「敗の道」と「上将の道」――現場のリーダーの心得として
『孫子』を読む:地形篇(2)敗戦に至る「6つの特性」
「敗の道」――孫子によれば、戦いで敗れる軍隊には6つの特性があるという。具体的には「弛」「崩」「乱」などの言葉を挙げているが、6つどれもが天災などのよるものではなく、リーダーの過失だと説いている。そして、「上将の道...
収録日:2020/10/09
追加日:2026/03/29
「御稜威の力」こそが敗戦国として占領された日本を救った
日本文化の世界的特徴(6)「御稜威の力」とは何か
戦後の憲法をGHQがつくったからと憎んでいる日本人もいるが、そう考えているあいだは、日本から世界をリードする文化を築くことはできないと執行氏は言う。敗戦後、日本の庶民は占領軍司令官のマッカーサーを「格好いい」と言い...
収録日:2025/10/23
追加日:2026/01/23
吉本隆明の思想を凝縮した敗戦時20歳の回想「戦争と世代」
小林秀雄と吉本隆明―「断絶」を乗り越える(4)純粋戦中世代の葛藤―吉本隆明の「起点」
「戦後最大の思想家」ともいわれる吉本隆明について考える第4話。伝統を重視する小林秀雄を保守と捉えるならば、吉本隆明は新左翼を肯定する左派のイメージが強いが、実際は異なる。そこで、まずは純粋戦中世代である吉本隆明の...
収録日:2023/04/07
追加日:2023/09/05
『昭和16年夏の敗戦』『昭和23年冬の暗号』が映す未来とは
『昭和16年夏の敗戦』と『昭和23年冬の暗号』
猪瀬直樹氏が、自身が書いた『昭和16年夏の敗戦』と『昭和23年冬の暗号』の現代的な意味について語る。1983年に出版された『昭和16年夏の敗戦』は、昭和16年当時に日本の若き俊英たちが、3~4年後の日本の敗戦を正確にシミュレ...
収録日:2021/06/25
追加日:2021/07/20
二度の敗戦で見過ごされてきたドイツの「帝国性」への警告
独裁の世界史~ビスマルク編(3)終わらないドイツ「帝国」
歴史に"if"を持ち込むのはタブーだが、ドイツに共和政が根づいていたら、二度の世界大戦は避け得たかもしれない、と考えずにはいられない。一方で、敗戦を機にドイツの持つ「帝国性」が見過ごされてきたことも無視できない。ヨ...
収録日:2020/01/10
追加日:2021/02/05
「涙を忘れてきた日本人が、敗戦で涙を知るのはいいことだ」
小澤開作と満洲事変・日中戦争(8)最後の和平工作は成らず
終戦の数カ月前、「新民会」で共に活動していた繆斌(みょうひん)が、日本を訪れる。彼は自分は蒋介石の特使だと語り、日本に和平を打診する。小磯國昭(首相・陸軍大将)や緒方竹虎(大臣・情報局総裁)、東久邇宮稔彦王はこ...
収録日:2019/10/09
追加日:2020/11/02
古代ローマの敗戦将軍の扱いに通じる幕末期の敗者の処遇
ローマ史と江戸史で読み解く国家の盛衰(7)敗者と人材
多くの国で敗戦将軍は処刑されるが、ローマは彼らをすでに屈辱という社会的制裁を得た者とし、捲土重来を期すべく処遇した。日本の将棋では、寝返ったものを仲間に迎える思想が取った駒を再使用するルールに現れている。負けて...
収録日:2019/08/06
追加日:2020/01/30
なぜミッドウェー海戦以降、日本軍は連戦連敗となったのか
戦後復興~“奇跡”の真実(2)対米開戦から敗戦まで
第二次大戦において、緒戦に勝利した日本軍だったが、ミッドウェー海戦での惨敗を機に、敗走が続くことになる。連合軍による本土爆撃、沖縄戦、アメリカ軍による広島・長崎への原爆投下を経て、ポツダム宣言受諾へ。陸軍大将だ...
収録日:2019/07/23
追加日:2019/08/13
松下幸之助の人生で最も重要な敗戦からの5年間
逆境の克服とリーダーの胆力(4)松下幸之助の怒り
「君らは辛酸をなめていない、猫に小判だ」。これは85才の松下幸之助が、松下政経塾1期生に投げ掛けた言葉である。政経塾の塾生だった公益財団法人松下政経塾副理事長・イマジニア株式会社代表取締役会長兼CEOの神藏孝之氏が、...
収録日:2018/01/19
追加日:2018/06/19
日本の財政は、敗戦のときよりも悪化している
逆境の克服とリーダーの胆力(3)中国の台頭と財政危機
日本を取り巻く困難な状況は2つあると、公益財団法人松下政経塾副理事長・イマジニア株式会社代表取締役会長兼CEOの神藏孝之氏は指摘する。まずは中国が日本のGDPの約3倍という超大国になりつつあるということだ。朝鮮半島の混...
収録日:2018/01/19
追加日:2018/06/12
池田勇人の所得倍増計画はなぜ成功した?鍵は下村治の理論
敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(11)占領後の日本の戦後復興(下)
日本の戦後復興が一段落すると、「東洋の奇跡」と呼ばれた高度成長の時代がやってくる。今回は、日本の成長に直接結びついた二つのポイントをやや詳しく追いかけ、廃墟からの大発展の原因を分析する。公立大学法人首都大学東京...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/08/09
戦後日本の政党政治に影響を及ぼしたニューディーラーたち
敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(11)占領後の日本の戦後復興(中)
占領後の日本の戦後復興のなかで、次に取り上げるのは占領軍と政党政治の関係、朝鮮戦争の影響、日米安保条約の締結、戦後改革と民主化の底流、人口ボーナスなどだ。これらを通して、占領政策の評価と日本に蓄積していた技術・...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/08/07
占領、同盟関係、平和憲法―日本の戦後復興の要因を探る
敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(11)占領後の日本の戦後復興(上)
占領後の日本の戦後復興の中で、考えなければならないポイントはいくつかある。まず最初に、占領は復興を助けたのか。仇敵だったアメリカと日本が同盟関係を結んだのはなぜか。また、平和憲法をつくったのは誰か、などである。...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/08/05
ポツダム宣言受諾が遅れた理由と昭和天皇の「御聖断」
敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(10)ポツダム宣言受諾への道のり
公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏による島田塾特別講演シリーズ。紆余曲折の末、ついに発表されたポツダム宣言とその正式受諾に至るまでの道のりを知る。陸海軍の猛反発にあいながら本土決戦前の降伏を実現したポツ...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/08/02
ジョセフ・グルーによるポツダム宣言草案をめぐる奮闘
敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(9)早期和平のための知られざる努力
公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏による島田塾特別講演シリーズで学ぶ太平洋戦争をめぐる昭和史。ルーズベルト大統領の死は、間接的には日本に大きな幸運をもたらしたと言える。後任のトルーマン大統領を補佐すべく...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/07/31
ヤルタ会談の裏の目的…ソ連対日参戦のための極東密約
敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(8)ヤルタ会談の密約と本土上陸作戦
公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏による島田塾特別講演シリーズ。1945年2月のヤルタ会談では、日本の戦後処理について米ソ間で密約が交わされ、また、この頃のアメリカでは、「日本は狂信的」という見方が定着してい...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/07/29
なぜ広島と長崎に原爆が落とされたのか…その真の理由
敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(7)原爆投下の真の目的
公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏による島田塾特別講演シリーズ第7話。日本軍は、当初の勢いを失い、敗戦の色を次第に色濃くしていた。硫黄島、沖縄戦、そして東京大空襲、原爆投下の史実とその背景を知る。実は、日...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/07/26
太平洋戦争末期、制空権を失った日本の作戦と敗北
敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(6)アメリカの大攻勢と敗戦続く日本
日米戦争の後半は、日本にとって悲報の連続である。ガダルカナルの攻防、インパール作戦、マリアナ沖海戦、レイテ作戦はどのように戦われたのか。公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏が主宰する島田塾の特別講演から伺...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/07/24
1942年に始まった戦後対策と「対日占領政策」
敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(5)「対日占領政策」の検討開始
太平洋戦争勃発から間もない頃から、アメリカは「対日占領政策」を検討していた。第一次世界大戦からわずか20年で世界大戦を引き起こした原因が、ドイツに対して過酷だった講和のせいではないかという反省からである。1942年か...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/07/22
ドゥーリトル空襲は日米の心理を揺さぶった
敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(4)ドゥーリトルに始まる米軍の反撃
太平洋戦争の緒戦は日本軍の目覚ましい進撃が続いたが、やがて米軍の装備も整い、戦局は転換期を迎える。ここではドゥーリトル東京爆撃からミッドウェー海戦にいたる米軍の反撃、日米形勢逆転の様子を、公立大学法人首都大学東...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/07/19
大戦果を挙げた真珠湾攻撃と「逆ABCDライン」の形成
敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(3)緒戦の大進撃と逆ABCDライン
公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏による日本の敗戦、占領、経済復興を考えるシリーズ講話。今回は、真珠湾攻撃に始まり、アジア南方侵攻で勝利し続けた日本軍が、開戦5カ月にして「逆ABCDライン」を形成するに至った...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/07/17
南進論、東條内閣、ハルノート…日米開戦の経緯とは?
敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(2)日米開戦‐危うい政治体制と決断
公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏による日本の敗戦、占領、経済復興を考えるシリーズ講話。第2回は戦後日本を論じる前に、そもそもなぜ日本がアメリカとの開戦に至ったのか、知っているようで実はよく知らない開戦へ...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/07/15
敗戦した日本の武装解除はなぜ無血だったか…その背景とは
敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(1)厚木飛行場に降り立った占領者
公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏による島田塾特別講演を収録したシリーズレクチャー。教科書では語りきれない歴史に埋め込まれた敗戦と占領の事実を取り上げて、なぜ日本は奇跡の再生を成し得たのか、日本は今後ど...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/07/12
凱旋将軍として戻った「偉い先生」が戦後日本を変えた
本当のことがわかる昭和史《7》歴史を愛する日本人の崇高な使命(6)「敗戦利得者」が強調した「暗い戦前」
戦後日本で偉くなった人たちの中にも、「敗戦利得者」が数多くいる。この勢力が、いかに日本の戦後の言論を歪めてきたことか。戦後、凱旋将軍のように戻ってきた彼らがやったのは、ことさら日本という国の暗い部分だけをあげつ...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/21
学歴よりガッツが重要だ…三川軍一とガダルカナル島の敗戦
本当のことがわかる昭和史《1》誰が東アジアに戦乱を呼び込んだのか(9)エリート軍人たちと「ガッツ」
人間の「知情意」の働きを英語で表わすと、知の部分をつかさどるのは「ヘッド」、優しさや情は「ハート」、そして胆力や根性が「ガッツ」である。実はこのガッツが、先の大戦における敗戦の日本側の問題点だった。上智大学名誉...
収録日:2014/11/17
追加日:2015/08/10
日中戦争はやがて世界の問題に拡大、そして敗戦・・・
20世紀前半の日中関係~この歴史から何を学ぶか(3)
本年2015年は戦後70年の節目の年。しかし、中国や韓国ではいまだに反日教育が行われ、日本においても特に現代史の教育の欠如は否めない。歴史認識という価値観以前に、事実理解のギャップに問題があると感じた島田晴雄氏...
収録日:2015/07/07
追加日:2015/08/06
日本の軍人の多くは「武士道」のような美風を失っていた
戦前派一日本人の憂鬱~太平洋戦争と敗戦後を顧みて…(2)
太平洋戦争敗戦から来年は早くも70年。「あの敗戦に学ぶべき教訓とは?」…。“徴兵検査”を受けた最後の世代である野田一夫氏が、自身の経験と知見に基づき、明治、昭和、平成、三つの時代を回顧しつつ、“戦後民主主義の劣化”に...
収録日:2014/07/18
追加日:2014/08/22
『きけわだつみのこえ』を読むと今でも涙が止まらない
戦前派一日本人の憂鬱~太平洋戦争と敗戦後を顧みて…(1)
太平洋戦争敗戦から来年は早くも70年。「あの敗戦に学ぶべき教訓とは?」…。“徴兵検査”を受けた最後の世代である野田一夫氏が、自身の経験と知見に基づき、明治、昭和、平成、三つの時代を回顧しつつ、“戦後民主主義の劣化”に...
収録日:2014/07/18
追加日:2014/08/15
明治の元勲は責任を持って任せたけれど逸脱はさせなかった
敗戦から学ぶ戦前のリーダーシップ(1)明治の指導者
時代とともに世の中が複雑になり、戦争に影響を与えることになったリーダーリップの変質。敗戦から何を学ぶべきか。明治から昭和の時代を駆け抜けた先人たちの話を紹介しながら、明治の指導者、エリートについて齋藤健氏が語っ...
収録日:2014/02/18
追加日:2014/06/12
戦前のリーダーシップの変質に迫る鍵は「歴史の捉え方」
敗戦から学ぶ戦前のリーダーシップ(2)エリート論と歴史の検証作業
日本の敗戦から学ぶとき、歴史をどう捉えるかということが大事なテーマとなる。そこに、戦前のリーダーシップが変質した理由に迫る鍵がある。エリートに必要なものを挙げながら、歴史の検証作業について齋藤健氏が語っていく。...
収録日:2014/02/18
追加日:2014/06/12