「神」の検索結果

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信じる神は同じだが…ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の異同点

教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(3)3つの一神教、それぞれの物語

ユダヤ教、そこから派生したキリスト教、イスラム教、いずれも共通の絶対神を信仰する一神教だが、信仰を維持するための実践に違いがある。そこにはそれぞれの「物語」が存在するのだが、これら3つの宗教の「物語」の違いとはな...
収録日:2025/12/05
追加日:2026/04/14
鶴見太郎
東京大学大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻 准教授

一神教とは、選民思想の真相とは…ユダヤ教の「最終目的」を考える

教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(2)厳格な一神教と選民思想

ユダヤ教はヤハウェを絶対的な神とする一神教だ――その発想は、後続のイスラム教やキリスト教にも受け継がれているが、ユダヤ教は厳格な絶対性を一つの神にもたせることが大きな特徴である。そのことがユダヤ人にどのような影響...
収録日:2025/12/05
追加日:2026/04/13
鶴見太郎
東京大学大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻 准教授

他人の幸福実現に喜びを見出す日本の道徳こそ未来の理想だ

ラフカディオ・ハーン『神国日本』を読む(7)日本の倫理こそ未来の理想

ラフカディオ・ハーンが明治の日本に見出したのは、過去の遺物ではなく「未来の理想像」であった。ハーンは、「旧日本は、この国に比すればはるかに進歩しているわれわれ西欧社会が幾百年もの間希望してきた以上の最高度の道徳...
収録日:2026/02/20
追加日:2026/04/07
賴住光子
東京大学名誉教授

弱者を抑圧する自由より、叡智によって制約される自由を!

ラフカディオ・ハーン『神国日本』を読む(6)自由は大切だが叡智が必要

ラフカディオ・ハーンは、祖先祭祀的な日本の倫理にどのような可能性を見出していたのだろうか。ハーンの視線の先には、近代そして資本主義に対する鋭い洞察があった。ハーンは、「自由」が必要不可欠の大切なものだと考えてい...
収録日:2026/02/20
追加日:2026/04/06
賴住光子
東京大学名誉教授

恐ろしい日本…常に何者かに見られ、個性が抑圧される社会

ラフカディオ・ハーン『神国日本』を読む(5)美の裏に潜む恐ろしい側面

西洋人が驚嘆せざるをえない日本人の美しい倫理性。だがそれが成立してきた裏には、「強制性」や「恐ろしい側面」があったことを、ラフカディオ・ハーンは鋭く見抜いていた。死者の目に常に支配され、さらに集団の中でお互いの...
収録日:2026/02/20
追加日:2026/03/31
賴住光子
東京大学名誉教授

世界が驚いた日露戦争の日本の強さ…秘密は庶民の心にある

ラフカディオ・ハーン『神国日本』を読む(4)日本人の倫理と宗教

ラフカディオ・ハーンが『神国日本』を書いたのは、ちょうど日露戦争の真っ最中のこと。多くの外国人にとっては、「なぜ日本人はこれほどまでに強いのか?」が興味関心の的でもあった。ハーンはその答えを、名もなき庶民の「精...
収録日:2026/02/20
追加日:2026/03/30
賴住光子
東京大学名誉教授

夢魔の重圧?…なぜ「バチあたりの人間」が村八分になるのか

ラフカディオ・ハーン『神国日本』を読む(3)祖先崇拝の5つの特徴

「日本の歴史は、実にその宗教の歴史なのである」――。なぜ天変地異は死者の仕業とされ、村八分などの制約が生まれたのか? 「バチが当たる」という感覚の正体とは? 仏教と神道が奇跡的な調和を保った理由は? お供えをし、...
収録日:2026/02/20
追加日:2026/03/24
賴住光子
東京大学名誉教授

日本や古代ギリシャは宗教的に未開ではなく、むしろ理想形態

ラフカディオ・ハーン『神国日本』を読む(2)ハーンの日本宗教観の特徴

「常に死者の目に見られている」という感覚が、かつての日本人の高潔な道徳心を支えている――。ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は、日本の祖先崇拝に古代ギリシャ文明と比肩する「理想の精神形態」を見出し、「神道は劣った宗...
収録日:2026/02/20
追加日:2026/03/24
賴住光子
東京大学名誉教授

ラフカディオ・ハーンが解明した「美しい日本」の秘密と未来

ラフカディオ・ハーン『神国日本』を読む(1)なぜ『神国日本』なのか?

なぜラフカディオ・ハーンは、『怪談』とほぼ同時期に『神国日本』を書き、日本の倫理性の秘密に鋭く迫ったのか? 実は、『怪談』と『神国日本』の2冊を併せ読むと、ハーンが見た「仙境のような日本」が真の姿を現わす。しかも...
収録日:2026/02/20
追加日:2026/03/23
賴住光子
東京大学名誉教授

ラフカディオ・ハーンの遺著『神国日本』の深い意義とは?

ラフカディオ・ハーン『神国日本』を読む(序)『ばけばけ』と『神国日本』

NHKの朝ドラ(連続テレビ小説)『ばけばけ』で注目を集めたラフカディオ・ハーン。彼の遺著『神国日本 解明への一試論』は、「祖先崇拝」という補助線で、日本人の美しい精神性の謎を見事に解き明かした本であった。また、実は...
収録日:2026/02/20
追加日:2026/03/23
賴住光子
東京大学名誉教授

ラフカディオ・ハーン『怪談』と『神国日本』の深い秘密

編集部ラジオ2026(6)賴住光子先生ラフカディオ・ハーン論

2025年秋から2026年春にかけてのNHKの朝ドラ(連続テレビ小説)は『ばけばけ』でした。ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)さんをモデルとしたドラマで、何気ない日常や家族の人間関係の描写などがしみじみと胸に迫って、日本人的...
収録日:2026/03/13
追加日:2026/03/21

Human Co-becoming…耳障りな言葉が新しい概念を生み出す

AI時代と人間の再定義(3)Human Co-becomingと存在神学への対抗

人間が成すべき知的営みとは、“言語に無理強いをする”ことによって新しい概念を生み出して世界の見え方そのものを更新していくことだという中島氏。そこで「Human Co-becoming」、すなわち他者や環境との関わりの中で人間的にな...
収録日:2025/07/12
追加日:2026/01/30
中島隆博
東京大学東洋文化研究所教授

天皇は神話と現実が同一化されている「目に見える象徴」

日本文化の世界的特徴(5)神話から現世への連続性

これまで世界でさまざまな王朝が生まれたが、ここまで長きにわたって、現代に至るまで続いているのは日本の天皇だけである。126代続いたのも大変なことで、天皇は日本だけでなく「世界の宝」とさえいえる。天皇制の特徴は神話と...
収録日:2025/10/23
追加日:2026/01/16
執行草舟
実業家

秀吉・秀長の出自は本当は…実像は従来のイメージと大違い

豊臣兄弟~秀吉と秀長の実像に迫る(2)秀吉の実像と「太閤神話」

規格外の出世物語として読み継がれてきた『太閤記』。その破天荒なヒーローとして描かれた秀吉像は、いずれもその時代の庶民の願望を映したものだった。今回の研究が明らかにしたのは、秀吉の父親についてで、半農半士の存在と...
収録日:2025/10/20
追加日:2025/12/24
黒田基樹
駿河台大学法学部教授

正しさを養う…なぜ日本は対立する価値観を融合できるのか

日本文化の世界的特徴(1)日本文化の「核融合」…神仏習合

日本文化の歴史的な特性を考えながら、その日本文化がこれからの世界にいかなる光を投げかけうるかを探っていくシリーズ。第一話では、神武天皇の詔を出発点として、諸々の価値観の融合を成し遂げていった特質を見ていく。日本...
収録日:2025/10/23
追加日:2025/12/19
執行草舟
実業家

『富嶽三十六景』神奈川沖浪裏のすごさ…波へのこだわり

葛飾北斎と応為~その生涯と作品(2)『富嶽三十六景』神奈川沖浪裏への道

役者絵からキャリアを始め、西洋の画法を取り入れながら読本の挿絵を大ヒットさせた葛飾北斎。その後、北斎が描いていった『北斎漫画』や浮世絵などの数々は、海外に衝撃を与えてファンを広げるほどのものになっていく。60代は...
収録日:2025/10/29
追加日:2025/12/06
堀口茉純
歴史作家

ジャパン・アズ・ナンバーワンで満足!?学ばない日本の弊害

内側から見たアメリカと日本(7)ジャパン・アズ・ナンバーワンの弊害

高度成長のために頑張った日本は「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の評価を得たが、その後の日本企業の凋落、競争力の低下を考えると、その弊害を感じずにはおられない。読書人口が減っている現状をみると、いつのまにか「世界...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/12/01

日本企業が世界のビジネスに乗り遅れた要因はオウンゴール

内側から見たアメリカと日本(6)日本企業の敗因は二つのオウンゴール

日本企業が世界のビジネスに乗り遅れた主な要因として、二つのオウンゴールを挙げる島田氏。その一つとして台湾のモリス・チャン氏によるTSMC立ち上げの話を取り上げるが、日本はその動きに興味を示さず、かつて世界を席巻して...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/11/25

大統領選が10年早かったら…全盛期のヒラリーはすごすぎた

内側から見たアメリカと日本(5)ヒラリーの無念と日米の半導体問題

ヒラリー・クリントン氏の全盛期は、当時夫のクリントン氏が大統領だった2000年代だったという島田氏。当時、ダボス会議での彼女の発言が全米の喝采を浴びたそうだが、およそ10年後、大統領選挙でトランプ氏と対峙した際、彼女...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/11/24

ギャングの代わりに弁護士!? 壮絶なアメリカ労働史の変遷

内側から見たアメリカと日本(4)アメリカ労働史とトランプ支持層

労働経済を学んでいた島田氏は、ウィスコンシン大学留学中、労働者の教化運動に参加している。アメリカ産業史を学習する中、労働運動の実態を触れ、ウォルター・ルーサーとヘンリー・フォードの熾烈な闘いを知ったからだ。労働...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/11/18

「50億人を救う」と宣言したゲイツとの粋なエピソード

内側から見たアメリカと日本(3)ビル・ゲイツの世界戦略

ラストベルトはアメリカの経営者により生まれたが、それは決して攻撃ではなく、合理的な経営判断による必然的なりゆきだった。その一例として島田氏は、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏が中国でスピーチした光景を思い出す。世...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/11/17

偉大だったアメリカを全否定…世界が驚いたトランプの言動

内側から見たアメリカと日本(2)アメリカの大転換とトランプの誤解

アメリカの大転換はトランプ政権以前に起こっていた。1980~1990年代、情報機器と金融手法の発達、それに伴う法問題の煩雑化により、アメリカは「ラストベルト化」に向かう変貌を果たしていた。そこにトランプの誤解の背景があ...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/11/11

トランプの誤謬…米国製造業を壊した犯人は米国の経営者

内側から見たアメリカと日本(1)ラストベルトをつくったのは誰か

アメリカは一体どうなってしまったのか。今後どうなるのか。重要な同盟国として緊密な関係を結んできた日本にとって、避けては通れない問題である。このシリーズ講義では、ほぼ1世紀にわたるアメリカ近現代史の中で大きな結節点...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/11/10

「境地は裏切らない」とは?禅の体験から見えてきたもの

徳と仏教の人生論(6)物事の本質を見極めるために

10年の修行で自我を手放し宇宙と一体化する境地に達すると、自分中心からホリスティックな視点に変わり、物事の表と裏の共通点が見えてきて、その本質がつかめるという田口氏。人生は常に新たな命題を解き明かし続ける旅である...
収録日:2025/05/21
追加日:2025/11/08

『孟子』に学ぶ、リーダーが過酷な境遇に追い込まれる意味

徳と仏教の人生論(5)陰陽と東洋思想を知ることの意味

宇宙や人生の本質について考察を深めていく今回の講義。前回に続く、宇宙がもう1つの宇宙のような存在をつくりたくて人間を創造したという話は非常に興味深い。陰陽(陰と陽)の両面を理解し、自然の摂理に根差した東洋思想を深...
収録日:2025/05/21
追加日:2025/11/07

横井小楠が説く「世界の幸せのお世話係」こそ日本の使命

徳と仏教の人生論(4)克己と天壌無窮

西郷隆盛が悟った「克己」、『日本書紀』に出てくる「天壌無窮」、これらの重要性をはじめ、東洋思想における欲望と肉体の関係については、まさに宇宙との対話につながる論理である。また、儒・仏・道・禅・神道の5つの東洋思想...
収録日:2025/05/21
追加日:2025/11/01

般若とは何か――秋月龍珉からの命題を探求し到達した境地

徳と仏教の人生論(3)無分別知と全人格的思惟

「般若とは何か」――20歳の時、仏教学者・秋月龍珉から「仏法とは般若だ」という命題を受け、長年般若について探求してきた田口氏。般若とは「無分別知」、すなわち知識ではなく直感的理解であると説く。そして、東大名誉教授で...
収録日:2025/05/21
追加日:2025/10/31

正直とは何か――絶対的存在との信頼関係の根幹にあるもの

徳と仏教の人生論(2)和合の至りと正直

『書経』を研究する中で発見した真理について理解を深めていく今回。徳は天をも感動させる力を持ち、真の和合は神を動かす。そして、宇宙は人間のように、また人間も宇宙のように構成されており、その根底には「正直」がある。...
収録日:2025/05/21
追加日:2025/10/25

宇宙の理法――松下幸之助からの命題が50年後に解けた理由

徳と仏教の人生論(1)経営者の条件と50年間悩み続けた命題

半世紀ほど前、松下幸之助に経営者の条件について尋ねた田口氏は、「運と徳」、そして「人間の把握」と「宇宙の理法」という命題を受けた。その後50年間、その本質を東洋思想の観点から探究し続けてきた。その中で後藤新平の思...
収録日:2025/05/21
追加日:2025/10/24

より良い人生への学び…開かれた知、批判の精神、学ぶ主体

「アカデメイア」から考える学びの意義(4)学びの3つのキーワード

私たちにとって「学び」はどんな意義を持つのか。学びについて考えるべき要素は3つあると納富氏はいう。さらに、「学びは生きる場所」でもある。今生きている人と対話をする。先人たちと書物を通じて対話する。そのことで、自分...
収録日:2025/06/19
追加日:2025/09/03
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授

仏の寿命は無量で久遠に実在する…「如来寿量品」の神秘

おもしろき『法華経』の世界(9)「如来寿量品」と三身論

『法華経』の特質は、その予言力、呪力、神通力にある。それゆえ「密教の走り」とも考えられると鎌田氏は説く。とりわけ「久遠実成の本仏」を説く「如来寿量品」は、『法華経』のなかでも重視されてきた。釈迦が生まれて仏教を...
収録日:2025/01/27
追加日:2025/07/27
鎌田東二
京都大学名誉教授

「菩薩」とは?…神道の「むすひ」「修理固成」との共通性

おもしろき『法華経』の世界(8)菩薩思想と『法華経』

菩薩はサンスクリットでは「ボーディサットヴァ」、教学的には仏になる一歩手前まできた修行者を指す。悟りの手前で踏みとどまり、悟りの智慧と慈悲で人々を救済するという覚悟を持った存在だが、菩薩にはいろいろな姿形がある...
収録日:2025/01/27
追加日:2025/07/20
鎌田東二
京都大学名誉教授

一見上得意!?悪質買主がM&Aの世界で跋扈する理由

間違いだらけのM&Aと後継者問題

近年、M&A仲介会社が増加傾向にあるが、玉石混交で、よく見極めて選ばないといけないと河合氏はいう。後継者問題は、今の日本では喫緊の課題だが、どう考えていけばいいのか。欧米の事例も参考に議論する。 ※インタビュアー...
収録日:2025/03/24
追加日:2025/06/18

市民社会における悪人は「子どもじみた精神の持ち主」?

民主主義を考えるための十二の根本原理(12)子どもじみた人は…

英国の哲学者トーマス・ホッブズは、市民社会における悪人とは「大人に成長したのに子どものままの者、あるいは子どもじみた精神を持った人」と言った。一方、それとまったく反対の考え方を持つのが日本で、子どもを「一人前の...
収録日:2025/01/16
追加日:2025/05/30
執行草舟
実業家

シカとトリがメインキャラ!? 弥生神話の特徴とその意味とは

弥生人の実態~研究結果が明かす生活と文化(11)弥生人の「死後の世界」

弥生人にとっての死や祖先への精神は、縄文人とは異なっていた。どのような違いがあるのか。今回は弥生人の「死後の世界」を掘り下げる最終回として、土器に残る神話の痕跡や墓の構造の違いから、弥生人の死生観や祖先に対する...
収録日:2024/07/29
追加日:2025/05/28
藤尾慎一郎
国立歴史民俗博物館 研究部 教授

「哲学・歴史」と「実証研究」の両立で広い視野をつかむ

デモクラシーの基盤とは何か(3)政治と経済を架橋するもの

「政治経済」と一口にいっても、両者を結びつけて思考することは簡単ではない。政治と経済を架橋するためには、その土台にある歴史や哲学、また実証的なデータを同時に検討する必要がある。これからの公共性を考えるための多角...
収録日:2024/09/11
追加日:2025/05/23

大隈重信と福澤諭吉…実は多元性に富んでいた明治日本

デモクラシーの基盤とは何か(2)明治日本の惑溺と多元性

アメリカは民主主義の土壌が育まれていたが、日本はどうだったのだろうか。幕末の藩士たちはアメリカの建国の父たちに憧憬を抱いていた。そして、幕末から明治初期には雨後の筍のように、様々な政治結社も登場した。明治日本は...
収録日:2024/09/11
追加日:2025/05/16

『法華経』と「神道」はアバター!?通底する世界観とは

おもしろき『法華経』の世界(2)『法華経』と「神道」の共通性

聖徳太子、最澄、空海、日蓮、宮沢賢治など多くの人に多大な影響を与えてきた『法華経』は長い年月にわたり日本宗教史を貫いてきた存在である。『法華経』は、苦悩を前提としつつ、むしろそうであるがゆえに明るい未来や救済の...
収録日:2025/01/27
追加日:2025/05/11
鎌田東二
京都大学名誉教授

全体主義の暴力とは集団のアイデンティティで人を扱うこと

デモクラシーの基盤とは何か(1)全体主義の暴力

ハンナ・アーレントが批判した全体主義の本質とは何か。その答えは、アーレントが「ユダヤの娘として」考えるよう批判された際の応答に詰まっている。全体主義の暴力の本質とは、「集団的アイデンティティによって人を扱う」こ...
収録日:2024/09/11
追加日:2025/05/09

単なる不況に非ず…破壊規模は「台風か気候変動か?」

[深掘り]世界を壊すトランプ関税(2)米国の自爆と中国の思惑

トランプ政権が発表した関税政策は、世界を大きな混乱に落とし込んでいる。はたして、トランプ大統領の「動機」や「思考」の淵源とはいかなるものなのか。そして世界はどうなってしまうのか。 島田晴雄先生には、テンミニ...
収録日:2025/04/15
追加日:2025/04/26

叩き潰せ、正しいのは自分だけ…ロイ・コーンの教えとは

[深掘り]世界を壊すトランプ関税(1)トランプ大統領の動機と思考

トランプ政権が発表した関税政策は、世界を大きな混乱に落とし込んでいる。はたして、トランプ大統領の「動機」や「思考」の淵源とはいかなるものなのか。そして世界はどうなってしまうのか。 島田晴雄先生には、テンミニ...
収録日:2025/04/15
追加日:2025/04/25

『門』の主人公は神経衰弱…根拠を求める人の不幸とは

いま夏目漱石の前期三部作を読む(7)『門』に込められたメッセージ

『門』は夏目漱石の前期三部作の最後に書かれた小説だが、平成世代には宮崎駿監督の映画『崖の上のポニョ』から興味を抱いた方も少なくないという。『門』は略奪愛の非難から京大を中退した主人公・宗助と御米の夫婦を描いた小...
収録日:2024/12/02
追加日:2025/04/13
與那覇潤
評論家

「神仏習合」と「大家族主義=日本教」の世界史的なすごさ

民主主義を考えるための十二の根本原理(4)神仏習合のすごさ

古代の日本は、全く価値観の違う大豪族たちが暮らしていた時代であった。聖徳太子の憲法十七条の第一条「和を以て貴しとなす」の「和」とは、大豪族たちが同じ席に着き、同じ政治の舞台に上がれる状態をすでに日本で作っていた...
収録日:2025/01/16
追加日:2025/04/04
執行草舟
実業家

神武天皇が建国の詔で「正しさを養う」と述べたことの凄さ

民主主義を考えるための十二の根本原理(3)神武天皇の日本建国の詔「養正」

民主主義の根本原理の第2は「養正」である。これは、神武天皇が建国の詔で宣言した「正しさを養う」ということで、日本では国の中心である天皇が「みんなで考えながら正しさを養っていこう」と言ったのである。こんなことが言え...
収録日:2025/01/16
追加日:2025/03/28
執行草舟
実業家

民主主義は、民主主義の中から考えていてもわからない

民主主義を考えるための十二の根本原理(1)民主主義は「神」ではない

民主主義は人民統治のシステムの重要な一つだが、決して「神」ではない。民主主義社会を本当の意味で理解するためには、民主主義の中から考えていてはいけない。つまり、民主主義という政治手法、政治思想がどういうところから...
収録日:2025/01/16
追加日:2025/03/14
執行草舟
実業家

壁打ちのすすめ――生成AI活用に必要な「やってみろ」精神

生成AI「Round 2」への向き合い方(9)生成AIの変革段階論

生成AIをビジネスに活用していく上で、必要なマインドセットとはなにか。業務の効率化といった初歩的な目的にとどまらない、組織の根本に作用するAI活用を考えるためにリーダーが取るべき姿勢について、渡辺氏の提唱する「変革...
収録日:2024/11/05
追加日:2025/02/18
渡辺宣彦
コグニザントジャパン株式会社 代表取締役社長CEO

この30年で結果が出てるのにアメリカの真似してはいけない

米国論(8)もう結果は出ている

アメリカ全体が分裂に分裂を重ねている。どの部分と付き合うかで、アメリカ観は全く違ってくる。これはある意味、民主主義国家とは逆で、むしろかつてのソ連や今の北朝鮮などと同じである。また、人間の考える知恵には限界があ...
収録日:2024/10/22
追加日:2025/02/14

文と武の両輪――仁愛の精神と厳しさでリードせよ

『孫子』を読む:行軍篇(6)信頼関係の構築

上司と部下の信頼関係はどのように築いていけばよいのか。これは、いつの時代にあっても難しい問題である。また、軍隊でも会社でも組織の大きさより、内部がいかに整っているかが、目標を達成するための最大要因でもある。鍵と...
収録日:2020/10/09
追加日:2025/02/09
田口佳史
東洋思想研究家

やる気のないあり方が、新しい世界を作る民主主義

米国論(7)根源的な行き詰まり

やる気がないほうがうまくいく日本――そうした日本のあり方が、これから新しい世界を作る民主主義なのではないか。アメリカの民主主義は議論で相手を負かし、戦うというもので、いわば古い民主主義である。かつて民主主義の根本...
収録日:2024/10/22
追加日:2025/02/07

踏んではならない虎の尾を踏んでしまう日本という病

米国論(6)南北戦争の頃と似ている分断状態

今のアメリカの分断状態は、南北戦争の頃と似ている。ただし南北戦争が自由貿易と保護貿易の対立だったのに対し、今は「自己責任」「富の分配」など、立場やメディアなどで全く違う主張をするようになっている。1960年代までの...
収録日:2024/10/22
追加日:2025/01/31

禅に「神秘体験」を求めるのは自分中心の物欲しさの根性

禅とは何か~禅と仏教の心(3)菩提達磨と問いの禅

仏教には「今ないものを欲しがり、今より向上しよう」とする人間の根本的構造に間違いがあるという認識がある。中でも特に実践が主体の禅はそのことに厳しい。それは第一ボタンのようなもので、掛け違えると最後にいくらがんば...
収録日:2024/08/09
追加日:2025/01/27
藤田一照
曹洞宗僧侶

移民が多くなれば国が潰れる…民主党の政策をみればわかる

米国論(5)アメリカは一つではない

アメリカと一口で言っても、さまざまな様相のアメリカがあるが、アメリカがよかったのは1960年代前半までである。例えば民主党の移民政策をみればわかるが、あれは国を潰しかねない愚策だ。それがわからないのが金融資本主義の...
収録日:2024/10/22
追加日:2025/01/24

日本はアメリカの真似をやらないほうがいい

米国論(4)1930年代のアメリカは理想郷

「全ては自己責任」と国民全てが考えていた1930年代のアメリカこそ理想郷とも言うべき最高の時代にあった。そんなアメリカと戦争した日本は愚かであったのかもしれない。しかも、日本人は外交下手で、やる気がない、という大欠...
収録日:2024/10/22
追加日:2025/01/17

「全部が自己責任の国」はどう変わってしまったか

米国論(3)無限の夢は消えてしまった

日本は民度が極めて高い。長いスパンで見ると、日本で一番よかった時期は何もやらなかったときであると執行氏は言う。日本人は頑張ったときが一番悪く、その結果、大東亜戦争に至った。一方、アメリカは昔「さすがアメリカ」と...
収録日:2024/10/22
追加日:2025/01/10

知らないうちに成功している社会と生きるのがしんどい社会

米国論(2)国家にとって一番重要なのは中流

ハートランドの人たちの考えは「自由を守るためには銃で武装する」で、これは合衆国憲法に忠実な考えでもある。「アメリカドリーム」という言葉があるように、南北戦争後のアメリカは富をずっと集積してきた。そのため才能や運...
収録日:2024/10/22
追加日:2025/01/03

心を奮い立たせよ…そして構想の現実化は誤差管理から

東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(7)朱子学と陽明学

儒家の思想の中でも特に注目すべきは朱子学、そして陽明学である。明治維新の基礎を築いた日本の思想家たちもこぞって陽明学を学んでいる。これらの思想はどのようにして生まれたのか。また、どのような点が優れていたのだろう...
収録日:2024/09/19
追加日:2025/01/02

博士号が生かせない…ポスドク問題解消への方策はあるのか

寛政の改革・学問吟味と現代の教育改革(3)ポスドク問題と第二の「寛政の改革」

若者の「博士離れ」とともに「高学歴ワーキングプア・学歴難民」の新語が流行して数年。博士号取得後のポスドク問題も高齢化するばかりで、解消の道は見えない。博士号が優秀な若者から敬遠されていては、日本の競争力はさらに...
収録日:2024/04/11
追加日:2024/12/29

ハートランドの現状と分厚い中間層の没落

米国論(1)一番遅れて来た移民たち

アメリカの現状についての対談講義。アメリカを見るとき一番重要なのは、ロッキー山脈とアパラチア山脈のあいだにあるアメリカ中西部・ハートランドである。ハートランドに住むのはヨーロッパからやってきた移民の中でも一番遅...
収録日:2024/10/22
追加日:2024/12/27

なぜ「欲」が大切なのか…「肉体」がないことがAIの弱点

東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(6)欲望とAI

東洋思想において、仏教以外の思想は「欲望」を認めている。その理由を探究していくと、われわれ人間がもつ「強み」が何であるかが浮かび上がってくる。昨今急激に進化し人間を脅かす存在でもあるAIの弱点にも直結する、人間の...
収録日:2024/09/19
追加日:2024/12/26

世襲では駄目!? 社会的流動性を回復させるための鍵は教養

寛政の改革・学問吟味と現代の教育改革(2)社会的流動性を回復させるために

社会的流動性という言葉があるが、それが高い社会のほうが活気ある社会だと中島氏は言う。江戸後期、松平定信による寛政の改革はそれを後押ししたのではないだろうか。よほどの危機感があったのだろう。それを契機とした教育改...
収録日:2024/04/11
追加日:2024/12/22

敬天愛人…一人ひとりを大切にしながら宇宙を相手に生きる

東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(5)徳は孤ならず

徳の人としての代表例を挙げると西郷隆盛であり、後藤新平である。なぜ彼らの周りには人が集まるのか。西南戦争時の中津藩士・増田宗太郎とのエピソードや敬天愛人の意味についての話なども交えながら、前回に引き続き徳の概念...
収録日:2024/09/19
追加日:2024/12/19

松平定信のもう一つの功績「学問吟味」の画期性に注目

寛政の改革・学問吟味と現代の教育改革(1)学問吟味の導入と正統性の問題

松平定信による寛政の改革は近年、財政再建とともに教育改革の効果が注目されている。科挙にならった「学問吟味」が有能な若者を育て、硬直化した幕府官僚の顔ぶれを一新したからだ。幕府にならって各藩がほぼ一斉に藩校をつく...
収録日:2024/04/11
追加日:2024/12/15

運をよくする秘訣は「自己の最善を他者に尽くしきること」

東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(4)運を左右する道徳律

松下幸之助のいう「宇宙の理法」について理解を深めていく。明治・大正の政治家・後藤新平は、「人間自体が倫理的実在」であるとし、だからこの世の道徳律(自然律)に同調することが大切であると言う。人生がうまく回る秘訣や...
収録日:2024/09/19
追加日:2024/12/12

本当に真っ白な心になれ…神仏の奥義は「宗教的正直さ」

東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(3)なぜ「正直」が重要か

松下幸之助が経営の根幹として挙げた「宇宙の理法」とはいったい何か。日本において広く知られる「正直」を深堀りすることで、その理解が得られる。倫理と道徳の極致とも言える「正直」の概念について、詳しく解説する。(全7話...
収録日:2024/09/19
追加日:2024/12/05

どちらにしても人間の定義は「反生命論」である

対談・反生命論(7)不幸を味わう覚悟

かつてスーパーコンピュータに人類の未来について尋ねたら、「必ず滅びる」と回答したという。自分以外の人間のために自分の命を捨てられるのが人類だが、そこに立ち戻ることはないからだ。かつて自分の命を国のために捧げた三...
収録日:2024/05/24
追加日:2024/11/29

松下幸之助の答えは「人間の把握」と「宇宙の理法」の2つ

東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(2)陰陽論の重要性

老荘思想の根幹には陰陽論がある。この世はつねに「陰陽」の2つのものが相まって形成・維持されているというものだ。この講義では、この陰陽論への理解をより深め、「乾坤」さらには「道徳」の概念を解説し、松下幸之助が「2つ...
収録日:2024/09/19
追加日:2024/11/28

論争に打ち勝つために本を読み、勉強もした

対談・反生命論(6)論争するから本を読み、勉強もする

『源氏物語』でも議論しているが、教養と家柄はどのような関係にあるのだろうか。また、かつてはあった「論争」の気風も、2000年を越えてからはなくなってしまった。論争があれば、論争に打ち勝つために本を読み、勉強をするこ...
収録日:2024/05/24
追加日:2024/11/22

経営をひと言で?…松下幸之助曰く「2つじゃいけないか」

東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(1)経営とは何かをひと言で?

東洋思想を研究する中で、50年間追求してきた命題の解を得たと田口佳史氏は言う。また、その命題を得るきっかけとなったのは松下幸之助との出会いだった。果たしてその命題とは何か、生涯の研究となる東洋思想とどのように結び...
収録日:2024/09/19
追加日:2024/11/21

次の時代は絶対にアメリカだ…私費で渡米した原敬の真骨頂

今求められるリーダー像とは(3)原敬と松下幸之助…成功の要点

猛獣型リーダーの典型として、ジェネラリスト原敬を忘れてはならない。ジャーナリスト、官僚、実業家、政治家として、いずれも目覚ましい実績を上げた彼の人生は「賊軍」出身というレッテルから始まった。世界を見る目を養い、...
収録日:2024/09/26
追加日:2024/11/20
神藏孝之
公益財団法人松下幸之助記念志財団 理事

「自分さえよければいい」では社会問題は解決しない

対談・反生命論(5)「自分が大切」は下品な考え方

「自分が大事」「自分さえよければいい」というのは、下品な人間の考え方である。グリム童話などではずる賢いおじいさん、おばあさんが登場するが、そんな人たちばかりを目にする状況が、日本は70年以上続いている。ロシアなど...
収録日:2024/05/24
追加日:2024/11/15

松下幸之助の独自性…PEファンドと比べて際立つ猛獣型手法

今求められるリーダー像とは(2)M&Aと経営統合…松下幸之助

時代の転換期にある今求められるのは猛獣型リーダーで、その典型的な人物が世界に認められた経営者、松下幸之助である。不幸・不運の連続だったその人生の中、なぜ「経営の神様」と呼ばれるようになったのか。彼の人生、その足...
収録日:2024/09/26
追加日:2024/11/13
神藏孝之
公益財団法人松下幸之助記念志財団 理事

うわべと人気だけの人が政治家になれる選挙制度の弊害

対談・反生命論(4)エリートと神話

一番大事なのは、国のために命を捨てられるエリート層である。ただし、こういう人は1代では出てこない。エリート層の家が必要で、それには最低3代から5代はかかるという。因果応報と同じだが、現代人はこういう歴史的事実に耳を...
収録日:2024/05/24
追加日:2024/11/08

横井小楠、佐久間象山、西郷隆盛…なぜ幕末に人材が育ったか

今求められるリーダー像とは(1)幕末転換期から学ぶ

日本の経済的地位は1990年以降低下し続け、2023年の一人当たり名目GDPは34位に転落している。企業のリーダーや政治家にとって重要なのは、今がどういう時代なのかを知ることであり、そのために幕末の転換期が参考になる。内外の...
収録日:2024/09/26
追加日:2024/11/06
神藏孝之
公益財団法人松下幸之助記念志財団 理事

朝起きてから夜寝るまで「ゴロ寝をしない」ことの意味

対談・反生命論(3)当たり前とは何か

自分の父や祖父母は、夜に就寝するときと病気のとき以外は、なんとなくゴロ寝することなどなかった。そのような当たり前の所作動作を出来ることが、当たり前の教育としてあった。なんでもかんでも、庶民の意見まで全部を聞いて...
収録日:2024/05/24
追加日:2024/11/01

誇りを奪い取れば、人間性はあっという間に壊れる

対談・反生命論(2)なぜ「才」より「魂」が重要か

平安時代の貴族は、普段は雅な生活に惑溺しているようでいても、いざ海賊など海外勢力の侵攻などがあった場合には、討伐に行く姿勢を崩さなかったために尊敬された。もし、「才」つまり勉強の力がどれほど優れていたとしても、...
収録日:2024/05/24
追加日:2024/10/25

人の評価ではなく、自分が好きだと思ったものを選ぶ

対談・反生命論(1)権威ではなく自分に従う

日本の画商に聞くと、日本人で純粋に自分が好きな絵を集めている人は、ほぼいないのだという。では、何で選んでいるかといえば、権威であったり、人の評価であったりである。言いたいことを言う。選びたいものを選ぶ。そういう...
収録日:2024/05/24
追加日:2024/10/18

『風と共に去りぬ』で表現されたアイルランド移民の精神史

アメリカの理念と本質(5)アメリカのアイルランド問題

アイルランド本国で始まったアングロ・サクソンからの差別は大西洋を越えても消えず、逆にアメリカへ移民するアイルランド人たちに不撓不屈の精神を植え付けた。名作『風と共に去りぬ』には、その姿がビビッドに描かれている。...
収録日:2024/06/14
追加日:2024/09/17
中西輝政
京都大学名誉教授

「人生で最も虚しかった日は?」…笑いは大事な文化

世界のジョーク集で考える笑いの手法と精神(4)文化としての笑いと寛容な社会

「差別か、笑いか」――昨今、ポリコレなどの浸透によって、その線引きがだんだんと厳しい方向へ進んでいる。「笑いは人間にとって大事な文化だ」という早坂氏もそのことをとても危惧している。そこで最終話の今回は、シャンフォ...
収録日:2024/03/14
追加日:2024/07/05
早坂隆
ノンフィクション作家

技術大国、勤勉、金持ち…ジョークにみる日本人の昔と今

世界のジョーク集で考える笑いの手法と精神(3)日本人ジョークと時代背景

日本人のイメージはかつては技術大国・ハイテク国家というところから、高品質で高い技術力をジョークにしたものが多かった。加えて、世界一勤勉といわれた日本人をネタにしたジョークもその特色だった。しかし、そのイメージは...
収録日:2024/03/14
追加日:2024/06/28
早坂隆
ノンフィクション作家

世界が驚いた!コロナ禍の日本人をジョークにすると…

世界のジョーク集で考える笑いの手法と精神(2)世界と日本のジョークの違い

ルーマニアで集めたジョークを皮切りに、「世界のジョーク集」に発展させていった早坂氏。その中で気づいたのは、世界と日本のジョークではマナーに違いがあるということである。例えば、欧州ではジョークを話す人に対してある...
収録日:2024/03/14
追加日:2024/06/21
早坂隆
ノンフィクション作家

「三種の神器」ブームの後に来た最大の危機…その予兆とは

松下幸之助の危機克服~熱海会談の真実(2)最大の危機と予兆

佐久間氏は自身の苦境を乗り越えるにあたり、松下幸之助の「最大の危機」を参考にしたという。それは1964年7月、松下関係者と販売会社・代理店のトップ200名を集めて行われた「熱海会談」である。(2023年12月1日開催日本ビジネ...
収録日:2023/12/01
追加日:2024/06/17
佐久間曻二
元松下電器産業副社長

ジョークの精神…なぜ人は厳しいときほど笑いを磨くのか

世界のジョーク集で考える笑いの手法と精神(1)体制を笑うジョークと諷刺の精神

「ジョークは時代を映す鏡」といわれる。現代でも、紛争や戦争に直面する厳しい状況はもちろん、一部の専制国家では自由な言論が封じられた社会で、多くの人びとが暮らしている。そうした抑圧された環境下では、体制を笑う諷刺...
収録日:2024/03/14
追加日:2024/06/14
早坂隆
ノンフィクション作家

神様か仏様か?…和魂漢才・和魂洋才の融通無碍さと得意技

山上憶良「好去好来の歌」を読む(3)神と仏の棲み分けと「和魂漢才」

山上憶良は、遣唐使の旅立ちに送る歌の中で神と仏の棲み分けを示していた。神仏が時に一つになり、時に分かれ、棲み分けてきた融通無碍さは、日本が島国だから生まれた方法である。菅原道真は、受容したものを工夫して使うこと...
収録日:2024/04/02
追加日:2024/06/02
上野誠
國學院大學文学部日本文学科 教授(特別専任)

言霊の幸わう国とは?なぜ神様?「好去好来の歌」が描く日本

山上憶良「好去好来の歌」を読む(2)言霊の加護ある国の神様と遣唐使

山上憶良の「好去好来の歌」にはどのようなことが詠われているのか。言霊に加護された大和の国から荒海を旅する遣唐使の危険に対して、海上の道も陸上の道も大和の神々がきっと守ってくれると、その一首には詠まれている。ここ...
収録日:2024/04/02
追加日:2024/05/26
上野誠
國學院大學文学部日本文学科 教授(特別専任)

小さな不幸と大きな安定をバランスする社会のあり方とは

価値と人間(8)小さな不幸と大きな安定

「国家は消滅しなければならない」とレーニンが『国家と革命』で述べた。本当にいい社会とは、国家のない社会なのだろうか。一方、日本の大問題は少子高齢化だが、国民が少なくても成り立つ社会を築けば問題は解決する。つまり...
収録日:2024/01/31
追加日:2024/05/17

江戸時代の新宿…水辺の景勝地としての名残、熊野神社

『江戸名所図会』で歩く東京~上水と十二社(2)水辺の観光地としての新宿

世界でも有数の上水道が整備されていた江戸の街。とくに新宿エリアには、玉川上水のみならず、神田上水も流れていたが、そこは牧歌的な観光地としても人気を集めていた。『江戸名所図会』をひもときながら実際に新宿十二社 熊野...
収録日:2024/02/19
追加日:2024/05/12
堀口茉純
歴史作家

なぜ日本人は、まだしも「本当のこと」がいえるのか

価値と人間(7)「家族が一番大切」の真価

ヒューマニズムより「自分の家族が一番大切」、このような心性を持つのは日本人だけになりつつあると執行氏は言う。日本は、政治機構が世界的に劣っているが民衆が歴史的な潜在意識を持っているので、まだ崩れずに済んでいる。...
収録日:2024/01/31
追加日:2024/05/10

生成AIの規模拡大で急増する世界的エネルギー事情

日本のエネルギー&デジタル戦略の未来像(4)エネルギーにおける「神経と血管」

AI技術の急速な発展と需要の拡大で、これからさらに世界的に電力消費が増えていくことが予想される。デジタルインフラを支える電力がますます必要とされる中で、カーボンニュートラルなエネルギー供給をいかにして安定的に行う...
収録日:2024/02/07
追加日:2024/05/04
岡本浩
東京電力パワーグリッド株式会社取締役副社長執行役員最高技術責任者

いまのフランスやドイツよりも、まだしも日本は自由だ

価値と人間(6)日本は層が厚い国

ヨーロッパの頽廃が著しい。ヒューマニズムのせいだが、フランスやドイツの現状を知れば、日本はまだ捨てたものではないことに気づく。ただし、日本という国家は国家機構としてはヨーロッパやアメリカほど構築されていないかも...
収録日:2024/01/31
追加日:2024/05/03

戦後ダメになったのは日本だけでない、欧米はより堕落した

価値と人間(5)欧米社会の堕落

現代の政治・社会を動かしている民主主義の考え方は、全面的にダメなのではない。しかし、下が上を選ぶ現在の選挙制度がある限り、多数派にしか正義はない。そうなると、エリートが生まれなくなるから、やがて国が滅びてしまう...
収録日:2024/01/31
追加日:2024/04/26

無料で開講した石田梅岩、師・小栗了雲から学んだ「無心」

石田梅岩の心学に学ぶ(3)神道布教の志と「無心」

石田梅岩は20代の頃、二度目となる奉公に出るとともに勉学にも力を入れていく。それを支えたのは、当時京都で隆盛だった吉田神道(唯一神道)をさらに普及させようという志だった。やがて8代将軍・徳川吉宗の世となり、40代を迎...
収録日:2022/06/28
追加日:2024/04/22
田口佳史
東洋思想研究家

努力した人間を認める社会にならなければ滅びるしかない

価値と人間(4)縁の下の力持ち

明治時代は、本などで取り上げられる対象となるのは優れた人物であり、その歴史的業績だった。しかし、今は褒められ、評価されるのは、本来陰で行うものでわざわざアピールするものではなかったボランティアが対象になっている...
収録日:2024/01/31
追加日:2024/04/19

多神教の日本と民主主義…議論の強化と予備選挙の導入を

民主主義の本質(4)日本の民主主義をいかに強化するか

民主主義の発展において、キリスト教のような一神教的な宗教の営みがその礎にあった。では、そうした宗教的背景をもたない日本で、民主主義を育てるにはどうしたらいいのか。人数が多ければ正しいというのは「ポピュリズム」の...
収録日:2024/02/05
追加日:2024/04/16
橋爪大三郎
社会学者

毎日「人助けしなければならない」と言われれば嫌になる

価値と人間(3)なぜニュース番組を見られないか

いま、テレビニュースを見ることができないと執行氏はいう。60分のニュース番組でも、ニュース報道の時間はごく少なくなっている。テレビ全体としても、クレームを恐れ、本当に優れた者、強い者を取り上げる番組が作れなくなっ...
収録日:2024/01/31
追加日:2024/04/12

斉昭、松陰の発想が是!? 阿部正弘の評価との違いに物申す

徳川将軍と江戸幕府~阿部正弘編(5)徳川斉昭の発想と阿部正弘の現実感覚

徳川(水戸)斉昭の発想は、まるで「昭和20年8月段階の大本営陸軍部、陸軍の参謀たちの作戦」のようだと山内氏は語る。一方、阿部正弘は決断までに時間はかかるけれど優れた現実感覚を持つ。相容れない両者についてどう考えたら...
収録日:2021/03/29
追加日:2024/04/06

「評価されたい」と思わなければ人間は自由になれる

価値と人間(2)「50点でいい」と思う勇気

人間にとって最も尊い思想は「人間はみんな平等」ではない。それよりも、「家族が一番大切」という価値観のほうが尊い。人間は神ではないから、最善のものなどあるわけがない。必ず欠点がある。だから、最善を狙わない。つまり...
収録日:2024/01/31
追加日:2024/04/05

阿部正弘は理想的政治家なのか…その能力と評価の真相

徳川将軍と江戸幕府~阿部正弘編(4)政治家としての評価

「阿部正弘こそまさに理想的政治家」と評価する人もいるが、では阿部正弘は「中庸」の人といえるのか。開国の決意を胸に秘めながら、現実にはその大きなブレーキとなる徳川(水戸)斉昭を幕閣に招き入れた阿部正弘。その八方美...
収録日:2021/03/29
追加日:2024/03/30

「弱き者」を助けるのか、「強き者」をより強くするのか

価値と人間(1)現代の日本が忘れている価値

昨今の世界情勢を見渡すと、ヨーロッパもアメリカも日本もヒューマニズムの綺麗事で身動きが取れなくなっているように見えるのは、なぜだろうか。ローマ帝国時代の「最善のものが堕落した場合、最悪のものになる」ということわ...
収録日:2024/01/31
追加日:2024/03/29

量子分野をはじめ最先端技術の研究へ、鍵は独自資金の確保

東京大学の新たな挑戦(5)産学協創と新しい財務運営

東京大学は量子コンピューティングの分野で、シカゴ大学とIBM、シカゴ大学とグーグルという2つのアライアンスにサインを行い、また日立製作所などと産学協創という組織間の連携を行っている。こうして最先端の技術分野の研究を...
収録日:2023/11/20
追加日:2024/03/27

東湖も松陰も忠告…現代政治でも他人事でない「郷原の徒」

徳川将軍と江戸幕府~阿部正弘編(3)「中庸」と似て非なる「郷原」

江戸時代、多くの政治家や思想家が理想とした存在として「中庸(中行)を保つことができる人」を挙げている。中庸は人としてなかなか到達できない境地だが、それと一見似て非なるものが「郷原」である。他人の気に入るよう自分...
収録日:2021/03/29
追加日:2024/03/23