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「目標」の検索結果

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無理なプランや数値目標を指示されると現場の力は弱くなる

日本企業の病巣を斬る(1)日本企業の4大疾病

日本企業の病巣に「オーバープランニング(過剰なる計画)」「オーバーアナリシス(過剰なる分析)」「オーバーアダプテーション(過剰なる法令順守)」がある。これは経営学者の野中郁次郎氏が提唱したものだが、これに「オー...
収録日:2023/10/18
追加日:2023/12/01
対談 | 執行草舟田村潤

ストレッチが過ぎてはいけないが、「1つ上の目標」を持て

ゴーン改革の反省とグローバル経営の教訓(4)目標設定の妙味

改革の方向はシンプルであったが、それを回すためには優秀なリーダーが必要不可欠であった。とくに、「従来のパターンで達成できなかった目標レベルをどう設定するか」は非常に難しい問題である。さらにいえば、目標設定次第で...
収録日:2020/11/10
追加日:2021/05/24
西川廣人
株式会社西川事務所代表

「戦狼外交」――中国が香港・台湾に強硬な姿勢を取る理由

2021年激変する世界と日本の針路(5)中国の国家目標と戦略

政権掌握以来、「中国夢」を唱える習近平主席。「中国はアヘン戦争以来170年の屈辱の歴史を乗り越え、世界の強国になるのだ」と国民を鼓舞する。では彼が押し進める強国化戦略とは何か。また、中国の情報化戦略や覇権志向など、...
収録日:2021/02/02
追加日:2021/03/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

教育現場で注目を集める「自分をコントロールする力」とは

「自分をコントロールする力」の仕組み(1)自制心と目標の達成

人間は起きている時間の4分の1ほど何らかの欲求を我慢して過ごしている。実はこの「我慢する」という行為は、目標のために「自分をコントロールする力」と関係があり、「自制心」とも呼ばれている。「自分をコントロールする力...
収録日:2020/12/08
追加日:2021/02/28
森口佑介
京都大学大学院文学研究科准教授

伊能忠敬の生き方に学ぶ「50歳からの目標」とは?

伊能忠敬に学ぶ「第二の人生」の生き方(2)50歳からの目標

複雑な家庭環境で育ちながらも好きな天文の学問を続けていた忠敬は、伊能家に婿入り後、「50歳になったら隠居して天文学や測量の研究に専念」と目標を定める。そこで、まず傾きかけた伊能家の財政再建に着手し、その実績を持っ...
収録日:2020/01/09
追加日:2020/03/08

プラトン:イデアとは何か…なぜ目標や理想になるのか

西洋哲学史の10人~哲学入門(2)プラトン イデア説

あらゆる人や物事の本質的理想とは何か。ソクラテスの弟子であったプラトンはそれについて考え抜き、「イデア説」を唱える。その意味と、そうしたプラトンの考えから分かることについて、専修大学文学部教授の貫成人氏が解説す...
収録日:2018/02/09
追加日:2018/05/04
貫成人
専修大学文学部教授

SDGs(持続可能な開発目標)の重要性

マテリアル革命(5)科学技術外交、SDGsと材料

東京大学名誉教授で新構造材料技術研究組合(ISMA) 理事長の岸輝雄氏が語る「マテリアル革命」シリーズの最終レクチャー。岸氏はマテリアル革命にとっての「SDGs(持続可能な開発目標)」の重要性を説く。世界で起こるさまざま...
収録日:2017/11/30
追加日:2018/04/04
岸輝雄
東京大学名誉教授

物価目標2パーセントを達成するには規制緩和も必要

日本の財政の未来(8)日銀の金融政策と物価目標

法政大学経済学部教授の小黒一正氏によれば、現実問題として、これまで日本がインフレ率2パーセントを達成できた時期は、ごく数回しかない。日銀は2013年以来、量的・質的金融緩和を続けてきたが、同時にサービスの分野における...
収録日:2017/09/04
追加日:2017/10/09
小黒一正
法政大学経済学部教授

最大の変更は金融政策目標が「量から金利へ」移行したこと

日本銀行の新しい政策枠組み(1)二つの変更ポイント

2016年9月21日、日銀金融政策決定会合を経て金融政策のフレームワーク変更が発表された。東京大学大学院経済学研究科教授・植田和男氏は、これを「追加緩和ではないが、考え方の大きな変更」と呼んでいる。ここに至る背景や枠組...
収録日:2016/09/27
追加日:2016/10/10
植田和男
第32代日本銀行総裁

「場」が選手たちの目標となる

清宮克幸の「監督術」(8)印象深い「場」をつくる

ヤマハ発動機ジュビロ監督・清宮克幸氏は、選手にとって重要な要素として「場」の力を挙げている。選手たちの目標となる場を用意するため、会社に大きなプロジェクトを提案した清宮氏。人に力を与える場のあり方を通して語る監...
収録日:2015/04/09
追加日:2015/08/06
清宮克幸
公益財団法人日本ラグビーフットボール協会 副会長

GDPで測り得ないものにどうコミットしていくか

GDPに代わる日本の目標

混迷が続く日本経済。世界的にはCO2の大量排出という地球環境の問題を抱え、日本は今後人口が減少していく。「アベノミクスは経済成長ばかり唱えるが、永遠の成長などあり得ない」と語るのは、三菱ケミカルホールディングス社長...
収録日:2014/09/01
追加日:2015/04/05
小林喜光
東京電力ホールディングス株式会社 取締役会長

「21世紀の新しい成長モデル国」への目標数値

2050年の世界を考える―プラチナ条件(6)2050年に資源自給国家を目指す!!~一緒に未来を創ろう

2014年8月3日開催「プラチナ未来人財育成塾@会津」におけるプラチナ構想ネットワーク会長・小宮山宏氏講演「2050年の世界を考える」を収録。次の世代を担う中学生たちに向けて、小宮山氏が熱く語りかける。(全17...
収録日:2014/08/03
追加日:2014/10/07
小宮山宏
東京大学第28代総長

次の目標は中東におけるアメリカ最大の同盟国

「イスラム国」米イラク空爆~六つの背景とシリア情勢への対応~(前編)

イスラム国に対する米軍のイラク空爆開始からはや1カ月、事態は長期化の様相も呈し、出口が見えない。米欧、特にアメリカが軍事攻撃に打って出た六つの背景と、シリア情勢への対応について、山内昌之氏が鋭く分析する。(前編)
収録日:2014/09/18
追加日:2014/09/24
山内昌之
東京大学名誉教授

くまモンがもたらした経済的豊かさ・誇り・安全安心・夢

蒲島県政(3)目標の政治とくまモンの政治経済学

蒲島県政が目指す「目標の政治」を一言で表現すれば「県民総幸福量の最大化」だ。その施策の核となっているのが、熊本県営業部長・くまモンだが、そこには単なるキャラクターを超え、政策としてとらえたくまモンの姿があった!...
収録日:2014/05/16
追加日:2014/08/21
蒲島郁夫
元熊本県知事

国民が安心できる思想と態度を持った「穏健な保守」

Q.政治の世界に入って影響を受けた人や目標としようと思った人は

野田佳彦が目標とする政治家について語る。
収録日:2013/11/06
追加日:2014/02/24
野田佳彦
衆議院議員

世界が抱える「3つの危機」と気候変動の深刻な関係

「危機の時代」の気候変動(1)3つの危機とCOP26の成果

世界は今、3つの危機の中にある。その一つが「グローバルな危機」で、中でもCO2などの温室効果ガスによる「気候変動」が世界共通の問題となって久しい。2021年に開かれたCOP26でも、「今後、気温上昇幅を1.5度以内に抑える必要...
収録日:2022/02/16
追加日:2022/04/07
小原雅博
東京大学名誉教授

「予防効果」で介護保険料を抑制する和光市に学ぼう!

財政健全化~歳出抑制とともに財政の質的向上を

2020年までにプライマリーバランスを黒字にするという安倍内閣の目標は達成できない可能性が高いと、東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏は言う。それはなぜなのか。2020年以降の財政はどのように考えていけば...
収録日:2015/05/27
追加日:2015/06/22
伊藤元重
東京大学名誉教授

なぜ「日産リバイバルプラン」を前倒しで達成できたのか

ゴーン改革の反省とグローバル経営の教訓(2)最初のステップ

 西川氏が振り返るのは、ゴーン体制の最初のステップの鮮やかさだ。個別に抱える複雑な問題を解決するために、グローバルな横軸を通し、さらに地域毎の「マネジメントコミッティ」をつくった。そして「共通の定義」による「共...
収録日:2020/11/10
追加日:2021/05/10
西川廣人
株式会社西川事務所代表

日本の政治をよくすることも大事だが、それは一部分

松下幸之助の人づくり≪2≫塾設立の究極の目的(3)全人類の幸せに挑戦する

松下幸之助による松下政経塾設立の真の狙いは、単に日本の政治を良くすることだけにとどまるものではなかった。世界に新たな黎明をつくり、全人類の幸せに挑戦するという幸之助の壮大な使命感にスポットを当てる。(第2章3話目)
収録日:2015/06/17
追加日:2015/12/24
松下幸之助
パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者

消費税増税先送りは財政健全化に悪影響を及ぼすのか?

財政健全化~増税先送りの影響と社会保障改革

消費税増税先送りは、国の財政にどのような影響を与えたのか? また歳出の大半を占める社会保障費を今後どう負担していくのか。現在の日本の重要課題である財政健全化について、東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏が...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/02/16
伊藤元重
東京大学名誉教授

松下幸之助は派閥を作らせなかった

生き続ける松下幸之助の経営観(10)松下電器成功の理由2

株式会社江口オフィス代表取締役社長の江口克彦氏が、松下電器が成功した9つの理由のうち、3つ目から6つ目の理由を解説する。中でも注目は6つ目の理由で、松下幸之助は派閥を作らなかったという。それはいったいなぜか。(2018...
収録日:2018/05/31
追加日:2018/11/14
江口克彦
株式会社江口オフィス代表取締役社長

使命を果たすためには「自由」が必須…だから幸福になれる

キリンでつかんだ「幸せになる」仕事術(4)自由でなければ始まらない

実は、「使命を果たすこと」を目標にすると、「自由にせざるをえなくなる」。なぜなら、たとえば「お客様に喜んでもらう」ことを使命と考えた場合、お客様は百人百様なので、全部正解が違うからだ。だからこそ、「使命を果たす...
収録日:2022/03/30
追加日:2022/09/05
田村潤
元キリンビール株式会社代表取締役副社長

「日本再興戦略」の欠点は優先順位、原因分析の欠如

少子高齢化と財政の役割(1)経済と財政の現状

明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授の田中秀明氏が少子高齢化とひっ迫する日本財政の問題を取り上げる。第1回レクチャーでは、アベノミクスの経緯、成果に触れつつ、日本の経済および財政の現状を概観。経済はそこそこ...
収録日:2017/07/28
追加日:2017/09/06
田中秀明
明治大学公共政策大学院専任教授

安全・安心というブランドは企業の大きな付加価値となる

ヒューマンエラーと経営戦略(2)安心ブランドの獲得

慶應義塾大学理工学部管理工学科教授の岡田有策氏は、安全対策を成長戦略の一環として捉えるべきだと主張する。目先のエラーや事故を防ぐことに終始するのではなく、その先にあるお客さまや地域社会から評価されることを目指し...
収録日:2017/09/01
追加日:2018/01/23
岡田有策
慶應義塾大学理工学部管理工学科 教授

米中間で技術的優劣をめぐる戦いが先鋭化している

米国の対中政策~戦略の現状と課題(4)先端技術をめぐる米中競争

エスカレートする米中の対立はその舞台を「最先端技術」、すなわちイノベーション競争に置いている。アメリカはいまだ自国を「主力(Leading Player)」と考え、中国を「挑戦者(Challenging Player)」もしくは「追随する競合...
収録日:2020/10/07
追加日:2020/10/27
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

「グリーンディール」にみる気候変動対策の経済的価値

気候変動問題から考えるSDGs(1)COP26と認識の変化

地球規模の問題といえば、エネルギー消費による気候変動が筆頭に上がる。従来、気候変動問題は供給サイドの脱炭素化が主な対策だったが、現在では需要サイドや社会全体の行動変容が求められるようになった。グリーン・ファイナ...
収録日:2022/04/07
追加日:2022/06/06
伊藤元重
東京大学名誉教授

理念と使命感と塩梅…組織や数字の奴隷にならない生き方

日本企業の病巣を斬る(6)組織の奴隷にならないために

企業の「勝ち負け」は、相手を蹴落とすこととは違う。それは「いかに顧客の心をつかむか」の競争であり、「顧客の心をつかむ」のは「勝ち負け」とは関係ない。顧客の心をつかむことで得られるのは満足や愛である。理念の実現に...
収録日:2023/10/18
追加日:2024/01/05
対談 | 執行草舟田村潤

ロシアの天然ガスが鍵?地政学と絡むエネルギーの安定供給

「危機の時代」の気候変動(5)ネットゼロと地政学的駆け引き

COP26でも各国が「ネットゼロ」を表明し、動き出している。だが、これは実に遠い目標であり、各国がネットゼロにどの程度インセンティブをもって取り組むのかについては疑念が残る状態である。さらに大国間における地政学の駆け...
収録日:2022/02/16
追加日:2022/05/05
小原雅博
東京大学名誉教授

三日坊主で達成できないという問題には二つ要因がある

人の行動の「なぜ」を読み解く行動分析学(4)三日坊主

目標をたてても三日坊主になり達成できないという問題を多くの人が持っているはずだ。島宗理氏は、人間は動物と違って言語を持っているため、長期的な目標に向かって行動できる生物だが、そこに落とし穴があるという。目標の達...
収録日:2019/02/21
追加日:2019/09/05
島宗理
法政大学文学部心理学科教授

幸せになるための条件は4つに集約することができる

「心から幸せになるためのメカニズム」を学ぶ(3)自己実現と成長の「やってみよう因子」

日本人を対象としたアンケートに基づく研究によれば、幸せの源泉は4つの因子に集約することができるという。その1つ目が、「やってみよう因子」という自己実現と成長の因子である。自分の仕事などに対して、やらされ感ではなく...
収録日:2020/07/01
追加日:2020/08/18
前野隆司
武蔵野大学ウェルビーイング学部、学部長

Googleが発見した「心理的安全性」とは何か

チームパフォーマンスを高める心理的安全性(2)心理的安全性とは何か

日本に心理的安全性という概念が導入されるきっかけとなったのは、Googleが「生産性の高いチームの条件は心理的安全性だ」と発表したことである。それは2016年に行った社内調査によるものだが、その時「成功し続けるチームに必...
収録日:2022/04/26
追加日:2022/07/30
青島未佳
一般社団法人チーム力開発研究所 理事

「使命観=パーパス」に立脚できないのは自分のエゴのせい

キリンでつかんだ「幸せになる」仕事術(1)悩みの99%は他者との関係性

いのちの電話にかかってきた内容を2万件調査したところ、その99%以上が「自分と他者との関係性」での悩みだったという。一方、あるコーヒーチェーンの話では、仕事に喜びを感じるのは、「お客さんから喜ばれる」「ほかのメンバ...
収録日:2022/03/30
追加日:2022/08/15
田村潤
元キリンビール株式会社代表取締役副社長

縦軸と横軸に何を置くかで同じデータでも全く意味が異なる

グラフの座標軸は思想を表す

折れ線グラフや棒グラフでデータの動向を見る手法は、どんな業界でも一般的に行われている。目標の達成度、対象別の比較など、数値の変化が教えてくれることは多い。しかし、新たな発想で、同じデータも全く違う意味を持つ。小...
収録日:2014/05/14
追加日:2014/06/19
小宮山宏
東京大学第28代総長

ハウステンボス再生でスタッフに求めた3つのこと

再生ハウステンボス―三つのポイントで人を動かす

誰もが尻ごみしたハウステンボスの再生にいよいよ乗り出した株式会社エイチ・アイ・エス代表取締役会長・澤田秀雄氏。社長として社員に最初に話した三つのポイントがその後の再生につながるのだが、それは難しい企業戦略やマー...
収録日:2015/03/05
追加日:2015/04/09
澤田秀雄
株式会社エイチ・アイ・エス 最高顧問

ドローンの自動操縦実用化に向けた2つの課題

ドローンが拓く「空の産業革命」(4)2つの技術的課題

官民協議会の計画では、2020年代以降、都市部で目視外でのドローンの自動操縦を目指す。東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授の鈴木真二氏によれば、その実現のためには、GPSが使えない環境での自動飛行、そして無人...
収録日:2017/07/10
追加日:2017/09/02
鈴木真二
東京大学名誉教授

がんの医療格差をなくすための「がん対策基本法」

がん対策の現状と今後(1)がん対策基本法の成立経緯

がん治療の均てん化というがん患者たちの願いをかなえるべく、2006年にがん対策基本法が成立、2007年に施行された。がん対策推進基本計画では、目標として10年間でがんによる死亡率の20パーセント低下と患者および家族の苦痛の...
収録日:2018/09/10
追加日:2019/02/25
門田守人
日本医学会 会長

キャリア転換で難しいのはプライドのコントロール

キャリア転換で人生を成功させる方法(6)プライドのコントロール

スポーツも、ビジネスも、20年くらい続けていると、それなりの実績、成果を手にすることになる。ただし、キャリア転換をする際には、そのときに持ったプライドのコントロールがとても難しい。ではどうすればいいか。ポイントは...
収録日:2020/09/14
追加日:2020/12/22
対談 | 為末大柳川範之

自分のためには頑張れないが、誰かのためには頑張れる

営業の勝敗、キリンの教訓(2)「自立性」こそがカギだ

日本のサラリーマンが「指示待ち」になってしまうのは、入社してからの習い性であり、「自立性」を身に着けるのは難しい。だが、「やる気のある社員をつくる」ためには、自立性を持つしかない。しかも、明治期の日本人を振り返...
収録日:2020/09/25
追加日:2021/02/01
田村潤
元キリンビール株式会社代表取締役副社長

「徳」は江戸期の人間形成の基盤

『大学』に学ぶ江戸の人間教育(2)全ては「徳」に始まる

江戸期の幼年教育で重視した四書五経の『大学』を、老荘思想研究者・田口佳史氏とともに読み解くシリーズ。『大学』では、「徳を明らかにする」ことに重きを置き、徳の修得は、「全てを得る」ことに通じると説く。「得る」に込...
収録日:2014/12/17
追加日:2015/08/03
田口佳史
東洋思想研究家

「高速ビジョン」の実現の鍵は「知能化されたビジョン」

高速ビジョンが創る未来~高速画像処理の可能性(3)知能化されたビジョン

「1秒間に1000枚の絵を撮影する画像処理を目標にしている」と、東京大学大学院情報理工学系研究科教授・石川正俊氏は語る。いったいそれをどのように実現するのか。なぜ実現できるようになってきたのか。(全7話中第3話)
収録日:2016/01/07
追加日:2016/07/22
石川正俊
東京理科大学学長

ポツダム宣言受諾が遅れた理由と昭和天皇の「御聖断」

敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(10)ポツダム宣言受諾への道のり

公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏による島田塾特別講演シリーズ。紆余曲折の末、ついに発表されたポツダム宣言とその正式受諾に至るまでの道のりを知る。陸海軍の猛反発にあいながら本土決戦前の降伏を実現したポツ...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/08/02
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

90年代の欧米諸国はどのように財政再建に取り組んだのか

少子高齢化と財政の役割(4)外国の財政再建の成功と失敗

明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授の田中秀明氏による連続講義「少子高齢化と財政の役割」。第4回目では、1990年代、欧米諸国中心に行われた財政再建策の成功例と失敗例を取り上げる。当時、財政ルールを導入した国は...
収録日:2017/08/09
追加日:2017/09/16
田中秀明
明治大学公共政策大学院専任教授

財政再建の成功例に見る日本に足りない3つのポイント

少子高齢化と財政の役割(6)予算問題と財政再建の処方箋

明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授の田中秀明氏が、各種データから日本の財政の問題点を分析、解説するシリーズレクチャー。第6回目は、どうすれば日本の財政が再建できるかの核心に迫る。果たして、田中氏が指摘する...
収録日:2017/08/09
追加日:2017/09/18
田中秀明
明治大学公共政策大学院専任教授

刀匠になるには5年間の修行が必要

刀匠・松田次泰に聞く―私の刀工修行(1)刀鍛冶を志す

40年間刀鍛冶として本物の刀づくりを追求してきた刀匠・松田次泰氏だが、そもそもなぜ刀鍛冶になったのか。若い頃を振り返りながら、刀づくりへの想いとその苦労、そして若者たちへ日本の伝統工芸を伝承していくことについて語...
収録日:2017/03/22
追加日:2017/12/09

がん対策推進基本計画、最初の5年間の成果

がん対策の現状と今後(2)第1期基本計画と新しい課題

がん死亡率の低下と患者の苦痛の軽減という二つの目標を掲げた5年間の第1期がん対策推進基本計画が5年目を迎えたとき、門田守人氏はがん対策推進協議会の会長に就任した。第2期の基本計画を立てる上で、第1期の課題に加え、元患...
収録日:2018/09/10
追加日:2019/02/26
門田守人
日本医学会 会長

「理念によるマネジメント」で運命を切り拓く

真のやる気とは何か(7)真のやる気は「根っこ」から

宿命の「汚い部分」「嫌な部分」に真っ正面から体当たりしないと、自己信頼には至れず、運命も切り拓くことができない。それは「日本の宿命」を考えても同じである。成果主義、企業統治改革、西洋合理主義、はたまた明治時代に...
収録日:2020/04/10
追加日:2020/08/14
対談 | 執行草舟田村潤

アタッチメントが社会情緒的なスキル発達の根底にある

「自分をコントロールする力」の仕組み(2)アタッチメントと社会情緒的スキル

自分をコントロールする力の根底には、「アタッチメント」と呼ばれる親などとの情愛的な絆がある。このアタッチメントがしっかりしていれば、幼児期に「社会情緒的なスキル」、特に「実行機能」と呼ばれる自分をコントロールす...
収録日:2020/12/08
追加日:2021/03/07
森口佑介
京都大学大学院文学研究科准教授

習近平への権力集中…習近平思想と中国の夢と強国強軍

習近平―その政治の「核心」とは何か?(1)習近平政権の特徴

国際社会における中国の動きに注目が集まっている。新冷戦ともいわれる米中摩擦が激化する中、2021年7月に中国共産党は創立100周年を迎えた。毛沢東以来、初めて「思想」という言葉を党規約に盛り込んだ習近平。彼が唱える「中...
収録日:2021/07/07
追加日:2021/09/07
小原雅博
東京大学名誉教授

セキュアベースリーダーシップ、安心感と挑戦の両輪が重要

チームパフォーマンスを高める心理的安全性(6)セキュアベースリーダーシップ〈上〉

「チームの7割はリーダーが決める」といわれるほど、チームにおけるリーダーの存在は重要である。多様なリーダーシップ論がある中、心理的安全性を高めるには「セキュアベースリーダーシップ」が役に立つ。これは「思いやり」と...
収録日:2022/04/26
追加日:2022/08/27
青島未佳
一般社団法人チーム力開発研究所 理事

規制中心の行政から県民総幸福量の最大化を目指す行政へ

蒲島県政(1)決断の政治

熊本県知事・蒲島郁夫氏が、「熊本県政」ではなく自らの名前を冠して「蒲島県政」と呼ぶには訳がある。そこにはリーダーシップのあり方を追究し実践する、知事としての覚悟が込められているからだ。蒲島県政の「決断の政治」「...
収録日:2014/05/16
追加日:2014/07/10
蒲島郁夫
元熊本県知事

天国の松下幸之助は消費増税をどう評価するのか?

松下幸之助の人づくり≪3≫理想の政治(4)無税国家と新国土創成~二大国家経営テーマ(後編)

税収が右肩上がりで伸びる中での「無税国家」構想と、税収が減少して国の借金が増え続ける中での「消費税増税」――松下幸之助の弟子でありながらも、逆に消費税の引き上げを断行した第1期生で第95代内閣総理大臣・野田佳彦氏...
収録日:2015/06/17
追加日:2016/01/18
松下幸之助
パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者

観光戦略に注目!2020年にむけて進めるべきこととは

アジア大交流時代の観光戦略

10年後、20年後、アジアに「大交流時代」が訪れると、東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏は語る。大交流時代に向けた「新たな観光戦略」を考える。
収録日:2015/12/02
追加日:2016/01/11
伊藤元重
東京大学名誉教授

なぜ安倍首相は「消費増税再延期」を選択したのか?

「消費増税再延期」を考える-三つの手法と三つの論点

学習院大学国際社会科学部・伊藤元重教授が、安倍内閣の選択した「消費税増税再延期」について多角的な視点から解説する。伊藤氏が特に注目したのは、三つの手法と三つの論点。この3×3の方法で、消費税増税再延期という出来事...
収録日:2016/06/16
追加日:2016/07/11
伊藤元重
東京大学名誉教授

調査を調査で終わらせたら意味無し。ミッションは「出口」

海のジパング計画~海底鉱物を探れ(2)使命は「出口に結びつく調査」

自律型海中ロボットの権威である九州工業大学ロボット具現化センター長・浦環氏が携わる「海のジパング計画」は、調査を主体とした活動だ。しかし、調査で知見を得ることを最終とはせず、あくまでも出口に結びつくことを目標と...
収録日:2016/01/12
追加日:2016/08/02
浦環
東京大学名誉教授

日本は「劣化国家」として徐々に沈んでいくのか?

少子高齢化と財政の役割(12)日本財政の今後の展望

明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授・田中秀明氏の連続講義「少子高齢化と財政の役割」。最終回の今回は、「日本財政の今後の展望」である。その指標として、田中氏が用いるのは、プライマリーバランス(PB)と呼ばれ...
収録日:2017/08/28
追加日:2017/10/04
田中秀明
明治大学公共政策大学院専任教授

破綻に向かっている日本経済の実情

高齢化と財政危機~その解決策とは(2)社会保障と財政、2つのワニの口

一般政府総債務1,296兆円を抱え、財政赤字、GDP比債務残高、ともに主要国の中で最下位に位置する日本。その原因は、バブル崩壊後の失われた20年に広がった、社会保障と財政のメガトレンドにあった。しかし、公立大学法人首都大...
収録日:2017/09/27
追加日:2017/10/20
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

5年間のアベノミクスの成果とこれからの課題

高齢化と財政危機~その解決策とは(6)アベノミクスの総括

公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏が、2012年以来のアベノミクスを総括する。日銀・黒田東彦総裁の下、実施された異次元金融緩和は、一定の成果を挙げながらも、インフレ期待が醸成されているとはいい難い。財政政策...
収録日:2017/09/27
追加日:2017/11/05
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

サービソロジーによるサービスイノベーションの具体的事例

サービソロジーと経営~サービスイノベーション(5)価値提案から利用価値共創

産業戦略研究所代表の村上輝康氏が、サービソロジーによるサービスイノベーションについて具体的事例をもとに解説する。第一弾は個人の訪日外国人旅行客のニーズに応える旅行プラン作成支援ツールの開発についてだ。提供者によ...
収録日:2017/10/12
追加日:2017/11/27
村上輝康
産業戦略研究所 代表 

新潟県見附市の地方創生「スマートウエルネスみつけ」

スマートウエルネスみつけの実現へ(1)ないものの強み

新潟県見附市は、人口減少や少子高齢社会などの課題解決を積極的に取り組み、その功績が評価され第5回プラチナ大賞を受賞した。この受賞の背景には、見附市におけるさまざまな試みがあるという。新潟県見附市長の久住時男氏が解...
収録日:2018/07/04
追加日:2018/12/21
久住時男
元・見附市長

データに見るスマートウェルネス事業の成果

スマートウエルネスみつけの実現へ(5)地域活性化モデル

2014年(平成26年)、見附市による横断的な「地域活性化モデルケース」が提案されたが、それはその後のコンパクトシティ構想のベースとなった。ポイントはどこにあるのか。新潟県見附市市長の久住時男氏が、市が率先して進めて...
収録日:2018/07/04
追加日:2018/12/26
久住時男
元・見附市長

5Gになると無線通信はどのように変わっていくのか

5Gとローカル5G(2)5Gにおける無線通信の変革

5Gの導入によって、無線通信はいろいろな点で変革される。とりわけ、大容量通信、低遅延通信、接続数デバイスの増加はさまざまなアプリケーションを可能にしている。また5Gの周波数が各事業者に割り当てられたが、周波数や波長...
収録日:2019/11/20
追加日:2019/12/09
中尾彰宏
東京大学 大学院工学系研究科 教授

経営者と政治家は、どこが似ていて、どこが違うのか

李登輝に学ぶリーダーの神髄(10)国家国民のために

指導者にとって大事なものを聞かれ、李登輝は一番に「信仰」と答えた。松下幸之助でいえば、それは「根源」ということになる。二人とも気が強く、またそれを裏付ける信仰、哲学を持っている点でよく似ている。では経営者と政治...
収録日:2020/08/24
追加日:2020/12/30
江口克彦
株式会社江口オフィス代表取締役社長

どんどん知恵が出て、百戦百勝になるとっておきの方法

営業の勝敗、キリンの教訓(4)お客様本位で行動する

キリンビールの売り上げを伸ばすために、現場で試行錯誤を繰り返し、ようやくたどり着いた自分たちが目指すべき理念の実現。しかし、それを社員たちに話すも、当初は理解されなかったという。田村潤氏はどのようにして社員全体...
収録日:2020/09/25
追加日:2021/02/22
田村潤
元キリンビール株式会社代表取締役副社長

なぜGAFAはバフェットの考え方を経営に生かしているのか

ウォーレン・バフェットの成功哲学(6)IT業界の巨人たちに与えた影響

「自分が分からない分野には投資しない」をモットーにしているウォーレン・バフェット。IT企業にはほとんど投資していないのだが、それにもかかわらず、IT業界にも絶大な影響力を持っている。GAFAを例に、彼がIT業界の巨人たち...
収録日:2021/09/15
追加日:2021/12/21
桑原晃弥
経済・経営ジャーナリスト

脱炭素は可能か?気候変動問題の現状と日本の問題点

COP26と気候変動問題の行方~世界の取り組みと日本の課題

気候変動問題が深刻化する中、世界で足並みを揃えた取り組みが求められている。2021年に開催されたCOP26では、2030年に向けた各国の数値目標とそれに向けた具体的な計画が発表された。日本は、環境問題に対する意識の遅れがたび...
収録日:2022/01/18
追加日:2022/05/03
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

企業における「自己信頼」の根源は「企業理念」である

自信について(3)理念や理想への共感が自己信頼の源

「自己信頼が高く」「自分を失わない」人はどのような人だろうか。挙げられるのは「心の中に理想として共鳴できる人」を持っているかどうかである。松下幸之助や出光佐三も、自分が理想として共感できる人を心の中に持っていた...
収録日:2022/01/25
追加日:2022/04/08
対談 | 執行草舟田村潤

「お客様のため」に心が向かうとイノベーションも起きる

キリンでつかんだ「幸せになる」仕事術(2)どうすれば好循環が生まれるか

「自分は自分、人は人」というエゴイズムから、どうすれば脱却できて、好循環に持っていけるのか。田村潤氏は、「自分の利益を超える『1つ上の概念』に向かうことが大切だ」と説く。それこそ、企業の「使命」なのである。なにし...
収録日:2022/03/30
追加日:2022/08/22
田村潤
元キリンビール株式会社代表取締役副社長

「相手のロジック」を考えて改革する…使命であれば諦めない

キリンでつかんだ「幸せになる」仕事術(5)相手の内在的な論理を把握する

「仕事の定義を変える」「お客様に喜んでもらうことを使命にする」といっても、みんなに納得してもらえるわけではない。では、どのように仕事を進めていくべきなのか。大事なことは、「相手のロジック」に乗っかることである。...
収録日:2022/03/30
追加日:2022/09/12
田村潤
元キリンビール株式会社代表取締役副社長

「新しい資本主義」の重点投資分野は実現可能な国家戦略か

岸田内閣「新しい資本主義」を徹底検証(3)総花的な成長戦略と重点投資分野

2022年に入り、岸田内閣は、資産所得倍増プラン、科学技術の戦略的支援、スタートアップ企業の育成計画など、さまざまな成長戦略を掲げてきた。一見すると有意義なプランが並んでいるようにも見えるが、果たして重点ポイントは...
収録日:2022/07/07
追加日:2022/10/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

GX版「創造的破壊」へ、7年でCO2を半減させる3つの方法

GXとDX~創造的破壊と「low-hanging fruit」のすすめ

「DX(デジタルトランスフォーメーション)」と「GX(グリーントランスフォーメーション)」におけるキーワードはともに「創造的破壊」である。これが今、日本の政策の中で非常に重要な意味を持ってきている。GAFAはDXによって...
収録日:2023/11/01
追加日:2023/12/26
伊藤元重
東京大学名誉教授

TPP、観光立国、雇用制度――各種改革にはツボがある!

アベノミクスで潮目は変わったか ~「改革のツボ」探り成果を~

アベノミクスの成長戦略はうまくいくのか、それとも岩盤規制を前に失速してしまうのか。「改革にはツボがある」と伊藤元重氏。押せば経済がうまく動き出す改革のツボは、どこにあるのか?
収録日:2014/03/14
追加日:2014/03/27
伊藤元重
東京大学名誉教授

大切なのは量的緩和で買った時間で日本の将来を考えること

量的緩和で日本経済の体質改善は果たせるか?

不況下において、世界中で量的緩和政策がとられ、日本でも大規模な量的緩和を推進してきた。この人類にとってはいわば未知の領域において、日本が手に入れたものとは何なのか? そして、日本はそれを今後の経済政策にどのよう...
収録日:2014/05/28
追加日:2014/06/26
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

日本の選挙は過半数でなく3分の2がポイントとなる

選挙結果の読み方

今回の選挙は「現状が肯定された選挙」だと曽根泰教氏は語る。それは果たしてどのような意味か。投票前に、曽根氏が選挙結果の読み方について語る。
収録日:2014/12/11
追加日:2014/12/12
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

アベノミクスの総合評価―第一の矢と第二の矢

アベノミクス2年の評価~第一の矢と第二の矢

先の衆院選で、日本はこれから4年間、安倍政権に命運を委ねることを選択した。島田晴雄氏は、だからこそ今、「アベノミクス」とは何なのか、その課題はどこにあるのかを、しっかりと考え理解しなければならないと語る。アベノ...
収録日:2015/01/27
追加日:2015/02/12
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

消費者物価指数の微変動に一喜一憂する必要はない

日銀物価見通し修正~脱デフレはトータルで判断

日銀が物価見通しを下方修正し、黒田総裁の発言に注目が集まっている。日本のデフレ脱却は今、どういう状況なのか。東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏が現状を読み解き、見通しの明暗を語る。
収録日:2015/02/02
追加日:2015/02/13
伊藤元重
東京大学名誉教授

負けない体制をつくり、戦わない―不戦不敗

安全保障のチャイナリスク対応(4)日本が生き残る道

米中という大国のパワーシフトの下で、日本が生き残るための戦略はどのように立案すればよいのだろうか。前海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏が、いま大きな転換点を迎えるわが国の安全保障システムを再点検しつつ、シミュ...
収録日:2014/12/01
追加日:2015/07/06
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

政府の1000兆円の借金はどうやって減らすのか?

財政赤字の特効薬は、穏やかなインフレ

「日本の財政赤字には特効薬がある」と、東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏は語る。それは一体何なのか。それはなぜ効果があるのか。
収録日:2015/08/05
追加日:2015/09/07
伊藤元重
東京大学名誉教授

悲願のSDR加入も元国際化面からの切り下げ要因

中国人民元切り下げの背景

2015年8月11日、なぜ中国人民元は突如切り下げられたのか。そこには、景気対策以外にもいくつかの理由があったと、シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏は語る。その理由とは何か。(全3話中第1話目)
収録日:2015/09/02
追加日:2015/09/10
高島修
シティグループ証券 チーフFXストラテジスト

チャレンジ精神、神経ニューロン、認知症にも影響!?

男性医学とテストステロン(1)リーダーと男性ホルモン

あるホルモンの量が、リーダーとして優れているかどうかに関係しているという。そのホルモンとは一体何か。順天堂大学医学部大学院医学研究科教授・堀江重郎氏が語る。(2015年7月24日開催日本ビジネス協会JBCインタ...
収録日:2015/07/24
追加日:2015/10/08
堀江重郎
順天堂大学医学部・大学院医学研究科 教授

支払損害保険金額では東日本大震災を上回ったタイの大洪水

水と地球と人間と~日本と世界の水問題(3)水と気候変動

地球温暖化による気候変動の悪影響は、ほぼ水を通じて人間社会に影響が及ぶ。では、温暖化の将来はどうなるのか。どのような水被害が起こるのか。地球規模の水循環と世界の水資源に関する研究の第一人者である東京大学生産技術...
収録日:2015/03/19
追加日:2015/11/02
沖大幹
東京大学大学院工学系研究科 教授

習近平政権が語る「中国の夢」の意味

中国の夢~中華から語る「普遍」(1)その思想的背景

習近平政権が掲げる「中国の夢」とは、どんな思想なのか。それは日本や韓国まで包摂する共同体への壮大な理想なのか。それとも中国のナショナリズムを覆い隠す隠れ蓑に過ぎないのか。東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏が...
収録日:2016/01/21
追加日:2016/03/31
中島隆博
東京大学東洋文化研究所長・教授

評価最下位からトップグループへ。PAS社逆転の軌跡

松下幸之助の経営理念(4)経営改革の原点は風土改革

公益財団法人松下政経塾理事長・佐野尚見氏が、松下電器でのオートモーティブ事業部創業当時を振り返り、全ての面において下位評価にあった自社をどのように改善していったのか、その軌跡を明かす。まず改革すべきだと思ったこ...
収録日:2016/02/18
追加日:2016/06/13
佐野尚見
元松下電器産業株式会社(現・パナソニック株式会社)代表取締役副社長

高速画像処理が人工知能で動く機械や自動車を支えている

高速ビジョンが創る未来~高速画像処理の可能性(2)高速画像処理の仕組み

「人間を超えるスピードでロボットや自動車が動くことになる」と語るのは、東京大学大学院情報理工学系研究科教授・石川正俊氏だ。昨今、「人工知能」という言葉が人口に膾炙しているが、その技術について世間の捉え方には足り...
収録日:2016/01/07
追加日:2016/07/16
石川正俊
東京理科大学学長

ロシアが中東問題で主導権を握るようになった経緯

中東和平とロシア・トルコ・イラン(1)米国抜きの調停へ

中東和平に向けて、ロシア・トルコ・イランの三国が協力関係を取っている。いったいいつから、中東問題においてロシアが主導権を握るようになったのか。その思惑と今後の展望は何なのか。歴史学者・山内昌之氏に解説いただく。...
収録日:2017/02/09
追加日:2017/03/11
山内昌之
東京大学名誉教授

ユーフラテスの盾作戦のトルコの隠れた目的

中東の新たな地政学的変動(3)ユーフラテスの盾作戦

シリア和平会議の開催によって、中東問題の解決に寄与するのは、ロシア、トルコ、イランの三国という情勢が固まってきた。地上戦においては、NATOでアメリカに次ぐ規模を持つトルコ陸軍の介入するユーフラテスの盾作戦がIS駆逐...
収録日:2017/02/22
追加日:2017/04/05
山内昌之
東京大学名誉教授

80歳でも働ける!新しいセカンドライフの働き方

長寿社会の課題と可能性(4)新しいセカンドライフの就労

東京大学高齢社会総合研究機構の秋山弘子特任教授が、柏市での就労プロジェクトについて解説する。柏では農業や保育など、様々な領域で高齢者の仕事場がつくられた。そこでは、ワークシェアリングを用いた、新しいセカンドライ...
収録日:2017/04/12
追加日:2017/05/20
秋山弘子
東京大学名誉教授

空撮から放射線量測定まで―ドローンの利用分野とは

ドローンが拓く「空の産業革命」(2)多様な分野での活躍

東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授の鈴木真二氏が、ドローンの機能と利用法について解説する。ドローンにはフィードバック制御による自動操縦システムが組み込まれている。これによって、空撮や物資輸送、物資投...
収録日:2017/07/10
追加日:2017/08/27
鈴木真二
東京大学名誉教授

GDP統計にみる日本財政の課題と解決への道

GDP統計から読み取る日本経済の課題(1)戦略的な財政改革

学習院大学国際社会科学部教授の伊藤元重氏がGDP統計の数字から、日本の経済、財政の課題を読み取り、解決への道を論じる。日本の財政は債務、赤字、社会保障費という三重苦を抱えているが、マクロデータで見るとその財政赤字の...
収録日:2017/07/25
追加日:2017/09/01
伊藤元重
東京大学名誉教授

プライマリーバランスの黒字化には4%の消費税増税が必要

日本の財政の未来(2)債務残高とプライマリーバランス

法政大学経済学部教授の小黒一正氏が、債務残高のGDP比とプライマリーバランスの現状について解説する。2017年度の債務残高のGDP比は、戦時体制下の200パーセントという水準を超えている。プライマリーバランスもマイナス10.8兆...
収録日:2017/08/01
追加日:2017/09/13
小黒一正
法政大学経済学部教授

経済活性化のポイント「賃金」が上がらない理由とは?

アベノミクス5年間の成果と課題

東京大学名誉教授で学習院大学国際社会科学部教授の伊藤元重氏が2012年から始まったアベノミクス5年間を総括し、その成果と課題、今後の方向性について論じる。厳しい意見も多いアベノミクスだが、伊藤氏は名目GDP、財政赤字の...
収録日:2017/11/27
追加日:2017/12/28
伊藤元重
東京大学名誉教授

一人の人間の弱さを知り、弱者の視点に学ぶ

これからの社会と働くということ(6)生きる基本<下>

日本労働組合総連合会(連合)第6代会長の古賀伸明氏が「これからの社会と働くということ」について論じるレクチャーシリーズ。最終話は、働き・暮らし・生きる基本についての後編をお届けする。テーマは政策立案・実現能力の強...
収録日:2017/12/27
追加日:2018/03/15
古賀伸明
日本労働組合総連合会(連合)第6代会長

飲食店のサービス品質・生産性向上のカギは「従業員満足」

「食・食サービス」から考える従業員満足と生産性

飲食のサービス産業における生産性を向上させるためには、従業員満足を高める職場や仕事のしくみが大事であると、立命館大学食マネジメント学部准教授の野中朋美氏は論じる。従業員に満足感をもたらす動機づけ要因には達成感や...
収録日:2018/04/27
追加日:2018/10/08
野中朋美
早稲田大学 創造理工学部経営システム工学科 教授

「強国・強軍」を目指す「中国の夢」とはどんな夢なのか

「中華民族の偉大な復興」と中国外交(4)「中国の夢」

中国外交の将来を占うためには、中国が掲げる「中国の夢」について理解する必要がある。個人の夢である「アメリカン・ドリーム」と異なり、「中国の夢」は1つの運命共同体として捉えられた国家・民族・個人の夢である。それは、...
収録日:2019/04/04
追加日:2019/06/11
小原雅博
東京大学名誉教授

アメリカは、イギリスを追い詰めた手法で、中国に迫る

米中対立の行方をどう読むか(7)金融戦略で迫るアメリカ

アメリカには、第一次世界大戦以降、金融戦略を駆使してイギリスの足場を崩し、覇権を奪取した歴史がある。中国に対しても、その力を使おうとするだろう。米中関係は今後も緊張が続く。日本は双方と交流しつつ、自立していかな...
収録日:2018/12/25
追加日:2019/06/21
中西輝政
京都大学名誉教授

非核化と平和体制の構築は同時に進められなければならない

北朝鮮の脅威と日本の国益(4)非核化と平和体制構築

現在のトランプ政権周辺は、北朝鮮への制裁を支持する強硬派が影響力を強めている。しかし、こうした手段は北朝鮮の徹底抗戦を導いてしまう。実際に金正恩氏が求めているのは経済的繁栄である。それゆえ非核化を引き換えにした...
収録日:2019/08/21
追加日:2019/10/25
小原雅博
東京大学名誉教授

スノーデン氏によって明らかになったアメリカ諜報機関の真相

米中ハイテク覇権戦争(7)「諜報戦略」と「強国化戦略」

ここまで中国の諜報、情報収集の脅威に関するアメリカの警戒に関して議論してきたが、アメリカの諜報活動も決して明るみにできるものではないことが内部告発によって示された。自国の諜報活動を制限したくないアメリカは、直接...
収録日:2019/11/20
追加日:2020/02/22
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

精神論は不可。「理念が実現した状態」を具体的に定義せよ

営業の勝敗、キリンの教訓(3)理念は単なるきれいごと?

会社にとって重要な「利益追求」だが、しかし、「利益追求」だけでは、社員は動かない。かといって「理念」を唱えているだけでも、社員や組織は一歩も動けない。では、どうすればいいのか? それは具体的に、どのような行動に...
収録日:2020/09/25
追加日:2021/02/08
田村潤
元キリンビール株式会社代表取締役副社長

マシュマロテストが示す幼児期の実行機能の発達度

「自分をコントロールする力」の仕組み(3)幼児期に発達する実行機能

実行機能には感情面と思考面の二つの側面があるが、それぞれどのように発達していくのか。まず、感情面に関しては「マシュマロテスト」というテストがある。マシュマロという子どもにとって魅力的なお菓子を食べるのをどれぐら...
収録日:2020/12/08
追加日:2021/03/14
森口佑介
京都大学大学院文学研究科准教授

ゴーン改革のなかで経営者人材はいかに育ったのか?

ゴーン改革の反省とグローバル経営の教訓(3)経営者人材の育成

 組織運営では、あまり当初の指標にこだわると、前に進みにくくなる。ゴーン改革の妙味は、短期で達成できる具体的な成功体験を全社的に味あわせるところにあった。また、ヨコ軸とタテ軸のクロスファンクショナルな経営を進め...
収録日:2020/11/10
追加日:2021/05/17
西川廣人
株式会社西川事務所代表

いつから日本は慢性的な借金依存の財政体質になったのか

財政問題の本質を考える(1)「国の借金」の歴史と内訳

国際的に見ても大変厳しい状態にある日本の財政状況。年々膨れ上がる国の借金が長らく問題となっている中、新型コロナウイルスの世界的な蔓延に直面し、日本の経済状況はさらに深刻な事態に陥っている。そもそも、現在のような...
収録日:2021/04/27
追加日:2021/06/30
岡本薫明
第15代財務事務次官