ユダヤ人を巡る「陰謀論」の裏を読む…ロシア革命とユダヤ人
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(6)陰謀論とユダヤ人
ロシア革命はユダヤ人による革命!? そんな話も飛び交うように、ユダヤ人をめぐっては歴史的に多くの陰謀論が巻き起こってきた。陰謀論は、そのときの社会状況や人間としての性質にも関連してくるため、「隠されたメッセージを...
収録日:2025/12/05
追加日:2026/04/27
『孟子』に学ぶ、リーダーが過酷な境遇に追い込まれる意味
徳と仏教の人生論(5)陰陽と東洋思想を知ることの意味
宇宙や人生の本質について考察を深めていく今回の講義。前回に続く、宇宙がもう1つの宇宙のような存在をつくりたくて人間を創造したという話は非常に興味深い。陰陽(陰と陽)の両面を理解し、自然の摂理に根差した東洋思想を深...
収録日:2025/05/21
追加日:2025/11/07
『三四郎』に色濃く反映する急速な近代化とメンタルヘルス
いま夏目漱石の前期三部作を読む(3)『三四郎』の時代背景と深い陰影
夏目漱石の前期三部作の最初の作品となる『三四郎』は、九州から上京した三四郎の視点を通じて明治末期の知識人の姿を描いている。特に東京帝大の学生たちの姿や、彼らが直面する不条理を鋭く捉え、知的に生きることの困難さを...
収録日:2024/12/02
追加日:2025/03/16
松下幸之助の答えは「人間の把握」と「宇宙の理法」の2つ
東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(2)陰陽論の重要性
老荘思想の根幹には陰陽論がある。この世はつねに「陰陽」の2つのものが相まって形成・維持されているというものだ。この講義では、この陰陽論への理解をより深め、「乾坤」さらには「道徳」の概念を解説し、松下幸之助が「2つ...
収録日:2024/09/19
追加日:2024/11/28
陰の主役はイラン!?イスラエル・ハマス紛争の宗教的背景
グローバル・サウスは世界をどう変えるか(4)サウジアラビアとイランの存在感
中東のグローバル・サウスといえば、サウジアラビアとイランである。両国ともに世界的な産油国であり、世界の政治・経済に大きな存在感を示している。ただし、石油を武器にアメリカとの関係を深めてきたのがサウジアラビアであ...
収録日:2024/02/14
追加日:2024/04/24
斉昭、松陰の発想が是!? 阿部正弘の評価との違いに物申す
徳川将軍と江戸幕府~阿部正弘編(5)徳川斉昭の発想と阿部正弘の現実感覚
徳川(水戸)斉昭の発想は、まるで「昭和20年8月段階の大本営陸軍部、陸軍の参謀たちの作戦」のようだと山内氏は語る。一方、阿部正弘は決断までに時間はかかるけれど優れた現実感覚を持つ。相容れない両者についてどう考えたら...
収録日:2021/03/29
追加日:2024/04/06
東湖も松陰も忠告…現代政治でも他人事でない「郷原の徒」
徳川将軍と江戸幕府~阿部正弘編(3)「中庸」と似て非なる「郷原」
江戸時代、多くの政治家や思想家が理想とした存在として「中庸(中行)を保つことができる人」を挙げている。中庸は人としてなかなか到達できない境地だが、それと一見似て非なるものが「郷原」である。他人の気に入るよう自分...
収録日:2021/03/29
追加日:2024/03/23
「風林火山」には続きが…「知り難きこと陰の如く」の意味
『孫子』を読む:軍争篇(4)「風林火山」に続く大事な教え
風林火山――『孫子』の軍争篇に出てくるこの言葉は戦国武将・武田信玄の旗指物として有名だが、実はこの後に「知り難きこと陰の如く…」と続く言葉が重要だと田口氏は言う。それこそが「此れ軍争の法なり」すなわち戦争をするとき...
収録日:2020/06/16
追加日:2023/12/11
陰謀論の典型的なパターンとは?惑わされぬための考え方
クライン『ショック・ドクトリン』の真実(4)経済的自由なしに民主主義はあり得ない
クラインの主張の矛盾は「新自由主義」への批判において極まる。クラインによると、民主化と経済自由化は矛盾するということだが、それは根拠のない話で、実際はまったく違うのだ。今回はクラインの議論の矛盾を、データをもと...
収録日:2023/07/20
追加日:2023/09/08
妄想が過激化…ハインリッヒ13世の陰謀とSNS社会の危険
ハインリッヒ13世の事件…他人事ではない陰謀論の恐怖
2022年12月、ドイツでハインリッヒ13世の事件が起こった。これは、古い貴族の出身者であるハインリッヒ13世が中心人物の極右グループが政府転覆を企てて逮捕されるという事件だが、グループの実態を調べると、インターネットを...
収録日:2023/03/31
追加日:2023/05/14
「陰謀論」という陰謀…歴史修正主義批判の裏にあるもの
日本人が知らない近現代史~陰謀論と歴史修正主義を考える
第二次世界大戦以後の歴史観の再解釈に対しては、「陰謀論」や「歴史修正主義」という指摘が後を絶たない。歴史が政治的に重要な意味を持つようになった第二次世界大戦後、「陰謀論」は負のレッテルに変わっていった。そうした...
収録日:2021/12/06
追加日:2022/04/22
中東での感染拡大の背景にある3人の独裁者とは
中東におけるコロナ問題(2)独裁者と陰謀論
多宗教、多民族ゆえに国家としてのまとまりに欠ける中東諸国は、国としての形式を維持するために独裁者を冠しているケースが少なくない。山内昌之氏はこの独裁者を「世俗的独裁者」「神権的独裁者」「超俗的独裁者」に分類し、...
収録日:2020/09/01
追加日:2020/11/10
トランプ支持者の一部が「フェイク陰謀論」に熱狂する理由
Qanonとは何か?(1)大統領選にも影響を及ぼす草の根運動の正体
2020年の大統領選挙にも影響を与えるトランプ支持の「草の根運動」、それがQanon(QAnon、Qアノンとも表記)である。これは「オルタナ右翼(=オールタナティブ右翼=既存のアメリカ保守層とは「別」の右派思想。反エスタブ...
収録日:2020/10/07
追加日:2020/10/18
新型コロナ問題で突き付けられたリーダーの「考え方の改革」
コロナ禍で問うべき「転換期の在り方」(2)陰と陽のバランス
一つの選択を追求する西洋思想とは異なり、東洋思想では陰陽のバランスを重視する。経済成長という陽の側面の追求だけではバランスを失するため、人々の心の満足という陰の側面も同時に追求することが重要である。そこで田口佳...
収録日:2020/05/21
追加日:2020/06/24
保健所が崩れるか否かが、感染爆発の大きな岐路
新型コロナウイルスの克服(4)保健所こそ陰のヒーロー
日本において感染者数がある程度抑えられている要因の1つに、保健所の働きがある。保健所は感染者の情報や感染経路を逐一把握し、感染拡大防止に大きく貢献している。よって、保健所という機能をいかに保つかが、医療崩壊を防ぐ...
収録日:2020/03/27
追加日:2020/04/01
青白いインテリではなかった幕末期の賢人たち
幕末の人材論~逸材の素顔(1)佐藤一斎、松浦静山、吉田松陰のすごみ
田口佳史氏が、佐藤一斎、松浦静山の辻斬りにまつわる逸話を紹介。また、田口氏は平戸の松浦文庫を通じて、吉田松陰との不思議な縁でつながったと言う。これらの話からうかがえるのは、一斎、静山、松陰という幕末期の賢人のと...
収録日:2019/06/14
追加日:2019/10/02
吉田松陰の生涯と幕末における彼の影響力
明治維新とは~幕末を見る新たな史観(11)長州の藩是転換
攘夷の波は長州にも押し寄せる。長州もまた、開国方針から攘夷実行へ転換していったのである。これを主導したのは、吉田松陰の弟子である久坂玄瑞であった。今回は、吉田松陰の生涯と幕末における彼の影響力について解説する。...
収録日:2018/07/18
追加日:2018/12/06
陰鬱な2代目皇帝ティベリウス「ヴィラ・ヨヴィス」に籠る
ローマ帝国皇帝物語~ローマ史講座Ⅴ(7)苦闘するティベリウス
アウグストゥスの死後、皇帝の座に就いたティベリウスだったが、その治世や人物に対する評価は真っ二つに分かれている。どちらかというと同世代に近いほど厳しく、2000年後の最近になって再評価が進んでいる。その原因は何なの...
収録日:2017/06/16
追加日:2017/08/31
物事を相対論で見るときにはその本質を見失っている
老荘思想に学ぶ(5)「陰陽論」からリーダーシップへ
老荘思想は、上司と部下のあり方を知るためにも、世の人の忘れがちなことを思い出すのにも役に立つ。皆さんは出世や楽しみのために、自分や他人の「命」をおろそかにしていないだろうか。価値観の礎となる陰陽論からリーダーシ...
収録日:2016/12/05
追加日:2017/07/08
天下は一人の天下―普遍に到達する「道」の模索
吉田松陰の思想(下)松陰の思想の中核(5)現在進行形の思想
吉田松陰と長州藩老中・山縣太華との「原理」をめぐる応酬、これこそが「現在進行形の思想家」松陰をつくり上げた。今日の私たちも、再び彼らの営為を継承しなくてはならない。東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏が、現代...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/08/13
「天道と国体」の関係は「普遍と特殊」
吉田松陰の思想(下)松陰の思想の中核(4)同と独の調停
東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏は、吉田松陰の思想の内には、現在の世界情勢に通じる側面があると分析する。各国が持つ特殊性を尊重しながらも、そこからどうやって万国共通の普遍性を見出していくか。『講孟余話』を...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/08/10
孟子の易姓革命論をいったん批判したうえで継承する
吉田松陰の思想(下)松陰の思想の中核(3)革命観と性善説
吉田松陰は、たとえ聖人の書いた著作でもそれにおもねるなと言う。それは、孔子や孟子の生き方が、松陰なりの「忠」の考え方と衝突するからだ。東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏が、中国と日本の違いを意識しつつ、独自...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/08/06
決断主義的な主権者性を天皇に期待していたことの矛盾
吉田松陰の思想(下)松陰の思想の中核(2)国体と天皇
吉田松陰の『講孟余話』は、孟子の革命観を否定しつつも、当時の徳川政権を批判する可能性を残していた。さらに松陰は、天皇に決断主義的な「主権者」像を提示した。守旧的な「国体」論者から積極的な政治的統治者へというラデ...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/08/03
吉田松陰が導入した孟子の民本思想
吉田松陰の思想(下)松陰の思想の中核(1)『講孟余話』の挑戦
吉田松陰にとって、武家支配の正統性を危うくする危険思想だとされてきた『孟子』を読むことは、大きな思想的挑戦だった。『孟子』に通底する民本思想が、松陰の平等主義的な思想と響き合い、武家支配体制の批判すら視野に入れ...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/07/30
忠義が宗教的なまでに超越化され、制度を突き抜ける
吉田松陰の思想(上)松陰像の変遷(5)思想の強度
吉田松陰の短い人生そのものが、彼の唯一の主著なのだ。戦後の思想家・藤田省三氏の指摘を端緒に、東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏が「可能性としての松陰」に触れる。松陰の思想は、制度にかかわらず個人の内面を問題...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/07/27
丸山眞男が吉田松陰に見出したナショナリズム
吉田松陰の思想(上)松陰像の変遷(4)宗教性とナショナリズム
さまざまな吉田松陰像に共通するのは、絶対的な者に対する没我、すなわち宗教性である。それが戦前では熱狂的な国家主義に「悪用」されたが、それを超えた「健全なナショナリズム」へと進む可能性もあったのではないか。奈良本...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/07/23
「陰陽論」の真の意味…大切なのは二者択一ではなく両立
「陰陽論」は仕事の役に立つ!
東洋思想の可能性と21世紀のビジネスを考える上で、「陰陽論」は大切な軸になると田口佳史氏は言う。陰と陽を対立する存在とみる近代西洋思想から、相補う存在とする東洋思想へ、世界の見方が急激に変化しているからだ。陰と...
収録日:2014/11/12
追加日:2015/07/23
いま求められる波動を出してエネルギーを生み出す者
行徳哲男が語る稀代の変乱煽起者・吉田松陰
日本BE研究所所長・行徳哲男氏は、いま日本に必要なのは「変乱煽起者」だと言う。変乱煽起者とは波動を出してエネルギーを生み出す人であり、その代表的人物の一人が吉田松陰である。行徳氏が吉田松陰の姿を通して、日本を救...
収録日:2014/12/26
追加日:2015/07/23
戦前、井上哲次郎は吉田松陰を「陽明学者」と位置付ける
吉田松陰の思想(上)松陰像の変遷(3)陽明学者・教育家・史論家
吉田松陰とは何なのか。かつて松陰は、維新に向けて人を育てた教育者であると捉えられてきた。しかし、東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏は、松陰はそういったカテゴリーに収まりきらない思想家ではないかと言う。戦後に...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/07/20
戦後、奈良本辰也は吉田松陰を「敗者」と捉えた
吉田松陰の思想(上)松陰像の変遷(2)国士・敗者・ヒューマニズム
多様な吉田松陰像は、その時代の空気を鮮やかに映し出す。明治から戦前にかけて流布したナショナリスト・松陰というイメージは、戦後になると孟子の性善説に基づいたヒューマニスト・松陰へと変化した。東京大学東洋文化研究所...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/07/16
徳富蘇峰は吉田松陰を「革命家→改革者」と再定義
吉田松陰の思想(上)松陰像の変遷(1)革命家から改革者へ
近代日本の精神的指導者として今なお語り継がれる吉田松陰は、時代と向き合い、時代と共に生きた「現在進行形の思想家」である。そして、吉田松陰を読むことは、私たちの時代を読むことでもある。東京大学東洋文化研究所教授・...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/07/13
中大兄皇子、織田信長、吉田松陰――いつも変革は若者から
驀直去~まっしぐらに突き抜けろ(2)若者たちに対する檄文
蒙古襲来時、「驀直去(まくじきこ)」の教えを悟り、国難に立ち向かったのは17歳の北条時宗。しかし今、敢然と国難に立ち向かう指導者が少なすぎると憂慮する行徳哲男氏。驀直去に込められた想いを檄文にぶつけ、若者たちに...
収録日:2014/02/26
追加日:2015/07/09
吉田松陰の「留魂録」は世界屈指の遺書文学
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(08)松陰処刑の影響
安政の大獄により30歳の若さで処刑された吉田松陰。松陰の死は、弟子たちにどのような影響を与えたのか。また、幕末の歴史にとってどんな意味を持つのか。松陰が死の直前に書いた遺書『留魂録』を手すりに、歴史学者・山内昌...
収録日:2014/12/24
追加日:2015/02/22
伊藤博文、山縣有朋ら俊才を輩出した松下村塾の2つの特徴
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(07)松陰の教育と幕末の志士たち
東京大学名誉教授である歴史学者・山内昌之氏は、吉田松陰の教育者としての才能を高く評価している。それぞれの個性や長所を伸ばすことに長けていた松陰。松下村塾でどのような教育を施したのか。また、そこで学んだ若者たちが...
収録日:2014/12/24
追加日:2015/02/15
黒船で密航を図った吉田松陰のエスプリは「認識、即実践」
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(06)松陰の思想「知行合一」
世間一般には「尊王攘夷論者」で知られる吉田松陰。しかし、単純な排外主義者ではなく、むしろ非常に柔軟な思考の持ち主であると語る歴史学者・山内昌之氏。果たして松陰の思想はいかなるものだったのか。松陰が目指した国の姿...
収録日:2014/12/24
追加日:2015/02/08
吉田松陰の叔父・玉木文之進…松下村塾の創始者の実像とは
幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(5)叔父・玉木文之進の教育
「松下村塾」は、吉田松陰の名で知られるが、実は松陰の叔父・玉木文之進が立ち上げた私塾であった。文之進はなぜ松下村塾を立ち上げたのか。そして、悲劇といわれるその最期にはどのようないきさつがあったのか。歴史学者・山...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/02/01
GHQがめざしたのはエリートを育成できない教育制度
戦後復興~“奇跡”の真実(6)占領政策の展開2
多くの領域にまたがった戦後処理は、日本を戦争へと導いた旧弊打破を目論んだものであった。日本国憲法制定過程のみではなく、財閥解体、農地改革、教育改革など多くの側面において、日米の専門家たちの間で多くのやり取りが交...
収録日:2019/07/23
追加日:2019/08/27