朝食を抜いてもいいの?治療法や検査の見極め方は?
新しいアンチエイジングへの挑戦(5)テロメアとアンチエイジングの本質
「朝食を抜くと良くない」といわれるが、医学的にはどうなのか。また、テロメアは縮んでいくものということだが、伸びることもあるのか。その他、食事の具体的なタイミングや疑わしき治療法に惑わされないための心構えなどアン...
収録日:2024/06/26
追加日:2024/11/07
フリードマンの主張と電気ショックは本当に似ているのか?
クライン『ショック・ドクトリン』の真実(2)曲解された「ショック療法」
「ショック療法」という概念こそミルトン・フリードマンの核心であるとし、それを拷問や電気ショック療法と重ね合わせて批判を展開したナオミ・クラインの『ショック・ドクトリン』。しかしフリードマンは、本当にクラインのい...
収録日:2023/07/20
追加日:2023/09/01
mRNAを利用した膵臓がんの「血管新生阻害療法」とは
ナノテクノロジーでがんに挑む(6)ユニットPICとmRNAによるがん治療
がん治療におけるユニットPICとメッセンジャーRNA(mRNA)の具体的な活用事例を紹介する。ドラッグデリバリーシステム(DDS)の観点から、がん治療に新たな可能性を与える2つの画期的な事例は、ナノマシンがもたらすことになる...
収録日:2021/05/12
追加日:2022/04/02
腰痛でも安静より運動! 座りっぱなしは死亡リスクが増加
最新の腰痛医療(2)運動療法と認知行動療法
「メタボリックシンドロームや生活習慣病は、腰痛と深く関係しています」と、福島県立医科大学理事長兼学長・菊地臣一氏は語る。しかも、単に太っているから腰が痛くなるというわけではないという。菊地氏が腰痛の最新治療法を...
収録日:2016/01/25
追加日:2016/06/13
うつ病の患者に認知行動療法が多く取り入れられている
うつ病対策と経営リスク(3)認知行動療法の効果
ひもろぎGROUP理事長・東邦大学薬学部客員教授の渡部芳德氏のリワークプログラムで行われている治療法に「認知行動療法」がある。自身の考え方を客観視させ、思考の偏りから生まれる小さなつまずきに気付かせるのが狙いの...
収録日:2015/10/15
追加日:2016/01/25
食べる物は「たすき掛け」で判断する
クスリのいらない健康法(14)漢方医学の食事療法
食べることは全ての臓器に負担をかける。だから少しでも、自分の体質に合った食べ物を食べることが大切だ。普通は苦い漢方薬も病気の人が舐めれば甘くなるように、「体に良い」食べ物は何でも「おいしい」。東西の医学に精通し...
収録日:2015/06/14
追加日:2015/12/21
膝の痛みを緩和して予防する「運動療法」の方法
“膝の痛みの名医”が語る(2)世界が認めた運動療法
“膝の痛みの名医”と呼ばれる順天堂大学医学部整形外科学特任教授・黒澤尚氏が語る「膝」シリーズ第2回。「変形性膝関節症」の痛みが和らぎ、予防や身体機能向上にもよいとされる黒澤氏の「運動療法」とは一体どんなものなのか...
収録日:2015/09/14
追加日:2015/11/26
膝の痛み…変形性膝関節症に有効なのは「運動療法」
“膝の痛みの名医”が語る(1)変形性膝関節症とは
今や全国2800万人と言われる「変形性膝関節症」。痛み止めによる対症療法が一般的とされる中、根本的な改善や回復を目指す独自の運動療法を、30年にわたって提唱してきた医師がいる。順天堂大学医学部整形外科学特任教授...
収録日:2015/09/14
追加日:2015/11/19
がん治療で覚えておくべきは「低用量療法」
クスリのいらない健康法(2)抗がん剤治療を受けるなら
抗がん剤は身体への負担が大きい。しかし「ホルミシス効果」があるので、「毒」も少量ならば免疫向上に役立つ。だから、もし抗がん剤治療を受けるなら「低用量療法」にするべきだ。これが無理なら、たとえ常用量でも患者が体力...
収録日:2015/06/14
追加日:2015/09/28
究極の経営リスクは、経営者が「がん」になることだ
うつ病対策と経営リスク(5)新たながん治療のあり方
これからの経営者にとって、一番のリスクは自分自身が健康を害することだ。しかもがんになれば、その治療はかえって寿命を縮めるかもしれない。だからこそ、手術以外で免疫力を高め、がんをつぶしていく。ひもろぎGROUP理...
収録日:2015/10/15
追加日:2016/02/01
100分de名著!?『ショック・ドクトリン』驚愕の印象操作
クライン『ショック・ドクトリン』の真実(1)ショック・ドクトリンとは何か
カナダのジャーナリスト、ナオミ・クラインが2007年に著した『ショック・ドクトリン』は、その邦訳書も増刷を重ねるなど、世界で多くの読者を獲得している。本書の論旨は、経済学の権威であるミルトン・フリードマンを痛烈に批...
収録日:2023/07/20
追加日:2023/09/01
10年で大きく進歩…膵臓がん治療の最新事情と可能性
膵臓の病気~がんと治療の基礎知識(2)膵臓がん治療の現在地
がんの死亡原因の第4位に位置する膵臓がんは、がんの発見の難しさや外科的手術の困難が指摘されてきた。できるだけ早く発見し、治療の可能性を広げるために私たちができることは何か。がんの早期発見をするために重要な検査項目...
収録日:2024/07/19
追加日:2025/02/23
初等教育ではシニア教員集団を、最高学府では社会人学生を
教育の多様性
さまざまな問題を抱えている日本の教育現場だが、対症療法的に考えていては、真に刺激的な学問の場や独創的で新しい「プラチナ社会」にふさわしい人材は育たない! 前東京大学総長・小宮山宏氏が提言する、今必要な教育イノベ...
収録日:2014/04/11
追加日:2014/03/30
過食を改めることが日本経済を救う
クスリのいらない健康法(7)「的外れ」な西洋医学
出血も血栓も、そしてがんも、身体が血の汚れをなんとかしようとして生じる反応だ。それをわざわざ抑えようとするばかりの西洋医学は、的外れなことをしているだけであり、それではいくら医療費を増やしてもがんが減ることはな...
収録日:2015/06/14
追加日:2015/11/02
食生活改善でがん死は減る
クスリのいらない健康法(12)アメリカが認めた日本食
40年前にアメリカで組織された政府委員会が出した結論は、なんと「一番健康的な食事は日本食だ」というものだった。西欧発の栄養学は見直され、アメリカでは野菜や穀物、低脂肪のタンパク質が重視されるようになった結果、心...
収録日:2015/06/14
追加日:2015/12/07
心の病の原因の第一位は「職場の人間関係」
うつ病治療最前線(2)社会復帰へのリワークプログラム
うつ病治療で大切なのは、会社や学業を休んで心身の休養につとめることだ。会社の状況が気にかかり、復帰できるのかどうかを気に病んでいては、症状は悪化する一方だといわれる。うつ病休職者をスムーズに社会復帰させる「リワ...
収録日:2015/09/03
追加日:2015/10/29
うつ病の要因は「職場の人間関係」と「本人の資質」
うつ病対策と経営リスク(1)うつ病の要因と対策
気分障害の患者は、ここ15年程度でケタが変わるくらい増え、しかも典型的なタイプとは異なる現代型うつ病も加わって多様化している。ひもろぎGROUP理事長・東邦大学薬学部客員教授の渡部芳德氏は、うつ病の質と量が変わ...
収録日:2015/10/15
追加日:2016/01/18
「エビデンス重視主義」が患者に押し付ける理不尽とは?
選択する医療~後悔のない判断のために(1)エビデンス重視主義
医療行為における「インフォームド・コンセント」は今や法律でも明文化されている。しかし、高度化する医療について、患者や家族が医療者から「正しい情報を得た上で合意」するのは、そうそう簡単なことではない。そのために、...
収録日:2016/06/27
追加日:2016/09/04
免疫力アップにはBCG接種、朝鮮人参、ビタミンDが有効
COVID-19戦時下の今できること(3)免疫機能を高めよ<1>
ウイルスに立ち向かうためには、免疫力を高めることが重要である。そのためには、免疫力を高める要素を熟知すると同時に、それを低下させてしまう要因や習慣を正しく理解し、対処することが求められる。(全5話中第3話)
収録日:2020/04/02
追加日:2020/04/14
NGワードを知ってハラスメントがない職場づくりに生かす
ハラスメント防止に向けた風土づくり(5)ハラスメントがない職場作りに向けて
人間は2つの思考システムが普段から働いており、だからこそバイアスが引き起こされているという。そのバイアスから逃れるのは難しいが、見直していくにはどうしたらいいのか。そこで今回は、信念・固定観念が生み出す「関係の4...
収録日:2023/02/03
追加日:2023/09/10
隠れたうつ病を確定診断するポイントとは
うつ病治療最前線(1)うつ病の身体症状と治療の実際
「心の風邪」とも呼ばれる「うつ病」は、いつだれがかかってもおかしくない病気である。しかし、その実態を正確に知っている人は多くない。典型的な症状は? 薬物療法は効果があるのか? 休職して治療すれば、また戻れるよう...
収録日:2015/09/03
追加日:2015/10/15
「かゆみ」が「がんの予兆」?…皮膚そう痒症のケース
かゆみのメカニズム(1)かゆみのさまざまな原因
寒くなると、皮膚がかゆい。高齢になれば乾燥が進み、かゆみを訴える人が多くなる。そんな身近なものから重大な症状を教えるものまで、かゆみにはさまざまな原因がある。アトピー性皮膚炎をはじめとするかゆみの原因と治療法を...
収録日:2015/10/20
追加日:2016/02/04
アトピー性皮膚炎はなぜ「かゆい」?…症状の原因と対策
かゆみのメカニズム(3)アトピー性皮膚炎に迫る
社会人になってから発症することも多い、アトピー性皮膚炎。その特徴とメカニズム、かゆみを抑える方法は、誰もが知りたいことの一つだ。アトピー性皮膚炎に代表される難治性のかゆみの研究で日本の最先端を走る順天堂大学の名...
収録日:2015/12/22
追加日:2016/02/18
障害者のスポーツへの挑戦を支える体制整備が急務!
義肢装具士の世界と義足作り(2)リハビリと支援の充実
義足の製作で最も苦労するのは、義足と足をつなぐ連結部の調整だ。生身の足は、その特徴が千差万別だし、状態も変化する。その個性や変化を見越し、さらに知識の提供やリハビリの実施などを経て初めて、義足での歩行が可能にな...
収録日:2016/07/19
追加日:2016/09/02
少子高齢化社会で医療費を削減する具体的な方法とは?
日本の医療を考える~その特徴と課題(5)今後の課題
公益社団法人日本医師会副会長・今村聡氏が日本医療の今後の課題と解決策について語る。世界最高水準を誇る日本の医療制度も、少子高齢化、医療技術の進歩などで膨れ上がる医療費、社会保障費の前に疲弊しきっているのが現状だ...
収録日:2016/08/18
追加日:2016/10/23
本社と事業部の関係はどうあるべきか?
ストーリーとしての競争戦略(9)質疑応答編
スタッフに儲けを理解させるにはどうすべきか。新卒の大手志向を変えるには何が必要か。本社と事業部の関係はどうあるべきか。一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授の楠木建氏が、「ストーリーとしての競争戦略」講義後、会場...
収録日:2017/05/25
追加日:2017/07/28
人事評価と報酬の仕組みには研修も結びつけるべき
組織改革の要諦~活性化と人材活用(2)「仕組み」と「仕掛け」
組織改革にはスピードやタイミングだけでなく、辛い経験のケアや組織の仕組みを変えるための工夫が必要である。ボストン・コンサルティング・グループ シニアパートナー&マネージングディレクター・秋池玲子氏が、地方バス会社...
収録日:2018/03/12
追加日:2018/06/01
タンパク質と筋トレが高齢の衰えを予防する
新病態フレイルとサルコペニア(2)予防と治療
健常者と要介護の間に位置するフレイル、四肢の筋肉が衰えるサルコペニア。いずれも高齢者にとって深刻な状況だが、適切な介入があれば回復するという。国家公務員共済組合連合会虎の門病院院長の大内尉義氏が「新病態フレイル...
収録日:2018/02/07
追加日:2018/07/04
ICT(情報通信技術)を用いた在宅医療の効率化
在宅医療とオンライン診療(1)在宅医療と地域包括ケア
医療法人社団鉄祐会理事長の武藤真祐氏は、ICT(情報通信技術)を用いた在宅診療を行うクリニックを、東京都内と宮城県石巻市に開いた。在宅診療を効率的に行うために、どのような工夫を凝らしているのだろうか。新たな時代の医...
収録日:2018/03/30
追加日:2018/08/23
アルツハイマー型認知症は生活習慣病との合併症が多い
認知症とは何か(2)初発症状と検査
国立研究開発法人国立長寿医療研究センター長寿医療研修センター長の遠藤英俊氏は、認知症の初発症状を早期発見し、それに適した検査を行うことの重要性を指摘する。認知症か否かの判断は、どのような検査によって行われるのだ...
収録日:2018/05/26
追加日:2018/09/02
アルツハイマー型認知症のガイドラインに記された4つの薬
認知症とは何か(3)治療薬の種類と扱い方
認知症に対する根本治療薬は、いまだ開発途上にある。国立研究開発法人国立長寿医療研究センター長寿医療研修センター長の遠藤英俊氏によれば、そうした中でも、薬を含めたさまざまな方法を用いて進行を遅らせていくことが重要...
収録日:2018/05/26
追加日:2018/09/06
研究者にとって大事な5つのこと
生命科学の現状と課題~生物研究と再生医療(6)自然から学び、ヒトを知る
40年間イモリを採取し研究してきた浅島誠氏だが、研究を進めるたびにイモリがすごい能力を持っていることに驚かされてきたという。シリーズ最終話では、自然や生物から学ぶことの重要性を伝えるため、研究者にとって大事な5つの...
収録日:2018/07/30
追加日:2019/02/03
がんの医療格差をなくすための「がん対策基本法」
がん対策の現状と今後(1)がん対策基本法の成立経緯
がん治療の均てん化というがん患者たちの願いをかなえるべく、2006年にがん対策基本法が成立、2007年に施行された。がん対策推進基本計画では、目標として10年間でがんによる死亡率の20パーセント低下と患者および家族の苦痛の...
収録日:2018/09/10
追加日:2019/02/25
がん対策推進基本計画、最初の5年間の成果
がん対策の現状と今後(2)第1期基本計画と新しい課題
がん死亡率の低下と患者の苦痛の軽減という二つの目標を掲げた5年間の第1期がん対策推進基本計画が5年目を迎えたとき、門田守人氏はがん対策推進協議会の会長に就任した。第2期の基本計画を立てる上で、第1期の課題に加え、元患...
収録日:2018/09/10
追加日:2019/02/26
『日本書紀』ではなぜ出雲神話がカットされているのか
世界神話の中の古事記・日本書紀(6)出雲神話をめぐる古事記・日本書紀の違い
『古事記』には国生みから国づくりまでのプロセスの中に、スサノオ、オオクニヌシの波乱万丈の物語、つまり「出雲神話」と呼ばれる部分がとても手厚く描かれている。一方、『日本書紀』はその部分がカットされている。スサノオ...
収録日:2020/10/05
追加日:2021/05/08
どうすれば「最高の睡眠」は実現するか…健康な睡眠とは?
「最高の睡眠」へ~知っておくべき睡眠常識(1)健康な睡眠のための方法
人生の約3分の1を、人は寝て過ごす。人間にとって不可欠な「睡眠」について、まだ分かっていないことが多く、睡眠ストレスや寝不足に悩む人は多い。現代人はどのように生活すれば最高の睡眠を得られるのだろうか。その前に、そ...
収録日:2021/06/23
追加日:2021/09/14
皮膚医療を変える皮膚常在菌の可能性と個別化医療の将来
最強の臓器「皮膚」のふしぎと最新医療(3)未来の皮膚医療
未来の皮膚医療のカギになるものの一つに「皮膚常在菌」がある。腸の健康を左右する腸内細菌同様、善玉菌と悪玉菌のバランスにより、皮膚のみならず全身の健康増進が期待できそうだ。最後に、症状に応じたきめ細かな個別化医療...
収録日:2023/05/30
追加日:2023/08/26
日本企業のもうかるパターンを徹底的に研究すべし!
日本企業の「稼ぐ力」を創出するために(1)「儲かるパターン」の研究
日本企業の「稼ぐ力」の弱さが問題になっている。なぜ、稼ぐ力が弱いのか。一体どうしたら、日本企業は稼ぐ力を上げられるのか。“日本の「稼ぐ力」創出研究会”の座長でもある伊藤元重氏が、その問題点と改善策について議論する。
収録日:2014/06/16
追加日:2014/07/17
ガザ地区のイスラエルとハマスの対立を3つの次元で考える
ガザ地区におけるイスラエルとパレスチナの対立(1)三つの次元の変化
多くの犠牲者を出して、今なお、戦火の絶えないパレスチナ・ガザ地区。イスラエルとパレスチナの問題は、なぜ根本的解決に至らないのか? 歴史学者・山内昌之氏が三つの次元でこの問題の深層に迫る。
収録日:2014/07/30
追加日:2014/09/04
いい研究者がいいマネージャーとは限らない
アメリカ型キャリア・パターンで大学変革を
急成長するアジアの中で、日本はせめて5年先を見据えたいと、政策研究大学院大学(GRIPS)学長・白石隆氏は言う。となると、当然ながら、人材育成のための大学自体に変革が問われていくだろう。企業が持っている当たり前...
収録日:2015/01/21
追加日:2015/05/14
白血球を殺してしまう抗がん剤の恐ろしさ
クスリのいらない健康法(1)抗がん剤は死につながる?
2人に1人が「がん」にかかる時代だ。医師・石原結實氏によれば、がん治療で使われる抗がん剤は、身体本来の免疫機能を弱め「肺炎」を引き起こす。すでに肺炎は、日本人の死因第3位である。医学的な知見を平易に解説しながら...
収録日:2015/06/14
追加日:2015/09/21
炎症は病気を治す一番の特効薬
クスリのいらない健康法(6)病気は血をきれいする生理反応
身体の不調は、全て血の「汚れ」が関係している。ストレスや運動不足、汚染物質は体内に老廃物を溜め、病気を引き起こす。そして血を汚す一番の原因が、食べ過ぎだ。血の「汚れ」は長い時間をかけて蓄積し、やがて動脈硬化や高...
収録日:2015/06/14
追加日:2015/10/26
ビタミン不足による病気…どの野菜をどう食べればいいか?
クスリのいらない健康法(10)ビタミン不足に効く食べ物
歯の形から考えれば、人間が食べるべき物の約6割は穀物だ。しかし現代では、ビタミンやミネラルを豊富に含む胚芽を取ってしまった穀物を食べるため、「栄養過剰の栄養失調症」に陥っている。医師・石原結實氏は、ビタミンを取...
収録日:2015/06/14
追加日:2015/11/23
精神科でいま一番の問題をwebアプリで解決!
うつ病治療最前線(3)多剤併用と「アン‐サポ」の可能性
ひもろぎGROUP理事長・東邦大学薬学部客員教授の渡部芳德氏が治療の現場でいま一番問題としているのが多剤併用だ。そこで渡部氏は、多くの精神科医の善意と努力を無駄にせず、患者も治療を励みにできるようにとwebアプ...
収録日:2015/09/03
追加日:2015/11/12
精神病院の経営戦略で高齢化時代に求められるものとは
うつ病対策と経営リスク(4)精神科発イノベーション
精神科にも、イノベーションは必要だ。ひもろぎGROUP理事長・東邦大学薬学部客員教授の渡部芳德氏は、常に時代の先を読み、社会の変化に対応できる精神科の経営を目指して種々の改革を行ってきた。その足跡を振り返りなが...
収録日:2015/10/15
追加日:2016/01/28
泣きっ面に蜂のかゆみを撃退する新薬登場!
かゆみのメカニズム(4)透析や肝疾患に伴うかゆみ
抗ヒスタミン薬が効かないのは、アトピー性皮膚炎だけではない。腎臓透析に伴うかゆみ、肝疾患に伴うかゆみもその例で、つらさは筆舌に尽くしがたい。しかし、このかゆみのメカニズムを追究することにより、ぴたりとかゆみを抑...
収録日:2016/01/19
追加日:2016/02/25
医療や介護――投資は社会課題を解決できるのか?
社会的インパクト投資~社会課題を解決する(2)新しい投資モデル「SIB」
公的財政支出をいかに抑えつつ、社会課題を解決し、大きなインパクト(影響)を与えるか。日本をはじめ全ての先進国で構造的財政赤字が進む中、社会課題の解決を税金に頼らない仕組みづくりの一つとして今、日本の社会的インパ...
収録日:2016/03/18
追加日:2016/05/09
高齢者だけじゃない! 若年層にも腰痛が増えている
最新の腰痛医療(1)導入された二つの医療と慢性腰痛
「世界中で、3カ月以上続く慢性腰痛が増えています」と語るのは、福島県立医科大学理事長兼学長の菊地臣一氏だ。今、腰痛と腰痛治療の世界で何が起こっているのか。菊地氏が最新の情報や治療法、考え方を紹介する。(全2話中...
収録日:2016/01/25
追加日:2016/06/06
日本の医療制度の特徴…国民皆保険・フリーアクセス・現物給付
日本の医療を考える~その特徴と課題(1)医療制度を支える三つの特徴
日本の医療には「国民皆保険」「フリーアクセス」「現物給付」という三つの特徴がある。この三つの柱が支える医療制度の下で、世界最長の平均寿命や高い保健医療水準は達成されたのだと、公益社団法人日本医師会副会長・今村聡...
収録日:2016/08/18
追加日:2016/09/25
ビジネスエコシステムでは競争相手をライバルと捉えない
ダイナミック・ケイパビリティ~組織の戦略変化(5)感知・捕捉・転換
組織を戦略的に変える力であるダイナミック・ケイパビリティは、新たな事業機会を「感知」し、それを「捕捉」するビジネスモデルを構築して、それに合わせ組織を「転換」していくことで構成される。ポイントとなるのは「ビジネ...
収録日:2016/06/23
追加日:2016/09/27
動物の権利の問題点と倫理を語る上での新しい考え方
東大ハチ公物語―人と犬の関係(4)動物目線の語り方
動物実験には「3R」がある。1959年に提唱された世界的な基準理念で「削減(できる限り減らす)・改善(できる限り苦痛を与えない)・代替(できる限り別の方法をとる)」を原則としている。そのような流れの中、「動物の権利」...
収録日:2017/04/04
追加日:2017/06/16
安全・安心というブランドは企業の大きな付加価値となる
ヒューマンエラーと経営戦略(2)安心ブランドの獲得
慶應義塾大学理工学部管理工学科教授の岡田有策氏は、安全対策を成長戦略の一環として捉えるべきだと主張する。目先のエラーや事故を防ぐことに終始するのではなく、その先にあるお客さまや地域社会から評価されることを目指し...
収録日:2017/09/01
追加日:2018/01/23
「オンライン診療」は日常診療を補完する
在宅医療とオンライン診療(2)オンライン診療の取り組み
外来診療では、患者さんが症状をうまく説明できなかったり、医師の指示を忘れてしまったりということが起こりうる。オンライン診療は、そのような状況を補完し、症状を細かくトレンドで確認することができる、と医療法人社団鉄...
収録日:2018/03/30
追加日:2018/08/27
福岡市のオンライン診療モデルの特徴
在宅医療とオンライン診療(3)オンライン診療の実証
実際に福岡市の実証事業で導入されたオンライン診療は、どのような人々をターゲットとして、いかなるメリットを生んだのだろうか。1年におよぶ実証事業に基づいて、医療法人社団鉄祐会理事長の武藤真祐氏が解説する。(全4話中第...
収録日:2018/03/30
追加日:2018/08/30
AI時代の医師の役割と求められる3つの能力
在宅医療とオンライン診療(4)海外展開とAI時代の医師
日本式の在宅医療、地域包括ケアのシステムは、どのように海外に展開されているのだろうか。医療法人社団鉄祐会理事長の武藤真祐氏が、シンガポールでの取り組みをはじめとする海外展開、またAI時代の医師の役割と求められる能...
収録日:2018/03/30
追加日:2018/09/03
認知症介護の基本は「パーソンセンタードケア」
認知症とは何か(4)介護とパーソンセンタードケア
認知症の介護は、多動や便の失敗などが伴ってくると困難を極める。国立研究開発法人国立長寿医療研究センター長寿医療研修センター長の遠藤英俊氏は、そうした際には本人の意思や希望を尊重した「パーソンセンタードケア」が必...
収録日:2018/05/26
追加日:2018/09/13
重要なのはコミュニケーション技法!認知症ケアの基本とは
認知症とは何か(5)多角的視点による支援
認知症ケアにおいては、介護を受ける本人だけでなく、介護する側の支援も必要である。国立研究開発法人国立長寿医療研究センター長寿医療研修センター長の遠藤英俊氏は、認知症の支援は地域サービスを用い、多角的に行っていく...
収録日:2018/05/26
追加日:2018/09/20
IoT×AI時代にチャンスのある業界とは?
スタートアップ流イノベーション(3)IoT×AI時代
生産者と消費者が直接結び付き、社会は最適化へ向かう。IoTやAI化によって新たに生まれるサービスはそれを実現するが、そこから新たなビジネスチャンスも多く到来しているという。その詳細について、TomyK Ltd.代表で株式会社AC...
収録日:2018/05/14
追加日:2018/09/23
ヘルスケア産業で「稼ぐ」ことの重要性
医療とビジネスの健全な関係(6)ビジネススクールの役割
ヘルスケア分野では「稼ぐ、もうかる」ということはあまり語られてこなかったが、国の予算で医療費がカバーできない状況が迫っている今、きちんとしたビジネスモデルを持ってヘルスケアを考えるのは必須のことなのだ。シリーズ...
収録日:2018/08/31
追加日:2019/01/09
うつ病が不眠を招くメカニズム…無呼吸症候群との違いは?
睡眠:体、脳、こころの接点(6)うつ病と睡眠障害
認知症とともに、うつ病も増え続けている。とりわけ高齢者では「老年期うつ病」と認知症に伴う「うつ症状」の見分けが困難だ。シリーズ第6話では、うつ病と睡眠障害について、また、うつ病と間違えられることの多い睡眠時無呼吸...
収録日:2018/08/24
追加日:2019/01/23
「神経性やせ症」と脳の変化…原因と症状とは
睡眠:体、脳、こころの接点(8)神経性やせ症
かつて拒食症と呼ばれた「神経性やせ症」は、明らかにやせていても本人が異常と認めず、治療を拒否しがちな点に難しさがある。シリーズ最終回では、生命に関わる「神経性やせ症」の原因や症状、特に脳構造に与える変化を解説す...
収録日:2018/08/24
追加日:2019/01/25
松下幸之助が求めたものは「崇高さ」
崇高と松下幸之助(3)崇高さと人間とは何か
松下幸之助が求めたものは「崇高さ」であり、「崇高さ」の一番分かりやすい例は原始キリスト教だと執行先生は指摘する。原始キリスト教は、「自分の命よりも大切なものがある」という考え方が根本にある。では、自分の命以外に...
収録日:2019/02/06
追加日:2019/04/11
生活支援ロボットの実証実験場としての役割
生活支援ロボットと人の共生(2)ロボット産業特区
神奈川県総合リハビリテーションセンターで扱う「生活支援ロボット」とはどんなものなのか。なぜ病院で実証実験が行われるのだろうか。最先端技術の「共創」空間として、多彩な職種が力を合わせる実態と、その受入窓口としての...
収録日:2018/12/06
追加日:2019/07/16
「筋電義手」が日本で普及していない理由
生活支援ロボットと人の共生(3)筋電義手
ロボットを活用したリハビリの相談窓口として、かながわリハビリロボットクリニックでは3つのテーマを掲げている。その筆頭である筋電義手は、脳からの命令が発する微弱な電流(筋電)を感知して動く義手である。欧米ではすでに...
収録日:2018/12/06
追加日:2019/07/19
アートや建築など多領域に広がるアフォーダンスの考え方
「アフォーダンス」心理学~環境に意味がある(2)アフォーダンスとは何か-2
アフォーダンスの特徴として、アフォーダンスを特定するのは刺激ではなく情報だと佐々木正人氏は言う。また、われわれは最初、環境の意味をぼんやりと知覚しているが、段々と分化してきめ細やかになっていく。つまり「意味が先...
収録日:2019/03/18
追加日:2019/07/29
なぜ日本の医療はグローバル化が遅れているのか
世界と日本の医療~課題と未来(1)グローバル化が遅れる日本の医療
最先端手術支援ロボット「ダヴィンチ」の価格は、世界の中で日本だけが圧倒的に高いといわれている。なぜそのようなことが起きるのか。また、グローバル化を推し進める上で、日本の医療のどこが問題点なのか。堀江重郎氏に解説...
収録日:2019/09/17
追加日:2019/09/30
百人一首に多く使われている「縁語」というレトリックとは
和歌のレトリック~技法と鑑賞(5)縁語:その1
今回紹介する和歌のレトリックは、百人一首に多く使われている「縁語」である。縁語とは、文脈を超えて複数の言葉に関係を持たせる技巧だが、そのうちのある言葉が掛詞として使われるケースが多い。それゆえ、凝りに凝った表現...
収録日:2019/06/17
追加日:2020/01/27
ついに議員会館で熱気あふれる満員の李登輝講演会が実現
李登輝に学ぶリーダーの神髄(7)国会議員会館での講演と日本精神
参議院議員になったことで李登輝に国会議員会館で講演をしてもらいたいと考えた江口氏。その後、講演が実現。300席を用意したところ、議員と秘書合わせて420人が来るという大変な盛況ぶりだった。この訪日では福島や仙台も周り...
収録日:2020/08/24
追加日:2020/12/09
mRNAワクチンのゴールはがん免疫サイクルを回すこと
感染症予防・がん治療に使えるmRNAワクチン(4)mRNAを使ったがん免疫治療
日本で最も死亡率の高い病気であるがん。がんについての研究はかなり進んでいるものの、その病気の複雑さからより洗練された手法が求められている。そこで注目されているのが「がん免疫治療」である。治療のためのがんワクチン...
収録日:2021/04/13
追加日:2021/07/02
困難の克服と幸せな人生の獲得、それが小児科学の目的
現代の小児科学と最高の子育て(1)現代の小児科学の役割
現代の小児科学が果たす役割とは何か。医療水準が数十年前から急激な進歩を遂げている現在、小児科学が目指すのは、子どもがどんな困難も克服し、幸せな人生を手にすることである。(全7話中第1話)
収録日:2021/07/14
追加日:2021/09/04
介護を「プロジェクト」と捉え、マネジャーに徹すべし
50代からの親の介護~その課題と準備(2)マネジメントとしての介護
元気だと思っていた地方に住む親が突然倒れた。そのとき、子どもには何ができるのか。介護を一つの「プロジェクト」と考え、子どもはそのマネジメントに徹するべきだと太田氏は言う。直接の介護はプロの手を借り、介護保険を始...
収録日:2021/08/26
追加日:2021/10/13
加齢による睡眠の悩みの解消法&睡眠薬とのつきあい方
「最高の睡眠」へ~知っておくべき睡眠常識(7)高齢者のための睡眠
「若い頃のようになかなか眠れない」という声をよく聞くが、高齢者は睡眠とどう向き合えばいいのか。さまざまな加齢現象により睡眠の質が低下するのはある程度許容しなければならないが、生活習慣で改善できる可能性はある。鍵...
収録日:2021/06/23
追加日:2021/11/25
実は「中国」は近代になって発明された考え方だった
中国共産党と人権問題(3)歴史の枠を超えた中国化政策
中国共産党はどのような思想のもとで、現在の地位を築いていったのか。また、「中国」という概念はどのように成立していったのか。毛沢東時代の革命と闘争の歴史から、習近平率いる現代まで、中国共産党の歴史とその思想的特徴...
収録日:2021/10/15
追加日:2022/01/07
脳腫瘍の治療薬の効果を高める免疫チェックポイント阻害剤
ナノテクノロジーでがんに挑む(4)脳腫瘍治療のためのDDS活用<前編>
脳腫瘍に対するドラッグデリバリーシステム(DDS)を用いた具体的な3つのアプローチのうち、2つを解説する。1:免疫チェックポイント阻害剤との併用、2:血管内皮細胞の通過を促進するリガンド分子の装着である。どちらも、脳腫瘍...
収録日:2021/05/12
追加日:2022/03/19
テロメアを伸ばす方法とは?日常でできるアンチエイジング
テロメアから考える「アンチエイジング」(2)テロメアを伸ばす生活習慣
老化を考える上で重要なテロメアの長さは免疫力とも関係があり、テロメアが長いとウイルスへの抵抗力が高いことがコロナ禍の研究でも分かってきた。どうしたらテロメアの長さを維持する、あるいは伸ばすことができるのか。食事...
収録日:2022/01/27
追加日:2022/03/31
プーチンとオリガルヒの不可思議な関係とロシア社会の闇
プーチンのロシア―その思想と戦略―(2)政権初期の成果とロシアの闇
ロシア連邦初代大統領であるエリツィンは民主主義と市場経済を導入し、急激な体制の転換を行った。それにより政治や経済は混乱したが、次の大統領に就任したプーチンは独立勢力のようになっていた新興勢力を統制することで社会...
収録日:2022/03/04
追加日:2022/04/06
皮膚から始まるアレルギーマーチ、スキンケアは超重要
最強の臓器「皮膚」のふしぎと最新医療(2)アトピー性皮膚炎とアレルギーマーチ
国民のほぼ1割が悩むアトピー性皮膚炎。子どもの頃に発症すると、その後いろいろなアレルギー疾患が行進していくかのように現れる「アレルギーマーチ」につながる例も多いという。かつては「アレルギー体質」と考えられていたも...
収録日:2023/05/30
追加日:2023/08/19
がん治療にも応用、オートファジーによる疾患制御の方向性
オートファジー入門~細胞内のリサイクル~(5)オートファジーと疾患の関係
オートファジーは人間の疾患とどのように関係しているのか。大隅良典氏の研究を皮切りに、急速に発展してきたオートファジー研究だが、その研究成果は医学の分野において、薬剤の開発やがん治療への応用など、新たな手法を生み...
収録日:2023/12/15
追加日:2024/04/14
フィンランドで始まったオープンダイアローグの活用法とは
メンタルヘルスの現在地とこれから(6)職場で生かすオープンダイアローグ
フィンランドの西ラップランドで始まったオープンダイアローグは、近年、日本でも注目される精神医学上の手法である。統合失調症に対する治療的介入の手法として始まり、大きな成果を上げている。行われるのは普通の対話だが、...
収録日:2024/04/17
追加日:2024/07/20
だべったら生存期間が倍に…ストレスマネジメントの重要性
新しいアンチエイジングへの挑戦(1)患者と伴走する医者の存在
「百年健康」を旗印に健康寿命の延伸とアンチエイジングのための研究が進む医療業界。そうした状況の中、本職である泌尿器科の診療とともにデジタルセラピューティックス、さらに遺伝子を用いて生物としての年齢を測る研究など...
収録日:2024/06/26
追加日:2024/10/10
人生100歳時代のウェルビーイング実現へ抗加齢医学を活用
新しいアンチエイジングへの挑戦(4)人生100歳時代の健康医療
最新医学の手法を活用すれば、遺伝子を調査することでさまざまな健康状態が読み取れる。しかし、専門領域に閉じる医療現場では、なかなかその知見が生かしきれない現実がある。ではどうすればいいのか。そこで抗加齢医学を大い...
収録日:2024/06/26
追加日:2024/10/31
北欧諸国の真似では解決せず!? 少子化問題への妙案はあるか
教養としての「人口減少問題と社会保障」(8)今こそ制度改革にチャレンジする時期
日本の人口減少問題への対応として、医療にしても、行政にしても、これまでの制度自体を根本的に見直し、制度改革にチャレンジする時期に来ているのではないかと森田氏は言う。その際、メディアでよく取り上げられる北欧諸国が...
収録日:2024/07/13
追加日:2024/12/17
沈黙の臓器「膵臓」とは?2つの役割と疾患の種類
膵臓の病気~がんと治療の基礎知識(1)膵臓の役割と疾患
「沈黙の臓器」といわれる膵臓。聞いたことはあっても、その位置や形、役割については詳しく知る機会が多くないのではないだろうか。今シリーズでは、その膵臓の働きや、かかり得る疾患、治療の現在地について紹介する。まず今...
収録日:2024/07/19
追加日:2025/02/16