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「清」の検索結果

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西郷隆盛、ガリレオ…偉人伝が教えてくれた人間のモデル

哲学の役割と近代日本の挑戦(6)歴史を動かす人物と歴史の見方

戦前はとても国際的で、三木清や九鬼周造がドイツに留学し、当時の最先端の哲学を現地で学ぶなど、世界的にも哲学に切磋琢磨した時代だった。その時代についてもちゃんと覚えておくべきだし、さらにいえば、そうした時代に歴史...
収録日:2023/07/28
追加日:2023/11/04
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科 研究科長・学部長・教授

江藤淳と柄谷行人、1960年代に彼らが感じた焦燥感とは

小林秀雄と吉本隆明―「断絶」を乗り越える(6)小林・吉本以降の批評:江藤淳と柄谷行人

小林秀雄と吉本隆明以降の批評家にはどのような人物がいるのか。時代背景としては1960年代、つまり60年安保闘争から高度経済成長期ということになるが、この時期の批評家で代表的な人物といえば、江藤淳と柄谷行人ではないだろ...
収録日:2023/04/07
追加日:2023/09/19
浜崎洋介
文芸批評家

形容詞の表現がスゴイ!『源氏物語』が一流の文学たる所以

『源氏物語』を味わう(3)形容詞からの楽しみ方

『源氏物語』はストーリーだけでなく、文章にも微細な表現の妙がある。その一つが形容詞の使い方で、人物によって形容詞を使い分けている。さらに同じ光源氏でも、批判的な意味を込めたいときには使う形容詞を変えているのだ。...
収録日:2022/02/22
追加日:2022/07/04
林望
作家・国文学者

罠に落ちぬために…不動産投資で注意すべき具体的ポイント

不動産投資の危険な罠(2)なぜ落とし穴に墜ちてしまうか

不動産投資をする人の中には、将来のお金の不安を解消するために投資を考える人も多い。「スルガ銀行シェアハウス事件」のような投資話に引っかからないためには、どういった点に気をつけるべきなのか。不動産投資をする際に注...
収録日:2021/10/15
追加日:2021/12/09
河合弘之
さくら共同法律事務所 所長・弁護士

なぜ大人が子どもの代弁者であることが最高の子育てなのか

現代の小児科学と最高の子育て(7)小児科医からのメッセージ

「小児科医は子どもの代弁者」だと高橋先生は言う。これは、子どもが自分ではなかなかことばにしづらい苦しみの実態に対し、丁寧に「傾聴」して問題点を探し出し、適切な診断と治療に向けて子どもやその家族を「説得」すること...
収録日:2021/07/14
追加日:2021/10/16
高橋孝雄
慶應義塾大学名誉教授(医学部)

バカな発想に執着し実践する人がイノベーションを起こす

世界を変えた「フラッシュメモリ」(5)「硬骨の人」の真意

2004年、元東芝社員・舛岡富士雄氏が古巣・東芝を訴えたというニュースが飛び込んできた。フラッシュメモリの発明対価として約10億円を請求するという内容。しかし、舛岡氏の真意は、金銭より日本の技術者やものづくりを大切に...
収録日:2018/10/19
追加日:2019/01/15
佐々木健一
NHKエデュケーショナル シニアプロデューサー(TVディレクター

水滴にみる表面張力の分子起源とその制御について考える

教養としてのナノテクノロジー(9)水とナノテクノロジーの関係

地球を地球たらしめるもの、それが「水」である。水は他の物質と比較してもその性質は特異だ。その理由は、水の熱的性質と強力な表面張力にある。前者はナノスケールで起こる「水素結合」、後者はナノスケールでの制御である「...
収録日:2021/03/29
追加日:2021/09/16

リベラルアーツを武器として、いかに知識を知恵に変えるか

米国史から日本が学ぶべきもの(5)人間力と知恵

大国アメリカを本当に理解するためには、アメリカの持つ多様な側面に目を向けなければいけない。そこでポイントになるのは人脈の構築であり、そのために重要なのは人間力と知恵である。アクセサリーとしての学問ではいけない。...
収録日:2021/05/21
追加日:2021/07/03
神藏孝之
公益財団法人松下幸之助記念志財団 理事

熱を電気に変える新素材「カーボンナノチューブ」とは何か

教養としてのナノテクノロジー(8)ナノの力で熱を電気に変える

身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながれるIoT時代の到来は、私たちにこれまでにない便利な生活をもたらしてくれる。しかし、それは同時に膨大な量のセンサーや電気エネルギーを必要とするものでもある。そこで注目さ...
収録日:2021/03/29
追加日:2021/09/09

Airbnbはなぜこの短期間に急成長できたのか?

サービソロジーと経営~サービスイノベーション(9)持続的サービスイノベーション

産業戦略研究所代表の村上輝康氏が、サービソロジーによるサービスイノベーションの事例を紹介していく。最終話の今回は「持続可能なサービスイノベーション」として、airbnbを取り上げる。(全9話中第9話)
収録日:2017/10/12
追加日:2017/12/01
村上輝康
産業戦略研究所 代表 

SDGs(持続可能な開発目標)の重要性

マテリアル革命(5)科学技術外交、SDGsと材料

東京大学名誉教授で新構造材料技術研究組合(ISMA) 理事長の岸輝雄氏が語る「マテリアル革命」シリーズの最終レクチャー。岸氏はマテリアル革命にとっての「SDGs(持続可能な開発目標)」の重要性を説く。世界で起こるさまざま...
収録日:2017/11/30
追加日:2018/04/04
岸輝雄
東京大学名誉教授

スクラム強化のためだけにフランスで武者修行

清宮克幸の「監督術」(2)突き抜けたものをつくる

頂点に立つために必要なのは、どんな世界でも「他に真似のできない」「何か突き抜けた」オンリーワンの強みである。そのための一つに「スクラム」を選んだヤマハ発動機ジュビロ監督・清宮克幸氏は、スクラムを組むためだけにフ...
収録日:2015/04/09
追加日:2015/05/14
清宮克幸
公益財団法人日本ラグビーフットボール協会 副会長

元号を使う国は日本だけ…その意義と制定時の6つの留意点

元号とはなにか(5)元号の本質と将来の展望

かつて中国の制度を取り入れて始まったのが日本の元号だが、今や元号を使用する国は世界中で日本だけとなっている。第二次世界大戦後、連合国の占領時代には元号廃止論を唱える動きもあった。シリーズ最終話では、元号の本質を...
収録日:2018/09/13
追加日:2018/11/27
山本博文
元東京大学史料編纂所教授

西田幾多郎の思想を求め京大哲学科に集まった弟子たち

過去から未来へ、京都学派の役割(1)京都学派とは

京都には「哲学の道」がある。銀閣寺から若王子橋へ疎水に沿う小道で、西田幾多郎や田辺元らが散策したのが名の由来だ。西田門下に集まった京都学派の中枢をなした髙坂正顕氏の三男であり、戦後の国際政治学者・髙坂正堯氏を兄...
収録日:2014/07/18
追加日:2014/09/01
髙坂節三
公益財団法人 日本漢字能力検定協会 顧問

親切が第一! 初代社長の手紙に残る経営理念の原形

TOTOの北九州発グローバル戦略(4)TOTOを鍛えたカリフォルニア州の規制とコアバリュー

TOTOは、あることをきっかけにして、アメリカで有名になったという。これがターニングポイントとなって、今や海外で成功を収めている。それは何か。なぜだったのか。TOTO株式会社のコアバリューや先人の言葉と併せて、...
収録日:2014/09/18
追加日:2015/01/22
成清雄一
西日本工業大学常務理事・副学長

武漢を起点とした高速鉄道建設は2020年には終了

中国高度成長は2020年まで(2)インフラ建設減速

中国の高度成長を支えたもう一つのエンジン・インフラ建設も主だった高速鉄道建設が落ち着けば、高度成長も終わりを迎える、とキヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏はみている。いまだ、急成長の姿をみせる中国の...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/19
瀬口清之
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

日本の食料供給の問題を考える

食料供給のジレンマと日本のINDUSTRIALIZATION

日本の産業化を支えたのは海外からの食料供給だが、その反面、生産者側に問題が起こっていたことも事実である。立命館大学食マネジメント学部教授の荒木一視氏が、日本の産業化と食料供給の歴史から、いかに食料供給のジレンマ...
収録日:2018/04/26
追加日:2018/09/29
荒木一視
立命館大学食マネジメント学部 教授

エチオピアのストリートチルドレンの生存戦略

映像で考えるエチオピア(2)ストリートチルドレンの実態

日本の3倍の国土に、80以上の民族、100以上の言語。エチオピアは豊かで独特の文化がある国だ。国立民族学博物館人類基礎理論研究部准教授の川瀬慈氏は、その文化に好奇心を刺激され、長年研究を続けている。その中で今回は、ス...
収録日:2018/07/13
追加日:2018/12/05
川瀬慈
国立民族学博物館学術資源研究開発センター教授

井上勝―日本の「鉄道の父」と呼ばれた男

技術と民生から見た明治維新(3)井上勝

本編シリーズ講話第3回、「長州ファイブ」のアンカーは「鉄道の父」、井上勝。世界に冠たる日本の鉄道技術と安全安心への信頼は、彼なくしてあり得なかった。関係者には親しまれ、政界には多くの敵を作った「おさる」の鉄道一...
収録日:2014/02/12
追加日:2014/03/13
山内昌之
東京大学名誉教授

所有にこだわらない住宅の流通政策を推進すべき

未活用資源の潜在的可能性(2)都市と住宅

日本の不動産、住宅事情は数々の規制と、従来の考え方でがんじがらめになっている。莫大なライフサイクルコストから解放され、快適な都市生活を送るためにはどうしたらよいのか。論理と発想の転換に裏打ちされた画期的な都市計...
収録日:2014/01/14
追加日:2014/03/27
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

「吾妻鏡」が徳川家康に与えた影響とは?

吾妻鏡とリーダーの要諦(3)徳川家康への影響と効果

『吾妻鏡』は、後世にいろいろな効果を及ぼしていく。第一に数えられるのは徳川家康への影響だ。将軍頼朝を補佐した「御門葉」は、徳川では「御三家」に姿を変え、官職では「二人制」の知恵が引き継がれる。シリーズ「日本の歴...
収録日:2014/02/26
追加日:2014/04/24
山内昌之
東京大学名誉教授

源頼朝の死因?北条時頼の廻国?…『吾妻鏡』の謎と魅力

吾妻鏡とリーダーの要諦(4)事実と虚構のはざまから

「いざ鎌倉」で知られる謡曲『鉢木』の佐野源左衛門と、水戸黄門の諸国漫遊はルーツを同じくした? 理想化された「武家の世界」伝承が、事実と虚構のはざまを一人歩きするにいたるプロセスを、山内昌之氏が追いかける。シリー...
収録日:2014/02/26
追加日:2014/04/24
山内昌之
東京大学名誉教授

小国・日本に破れた屈辱が日中関係を複雑にした

中国近代化の真実~科挙と日清戦争(2)日清戦争の爪痕

日清戦争が中国に与えた衝撃と屈辱は想像を絶すると島田晴雄氏は指摘する。中国の文化に憧れ抜いた「属国」の裏切りを意味するからだ。その爪痕は中国の近代化に影を落としたのか、それとも動力源となったのか。(後編)
収録日:2014/03/04
追加日:2014/05/08
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

「公のために自分を殺すような精神構造」が指導者の条件

教育論~歴史の中のエリートたち(1)「武士道のエトス」と「ノーブレス・オブリージュ」

 「指導者を育む方法を持たない国家は衰弱する」と語る齋藤健氏。明治維新以降の日本のエリートたちに触れながら、現代の政治家や指導者が喪失したものや、良質な指導者を育むための教育論を熱く展開する。(全3話中第1話目)
収録日:2014/02/18
追加日:2014/05/15
齋藤健
衆議院議員 経済産業大臣

自分を変える努力をした経験がある者は大きく変化する

3年4か月の浪人時代を振り返って

衆院選への初の出馬で落選し、3年4か月という浪人期間を余儀なくされた齋藤健氏。この長い苦渋の時代を支え続け、今でも氏の芯にあるその信条とは?
収録日:2014/02/18
追加日:2014/06/05
齋藤健
衆議院議員 経済産業大臣

企業が企業をつくっていく古河グループ

日本企業のグローバル戦略~外資系企業との比較(2)古河グループ5代の歴史と富士通の躍進

なぜ、かつての日本では新しいイノベーションを次々に生み出し、世界を変えていく企業がたくさん出てきたのか。今はなぜそのような企業が出てこないのか。大上二三雄氏が古河グループ、中でも富士通に注目してその理由を分析する。
収録日:2014/04/11
追加日:2014/06/12
大上二三雄
MICG代表取締役

災害や感染症など想定外の事態に問われる「対応の政治」

蒲島県政(2)対応の政治

 想像外の出来事が起こる災害その他の有事は、「対応の政治」におけるリーダーシップのあり方を問われる非常に重要な場面だ。熊本広域大水害、そして鳥インフルエンザと立て続けに難局に直面した熊本県知事・蒲島郁夫氏が示し...
収録日:2014/05/16
追加日:2014/08/14
蒲島郁夫
元熊本県知事

和漢洋の知を複合的に捉えるための読書

読書とは何か(5)和漢洋の知を複合化し現代に活かす

江戸伝来の知の伝統を再び見直し始めたようにみえる現代日本。和漢洋の教養を身につけ、複合的な知のあり方を示してくれる先人を例にとり、読書とは何か、何を私たちにもたらしてくれるのかを読書の喜びとともに山内昌之氏が語...
収録日:2014/05/22
追加日:2014/08/07
山内昌之
東京大学名誉教授

『神皇正統記』の内容とは…3つの重要な要素

神皇正統記と日本人のアイデンティティ(2)正直・慈悲・決断

『神皇正統記』の歴史観・世界観を支えるのは「正直・慈悲・決断」の三要素である。この三つに照らした本書における北条泰時への評価や、承久の乱に対する解釈に触れつつ、建武の新政の挫折の原因について、北畠親房がいかなる...
収録日:2014/03/27
追加日:2014/08/28
山内昌之
東京大学名誉教授

西田幾多郎と父・髙坂正顕の師弟エピソード

過去から未来へ、京都学派の役割(2)髙坂正顕の思想と西田幾多郎の「永遠の今」

カント研究の第一人者であり京都学派の中心的人物でもある髙坂正顕氏は、高校時代に西田幾太郎に出会い、ついには父の反対を押しきって京都帝大哲学科に進学する。正顕氏の三男・髙坂節三氏が語る、京都学派の系譜を知るうえで...
収録日:2014/07/18
追加日:2014/09/08
髙坂節三
公益財団法人 日本漢字能力検定協会 顧問

感動の大議論! ペンシルベニア大学に集った日本学研究者

『歩こうアメリカ、語ろうニッポン』レポート(5)フィラデルフィア編-2 米国で進む日本研究、見直したい日本の宝

議論爆発の最終日、これぞ『歩こうアメリカ、語ろうニッポン』の醍醐味! 団員たちは、ペンシルベニア大学の日本学研究者たちと白熱の議論を尽くした後、パネル・ディスカッションでさらに現代の日本をアメリカに伝達する。全...
収録日:2014/06/24
追加日:2014/09/16
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

第2次世界大戦での天皇の位置について知ることができる

昭和天皇実録~公開の歴史的意義

一般公開された『昭和天皇実録』とはいかなる書物なのか?10世紀以降に一時途絶えることもありながら、天皇の最初の祖とされる神武天皇から脈々と受け継がれてきたこの国史は、昭和天皇の生涯だけでなく、激動の時代「昭和史...
収録日:2014/09/03
追加日:2014/09/13
山内昌之
東京大学名誉教授

安倍首相が掲げた「積極的平和主義」とは何か?

「積極的平和主義」とは何か(1)世界史と世界情勢

「積極的平和主義」とは、どんな意味なのだろう。それを知らずに、「良い・悪い」や「好き・嫌い」を表明しても始まらない。この言葉が生まれた背景を知るには、近現代の世界がたどった歴史と地政学的問題を、「一つながり」で...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/09/22
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

叩かれ弱く問題の撤退戦がうまくいかなかった大手メディア

日本のジャーナリズムを建て直すために~朝日新聞の慰安婦問題を斬る~

朝日新聞が2014年8月5日と6日に掲載した慰安婦問題の特集をきっかけに、今さまざまな議論が起こっている。曽根泰教氏が問題の要因や背景を解説しつつ、日本のジャーナリズムを建て直すための重要なポイントを語る。
収録日:2014/09/11
追加日:2014/09/28
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

豊かさの差をもたらしたのは250年ほど前の革命

2050年の世界を考える―世界の現状(1)視点1:豊かさは再び均一化していく~その2

2014年8月3日開催「プラチナ未来人財育成塾@会津」におけるプラチナ構想ネットワーク会長・小宮山宏氏講演「2050年の世界を考える」を収録。次の世代を担う中学生たちに向けて、小宮山氏が熱く語りかける。(全17...
収録日:2014/08/03
追加日:2014/09/26
小宮山宏
東京大学第28代総長

江藤淳が調査した戦後日本の言論統制

「積極的平和主義」とは何か(3)戦後教育でゆがめられた日本人の危機意識

尖閣列島、もしくは日本周辺を世界が「今、最も危険な地域」と注目しているにもかかわらず、当の日本人の危機感はあまりにも薄い。なぜ、日本人の自国に対する安全保障意識はかくも低いのか? その根っこにある戦後体制に焦点...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/10/07
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

中国にはかつて「孔子教」をつくろうと考えた思想家がいた

現代中国の儒教復興(3)儒教は宗教なのか

「儒教は宗教なのか」という問いは、非常に難しい問いである。果たして儒教は宗教なのか。宗教にはどのような問題があるのか。中国と日本における儒教の宗教化の動きとともに、中島隆博氏がこの問いに迫る。(全4話中第3話目)
収録日:2014/09/09
追加日:2014/11/26
中島隆博
東京大学東洋文化研究所長・教授

経験に差が! 質的に変わった自民党の行く末

55年体制と2012年体制(2)安倍自民党がいま選挙をする理由

消費増税の先送り問題は、選挙の本当の狙いではない。唐突なまでのスピード解散の裏には、一体どんな思惑があるのか? 事情通のジェラルド・カーティス氏が、55年体制と2012年体制を比較し、選挙の行方と日本の今後を見...
収録日:2014/11/18
追加日:2014/12/11

スエズ運河とアラビア湾が挟む中東の地政学的意味が大変化

第一次世界大戦から100年にあたって(2)帝国崩壊の余波と中東の役割

第一次世界大戦から100年、中東から黒海に至る地域で国際秩序を揺るがす事件が絶え間なく続いている。これまで第一次世界大戦に関する考察は、ヨーロッパの中心性を自明の前提とし、中東の事象は脇に追いやられる傾向があった。...
収録日:2014/11/05
追加日:2014/12/29
山内昌之
東京大学名誉教授

これからの時代をつくるのは、間違いなく「楽観主義」な人

楽観は強い意志であり、悲観は人間の本性である

人間が悲観的になるのは、ある意味で非常に自然なことである。しかし、新しい世の中をつくるためには、まず楽観的であることが重要である。「楽観主義者の未来予測」にも通じる小宮山宏氏が見据える21世紀後半のエネルギーの状...
収録日:2014/12/18
追加日:2015/01/01
小宮山宏
東京大学第28代総長

西郷隆盛や大久保利通など諸藩も優秀な人材育成を始動

幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(01)世界史の中の幕末

日本の近代は、「黒船来航」を契機に動き出した。しかし、それは突発的な事件ではなく、起こるべくして起こった歴史の必然だったのだ。幕末の日本と世界の歴史的状況を結んで語る歴史学者・山内昌之氏の幕末長州に関するシリー...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/01/04
山内昌之
東京大学名誉教授

村田清風が変えた長州藩の安全保障の意識

幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(2)村田清風と長州藩の国防意識

黒船来航からさかのぼることおよそ20年、長州藩では村田清風による藩政改革が行われていた。改革は、外国からの脅威に対し国防を強化するものだった。なぜ長州藩にはその必要があったのか。幕末の長州藩に大きな影響を与えた...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/01/09
山内昌之
東京大学名誉教授

40歳頃、ゼネラリストとなり「L字キャリア」を積む

TOTOの北九州発グローバル戦略(1)工学博士が総務部長?

TOTO株式会社取締役常務執行役員・成清雄一氏は、現在コーポレートグループ長だが、一方で工学博士でもある。なぜ理系の成清氏が管理部門のトップを務めているのか。そこには、実に興味深い「L字キャリア」があった。(全...
収録日:2014/09/18
追加日:2015/01/19
成清雄一
西日本工業大学常務理事・副学長

長州藩の財政的基盤を支えた「防長三白」

幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(03)“実質”百万石、成功の要因

関ケ原の戦いで120万石から37万石に減封された長州藩が、天保の改革後、実質的に加賀の前田家に匹敵する大藩になっていたという。このことが、明治維新を理解する上で大事な点だと山内昌之氏は指摘する。鍵となるのは「防...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/01/19
山内昌之
東京大学名誉教授

歴史認識問題―現代史を教えない日本、誇張して教える中国

「島田村塾」リベラルアーツ特講(4)日中の近現代史から見えるもの

日本は今、歴史認識問題で中韓と非常に冷たい時代になっている。それは、経緯をたどればすでに片付いている話だが、実は、日本側に大きな問題が一つある、と島田晴雄氏は語る。日中に横たわる歴史を手すりに、日本が抱えている...
収録日:2014/12/05
追加日:2015/01/23
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

世界で活躍するために日本の歴史・宗教・文化を知る

「島田村塾」リベラルアーツ特講(5)世界で活躍するために日本を学ぶ

リベラルアーツの仕上げは、やはり自国の歴史・宗教・文化を知ることにある。外から見た日本がいまだに「獰猛な軍国主義国家」の残像を残していることは、何にもまして知る必要がある。その上で、日本人の精神と生活を支える宗...
収録日:2014/12/05
追加日:2015/01/24
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

中国の海洋進出の目的を元海上自衛隊 海将が徹底解説

安全保障最前線(3)中国の活発な海洋進出への対応(後編)

前半では中国の海洋進出問題の現状を見たが、後半では解決への道を探っていく。中国の海洋進出の狙いを知り、日本の国際的な立場を分析していけば、進むべき道はおのずと浮かび上がってくるだろう。前海上自衛隊佐世保地方総監...
収録日:2014/08/01
追加日:2015/02/17
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

「講孟余話」は安倍総理の愛読書

『歴史とは何か』を語る(7)記録から歴史へ~古今東西の歴史家の言説~

今回、山内昌之氏が語るのは、「歴史とは何か?」という、古来、人びとを悩ませてきた難問である。学としての歴史の発生と展開を、古今東西の歴史家の言説を通して俯瞰する。シリーズ第7回。
収録日:2014/10/21
追加日:2015/07/30
山内昌之
東京大学名誉教授

アゼルバイジャンの歴史を知れば、ロシアの悪行に気付く

アゼルバイジャン訪問に学ぶ(1)大国との位置関係とその歴史的経緯

北にロシア、西にトルコ、南にイランと、歴史的大国に囲まれた人口900万人の小国、アゼルバイジャン。3年前から始まった島田村塾で、この国を訪れることとなった島田晴雄氏。果たしてその訳は。また、この国の歴史から見え...
収録日:2014/10/02
追加日:2015/07/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ヘイダル・アリエフ―アゼルバイジャン建国の父のカリスマ

アゼルバイジャン訪問に学ぶ(3)資源大国アゼルバイジャンの政治史

2006年のBCTパイプライン完成以来、3倍の経済発展を成し遂げたアゼルバイジャンは世界有数の資源国である。ヨーロッパとアジア、中東とロシアの十字路として、地政学的に古くから高い意味を持つ土地柄とともに、島国日...
収録日:2014/10/02
追加日:2015/07/13
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ウクライナ問題は戦後世界の国際法違反

アゼルバイジャン訪問に学ぶ(4)グルジア・チェチェン・ウクライナからアゼルバイジャンを顧みる

2014年現在、ウクライナ問題をめぐり、欧米はロシアに対し「19世紀的暴力」と批判し、経済制裁の反撃を加えている。では21世紀初頭の「民主化ドミノ現象」は旧ソ諸国に何をもたらしたのか。そこから日本は何を学ぶべき...
収録日:2014/10/02
追加日:2015/07/16
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

地方創生と社会保障―アベノミクス新戦略のポイント

アベノミクス新成長戦略のポイント(4)地方創生と社会保障改革~日本の命運を握る

島田晴雄氏がアベノミクス新戦略のポイントとして挙げる次なる主な項目は地方創生と社会保障だ。いずれも日本の将来の明暗を分ける最重要課題だが、その道は険しい。われわれは次世代のために、日本の未来のために今、アベノミ...
収録日:2015/01/27
追加日:2015/02/25
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

中国経済は本当に失速? 二つの時期に分けて考えよう

中国経済は安定保持(1)2012年から安定の時代へ

中国の経済動向は、日本のみならず世界中の注目の的だ。しかし、自由主義市場の各国とは事情も大きく異なる上、大変動を続けるその実態はなかなかポイントがつかみがたい。日銀北京事務所長などを経て、中国経済に精通したキヤ...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/11
瀬口清之
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2011年以降の消費の拡大は内需中心への構造変化

中国経済は安定保持(2)消費主導と雇用増大

「中国経済は失速ではなく安定を保持している」と言うのが、中国経済の専門家、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏の分析だ。その根拠となるのは、この10年間の経済事情を物語るデータである。数字とともに、...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/12
瀬口清之
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2012年以降の消費者物価は2~3%で極めて安定推移

中国経済は安定保持(3)物価が語る市場経済安定化

中国経済は現状、非常に安定を保持していると言える。その安定の一面である中国の物価について、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏が解説する。グラフが示す市場経済化以降の中国の市場動向は一目瞭然。中国経...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/13
瀬口清之
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

シャドーバンキングの急速な伸びを2013年以降抑制

ゴーストタウン現象の真相(1)不動産市場は安定回復

今、中国にはゴーストタウンが多く存在する。このことで、日本ではよく中国経済失速の可能性が話題になるが、「現状は心配いらない」とキヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏は語る。その理由を独自のグラフをもと...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/16
瀬口清之
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

構造不況でも全体は好調―80年代後半の日本と酷似

ゴーストタウン現象の真相(2)日本も同じ問題を経験

中国には多くのゴーストタウンが存在するが、なぜ中国にゴーストタウンが増えたのか。キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏は三つの原因を挙げて解説しながら、中国の不動産市場は今後どう動いていくのか、その見...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/17
瀬口清之
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

ボリシェヴィキを彷彿とさせる長州藩の妥協なき理想追求

幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(10)攘夷のリアリズムと実行

水戸藩や薩摩藩との違いを通して浮かび上がる長州藩の横顔は、ロシア革命を動かしたボリシェヴィキを彷彿させる、と歴史学者・山内昌之氏は言う。その理由はどこにあるのか。また、幕末の京都で、過激浪士たちはおろか市民にも...
収録日:2014/12/24
追加日:2015/03/08
山内昌之
東京大学名誉教授

かつての日本よりも速く農林漁業労働人口比率が低下

中国高度成長は2020年まで(1)都市化の減速

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏は、中国の高度成長は2020年頃をめどに終わるのではないかと読んでいる。今までの高度成長を支えてきた二つの要因と、すでにその成長のかげりを示すマイナス要因について...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/18
瀬口清之
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2005年から5年で安定的内需主導型経済へと移行

習政権の課題とリスク(1)経済構造の転換

中国経済は、習近平政権前の2005年を境に大きく変化している。それまでは、輸出競争力不足から「国際収支の天井」という問題を抱えていたという。中国はどうやって輸出競争力強化を図り、問題を解決していったのか。「習近...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/20
瀬口清之
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

国有企業改革が徹底できなければ競争力低下へ

習政権の課題とリスク(2)安定成長移行後のリスク

中国は、高度成長から安定成長に移行した後にリスクが待っていると語るキヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏。そこには中国が抱える大きな問題点が潜んでいた。2020年以降のリスクシナリオとともに、習近平政...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/23
瀬口清之
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

平均年収1万ドル超の都市人口は2020年7~8億人へ

日本企業の黄金時代到来(1)リスクの前にチャンスを

2020年代に迎える中国のリスクを見てきたが、だからといって撤退するのは気が早い。どころか、世界市場での敗北をも意味すると、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏は指摘する。リスクの前の数年間、201...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/24
瀬口清之
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

訪日爆買いツアーの激増は日中の経済関係を象徴

日本企業の黄金時代到来(2)中国で勝てば世界で勝利

2010年代の中国は、日本企業にとって二度と来ない「黄金時代」だとキヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏は明言している。中間所得層が増え、「1人当たりGDP1万ドル超」になると、中国人の消費行動は、こ...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/25
瀬口清之
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

「工場」ではなく「市場」としての中国で勝負!

中国ビジネス成功のカギ(1)政冷経熱から政涼経温へ

2010年代の中国市場は、千載一遇のビッグ・チャンス。キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏の解説と数字により、展望は十分理解いただけたと思う。しかし、日本企業にとって中国はなかなか攻略しにくいことも...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/26
瀬口清之
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

中国ビジネス負け組企業の典型例は、社長が中国に行かない

中国ビジネス成功のカギ(2)社長の決断力

中国ビジネスにおける日本企業が勝ち組と負け組に二極分化している状況が分かった。今回は多くの事例を見てきたキヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏が「負け」の理由を詳しく分析。その根本原因を探ることから、...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/27
瀬口清之
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

関係改善、民主導経済、文化交流促進、歴史認識相互理解

日中協調発展のために(1)4つの前提条件とは

日中協調発展のための前提条件が四つあると語るキヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏。それは、尖閣問題や歴史認識問題など日中両国の間に横たわる難しい問題と関連してくるため、どう克服していくかが課題となる...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/30
瀬口清之
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

アジアの人たちと心の絆を結ぶ―心のインフラの改善を

日中協調発展のために(2)歴史教育と道徳教育

歴史認識問題は、国際社会で非常に重視されており、日中、日韓だけでなく、グローバルな視点から考えなくてはいけない問題である。その認識を日本の中で広く共有するため、本質的な歴史教育の見直しの必要性を説くキヤノングロ...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/31
瀬口清之
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

北朝鮮崩壊後の「大韓国」を念頭に冷静に付き合うべき

インド太平洋の基本的構造(3)韓国との付き合い方・台湾の見方

仮に朝鮮半島と台湾で大きな変化が起こったら、日本にどのような影響が及ぶのだろうか。中国との関係も含め、今後の東アジア情勢を占いながら、政策研究大学院大学(GRIPS)学長・白石隆氏とともに両国との付き合い方や見...
収録日:2015/01/21
追加日:2015/06/11
白石隆
公立大学法人熊本県立大学 第3代理事長

大不況下でも解雇や減給をしなかった幸之助―経営の原点

松下幸之助の言葉~人間大事の心(1)一人も解雇するな、1円も給料を下げるな(前編)

松下幸之助の晩年23年間を秘書として仕え、PHP研究所の社長も務めた江口克彦氏が、今の時代でも色あせない「経営の神様」の珠玉の言葉について語る。1929年の世界恐慌の際、松下電器製作所は大不況の中で社員の解雇も...
収録日:2014/01/20
追加日:2015/04/01
江口克彦
株式会社江口オフィス代表取締役社長

同じメンバーだと喜びが倍になる

清宮克幸の「監督術」(1)現有戦力を財産とする

2015年2月28日、ラグビー日本選手権決勝に勝利したヤマハ発動機ジュビロは、悲願の優勝を手にした。本社の業績不振による支援の縮小、トップリーグ降格の危機のさなかに、チームの監督に就任したのが清宮克幸氏。早稲田...
収録日:2015/04/09
追加日:2015/04/18
清宮克幸
公益財団法人日本ラグビーフットボール協会 副会長

戦後70年間の実績の中に反省や謝罪の表れを見てほしい

戦後70年の歴史認識~中韓の意図と平和国家日本(2)平和国家としての歩み

第一次世界大戦中に起こったアルメニア人虐殺事件は、現在でもトルコとアルメニアの間に衝突をもたらしている。歴史認識をめぐる日本と中国・韓国の対立でも、一人歩きした数字と戦後の取り組みがすれ違っている。歴史学者・山...
収録日:2015/04/22
追加日:2015/05/07
山内昌之
東京大学名誉教授

川は急流、水は澄み切る―日本のリーダーの条件「清明心」

東洋思想を考える~東洋と西洋の融合と日本(2)日本の地理的特性と知的遺産

日本には地理的特性が二つあると語る老荘思想研究者・田口佳史氏。その特性は非常に特異なもので、そこから、世界のどこにもない、日本特有の精神性、文化が生まれている。そして、今も学べる知的遺産もある。そんな独特な日本...
収録日:2014/10/29
追加日:2015/07/09
田口佳史
東洋思想研究家

石油における安全性と確実性は多様性と多元性に潜む

第一次世界大戦100年と日本(2)石油と安全保障

中東の紛争、「イスラム国」(IS)、ウクライナ。現在の国際秩序を揺るがす混乱のどれもが、まさか100年前に五つの大帝国が崩壊した余波だとは。歴史学者・山内昌之氏が“石油エネルギー”の視点からこの一世紀の近代史を読...
収録日:2015/04/15
追加日:2015/05/21
山内昌之
東京大学名誉教授

2007年、中国高官が米国司令官に太平洋分割案を提示

安全保障のチャイナリスク対応(1)米中パワーの相克

2007年、中国海軍高官がアメリカのキーティング司令官に「中国とアメリカで太平洋を二分しよう」という分割案を持ちかけている。ここには一体どのような意図があったのか。わが国の安全保障の最前線で指揮を執っていた前海...
収録日:2014/12/01
追加日:2015/07/02
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

海中資源ニーズが高まる中、中国は海洋権益の確保を目指す

安全保障のチャイナリスク対応(3)海洋進出の狙い

21世紀を海洋の世紀と位置付け、「海洋強国」を建設すべきだと盛んに提唱している中国。彼らは、アメリカとの全面対決が避けられない海の覇権へ向かうのだろうか。前海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏が中国の活発な海洋...
収録日:2014/12/01
追加日:2015/07/06
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

負けない体制をつくり、戦わない―不戦不敗

安全保障のチャイナリスク対応(4)日本が生き残る道

米中という大国のパワーシフトの下で、日本が生き残るための戦略はどのように立案すればよいのだろうか。前海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏が、いま大きな転換点を迎えるわが国の安全保障システムを再点検しつつ、シミュ...
収録日:2014/12/01
追加日:2015/07/06
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

監督の仕事は、自分の言葉で伝えること

清宮克幸の「監督術」(6)伝える力でチームを変える

早稲田大学ラグビー部でも、ヤマハ発動機ジュビロでも、監督としてチームをどん底から頂点に導いた清宮克幸氏。この一年でその指導の仕方は大きく変わったという。選手やコーチという人材を生かしてチームを育てる。そのために...
収録日:2015/04/09
追加日:2015/07/23
清宮克幸
公益財団法人日本ラグビーフットボール協会 副会長

1915年の悲劇もトルコ・アルメニア間の歴史認識問題

戦後70年談話~政治と歴史認識(4)歴史解釈の違いが生む各国の対立

今年は日本にとって戦後70年の節目に当たる年だが、トルコとアルメニアにとっては第一次世界大戦中、両国の間に起こった大悲劇ともいうべき事件から100年という年でもある。この事件においては両国の見方に食い違いがあり...
収録日:2015/05/18
追加日:2015/06/15
山内昌之
東京大学名誉教授

アルメニア人追悼式典の翌日にガリポリで追悼行事を開催

戦後70年談話~政治と歴史認識(7)二つの追悼式典と歴史認識問題

第1次大戦中の1915年に発生したアルメニア人大虐殺から100年目に当たる2015年4月24日に追悼式典が行われたが、その翌日、ガリポリ半島でもう一つの大規模な追悼行事が開催された。現在、トルコ政府はアルメニア...
収録日:2015/05/18
追加日:2015/06/25
山内昌之
東京大学名誉教授

早稲田ラグビー復活の鍵は栄養面にあり

清宮克幸の「監督術」(7)戦うための体をつくる

ヤマハ発動機ジュビロ監督・清宮克幸氏は、かつて指揮を執った早稲田大学を帝京大学に匹敵する強いチームに育てるには栄養管理が必要だと断言する。そのための資金調達として「納豆寄金」というユニークな発想を語る清宮氏だが...
収録日:2015/04/09
追加日:2015/07/30
清宮克幸
公益財団法人日本ラグビーフットボール協会 副会長

「場」が選手たちの目標となる

清宮克幸の「監督術」(8)印象深い「場」をつくる

ヤマハ発動機ジュビロ監督・清宮克幸氏は、選手にとって重要な要素として「場」の力を挙げている。選手たちの目標となる場を用意するため、会社に大きなプロジェクトを提案した清宮氏。人に力を与える場のあり方を通して語る監...
収録日:2015/04/09
追加日:2015/08/06
清宮克幸
公益財団法人日本ラグビーフットボール協会 副会長

徳富蘇峰は吉田松陰を「革命家→改革者」と再定義

吉田松陰の思想(上)松陰像の変遷(1)革命家から改革者へ

近代日本の精神的指導者として今なお語り継がれる吉田松陰は、時代と向き合い、時代と共に生きた「現在進行形の思想家」である。そして、吉田松陰を読むことは、私たちの時代を読むことでもある。東京大学東洋文化研究所教授・...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/07/13
中島隆博
東京大学東洋文化研究所長・教授

伯夷、叔斉、顔回の悲劇と、盗蹠の大往生ー歴史の不条理

『歴史とは何か』を語る(11)司馬遷の歴史叙述と世界観

「われいずくにか適帰せん。ああ徂かん、命の衰えたるかな」。かの有名な一節で知られる古代中国の逸話を手掛かりに、善人が報われるとは限らない歴史の不条理に対する司馬遷の、そして歴史学者・山内昌之氏の義憤が語られる。...
収録日:2014/12/03
追加日:2015/08/13
山内昌之
東京大学名誉教授

『小学』とは…朱子が子ども向けに編纂した人生教育の書

『小学』の説くところ

寺子屋のテキストに『小学』という書物がある。『小学』は、朱子が四書の編纂を進めながら、子どもに読んでもらうため、四書を中心に重要な部分を輯編したものである。しかし、そこには人生の教育があると老荘思想研究者・田口...
収録日:2015/01/13
追加日:2015/08/13
田口佳史
東洋思想研究家

徳川3代将軍家光の優れたリーダーシップ

将軍家光のリーダーシップ(1)家運の鍵を握る3代目

「売り家と唐様で書く三代目」、この江戸川柳は家運の鍵を握る3代目の難しさをよく言い表している。歴史にも多く登場する3代目の成功例と失敗例をもとに、徳川3代将軍家光のリーダーシップを考える。歴史学者・山内昌之氏に...
収録日:2015/06/30
追加日:2015/07/27
山内昌之
東京大学名誉教授

溶ける氷河、沈む島―温暖化対策の鍵の一つは「飽和」

持続可能で明るい低炭素社会(1)転換期の「飽和」

「低炭素化」社会が、いよいよ経済的にも視野に入ってきたと、株式会社三菱総合研究所理事長で科学技術振興機構低炭素社会戦略センター長・小宮山宏氏は語る。その際のキーワードは「飽和」だ。一体何が飽和したのか。なぜ飽和...
収録日:2015/06/23
追加日:2015/07/27
小宮山宏
東京大学第28代総長

徳川家光がしたこと…その最大の功績とは?

将軍家光のリーダーシップ(4)「老中」の形成

ライバルを排除した家光が直面したのは、「出頭人政治」。戦国の名残を残す家康の遺臣たちを退場させ、将軍直属のシステムを整備することが家光の願いだった。そのために取り入れた制度とその意味、またその先の模索について、...
収録日:2015/06/30
追加日:2015/07/30
山内昌之
東京大学名誉教授

トランジション・マネジメントのために「知の見える化」を

持続可能で明るい低炭素社会(4)知の構造化と見える化

産業革命以降、急速に拡大した工業化は世界の9割に浸透し、人工物飽和の時代がやってくる。しかし、「人工物の飽和は、希望」だというのが、株式会社三菱総合研究所理事長で科学技術振興機構低炭素社会戦略センター長・小宮山...
収録日:2015/06/23
追加日:2015/07/30
小宮山宏
東京大学第28代総長

改革はなぜ進まないのか?

「改革」を望まない人間の心理

移住、離婚、退職・退学。どれも本人にとっては「重い」決断で、決心が容易でないことは、誰しも共感するだろう。実は、政治や企業などの大きな組織の「改革」が進まないのも、これと同じ心理からきていると、政治学者・曽根泰...
収録日:2015/07/13
追加日:2015/08/03
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

日中戦争はやがて世界の問題に拡大、そして敗戦・・・

20世紀前半の日中関係~この歴史から何を学ぶか(3)

本年2015年は戦後70年の節目の年。しかし、中国や韓国ではいまだに反日教育が行われ、日本においても特に現代史の教育の欠如は否めない。歴史認識という価値観以前に、事実理解のギャップに問題があると感じた島田晴雄氏...
収録日:2015/07/07
追加日:2015/08/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

光緒帝の皇后とその前で跪いた太った老人が泣いていた

20世紀前半の日中関係~この歴史から何を学ぶか(2)

本年2015年は戦後70年の節目の年。しかし、中国や韓国ではいまだに反日教育が行われ、日本においても特に現代史の教育の欠如は否めない。歴史認識という価値観以前に、事実理解のギャップに問題があると感じた島田晴雄氏...
収録日:2015/07/07
追加日:2015/08/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

極東の小国が旧超大国・清に挑戦した日清戦争

20世紀前半の日中関係~この歴史から何を学ぶか(1)

本年2015年は戦後70年の節目の年。しかし、中国や韓国ではいまだに反日教育が行われ、日本においても特に現代史の教育の欠如は否めない。歴史認識という価値観以前に、事実理解のギャップに問題があると感じた島田晴雄氏...
収録日:2015/07/07
追加日:2015/08/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

香川俊介氏への歴史家として述べる哀悼の意

追悼・前財務次官 香川俊介氏

2015年8月、前財務次官・香川俊介氏がこの世を去った。生前親交があり、その優れた能力と温かい人柄に魅了されていた歴史学者・山内昌之氏は、香川氏の死にあたり明治の二人の軍人にある共通点を見出すという。これは、国...
収録日:2015/08/19
追加日:2015/09/21
山内昌之
東京大学名誉教授

怒りっぽくなったら…テストステロンが減るLOH症候群?

男性医学とテストステロン(4)男性ホルモン低下の影響

60歳を過ぎて怒りっぽくなった、意欲や集中力に欠ける、疲労感、頻尿、ほてり。ときに「男性更年期」とも呼ばれるこうした症状から、テストステロン低下の影響に、さまざまな角度からアプローチする。順天堂大学医学部大学院...
収録日:2015/07/24
追加日:2015/11/19
堀江重郎
順天堂大学医学部・大学院医学研究科 教授

ストレスや疲労でテストステロン減少…自力で増やす方法は

男性医学とテストステロン(5)男性性を医学から支える

男性ホルモンであるテストステロンはどうすれば高まり、心身ともに充実したコンディションを維持できるのか? 男性が意欲的かつ健康的に長生きするために、テストステロンがいかに重要か。順天堂大学医学部大学院医学研究科教...
収録日:2015/07/24
追加日:2015/12/03
堀江重郎
順天堂大学医学部・大学院医学研究科 教授

発酵食品~腐りにくい・独特の香り・体にいい・免疫力Up

発酵は人類を救う(3)発酵食品4つのパワー

発酵食品はわれわれの食卓と密接な関係を持っており、発酵食品なしでは食生活は成り立たない、と農学博士で食文化論者である発酵学者の小泉武夫氏は語る。氏によれば、発酵食品には4つの特徴があるという。これを聞けば、発酵...
収録日:2015/11/09
追加日:2015/12/17
小泉武夫
農学博士

戦後のリベラルを振り返ると、今リベラルは大変旗色が悪い

戦後レジームとは何か~IMF、自民党、リベラル(3)リベラルの戦後史からの考察

丸山真男、鶴見俊輔、加藤周一。それから、小泉信三、田中美知太郎、猪木正道、河合栄治郎に連なる人たちに、高坂正堯、永井陽之助。さらには、香山健一、佐藤誠三郎、西部邁、中嶋嶺雄まで――現在はリベラルには冬の時代だが、...
収録日:2015/12/03
追加日:2016/01/18
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

アサド大統領の最大の政治責任は国家存続を危うくしたこと

中東の火種・シリア(3)世界革命史から見たアサド

アサド大統領の暫定政権残留をめぐって、国際世論が二分している。そもそもアサド大統領の最大の政治責任はどこにあるのだろう。シリア問題の世界史的意味をめぐって、歴史学者・山内昌之氏が、18世紀フランス革命や20世紀...
収録日:2016/02/10
追加日:2016/03/21
山内昌之
東京大学名誉教授

沖縄が水不足でも、北海道での節水分は沖縄では使えない

水と地球と人間と~日本と世界の水問題(5)水の七不思議と水の危機

「水問題の市民運動は、おそらく根付かないだろう」――東京大学生産技術研究所教授・沖大幹氏はそう喝破する。いったいなぜだろうか。水危機に対する感情的側面を考えると、意外な思い込みや間違いがいろいろと見えてくる。地球...
収録日:2015/03/19
追加日:2016/04/07
沖大幹
東京大学大学院工学系研究科 教授

自分たちの手でメンテナンスできる木造ビルの魅力

森と都市の共生~木材活用の豊かな社会(8)山の価値観、都市の価値観

かつて「割り箸」論争があった。「割り箸は森林破壊だ」という主張と「割り箸は森林資源の有効活用だ。」という主張の対立である。論争は決着を見ないまま、中国産輸入割り箸に取って代わられている。経済性がものを言ったわけ...
収録日:2015/11/19
追加日:2016/05/26
腰原幹雄
東京大学生産技術研究所 教授