テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
ログイン 会員登録

「貴族」の検索結果

(全100件)
該当するデータが100件以上ありますので、「並び替え」の順に上位100件のみ表示しています。
絞り込み : 選択解除
並び替え : 関連度が高い よく見られている 追加日が新しい 追加日が古い

ギブ・アンド・テイクの関係にあった古代ローマの貴族と庶民

独裁の世界史~ローマ編(3)元老院貴族と庶民の関係

ローマの共和政を支えたのは300人の元老院貴族だが、彼ら自身をそれにふさわしく磨いたのは何だったのか。また、元老院貴族の新陳代謝はいかに行われ、庶民との関係はどのように結ばれていたのだろうか。(全4話中第3話) ※イ...
収録日:2019/12/19
追加日:2020/05/16
本村凌二
東京大学名誉教授

独裁政・貴族政・民主政のバランスが取れていた古代ローマ

独裁の世界史~ローマ編(1)なぜローマは帝国になったか

長い世界史のなかで共和政期における古代ローマと中世におけるヴェネツィアは、独裁政の抑制に働いた二つの国家として注目に値する。今回のシリーズではローマの成り立ちと、政治の仕組みを見ていく。第1話では、なぜローマは帝...
収録日:2019/12/19
追加日:2020/05/02
本村凌二
東京大学名誉教授

アテネ以外のポリスの多くでは「僭主政」がずっと続いた

独裁の世界史~ギリシア編(2)僭主政と貴族政の違い

21世紀の現代、「独裁」という言葉は否定的に使われる。しかし、世界史を見ると、「独裁でない」時代はむしろ例外だ。その貴重な例外に、ギリシアやローマの共和政がある。彼らはどのように「独裁」をコントロールしていったの...
収録日:2019/12/03
追加日:2020/03/06
本村凌二
東京大学名誉教授

「暴君ネロ」の始まりは元老院貴族への弾圧

ユリウス・クラウディウス朝~ローマ史講座Ⅵ(4)ネロ(中)

ネロが暴君になっていく道筋は、元老院から始まったと早稲田大学国際教養学部特任教授の本村凌二氏は言う。派手な振る舞いによる財政のマイナスを貴族の追放や処刑による財産没収で補ったからである。しかし、もちろんそれだけ...
収録日:2017/08/07
追加日:2017/09/21
本村凌二
東京大学名誉教授

岩倉具視らが近代の西洋システムを採用した目的とは

戦前日本の「未完のファシズム」と現代(2)分権構造と天皇の存在

明治憲法下の政治制度は、強い分権構造によって成立していた。その背後には、天皇になり代わるものを作らせないようにするための仕掛けと、天皇陛下に対して「畏れ多い」という考え方があった。(2020年2月26日開催・日本ビジネ...
収録日:2020/02/26
追加日:2020/06/23
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

ローマが見識を磨いていくために重視した「父祖の威風」

独裁の世界史~ローマ編(2)見識を育んだ「父祖の威風」

ローマの政治や歴史を知る上で、元老院の存在は大きい。300人の元老院がそれぞれの見識を持つことで、ローマの政治は成り立っていった面がある。その見識を育むのは、家族の歴史を知り、自分も負けないようになる「父祖の威風」...
収録日:2019/12/19
追加日:2020/05/09
本村凌二
東京大学名誉教授

モーツァルトの生きた時代は「就職氷河期」

クラシックで学ぶ世界史(4)不安の時代の作曲家

18世紀後半、市民階級がさらに力を蓄えるにつれ、旧体制(王侯貴族や教会)は弱体化し、お抱えの音楽家を雇用するゆとりを失い始める。ヨーロッパ中に名前を知られた「神童モーツァルト」でさえ雇用する者がいないほど、それは...
収録日:2019/08/26
追加日:2019/11/02
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

ローマ帝国3人目の悪帝が受けた「記憶の断罪」

フラウィウス朝時代~ローマ史講座Ⅶ(4)ドミティアヌスの恐怖<下>

ドミティアヌスの治世は81年から96年にかけての15年間。その間に競技場建設をはじめ多数のインフラ整備が行われた。首都ローマばかりでなく属州への目配りも大切にした皇帝は、兵士たちも優遇する。そんな彼がなぜ「記憶の断罪...
収録日:2017/11/17
追加日:2018/04/10
本村凌二
東京大学名誉教授

「負い目」と「克己心」こそが「良きもの」をつくる

人間的魅力とは何か(8)すべてを「自分のせい」にせよ

マイケル・ヤングの『メリトクラシー』という本を読んで、なぜビクトリア朝が素晴らしかったのかがわかった。あの時代は、皆が「負い目」を持っていたというのだ。たしかに、「負い目」を持って、なおかつすべてを「自分のせい...
収録日:2019/04/05
追加日:2019/07/12

ギリシアの民主政とローマの共和政はどう違うのか

独裁の世界史~ギリシア編(3)民主政と共和政の違い

古代ギリシアのポリスで行われていた民主政を知るために、ローマの共和政と比較してみよう。全員平等の政治参加を旨とするギリシア、「見識のある人」に政治を任せ平民が保護されるローマ。歴史はどちらに軍配を上げたのだろう...
収録日:2019/12/03
追加日:2020/03/14
本村凌二
東京大学名誉教授

国力の衰えとは、「国民の魂や良心」の衰えである

民主主義の根源とは(4)傲慢さが民主主義を破壊する

日露戦争と昭和の戦争とでは、科学性や知性の基盤がまったく違う。そうなってしまったのは、日本人が謙虚さを失ったからであった。議会制民主主義の最盛期を築き上げた19世紀の大英帝国も、貴族であれ庶民であれ、誰もが負い目...
収録日:2019/12/25
追加日:2020/04/17

独裁・共和政・民主政――繰り返されてきた世界の歴史

独裁の世界史~未来への提言編(1)国家の三つの要素

古代ギリシアに始まった「独裁の世界史」シリーズは、独裁・共和政・民主政の違いを主要なテーマとして、その後、ローマ、ヴェネツィア、フランス革命と解説を進めてきた。ここで、いったん現代に立ち返り、これまでの講義を振...
収録日:2020/08/07
追加日:2020/10/30
本村凌二
東京大学名誉教授

ローマ帝国正統の血筋が途絶えた時代の到来

フラウィウス朝時代~ローマ史講座Ⅶ(1)時世に恵まれたウェスパシアヌス

ローマ為政者の正統の血筋がネロの死によって途絶えた後、内乱の時代を経てフラウィウス家のウェスパシアヌスが平定し、皇帝となる。もはや皇帝は血筋より軍事的才能、実務能力だとローマ市民の考え方も変化していた。さらにウ...
収録日:2017/11/17
追加日:2018/03/13
本村凌二
東京大学名誉教授

不良とは「損を覚悟の人生を送ることができる人」

崇高と松下幸之助(5)不良性とコンプレックス

「不良性」とは悪い意味だけではない。また、今の時代の金髪でロックンローラーはなぜ不良とは言わないのか。時代によって変わるそれぞれの価値観について、19世紀のヴィクトリア朝と明治の日本について考察を加えながら解説す...
収録日:2019/02/06
追加日:2019/04/17

マニエリスムという新しい様式を創り出したミケランジェロ

ルネサンス美術の見方(7)ミケランジェロとルネサンスの終焉

ミケランジェロの作風は、明らかにアンチ・ルネサンスの様相を呈していた。そこから「マニエリスム」という新しい様式を創り出し、それがルネサンスを終わらせるに至った。その特徴は、螺旋状に構築された彫刻に見て取れる。(...
収録日:2019/09/06
追加日:2019/11/27
池上英洋
東京造形大学教授

民衆の意識を変えたペルシア戦争での「サラミスの海戦」

独裁の世界史~ギリシア編(6)ペルシア戦争の意義

「クレイステネスの改革」によりデモクラシーの形式が整えられたアテネで、民衆たちの間に「デーモス」が国を担うという自覚を植え付ける契機となったのは、ペルシア戦争での「サラミスの海戦」だった。戦争が民衆の自覚を促し...
収録日:2019/12/03
追加日:2020/03/21
本村凌二
東京大学名誉教授

なぜ古代ローマの500年続いた共和政は衰退していったのか

独裁の世界史~ローマ編(4)共和政の変質と終焉

ローマが版図を拡大し帝国化するに従って、共和政は次第に衰退を迎えることになる。カエサルやアウグストゥスの頃には幅を利かせた元老院の権威も、軍人皇帝の時代になると顧みられない。悪帝や五賢帝の時代は、その過渡期とい...
収録日:2019/12/19
追加日:2020/05/25
本村凌二
東京大学名誉教授

共和政の意味を江戸幕府とローマ元老院の違いから理解する

独裁の世界史~未来への提言編(3)共和政とは何か

独裁、共和政、民主政と並べたとき、日本人にとって理解しづらいのは共和政である。共和政は寡頭政や貴族政に近く、独裁に対して、ある種集団で政治を運営する形が欧米人の考えに基づく共和政だと本村氏は言う。そこで、われわ...
収録日:2020/08/07
追加日:2020/11/13
本村凌二
東京大学名誉教授

ペイシストラトスの僭主政治はプラトンの理想だった?

独裁の世界史~ギリシア編(4)ソロンとペイシストラトス

紀元前6世紀、「ソロンの改革」に続いてアテネ竿遺書の僭主であるペイシストラトスが登場する。平民の不満を解消しようと武力行使によって権力を握った彼は、プラトンが言う「哲人皇帝」に匹敵するような賢明な独裁者だったのだ...
収録日:2019/12/03
追加日:2020/03/14
本村凌二
東京大学名誉教授

フランス革命を考える上で鍵となるのはルイ14世と啓蒙思想

独裁の世界史~フランス革命編(1)絶対王政からブルジョアジーへ

18世紀末の世界を揺るがせたフランス革命を取り上げる今回の「独裁の世界史」シリーズ講義。封建的な身分や領主を一掃し、市民(ブルジョア)が力を握る革命は、流血の惨事も続々と招く。この歴史は、「独裁政」という観点から...
収録日:2020/01/10
追加日:2020/09/11
本村凌二
東京大学名誉教授

フランス革命期における急進派の動きは歴史的必然なのか

独裁の世界史~フランス革命編(3)革命はなぜ急進的になるのか

ルイ16世のパリ脱出は、国民を失望させる。革命派は、諸外国の干渉をはねのけようと「革命戦争」を起こすが、失敗。この間にも王家と諸外国の内通が疑われ、王政廃止と国王夫妻の処刑が断行される。 革命プロセスが先鋭化するの...
収録日:2020/01/10
追加日:2020/09/25
本村凌二
東京大学名誉教授

“アメリカ”という概念の覚醒は欧州での7年戦争に起因する

“アメリカとは何か”~米国論再考Vol.2(1)アメリカの源流と地理

アメリカという国を理解するためには、その広大な土地をどのように開拓してきたのかを正しく知る必要がある、と東秀敏氏は強調する。アメリカの基礎は、英国系移民によって形成された。地理的な特徴を理解した上で、西部へと開...
収録日:2020/06/11
追加日:2020/11/22
東秀敏
米国安全保障企画研究員

欧米の伝統に学ぶ「反独裁政」意識と集団合議制の重要性

独裁の世界史~未来への提言編(5)「独裁政は悪」という認識

「独裁政は基本的に悪いことだ」という認識を持っていることが大事であると本村凌二氏は言う。なぜなら、独裁者は独裁権力をなるべく持続させるため、それを阻もうとする者たちを退けようとして手段を選ばないからである。その...
収録日:2020/08/07
追加日:2020/11/27
本村凌二
東京大学名誉教授

在野草莽の楠木正成と後醍醐天皇の関係が導く倒幕の論理

『太平記』に学ぶ激動期の生き方(4)『孟子』の思想が与えた影響

後醍醐天皇の鎮魂の物語と源平交代史が折り重なった『太平記』。さらには、物語に組み込まれた『孟子』の思想が、この書を濃密に色づけていくことになる。江戸時代、はては幕末から明治にかけても大きく影響することになった『...
収録日:2020/08/26
追加日:2020/11/22
兵藤裕己
学習院大学文学部教授

五賢帝の中で最も優れたアントニヌス

五賢帝時代~ローマ史講座Ⅷ(7)最も優れたアントニヌス・ピウス

ハドリアヌスの後を継いだのは、アントニヌス・ピウスである。五賢帝の中では、最も地味で特筆すべき功績もない皇帝だといわれている。だが、本村氏は彼こそが五賢帝の中で最も優れていた、と高く評価する。それはなぜか。東京...
収録日:2018/02/08
追加日:2018/06/04
本村凌二
東京大学名誉教授

ヘンデルがロンドンで成功を収めた要因とは?

クラシックで学ぶ世界史(3)ヘンデルと近代市民社会

商業革命から産業革命の流れを受けて、当時もっとも隆盛だったロンドンで成功を収めたのがヘンデルである。ブルジョワという新興階級が出現し、彼らは音楽をステータスとして求めたが、それに合唱という手段で応えたのがヘンデ...
収録日:2019/08/26
追加日:2019/10/26
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

交響曲より「オペラ」を重視したモーツァルト

ピアノでたどる西洋音楽史(3)モーツァルトとオペラ

交響曲の父ハイドンが尊敬してやまなかったのは、親子ほど年下の天才モーツァルトだった。宮廷への「就活」に失敗したモーツァルトは金を生む卵としてオペラやピアノ協奏曲の楽譜を大切にし、交響曲は軽視したという。一体どう...
収録日:2019/09/04
追加日:2019/11/08
野本由紀夫
玉川大学芸術学部芸術教育学科教授

なぜスパルタはローマのように世界帝国にならなかったのか

独裁の世界史~ギリシア編(11)スパルタとローマの違い

ペロポネソス戦争でアテネに勝利したスパルタは、重装歩兵が発展した形だが、市民間の平等が徹底していたことで知られる。そのスパルタがローマのように世界帝国にならなかったのはなぜだろうか。キーワードは「エリート」かも...
収録日:2019/12/03
追加日:2020/04/11
本村凌二
東京大学名誉教授

後醍醐天皇が目を付けたのは楠木正成の交易ネットワーク

『太平記』に学ぶ激動期の生き方(5)楠木正成の意外な人物像

『孟子』の思想は鎌倉時代に生きる人々に強い影響を与え、『太平記』を通して幕末の志士にまで影響を及ぼすことになった。その思想の影響を受けた一人、楠木正成はいったいどのような人物だったのか。じつは彼は、流通経済や鉱...
収録日:2020/08/26
追加日:2020/11/29
兵藤裕己
学習院大学文学部教授

地中海世界の覇者「ローマ帝国」はいつ始まったのか

ローマ帝国への道~ローマ史講座Ⅲ(1)勝者ゆえの悲劇から対立へ

ローマ史を専門とする早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏は、1200年の長大さを誇るローマ史を五つの時期に分けている。興隆の後にやってくるのは大きな変革だ。周辺諸民族を制圧し、地中海世界を支配したローマは、ど...
収録日:2016/12/16
追加日:2017/03/15
本村凌二
東京大学名誉教授

サビニ人略奪に見られる初期ローマの「ならず者」的性格

ローマ史に学ぶ戦略思考~ローマ史講座Ⅳ(2)ならず者国家・ローマ

丸山眞男や塩野七生が言ったように、約1,200年続いたローマ史には、魅力ある人物や出来事が詰まっている。早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏によれば、建国時のローマは、現在のISのような、いわば「ならず者国家」だ...
収録日:2016/09/30
追加日:2017/05/31
本村凌二
東京大学名誉教授

プラトンが理想とした哲人皇帝マルクス・アウレリウス

五賢帝時代~ローマ史講座Ⅷ(8)マルクス・アウレリウスとストア哲学

マルクス・アウレリウスは『自省録』という書を著したストア哲学者でもあり、プラトンが理想とした、哲人皇帝でもあった。今日なお重要とされるストア哲学の「不動心」とはどのようなものか。そして彼はどのような人物だったの...
収録日:2018/02/08
追加日:2018/06/11
本村凌二
東京大学名誉教授

どの国にも民族のプロトタイプのような政治家がいる

インテリジェンス・ヒストリー入門(9)国民性の研究

それぞれの国には、それぞれの国の国民性を代表するような政治家がいる。たとえばイギリスにおけるハリファックス卿などは典型的な事例といえる。インテリジェンスにとって重要なことは、そうした国民性を理解することである。...
収録日:2017/11/14
追加日:2018/06/24
中西輝政
京都大学名誉教授

暗殺、捕虜、疫病…軍人皇帝にとって受難の時期

軍人皇帝時代のローマ史~ローマ史講座Ⅹ(3)捕虜や疫病-悲運の皇帝たち

紀元251年から270年の20年間は、軍人皇帝にとって受難の時期だった。自分を盛り立てる兵士たちの信頼を失って暗殺の憂き目に遭う者もいれば、ローマ史上初めて敵軍の捕虜となってしまった皇帝もいる。今回は、ガッルスからクラ...
収録日:2018/08/29
追加日:2019/01/17
本村凌二
東京大学名誉教授

民主主義は今、危機に瀕している

民主主義と政治(1)民主主義の危機

「民主主義は今、非常に危機に瀕している」と、曽根泰教氏は言う。そもそも現代の民主主義体制は、その始まりである古代ギリシャの体制とは大きく異なり、選挙を通じた間接的な民主政である。その中で問題となるのは、党派性の...
収録日:2019/08/28
追加日:2019/09/21

フランス革命後、「市民の時代」に活躍するベートーヴェン

クラシックで学ぶ世界史(5)ベートーヴェンの時代-上

フランス革命を合図にしたかのようにウィーンの音楽界にデビューするのがベートーヴェンである。市民革命と革命戦争、ナポレオン戦争という長い動乱のさなかに「市民の時代」が確立、これまでにない刺激とテンションを音楽に求...
収録日:2019/08/26
追加日:2019/11/09
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

なぜ、「大衆民主主義」の「間違いを排除する社会」は滅びるのか

魂の芸術(8)民主主義は再考せられねばならない

大衆民主主義が絶対に滅びることは、すでにキルケゴールや、オルテガが喝破していることである。しかも、日本や独仏など多くの国が、「間違いを排除する」社会になってしまっている。だから、子どもがケンカすらできないような...
収録日:2019/09/11
追加日:2019/12/27

江戸時代、少年期に出世を振り分けた「御番入り」とは

ローマ史と江戸史で読み解く国家の盛衰(5)人材登用制度

長期政権維持のため、江戸でもローマでも重要な役職に複数を任命する相互監視と牽制が行われた。また、江戸では優秀な人材を少年期から確保し教育する「御番入り」が幕府の官僚制を保全する。前時代的と切り捨てられるシステム...
収録日:2019/08/06
追加日:2020/01/16

ルイ16世が亡命しなければ世界史は大きく変わっていた!?

独裁の世界史~フランス革命編(2)ルイ16世と徳川慶喜の違い

フランス革命の流れを変えた瞬間の一つに、ルイ16世の「ヴァレンヌ逃亡事件」がある。革命の急進化に不安を抱いた国王一家は、これで民衆を敵に回してしまうのだ。この行為は「大政奉還」をした徳川慶喜が大坂城を後にしたのと...
収録日:2020/01/10
追加日:2020/09/18
本村凌二
東京大学名誉教授

モンテスキューがイギリスの党派争いの中に見た政治的自由

政治思想史の古典『法の精神』と『社会契約論』を学ぶ(3)不協和の調和

モンテスキューは、立法、執行、司法という三権の機能的分立だけではなく、諸集団の間の実体的三権分立にも着目していた。イギリスの党派争いを観察する中で、諸集団が激しく対立し合いながらバランスを取ることで政治的自由が...
収録日:2020/08/17
追加日:2020/10/03
川出良枝
東京大学大学院法学政治学研究科教授

楠木正成や菅原道真の末路から分かる、根付かない能力主義

『太平記』に学ぶ激動期の生き方(6)後世に与えた影響

能力主義によって台頭してきた楠木正成だが、彼も結局は討ち死にしてしまった。しかし、この時代に後醍醐天皇がめざした「天皇と民が直接結びつく」という考えが、のちの明治以降の日本の原型となっていく。(全6話中第6話) ※...
収録日:2020/08/26
追加日:2020/12/06
兵藤裕己
学習院大学文学部教授

ロシア革命を共和政的に行うことは可能だったのか

独裁の世界史~ソ連編(2)レーニンのリーダーシップ

革命は社会正義実現のために行われるが、その達成には幾多の困難が伴う。ロシア革命の場合は、「世界同時革命か、一国社会主義か」が岐路となったが、そうした中、レーニンはリーダーとしてあり方をどう考えていたのか。また、...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/02/19
本村凌二
東京大学名誉教授

言語学者・伊波普猷のエピソードにみる当時の沖縄社会

沖縄問題を考える(4)沖縄の歴史:琉球王国と明、明治時代

歴史から考える沖縄問題。数百年、中国・明と良好な関係にあった琉球王国が薩摩藩の支配を経て明治日本で県に組み込まれていくまでの沖縄の歩みを、当時の沖縄の人たちの意識とともに追跡する。(全6話中4話目)
収録日:2012/12/25
追加日:2014/02/24
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

なぜiPhoneが必要? ヘーゲルの論じた資本主義の欲望

グローバル化時代の資本主義の精神(1)資本主義の機制

マックス・ウェーバーは、1905年に出版された著書の中で「プロテスタンティズムの倫理が、かえって資本主義の無際限の欲望を解放した」と述べた。今日、資本主義はどうなっているのか。第一次世界大戦100周年の今年、改めてウェ...
収録日:2014/11/07
追加日:2015/05/14
中島隆博
東京大学東洋文化研究所 教授

ヘイダル・アリエフ―アゼルバイジャン建国の父のカリスマ

アゼルバイジャン訪問に学ぶ(3)資源大国アゼルバイジャンの政治史

2006年のBCTパイプライン完成以来、3倍の経済発展を成し遂げたアゼルバイジャンは世界有数の資源国である。ヨーロッパとアジア、中東とロシアの十字路として、地政学的に古くから高い意味を持つ土地柄とともに、島国日...
収録日:2014/10/02
追加日:2015/07/13
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

文系少年にとって神田古本街は夢のような世界だった

東京はワンダーランドだ

 東京一極集中を是正に向ける議論が活発だが、それが諸悪の根源だとするのは問題設定の誤りだろう、と政治学者で慶応義塾大学大学院教授・曽根泰教氏は言う。例えば大学の世界で、東大の地位を引きずり降ろしたところで、他大...
収録日:2016/04/27
追加日:2016/07/08
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

焼失した法隆寺を再建したのは誰か? 歴史の謎に迫る!

法隆寺は聖徳太子と共にあり(5)法隆寺最大のミステリー

法隆寺には未だに多くの謎が残されている。その中で最大のミステリーは、「誰が消失した法隆寺を再建したのか」というものだ。法隆寺管長・大野玄妙氏によれば、聖徳太子の行ったある行為が、法隆寺再建のカギとなった。そして...
収録日:2016/03/09
追加日:2016/10/29
大野玄妙
法隆寺 管長

ローマ人の宗教的な敬虔さはどこの民にも負けないーキケロ

世界史の中のローマ史~ローマ史講座Ⅰ(2)ローマ人は何が優れていたのか

「ローマ人自身が、われわれはなぜ地中海の覇権を握ることができ、なぜこれほどの大帝国を築けたのかと疑問に思っていた」と、早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏は語る。では、ローマ人はいったい何が優れていたのか...
収録日:2016/07/21
追加日:2016/11/30
本村凌二
東京大学名誉教授

「父祖の遺風」は古代ローマ人が常に大事にした行動基準

古代ローマ人に学ぶ~ローマ史講座Ⅱ(2)「父祖の遺風」と子育て

東京大学名誉教授・本村凌二氏が、われわれ現在人の行動や思考のヒントを得るために、古代ローマ帝国とローマ人の特性について分析・解説する。今回取り上げるのは、ローマ人がその行動基準として非常に重視していた「父祖の遺...
収録日:2016/10/20
追加日:2017/01/23
本村凌二
東京大学名誉教授

ルクレティアの悲劇に象徴されるローマの共和政

古代ローマ人に学ぶ~ローマ史講座Ⅱ(4)ローマの自由と寛容を知る

ローマとローマ人精神を語る上で「自由と寛容」は欠かせない、と古代ローマ史を専門とする東京大学名誉教授・本村凌二氏は言う。ローマ人たちは、征服した土地の神さえ自分たちの神として神殿に祀り、その土地の人々を自分たち...
収録日:2016/10/20
追加日:2017/02/03
本村凌二
東京大学名誉教授

アッピア街道を見れば古代ローマ人の気質が分かる?

ローマ史に学ぶ戦略思考~ローマ史講座Ⅳ(3)支配の拡大とポエニ戦争

日本がようやく弥生時代になろうかという時、ローマ人はすでに高度な文明を築いていた。アッピウス・クラディウスの進めたアッピア街道はその一例だが、時に街道は、敵を誘い込むリスクともなる。早稲田大学国際教養学部特任教...
収録日:2016/09/30
追加日:2017/06/03
本村凌二
東京大学名誉教授

スッラとディオクレティアヌス―二人の独裁者の共通点とは

ローマ史に学ぶ戦略思考~ローマ史講座Ⅳ(4)救国の英雄・スッラ

早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏が、カルタゴに敗走し、危機に陥ったローマを救った英雄・スキピオと並んで英雄と評価するのが、スッラだ。彼は敵と味方を峻別し、過酷さと温情さを兼ね備えた人物であり、後にロー...
収録日:2016/09/30
追加日:2017/06/06
本村凌二
東京大学名誉教授

ついには母親殺しまで…暴君ネロのあえない最期

ユリウス・クラウディウス朝~ローマ史講座Ⅵ(4)ネロ(下)

16歳で皇位に就いたネロは、30歳で自殺に追い込まれる。15年足らずの治世で、「暴君」の名を決定的にした彼の後半生には何があったのか。早稲田大学国際教養学部特任教授の本村凌二氏にご案内いただく。(全6話中第6話)
収録日:2017/08/07
追加日:2017/09/22
本村凌二
東京大学名誉教授

救国の英雄にも独裁を許さなかったローマの共和制

五賢帝時代~ローマ史講座Ⅷ(1)暴君と共和制の長い伝統

東京大学名誉教授の本村凌二氏が、五賢帝時代について語るシリーズレクチャー。第1話の今回は、その前史としてカエサル登場までの500年にわたる共和制の長い伝統について語られる。カルミス、スキピオ、スッラカルミス、スキピ...
収録日:2018/02/08
追加日:2018/05/12
本村凌二
東京大学名誉教授

ローマの皇帝に必要だと言われた2つの資質は?

五賢帝時代~ローマ史講座Ⅷ(2)暴君の経験を経てネルウァ登場

五賢帝時代はどのように始まったのか。東京大学名誉教授の本村凌二氏が、カリグラ、ネロ、ドミティアヌスという五賢帝時代前の暴君の経験を経てネルウァが登場するまでを、グラビタスとレビタスという2つの皇帝の資質から語る。...
収録日:2018/02/08
追加日:2018/05/13
本村凌二
東京大学名誉教授

トラヤヌスの円柱が教えるローマとルーマニアの縁

五賢帝時代~ローマ史講座Ⅷ(3)トラヤヌスの功績~ダキアの併合~

ネルウァに後継者として指名されたトラヤヌスは軍功を挙げた皇帝であったが、代表的なのがダキアの併合である。東京大学名誉教授の本村凌二氏が、ローマの属州となったダキアが今日のルーマニアのアイデンティティにいかなる影...
収録日:2018/02/08
追加日:2018/05/14
本村凌二
東京大学名誉教授

ハドリアヌスの疑惑の残る皇帝就任

五賢帝時代~ローマ史講座Ⅷ(4)ハドリアヌスの縮小政策

五賢帝時代も佳境を迎え、トラヤヌス時代にローマ帝国は最大版図を獲得する。だがそれもつかぬ間、次の皇帝ハドリアヌスは縮小に転じる。この展開はなぜ起きたのか、ハドリアヌス皇帝就任時の経緯も含め、東京大学名誉教授の本...
収録日:2018/02/08
追加日:2018/05/20
本村凌二
東京大学名誉教授

プラトンが説く「イデア」は理想であり目標である

西洋哲学史の10人~哲学入門(2)プラトン イデア説

あらゆる人や物事の本質的理想とは何か。ソクラテスの弟子であったプラトンはそれについて考え抜き、「イデア説」を唱える。その意味と、そうしたプラトンの考えから分かることについて、専修大学文学部教授の貫成人氏が解説す...
収録日:2018/02/09
追加日:2018/05/04
貫成人
専修大学文学部教授

一般人とエリートの価値観がどんどん離れている

真山仁の社会論(3)価値観の分断とエリートへの不信感

エリートと非エリートの間で、今ますます価値観の分断が起こっている。その原因は長らく続いた財政難にあるという。この状況下でわれわれは何ができるのだろうか。小説家・真山仁氏が論じる。(全3話中第3話)
収録日:2018/04/10
追加日:2018/08/09
真山仁
小説家

マクシミヌス・トラクスから始まる軍人皇帝時代

軍人皇帝時代のローマ史~ローマ史講座Ⅹ(1)軍人皇帝の出現と乱立

軍人皇帝時代は「3世紀の危機」とも呼ばれている。ローマ皇帝の地位が軍人出身者によって占められ、頻繁に交替した激動の時代である。235年のアレクサンデル・セウェルス暗殺から285年のディオクレティアヌス帝まで、約半世紀の...
収録日:2018/08/29
追加日:2019/01/03
本村凌二
東京大学名誉教授

薩長新政府と東北諸藩の間に生じた東北戦争

明治維新から学ぶもの~改革への道(5)東北戦争

慶応4(1868)年の江戸城無血開城後、各地で激しい内戦が繰り広げられた。特筆すべきは東北戦争である。京都守護職として幕末の京都で治安を担当していた会津藩主松平容保を朝敵と断じる薩長新政府と、断罪に納得できない東北諸...
収録日:2018/11/13
追加日:2019/04/24
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

中国の本質に関わる儒教・儒学とは?

宗教で読み解く世界(4)中国と儒教の世界

孔子が考えた儒教は、当時いろいろな考え方、やり方がある中で勝ち残っていく。では儒教が強かったのはどんな点なのか。儒教は中国社会でどのような役割を果たしているのか。現代の中国にも引き継がれている儒教の考え方につい...
収録日:2019/01/21
追加日:2019/06/09
橋爪大三郎
社会学者

ベートーヴェンが市民革命という動乱期に探求した音楽とは

クラシックで学ぶ世界史(6)ベートーヴェンの時代-下

「分かりやすい、うるさい、新しい」、ベートーヴェンの前と後で、音楽は違うものになったといわれる。その理由は、彼が受け取り手である市民の状況と流行に細心な目配りをし、「今、時代が求めるもの」を真摯に追求していった...
収録日:2019/08/26
追加日:2019/11/16
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

「音楽の父」と呼ばれたバッハが影響を与えた名作曲家たち

バッハで学ぶクラシックの本質(9)「音楽の父」の晩年

バッハの晩年は、ヨーロッパの歴史を受け継いできたという自覚を持ち、非常にスケールの大きな曲を作っていった時代であった。最後の曲、「ミサ曲ロ短調」もおそらくカトリックの影響下で書かれており、キリスト教との強い関係...
収録日:2019/09/19
追加日:2019/12/12
樋口隆一
明治学院大学名誉教授

民主主義は、餌に食いつく民主主義者には決してわからない

民主主義の根源とは(6)絶対者なき民主主義は手前味噌

民主主義という制度を作り出した最初の1人である古代ギリシャの政治家・ソロンは、「我々は人間なのだから、人間のことを思わなければいけないと言う人たちに従ってはならない」という言葉を残したと言われる。自分たちで自分た...
収録日:2019/12/25
追加日:2020/05/01

なぜ、かつて人類は伝染病に敢然と立ち向かえたのか

伝染病と死生観(1)逃げ惑う現代人

執行草舟が新型コロナウイルスの流行を背景に、死生観について語るシリーズ講義。これまで人類はペストという国民の3分の2が死ぬような伝染病にも立ち向かい、乗り越えてきた。だが今や人類は、まるで腰抜けのように伝染病に右...
収録日:2020/04/24
追加日:2020/05/15

名将ネルソンは、国のために死ぬ覚悟があるから自由だった

伝染病と死生観(7)自分の宿命を知ることが人生の喜び

「自分の宿命がわかることが人生の本当の喜び」という言葉があるが、これは「わきまえがある」ということでもある。貧しさも受け入れれば、貧しいなりの幸せがある。自分の出身、自分の基礎能力などといった「宿命」を受け入れ...
収録日:2020/04/24
追加日:2020/06/26

なぜヴェネツィアは議員の世襲制が行われていたのか

独裁の世界史~ヴェネツィア編(3)世襲制は必要か否か

ヴェネツィアの長い繁栄を支えたのは、ローマのカエサルのように傑出した「一人」ではない。独自の「くじ」と組み合わせた選挙によって選ばれるようになった、能力のある人々である。そこにあるのは、野心的な個人を排除するシ...
収録日:2019/12/19
追加日:2020/06/13
本村凌二
東京大学名誉教授

デルフォイの神託とギリシア悲劇が伝える歴史的教訓

独裁の世界史~フランス革命編(5)歴史の宿命に学ぶ

「歴史は繰り返す」というが、理想から出発したはずの多くの革命は先鋭化して自国民の間に悲劇を招く。そうならないために、デルフォイの神託は「汝自身を知れ」と「中庸」を、そしてギリシア悲劇は「傲慢」の戒めを人々に与え...
収録日:2020/01/10
追加日:2020/10/09
本村凌二
東京大学名誉教授

スターリン政権における独裁の本質はどこにあったのか

独裁の世界史~ソ連編(3)スターリンの時代

レーニンが没すると、トロツキーとの後継者争いにスターリンが勝利し、「5ヶ年計画」とともに大粛清と飢餓輸出が始まる。数百万人が犠牲になったとされる粛清は、革命のためというよりスターリンという独裁者自身の性格に由来し...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/02/26
本村凌二
東京大学名誉教授

イタリアとイギリスの違いは社会主義との共鳴、その有無

独裁の世界史~ファシズム編(4)ムッソリーニ以後のイタリア

ムッソリーニが台頭した理由の1つに、「非常時には独裁政にしてもいい」という古代ローマの伝統が影響していたことは間違いない。さらにイタリアの共和政の伝統のなかに社会主義と共鳴するものがあるために、第二次世界大戦後も...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/04/02
本村凌二
東京大学名誉教授

マスメディアとニューメディアの違い

ニューメディアの誕生:マルティン・ルターの宗教改革にかかわらしめて

私たちが始めたこのニューメディアは、既存のマスメディアとは対極にあり、それはマルティン・ルターの宗教革命にも匹敵するものである。社会変革は、一人の視聴者に心を込めて伝えようとするメディアから始まる。
収録日:2013/09/12
追加日:2014/02/24
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

「保守」と一言で言うけれど、その中身はかなり多様

「保守主義」の分類とその尺度について

保守主義とは何かを考えるにはその多様な分類と尺度を考慮しなければならない。ここでは政治、経済のみならず、社会的、また思想的な観点からも「保守」を論じ、多様さゆえの保守主義の価値にも言及する。
収録日:2013/09/13
追加日:2014/02/24
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

「官僚・実業家・政治家」三拍子そろった超絶指導者・原敬

ジェネラリストの巨星・原敬

「歴史は必然の流れ」とするヘーゲルやマルクスに異を唱え、「優秀な人間が徹底的な努力をすれば世の中は動く」と主張する齋藤健氏。『転落の歴史に何を見るか』の著者で、原敬を徹底的に研究し心酔する氏が、原敬が備えていた...
収録日:2014/02/24
追加日:2014/02/24
齋藤健
衆議院議員

「エリート官僚・科挙」と「低い識字率の庶民」という矛盾

中国近代化の真実~科挙と日清戦争(1)ピンインと科挙

四声と発音は、中国語の第一関門。それを表す記号に島田晴雄氏は注目した。漢字の読みをアルファベットで記す「ピンイン」はわずか100年の歴史。その裏には近代西洋文明と遭遇した中国の深い悩みが隠されていた。(前編)
収録日:2014/03/04
追加日:2014/05/01
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

「公のために自分を殺すような精神構造」が指導者の条件

教育論~歴史の中のエリートたち(1)「武士道のエトス」と「ノーブレス・オブリージュ」

 「指導者を育む方法を持たない国家は衰弱する」と語る齋藤健氏。明治維新以降の日本のエリートたちに触れながら、現代の政治家や指導者が喪失したものや、良質な指導者を育むための教育論を熱く展開する。(全3話中第1話目)
収録日:2014/02/18
追加日:2014/05/15
齋藤健
衆議院議員

カルドーゾ、ルーラ政権と続いたブラジルの繁栄

ブラジルの繁栄と転落(2)民政移管後の大復活と債権国への道

繁栄と転落の歴史をたどりながら、ブラジルの復元力に迫るシリーズ後編。驚異的な高度成長を遂げた軍政時代の後、転落と復活のなか、今日に至った経緯を追いながら、ブラジルが将来、世界の牽引役を担う可能性に追う。
収録日:2014/04/10
追加日:2014/06/12
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

書物こそ永遠に尽きることのない知恵を与えてくれる友

読書とは何か(1)私たちは本から何を得るべきなのか

ものを考えるとき、私たちは書物に頼ることがある。いったい読書とは何か。読書が私たちに何を与えてくれるのか。この命題について、中東の逸話から江戸時代の文筆家まで、古典的な書物の中で語られた言葉を引用しながら、迫っ...
収録日:2014/04/09
追加日:2014/07/03
山内昌之
東京大学名誉教授

アジア在住の中国人は4千万人もいるのに日本人は40万人

日本企業のグローバル化を考える

最近、日本企業のグローバル化がホットなイシューになっている。重要なポイントは、日本人、日本文化がどうグローバル化していくのかであると語る大上二三雄氏。日本の社会文化がどのように形成されてきたのか、そのプロセスを...
収録日:2014/06/11
追加日:2014/07/24
大上二三雄
MICG代表取締役

吉田茂に「国会議員になったら」と誘われた兄の議論力

過去から未来へ、京都学派の役割(4)父・髙坂正顕と兄・坂正堯の眼

哲学者として京都学派を代表する父・髙坂正顕の息子でありながら、父とは異なる道を歩んだ国際政治学者・髙坂正堯。親子の心の交流とそれぞれの道を究めた過程を、髙坂節三氏が客観的視点をもって丹念に語る。(全5話中第4話目)
収録日:2014/07/18
追加日:2014/09/30
髙坂節三
公益財団法人 日本漢字能力検定協会 代表理事 会長兼理事長

カルドーゾ大統領とルーラ大統領によるブラジルの発展

ブラジル訪問に学ぶ(2)ブラジルを頂点に導いた二人の大統領

軍政からオイルショックを経て民政移管。その後、2000パーセントに及ぶインフレ率が一気に1桁台に収束。どん底と頂点を繰り返し経験しながら、ブラジルはその存在感を高めていく。奇跡の逆転劇を可能にした二人の偉大な大...
収録日:2014/10/02
追加日:2014/12/23
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

長寿化が進む今、社会全体が教え合う21世紀型の教育を!

新しい教育ビジョン~産業革命の兵士育成とのはざまで~

今、教育は大きな変化の時代を迎えている。近代以降に確立されてきた「小・中・高・大システム」は、いわば産業革命の兵士を育てるようなシステムだが、そうした従来型の教育にいくつものほころびが出ていることは論をまたない...
収録日:2015/06/08
追加日:2015/07/09
小宮山宏
東京大学第28代総長

日露戦争までの将校の質が百点なら、シナ事変では50点

本当のことがわかる昭和史《2》軍縮ブームとエネルギー革命の時代「明治の精神」の死(18)宇垣軍縮を理解できなかった将軍たち

1925年に行われたいわゆる宇垣軍縮以降、日本陸軍の上層部は宇垣一成大将に恨みを抱くこととなり、当時の青年将校たちの間に、陸軍を握っている将軍たちを馬鹿にするような雰囲気が生まれた。そして、将校の育成を怠った日...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/08/20
渡部昇一
上智大学名誉教授

第一次大戦のドイツの敗北は「軍人の敗北」

本当のことがわかる昭和史《2》軍縮ブームとエネルギー革命の時代「明治の精神」の死(9)「軍人には娘を嫁がすな」

1918年、25カ国が参戦した第一次世界大戦が終わり、世界は一転して平和を希求するようになった。そして日本においても軍人を軽視する風潮が急速に高まっていった。上智大学名誉教授・渡部昇一氏によるシリーズ「本当のこ...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/08/17
渡部昇一
上智大学名誉教授

日中戦争はやがて世界の問題に拡大、そして敗戦・・・

20世紀前半の日中関係~この歴史から何を学ぶか(3)

本年2015年は戦後70年の節目の年。しかし、中国や韓国ではいまだに反日教育が行われ、日本においても特に現代史の教育の欠如は否めない。歴史認識という価値観以前に、事実理解のギャップに問題があると感じた島田晴雄氏...
収録日:2015/07/07
追加日:2015/08/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

未遂に終わったクーデター計画。首謀者らの意見書に何が?

本当のことがわかる昭和史《4》二・二六事件と国民大衆雑誌『キング』(4)叛乱の前触れ──十一月事件の波紋

昭和9年、皇道派青年将校がクーデター企図容疑で検挙された。十一月事件(陸軍士官学校事件)の経緯と波紋。上智大学名誉教授・渡部昇一氏によるシリーズ「本当のことがわかる昭和史」第四章・第4回。
収録日:2015/01/19
追加日:2015/08/31
渡部昇一
上智大学名誉教授

当時の陸軍は全く統制を欠いていたと言わざるを得ない

本当のことがわかる昭和史《5》満洲事変と石原莞爾の蹉跌(9)参謀本部が止められなかったシナ事変

シナ事変は、参謀本部第一部長だった石原莞爾が反対していたにもかかわらず拡大していった戦いであった。当時の陸軍はまったく統制を欠いていたといわざるをえない。上智大学名誉教授・渡部昇一氏によるシリーズ「本当のことが...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/10
渡部昇一
上智大学名誉教授

いざ戦うとなれば強烈な敢闘精神を示す気風が西洋にはある

本当のことがわかる昭和史《6》人種差別を打破せんと日本人は奮い立った(1)「卑怯な黄色い人間に負けてたまるか」

自らの誇りをかけて「負けてたまるか」と強烈に思うことは、とてつもなく強い「ガッツ」をもたらすものである。第二次大戦当時のアメリカの軍人に非常なガッツがあったのは、そういう人情の機微ともいうべきものに突き当たるよ...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/14
渡部昇一
上智大学名誉教授

病気の一番の原因は食べ過ぎ

クスリのいらない健康法(3)食が血となり血が肉となる

ゲーテは言った。「人は彼が食べた物そのものだ」。古代文明でも、同じことが言われてきた。しかし現代の医学は食べ物のことが分かっていない。膨大な医療費と多くの人材を投入しているのに病気が一向に減らないのは、食べ物に...
収録日:2015/06/14
追加日:2015/10/05
石原結實
医学博士

マグナカルタに書かれた「法の支配」が意味することとは

マグナ・カルタから考える「法の支配」と議院内閣制

制定800年を迎えたマグナ・カルタの根本精神は、「法の支配」にある。全ての政治的実権を握っていた国王が、司法や立法、そして行政の権限を奪われることで、現在の議院内閣制は生まれた。慶應義塾大学大学院教授・曽根泰教...
収録日:2015/09/15
追加日:2015/10/12
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

病気の原因は「ビタミン・ミネラル不足、食べ過ぎ、冷え」

クスリのいらない健康法(11)生姜と自然塩の効能

生姜の幅広い効能を先駆的に紹介してきた医師・石原結實氏によれば、その辛味成分に秘密がある。生姜は、血流促進やがん予防にも効果があるのだ。さらに石原氏は、100種類あるミネラルは、自然塩さえあれば補うことが可能だ...
収録日:2015/06/14
追加日:2015/11/30
石原結實
医学博士

ラオスの経済成長はメコン川にあり

メコン川の恵みとラオス経済(1)ラオスの地理と歴史

東南アジアの小国ラオスには、まだまだ知られざる発展の可能性がある。メコン川の豊かな水をたたえるラオスは、1人当たりの年間所得が1700ドルほどでありながら、年率8パーセントの成長を続けている。そこにはどんな可能...
収録日:2016/01/18
追加日:2016/03/28
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

学者を育成するための奨学金が十分でないことが日本の課題

金持ちでないと学者になれないか

政治学者で慶應義塾大学大学院教授の曽根泰教氏が、学者としての視点で日本の奨学金制度、学者育成の問題について論じる。今の日本で、学問、研究を続けていくのは容易なことではない。その厳しい現状を端的に表すのが、「金持...
収録日:2016/11/10
追加日:2016/12/08
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

カエサルの寛容―「敵を許す」ローマ人の精神性

古代ローマ人に学ぶ~ローマ史講座Ⅱ(5)カエサルの寛容を現代に生かす

ローマの「自由と寛容」のうち、「カエサルの寛容」と呼ばれる精神はローマ人の精神性をよく表す。内乱の一世紀に生まれ、内外の戦闘・政争に勝ち続けたカエサルは、どのようなリーダーだったのか。古代ローマ史を専門とする東...
収録日:2016/10/20
追加日:2017/02/10
本村凌二
東京大学名誉教授

歴史上5本の指に入るカエサルのカリスマ性と人間的魅力

ローマ帝国への道~ローマ史講座Ⅲ(5)カエサルのカリスマ性

早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏によるローマ帝国に関する連続講義。本村氏はカエサルを「歴史上5本の指に入るほどのカリスマ」と評価する。その魅力はいったいどこにあるのか。いくつものエピソードをもとに、その...
収録日:2016/12/16
追加日:2017/04/11
本村凌二
東京大学名誉教授

難民問題とギリシャ問題をメルケル首相は乗り切れるのか

2017年世界と日本(2)BREXITとEUの激動(後編)

EU全体に影を落としているのが、難民問題とギリシャ問題だ。ドイツのメルケル首相は、果たしてこの難局を乗り切れるのだろうか。(2017年1月24日開催島田塾第142回勉強会島田晴雄会長講演「2017年 年頭所感」より、全11話中第3話)
収録日:2017/01/24
追加日:2017/05/03
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ローマの三頭政治で発揮されたカエサルの政治的手腕

ローマ史に学ぶ戦略思考~ローマ史講座Ⅳ(5)カエサルが残した警句

ローマの第1回三頭政治の中で、かのカエサルは頭角を現す。カエサルは優しさと器量の大きさの点で偉大な人物だった。早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏は、そのカエサルが残したある警句に注目する。「人は自分が信じ...
収録日:2016/09/30
追加日:2017/06/07
本村凌二
東京大学名誉教授

ディオクレティアヌスはローマの「3世紀の危機」を救った

ローマ史に学ぶ戦略思考~ローマ史講座Ⅳ(6)ディオクレティアヌスの潔さ

ローマは、暴君や軍人皇帝の出現で度々混乱に見舞われたが、そのたびに復活してきた。早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏は、そのような英雄としてウェウパシアヌスやディオクレティアヌスを挙げる。特にディオクレテ...
収録日:2016/09/30
追加日:2017/06/10
本村凌二
東京大学名誉教授

優秀なゲルマニクスの息子3代皇帝カリグラの愚行

ユリウス・クラウディウス朝~ローマ史講座Ⅵ(2)カリグラ

早稲田大学国際教養学部特任教授の本村凌二氏が、ローマ帝国初期ユリウス・クラウディウス家の5人の皇帝を中心に古代ローマ史を解説。ティベリウスの没後、3代皇帝に就いたのは理想的為政者として人望も厚かったゲルマニクスの...
収録日:2017/08/07
追加日:2017/09/11
本村凌二
東京大学名誉教授

意外な行政手腕を発揮した4代皇帝クラウディウスの弱点

ユリウス・クラウディウス朝~ローマ史講座Ⅵ(3)弟の弱点

早稲田大学国際教養学部特任教授の本村凌二氏が、ローマ帝国初期ユリウス・クラウディウス家の5人の皇帝を中心に古代ローマ史を解説。3代皇帝カリグラが暗殺され、かつぎ出されたのはゲルマニクスの弟、クラウディウスだった。...
収録日:2017/08/07
追加日:2017/09/14
本村凌二
東京大学名誉教授