経営をひと言で?…松下幸之助曰く「2つじゃいけないか」
東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(1)経営とは何かをひと言で?
東洋思想を研究する中で、50年間追求してきた命題の解を得たと田口佳史氏は言う。また、その命題を得るきっかけとなったのは松下幸之助との出会いだった。果たしてその命題とは何か、生涯の研究となる東洋思想とどのように結び...
収録日:2024/09/19
追加日:2024/11/21
松下幸之助の独自性…PEファンドと比べて際立つ猛獣型手法
今求められるリーダー像とは(2)M&Aと経営統合…松下幸之助
時代の転換期にある今求められるのは猛獣型リーダーで、その典型的な人物が世界に認められた経営者、松下幸之助である。不幸・不運の連続だったその人生の中、なぜ「経営の神様」と呼ばれるようになったのか。彼の人生、その足...
収録日:2024/09/26
追加日:2024/11/13
原因はトップの油断と隠蔽…売上至上主義から適正経営へ
松下幸之助の危機克服~熱海会談の真実(4)共存共栄と「3+7の物語」
熱海会談は、松下幸之助の経営者人生において画竜点睛というべき一幕だった。佐久間氏はその後も松下電器(現パナソニック)の発展に寄与し、「3+7の物語」を用いてWOWOWの再建に貢献する。最大の危機を乗り切った熱海会談の成...
収録日:2023/12/01
追加日:2024/07/01
自分探しの旅ではダメ、自分の使命は毎日の生活で見つかる
経営者の運と使命(3)自らの使命を見つける
自分はなぜ生まれてきたか。その答え、すなわち天命に出会うということが人生で一番幸せなことではないか。そう語る平林氏。そのためにはどう行動すればいいのか。そのヒントは「世の中は単純なのだ」という船井幸雄氏の言葉に...
収録日:2023/11/21
追加日:2024/03/19
自分は先祖の代表として世の中に何ができるかが「天命」
経営者の運と使命(2)天命と先祖がもたらす運
ツキの管理では「天命」と「先祖」への意識が重要になってくるが、そのことに平林氏が気づかされたのは60歳で第一線を退いた時だった。そこで始めたのが「富士山を世界遺産にする」ための活動である。いったいどういうことなの...
収録日:2023/11/21
追加日:2024/03/12
リーダーは常に高い位置に運気を持っていかねばいけない
経営者の運と使命(1)「ツキの管理」とは何か
企業経営のような不確実性の高い営みは、しばしば「運」の要素を用いてその成否が語られる。一般的には、コントロールできないと思われている「運」だが、(株)船井財産コンサルタンツなどを設立した経営者・平林良仁氏によれ...
収録日:2023/11/21
追加日:2024/03/05
数字を追いかけるな、説明責任を求めるな…共感経営への道
日本企業の病巣を斬る(9)社会的共感経営の実現
野中郁次郎氏の唱える「知識創造企業」を築くには、「暗黙知」の活用と、地域やお客さんとの「共感」が重要である。まさに「共感経営」が重要だが、そのためには、数字を追いかけたり、説明責任を求めたりするのが間違いだとわ...
収録日:2023/10/18
追加日:2024/01/26
創造的経営の核心…「個人の信念」を真実として正当化する
日本企業の病巣を斬る(7)信念と創造的経営
理想や使命へ向かうと「自分がこうやりたい」というものが出てくる。それぞれに正解を見つけていくしかないから、おのずと自分の持ち味が発揮されるようになる。ところが、現在の日本の企業社会では会議ばかりを重んじるあまり...
収録日:2023/10/18
追加日:2024/01/12
経営幹部のセクハラは一発退場!ハラスメント問題を考える
本質から考えるコンプライアンスと内部統制(2)社会の変化から考えるハラスメント
セクハラ、パワハラ、マタハラなど、ハラスメントにはさまざまな種類がある。その全てが法令違反というわけではないが、企業のリスク管理において、役員・経営幹部のセクハラは一発退場になるのが現在の常識となっている。では...
収録日:2023/01/16
追加日:2023/05/10
「権ある者は禄少なく」とは?徳川幕府260年の安泰の秘訣
家康の人間成長~戦略性をいかに培ったか(4)領地経営と幕藩体制の仕組み
徳川家康はライバルともいえる戦国武将たちから多くのことを学んでいる。武田や北条からは河川対策や鉱山経営、街道整備や伝馬制度など、先進的な領国統治の方法を学んだ。さらに関ヶ原の戦いで得た多くの領土を分配する際に、...
収録日:2022/10/03
追加日:2023/01/22
今治タオルのIKEUCHI ORGANICに学ぶ深い経営哲学
武器としての「カーボンニュートラル経営」(4)IKEUCHI ORGANICの経営哲学
近年その重要性が叫ばれるようになったカーボンニュートラル。その潮流の中、これまでの活動が再評価されてきているのが、今治タオルメーカーのIKEUCHI ORGANIC(イケウチオーガニック)である。オーガニックを活用して自社ブラ...
収録日:2022/07/12
追加日:2022/10/31
地産地消で再建、コープさっぽろのカーボンニュートラル
武器としての「カーボンニュートラル経営」(3)コープさっぽろの地産地消
カーボンニュートラルを実現するためには全ての企業、すなわち生産から小売まであらゆるプレイヤーが例外ではない。その中で今回取り上げるのは、経営危機から見事に再建を果たした「コープさっぽろ」だ。「日本の食糧庫」とい...
収録日:2022/07/12
追加日:2022/10/24
“捨てる”に活路、ニッコーのサーキュラーエコノミー
武器としての「カーボンニュートラル経営」(2)ニッコーのサーキュラーエコノミー
世界的に脱炭素社会の実現に向けた取り組みが進む中、大きく出遅れている日本だが、画期的なアプローチをしている企業がある。その一つとして、まず石川県の会社「ニッコー」によるサーキュラーエコノミーの取り組みを紹介する...
収録日:2022/07/12
追加日:2022/10/17
カーボンニュートラル競争のゴールはコストを下げ切ること
武器としての「カーボンニュートラル経営」(1)カーボンニュートラルと日本の実状
近年、環境問題への意識や気候変動への危機感が高まる中、注目を集めているのが「カーボンニュートラル」経営だ。CO2の排出量削減に関するこの取り組みの一つとして、モノを循環させる「サーキュラーエコノミー」という概念が浸...
収録日:2022/07/12
追加日:2022/10/10
キャリアオーナーシップ経営へ、CXに取り組む先駆的企業
プロティアン~最先端の自律的キャリア形成(7)キャリア戦略とキャリアオーナーシップ
プロティアン・キャリアの特徴は、目に見えない資産への着目やキャリア資本の考え方もさることながら、ビジネス・パーソンの得意なPDCAサイクルを持ち込んで、実践的な手法としたことにある。最終話では、実際にDX時代のCXに取...
収録日:2022/03/11
追加日:2022/06/30
スティーブ・ジョブズは何がすごい?その生涯、発想、経営
スティーブ・ジョブズの成功哲学(1)世界を変えたジョブズの革命
アップルの創始者として知られるスティーブ・ジョブズは、斬新な製品で人びとの価値観を大きく変え、GAFAの経営者たちにも多大なる影響を与えた。ではジョブズはいったい何をどう変えたのか。彼の生涯、その偉業を中心に解説を...
収録日:2022/03/15
追加日:2022/04/23
なぜGAFAはバフェットの考え方を経営に生かしているのか
ウォーレン・バフェットの成功哲学(6)IT業界の巨人たちに与えた影響
「自分が分からない分野には投資しない」をモットーにしているウォーレン・バフェット。IT企業にはほとんど投資していないのだが、それにもかかわらず、IT業界にも絶大な影響力を持っている。GAFAを例に、彼がIT業界の巨人たち...
収録日:2021/09/15
追加日:2021/12/21
なぜエーザイは健康経営ブランディングのお手本なのか
健康経営ブランディングのすすめ(5)健康経営を持続させるために
日本において健康経営ブランディングに取り組む企業の一つとして有名なのが、製薬会社のエーザイである。ヒューマン・ヘルスケアを企業理念として掲げ、グローバル企業として躍進している。健康経営を成功させるためには、こう...
収録日:2021/07/29
追加日:2021/12/08
健康経営実現の鍵となる「ワーク・エンゲイジメント」とは
健康経営ブランディングのすすめ(4)健康経営ブランディングの仕組み
企業ブランディングの枠組みの中で健康経営をどう推進できるか。そこで今回は「健康経営ブランディング」について考えていく。鍵になるのが「ワーク・エンゲイジメント」という概念である。それは、仕事への活力・熱意・没頭が...
収録日:2021/07/29
追加日:2021/12/01
なぜステークホルダー経営にブランドが有効なのか
健康経営ブランディングのすすめ(3)企業ブランディングとその枠組み
環境問題や社会課題の取り組みへの意識がグローバルに高まる中で、持続可能な社会に向けた企業の役割が大きくなっている。さまざまなステークホルダーに対して、企業の社会的意義をしっかりと提示し、円滑にコミュニケーション...
収録日:2021/07/29
追加日:2021/11/24
健康経営銘柄に4年連続選出、丸井グループが成功する理由
健康経営ブランディングのすすめ(2)健康経営が機能するメカニズム
日本でも健康経営への注目が高まり、現在多くの企業で採用されている。その効果はすでに確認されているものの、十分な評価を得るためには、さらに時間をかけた検証が必要となっている。そこで今回は、健康経営が機能するメカニ...
収録日:2021/07/29
追加日:2021/11/17
「健康経営」が注目された理由と背景…海外の動きと日本
健康経営ブランディングのすすめ(1)健康経営の考え方と「攻めの経営」
近年、戦略的な経営手法の一つとして「健康経営」を推進する企業が増えている。従業員の健康を「投資」として考え、企業利益につなげていく取り組みである。健康経営はもともと海外から来た概念だが、日本で注目されるようにな...
収録日:2021/07/29
追加日:2021/11/10
健康経営とは何か?取り組み方とメリット
健康経営とは何か~その取り組みと期待される役割~
近年、企業における健康経営®の重要性が高まっている。少子高齢化による労働人口の減少が見込まれる中、労働力の確保と、生産性の向上は企業にとって最重要事項である。政府主導で進められている健康経営とは何か。それが提唱さ...
収録日:2021/07/29
追加日:2021/09/21
シェア軽視の高付加価値経営や不利益部門の撤退がダメな理由
営業から考える企業戦略(5)切り捨てる経営の大失敗
日本企業の弱体化の原因はどこにあるのか。たとえば一時、「これから日本は低価格帯の商品は途上国に任せて、高付加価値経営を目指すべきだ」という議論が流行った。あるいは、「不採算部門は切り捨てるべきだ」という議論も盛...
収録日:2020/09/25
追加日:2021/08/09
渋沢栄一とはどんな人物だったか?その生い立ちに迫る
渋沢栄一の生涯と教養としての『論語』(1)農業経営者としての渋沢家
渋沢栄一はアヘン戦争の年にあたる1840年に生まれているが、それは彼がまさに新しい時代の申し子だったことを象徴していると田口氏は言う。そして、注目すべきことはもう一つ。農民として生まれてきた、その生い立ちだ。あまり...
収録日:2020/03/03
追加日:2021/07/18
ベンチャー企業と大企業の壁を壊すべく人材の流動化を
ゴーン改革の反省とグローバル経営の教訓(9)日本の活性化
日本のマーケットは、世界的に見ると、どんどん縮んでいる。一方で、アメリカやEUや中国の市場は、どんどん拡大し、一定の規模があるので、そこで成功したベンチャー企業が、そのまま世界に打ち出していける利点がある。では、...
収録日:2020/11/10
追加日:2021/06/28
グローバル・リーダーにとって必須の「三つの条件」
ゴーン改革の反省とグローバル経営の教訓(8)リーダーの条件
日本における外国人のグローバル人材としての要件とは何だろう。そうした人材を育てるために必要な3か条を西川氏が語る。一方で、植民地経営をしたことがある国のビジネスマンと、そうでない国のビジネスマンとでは、自ずと経営...
収録日:2020/11/10
追加日:2021/06/21
ゴーン事件の核心とそのときの日産内部の状況とは?
ゴーン改革の反省とグローバル経営の教訓(7)ゴーン事件
グローバル・リーダーには、強さとともにエンパシーが求められる。ルノーからやってきたゴーン・チームのなかでも、最後まで残った人間とは、そのような人々だった。日本人経営リーダー層のなかからも、そのような資質のある人...
収録日:2020/11/10
追加日:2021/06/14
電気自動車時代に向けていかに舵取りすべきだったか
ゴーン改革の反省とグローバル経営の教訓(6)革新と多様性
2000年代は、「電気自動車」をはじめ自動車の電動化への潮流が大きなものとなっていった。このような流れのなかで、自動車会社としては、もちろん新商品のための投資が必要不可欠だが、一朝一夕に事が成るわけではない。そんな...
収録日:2020/11/10
追加日:2021/06/07
「400万台クラブ」を超えた先の戦略は正しかったか?
ゴーン改革の反省とグローバル経営の教訓(5)拡大の転機
カルロス・ゴーン氏の経営は「前半が素晴らしく、後半に課題を噴出した」と言われる。その転機は2005年以降だろうと西川氏は振り返る。日産自動車には多彩な人材が集まり、現在の同社を支える人材に育っている。また、当時「400...
収録日:2020/11/10
追加日:2021/05/31
上質なスローメディアを教材に経営のセンスを磨く
「逆・タイムマシン経営論」で見抜く思考の罠(6)スローメディアと向き合う
これだけスマートフォンが普及し、すぐに最新の情報にありつけるようになったファストメディアの時代には、情報自体はコモディティ化しており、差別化の要因とならない。むしろ今こそ、過去の本や新聞記事などスローメディアに...
収録日:2020/12/07
追加日:2021/05/29
ストレッチが過ぎてはいけないが、「1つ上の目標」を持て
ゴーン改革の反省とグローバル経営の教訓(4)目標設定の妙味
改革の方向はシンプルであったが、それを回すためには優秀なリーダーが必要不可欠であった。とくに、「従来のパターンで達成できなかった目標レベルをどう設定するか」は非常に難しい問題である。さらにいえば、目標設定次第で...
収録日:2020/11/10
追加日:2021/05/24
本性主義の経営――コロナ禍でも人間の本性は変わらない
「逆・タイムマシン経営論」で見抜く思考の罠(5)本性主義の経営とコロナ
騒動が起こりやすくなったのは、情報流通手段の発達によって、情報拡散のスピードが格段に上がっているためである。しかし、どのような騒動、あるいは緊急事態の中でも人間が高い適応力を示していることは、過去の事例を振り返...
収録日:2020/12/07
追加日:2021/05/22
ゴーン改革のなかで経営者人材はいかに育ったのか?
ゴーン改革の反省とグローバル経営の教訓(3)経営者人材の育成
組織運営では、あまり当初の指標にこだわると、前に進みにくくなる。ゴーン改革の妙味は、短期で達成できる具体的な成功体験を全社的に味あわせるところにあった。また、ヨコ軸とタテ軸のクロスファンクショナルな経営を進め...
収録日:2020/11/10
追加日:2021/05/17
100年前の「米騒動」に学ぶコロナ問題の捉え方
「逆・タイムマシン経営論」で見抜く思考の罠(4)「文脈思考」でトラップを回避せよ
飛び道具トラップにはまりやすいのは、すぐに新たな技術に飛びつくものの、その本質を理解しようとしない専門家と構想を持たない経営者の組み合わせである。これを回避するためには、本質を抽象化し自社の文脈に位置づけて考え...
収録日:2020/12/07
追加日:2021/05/15
なぜ「日産リバイバルプラン」を前倒しで達成できたのか
ゴーン改革の反省とグローバル経営の教訓(2)最初のステップ
西川氏が振り返るのは、ゴーン体制の最初のステップの鮮やかさだ。個別に抱える複雑な問題を解決するために、グローバルな横軸を通し、さらに地域毎の「マネジメントコミッティ」をつくった。そして「共通の定義」による「共...
収録日:2020/11/10
追加日:2021/05/10
カルロス・ゴーン氏が来る以前の日産の最大の問題とは?
ゴーン改革の反省とグローバル経営の教訓(1)ゴーン以前
西川廣人氏は、日産自動車社長兼CEO(最高経営責任者)を務め、カルロス・ゴーン氏が来る以前と以後の日産の両方を体験するという、貴重な経験を積んでこられた。「ゴーン改革」は日本企業に大きな衝撃を与えたが、いわば日本...
収録日:2020/11/10
追加日:2021/05/03
IT業界で次々に発動される飛び道具トラップのメカニズム
「逆・タイムマシン経営論」で見抜く思考の罠(3)飛び道具トラップと「文脈剥離」
同時代性の罠には、飛び道具トラップ、激動期トラップ、遠近歪曲トラップの三つがある。今回は、IT業界における飛び道具トラップの弊害について考察する。この50年を振り返っても、IT業界ではさまざまな発明が出てきており、そ...
収録日:2020/12/07
追加日:2021/04/05
「400万台クラブ」―負の歴史に学ぶ本質の見極め方
「逆・タイムマシン経営論」で見抜く思考の罠(2)「400万台クラブ」という幻
過去を見ることで「同時代性の罠」をよく理解できる。その例として、1990年代に自動車業界で流行した「400万台クラブ」という言説に着目する。当時の自動車産業の大企業は、生産台数を400万台に届かせるために躍起になって買収...
収録日:2020/12/07
追加日:2021/03/29
『逆・タイムマシン経営論』が訴える「同時代性の罠」とは
「逆・タイムマシン経営論」で見抜く思考の罠(1)同時代性の罠を乗り越える
「逆・タイムマシン経営論」とは何か。孫正義氏が有名な「タイムマシン経営」という言葉があるが、その逆を考えてみたらどうかというのが楠木氏の考えである。近年、IT技術の発展に相まって、メディアから出される情報は指数関...
収録日:2020/12/07
追加日:2021/03/22
渋沢栄一と岩崎弥太郎の関係の真実は?…両極端の経営方針
曾孫が語る渋沢栄一の真実(5)渋沢栄一と岩崎弥太郎
渋沢栄一と三菱の創始者・岩崎弥太郎は、5歳違いの同時代人である。明治初年、土佐藩出身の弥太郎は新政府の政商として財を成す。その経営方針は徹底したワンマンで、栄一の「合本主義」とは両極端だった。後年、海運業を独占す...
収録日:2020/10/14
追加日:2021/03/01
経営者と政治家は、どこが似ていて、どこが違うのか
李登輝に学ぶリーダーの神髄(10)国家国民のために
指導者にとって大事なものを聞かれ、李登輝は一番に「信仰」と答えた。松下幸之助でいえば、それは「根源」ということになる。二人とも気が強く、またそれを裏付ける信仰、哲学を持っている点でよく似ている。では経営者と政治...
収録日:2020/08/24
追加日:2020/12/30
商売は比較優位、日本が参考にすべき国は中国ではない
野獣の経営、家畜の経営(2)成熟した国だからこその経営
「昔の日本企業は…」「かつての日本人ビジネスパーソンは…」という言葉を聞くことがあるが、当時と今とでは時代も違えば、ビジネスの環境もまったく違う。「戦争には負けたけれど、経済では」と奮起した当時のモチベーションは...
収録日:2020/09/18
追加日:2020/11/12
ファーストリテイリングで経営者が育つ理由
野獣の経営、家畜の経営(1)経営センスが育つ土壌
焼け野原から復興する力。これは日本人の類いまれなる特質の1つだが、野獣のような経営者を生み出すために、もう一度、焼け野原になることを望むのは非現実的で、かつ非効率だ。では、現代において野獣を育てるものは何か。それ...
収録日:2020/09/18
追加日:2020/11/12
歴史はファクトフルであると同時にパストフルである
「逆・タイムマシン経営論」で磨く経営センス(3)歴史は最高の教材
フランスを代表する哲学者・モンテーニュは、迫り来るペストの脅威の中、いつもと同じように農作業に精を出す農夫の姿を見て、我に返ったという。現代を憂い、未来を予測して落胆するのが人間の性、思考の癖であると理解した上...
収録日:2020/09/18
追加日:2020/11/05
リーダーが持つべきセンスとは何か
「逆・タイムマシン経営論」で磨く経営センス(2)「日本沈没」と言いたい人々
リーダーが持つべきセンスというのは、ネガティブなものの中にポジティブな面を見いだし、それを言語化することだ。そして、その言葉は、形容詞や副詞で飾り立てられたものであってはならない。無理がなく、かつ楽しい未来を描...
収録日:2020/09/18
追加日:2020/11/05
「逆・タイムマシン経営論」は本質を見抜くための方法論
「逆・タイムマシン経営論」で磨く経営センス(1)人口問題の本質
過去の新聞や雑誌を読み返すと、本質が見えてくることがある。例えば、昨今、大問題となっている人口減少は、実は戦前から、ついこの間まで、日本にとっては悲願だった。しかし、一度、それが達成されると、一転して人口減で日...
収録日:2020/09/18
追加日:2020/11/05
社員を幸せにする「幸福経営」は欧米では常識となっている
「心から幸せになるためのメカニズム」を学ぶ(2)年収・寿命・仕事と幸せの関係
幸せのために必要なものとしてまず浮かぶのはお金だが、実は年収が平均値あたりを超えると、年収と幸せの間に相関が見られなくなる。次に寿命との関係だが、幸せに気をつけると健康で長寿になり、また年齢が高くなればなるほど...
収録日:2020/07/01
追加日:2020/08/11
「人を選ぶも、人を捨てず」――日本の経営者が意識すべきこと
松下幸之助と人間大事の経営(7)「人間大事」と昭和の経営者
平成不況や家電メーカーの不振を生んだのは、昭和まで続いた日本的経営の考えが軽視され、MBA流儀の成果主義に取って代わられたからだと江口氏は言う。令和の時代を迎えた今こそ、松下幸之助流の「人間大事」経営に、新たな注目...
収録日:2019/08/20
追加日:2020/08/09
「鳴かぬなら それもまたよし ホトトギス」に込めた思いとは
松下幸之助と人間大事の経営(6)「それもまたよし」には続きがある
松下幸之助の名言として、よく引用されるのが「鳴かぬなら それもまたよし ホトトギス」の句だ。戦国三英傑の違いを表した故事に、さらに別の可能性を開いた言葉として着目される。しかし、その真意は、一般に考えられるより...
収録日:2019/08/20
追加日:2020/08/02
松下幸之助と船場商人はどこに違いがあるのか
松下幸之助と人間大事の経営(5)行即道場と日本流経営
松下幸之助は少年時代に大阪の船場に丁稚奉公に出ているが、松下幸之助と船場商人はどこが違うのか。幸之助の面白いところは、「私」が基本的な考え方である船場で学びながら、「公」という考え方を自分の中に持ち込んだことだ...
収録日:2019/08/20
追加日:2020/07/26
松下幸之助から教わった「人間に照らして見る」ことの大事
松下幸之助と人間大事の経営(4)人を育てる
自分が正しいと思えば、相手が社長だろうが誰だろうが、かまわず率直に意見する。そのような人を可愛がり、育てることも、名伯楽として「上に立つ者」の度量といえるのではないだろうか。松下幸之助は人材を見つけると、たとえ...
収録日:2019/08/20
追加日:2020/07/19
「腹中有書」で気づいたことは生涯忘れない
松下幸之助と人間大事の経営(3)「腹中有書」で実践する
「気づきの教育」を得意とした松下幸之助により、悩みながら成長していった江口氏。自分で気づいたことは忘れないという「腹中有書」を積み重ねる中、彼は30代半ばでPHPの経営当事者に抜擢される。できるのは「幸之助の真似」だ...
収録日:2019/08/20
追加日:2020/07/12
「天下の松下幸之助」になっていた時代に施された教育とは
松下幸之助と人間大事の経営(2)気づかせる教育
『人間を考える―新しい人間観の提唱―』という本の編集という大役の最中に、江口氏は別の任務を松下幸之助自身から仰せつかる。旧著の改訂版作りに取り組めというのである。1週間から10日ほど徹夜の作業が続く中、江口氏が手にし...
収録日:2019/08/20
追加日:2020/07/05
松下幸之助と1対1で進めた『人間を考える』編集秘話
松下幸之助と人間大事の経営(1)『人間を考える』制作の舞台裏
経営者として一時代を築いた松下幸之助の言葉は、現在もさまざまな場面で引用される。なかでも一番の集大成として彼自身自負したのが『人間を考える―新しい人間観の提唱―』という著書だ。側近としてその編集に携わった江口克彦...
収録日:2019/08/20
追加日:2020/06/28
代替が難しい経営者の「直感力」はAIにとって重要なテーマ
社会はAIでいかに読み解けるのか(7)経営者的嗅覚
金融市場の面白さは、ずっと勝ち続けるのは難しいということだ。2、3年ほどで潮目が変わってしまうため、過去データが使えなくなってしまうからだ。そうした中、優れた経営者は表面的な現象だけでなく、その背後にあることも捉...
収録日:2020/03/03
追加日:2020/06/02
豊かな自然から生まれる「安堵・安泰」を経営に生かす
日本の特性とは何か~「日本的」の本質(3)日本の風土が育んだ安堵感
日本の特性を理屈ではなく感性で捉えるべきだとして、田口佳史氏が挙げたキーワードが「安堵・安泰」である。これは日本の風景に由来するのだが、つまり自然、風土が思想、哲学に反映しているということだ。日本は豊かな自然に...
収録日:2020/01/08
追加日:2020/05/13
現代経営に生かしたい松尾芭蕉の創造論とは
日本の特性とは何か~「日本的」の本質(2)日本的経営と松尾芭蕉の創造論
日本のアイデンティティ、特性を現代経営に生かすには、松尾芭蕉の創造論を大いに参考にするべきだと田口佳史氏は説く。芭蕉の創造論は、普遍的な歌心を持って四季の変化に敏感になることを旨とする。よって、現代のビジネスパ...
収録日:2020/01/08
追加日:2020/05/06
戦後日本の名経営者たちを彷彿させる現代中国の起業家精神
中国、驚異の情報革命(7)中国の可能性と課題
中国の現状を概観すると、日本との違いが浮き彫りになる。猛烈な起業家精神と激しい企業間戦争、膨大な人口がそのまま資源になるデジタル・トランスフォーメーション、さらに国家による強力な戦略樹立と、その推進。われわれは...
収録日:2019/11/11
追加日:2020/01/05
日本では政党マネジメントは企業経営よりはるかに難しい
民主主義と政治(7)政党マネジメントの難しさ
政党という組織は、各人が当選したという自負を持つ同列の人間たちをまとめなければならないために、企業よりもはるかにマネジメントが難しい。シニョリティールールは1つの方策ともいえるが、有能な政治家を選抜する仕組みも考...
収録日:2019/08/28
追加日:2019/10/05
両利きの経営で「イノベーションのジレンマ」の打開へ
日本のイノベーションのために(1)両利きの経営
イノベーションを生み出すには、確実性は低いけれども新しい変化を生み出すようなアイデアが必要である。しかし、大企業はそれが本流のビジネスを脅かすと考え、簡単に実行することができない。日本の多くの企業が抱えている、...
収録日:2019/07/19
追加日:2019/09/19
日本で報酬を上げるべきなのは経営者だけではない
茹でガエル日本への処方箋(5)日本の給与水準はおかしい
官僚や教授など、社会で活躍すべき人材の給与水準が、日本はあまりに安すぎる。シンガポールの官僚は1億円以上もらっているのに、日本は総理大臣でも3000万円。グーグルの初任給が3000万円、4000万円なのに、日本の教授は1000万...
収録日:2019/05/14
追加日:2019/09/02
経営資源としての知識、7つの特性
知識創造戦略論~暗黙知から形式知へ(3)経営資源としての知識
ドラッカーが述べたように、高度に発達した資本主義の時代には、知識が富の創造の中心になってくるという。だが、知識はそれまでの富の源泉であった人、物、金とは異なる多くの特徴を持つ。例えば、使っても減らず、生産と使用...
収録日:2018/11/24
追加日:2019/08/22
リーダーに求められる「教養」と「率先垂範」
サントリー流「海外M&A」成功術(7)経営者に必要なもの
いま日本企業も積極的に世界に乗り出し、海外の企業と国境を越えた統合を行うことも多くなった。欧米流の経営手法との摩擦が起きることもしばしばだ。日本企業の経営も、大きく変貌を遂げている。この状況は、「私は外資にいた...
収録日:2019/03/25
追加日:2019/08/15
「闘う力」を培ってくれたものは何か
サントリー流「海外M&A」成功術(6)私の来歴と経営者修行
三菱商事に入社し、若き日から頭角を現して、43歳でローソンの社長に就任した新浪剛史氏。「丸の内にいるのは窮屈だった」と語る新浪氏は、いかなる道を歩み、どのような出会いを重ねて、現在に至ったのだろうか。また、ローソ...
収録日:2019/03/25
追加日:2019/08/15
なぜ「200年住宅」をつくろうと考えたのか
経営者としての激動の人生(5)200年住宅
ミサワホーム退任後も、創業者の挑戦は続いている。平成20(2008)年に成立した「長期優良住宅の普及促進」は、「200年住宅」の提言がヒントになった。日本の家は、この先どう変わっていくのか。(2018年10月2日開催日本ビジネ...
収録日:2018/10/02
追加日:2019/08/13
押しが強いアメリカ経営文化との「闘い方」
サントリー流「海外M&A」成功術(3)欧米流経営との激突
サントリーによるビーム社の買収にあたり、ビーム社の経営陣は、「ビーム社の経営は自分たちに任されている。全部、自分たちがやる」と強力に主張した。これまでの日本企業なら、そのまま押し切られてしまったかもしれない。ア...
収録日:2019/03/25
追加日:2019/08/08
多機能素材開発のために不可欠だった買収の話
経営者としての激動の人生(4)多機能素材開発と買収
まだM&Aの言葉がなかった1970年代、ミサワホームは多機能素材開発のために化学工場や鉄工所の買収を行っている。その経験から、会社買収に不可欠なのは相手を立て、慎重に行動することであるという。(2018年10月2日開催日本ビ...
収録日:2018/10/02
追加日:2019/08/06
なぜ「かんばん方式」をトヨタが推進できたかを学ぶ
経営者としての激動の人生(3)株式上場と「改善」
ミサワホームは、会社設立後3年で東証一部に上場したのを機にNPS研究会に参加。大野耐一流の「無駄を排除することによる経営効率の向上」により、生産工程や在庫の徹底的な改善が進められていく。(2018年10月2日開催日本ビジネ...
収録日:2018/10/02
追加日:2019/07/31
アポロ計画をきっかけに思いついたディーラー作戦
経営者としての激動の人生(2)事業開始と経営の土台固め
対照的で刺激的な事業パートナーとの出会いは、起業・創業のカギを握る重大事である。そして、経営組織をどう考えるかにおいては、成功事例をたずね、思い切った変革を恐れない姿勢が功を奏する。(2018年10月2日開催日本ビジネ...
収録日:2018/10/02
追加日:2019/07/26
ミサワホーム創業者が学生時に思い付いた画期的なアイデア
経営者としての激動の人生(1)大学4年の夏の転機
ミサワホームの始まりとなった最初の発明は、意外な場所から生まれた。大学の最終学年を肺結核治療のために天井をにらんで過ごしたミサワ創業者の得た画期的なアイデアとは何か。(2018年10月2日開催日本ビジネス協会JBCインタ...
収録日:2018/10/02
追加日:2019/07/18
人間大事の考え方が松下幸之助の経営の根底にある
生き続ける松下幸之助の経営観(12)人間大事という考え方
株式会社江口オフィス代表取締役社長の江口克彦氏は、人間大事という考え方こそが松下幸之助の根底にあると語る。松下幸之助の経営は、お金を追いかけるのではなく、人を追いかける経営であった。(2018年5月31日開催日本ビジネ...
収録日:2018/05/31
追加日:2018/11/14
松下幸之助の「ガラス張りの経営」とは?
生き続ける松下幸之助の経営観(11)松下電器成功の理由3
株式会社江口オフィス代表取締役社長の江口克彦氏が、松下電器が成功した9つの理由のうち7つ目から9つ目の理由を解説する。特に注目したいのは7つ目の「ガラス張りの経営」である。松下幸之助が唱える「ガラス張りの経営」とは...
収録日:2018/05/31
追加日:2018/11/14
松下幸之助は派閥を作らせなかった
生き続ける松下幸之助の経営観(10)松下電器成功の理由2
株式会社江口オフィス代表取締役社長の江口克彦氏が、松下電器が成功した9つの理由のうち、3つ目から6つ目の理由を解説する。中でも注目は6つ目の理由で、松下幸之助は派閥を作らなかったという。それはいったいなぜか。(2018...
収録日:2018/05/31
追加日:2018/11/14
多くの知恵を集めることは絶対的な自信につながる
生き続ける松下幸之助の経営観(9)松下電器成功の理由1
株式会社江口オフィス代表取締役社長の江口克彦氏が、松下電器が成功した9つの理由のうち、1つ目と2つ目の理由を解説する。その2つの理由は松下幸之助が自身を「凡人」と考えていたことに根ざしている。(2018年5月31日開催日本...
収録日:2018/05/31
追加日:2018/11/14
商売というものは「正売」であり「正買」である
生き続ける松下幸之助の経営観(8)正しい商売をする
松下幸之助は、人々を救う正しい商売をしていたと、株式会社江口オフィス代表取締役社長の江口克彦氏は述べる。江口氏の解釈では、松下幸之助の経営の根底には、正しく売り買いすることの重要性があったという。誠実な商売をし...
収録日:2018/05/31
追加日:2018/11/14
松下幸之助は、禅問答を通じて経営を考えさせた
生き続ける松下幸之助の経営観(7)禅問答で考えさせる
松下幸之助は、禅問答を通じて部下に経営を考えさせていた。株式会社江口オフィス代表取締役社長の江口克彦氏はそう語る。松下幸之助はPHP研究所の経営を担当し始めた江口氏に、「わしの言う通りにやるんやったら、君は要らんで...
収録日:2018/05/31
追加日:2018/11/14
経営者は経営に命を懸ける覚悟を持つべき
生き続ける松下幸之助の経営観(6)命を懸けて経営する
松下幸之助の考えは、どんなときも経営のことを頭から離してはならず、また、勝てば官軍という考えを経営に持ち込んではならない、というものだった。その考えを受け継いだ株式会社江口オフィス代表取締役社長の江口克彦氏が、...
収録日:2018/05/31
追加日:2018/11/14
松下幸之助は、お客様の側に立って考えた
生き続ける松下幸之助の経営観(5)常にお客様の側に立つ
松下幸之助は常にお客様の側に立つ経営者であった―株式会社江口オフィス代表取締役社長の江口克彦氏はそう語る。松下幸之助は、社員が持ってきた試作品の価格を設定する際に考えるのは、お客様ならいくらで買ってくれるかという...
収録日:2018/05/31
追加日:2018/10/17
従業員を喜ばせるためには何をすべきかを考える
生き続ける松下幸之助の経営観(4)従業員を喜ばせるため
松下幸之助は従業員を喜ばせることを考えて経営を行っていた―株式会社江口オフィス代表取締役社長の江口克彦氏はそう語る。世界大恐慌の際には、松下電気器具製作所も倒産寸前になったが、松下幸之助は従業員を喜ばせることを考...
収録日:2018/05/31
追加日:2018/10/16
松下幸之助の経営者としての「喜び」とは何か?
生き続ける松下幸之助の経営観(3)経営者の喜び
自分を喜ばせることよりも他人を喜ばせることが、松下幸之助の考える経営者の喜びであった―株式会社江口オフィス代表取締役社長の江口克彦氏はそのように語る。昭和の時代には優れたリーダーが多かったが、松下幸之助はそう考え...
収録日:2018/05/31
追加日:2018/10/15
松下幸之助の経営の土台にあるのは人生観や人間観
生き続ける松下幸之助の経営観(2)人生観と人間観
松下幸之助は、経営者であるとともに思想家であり、人間観や人生観に裏打ちされた経営観を持つと、株式会社江口オフィス代表取締役社長の江口克彦氏は語る。彼が亡くなって30年たった今でも語られ続けているのは、それが土台と...
収録日:2018/05/31
追加日:2018/10/14
松下幸之助の考え方には今と昔を貫くものがある
生き続ける松下幸之助の経営観(1)今も生きている幸之助
「松下幸之助の考え方はまだ生きている」、株式会社江口オフィス代表取締役社長の江口克彦氏は、そう語る。松下幸之助が亡くなってから30年がたつが、松下幸之助の考え方はいまだに語り継がれている。それは、幸之助の考え方に...
収録日:2018/05/31
追加日:2018/10/13
データセキュリティーは国家戦略で考えるべき
今後の技術革新と企業経営(8)質疑応答
東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏が、前回までのレクチャー終了後に出された質問に応答する。中でも注目は、データセキュリティーについてどう考えているかという問いだ。これに対して柳川氏は、二つのポ...
収録日:2018/04/25
追加日:2018/08/26
ブロックチェーンを用いた新しいビジネスモデル
今後の技術革新と企業経営(7)ブロックチェーン技術
ブロックチェーンは、記録を改ざんされず安いコストで残せる技術である。このブロックチェーン技術が、自動契約プログラムであるスマートコントラクトやIoTと結び付くことでビジネスモデルが変わると、東京大学大学院経済学研究...
収録日:2018/04/25
追加日:2018/08/25
ポスト成長時代の行政の仕事は、労働環境の整備
真山仁の経営論(3)平成30年間の反省
「働き方改革」が働く人の目線で進められるためには、政府がいかに産業全体の売上の向上を促進するかである。小説家・真山仁氏が、日本企業がはらむ問題を指摘しつつ、政府が取るべき方策と現役世代の心構えについて説く。(全3...
収録日:2018/04/10
追加日:2018/08/20
仮想通貨が本当の「通貨」にならない理由
今後の技術革新と企業経営(6)仮想通貨とフィンテック
東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏が、仮想通貨とフィンテックについて解説する。仮想通貨は、画期的な技術革新・経済現象だが、供給量をコントロールできないため、通貨にはなり得ない。フィンテックとし...
収録日:2018/04/25
追加日:2018/08/19
日本は技術革新に基づく働き方改革も行うべき
今後の技術革新と企業経営(5)技術革新を活用した働き方
働き方改革の本当のポイントは、技術革新を有効活用して働き方を変えることにある。東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏はそう説明する。過重労働を減らすよう長時間労働への規制は必要だが、技術を導入して...
収録日:2018/04/25
追加日:2018/08/18
高齢世代は若者にチャンス・富・地位を譲るべき
真山仁の経営論(2)「働き方改革」のポイント
「働き方改革」と言われて久しいが、現実的には当事者不在の「働かせ方改革」にすぎないと、小説家・真山仁氏は指摘する。いったいどういうことなのか。また、「働き方改革」のポイントはどこにあるのか。真山氏の考えを伺おう...
収録日:2018/04/10
追加日:2018/08/16
日本企業は、哲学がないまま生き残ってしまった
真山仁の経営論(1)日本企業が成長力を失った理由
日本は、企業としての新陳代謝が30年ほど止まっているという。それはいったいどういうことなのか。また、なぜそうなってしまったのか。小説家・真山仁氏が、日本企業の問題点について語る。(全3話中第1話)
収録日:2018/04/10
追加日:2018/08/13
今行うべきは、AIの本格導入に備えたデータ整理
今後の技術革新と企業経営(4)AIを活用するために
AI(人工知能)によるデータ解析の精度は非常に高いが、AIはそれ自体単独で何もかもをやってくれるようなものではない。ではAIを活用するにはどうすればいいのか。東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏がAIの...
収録日:2018/04/25
追加日:2018/08/12
データ分析と経営実態をつなげる組織改革が重要
今後の技術革新と企業経営(3)データ分析と経営の結合
データの有効利用には二つ重要なことがあると、東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏は語る。一つは経営の実態を踏まえてデータ分析を行うデータサイエンティストの活用で、もう一つは、そのデータサイエンテ...
収録日:2018/04/25
追加日:2018/08/11
データを活用するには、目的を先に決めること
今後の技術革新と企業経営(2)データを活用するために
近年、ビッグデータが注目を浴びている。しかし、集めただけでは何も役に立たない。データの活用に不可欠なのは、経営する側がそれを使って何を行うのかという目的設定であると、東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳...
収録日:2018/04/25
追加日:2018/08/05
技術革新の時代を支える経営のあり方とは?
今後の技術革新と企業経営(1)素早い意思決定が重要
現在の技術革新に関する重要なポイントは、それに対して企業がリスクを背負った素早い意思決定を行うことである。東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏は、そう主張する。日本企業は従来、技術革新に目を付け...
収録日:2018/04/25
追加日:2018/08/04
「気付く」人材を育てる社内教育には、意地悪が必要だ
ヒューマンエラーと経営戦略(8)質疑応答編3
「気付く」人を育てる教育とは、どのようなものか? 職場の外国人に向けて、ヒューマンエラーをマネジメントする際のポイントとは? ヒューマンエラー・マネジメントにおいて、日本にはどのような特色があるか? 慶應義塾大...
収録日:2017/09/01
追加日:2018/02/25
目先の利益と10年後の会社への投資を分けて考える
ヒューマンエラーと経営戦略(8)質疑応答編2
「良い仕事」をするための、金銭以外のモチベーションとは何か? エラーを避けるためにリスクを取ろうとしない社員に対して、管理職はどのように対応すればいいのか? 慶應義塾大学理工学部管理工学科教授の岡田有策氏が、講...
収録日:2017/09/01
追加日:2018/02/24
人事異動があっても継続できるシステムを作るべき
ヒューマンエラーと経営戦略(8)質疑応答編1
安全・安心のブランドイメージの醸成はどのようにして可能なのか? 「良い仕事」を目的とした安全活動を継続していくためには、どんなフォローアップが必要か? 「ありがとう」と言える文化をつくっていくために、まず始める...
収録日:2017/09/01
追加日:2018/02/23
安全対策に向けて現場を改善するための4つのポイント
ヒューマンエラーと経営戦略(7)気付く力と社員教育
慶應義塾大学理工学部管理工学科教授の岡田有策氏が、安全対策に向けて現場の意識を考えていくためのポイントを解説する。安全対策を個別に見るのではなく、会社全体の価値を上昇させていくという視座で捉えることが重要だ。そ...
収録日:2017/09/01
追加日:2018/02/19
リスクを許容しなければリスクマネジメントは不可能
ヒューマンエラーと経営戦略(6)未然防止とリスクの許容
慶應義塾大学理工学部管理工学科教授の岡田有策氏が、事故の分析で日本企業が陥りやすい誤謬について解説する。事故の分析といえば、すぐにレアファクターばかりが検証されるが、未然防止にとって重要な事は、普段の状態、すな...
収録日:2017/09/01
追加日:2018/02/18
ヒューマンエラー対策と作業の信頼性を上げる条件設定
ヒューマンエラーと経営戦略(5)ヒューマンエラー対策
慶應義塾大学理工学部管理工学科教授の岡田有策氏が、安全対策の2つの方法について解説する。一つは、再発防止に向けたヒューマンエラー対策である。もう一つは、未然防止に向けたもので、作業の信頼性を上げる条件設定である。...
収録日:2017/09/01
追加日:2018/02/17