10MTVオピニオン|有識者による1話10分のオンライン講義
ログイン 会員登録

「作品」の検索結果

(全83件)

『ソクラテスの弁明』は謎の多い作品

プラトン『ソクラテスの弁明』を読む(1)真実の創作

哲学の古典として最も重要な作品ともいわれる、プラトンの『ソクラテスの弁明』。この傑作に何が書かれているのか、6回にかけて解釈していくことで、哲学者とは何かを考える。まず今回は、『弁明』の執筆背景となったソクラテス...
収録日:2019/01/23
追加日:2019/04/28
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授

ヨーロッパ哲学の伝統はプラトン哲学の脚注だ

プラトンの哲学を読む(1)対話篇という形式の哲学

古代ギリシャのアテナイに生まれたプラトン。彼の哲学が分からなければ、現代の西洋、東洋、さらには日本の哲学や自然科学は根本的には理解できない。そういえるほど、プラトンは重要な哲学者である。そのプラトンの哲学につい...
収録日:2018/07/11
追加日:2018/10/01
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授

対話篇のソクラテスはプラトンの想像による産物

プラトンの哲学を読む(4)ソクラテス対話篇

プラトンの描くソクラテスは何者なのか。東京大学大学院人文社会系研究科教授の納富信留氏は、当時ソクラテスを描く対話篇が多く書かれたことを挙げ、複数のソクラテス像が存在したと述べる。その中で、プラトンは際立ったソク...
収録日:2018/07/11
追加日:2018/10/04
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授

死を前にしたソクラテスの最後のことば

プラトン『ソクラテスの弁明』を読む(6)裁判の帰趨

有罪の判決に続いて、量刑の票決が行われるが、ここでもソクラテスは裁判員を怒らせ、死刑の判決が下った。判決後に、ソクラテスは死を前にして愛弟子たちに最後のセリフを述べるが、それは納富信留氏いわく、「感動的なセリフ...
収録日:2019/01/23
追加日:2019/05/26
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授

プラトン対話篇にみる5つの特徴

プラトンの哲学を読む(2)対話篇の特徴

メインキャラクターがソクラテス、舞台はアテナイの日常、使われる言葉も難解ではなく、さながら歴史小説のようで、しかも著者プラトン自身は登場しない。こうしたプラトン対話篇の特徴について、東京大学大学院人文社会系研究...
収録日:2018/07/11
追加日:2018/10/02
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授

プラトン対話篇の鍵はソクラテスの理解にある

プラトンの哲学を読む(3)2つの誤解

ソクラテスは何も書かなかった哲学者である。今日、私たちはプラトンのソクラテス像を通じて彼を理解することも多い。そこで流布してきたのは、本人の発言を忠実に再現しているという説と、プラトンの代弁者という説だ。東京大...
収録日:2018/07/11
追加日:2018/10/03
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授

各国で翻訳! 谷崎の名著が当時を語る動かぬ証拠

第七章 歴史を愛する日本人の崇高な使命(17)英訳『細雪』がシナ事変を伝えてくれる

谷崎潤一郎の『細雪』が“The Makioka Sisters”というタイトルで各国語に翻訳されている。『細雪』はシナ事変の頃が舞台の作品である。こういう作品を英語で読むことができるのは重要で、書かれた当時の模様がまさに動かぬ証拠に...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/24
渡部昇一
上智大学名誉教授

松下幸之助は、お客様の側に立って考えた

生き続ける松下幸之助の経営観(5)常にお客様の側に立つ

松下幸之助は常にお客様の側に立つ経営者であった―株式会社江口オフィス代表取締役社長の江口克彦氏はそう語る。松下幸之助は、社員が持ってきた試作品の価格を設定する際に考えるのは、お客様ならいくらで買ってくれるかという...
収録日:2018/05/31
追加日:2018/10/17
江口克彦
株式会社江口オフィス代表取締役社長

学ぶということを学ぶためのヒントとしての三宅一生の仕事

私のおすすめ本~「学ぶことを学ぶ」ために~

学ぶとは、どういうことだろうか。津崎良典氏は、新しいものの見方・考え方を模索している、或るデザイナーについての本を紹介。そこからヒントを得る、刺戟的な《学びの哲学》に耳を傾けよう。
収録日:2018/09/27
追加日:2019/04/01
津崎良典
筑波大学人文社会系准教授

日本画の余白とは、見手が入り込む隙を作ること

日本画を知る(2)余白のあり方

日本画家で京都市立芸術大学美術学部日本画研究室教授・川嶋渉氏が、日本画の世界について語る。川嶋氏は日本画において「余白」というものが非常に重要だと言う。しかし、余白とは単に白い部分、絵が描いていないということで...
収録日:2017/11/13
追加日:2018/01/30
川嶋渉
京都市立芸術大学 美術学部日本画研究室 教授

教養の基本は「世界史」と「古典」

学びとは何か、教養とは何か

東京大学名誉教授の本村凌二氏が、学びとは何か、教養とは何かについて語る。本村氏によれば、教養の基本は世界史と古典である。そして、「学ぶ」という意味では、雑学も必要であるという。
収録日:2018/02/08
追加日:2018/05/01
本村凌二
東京大学名誉教授

「共創プラットフォーム」とは何か?

創造的な場を支える仕組みを研究する(1)ウェブの可視化

まだウェブが世に知られてなかった時代に、いち早くウェブに注目し、メディアアートとして世に知らしめたのが、国立研究開発法人産業技術総合研究所知能システム研究部門主任研究員の江渡浩一郎氏である。江渡氏の作品を観なが...
収録日:2018/04/19
追加日:2018/10/28
江渡浩一郎
国立研究開発法人産業技術総合研究所 知能システム研究部門 主任研究員

フィクションの力が社会的想像力を変え、技術革新を促す

人の資本主義(1)フィクションから見た未来社会

資本主義は単なる経済活動に見えるが、実際には哲学や宗教の問題がかなり反映されている。それではテクノロジーがますます進展していく時代において、新しい資本主義をどのように考えていけば良いのだろうか。東京大学東洋文化...
収録日:2018/05/15
追加日:2019/02/13
中島隆博
東京大学東洋文化研究所 教授

江戸城を造ったのは太田道灌? それとも大工と左官?

失われている「保守の知恵」~友好の井戸を掘った人たち(6)-2 城山三郎

城山三郎・藤沢周平にあって司馬遼太郎にないものとは何か。また、剛柔あわせもつ城山三郎と渡辺淳一との意外な関係とは。近しく親交のあった佐高信が語る城山三郎の人と作品。(後編)
収録日:2014/02/07
追加日:2014/07/07
佐高信
評論家

「講孟余話」は安倍総理の愛読書

『歴史とは何か』を語る(7)記録から歴史へ~古今東西の歴史家の言説~

今回、山内昌之氏が語るのは、「歴史とは何か?」という、古来、人びとを悩ませてきた難問である。学としての歴史の発生と展開を、古今東西の歴史家の言説を通して俯瞰する。シリーズ第7回。
収録日:2014/10/21
追加日:2015/07/30
山内昌之
東京大学名誉教授

岡倉天心の思想は現代でどういう意味を持つか?

岡倉天心『茶の本』と日本文化(6)岡倉天心の現代性

『茶の本』を通過したわれわれは、岡倉天心の思想を現代にどう生かすかを考えねばならない。東京女子大学名誉教授の大久保喬樹氏は、天心が最後に残したオペラ「白狐」をもとに、天心の最晩年の思想とその現代における意味を紹...
収録日:2018/05/22
追加日:2018/07/01
大久保喬樹
東京女子大学名誉教授

「クローン文化財」の不可能を可能にする再現性

クローン文化財とは何か(2)何が可能になったのか

技術の発展に伴い、クローン文化財の応用可能性は高まっている。触れることができることで現物とは異なる示唆を与える。また失われた壁画もデータから復元できる。クローン文化財は人々が注目しないことに可能性を見いだし追究...
収録日:2018/07/03
追加日:2018/10/26
宮廻正明
東京藝術大学 名誉教授

燃える魂の痕跡――執行草舟コレクション

人間的魅力とは何か(特別篇1)民族の「魂」を呼び覚ませ

執行草舟は、「人間の魂を本当に伝えられるものは、残っている芸術作品だ」という信念に基づいて、書画を蒐集している。その作品から、作者の魂が確かに伝わってくるのである。この「特別篇」では、そのようにして集められた芸...
収録日:2019/04/05
追加日:2019/07/19

「護憲」と「勲章拒否」という二つの原点

失われている「保守の知恵」~友好の井戸を掘った人たち(6)-1 城山三郎

青年期に戦争という国家による裏切りを体験した作家・城山三郎。国家と社会と大義への復讐戦として、城山が生涯かけて貫いた信念とは? 盟友の佐高信が語る。(前編)
収録日:2014/02/07
追加日:2014/07/07
佐高信
評論家

ギリシア語を学ばなくてもホメロスが読める素晴らしさ

読書とは何か(4)現代の日本語で気軽に「古典」を読む

休日には、平素の考えを見直し、深め、反省して次に生かしたいと考える人が多いだろう。そのための手段こそ「古典」だと山内昌之氏は言う。古典に接して開かれる世界の広さと豊かさ、その全てを自国語で読める喜び。当たり前に...
収録日:2014/04/23
追加日:2014/08/01
山内昌之
東京大学名誉教授

忠義が宗教的なまでに超越化され、制度を突き抜ける

吉田松陰の思想(上)松陰像の変遷(5)思想の強度

吉田松陰の短い人生そのものが、彼の唯一の主著なのだ。戦後の思想家・藤田省三氏の指摘を端緒に、東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏が「可能性としての松陰」に触れる。松陰の思想は、制度にかかわらず個人の内面を問題...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/07/27
中島隆博
東京大学東洋文化研究所 教授

意外な行政手腕を発揮した4代皇帝クラウディウスの弱点

ユリウス・クラウディウス家のローマ皇帝(3)弟の弱点

早稲田大学国際教養学部特任教授の本村凌二氏が、ローマ帝国初期ユリウス・クラウディウス家の5人の皇帝を中心に古代ローマ史を解説。3代皇帝カリグラが暗殺され、かつぎ出されたのはゲルマニクスの弟、クラウディウスだった。...
収録日:2017/08/07
追加日:2017/09/14
本村凌二
東京大学名誉教授

社会派でありながら娯楽映画に仕立てた裕次郎映画

歴史家が語る『裕次郎』(4)『太陽への脱出』と「骨」

古代ローマ史を専門とする早稲田大学国際教養学部特任教授の本村凌二氏が著書『裕次郎』について解説するシリーズレクチャー。最終回の今回取り上げる『太陽への脱出』は、単行本では「必死に耐えながらも傷ついてゆく男の宿命...
収録日:2017/08/23
追加日:2017/09/29
本村凌二
東京大学名誉教授

絵画のカテゴリーには「画家の目線」が関係する

日本画を知る(3)画家の目線とカテゴリー

日本画家で京都市立芸術大学美術学部日本画研究室教授・川嶋渉氏が、絵画のカテゴリーと画家の目線の関係について論じる。川嶋氏は、「山水画」「花鳥画」とは、単に山や風景、花や鳥といったモチーフで区別されるものではない...
収録日:2017/11/13
追加日:2018/01/31
川嶋渉
京都市立芸術大学 美術学部日本画研究室 教授

日本の古典の代表『百人一首』の3つの謎

百人一首の和歌(1)謎の多い『百人一首』

漫画「ちはやふる」の影響で、若い世代にもブームを続ける『百人一首』。日本人なら誰もが知っている古典の代表作品だが、「実は謎がたくさん隠されている」という説もある。奥深い『百人一首』の和歌について、日本文学研究者...
収録日:2018/04/02
追加日:2018/06/16
渡部泰明
東京大学大学院人文社会系研究科教授

非常識な発想に基づく開発は、非常に合理的だった

世界を変えた「フラッシュメモリ」(4)貫いた「非常識」

NAND型フラッシュメモリの開発には、さまざまな障壁があった。それを乗り越えられたのは、舛岡富士雄氏が当時の常識からすれば全く「非常識」な考えを持ち、その信念を貫き続けたからだ。また、そこには社内の重要な支援者の存...
収録日:2018/10/19
追加日:2019/01/11
佐々木健一
NHKエデュケーショナル シニアプロデューサー(TVディレクター

裁判でのソクラテスの冒頭のセリフを読みとく

プラトン『ソクラテスの弁明』を読む(2)挑発を語る裁判

アテナイの裁判は、被告自身が自分の無実を述べなくてはならなかった。これを「弁明」という。壇上に立ったソクラテスは、裁判員に向かって、挑発とも取れるような弁明を始める。裁くものが、実は魂のレベルでどう生きるのかに...
収録日:2019/01/23
追加日:2019/05/01
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授

教養の基礎となるのは、古典と世界史である

教養としての世界史とローマ史(1)古典と世界史

「教養とは何ですか」という問いに対して、一番の基本は古典と世界史であると本村凌二氏は言う。文学や社会科学などの古典をじっくり読み、世界の歴史をさかのぼって学ぶことによって、現代だけを見ていたら分からない問題の本...
収録日:2018/11/28
追加日:2019/07/20
本村凌二
東京大学名誉教授

クビチェック大統領が築いた「ブラジリア」は人類史的偉業

ブラジルの繁栄と転落(1)ブラジリアと軍政時代

BRICsのトップと言われたブラジルが低迷段階に入ったと言われている。しかし、ブラジルには復元力があると語る島田晴雄氏。繁栄と転落の歴史の中で、ブラジル経済がいかに復活を遂げていったのか。シリーズ前編となる今回...
収録日:2014/04/10
追加日:2014/06/12
島田晴雄
公立大学法人首都大学東京理事長

仕事を成功させるには冷静な現実感覚が必須

読書とは何か(2)実社会における読書の意味

プラトン、キケロの国家論およびその思想を語る言葉を豊富に例示しながら、書物を通して知識を得ることの意味、得た知識をどのような感覚をもって仕事に活かすべきなのかを考える。(全6話中第2話目)
収録日:2014/04/09
追加日:2014/07/10
山内昌之
東京大学名誉教授

「これが日本よ!」独立宣言の町で遭遇した、しつらえの感動

『歩こうアメリカ、語ろうニッポン』レポート(4)フィラデルフィア篇-1 美術館の茶室と浮世絵に見る貴重な日本研究

 『歩こうアメリカ、語ろうニッポン』の旅も後半となり、島田晴雄氏以下メンバーはいよいよ「独立宣言の町」フィラデルフィアへ。フィラデルフィア美術館にあるのは、ロッキーが駆け上がった階段だけではない。日本の美術を研...
収録日:2014/06/24
追加日:2014/09/04
島田晴雄
公立大学法人首都大学東京理事長

「マルコムX」はなぜ「X」を名乗ったのか?

「イスラムとアメリカ」再考(2)マルコムXと多文化主義

どれほど信者数が多くても、「アメリカの宗教」とみなされることのなかったイスラムだが、21世紀の多文化主義時代を迎え、その様相が変化している。今回はアメリカ人に自らのアイデンティティを問わせていった歴史の流れを、...
収録日:2016/06/01
追加日:2016/07/14
山内昌之
東京大学名誉教授

日本画で「写意」を表現するための「写生」とは?

日本画を知る(1)写実・写意・写生

日本画家で京都市立芸術大学美術学部日本画研究室教授・川嶋渉氏が、日本画の世界で大切にすること、方法について解説する。日本画では「写意」を非常に重視するが、その写意を出力するためには「写生」が欠かせない。川嶋氏は...
収録日:2017/11/13
追加日:2018/01/29
川嶋渉
京都市立芸術大学 美術学部日本画研究室 教授

藤原定家が生涯の一首として取り上げた理由

百人一首の和歌(5) 藤原定家

東京大学大学院人文社会系研究科教授の渡部泰明氏による百人一首に関するシリーズレクチャー。最終話では百人一首の選者とされる藤原定家が自身の歌として選んだ一首を取り上げる。定家自選というだけあって、その歌は多くの示...
収録日:2018/04/02
追加日:2018/06/30
渡部泰明
東京大学大学院人文社会系研究科教授

日本の幕末について知るためにおすすめの本

私のおすすめ本~幕末の歴史を知るため~

幕末の歴史を知るための入門編としてはどんな本がいいか。また幕末の歴史を専門的に掘り下げて学びたい人にはどんな本を読んだらいいか。落合弘樹氏自身の経験も踏まえながら、おすすめの本について語っていただいた。
収録日:2018/08/20
追加日:2018/11/02
落合弘樹
明治大学文学部史学地理学科専任教授

プラトンのイデア論は、ソクラテスの問いかけへの答え

プラトン『ソクラテスの弁明』を読む(5)魂の配慮

ソクラテスは、メレトスとの対話を通じて、裁判でも自らの哲学を遂行する。そして、お金でもなく、名誉でもなく、肉体でもなく、魂に配慮せよ、という。「魂を配慮する」とは何かについて、ソクラテス自身は答えを示さなかった...
収録日:2019/01/23
追加日:2019/05/19
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授

「中東」とは何か?

中東を理解するために

2011年の「アラブの春」以後、いまだに厳しい内戦やテロが続く中東情勢だが、そもそも「中東とは何か」「イスラムとは何か」など複雑で分からないという声も多い。中東秩序の変化と歴史的背景、そして西洋大国やロシアとの...
収録日:2014/02/05
追加日:2014/02/24
山内昌之
東京大学名誉教授

サッカー型と野球型の入れ替えが組織のポイント

LINE流イノベーティブ思考術(2)ソフトと組織

「日本でも独自のイノベーションを起こせる可能性はまだまだ数多く見つけられる」とLINE株式会社代表取締役社長CEO森川亮氏は語る。何が日本企業の強みなのか。イノベーションを起こせる組織はどのようにつくっていけば...
収録日:2014/05/14
追加日:2014/06/19
森川亮
C Channel株式会社 代表取締役(LINE株式会社前代表取締役社長)

「お米」というお米を買ったり食べたりしてる人はいない

あなたは「お米」を食べていますか?

 皆さんは、「お米」や「日本酒」などの一般名詞で物を買ったり食べたりしていないのではないでしょうか――曽根泰教氏はこのように問う。それならば私たちは、一体何を買ったり食べたりしているのだろうか? 曽根氏がブランド...
収録日:2014/05/28
追加日:2014/07/17
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

長州藩の財政的基盤を支えた「防長三白」

幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(03)“実質”百万石、成功の要因

関ケ原の戦いで120万石から37万石に減封された長州藩が、天保の改革後、実質的に加賀の前田家に匹敵する大藩になっていたという。このことが、明治維新を理解する上で大事な点だと山内昌之氏は指摘する。鍵となるのは「防...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/01/19
山内昌之
東京大学名誉教授

「日本は中東で愛されている」は正しく、かつ間違っている

「イスラム国」の日本人殺害事件の教訓と掃討コスト

「日本は中東で愛されている国」、この認識は正しく、かつ間違っている、と中東・イスラム史研究の第一人者である山内昌之氏は語る。日本人人質殺害事件から得た教訓をもとに、一歴史家の目をもって語る、「中東と日本」、「日...
収録日:2015/02/16
追加日:2015/03/02
山内昌之
東京大学名誉教授

日本批判で国際的地位向上を図る外交戦略が中韓で常態化

戦後70年の歴史認識(1)中国と韓国との関係

中国や韓国が、日本の戦争行為を批判し続けるのはなぜなのか。なぜ官民挙げて行ってきた日本の謝罪は届かないのか。歴史学者・山内昌之氏は、そこに日本と中国・韓国の間にある歴史認識の特徴があると言う。中国や韓国にとって...
収録日:2015/04/22
追加日:2015/04/30
山内昌之
東京大学名誉教授

司馬遷「史記」は孔子「春秋」の精神を継いだ書

『歴史とは何か』を語る(9)『春秋』と『史記』の応報

「単純な善悪によって人々が成功するかどうか決まらない」ことを、世界で初めて教えてくれたのは司馬遷だという。それはなぜか。歴史学者・山内昌之氏が想いを込めて語る『歴史とは何か』を語るシリーズ・第9回。
収録日:2014/11/26
追加日:2015/08/06
山内昌之
東京大学名誉教授

司馬遷の「天道是か非か」と「歴史とは何か」

『歴史とは何か』を語る(10)天道、是か非か

古今東西の歴史には、悪ながら栄えた人物も、善にして非業の人物も、無数にいる。『史記』『旧約聖書』『太平記』にそうした例を見つつ、司馬遷が発した永遠の問い「天道、是か非か」をめぐって、歴史の不条理と、司馬遷の歴史...
収録日:2014/12/03
追加日:2015/08/10
山内昌之
東京大学名誉教授

司馬遷が李陵を弁護して受けた屈辱

『歴史とは何か』を語る(12)李広と李陵と司馬遷の悲劇

司馬遷が宮刑を受け、男性機能を奪われたのはなぜか、ご存じだろうか。李広と李陵、そして司馬遷の悲劇から、歴史学者・山内昌之氏が歴史的世界を眺める。『歴史とは何か』を語るシリーズ・第12回。
収録日:2014/12/03
追加日:2015/08/17
山内昌之
東京大学名誉教授

十万両の借財を十万両の蓄財に―財政のプロ・山田方谷

『理財論』~山田方谷の人間哲学~

十万両の借財を十万両の蓄財に変えた備中高梁藩の山田方谷は、政治家、財政のプロというだけでなく、漢詩や書にも長けた多才な人物であった。そんな山田方谷が書いた書物に『理財論』がある。単なる財政論にとどまらない彼の人...
収録日:2015/01/13
追加日:2015/08/17
田口佳史
老荘思想研究者

日本の戦車はソ連の25倍以上頑丈だった!

第一章 誰が東アジアに戦乱を呼び込んだのか(7)司馬遼太郎がノモンハンを書かなかった理由

日本を代表する歴史小説家である故・司馬遼太郎氏は、ノモンハン事件を執筆のテーマに定め、膨大な史料を収集し、取材を進めていた。ところが、突如「ノモンハン事件は書かない」と言い出した。一体それはなぜなのか。上智大学...
収録日:2014/11/17
追加日:2015/08/10
渡部昇一
上智大学名誉教授

平成に入り明らかとなったノモンハン事件の衝撃的真相

第一章 誰が東アジアに戦乱を呼び込んだのか(6)「ノモンハン事件は日本の大敗北」は誤り

1939年に発生した日ソ国境紛争の一つであるノモンハン事件は、日本軍の一方的な負け戦だったといわれることがある。しかし、平成に入り、ソ連側の本当に被害状況が明らかとなる。上智大学名誉教授・渡部昇一氏によるシリー...
収録日:2014/11/17
追加日:2015/08/10
渡部昇一
上智大学名誉教授

当時の海外でも人気を博した小説は「大正」という時代の産物

第二章 軍縮ブームとエネルギー革命の時代「明治の精神」の死(3)「みんなみんなやさしかつたよ」

大正時代に台湾や中国でも人気を博した厨川白村の小説や、大正から昭和にかけて歌われた『からたちの花』などの童謡――これらは陸海軍大臣が現役軍人に限定されず、軍部が口を出さなかった時代の産物であることは間違いない。上...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/08/17
渡部昇一
上智大学名誉教授

アニメや漫画だけじゃない。外国人はもっと日本を知りたい

第七章 歴史を愛する日本人の崇高な使命(15)日本の情報を世界に発信する重大性

歴史問題についての日本の主張が世界に広まらず、中韓の荒唐無稽なプロパガンダを真に受けている人が多いのは、日本が世界に向けた情報活動を真剣に行なってこなかったからだ。上智大学名誉教授・渡部昇一氏によるシリーズ「本...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/24
渡部昇一
上智大学名誉教授

人工知能の普及は新たな倫理問題を生み出す

人工知能のディープな可能性(4)人工知能との共生

人工知能研究がもたらした変化の本質は、特徴を「認識」できることだ。何が重要かを知ることができる人工知能は、産業のあり方を変え、今まで想定されなかった権利や制度の問題を顕在化させるだろう。到来しつつある未来に向け...
収録日:2016/01/15
追加日:2016/05/16
松尾豊
東京大学大学院工学系研究科 人工物工学研究センター、技術経営戦略学専攻 教授

ゲームが有効!リーダーシップに影響するホルモン量UPへ

リーダーシップのホルモン

従来、リーダーシップは本人の心掛けで手にするものといわれてきたが、ホルモンをバランスよく活用することで、現代にふさわしいリーダーシップが得られるという。順天堂大学医学部大学院医学研究科教授・堀江重郎氏が、現代人...
収録日:2016/09/18
追加日:2016/09/18
堀江重郎
順天堂大学医学部大学院医学研究科 教授

あわや調査中止!? 困難を乗り越えて

「r2D4」インド洋を潜る(2)危機一髪

九州工業大学社会ロボット具現化センター長・浦環氏が語る「r2D4インド洋を潜る」。複雑な海底地形、困難な潜航計画、そして立ちはだかる壁。この回では、この調査で最大の危機となった大きな困難との遭遇が語られる。(全...
収録日:2016/05/17
追加日:2016/10/05
浦環
九州工業大学社会ロボット具現化センター長・特別教授

学者を育成するための奨学金が十分でないことが日本の課題

金持ちでないと学者になれないか

政治学者で慶應義塾大学大学院教授の曽根泰教氏が、学者としての視点で日本の奨学金制度、学者育成の問題について論じる。今の日本で、学問、研究を続けていくのは容易なことではない。その厳しい現状を端的に表すのが、「金持...
収録日:2016/11/10
追加日:2016/12/08
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

日本の政治経済を真に理解するにはその文化を知ることだ

日本 呪縛の構図(3) 日本文化の特色(通訳版)

在日40年を誇る筑波大学名誉教授R・ターガート・マーフィー氏は、日本の政治経済を真に理解するには日本文化にも精通しなければならないと強調する。マーフィー氏から見た日本文化の特色は、「まじめさ」と「共同体意識」にある...
収録日:2016/12/06
追加日:2017/02/16
R・ターガート・マーフィー
筑波大学名誉教授

サビニ人略奪に見られる初期ローマの「ならず者」的性格

ローマ史に学ぶ戦略思考(2)ならず者国家・ローマ

丸山眞男や塩野七生が言ったように、約1,200年続いたローマ史には、魅力ある人物や出来事が詰まっている。早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏によれば、建国時のローマは、現在のISのような、いわば「ならず者国家」だ...
収録日:2016/09/30
追加日:2017/05/31
本村凌二
東京大学名誉教授

Twitterで「炎上」が発生するメカニズムとは?

ソーシャルメディアにおける情報拡散(1)炎上の仕組み

東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻准教授の鳥海不二夫氏が、Twitter上で炎上が発生するメカニズムについて解説する。ソーシャルメディアの普及に伴い、情報拡散が大きな問題となっている。Twitterはリツイートの連...
収録日:2017/05/30
追加日:2017/07/01
鳥海不二夫
東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻准教授

商売の戦略はストーリーだというのは当たり前の話

ストーリーとしての競争戦略(2)因果論理のつながり

一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授の楠木建氏が、ストーリーとしての競争戦略の意味を解説する。井原西鶴の時代から、戦略は「儲け話」としてストーリーだった。事業で長期利益を上げるためには、競争相手との違いを作らな...
収録日:2017/05/25
追加日:2017/07/04
楠木建
一橋大学大学院 経営管理研究科 国際企業戦略専攻 教授

カエサルが「企画」アウグストゥスが「実現」した改革

ローマ帝国皇帝物語(6)国家システムの完成から譲位へ

「パクス・ロマーナ」は、カエサルが企画し、アウグストゥスが実現したといわれる。自分は「権威」はあるが「権力」は持たないと宣言し続けた初代皇帝は、国家システムの完成に生涯を費やす。アウグストゥスからティベリウスへ...
収録日:2017/06/16
追加日:2017/08/24
本村凌二
東京大学名誉教授

裕次郎映画に描かれる時代背景がリアルな共感を生んだ

歴史家が語る『裕次郎』(3)裕次郎映画とその時代背景

「古代ローマ史の泰斗が『同時代史』を描いた」と話題になっているのが、『裕次郎』(講談社)。2017年7月に発刊された早稲田大学国際教養学部特任教授の本村凌二氏の近刊である。今回は、著作で取り上げた10本の映画から、時代...
収録日:2017/08/23
追加日:2017/09/28
本村凌二
東京大学名誉教授

東京藝術大学のAIを活用した「新しい伝統の創造」

「舞・飛天遊」―東京藝術大学COIのチャレンジ

東京藝術大学は、文部科学省と科学技術振興機構が開始した「革新的イノベーション創出プログラム(COI)」の拠点として、芸術と科学技術の異分野融合など、さまざまな試みに着手している。今回は、AIを活用して新たな「感動」を...
収録日:2017/11/16
追加日:2017/12/29
松下功
元東京藝術大学副学長

赤壁の戦い後の立て直しに見る曹操の革新性の本質

「三国志」の世界とその魅力(3)曹操の革新性(後編)

赤壁の戦いで敗れた曹操だが、この敗戦からの立て直しにこそ、彼の革新性の本質を見ることができると早稲田大学文学学術院教授の渡邉義浩氏は語る。中国統一を阻む最大の壁「儒教王国・漢」に、曹操はどのような策をもって向か...
収録日:2017/11/10
追加日:2018/02/15
渡邉義浩
早稲田大学文学学術院 教授

明治の新政府が首都を江戸改め東京にした理由

家康が築いたTOKYO(2)江戸に首都を置いた理由

今上天皇は2019(平成31)年4月30日に退位されることになったが、翌2020年は家康の江戸入府430年に当たる。この機会に、江戸(東京)が首都としてふさわしかった理由とともに、家康が備えていた世界史的なリーダーシップを再認...
収録日:2018/04/03
追加日:2018/05/16
山内昌之
東京大学名誉教授

ヒトの脳は進化の産物としての臓器である

進化心理学とは何か?(2)行動主義から進化心理学へ

心理を物理学的に統合しようとした極致として、自由意志はないとしたのがスキナーの「行動主義」である。こうした方向に進む心理学に対して、1980年代末から進化心理学の動きが新しく始まる。その概要を、総合研究大学院大学長...
収録日:2018/02/14
追加日:2018/05/30
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

読み手の琴線に触れる技術が失われてきている

真山仁の小説論(1)想像力と技術の不足

活字離れが叫ばれる昨今の日本だが、書き手側にも問題があると、『ハゲタカ』シリーズ(2018年7月19日よりテレビ朝日系列でドラマ化)の著者である小説家・真山仁氏は語る。それは、いったいどういうことなのか。真山氏が、「想...
収録日:2018/04/10
追加日:2018/07/12
真山仁
小説家

1人目になろうとする人が日本にはすごく少ない

真山仁の小説論(3)小説家の役割

「想像力」は小説や映画を楽しむためだけではなく、将来世代の日本社会のためにも求められている。そうした中で小説家が担うべき役割とはいかなるものなのか。小説家・真山仁氏が自身の取り組みを踏まえて論じる。(全3話中第3話)
収録日:2018/04/10
追加日:2018/07/19
真山仁
小説家

関羽はどのような神としてまつられたのか?

関羽の「義」と現代中国の関係(2)国家祭祀と山西商人

京劇では、関羽を演じる役者は、化粧のときわざとその顔にホクロや黒い線をつけ、完璧な「くまどり」にはしない。神として扱われる関羽の存在に対して、一歩引いてみせる遠慮と礼儀のための伝統なのだという。ここでは関羽が死...
収録日:2018/03/15
追加日:2018/08/03
渡邉義浩
早稲田大学文学学術院 教授

大企業の中でスタートアップ流を導入する方法

スタートアップ流イノベーション(4)大企業との違い

スタートアップと大企業のやり方は、正反対といっていいほどに異なる。TomyK Ltd.代表で株式会社ACCESS共同創業者の鎌田富久氏は、大企業がスタートアップ流の方法を導入してイノベーションを起こすために、企業内に特区をつく...
収録日:2018/05/14
追加日:2018/09/29
鎌田富久
TomyK Ltd.代表

ソクラテスは相手を論駁し、不知を自覚させる

プラトンの哲学を読む(5)対話篇を読む私たち

ソクラテスの議論には特徴的な方法がある。正義とは何か、というように、主題を直接ズバッと聞くことだ。そして、ソクラテスは相手を論駁し、不知を自覚させる。東京大学大学院人文社会系研究科教授の納富信留氏は、この議論の...
収録日:2018/07/11
追加日:2018/10/05
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授

単なる複製ではない「クローン文化財」とは?

クローン文化財とは何か(1)文化の継承と平和のため

クローン文化財は単なる複製ではない。現代の複製技術を用いながら、日本独特の継承方法によって、文化財を保存しつつ観光にも活用する。さらに、文化に込められた平和という価値も継承することができる、と東京芸術大学名誉教...
収録日:2018/07/03
追加日:2018/10/25
宮廻正明
東京藝術大学 名誉教授

人間の本性を突いて成功したFacebookやLINE

イノベーションの本質を考える(7)人間の本性

シリーズレクチャーの総括として、イノベーションを起こす際に、何をやるべきでは「ない」かについて論じる。ポイントは、イノベーションとは組織的に生み出すことができないということである。(2018年9月7日開催日本ビジネス...
収録日:2018/09/07
追加日:2018/11/30
楠木建
一橋大学大学院 経営管理研究科 国際企業戦略専攻 教授

エチオピアの子供たちとの対話映像から見える課題

映像で考えるエチオピア(1)映像人類学という手法

国立民族学博物館人類基礎理論研究部准教授の川瀬慈氏は、アフリカ、主にエチオピアの音楽や宗教を対象とした人類学を専門とする研究者である。川瀬氏は、映像によって調査者と被調査者がともに分析を進めるという映像人類学の...
収録日:2018/07/13
追加日:2018/12/04
川瀬慈
国立民族学博物館人類基礎理論研究部准教授

VR技術はいかに進歩してきたのか?

VRがつくりだす未来(2)VR技術の進歩と可能性

第二期ともいえるVRブームで重要なのは、かつてと比べ、映像、センサー、位置情報などの技術が格段に進歩し、かつ安価になったことである。さらに心理学の知見を用い、錯覚を利用してより現実に近い体験が追求されている。VRの...
収録日:2018/10/19
追加日:2018/12/08
廣瀬通孝
東京大学大学院情報理工学系研究科 教授

イスラムを考えていく順番とアッラーの意味

宗教で読み解く世界(2)イスラム教の世界

イスラム教は唯一神アッラーを信仰し、預言者ムハンマドに下された神の啓示を記したコーランを第一の法律とする。そして、イスラムそのものが全ての一神教の中で一番格上と位置づけている。今回は日本人にとってなじみの薄いイ...
収録日:2019/01/21
追加日:2019/05/25
橋爪大三郎
社会学者

有人火星探査のためにどれくらいの時間と物資が必要なのか

宇宙探査の現在と可能性(3)有人火星探査の概算-1

有人火星探査にかかる時間や必要な物資はどれほどなのか。時間に関しては、地球と火星の軌道を考えると、往復の際には惑星の配置がベストな状態になるまで待つ必要がある。また物資に関しては、水や酸素、人数、食べ物、居住空...
収録日:2019/06/11
追加日:2019/07/01
小泉宏之
東京大学大学院新領域創成科学研究科准教授

スペースマイニングのポイントは水が月にあるかどうか

宇宙探査の現在と可能性(10)スペースマイニング-2

スペースマイニングのための最適な場所を決めるためには、月と地球との距離が一定である地点を宇宙空間上に見つける必要がある。そのための指標がラグランジュ点である。これにより、効率的かつ有効な宇宙基地の拠点が特定され...
収録日:2019/06/11
追加日:2019/07/22
小泉宏之
東京大学大学院新領域創成科学研究科准教授

海外と日本では車いすのイメージが違う

生活支援ロボットと人の共生(7)車いすとチェアスキー

パラリンピックのたびに、進化した姿に目をみはる。家屋が狭く、段差の多い日本の環境では、できれば避けたい移動手段だった車いす。そのネガティブ・イメージは、見慣れなさに起因していたのかもしれない。今回は車いすの世界...
収録日:2018/12/06
追加日:2019/07/29
村田知之
神奈川県総合リハビリテーションセンター 研究部リハビリテーション工学研究室研究員

夏目漱石を苦しめた西洋的な「こころ概念」

世界の語り方、日本の語り方(5)〈こころ〉を解き放つ

ことば・からだ・こころの中でも、特に実体を持たない<こころ>の問題はとりわけ厄介だ。近代以降の日本には西洋的な「こころ概念」が輸入され、夏目漱石以降の知識人を苦しめてきた。(2019年2月14日開催日本ビジネス協会JBC...
収録日:2019/02/14
追加日:2019/07/31
中島隆博
東京大学東洋文化研究所 教授

「日本の在り方」から「スタイルとしての日本」へ

世界の語り方、日本の語り方(6)日本から世界へ

西洋では美の実体を捉えようとするが、日本におけることば・からだ・こころは、美に向かう在り方を指し示していた。「スタイルとしての日本」を考えることが、今後の世界への向き合い方につながっていく。(2019年2月14日開催日...
収録日:2019/02/14
追加日:2019/08/07
中島隆博
東京大学東洋文化研究所 教授

書画に込められた「魂」との対話

人間的魅力とは何か(特別篇4)執行草舟コレクションを見る

執行草舟のコレクションには、山岡鉄舟や白隠ばかりでなく、高橋泥舟や近藤勇、三島由紀夫などの書、さらに安田靫彦の絵画など、数多くの名品が含まれている。それらの書画に間近に接しながら、各々の人物に想いを馳せ、いまわ...
収録日:2019/04/05
追加日:2019/08/09

「プロセスの質」こそがイノベーションの結果を決める

知識創造戦略論(2)イノベーションとプロセスの質

イノベーションを起こすとき、もっとお金があればと思う人は多いが、実はそれが必ずしもいい結果に結び付くとは限らない。イノベーションの結果を決めるのは「プロセスの質」だという。今回は、イノベーションについて見ていく...
収録日:2018/11/24
追加日:2019/08/22
遠山亮子
中央大学 ビジネススクール大学院 戦略経営研究科 教授

知識は主観的であり、真実にしていくプロセスである

知識創造戦略論(4)そもそも知識とは何か

知識は人、物、金と違って、関係性の中でつくられる。人と人とが関係する中でつくられるものだということである。そして知識は、信じられ、真であり、正当化されるものと定義される。特に知識にとって重要なのは、信じることで...
収録日:2018/11/24
追加日:2019/08/22
遠山亮子
中央大学 ビジネススクール大学院 戦略経営研究科 教授

なぜ日本は「M&A」が下手になったのか?

海外M&A成功の条件(4)日本におけるM&Aの歴史

日本では第二次世界大戦の折に、国による統制経済化が社会の隅々に浸透したため、民間のM&Aの気運がしぼんでしまった。さらに共同体論的な「日本的経営」の伝統が確立したため、M&Aは「乗っ取り」というネガティブな感情ばかり...
収録日:2019/07/02
追加日:2019/09/17