「満洲史」はなぜ現代日本でタブー視されるのか?…王道楽土の夢とアヘンなどの裏面から見えてくる現代への教訓
「満洲」から考える日本とアジア(1)「満洲」を知る意義とは
かつて日本と深く関わった「満洲」は、現代では自虐史観や政治的意図からタブー視されがちである。しかし、モンゴル史研究で培った視点や周辺民族の立場から光を当てることで、従来の枠組みに囚われない立体的な歴史像を提示し...
収録日:2026/05/13
追加日:2026/09/14
「尊王攘夷か佐幕か」…天皇絶対主義に結びつく厄介な問題
徳川将軍と江戸幕府~井伊直弼編(2)開国の是非と将軍継嗣問題
保守的かつ現実的だった井伊直弼が先駆的な政策として唱えた「開国」論には、当時の将軍・徳川家定の継嗣問題が絡んできた。本来別々の問題である二つが結びつくことになったのは、水戸藩・徳川斉昭の存在が大きい。斉昭は「尊...
収録日:2021/04/12
追加日:2026/08/21
合従軍、秦に迫る!…秦王・嬴政を滅ぼしかねなかった激戦の史実
中国春秋戦国時代と始皇帝(8)合従軍と秦の激闘
秦に対抗する合従軍の侵攻は、恵文王、昭王、荘襄王、そして始皇帝の時代に発生している。荘襄王の時代には、魏の信陵君率いる5カ国軍が函谷関に迫り、始皇帝の即位6年目には秦の都・咸陽郊外まで敵軍が侵入する最大の危機を迎...
収録日:2026/06/16
追加日:2026/07/28
秦による中国統一への道…恵文王、昭王、荘襄王が行なったこと
中国春秋戦国時代と始皇帝(6)秦の恵文王、昭王、荘襄王の時代
秦が中国統一を成し遂げる礎を築いた、恵文王、昭王、荘襄王の3代にわたる激動の時代。恵文王の時代には、豊かな水田稲作地帯である巴蜀や漢中に郡を置き、占領地支配によって国力を飛躍的に高めた。続く昭王の時代には、約半世...
収録日:2026/06/16
追加日:2026/07/27
秦はいかに強大な国になったのか…「商鞅の変法」でどう改革したか
中国春秋戦国時代と始皇帝(5)孝公・恵文王の時代と商鞅の変法
戦国七雄の中で最終的に中国を統一した秦は、なぜ強大な国へと成長したのか。秦では恵文王の時代に王号を用いはじめ、それに伴い改元方法も「踰年称元法」へと変化した。また、他国と競いあって独自に王陵の作り方も変えていっ...
収録日:2026/06/16
追加日:2026/07/21
武士が推進した“私”の増殖…中央集権はいかに崩れたか
「集権と分権」から考える日本の核心(4)荘園発生から武家の時代、王政復古へ
中世から明治に至る日本は中央集権を嫌い抜く世界であった。律令制は摂関政治でなし崩しになって荘園が誕生し、それが武家の時代へとつながっていく。“私”権の拡大を第一義とする武家は、南北朝の頃も“私”の闘争に明け暮れてい...
収録日:2025/06/14
追加日:2025/09/08
謎の絵師・東洲斎写楽を「役者絵」で起用した蔦重の思惑
「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯(8)大首絵の成功と蔦重の最期
当時の出版界の花形である錦絵に参入した蔦屋重三郎は、錦絵のひとつである「大首絵」の製作にも着手。すると蔦重は、当時無名の写楽を起用し、デフォルメを効かせた大首絵で世間を驚かせた。出版界を上り詰めた蔦重は直後に病...
収録日:2024/11/06
追加日:2025/02/27
喜多川歌麿の美人画が革新的だったわけ…蔦重の戦略とは
「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯(7)逆境を逆手にとった錦絵
さまざまな出版物のなかでも当時の花形だったのが、多色刷りの浮世絵である錦絵だ。さらなる躍進を目論む蔦重も、当然その錦絵に目をつけていたが、その参入の契機となったのは出版規制が厳しくなった松平定信時代だった。逆境...
収録日:2024/11/06
追加日:2025/02/20
喜多川歌麿をスターにした蔦重の天才的プロデュース術
「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯(6)蔦重がつくった狂歌本
出版業界の時流に乗り、そのなかで画期的な出版物をつくってきた蔦重は、狂歌本ブームにも目をつけた。狂歌師たちとの狂歌会をもとにした『吉原大通会』や、当時無名の喜多川歌麿を起用した狂歌絵本といった、独創的な蔦重の仕...
収録日:2024/11/06
追加日:2025/02/13
蔦重も手掛けた、江戸のコミック本「黄表紙」とは
「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯(5)時流に乗り才能を見出す蔦重の手腕
吉原に店を持つという地の利を生かして出版界に台頭した蔦屋重三郎。彼は具体的にどのような出版物を扱っていったのだろうか。「版本」や「黄表紙」といった、当時の流行書籍に目をつけ、そこに資金を注ぎ込み才能ある書き手を...
収録日:2024/11/06
追加日:2025/02/06
錦絵、解体新書…田沼時代が切り拓いた日本文化の新境地
「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯(4)田沼時代の画期性と終焉
経済の動きを活発化し、鎖国体制を緩め外国との交流にも積極的だった田沼意次時代には、その土壌からさまざまな才能あふれる人物が台頭。錦絵や蘭学といった新たな文化が育まれたこの時代を指揮した田沼には、やっかみの目も多...
収録日:2024/11/06
追加日:2025/01/30
浮世絵、黄表紙…江戸のメディア王のべらぼうな魅力とは
編集部ラジオ2025(2)蔦屋重三郎をとことん愉しむ
NHK大河ドラマ『べらぼう』の主人公「蔦重」こと蔦屋重三郎は、江戸のメディア王として名高い人物。蔦重がいなければ、喜多川歌麿や東洲斎写楽などの見事な浮世絵は誕生せず、江戸文化も賑やかさをずいぶん減じていたかもしれま...
収録日:2025/01/09
追加日:2025/01/29
田沼なくして蔦重なし? 再評価される江戸経済の真実
「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯(3)田沼意次の経済政策
蔦重が出版界で大きな成功を収めた要因として、ちょうどそれが田沼意次時代だったということ抜きには語れない。田沼が政策を指揮していた時代特有の、開放的でポジティブな経済の潮流が、蔦重やほかの商人の意気を育んだ。具体...
収録日:2024/11/06
追加日:2025/01/23
吉原店から耕書堂へ…蔦重の成功と大版元・鱗形屋の没落
「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯(2)蔦重の運と人間力
吉原遊郭の手引書で出版を始めた蔦重。もともと吉原に店を構えているという地の利を生かし、大手版元である鱗形屋がつくる吉原のガイド本を小売し、そのかたわらで自作の手引書も扱った。その後、鱗形屋の衰退に伴い一挙に台頭...
収録日:2024/11/06
追加日:2025/01/16
江戸のメディア王・蔦屋重三郎の発想力…吉原で培った斬新なアイデア
「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯(1)吉原で始まった蔦重の出版活動
江戸時代、江戸の版元として大成功を収めたのが蔦屋重三郎という人物である。蔦重は独創的な出版物を多岐にわたり打ち出し、江戸の出版界を牽引したが、そのクリエイティビティの源泉には、吉原遊郭に出自をもつ蔦重の独特な生...
収録日:2024/11/06
追加日:2025/01/09
「貴族道」とは何か――武士の対極にある貴族の価値理念
平安時代の歴史~「貴族道」と現代(8)平安王朝における「貴族道」
平安時代の貴族は位階三位以上を指していたが、彼らが国政の中枢を担当する一方で、位階四位以下の人々は地方政治を担った。そしてこの時代、貴族たちは独自の価値観として、「武士道」に対をなす「貴族道」といっていい概念を...
収録日:2023/10/20
追加日:2024/02/23
『古事談』『古今著聞集』にみる平安朝の結果オーライ主義
平安時代の歴史~「貴族道」と現代(7)律令国家と王朝国家の違い
摂関政治から院政へと移行していく中で、王朝国家はその特徴をさらに強めていった。公家、武家、寺社家の3つの権門は、それぞれの分野で権力を発揮して律令国家と異なる請負体制を確立させた。当時の様子をうかがい知ることので...
収録日:2023/10/20
追加日:2024/02/16
律令国家から王朝国家へ…「請負制」と公家、武家、寺社家
平安時代の歴史~「貴族道」と現代(2)請負システムの浸透と王朝国家の確立
10世紀以降、平安時代の日本において、天皇は権威ある存在として権力から離れていくと、政治権力を代行する存在が登場してくる。それが摂関家、武士、宗教権門の3つである。これは中国の律令国家モデルからの脱却と日本独自の「...
収録日:2023/10/20
追加日:2024/01/12
『リア王』と『マクベス』でシェイクスピアは何を描いたか
深掘りシェイクスピア~謎の生涯と名作秘話(3)『リア王』『マクベス』が描く人間の本質
シェイクスピアの四大悲劇のうち、『リア王』と『マクベス』を取り上げる今回。王座を退いた男の悲哀を描いた『リア王』、王になる野望の前で葛藤するさまを描いた『マクベス』。それぞれを読み解きながら、シェイクスピアが表...
収録日:2023/04/12
追加日:2023/07/27
盤石の四天王、質問力、仁と義…長期政権の要諦とは
徳川家康と貞観政要(2)安定した長期政権を築くために
武王によって紂の乱を平定した周は700年以上続いた。徳川家康によって戦国の世を終わらせたと徳川の世は260年以上続く長期政権となった。いったい長期政権はどこを注意しなければいけないのか。何によって短命になるのか。この...
収録日:2020/01/11
追加日:2023/03/19
後鳥羽上皇の親王を将軍に推戴する…実朝の奇想天外な名案
源氏将軍断絶と承久の乱(8)親王将軍推戴構想
唐船による渡海の夢が破れた後、源実朝は奇想天外の策を思いつく。子のなかった彼は、後鳥羽上皇の親王を将軍にいただき、後継者問題を解決するとともに、幕府の権威を高めようと考えたのである。この構想は後鳥羽上皇側にも北...
収録日:2022/07/13
追加日:2022/10/30
『オイディプス王』にみる「悲劇的アイロニー」の面白さ
ギリシア悲劇への誘い(5)悲劇的アイロニーと反実仮想
「トラジック・アイロニー(悲劇的アイロニー)」の構造は、とりわけ『オイディプス王』において完璧に表れている。そのアイロニーの構造は劇中人物が知らないことを観客がすでに知っているということだが、盲目の預言者テイレ...
収録日:2021/03/30
追加日:2022/02/22
西洋文学の最高傑作ソフォクレス『オイディプス王』の魅力
ギリシア悲劇への誘い(4)『オイディプス王』を読む
今なお西洋文学の最高傑作と名高いソフォクレスの『オイディプス王』。古くから伝わるオイディプス伝説をもとに時代的側面を反映させながら、主人公のオイディプスが否応なく巻き込まれる運命と、それに対峙する人間の苦悩を描...
収録日:2021/03/30
追加日:2022/02/15
律令国家から王朝国家へ、採用された「請負」システムとは
「武士の誕生」の真実(4)2つの軍事的緊張と軍事の請負
「兵(つわもの)」の登場を考える際にポイントとなるのが、当時の日本の対外問題である。アジアに位置する日本は、北と南の辺境地域における軍事的課題を抱えていた。そうした対外的な緊張に対応するため、始まったのが軍事の...
収録日:2021/10/22
追加日:2022/01/05
王弼の議論で大事な概念「無」と「理」とは何か
デジタル全体主義を哲学的に考える(7)「無」と「理」、複数性の重要性
中国の三国時代の学者である王弼は、「無」という概念を用いて、キリスト教などの一神教とは異なる、偶然性に開かれた状態を志向する。さらに、他方で「理」という概念を持ち出して、複数性は無根拠によって支えられていると説...
収録日:2021/05/27
追加日:2021/12/17
「王朝国家」と「武士」が誕生した理由は大唐帝国の解体
「武士の誕生」の真実(1)10世紀の東アジア情勢と「王朝国家」
日本における中世の主役といえば、武士である。鎌倉時代、室町時代、江戸時代は、武士が政権を掌握した、まさに「武士の時代」だった。では武士はいったいどこから誕生したのか。これまでの教科書的理解では、農民の中で力をつ...
収録日:2021/10/22
追加日:2021/12/15
世界でも稀な日本の王権システムが1300年続いている理由
神話の「世界観」~日本と世界(8)現代にも生きている日本神話
日本神話は現代の私たちの生活の中に無意識に息づいている。それは「集合的無意識」ともいうべきもので、『古事記』や『日本書紀』の中にいろいろなレベルで物語として注ぎ込まれている。シリーズ最終話では、その代表例でもあ...
収録日:2020/12/07
追加日:2021/11/07
フランス革命を考える上で鍵となるのはルイ14世と啓蒙思想
独裁の世界史~フランス革命編(1)絶対王政からブルジョアジーへ
18世紀末の世界を揺るがせたフランス革命を取り上げる今回の「独裁の世界史」シリーズ講義。封建的な身分や領主を一掃し、市民(ブルジョア)が力を握る革命は、流血の惨事も続々と招く。この歴史は、「独裁政」という観点から...
収録日:2020/01/10
追加日:2020/09/11
ネルー・ガンディー王朝の栄枯盛衰に見るインドの複雑な歴史
躍進するインドIT産業の可能性と課題(6)ネルー一族による統治
ネルー首相のもとイギリス植民地からの独立を達成したインドだったが、その前途は多難であった。ネルーは冷戦構造の中で非同盟主義を取り、毛沢東やスカルノなどとともに、米ソの調停役を果たすという理想を持っていたが、中国...
収録日:2020/04/07
追加日:2020/07/10
「WeChat」がSNSの王者に上り詰めたテンセントの衝撃
中国、驚異の情報革命(6)テンセントと革新企業群
アリババの後に控えるのが、「SNSの王者」ともいわれるテンセント(騰訊、Tencent)である。無料メッセンジャーアプリ「WeChat」は、今やSNSの域を超え、中国全土で人々の生活に不可欠なインフラとまでいわれている。さらに「中...
収録日:2019/11/11
追加日:2019/12/29
日本外交の「王道」であるべき「開かれた国益」とは?
国家の利益~国益の理論と歴史(12)日本の国益―「開かれた外交」を目指して
日本の国益とは? その答えはイデオロギー的にならざるを得ない。国益追求を強硬外交につながる排他的で危険な概念とする流れがある一方、国際協調を弱腰と批判し、国益を強く主張する流れもある。しかし、国益と国際協調は二...
収録日:2019/04/04
追加日:2019/07/28
新体制樹立のためのクーデター、王政復古の大号令
明治維新とは~幕末を見る新たな史観(16)大政奉還と王政復古
坂本龍馬と後藤象二郎の間で議論された政治綱領がきっかけとなり、大政奉還への動きが進められていく。しかし、大政奉還後、新政府の構想を練っていたのは将軍の職を辞した慶喜だった。こうした中、どのようにして王政復古の大...
収録日:2018/07/18
追加日:2018/12/18
王者の学問はどうあるべきかを示した徳川家康
家康が築いたTOKYO(3)現代に通じる家康の教訓
徳川家康の残した言葉は、「堪忍」や「辛抱」ばかりではない。多くの武家が書き残した彼の言動は教養に富み、特に警句や機知に富む寸言ではナポレオンにも引けを取らないと、歴史学者・山内昌之氏は保証する。現代にも通じる、...
収録日:2018/04/03
追加日:2018/05/17
オクタウィアヌス、アントニウスと女王クレオパトラ
ローマ帝国皇帝物語~ローマ史講座Ⅴ(1)オクタウィアヌスとアントニウス
早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏による古代ローマ史連続講義。500年の長きにわたって共和政を維持してきた古代ローマは、カエサルを境にいよいよ「1人の支配者」の時代へと動き出す。2回の三頭体制を経て、ローマの...
収録日:2017/06/16
追加日:2017/07/20
リーダーは民に「畏れ」を持つことを忘れてはいけない
『貞観政要』を読む(12)民は「波」、王は「船」
老荘思想研究者・田口佳史氏による『貞観政要』の読解講座第12弾。組織のリーダーは、何を忘れてはいけないか。『貞観政要』は、民に対する「畏れ」だという。良い波があってこそ船は浮かぶように、民の支えがあってこそリーダ...
収録日:2016/08/01
追加日:2017/03/13
房玄齢・杜如晦・魏徴・王珪―太宗の四人の優れた側近
『貞観政要』を読む(2)著作に登場する人物たち
老荘思想研究者・田口佳史氏による『貞観政要』の読解講座第2弾。『貞観政要』に登場するのは、唐の礎を築いた君主・李世民と四人の優れた側近たちだ。李世民の治世で重要なのは、腕力に頼っていたそれまでの武断政治を刷新し、...
収録日:2016/07/25
追加日:2016/11/07
民主主義と科学が近代中国に突きつけた大問題―内聖外王
東洋の普遍、西洋の普遍~中国の思想的課題(4)民主主義をどう根付かせるか
中国や東アジアの思想が理想としたのは、有徳の王が政治を支配する「内聖外王」だった。西洋がもたらした民主主義と科学という新たな外王にどう対応するか。これが中国近代の大問題だった。東京大学東洋文化研究所副所長・教授...
収録日:2016/04/21
追加日:2016/08/17
日本以上に「西洋化」した中国で、儒教復興の兆しあり?
東洋の普遍、西洋の普遍~中国の思想的課題(3)伝統的「王道」論の再浮上
東京大学東洋文化研究所副所長・教授の中島隆博氏によれば、「中国発の普遍」をめぐる動きの中で、かつて中国思想の中心だった儒教が復興しようとしている。ただしそれはシニカルな復活だ。役に立つのは、伝統的な儒教そのもの...
収録日:2016/04/21
追加日:2016/08/12
「水は心にもいいんだよ」――『星の王子様』
水ビジネスの動向(4)水問題をめぐる感情論
地球環境の持続可能性を高めるには、食料・エネルギー・水の相互関係に注目すべきだ。水に関するさまざまな思い込みは科学的な説明で修正できるが、それでもなお水をめぐる議論は人間の感情に左右される。東京大学生産技術研究...
収録日:2015/05/25
追加日:2016/05/26
仁王のような顔をして松下幸之助が言い放ったこと
松下幸之助を語る(2)経営者としての悟り
かつて赤字続きだったPHP研究所を引き継ぐことになった江口克彦氏。2カ月ほど経った頃、毎週行う経営報告の席上で、幸之助の「鬼の形相」を目の当たりにする。「わしの言う通りにやるんやったら君はいらんで」。この一言か...
収録日:2015/09/29
追加日:2015/11/23
アジアの解放を成し遂げようという動きが在野に広まる
本当のことがわかる昭和史《2》軍縮ブームとエネルギー革命の時代「明治の精神」の死(11)尊王攘夷とアジア主義
日英同盟を破棄した当時、日本国民に反英思想はなかったが、後年、反英感情が煽られていった。その背景には明治維新以来、西洋列強に対抗してきた「尊王攘夷」や、日清・日露戦争後に広まったアジア主義の気風があった。上智大...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/08/17
「朝鮮王室儀軌」返還後相次ぐ韓国からの文化財返還請求
戦後70年談話~政治と歴史認識(6)日韓関係と「カタストロフィー」
100年前に起こったトルコの「カタストロフィー」問題について、議論が再燃している。トルコ人の中には「死体は衣装箪笥にしまうには重すぎる」の名言を吐いたEU加盟論者もいたという。この議論は単なる歴史認識のために行...
収録日:2015/05/18
追加日:2015/06/22
規範をどう考えるかによって王陽明の弟子たちが分裂
近代中国哲学と西洋哲学(1)陽明学左派の思想
王陽明以降の中国思想は、「規範」という難問に直面した。彼らはそれをどのように考えたのか。中国哲学者でありながら西洋哲学にも詳しい東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏が、洋の東西を渡り歩くシリーズ「近代中国哲学...
収録日:2014/12/19
追加日:2015/06/15
池田屋で凶刃に倒れた松門四天王・吉田稔麿の師譲りの逸話
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(11)薩長の対立
幕末から明治にかけ、日本の政治を大きく変革した原動力は、薩長連合にあった。しかし、実は、幕末の政治局面で、長州と薩摩が対立関係にあったことは、あまり知られていないと山内昌之氏は語る。文久3(1863)年、両藩の...
収録日:2015/01/14
追加日:2015/03/15
朱子学と陽明学の違いは…王陽明の「心学」は一種の独我論
東アジアにおける近代の啓蒙~儒教と近代(4)王陽明の転換~陽明学の誕生と変遷
しかし朱子学は宿命的に、啓蒙の限界に行き当たらざるを得ない。王陽明の陽明学は、それへの反論として生まれた。だが陽明学は、やがて東アジアの近代化の中で、諸勢力の思惑に利用されていく。胡適や福沢諭吉の「浅い啓蒙」は...
収録日:2014/10/07
追加日:2015/01/31
言語学者・伊波普猷のエピソードにみる当時の沖縄社会
沖縄問題を考える(4)沖縄の歴史:琉球王国と明、明治時代
歴史から考える沖縄問題。数百年、中国・明と良好な関係にあった琉球王国が薩摩藩の支配を経て明治日本で県に組み込まれていくまでの沖縄の歩みを、当時の沖縄の人たちの意識とともに追跡する。(全6話中4話目)
収録日:2012/12/25
追加日:2014/02/24
GHQがめざしたのはエリートを育成できない教育制度
戦後復興~“奇跡”の真実(6)占領政策の展開2
多くの領域にまたがった戦後処理は、日本を戦争へと導いた旧弊打破を目論んだものであった。日本国憲法制定過程のみではなく、財閥解体、農地改革、教育改革など多くの側面において、日米の専門家たちの間で多くのやり取りが交...
収録日:2019/07/23
追加日:2019/08/27