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「震災」の検索結果

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歴史は「韻を踏む」…これからの日本経済のための視座

歴史的転換点における影の主役「インフレ」(3)「韻を踏む」歴史に学ぶ

「インフレと恐慌」と呼ばれる経済危機が繰り返し訪れる、第1次世界大戦以降の日本経済、財政政策の顛末には、当時との共通点の多い現在の日本が学ぶべき教訓が大いにある。最終話の今回は、戦間期終盤から戦後の日本を振り返り...
収録日:2023/12/26
追加日:2024/02/29
養田功一郎
三井住友DSアセットマネジメント株式会社 執行役員

1900年代日本経済の不安定化を招いたインフレと不人気政策

歴史的転換点における影の主役「インフレ」(2)幕末のインフレと1900年代前半

インフレ傾向が強まる現在の日本経済だが、幕末にもインフレは起こっていた。黒船来航に震災、疫病など複合的な要因で発生したインフレの影響により明治維新へと突き進んでいくことになるのだが、実は現在の日本とよく似た状況...
収録日:2023/12/26
追加日:2024/02/22
養田功一郎
三井住友DSアセットマネジメント株式会社 執行役員

慢性デフレと急性インフレが同時進行…日本の危機と現状

深刻化する「複合危機」を分析する(2)世界の危機、日本の危機

世界的な危機としては、パンデミック、戦争、エネルギー危機をはじめ、金利高騰やインフレ、気候変動などがある。日本では、特に慢性デフレと急性インフレの同時進行、少子高齢化、自然災害などの危機が注目されている。これら...
収録日:2023/12/21
追加日:2024/02/18
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

紛争・震災・疫病・インフレ…幕末と重なる現代日本の姿

歴史的転換点における影の主役「インフレ」(1)現代と幕末の共通点

紛争やパンデミックなど、さまざまな事象に直面する世界の中で、日本経済も揺れ動いている。不確実な社会情勢の影響を受ける金融市場を見極めるためには、歴史を顧みることが有効である。過去を振り返ると、「紛争」「震災」「...
収録日:2023/12/26
追加日:2024/02/15
養田功一郎
三井住友DSアセットマネジメント株式会社 執行役員

「50年ぶりの円安」に至る円相場の動向とその歴史的背景

為替レートから考える日本の競争力・購買力(2)円安の歴史的背景と日本の課題

1995年以降、実質為替レート指数は円安に転じたのだが、それはなぜか。また、なぜ足許では購買力平価から乖離した円安水準になっているのか。今回は「50年ぶりの円安」に至った実際の円相場の動向を振り返り、その背景にあった...
収録日:2023/07/19
追加日:2023/09/20
養田功一郎
三井住友DSアセットマネジメント株式会社 執行役員

築地市場の前身、日本橋魚河岸にみる江戸っ子の魚事情

『江戸名所図会』で歩く東京~日本橋(2)「江戸三千両」の日本橋魚河岸

『江戸名所図会』をつぶさに見ていくと、江戸時代当時の江戸の様子がよくわかる。第1話に引き続き日本橋を取り上げる今回は、魚市場にフォーカスする。日に1億円を売り上げるとも言われた日本橋魚河岸の活況ぶりから、当時の魚...
収録日:2023/06/07
追加日:2023/09/09
堀口茉純
歴史作家

小林秀雄をより深く理解するための「近代日本小史」

小林秀雄と吉本隆明―「断絶」を乗り越える(2)なぜ「批評」は昭和初期に登場するのか

日本は明治維新によって西洋近代化へと大きく舵を切るが、それは大きな矛盾を抱えた大改革だった。そして「和魂洋才」という言葉が象徴するように、日本の国体主義と西洋の資本主義を両輪に推し進めた結果、経済は発展していっ...
収録日:2023/04/07
追加日:2023/08/22
浜崎洋介
文芸批評家

逆イールド現象は景気後退の前触れ?歴史的円安の行方は?

2023年前半の金融市場と日本の行方(2)米国の逆イールド現象と為替の動向

アメリカの逆イールド現象は、いかなる状況を招くのだろうか。過去の事例を参照しながら、今後の動向を読んでいく。また、1971年と同レベルの円安状況となった日本。今後もこの状況は変わらないのだろうか。ニクソンショック以...
収録日:2023/06/05
追加日:2023/07/16
養田功一郎
三井住友DSアセットマネジメント株式会社 執行役員

市場予測のポイント…短期・中期・長期の視点と歴史的洞察

資産運用の思考法…経済や市場の動きをどう読むか

資産運用は身近なテーマだが、実際の運用において何を判断材料にすればいいのかを知る機会は少ない。養田功一郎氏は、その時の短期的な社会情勢や経済状況を見ていればいいというわけではないと語る。短期、中期、長期の3つの視...
収録日:2023/06/05
追加日:2023/07/02
養田功一郎
三井住友DSアセットマネジメント株式会社 執行役員

「国際収支発展段階説」とは何か。カギを握るのは中国

円安の構造的メカニズム(2)国際収支発展段階説とこれからの日本

現在起こっている円安には、国内外の状況が混じり合った構造的な要因がある。そのことを深く理解するためには「国際収支発展段階説」を参照するのが有効だ。この説と照らし合わせたとき、日本は今どの段階にあり、どのように変...
収録日:2022/11/15
追加日:2023/01/04
高島修
シティグループ証券 チーフFXストラテジスト

なぜ記録的な円安は起こっているのか?3つの構造要因

円安の構造的メカニズム(1)円高構造から円安構造への転換

記録的な円安が起こっている現在の日本。その要因はいったいどこにあるのか。それを理解するには、日本国内の問題に目を向けるだけでなく、諸外国の台頭を含めたグローバルな視点が不可欠である。多角的に分析することで見えて...
収録日:2022/11/15
追加日:2022/12/24
高島修
シティグループ証券 チーフFXストラテジスト

世界一の寄付額、バフェットが「賢人」と呼ばれる所以

ウォーレン・バフェットの成功哲学(3)「本物の大富豪」バフェットの略歴〈下〉

バフェット社の解散後、当時落ち目だった繊維会社のバークシャー・ハサウェイに投資を始め、いよいよ本格的に投資家として活動していくウォーレン・バフェット。時代の流れに惑わされず着々と資産を増やし、世界の大富豪の地位...
収録日:2021/09/15
追加日:2021/11/30
桑原晃弥
経済・経営ジャーナリスト

「3年一区切り」50歳から準備を始めれば3回試行錯誤できる

定年後の人生を設計する(4)定年後の社会とのつながり方

定年準備のポイントとして「3年一区切り」という考え方がある。50歳から準備を始めれば3回は試行錯誤できるということだ。会社員時代は会社を介して社会とつながっているが、退職後はそれがなくなってしまう。そのため大事にな...
収録日:2021/08/25
追加日:2021/10/19
楠木新
人事・キャリアコンサルタント

いつから日本は慢性的な借金依存の財政体質になったのか

財政問題の本質を考える(1)「国の借金」の歴史と内訳

国際的に見ても大変厳しい状態にある日本の財政状況。年々膨れ上がる国の借金が長らく問題となっている中、新型コロナウイルスの世界的な蔓延に直面し、日本の経済状況はさらに深刻な事態に陥っている。そもそも、現在のような...
収録日:2021/04/27
追加日:2021/06/30
岡本薫明
第15代財務事務次官

「400万台クラブ」を超えた先の戦略は正しかったか?

ゴーン改革の反省とグローバル経営の教訓(5)拡大の転機

カルロス・ゴーン氏の経営は「前半が素晴らしく、後半に課題を噴出した」と言われる。その転機は2005年以降だろうと西川氏は振り返る。日産自動車には多彩な人材が集まり、現在の同社を支える人材に育っている。また、当時「400...
収録日:2020/11/10
追加日:2021/05/31
西川廣人
株式会社西川事務所代表

沈没船の探索は戦争と技術の関係を後世に伝える重要な仕事

戦時徴用船の悲劇と大洋丸捜索(1)戦時徴用船と戦争

東京大学名誉教授の浦環氏が新たなプロジェクトとして着手した「大洋丸」の探索に関する講義シリーズ。沈没船の発見は多くの人に戦争と技術の関係に関して強い印象を与える。今回の講義では、「大洋丸」プロジェクトの内容に入...
収録日:2020/02/28
追加日:2021/03/27
浦環
東京大学名誉教授

渋沢栄一の曾孫が明かす「日本資本主義の父」の真実

曾孫が語る渋沢栄一の真実(1)ゆかりの地で聞く「奇跡の10年間」

2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公は、2024年から流通が始まる新一万円札の顔としても注目されている渋沢栄一。栄一は生涯に数百もの企業を設立・育成する一方、社会公共事業に数多く関わっている。本シリーズ講義では...
収録日:2020/10/14
追加日:2021/02/01
渋沢雅英
渋沢栄一曾孫

ついに議員会館で熱気あふれる満員の李登輝講演会が実現

李登輝に学ぶリーダーの神髄(7)国会議員会館での講演と日本精神

参議院議員になったことで李登輝に国会議員会館で講演をしてもらいたいと考えた江口氏。その後、講演が実現。300席を用意したところ、議員と秘書合わせて420人が来るという大変な盛況ぶりだった。この訪日では福島や仙台も周り...
収録日:2020/08/24
追加日:2020/12/09
江口克彦
株式会社江口オフィス代表取締役社長

本質をズバリとつかむ「直観力」はいかに獲得されるのか

渡部昇一に学ぶ教養と明朗(3)直観力の根源とは?

あるときは、エーゲ海を泳いで西洋文明と日本文明の違いを悟った渡部昇一先生。またあるときは、自慢の最新式のオフィスを見て、「これは上司は楽でいいですね。監視しやすいから」と喝破してみせた渡部昇一先生。さらに子ども...
収録日:2020/09/09
追加日:2020/10/23

古典と歴史を学ぶ意義…考える力を鍛えるために必要なこと

『還暦からの底力』に学ぶ人生100年時代の生き方(7)「おいしい人生」のために

「古典と歴史に学ぶ」――大切なこととは知りながら、つい目の前のことにかまけて後回しになりがちだ。だが、歴史を「適者生存のケーススタディ」と捉えれば、どうだろうか。あるいは、古典を「考えるプロの書いた、考え方の型の...
収録日:2020/06/30
追加日:2020/09/12
出口治明
立命館アジア太平洋大学(APU)学長特命補佐

下品にならない「やる気」の秘密はロマンティシズムにある

真のやる気とは何か(1)キリンビールに受けつがれる武士道とは?

実業家であり著述家でもある執行草舟氏と、元キリンビール副社長の田村潤氏が、「真のやる気」について語り合う。田村氏はキリンビールが、アサヒビールのスーパードライに押されて最も苦戦していた時期に高知支店長となり、現...
収録日:2020/04/10
追加日:2020/07/03
対談 | 執行草舟田村潤

新型コロナ問題で突き付けられたリーダーの「考え方の改革」

コロナ禍で問うべき「転換期の在り方」(2)陰と陽のバランス

一つの選択を追求する西洋思想とは異なり、東洋思想では陰陽のバランスを重視する。経済成長という陽の側面の追求だけではバランスを失するため、人々の心の満足という陰の側面も同時に追求することが重要である。そこで田口佳...
収録日:2020/05/21
追加日:2020/06/24

安全の概念が変わる中、リーダーが最も大事にすべきこと

世界の新型コロナ対応を俯瞰する(4)リーダーの役割

国家が危機のときのリーダーの役割、その行動が今、問われている。重要となるのは、情報を適切に集約し、タイムリーにメッセージを伝えることである。そこで考えなければいけないのは、国家は何のために存在するのかということ...
収録日:2020/04/09
追加日:2020/05/24

メルケル首相がコロナ禍で訴えた「一致団結」のメッセージ

世界の新型コロナ対応を俯瞰する(3)政治のメッセージ

危機のときには、政府のトップがどのようなメッセージを国民に発していくのかが非常に大事である。それは、いくら給付するかというような枝葉末節の話ではない。そこで注目したいのはドイツのメルケル首相がメッセージで訴えた...
収録日:2020/04/09
追加日:2020/05/20

コロナ終息後に起こる国際競争で日本が優位に立つために

対コロナ、危機の意思決定を考える(5)ポストコロナに向けて

日本は強権的な手段ではなく、世界的に見ても比較的緩い「自粛」という方法で感染者数を抑えてきた。今後もデータに基づいて方向性を定めつつ、政治的なメッセージを慎重に発信していく必要がある。それにより、ポストコロナの...
収録日:2020/04/28
追加日:2020/05/13
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

新型コロナ問題を考える上で重要な「危機のシナリオ」

対コロナ、危機の意思決定を考える(1)シナリオの必要性

新型コロナウイルス問題に対して、安倍政権は批判にさらされている。「安倍一強」といわれ、官邸に意思決定が集中しているはずなのに、支障が生じているのはなぜなのか。そこで今回考えたいのは、未知の問題における危機管理に...
収録日:2020/04/28
追加日:2020/05/13
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

石油価格暴落の背景には3大石油大国の覇権争いがある

新型コロナウイルスによる世界変動(3)世界経済への影響

コロナウイルスがもたらした世界経済への悪影響として、グローバルなサプライチェーンに対する打撃がある。世界中で部品が製造されている以上、どこかで生産が止まると製品の供給が止まってしまう。さらに、そこに2つの大きな悪...
収録日:2020/04/03
追加日:2020/04/22
小原雅博
東京大学名誉教授

お互いに助け合う女性の組織の強い「横のつながり」

東横インに学ぶ「女性活躍」の秘策(2)支配人同士の「横のつながり」

「女性が活躍できる職場をつくろう」という号令がかかったはいいが、具体例が出ることはなく、うやむやになってしまった組織も少なくない。そういった際に参考になるのが、女性の多い職場での成功例である。女性の強み、弱みを...
収録日:2020/01/17
追加日:2020/04/02
黒田麻衣子
株式会社東横イン 代表執行役社長

新型コロナウイルスが経済に及ぼす最悪のシナリオとは?

新型コロナウイルスと経済問題(1)経済悪化のメカニズム

新型コロナウイルスの影響で、経済状況は悪化の一途をたどっている。歴史上稀に見る世界レベルでの供給サイドの停止は、今後どのような経済不況につながっていってしまうのか。そして、これに対処し得る方策とはどのようなもの...
収録日:2020/03/12
追加日:2020/03/29
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

戦争や災害の記憶を海中調査で後世に伝える

若狭湾海中調査と潜水艦曼荼羅(1)歴史と調査の意義

2018年6月に浦環氏のチームは、若狭湾でユーボートと呼ばれた潜水艦を含む3艦を発見した。ユーボートは戦争中にどのような役割を果たしたのか。そのユーボートの残骸を発見することにどのような意味があるのか。調査の詳細な解...
収録日:2019/03/14
追加日:2020/02/10
浦環
東京大学名誉教授

ファーウェイをめぐる米中対立によって揺れ動く国際秩序

米中ハイテク覇権戦争(1)米中経済対立とファーウェイ

今日の米中関係は非常に険悪なものとなっている。二国間関係の中心にいるのは、中国の通信機器グローバル企業であるファーウェイだ。軍事的に重要な通信機器に関して非常に強い影響力を持つため、米国は強く警戒しており、ファ...
収録日:2019/11/20
追加日:2020/01/11
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

20万人以上の巨大組織を率いる要諦は何か

自衛隊改革~使える組織へ(3)防衛大臣に求められる資質

防衛大臣時代、小野寺氏は積極的に足を動かし、それまであまり光の当たっていなかった小さな部隊に出向き、激励を行った。こうしたモチベーターとしての役割も防衛大臣に求められるところだが、求められるのはそれだけではない...
収録日:2019/06/19
追加日:2019/10/31
小野寺五典
衆議院議員

「倭」の範囲は環壕集落の分布と一致しているのか

弥生時代の歴史~研究最前線(6)~外交の始まり~後編

「倭」という弥生人たちの国は当時、外国にどのように捉えられていたのか。「倭」の範囲は、北は新潟県、東は千葉県から埼玉県あたりにまで及んでいた。対して東北地方では縄文時代の文化がいまだに用いられており、水田稲作に...
収録日:2019/06/04
追加日:2019/10/28
藤尾慎一郎
国立歴史民俗博物館 研究部 教授

国中諸郡退転という危機…北条氏康の天文19年の政治改革

百姓からみた戦国大名~国家の本質(6)統一的な税制改革

村の安定的な存続のために、戦国大名は領国内で一律の制度をつくることを試みた。北条家の事例では、天文19年、北条氏康の政治改革によってそれが達成される。このきっかけとなったのは、地震災害によって生活費の工面ができな...
収録日:2019/03/20
追加日:2019/10/20
黒田基樹
駿河台大学法学部教授

アメリカで無名だったSonyがなぜ世界を席巻したのか

戦後復興~“奇跡”の真実(14)井深大、盛田昭夫とソニー

ソニー(Sony)を作り上げた井深大と盛田昭夫の半生を、3つ目の事例研究として取り上げる。自身の機械への興味から製造業へと向かい、戦時下という特殊状況下で国家への貢献を求められたという点では、2人の半生は松下幸之助や...
収録日:2019/07/23
追加日:2019/09/24
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ベンチャーの本質として、3つの重要な要素がある

戦後復興~“奇跡”の真実(16)奇跡の本質とこれから

日米安保の幻想化などの環境要因に加えて、成功体験による組織や思考の硬直化という主体要因によって、現在の日本経済は大きく低迷している。しかし、島田晴雄氏によれば、確かに環境要因は良いとはいえないものの、戦後の占領...
収録日:2019/07/23
追加日:2019/09/24
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

なぜ自動織機会社だったトヨタが自動車企業へ転身したのか

戦後復興~“奇跡”の真実(12)豊田喜一郎とトヨタ自動車1

世界的にも名高い日本の自動車産業のトップランナーは、言わずと知れたトヨタ自動車である。自動織機の会社として栄えながら、時流を敏感に読み取った豊田喜一郎の機転によって、1930年代から自動車製造企業へと舵を切った。さ...
収録日:2019/07/23
追加日:2019/09/17
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

テンミニッツTVは知的耳学問をデジタル化するイノベーション

知識の構造化のために(2)専門分野の「前提」を疑え

フェイクニュースが世界を席巻しているが、こうした状況に対峙するには、信頼できる専門家からの「知的耳学問」の積み重ねが不可欠である。その意味で、テンミニッツTVは知的耳学問をデジタル化するイノベーションである。こう...
収録日:2019/07/19
追加日:2019/09/01

思想なき防災の混迷状態にあるのが日本の防災の現実

行政との関係構造から考える防災(2)コミュニティ再構築

阪神・淡路大震災以後も行政主導の防災は継続されていったが、東日本大震災は行政による防災の限界を示すものとなった。日本の防災は今、思想なき防災の混迷状態にある。今後、地域社会において目指すべきは行政と住民とが一緒...
収録日:2019/03/30
追加日:2019/06/15
片田敏孝
群馬大学名誉教授

阪神淡路大震災によって露呈した行政主導による防災の限界

行政との関係構造から考える防災(1)行政主導の限界

日本の防災の基本は、1961年に制定された災害対策基本法から始まった。インフラが整備されていくことで被害者数は大幅に減少したが、その一方で防災に関する住民の行政への依存が進んでいったともいえる。阪神淡路大震災は行政...
収録日:2019/03/30
追加日:2019/06/15
片田敏孝
群馬大学名誉教授

災害に主体的に向き合えるような社会をつくる

日本の防災の課題(3)災害に主体的に向き合う社会

防災で重要なことは、住民の防災意識やその知識だけではなく、実際に逃げることができるようにすることである。災害時に大事な人のことを考えて行動した結果、助からなかったケースも多い。防災対策ではこのような人間の行動も...
収録日:2019/03/30
追加日:2019/06/08
片田敏孝
群馬大学名誉教授

行政主導ではなく、住民が主体となって行う防災への転換

日本の防災の課題(2)行政サービスから行政サポートへ

ハザードマップが正しく活用されないという課題が見えたことで、日本の防災対策は見直しが迫られた。覚えておくべきは、いくら対策をしてもリスクはゼロにはならないということである。そのためには行政主導ではなく、住民が主...
収録日:2019/03/30
追加日:2019/06/08
片田敏孝
群馬大学名誉教授

ハザードマップはなぜ十分に活用されていないのか

日本の防災の課題(1)大規模災害の増加とインフラの弊害

近年、大規模な自然災害が増えている。しかし、災害時にはハザードマップが十分に活用されているとはいえない状況もあるという。それはなぜか。そこにはインフラ整備が進んだことによって生じた、日本の防災の課題があった。(...
収録日:2019/03/30
追加日:2019/06/08
片田敏孝
群馬大学名誉教授

「津波てんでんこ」の深い意味は家族の絆と信頼

釜石の子どもたちにみる防災教育(3)「津波てんでんこ」

釜石での防災教育として子どもたちに行ったのは、津波の記念碑のところに連れていき、先人の気持ちに想いを馳せることだった。東北地方には「津波てんでんこ」という言葉がある。そこには悲しい過去の繰り返しから生まれた災害...
収録日:2019/03/30
追加日:2019/06/01
片田敏孝
群馬大学名誉教授

東日本大震災の8年前から釜石で防災教育を行ってきた理由

釜石の子どもたちにみる防災教育(1)しっかり逃げる社会

大きな地震は周期的に起こってきたが、およそ100年間隔となるとその記憶を次の世代に引き継ぐことが難しいという問題が生じる。そこで、片田敏孝氏は東日本大震災の8年前から釜石で防災教育に取り組んできた。その結果、子ども...
収録日:2019/03/30
追加日:2019/06/01
片田敏孝
群馬大学名誉教授

がん対策推進基本計画、最初の5年間の成果

がん対策の現状と今後(2)第1期基本計画と新しい課題

がん死亡率の低下と患者の苦痛の軽減という二つの目標を掲げた5年間の第1期がん対策推進基本計画が5年目を迎えたとき、門田守人氏はがん対策推進協議会の会長に就任した。第2期の基本計画を立てる上で、第1期の課題に加え、元患...
収録日:2018/09/10
追加日:2019/02/26
門田守人
日本医学会 会長

今後の生命科学と次世代へのメッセージ

生命科学の現状と課題~生物研究と再生医療(5)自然や生き物から学ぶ

多くの生物はヒトよりも長い歴史を持ち、ヒトの限界を超えた能力を持つ。人為的なものがさまざまな問題を引き起こしている現状では、自然や生物から学ぶことが重要である。今回は、自然や生物の歴史と多様性について語る。(全6...
収録日:2018/07/30
追加日:2019/01/27
浅島誠
東京大学名誉教授

ICT(情報通信技術)を用いた在宅医療の効率化

在宅医療とオンライン診療(1)在宅医療と地域包括ケア

医療法人社団鉄祐会理事長の武藤真祐氏は、ICT(情報通信技術)を用いた在宅診療を行うクリニックを、東京都内と宮城県石巻市に開いた。在宅診療を効率的に行うために、どのような工夫を凝らしているのだろうか。新たな時代の医...
収録日:2018/03/30
追加日:2018/08/23
武藤真祐
医療法人社団鉄祐会 理事長

無印良品の原点となったブランドの「構想」

ブランド戦略論を考える(4)3つの事例とブランドの構想

ブランド戦略の根幹には、ブランドの構想が深く関わっている。中央大学大学院戦略経営研究科教授の田中洋氏が、レッドブル、住友不動産の新築そっくりさん、そして無印良品を取り上げ、どのように原点となるブランドの構想が生...
収録日:2018/01/27
追加日:2018/08/01
田中洋
中央大学名誉教授

政府が守るべき医療は「高リスク医療」

日本財政を巡る課題(6)医療改革・財政的リスク保護

今後急増が予想される医療費。厚生労働省の「保険医療2035提言」のメンバーとして、法政大学経済学部教授の小黒一正氏は、官民の役割分担の徹底化を主張する。財政的リスク保護の観点から、低リスク医療を公的保険の収載から外...
収録日:2017/10/30
追加日:2018/05/19
小黒一正
法政大学経済学部教授

偉大なブランドには根本に「構想」がある

ブランド戦略論をどう読むか(3)ブランドの構想

ブランド戦略には経営やマーケティングの力も欠かせない。ブランドの根本にある構想を思い付くことができるかは、一つの大きな勝負だ。中央大学ビジネススクール大学院戦略経営研究科教授の田中洋氏が、ディズニーやレッドブル...
収録日:2018/01/15
追加日:2018/04/01
田中洋
中央大学名誉教授

福島第一原発事故の比較制度分析で見えてくるものとは?

比較制度分析とは何か(5)原発事故の分析

福島第一原発事故の対応は、なぜ意思決定が遅れたのか。青木昌彦教授は、組織アーキテクチャにおける集団認知に着目し、原発事故の比較制度分析を行ってきた。慶應義塾大学商学部教授の谷口和弘氏が、現実に対してさまざまなイ...
収録日:2017/11/02
追加日:2018/02/01
谷口和弘
慶應義塾大学商学部教授

経済活性化のポイント「賃金」が上がらない理由とは?

アベノミクス5年間の成果と課題

東京大学名誉教授で学習院大学国際社会科学部教授の伊藤元重氏が2012年から始まったアベノミクス5年間を総括し、その成果と課題、今後の方向性について論じる。厳しい意見も多いアベノミクスだが、伊藤氏は名目GDP、財政赤字の...
収録日:2017/11/27
追加日:2017/12/28
伊藤元重
東京大学名誉教授

サービソロジーによるサービスイノベーションの具体的事例

サービソロジーと経営~サービスイノベーション(5)価値提案から利用価値共創

産業戦略研究所代表の村上輝康氏が、サービソロジーによるサービスイノベーションについて具体的事例をもとに解説する。第一弾は個人の訪日外国人旅行客のニーズに応える旅行プラン作成支援ツールの開発についてだ。提供者によ...
収録日:2017/10/12
追加日:2017/11/27
村上輝康
産業戦略研究所 代表 

アルゼンチン・ブラジル・ロシアに見る経済破綻

高齢化と財政危機~その解決策とは(5)経済破綻を経験した南米・ロシア

日本は終戦直後、経済破綻を回避するため、国民の金融資産を収奪せざるを得なかった。経済破綻は世界各国でしばしば起きており、今後日本が同じ状況に直面しない保証はない。公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏が、近...
収録日:2017/09/27
追加日:2017/11/04
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ドローンの安全上のリスクとその規制のあり方

ドローンが拓く「空の産業革命」(3)リスクと規制

東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授の鈴木真二氏が、ドローンの安全上のリスクとその規制のあり方について解説する。近年、航空法が改正され、ドローンの空域と飛行法に規制がかけられた。旅客機との衝突やニアミ...
収録日:2017/07/10
追加日:2017/08/29
鈴木真二
東京大学名誉教授

空撮から放射線量測定まで―ドローンの利用分野とは

ドローンが拓く「空の産業革命」(2)多様な分野での活躍

東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授の鈴木真二氏が、ドローンの機能と利用法について解説する。ドローンにはフィードバック制御による自動操縦システムが組み込まれている。これによって、空撮や物資輸送、物資投...
収録日:2017/07/10
追加日:2017/08/27
鈴木真二
東京大学名誉教授

原発事故の海水汚染調査に用いた全自動の無人船ロボット

遠隔操縦機~原子炉ロボット(1)海水の放射能汚染

九州工業大学社会ロボット具現化センター長・浦環氏が、福島第一原発事故の海水汚染調査に用いた、全自動の無人船ロボットについて解説する。30キロ圏内が立入禁止になったため、全自動の無人船ロボットを用いて、海水の放射能...
収録日:2017/01/27
追加日:2017/06/18
浦環
東京大学名誉教授

南三陸町海底の再調査とカメラロボット普及の課題

遠隔操縦機~カメラロボ(5)水産高校への普及

九州工業大学社会ロボット具現化センター長・浦環氏が、南三陸町での2度目の調査について解説する。この調査では、新たに音響装置を用いることに成功した。今後は、いざというときのために、カメラロボット操縦者の育成が課題で...
収録日:2017/01/27
追加日:2017/06/04
浦環
東京大学名誉教授

現代人が学ぶべき老荘思想の基本「水の精神」

老荘思想に学ぶ(2)水の精神

老荘思想研究者・田口佳史氏が、老荘思想をひも解き、現代を生きる私たちが学ぶべきことについて語る。今回、取り上げたのは老荘思想の基本となる「水の精神」。大変に身近で、あって当たり前の水。そこにはどんな老子の教えが...
収録日:2016/12/05
追加日:2017/05/22
田口佳史
東洋思想研究家

ロボット学者の威信をかけて南三陸町海底の再調査へ

遠隔操縦機~カメラロボ(4)ロボット学者の威信

九州工業大学社会ロボット具現化センター長・浦環氏が、3.11の震災後、大槌・南三陸の海底を調査することとなった経緯を解説する。南三陸町では別グループが先に調査を行っていたが、ロジの不用意のために成果を上げることがで...
収録日:2017/01/27
追加日:2017/05/21
浦環
東京大学名誉教授

遠隔操縦ロボットの問題は操縦者が育っていないこと

遠隔操縦機~カメラロボ(3)震災現場は戦場だ

九州工業大学社会ロボット具現化センター長・浦環氏が、震災現場のロボットをめぐる問題点を解説する。震災後の現場は戦場である。そこでロボットが活躍するには、十分な訓練や技術が欠かせない。ところが日本では、高価なロボ...
収録日:2017/01/27
追加日:2017/05/07
浦環
東京大学名誉教授

3.11震災後の海底でカメラロボが見たものとは

遠隔操縦機~カメラロボ(2)震災後の海底の様子

九州工業大学社会ロボット具現化センター長・浦環氏は、3.11の大震災後、南三陸町・志津川湾と大槌町・大槌湾を、カメラロボットを使って調査した。今回は、その調査の様子を報告する。志津川湾や大槌湾の海底でカメラロボが見...
収録日:2017/01/27
追加日:2017/04/23
浦環
東京大学名誉教授

被災地の漁師を勇気づけた水中カメラロボットの活躍

遠隔操縦機~カメラロボ(1)津波災害調査

九州工業大学社会ロボット具現化センター長・浦環氏が、3.11後の海底観測に用いられた水中カメラロボットを解説する。調査の結果、海底にはがれきが落ちておらず、漁業がすぐに再開できることが分かった。被災地の漁師を勇気づ...
収録日:2017/01/27
追加日:2017/04/09
浦環
東京大学名誉教授

世界における日本の重要性とその理由

日本 呪縛の構図~日本の重要性と懸念(4)世界における日本(通訳版)

筑波大学名誉教授R・ターガート・マーフィー氏は、今なお日本は世界にとって重要な国であると論じる。第一に、世界の製造業にとって日本企業への依存度は依然として高い。第二に、異次元の金融緩和やイデオロギー対立を感じさせ...
収録日:2016/12/06
追加日:2017/02/23
R・ターガート・マーフィー
筑波大学名誉教授

世界における日本の重要性とその理由

日本 呪縛の構図~日本の重要性と懸念(4)世界における日本(英語版)

筑波大学名誉教授R・ターガート・マーフィー氏は、今なお日本は世界にとって重要な国であると論じる。第一に、世界の製造業にとって日本企業への依存度は依然として高い。第二に、異次元の金融緩和やイデオロギー対立を感じさせ...
収録日:2016/12/06
追加日:2017/02/23
R・ターガート・マーフィー
筑波大学名誉教授

再生可能エネルギーが世界的潮流の中、原発に固執する日本

トモダチ作戦を忘れるな(4)原発への固執と「核のごみ」問題

元内閣総理大臣・小泉純一郎氏、東京大学第28代総長・小宮山宏氏、慶應義塾大学名誉教授・島田晴雄氏による鼎談では、原発に固執する政府のあり方が厳しく批判された。現在、原発の稼働はほぼゼロの状態だが、電力不足に陥るこ...
収録日:2016/10/24
追加日:2017/02/08

トモダチ作戦による健康被害!?日米メディアが触れない理由

トモダチ作戦を忘れるな(3)原発のコストは上がり続ける

元内閣総理大臣・小泉純一郎氏、東京大学第28代総長・小宮山宏氏、慶應義塾大学名誉教授・島田晴雄氏の3氏が、トモダチ作戦を振り返る。島田氏は、トモダチ作戦が軍の責任問題になりかねない懸案事項であり、小宮山氏はこの事例...
収録日:2016/10/24
追加日:2017/02/07

『日本 呪縛の構図』は日本に興味ある人に向けた日本入門書

日本 呪縛の構図~日本の重要性と懸念(1)本書を書いた理由(英語版)

筑波大学名誉教授R・ターガート・マーフィー氏は40年に及ぶ期間を日本で過ごしたが、いったい彼には日本がどう映っていたのか。上梓した『日本 呪縛の構図』の内容を基に、日本の過去・現在そして将来像を語ってもらった。第1...
収録日:2016/12/06
追加日:2017/01/29
R・ターガート・マーフィー
筑波大学名誉教授

「無財の七施=七つの施し」で身につく菩薩の精神とは?

東大寺建立に込められた思い(7)「無財の七施」

聖武天皇が目指した菩薩は、現代でも可能なものだ。東大寺長老・北河原公敬氏はそう語る。そのために必要なのは、見返りなど期待せず、他者に手を差し伸べることだ。それは毎日の、ほんの少しの心掛けでよい。東大寺建立の思い...
収録日:2016/03/08
追加日:2017/01/07
北河原公敬
東大寺長老

菩薩の心が現代社会から薄れた一因は戦後の民主主義にある

東大寺建立に込められた思い(4)建立を支えた知識

現代の日常生活で、他人に手を差し伸べることが減ったのは、困っている人と自分とが無関係だからだ。しかし東大寺の建立を呼び掛けた聖武天皇が目指すのは、他者を思いやる菩薩の精神を行き渡らせることだった。そのために聖武...
収録日:2016/03/08
追加日:2016/12/17
北河原公敬
東大寺長老

「天皇の譲位」に関する議論には慎重さとスピード感が必要

「天皇陛下のご譲位とご公務の負担軽減」について考える

歴史学者・山内昌之氏は「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」の一員だが、「国民にまんべんなく理解を得られる提言はなかなか難しい」と語る。何がなぜどのように難しいのか。どのような論点があるのか。山内氏が天皇...
収録日:2016/11/02
追加日:2016/11/18
山内昌之
東京大学名誉教授

生前退位の問題は摂政を置くことでは解決しない

天皇陛下のおことば~ご譲位について考える(1)天皇の「老い」と「終焉」

2016年8月8日、象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことばが公表された。歴史学者で皇室制度に関する有識者ヒアリングのメンバーでもある山内昌之氏が、そのおことばのポイントが何であり、それを私たち日本国民は...
収録日:2016/08/09
追加日:2016/08/12
山内昌之
東京大学名誉教授

今度はどうだ? 東京都知事になる人に問われること

東京都知事選と東京問題

「東京都知事になる人には、東京が抱えている問題を正確に理解し、どう対処するか、その明確な意志と政策がなければいけないが、そこが欠けている」 政治学者で慶応義塾大学大学院教授・曽根泰教氏は、7月31日に行われる東...
収録日:2016/07/13
追加日:2016/07/15
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

衆参同日選挙と消費税増税延期は分けて考えた方がいい

「衆参同日選挙」と「消費税増税延期」問題

「衆参同日選挙」と「消費税増税延期」の問題は、ともすればワンセットで議論されがちだが、この2つは分離して考えるべきだと、政治学者で慶應義塾大学大学院教授・曽根泰教氏は言う。はたして、それはなぜか。この2つの問題...
収録日:2016/04/27
追加日:2016/06/02
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

ご当地発酵グルメが地域を救う!

発酵の町おこし

郷土食豊かな発酵食品は、ご当地グルメの元祖でもある。滋賀の鮒鮓、石川県白山市のフグの卵巣のぬか漬け、長野の木曽すんき、北九州のぬかだき。山梨のワイン、チーズも発酵食品だ。食文化評論家で東京農業大学名誉教授・小泉...
収録日:2016/02/04
追加日:2016/04/28
小泉武夫
農学博士

ラオスエリートの贅沢の裏に「地下経済」あり

メコン川の恵みとラオス経済(2)エリートたちの実態

ラオスを訪問した千葉商科大学学長・島田晴雄氏が、現地で出会った若手官僚や実業家とのエピソードを披瀝する。年間所得40万円でも高級車を乗り回す官僚、見かけほどラオスが低賃金ではないことを暴露し、事業展開を妨げる頑...
収録日:2016/01/18
追加日:2016/04/04
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

世界の発電トレンドは「自然エネルギー100%」

加速する自然エネルギーの拡大(1)世界的構造変化の背景

エネルギー分野において世界的な構造変化が起こっている今、私たち日本の消費者は、新エネルギー時代にどう向かっていくべきなのか? 認定NPO法人 環境エネルギー政策研究所所長・飯田哲也氏が、世界中で急速に普及しつつあ...
収録日:2015/12/25
追加日:2016/03/21
飯田哲也
特定非営利活動法人 環境エネルギー政策研究所 所長

日本付近の4つのプレートが地震大国の原因

地震を知って防災に生かす(2)日本はなぜ地震国なのか

世界有数の地震国、日本。その原因はどこにあるのだろうか? そして、東日本大震災が教えてくれる教訓とは? 東京大学地震研究所・纐纈一起教授が、写真や地図などを交え、明快に解説する。(第2話目)
収録日:2015/12/22
追加日:2016/02/22
纐纈一起
東京大学地震研究所 名誉教授

地震と地震動、マグニチュードと震度とは?

地震を知って防災に生かす(1)地震のメカニズム

なんとなく知っているようだが、いざ説明しようとするとできない科学知識はいろいろある。その筆頭が「地震」のメカニズムではないだろうか。そもそも地震と地震動の違いは? マグニチュードと震度はどう違うのか? 東京大学...
収録日:2015/12/22
追加日:2016/02/15
纐纈一起
東京大学地震研究所 名誉教授

木造建築の耐震・耐火性能は都市なら鉄骨・RC造並みが必要

都市木造の可能性~木造ビルへの挑戦(5)より豊かな都市空間へ

「木造」といえば問われる耐震性、耐火性。だが木造建築が強度で劣ったのは過去の話。技術の向上は鉄骨・RC並みの強度を実現し、木造による大空間さえも現実のものとした。東京大学生産技術研究所教授・腰原幹雄氏が都市木造...
収録日:2015/10/06
追加日:2016/02/11
腰原幹雄
東京大学生産技術研究所 教授

マイナス金利のきっかけは2015年6月の黒田ライン!?

日銀がマイナス金利政策を導入(1)導入の背景

「日銀がマイナス金利政策の導入を決定したのは、やはり円高、株安の影響が大きい」と、シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏は語る。株のプロフェッショナルが、マイナス金利政策導入の背景を明らかにする。...
収録日:2016/02/04
追加日:2016/02/11
高島修
シティグループ証券 チーフFXストラテジスト

「異常気象」はマスコミ用語! 気象に異常も平均もない

「不確実性」と「不都合」の確率分布

長期の将来予測に付きまとう問題は「不確実性」だ。しかし、全ての事象は基本的に確率統計的事象である。地球温暖化も「異常気象」の問題も、人間の心理を抜きには考えられない。われわれが感じる「不確実性」と「不都合」につ...
収録日:2015/11/27
追加日:2016/02/04
住明正
理学博士

越波式波力発電…波の力を解明しいかに発電に役立てるか

津波の力と波力発電の可能性

東日本大震災で甚大な被害をもたらしたように、「波」のエネルギーは計り知れない。その強大な力を生かした「波力発電」の研究が、いま急ピッチで進められている。島国・日本の環境に即した再生可能エネルギーを追求する東海大...
収録日:2015/11/24
追加日:2016/02/01
田中博通
東海大学海洋学部 教授

うつ病の診断をスマホのアプリから変革する!

うつ病対策と経営リスク(2)うつ病の「見える」化

ひもろぎGROUP理事長・東邦大学薬学部客員教授の渡部芳德氏が開発したのが、うつ病の症状や薬の効果を定量化するための「アン‐サポ」という無料アプリだ。PHVの燃費競争アプリをヒントに開発されたこのツールを使えば、...
収録日:2015/10/15
追加日:2016/01/21
渡部芳德
介護老人保健施設ひもろぎの園 創設者

大学で経済学を学んでも焼き芋屋一つできない政治家がいる

松下幸之助の人づくり≪2≫塾設立の究極の目的(6)本当の政治家を育てる

日本の公職選挙にとって必要不可欠な要素とされる「地盤、看板、カバン」の三バン。松下政経塾で政治家志望の塾生が「やはり政治には三バンが必要」と言った時、松下幸之助は青筋を立てて激怒したという。従来の政治とは一線を...
収録日:2015/06/17
追加日:2016/01/04
松下幸之助
パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者

ロシア機撃墜事件によるトルコとの直接対決の危険性

トルコ軍ロシア機撃墜問題(1)募る緊張、関係悪化の背景

歴史学者・山内昌之氏が、11月に起こったトルコ軍のロシア機撃墜という時事問題を、地政学、歴史学、国際関係史の視点から多角的に考えるシリーズ講話。第1話では、友好的な関係にあったトルコとロシアに緊張をもたらした、...
収録日:2015/12/02
追加日:2015/12/21
山内昌之
東京大学名誉教授

日本の風水害対策における課題とは?

水と地球と人間と~日本と世界の水問題(4)水と災害

ハリケーン・サンディで、アメリカは500億ドルの損失を被ったといわれている。日本は、サンディ級台風に対してどのような対策ができるのか。水と災害について考える。地球規模の水循環と世界の水資源に関する研究の第一人者...
収録日:2015/03/19
追加日:2015/11/23
沖大幹
東京大学大学院工学系研究科 教授

精神科でいま一番の問題をwebアプリで解決!

うつ病治療最前線(3)多剤併用と「アン‐サポ」の可能性

ひもろぎGROUP理事長・東邦大学薬学部客員教授の渡部芳德氏が治療の現場でいま一番問題としているのが多剤併用だ。そこで渡部氏は、多くの精神科医の善意と努力を無駄にせず、患者も治療を励みにできるようにとwebアプ...
収録日:2015/09/03
追加日:2015/11/12
渡部芳德
介護老人保健施設ひもろぎの園 創設者

地域活性化で重要なのはミクロの視点

東北、沖縄発―チャンスをつかんだ地域活性化実例

地域活性化で重要なのは、当事者がどこまで覚悟を持ってやるかということだ。東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏はこのように語る。中央の政策に頼るより、自らチャンスを発見し、地域に元気を発芽させた実例を紹介し...
収録日:2015/09/17
追加日:2015/11/12
伊藤元重
東京大学名誉教授

支払損害保険金額では東日本大震災を上回ったタイの大洪水

水と地球と人間と~日本と世界の水問題(3)水と気候変動

地球温暖化による気候変動の悪影響は、ほぼ水を通じて人間社会に影響が及ぶ。では、温暖化の将来はどうなるのか。どのような水被害が起こるのか。地球規模の水循環と世界の水資源に関する研究の第一人者である東京大学生産技術...
収録日:2015/03/19
追加日:2015/11/02
沖大幹
東京大学大学院工学系研究科 教授

現代人に朝食は不要!石原式基本食で「食い」改めよう

クスリのいらない健康法(5)現代人は「食い」改めよ

医師・石原結實氏が、自身の食生活を紹介しながら「断食」の効用を語る。夜遅くまで仕事をし、そこからお酒を飲み、胃に食べ物が残ったままで眠る。そんな状態が続く現代人は、朝食など食べる必要はない。朝は紅茶やジュースの...
収録日:2015/06/14
追加日:2015/10/19
石原結實
医学博士

陸軍人事抗争~虚虚実実の駆け引き

本当のことがわかる昭和史《4》二・二六事件と国民大衆雑誌『キング』(1)田中・宇垣派と上原派の対立の行方

五・一五事件のあと、二・二六事件に流れ込んでいくまでの陸軍の複雑な派閥事情を、宇垣一成陸相が誕生した時点に巻き戻して見ていく。上智大学名誉教授・渡部昇一氏によるシリーズ「本当のことがわかる昭和史」第四章・第1回。
収録日:2015/01/19
追加日:2015/08/31
渡部昇一
上智大学名誉教授

恐慌は資本主義の必然―マルクスの予言が的中、評価急上昇

本当のことがわかる昭和史《3》社稷を念ふ心なし――五・一五事件への道(5)保護貿易と金解禁がもたらした昭和恐慌

1929年の世界恐慌により悪影響を与えたのは、その翌年に成立したアメリカのホーリー・スムート法だった。この法により、世界貿易は1年で半分になったといわれる。そして当時、奇しくもマルクスが「資本主義は必然的に恐慌...
収録日:2014/12/22
追加日:2015/08/24
渡部昇一
上智大学名誉教授

当時の共産党はちっぽけな存在で恐れるに足らなかった

本当のことがわかる昭和史《3》社稷を念ふ心なし――五・一五事件への道(4)特高の取り締まり対象は左翼より右翼

1911年、大逆事件を契機に、社会運動や思想運動を取り締まる特別高等警察が発足したが、当時の取り締まりの対象は左翼よりも右翼で、共産党そのものは非常に小さい存在だった。ところが、そのシンパが国家中枢や軍中枢に入...
収録日:2014/12/22
追加日:2015/08/24
渡部昇一
上智大学名誉教授

教育勅語で徹底すべく起草されたものとは?

本当のことがわかる昭和史《2》軍縮ブームとエネルギー革命の時代「明治の精神」の死(16)悲劇の時代を率いた「教育勅語を知らない世代」  

明治時代を築いたのが「江戸時代の武士の道徳を身につけた世代」だとすれば、大正デモクラシーから日本の敗戦へと至る悲劇の時代を率いたのは、明治天皇が憂慮された教育状況の中で成長した「教育勅語を知らない世代」であった...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/08/20
渡部昇一
上智大学名誉教授

ジェームズ・リカーズ「ドル消滅」で考えるギリシャ危機

書物で学ぶギリシャ危機(3)リカーズと有馬龍夫

ギリシャ危機を考える上で示唆的な書物として、歴史家の山内昌之氏が前回選んだのは、エマニュエル・トッドの『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』だった。今回は、それとは異なる見方で、全米ベストセラーとなったジェームズ...
収録日:2015/07/16
追加日:2015/08/17
山内昌之
東京大学名誉教授

当時の海外でも人気を博した小説は「大正」という時代の産物

本当のことがわかる昭和史《2》軍縮ブームとエネルギー革命の時代「明治の精神」の死(3)「みんなみんなやさしかつたよ」

大正時代に台湾や中国でも人気を博した厨川白村の小説や、大正から昭和にかけて歌われた『からたちの花』などの童謡――これらは陸海軍大臣が現役軍人に限定されず、軍部が口を出さなかった時代の産物であることは間違いない。上...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/08/17
渡部昇一
上智大学名誉教授

光緒帝の皇后とその前で跪いた太った老人が泣いていた

20世紀前半の日中関係~この歴史から何を学ぶか(2)

本年2015年は戦後70年の節目の年。しかし、中国や韓国ではいまだに反日教育が行われ、日本においても特に現代史の教育の欠如は否めない。歴史認識という価値観以前に、事実理解のギャップに問題があると感じた島田晴雄氏...
収録日:2015/07/07
追加日:2015/08/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

老人の自殺が何十年もない町―徳島県の海部町

末井昭、「自殺」を語る(5)生き心地の良い町の秘密

編集者・作家の末井昭氏が「自殺」について語る第5弾は、健康社会学の先生である岡檀氏の著書『生き心地の良い町』を参考に、「自殺のない町」の特性を考える。そこでは徳島県の海部町というところが紹介されているのだが、そ...
収録日:2015/06/16
追加日:2015/07/30
末井昭
編集者・作家