年塾」で、社会に資する若者の育成に注力している。54歳にして松下電器を退職し、裸一貫で起業を決意...
収録日:2014/07/17
追加日:2014/10/16
尖閣に中国漁船が来て大騒ぎになったのは最近の話ではない
尖閣諸島の周辺で「日中共同開発を」の真相(2)中国漁船騒動と自民党内の大論争
日中平和条約の交渉が大詰めを迎えていた1978年4月、中国漁船が大量に尖閣諸島に侵入した。これをきっかけに大騒ぎとなる自民党総務会。その後、どのように共同開発論が展開されていったのか。日中の首脳の動きとともにそ...
収録日:2014/09/11
追加日:2014/11/24
孔子の生誕地のお祭りで感じた強烈なメッセージとは?
現代中国の儒教復興(4)ポスト世俗化時代の宗教の意味
本シリーズでは、中国の儒教復興の流れとダイナミズム、今日的な意義について考えてきた。最終回では、儒教復興が「ポスト世俗化」の枠組みの中で起こったこと自体に焦点を当てる。宗教の再定義が進む世界で、儒教は今後どう位...
収録日:2014/09/09
追加日:2014/12/03
「歴史とは何か」を歴史学者・山内昌之が書いた3つの目的
『歴史とは何か』を語る(2)歴史と人間、歴史と叙述、歴史と現実
山内昌之氏は最近、『歴史とは何か』という本を書いたが、その目的は三つあるという。一体何が山内氏を動機づけしたのか。シリーズ第2回。
収録日:2014/10/08
追加日:2014/12/04
ブラジルは21世紀を代表する成長国で非先進国のリーダー
ブラジル訪問に学ぶ(1)「犯罪立国」ブラジルの問題と底力
島田晴雄氏は、日本が学ぶべき点があるとしてブラジルとアゼルバイジャンに注目しており、2014年前半に両国を訪問した。現地での見聞から学び、日本の将来を考える、シリーズ講演前半のブラジル篇第1話目。(2014年1...
収録日:2014/10/02
追加日:2014/12/05
カルドーゾ大統領とルーラ大統領によるブラジルの発展
ブラジル訪問に学ぶ(2)ブラジルを頂点に導いた二人の大統領
軍政からオイルショックを経て民政移管。その後、2000パーセントに及ぶインフレ率が一気に1桁台に収束。どん底と頂点を繰り返し経験しながら、ブラジルはその存在感を高めていく。奇跡の逆転劇を可能にした二人の偉大な大...
収録日:2014/10/02
追加日:2014/12/23
スエズ運河とアラビア湾が挟む中東の地政学的意味が大変化
第一次世界大戦から100年にあたって(2)帝国崩壊の余波と中東の役割
第一次世界大戦から100年、中東から黒海に至る地域で国際秩序を揺るがす事件が絶え間なく続いている。これまで第一次世界大戦に関する考察は、ヨーロッパの中心性を自明の前提とし、中東の事象は脇に追いやられる傾向があった。...
収録日:2014/11/05
追加日:2014/12/29
エンブラエルやペトロブラスにみるブラジル企業の多様性
ブラジル訪問に学ぶ(3)ブラジルの復元力の源は「多様性」と「明るさ」
日本から見れば地球の反対側に位置するブラジル。しかし、ブラジルと日本の間には地理的なものだけではなく、いくつもの「正反対」が存在する。その中にこそ、日本の問題を打開するヒントがある! 島田晴雄氏が実際に見聞きし...
収録日:2014/10/02
追加日:2015/01/05
長州藩の財政的基盤を支えた「防長三白」
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(03)“実質”百万石、成功の要因
関ケ原の戦いで120万石から37万石に減封された長州藩が、天保の改革後、実質的に加賀の前田家に匹敵する大藩になっていたという。このことが、明治維新を理解する上で大事な点だと山内昌之氏は指摘する。鍵となるのは「防...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/01/19
伊藤博文、山縣有朋ら俊才を輩出した松下村塾の2つの特徴
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(07)松陰の教育と幕末の志士たち
東京大学名誉教授である歴史学者・山内昌之氏は、吉田松陰の教育者としての才能を高く評価している。それぞれの個性や長所を伸ばすことに長けていた松陰。松下村塾でどのような教育を施したのか。また、そこで学んだ若者たちが...
収録日:2014/12/24
追加日:2015/02/15
尖閣諸島問題で海上自衛隊が取っている対応とは?
安全保障最前線(3)中国の活発な海洋進出への対応(前編)
前海上自衛隊佐世保地方総監吉田正紀氏が語る、現場から見たわが国の安全保障最前線。今回は中国の海洋進出問題に焦点を当てる。アジア太平洋地域内のリスクとして、わが国の安全保障に影を落とす「尖閣問題」の経緯と実情から...
収録日:2014/08/01
追加日:2015/02/16
ボリシェヴィキを彷彿とさせる長州藩の妥協なき理想追求
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(10)攘夷のリアリズムと実行
水戸藩や薩摩藩との違いを通して浮かび上がる長州藩の横顔は、ロシア革命を動かしたボリシェヴィキを彷彿させる、と歴史学者・山内昌之氏は言う。その理由はどこにあるのか。また、幕末の京都で、過激浪士たちはおろか市民にも...
収録日:2014/12/24
追加日:2015/03/08
池田屋で凶刃に倒れた松門四天王・吉田稔麿の師譲りの逸話
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(11)薩長の対立
幕末から明治にかけ、日本の政治を大きく変革した原動力は、薩長連合にあった。しかし、実は、幕末の政治局面で、長州と薩摩が対立関係にあったことは、あまり知られていないと山内昌之氏は語る。文久3(1863)年、両藩の...
収録日:2015/01/14
追加日:2015/03/15
豪放磊落で破天荒な高杉晋作の交渉力とリーダーシップ
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(13)高杉晋作という人物
攘夷の報復として、英仏蘭米4カ国による連合艦隊の攻撃を受け、惨敗する長州藩。この時、休戦交渉に当たったのが高杉晋作である。高杉は持ち前の外交センスで、交渉相手の英国を翻弄、難局を乗り切る。果たして高杉とはどのよ...
収録日:2015/01/14
追加日:2015/03/29
「条件がそろったら決断する」と言っている人は決断しない
己の損得を超えろ~上甲氏自身の人生の葛藤
松下政経塾で14年間、塾頭などを務め人材を育成してきた上甲晃氏が言いたかったのは、たった一言「己の損得を超えろ」だという。これは、政経塾の卒業生だけでなく、自身に向けた言葉でもあった。現在、志ネットワーク代表で...
収録日:2015/03/20
追加日:2015/04/02
西郷隆盛や大久保利通と相いれない木戸孝允のリアリズム
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(14)薩長同盟
薩長同盟を締結させた長州藩は、その後、大政奉還を経て、王政復古の大号令とともに明治政府の成立に尽力し、明治維新を成し遂げていく。幕末の変革期において、まさにその中心にいた長州藩だが、歴史的に見たとき、どのような...
収録日:2015/01/14
追加日:2015/04/05
豊富な経験、米国初の女性大統領―でも最大の弱点は画像?
ヒラリー・クリントン氏出馬表明~2016米大統領選
ヒラリー・クリントン氏が2016年の米国大統領選への立候補を表明した。この背景には、幅広い中道リベラルの票を早めに取り込みたいクリントン陣営の思惑がある。経験豊富なクリントン氏は有利にも見えるが、実は彼女にも高...
収録日:2015/04/16
追加日:2015/04/23
国家安全保障戦略に基いて実施される「防衛法制」とは何か
わが国の防衛法制の変遷(1)冷戦期における安保体制
今、集団的自衛権行使容認に関わる憲法解釈見直しをはじめ、わが国の防衛構造は大本から変容しつつある。防衛法制はその時々の国内外の情勢に適応し、改正されることでわが国の平和を維持してきた。前海上自衛隊佐世保地方総監...
収録日:2014/09/24
追加日:2015/05/14
『孫子』に戦略論、『貞観政要』に長期政権のヒントを学ぶ
中国古典思想に学ぶ~そのエッセンスとは(1)時代が求めた思想
老荘思想研究者である田口佳史氏は47年間中国古典思想の名著を読み続けてきた。その研鑽の日々から学んだこと、今に生かせることの数々を語る「中国古典思想」講話の第1話。その時々で時代が求めてきた中国古典思想について...
収録日:2014/10/29
追加日:2015/05/28
たった1分で効果を上げる新運動理論と攻めのダイエット
1分チャージ! 新・エクササイズ理論
血圧が高い人はずっと薬を飲み続けなければいけない。運動は健康のために、週2回程度筋トレをすると良い。食後、お腹が落ち着いてきたら運動するのが効果的。こうした従来の常識は全て間違っている!? 順天堂大学大学院医学...
収録日:2015/02/18
追加日:2015/05/28
アインシュタインとロバート・ベラーの共通項は?
グローバル化時代の資本主義の精神(6)質疑応答
中島隆博氏による「グローバル化時代の資本主義の精神」講演の後、もう一つの白熱した議論が交わされた。参加者との質疑応答だ。単なる教養に終わらない「哲学」の可能性、会社やビジネスの将来を開く鍵がグローバル市民社会と...
収録日:2014/11/07
追加日:2015/06/01
「工夫のない奴らが売れるのはおかしい」と管理業に転換
億万長者への道(2)拡大破滅型リスクを回避し累積商売の道へ
「億万長者への道」の後半は、さながらビジネス獣道である。独力で不動産業を始めた高橋誠一氏は、やめるとき、方向転換を図るときにこそ、抜群の嗅覚を働かせる。第2次オイルショック、バブル、リーマン・ショックと荒波の続...
収録日:2014/07/24
追加日:2015/06/11
海中資源ニーズが高まる中、中国は海洋権益の確保を目指す
安全保障のチャイナリスク対応(3)海洋進出の狙い
21世紀を海洋の世紀と位置付け、「海洋強国」を建設すべきだと盛んに提唱している中国。彼らは、アメリカとの全面対決が避けられない海の覇権へ向かうのだろうか。前海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏が中国の活発な海洋...
収録日:2014/12/01
追加日:2015/07/06
ヘイダル・アリエフ―アゼルバイジャン建国の父のカリスマ
アゼルバイジャン訪問に学ぶ(3)資源大国アゼルバイジャンの政治史
2006年のBCTパイプライン完成以来、3倍の経済発展を成し遂げたアゼルバイジャンは世界有数の資源国である。ヨーロッパとアジア、中東とロシアの十字路として、地政学的に古くから高い意味を持つ土地柄とともに、島国日...
収録日:2014/10/02
追加日:2015/07/13
なぜ東郷平八郎はバルチック艦隊を対馬で迎え撃ったのか?
戦史に見る意思決定プロセス~日本海軍の決断(1)日本海海戦・東郷平八郎
「もしも自分が東郷平八郎だったら・・・」バルチック艦隊の迎撃作戦でどんな決断を下すだろうか。海上自衛隊幹部学校長・山下万喜氏が、現在西側諸国を中心に使われている意思決定プロセスを日露戦争・日本海海戦に適用し、そ...
収録日:2015/06/15
追加日:2015/07/20
徳川家光が回避した「三代目」が陥りがちな罠
将軍家光のリーダーシップ(2)3代目の罠と宿命
歴史学者・山内昌之氏は、3代目はある種の罠に陥りがちだが、徳川家光は自身の努力と幸運によりそれを回避することができた人物だと評価する。では、その「3代目の罠」とは何なのか? また、将軍家光の3代目人生はいかなる...
収録日:2015/06/30
追加日:2015/07/27
徳川家光がしたこと…その最大の功績とは?
将軍家光のリーダーシップ(4)「老中」の形成
ライバルを排除した家光が直面したのは、「出頭人政治」。戦国の名残を残す家康の遺臣たちを退場させ、将軍直属のシステムを整備することが家光の願いだった。そのために取り入れた制度とその意味、またその先の模索について、...
収録日:2015/06/30
追加日:2015/07/30
精神病者が一致団結、浦河町を豊かさをもたらした
末井昭、「自殺」を語る(6)「べてるの家」の可能性
編集者・作家の末井昭氏が今回紹介するのは、北海道日高市浦河町の「べてるの家」。精神障害者が共同生活をする中で、さまざまな事業を展開し成功を収めているという珍しいケースなのだが、それを紹介する本も数多く出ており、...
収録日:2015/06/16
追加日:2015/07/30
古来より歴史書に人物や事実を記録する基準はとても難しい
『歴史とは何か』を語る(8)智者と愚者の混淆
いったい歴史家は何をどう記録すべきなのか。イブン・ハルドゥーン、ブハーリー、吉田松陰、劉知幾。古今東西の歴史家の言動を対比し、歴史が向かうべき事実と真実を考える。歴史学者・山内昌之氏が著書『歴史とは何か』を語る...
収録日:2014/11/26
追加日:2015/08/03
司馬遷「史記」は孔子「春秋」の精神を継いだ書
『歴史とは何か』を語る(9)『春秋』と『史記』の応報
「単純な善悪によって人々が成功するかどうか決まらない」ことを、世界で初めて教えてくれたのは司馬遷だという。それはなぜか。歴史学者・山内昌之氏が想いを込めて語る『歴史とは何か』を語るシリーズ・第9回。
収録日:2014/11/26
追加日:2015/08/06
極東の小国が旧超大国・清に挑戦した日清戦争
20世紀前半の日中関係~この歴史から何を学ぶか(1)
本年2015年は戦後70年の節目の年。しかし、中国や韓国ではいまだに反日教育が行われ、日本においても特に現代史の教育の欠如は否めない。歴史認識という価値観以前に、事実理解のギャップに問題があると感じた島田晴雄氏...
収録日:2015/07/07
追加日:2015/08/06
光緒帝の皇后とその前で跪いた太った老人が泣いていた
20世紀前半の日中関係~この歴史から何を学ぶか(2)
本年2015年は戦後70年の節目の年。しかし、中国や韓国ではいまだに反日教育が行われ、日本においても特に現代史の教育の欠如は否めない。歴史認識という価値観以前に、事実理解のギャップに問題があると感じた島田晴雄氏...
収録日:2015/07/07
追加日:2015/08/06
日中戦争はやがて世界の問題に拡大、そして敗戦・・・
20世紀前半の日中関係~この歴史から何を学ぶか(3)
本年2015年は戦後70年の節目の年。しかし、中国や韓国ではいまだに反日教育が行われ、日本においても特に現代史の教育の欠如は否めない。歴史認識という価値観以前に、事実理解のギャップに問題があると感じた島田晴雄氏...
収録日:2015/07/07
追加日:2015/08/06
司馬遷の「天道是か非か」と「歴史とは何か」
『歴史とは何か』を語る(10)天道、是か非か
古今東西の歴史には、悪ながら栄えた人物も、善にして非業の人物も、無数にいる。『史記』『旧約聖書』『太平記』にそうした例を見つつ、司馬遷が発した永遠の問い「天道、是か非か」をめぐって、歴史の不条理と、司馬遷の歴史...
収録日:2014/12/03
追加日:2015/08/10
半藤一利氏のベストセラー『昭和史』が持つ危険な面とは?
本当のことがわかる昭和史《1》誰が東アジアに戦乱を呼び込んだのか(1)「客観的かつ科学的な歴史」という偽り
半藤一利氏著『昭和史』は、昭和史としては日本で最も多く読まれたベストセラーである。しかし、この本には危険ともいえる面がある。それは一体どういうことか。上智大学名誉教授・渡部昇一氏によるシリーズ「本当のことがわか...
収録日:2014/11/17
追加日:2015/08/10
張作霖爆殺事件はなぜ起きたのか?その真相に迫る
本当のことがわかる昭和史《1》誰が東アジアに戦乱を呼び込んだのか(2)あの当時、相手側が何をしたのか
東京裁判は、日本の侵略戦争の始まりは満洲事変だと断定した。今回は、その遠因となった1928年の張作霖爆殺事件にスポットを当てる。果たして、この事件は世間でいわれるように日本陸軍の陰謀だったのか? 上智大学名誉教...
収録日:2014/11/17
追加日:2015/08/10
張作霖は日本軍のスパイとしても活躍した男だった
本当のことがわかる昭和史《1》誰が東アジアに戦乱を呼び込んだのか(3)張作霖はソ連にとっての大いなる邪魔者
1928年の張作霖爆殺事件は、果たして日本陸軍の陰謀だったのか? その背後にでは1917年のロシア革命で成立したソビエト連邦のコミンテルンが暗躍していた形跡がある。上智大学名誉教授・渡部昇一氏によるシリーズ「本...
収録日:2014/11/17
追加日:2015/08/10
日本の戦車はソ連の25倍以上頑丈だった!
本当のことがわかる昭和史《1》誰が東アジアに戦乱を呼び込んだのか(7)司馬遼太郎がノモンハンを書かなかった理由
日本を代表する歴史小説家である故・司馬遼太郎氏は、ノモンハン事件を執筆のテーマに定め、膨大な史料を収集し、取材を進めていた。ところが、突如「ノモンハン事件は書かない」と言い出した。一体それはなぜなのか。上智大学...
収録日:2014/11/17
追加日:2015/08/10
学歴よりガッツが重要だ…三川軍一とガダルカナル島の敗戦
本当のことがわかる昭和史《1》誰が東アジアに戦乱を呼び込んだのか(9)エリート軍人たちと「ガッツ」
人間の「知情意」の働きを英語で表わすと、知の部分をつかさどるのは「マインド」、優しさや情は「ハート」、そして胆力や根性が「ガッツ」である。実はこのガッツが、先の大戦における敗戦の日本側の問題点だった。上智大学名...
収録日:2014/11/17
追加日:2015/08/10
伯夷、叔斉、顔回の悲劇と、盗蹠の大往生ー歴史の不条理
『歴史とは何か』を語る(11)司馬遷の歴史叙述と世界観
「われいずくにか適帰せん。ああ徂かん、命の衰えたるかな」。かの有名な一節で知られる古代中国の逸話を手掛かりに、善人が報われるとは限らない歴史の不条理に対する司馬遷の、そして歴史学者・山内昌之氏の義憤が語られる。...
収録日:2014/12/03
追加日:2015/08/13
司馬遷が李陵を弁護して受けた宮刑の屈辱
『歴史とは何か』を語る(12)李広と李陵と司馬遷の悲劇
司馬遷が宮刑を受け、男性機能を奪われたのはなぜか、ご存じだろうか。李広と李陵、そして司馬遷の悲劇から、歴史学者・山内昌之氏が歴史的世界を眺める。『歴史とは何か』を語るシリーズ・第12回。
収録日:2014/12/03
追加日:2015/08/17
尼港事件…ニコラエフスクで700人の日本人が虐殺される
本当のことがわかる昭和史《2》軍縮ブームとエネルギー革命の時代「明治の精神」の死(8)シベリア出兵と尼港事件の惨劇
1918年、チェコ軍団救出を名目にした日本とアメリカのシベリア共同出兵は、各国が撤兵したあとも日本は残留し、支配への執着と後世の歴史家から批判を受けた。しかし、日本にはすぐに引き揚げたくても引き揚げられなかった...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/08/17
ジェームズ・リカーズ「ドル消滅」で考えるギリシャ危機
書物で学ぶギリシャ危機(3)リカーズと有馬龍夫
ギリシャ危機を考える上で示唆的な書物として、歴史家の山内昌之氏が前回選んだのは、エマニュエル・トッドの『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』だった。今回は、それとは異なる見方で、全米ベストセラーとなったジェームズ...
収録日:2015/07/16
追加日:2015/08/17
日露戦争までとまるで違う? 日本軍を驚かせた戦争の近代化
本当のことがわかる昭和史《2》軍縮ブームとエネルギー革命の時代「明治の精神」の死(17)四個師団廃止と軍の近代化を進めた日本
第一次世界大戦で一気に近代化された戦争のことを日本人は知らなかった。ヨーロッパの戦場では、戦車のみならず毒ガスや火炎放射器、飛行機が登場し、それまでとは戦争そのものが一変していたのだ。上智大学名誉教授・渡部昇一...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/08/20
当時の大人の学識や教養レベルを計るには最適な逸話
『水雲問答』~林述斎の教養~
平戸藩の藩主であった松浦静山の著書に『甲子夜話』がある。その中に出てくる『水雲問答』が、当時の大人の学識、教養のレベルを計るには最適な話だろうと老荘思想研究者・田口佳史氏は評価する。果たして『水雲問答』とはどん...
収録日:2015/01/13
追加日:2015/08/20
日露戦争までの将校の質が百点なら、シナ事変では50点
本当のことがわかる昭和史《2》軍縮ブームとエネルギー革命の時代「明治の精神」の死(18)宇垣軍縮を理解できなかった将軍たち
1925年に行われたいわゆる宇垣軍縮以降、日本陸軍の上層部は宇垣一成大将に恨みを抱くこととなり、当時の青年将校たちの間に、陸軍を握っている将軍たちを馬鹿にするような雰囲気が生まれた。そして、将校の育成を怠った日...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/08/20
ワイツゼッカー演説の真意―ドイツ人の責任を認めたのか
日本の戦後70年とワイツゼッカーの演説
2015年8月14日、安倍晋三首相の戦後70年談話が発表された。印象的だったのは「未来の子孫に謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」の一節ではなかっただろうか。その一節をより深く知るには、歴史学者・山内昌之氏...
収録日:2015/07/29
追加日:2015/08/24
北清事変で日本軍は模範兵として世界の称賛を浴びたのに
本当のことがわかる昭和史《3》社稷を念ふ心なし――五・一五事件への道(9)ジョン・ダワーの「日本人発狂説」
マサチューセッツ工科大学名誉教授で、日本研究の第一人者だといわれるジョン・ダワー氏は、「驚くべきスピードで近代化を成し遂げた日本は、昭和に入った頃から狂い始めた」と、「日本人発狂説」を唱えた。この「発狂」の根源...
収録日:2014/12/22
追加日:2015/08/24
バルチック艦隊激破以来、競争率が大幅にアップした職場
本当のことがわかる昭和史《3》社稷を念ふ心なし――五・一五事件への道(10)派閥意識が少なかった「薩の海軍」
明治時代に海軍大将になった人は、皇族は別として14人中13人が薩摩出身、海軍中将も72人のうち29人が薩摩の出身者で、当時の海軍は「薩の海軍」といわれるほど薩摩閥の全盛時代だった。しかし、薩摩の人たちには、派閥...
収録日:2014/12/22
追加日:2015/08/27
江戸城無血開城で日本の危機を救った西郷隆盛の問題解決力
西郷南洲のリーダーシップ(1)薩長同盟と江戸城無血開城
儒家思想のリーダーシップにかなう人間は、日本史上で五人居る。その一人が西郷南洲(隆盛)だ。内憂外患を退けつつ近代国家建設を目指すという難題に直面した明治維新において、西郷が果たした薩長同盟と江戸城無血開城の役割...
収録日:2015/02/27
追加日:2015/08/31
鉛筆のキャラになるほどの国民的な人気を博した当時の陸相
本当のことがわかる昭和史《4》二・二六事件と国民大衆雑誌『キング』(2)荒木・真崎時代の到来
人事面の争いを経て、荒木中将は昭和6年、犬養毅内閣に陸軍大臣として入閣。これによって荒木・真崎時代が到来する。そして荒木陸相は、いわゆる皇道派人事を臆面もなく展開した。上智大学名誉教授・渡部昇一氏によるシリーズ...
収録日:2015/01/19
追加日:2015/08/31
未遂に終わったクーデター計画。首謀者らの意見書に何が?
本当のことがわかる昭和史《4》二・二六事件と国民大衆雑誌『キング』(4)叛乱の前触れ──十一月事件の波紋
昭和9年、皇道派青年将校がクーデター企図容疑で検挙された。十一月事件(陸軍士官学校事件)の経緯と波紋。上智大学名誉教授・渡部昇一氏によるシリーズ「本当のことがわかる昭和史」第四章・第4回。
収録日:2015/01/19
追加日:2015/08/31
当時の陸軍は全く統制を欠いていたと言わざるを得ない
本当のことがわかる昭和史《5》満洲事変と石原莞爾の蹉跌(9)参謀本部が止められなかったシナ事変
シナ事変は、参謀本部第一部長だった石原莞爾が反対していたにもかかわらず拡大していった戦いであった。当時の陸軍はまったく統制を欠いていたといわざるをえない。上智大学名誉教授・渡部昇一氏によるシリーズ「本当のことが...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/10
「食べ過ぎ」が招く血の汚れとは
クスリのいらない健康法(4)吸収をやめれば排泄が始まる
断食をすると排泄物のオンパレードになる。人間の身体は、吸収によって排泄が阻害されるため、吸収さえやめれば、本来の排泄がどんどん行われる。だから断食をすれば、排泄する力を強められる。断食道場を主催する医師・石原結...
収録日:2015/06/14
追加日:2015/10/12
過食を改めることが日本経済を救う
クスリのいらない健康法(7)「的外れ」な西洋医学
出血も血栓も、そしてがんも、身体が血の汚れをなんとかしようとして生じる反応だ。それをわざわざ抑えようとするばかりの西洋医学は、的外れなことをしているだけであり、それではいくら医療費を増やしてもがんが減ることはな...
収録日:2015/06/14
追加日:2015/11/02
ビタミン不足による病気…どの野菜をどう食べればいいか?
クスリのいらない健康法(10)ビタミン不足に効く食べ物
歯の形から考えれば、人間が食べるべき物の約6割は穀物だ。しかし現代では、ビタミンやミネラルを豊富に含む胚芽を取ってしまった穀物を食べるため、「栄養過剰の栄養失調症」に陥っている。医師・石原結實氏は、ビタミンを取...
収録日:2015/06/14
追加日:2015/11/23
うつの「見える化」に有効な光トポグラフィー検査とは
うつ病治療最前線(4)目に見える精神医療
ひもろぎGROUP理事長・東邦大学薬学部客員教授の渡部芳德氏は、「見えない」難しさを持つ精神医療にいち早く光トポグラフィーの機械を導入、検査を実施してきた。「見えない」ものを「見える」ようにした効果は絶大! 精...
収録日:2015/09/03
追加日:2015/11/26
ストレスや疲労でテストステロン減少…自力で増やす方法は
男性医学とテストステロン(5)男性性を医学から支える
男性ホルモンであるテストステロンはどうすれば高まり、心身ともに充実したコンディションを維持できるのか? 男性が意欲的かつ健康的に長生きするために、テストステロンがいかに重要か。順天堂大学医学部大学院医学研究科教...
収録日:2015/07/24
追加日:2015/12/03
日本でも経済を追求すれば、もっと政治がうまくいくはず
松下幸之助の人づくり≪3≫理想の政治(6)政治の生産性~安くて良い政治を(後編)
民主主義とは平等主義のことではなく、経済を追求する中で生まれてきたもの――松下幸之助は政治というものを民主主義の本質の中で捉えようとしていた。単に米国の見よう見まねではなく、日本に根付いた本当の政治、理想の政治を...
収録日:2015/06/17
追加日:2016/01/25
エンターテイナーのトランプが最後まで残ってしまうのか
2016アメリカ大統領選の行方―予備選挙とトランプ現象
今回のアメリカ大統領選の行方は非常に読みにくくなっていると、政治学者で慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授・曽根泰教氏は語る。最大の要因は、ドナルド・トランプ氏の存在だ。大統領選の制度自体が、トランプ氏を...
収録日:2016/01/25
追加日:2016/02/22
グローバル化の歴史はいつから?国際化との違いは?
グローバリゼーションの意味と対処法
なぜ今、あらためてグローバリゼーションなのか。それは、われわれが考える間もなく生活を覆い、日常に定着してしまった現象だからだ。政治学者で慶應義塾大学大学院教授・曽根泰教氏が、グローバリゼーションの意味と対処法を...
収録日:2016/01/25
追加日:2016/03/14
情報革命の影響でなくなる仕事と伸びる仕事とは?
情報革命の未来―消える仕事、伸びる仕事
情報革命は日本と世界をどう変えるのか? 仕事は、サービスは、教育はどうなるのか? 経済産業省・産業構造審議会新産業構造部会の部会長を務める東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏が、同部会での議論をもとに最新...
収録日:2016/02/09
追加日:2016/03/24
部下を育てるには、まず佐藤一斎に学べ!
重職心得箇条~管理職は何をなすべきか(1)時代に請われ、時代に応えた佐藤一斎
東洋思想研究者・田口佳史氏は、名臣のフォロワーシップがあってこそリーダーシップが発揮されるにもかかわらず、今の日本には臣下の人材育成が不足していると言う。そこで、田口氏が注目したのが佐藤一斎とその書『重職心得箇...
収録日:2015/12/22
追加日:2016/04/04
自己鍛錬を目指す人に知ってほしい数々の名言
重職心得箇条~管理職は何をなすべきか(2)一途と覚悟で道を究める
東洋思想研究者・田口佳史氏が『言志四録』なども手がかりに佐藤一斎の思想に分け入っていく。田口氏は、これから自己鍛錬に精進しようとしている世代にこそ、佐藤一斎に学んでほしいと力説する。その一斎が主張し実践したこと...
収録日:2015/12/22
追加日:2016/04/11
Pepper開発責任者が語った不可避のシンギュラリティ
「Pepper」の全て(4)ロボットと暮らす未来
世界初のパーソナルロボットとして発売された「Pepper」は、行く先々で波紋を広げている。その開発責任者であり、「彼を愛してほしい」と願うソフトバンクロボティクス株式会社プロダクト本部取締役本部長・蓮実一隆氏に...
収録日:2016/03/15
追加日:2016/04/13
都市の景観にマッチした木造ビルへのチャレンジ
森と都市の共生~木材活用の豊かな社会(5)都市木造の実際
木造建築の歴史は古いが、都市木造は始まったばかりの試みだ。木という素材と向き合い、現代の価値観から見つめ直すことで、木を使った魅力的な建築が生まれるのではないだろうか。都市木造を推進する東京大学生産技術研究所教...
収録日:2015/11/19
追加日:2016/05/05
ISが目指すジハードで、日本はすでに標的となっていた
激動する世界情勢と日本(7)IS台頭の世界的要因
世界各地で頻発するテロの中心にいるのが、ISだ。しかし、実体のないISに、アメリカをはじめ国際社会は対応に苦慮している。千葉商科大学学長・島田晴雄氏は、日本もこのISが目指すグローバル・ジハードの標的であり、日...
収録日:2016/01/26
追加日:2016/05/12
課題は、高齢化しているタイの政治的エリート層の世代交代
「TPP」か「一帯一路」か(5)タイと台湾の情勢
軍事クーデターが続くタイと、2016年に政権交代を実現した台湾の情勢について、政策研究大学院大学(GRIPS)学長・白石隆氏が分析する。タイは、高齢化した指導者層の世代交代が望まれるが、そこでは王位継承の動向が...
収録日:2016/03/09
追加日:2016/05/30
マルコ・ポーロ時代は不可視だった「海のジパング」発見へ!
海のジパング計画~海底鉱物を探れ(1)黄金の国は海底にある
「海のジパング計画」が始まっている。アベノミクス第三の矢を実現する10のイノベーションのうちでも目玉にあたるプログラムとして、各方面の注目も熱い。自律型海中ロボットの権威である九州工業大学ロボット具現化センター...
収録日:2016/01/12
追加日:2016/07/27