重要思考とは?「一瞬で大切なことを伝える技術」を学ぶ
「重要思考」で考え、伝え、聴き、議論する(1)「重要思考」のエッセンス
「重要思考」で考え、伝え、聴き、そして会話・議論する――三谷宏治氏が著書『一瞬で大切なことを伝える技術』の中で提唱した「重要思考」は、大事な論理思考の一つである。近年、「ロジカルシンキング」の重要性が叫ばれるよう...
収録日:2023/10/06
追加日:2024/01/24
地政学を理解する上で大事な「3つの柱」とは
地政学入門 歴史と理論編(1)地政学とは何か
国際政治を地理の観点からひも解く「地政学」という学問。近年、耳にすることも多くなった分野だが、どのような手法や意義を持った学問であるかを学ぶ機会は少ない。その基礎から学ぶことのできる今回のシリーズ。まず第1話では...
収録日:2024/03/27
追加日:2024/04/30
西郷隆盛、ガリレオ…偉人伝が教えてくれた人間のモデル
哲学の役割と近代日本の挑戦(6)歴史を動かす人物と歴史の見方
戦前はとても国際的で、三木清や九鬼周造がドイツに留学し、当時の最先端の哲学を現地で学ぶなど、世界的にも哲学に切磋琢磨した時代だった。その時代についてもちゃんと覚えておくべきだし、さらにいえば、そうした時代に歴史...
収録日:2023/07/28
追加日:2023/11/04
紛争・震災・疫病・インフレ…幕末と重なる現代日本の姿
歴史的転換点における影の主役「インフレ」(1)現代と幕末の共通点
紛争やパンデミックなど、さまざまな事象に直面する世界の中で、日本経済も揺れ動いている。不確実な社会情勢の影響を受ける金融市場を見極めるためには、歴史を顧みることが有効である。過去を振り返ると、「紛争」「震災」「...
収録日:2023/12/26
追加日:2024/02/15
左道に訴えないーー『古事談』が伝える「貴族道」の本質
平安時代の歴史~「貴族道」と現代(9)「貴族道」の「貴族道」たる所以
平安時代、暴力や武力は「左道」にあたり、やってはいけないことを意味する。「貴族道」は劣勢であっても決して左道、すなわち暴力や武力に訴えず、議論でそのことを伝えていく。つまり客観性と平和主義とを重んじる価値観を示...
収録日:2023/10/20
追加日:2024/03/01
価値創造において重要なのは未来から現在を見るという視点
知識創造戦略論~暗黙知から形式知へ(1)イノベーションと価値創造
イノベーションを起こすためには、知識の創造が必要である。しかし、知識はどのようにしてつくり出すことができるのだろうか。暗黙知と形式知に知識が整理された上で、それが4つの過程を経てつくられていくことが議論されるシリ...
収録日:2018/11/24
追加日:2019/08/22
日本経済の強靭性を高めるタイミングは今…必要な戦略は?
世界経済の見方とIMFの役割(6)これからの世界経済と日本経済への視座
パンデミックに始まり、金融のタイト化、大幅な金融緩和、地政学的リスクの増大と、わずかの期間に世界経済は激しい波に晒されている。デフレ懸念がインフレ懸念に逆転すると、その圧力はさらに強まっている。また、ウクライナ...
収録日:2023/01/11
追加日:2023/03/09
不安な定年後を人生の「黄金の15年」に変えるポイント
定年後の人生を設計する(1)定年後の不安と「黄金の15年」
「人生100年時代」といわれている現代において、定年後の人生に不安を抱く人は少なくないだろう。雇用延長で定年を延ばす人は多いが、その後の生活上の中心になるものを探しておくことが重要になってくる。時間的にも精神的にも...
収録日:2021/08/25
追加日:2021/09/28
インフレ激化の真実…デフレ脱却を困難にした日本の労働市場
経済と社会の本質を見抜く(1)世界的インフレと労働市場の影響
現在の経済、そして社会の本質を、どのように見抜いていけばいいのだろうか。最初に考えるのは、インフレについてである。可能性は低いが、インフレが激化する「ハイパー・インフレーション」が起こると、いったい社会はどうな...
収録日:2023/08/09
追加日:2023/10/29
自己投資の意味と重要性…「働く」とはキャリア資本の蓄積
プロティアン~最先端の自律的キャリア形成(5)キャリア資本と心理的幸福感
従来の働き方は、企業からのアサインに応えて業務をこなし、その経験蓄積による強みが組織のキャリア資産になるというものだった。一方、キャリアを資本としてとらえると、あらゆる自己投資やチャレンジが本人の中で結実する。...
収録日:2022/03/11
追加日:2022/06/16
宇宙に関するニュースを理解するために宇宙の姿を学ぶ
現在の宇宙の姿(1)星はなぜ自ら輝くのか
宇宙に関するニュースを理解するためには、現在の宇宙に関する知識を体系化することが重要である。今回はまずシリーズ6コマの位置づけと構成を説明し、星はなぜ自ら輝くのかを解説する。星は、自ら輝く恒星と、そうではない惑星...
収録日:2018/12/26
追加日:2019/05/20
「不便益」とは何か――便利の弊害、不便の安心
不便益システムデザインの魅力と可能性(1)「便利・不便」「益・害」の関係
「不便益」とは「不便だからこそ良いことがある」ということで、そうしたこと・モノなどを指す言葉である。テクノロジーの進化によって、私たちの生活は日々便利になっている。多くの手間や時間が省かれ、人びとの生活水準が向...
収録日:2020/12/08
追加日:2021/04/23
なぜ記録的な円安は起こっているのか?3つの構造要因
円安の構造的メカニズム(1)円高構造から円安構造への転換
記録的な円安が起こっている現在の日本。その要因はいったいどこにあるのか。それを理解するには、日本国内の問題に目を向けるだけでなく、諸外国の台頭を含めたグローバルな視点が不可欠である。多角的に分析することで見えて...
収録日:2022/11/15
追加日:2022/12/24
シャネルが人気ブランドとして成功した理由
ブランド戦略論をどう読むか(5)シャネルのブランド力
シャネルのブランドは、なぜあれだけ強いのか。ココ・シャネルの虚実入り交じる伝説を紐解きながら、シャネルがいかにしてブランドとして大成していったのかについて、中央大学ビジネススクール大学院戦略経営研究科教授の田中...
収録日:2018/01/15
追加日:2018/04/07
本当の意味での「自分らしさ」を出すためにすべきこと
生き抜くためのチカラ~為末メソッドに迫る(6)摩擦と空気、その向き合い方
「自分らしさ」というのは、個人の力だけで完成するものではなく、社会や組織との関係性の中で見えてくることもある。我を張って、社会と正面衝突する必要はないが、摩擦を避けるだけではかえって、取り返しのつかない衝突を招...
収録日:2021/06/30
追加日:2021/10/15
組織改革は最初に全体像と将来像を示すのが重要
組織改革の要諦~活性化と人材活用(1)準備、スピード、タイミング
人口減少社会や激化する国際競争の中でますます重要になっていく、組織改革の要諦とは何か。会社を成長させ、社員に能力を発揮させるための要素を、事業再生に長く携わってきたボストン・コンサルティング・グループ シニアパー...
収録日:2018/03/12
追加日:2018/05/31
ドラッカーの名言「すでに起こった未来」…ドローンの今後
ドローンが拓く「空の産業革命」(6)ドローンの未来
東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授の鈴木真二氏が、新技術導入の成功例・失敗例を振り返り、今後のドローンのあり方について解説する。将来、ドローンが全面的に実用化されれば、社会がより便利なものになると期...
収録日:2017/07/10
追加日:2017/09/05
なぜエーザイは健康経営ブランディングのお手本なのか
健康経営ブランディングのすすめ(5)健康経営を持続させるために
日本において健康経営ブランディングに取り組む企業の一つとして有名なのが、製薬会社のエーザイである。ヒューマン・ヘルスケアを企業理念として掲げ、グローバル企業として躍進している。健康経営を成功させるためには、こう...
収録日:2021/07/29
追加日:2021/12/08
犬は人間より道徳的には圧倒的に優れている
東大ハチ公物語―人と犬の関係(5)「返礼モデル」の提案
環境破壊をせず、戦争をせず、過去に固執せず、自らの現状を潔く受容し、最後は静かに死んでいく犬たち。犬と人間を比較すると、「犬の高潔さが、道徳的には圧倒的に優れている」と東京大学大学院人文社会系研究科教授・一ノ瀬...
収録日:2017/04/04
追加日:2017/06/17
少子高齢化時代に考えるべきがん対策
がん対策の現状と今後(5)少子高齢化時代のがん対策
少子高齢化社会を見据え、がん予防を社会全体の問題として考えていく必要がある。10年のがん対策推進基本計画を経て見えてきた、国民それぞれが考えるべき課題について、門田守人氏の提言を聴こう。(全5話中第5話)
収録日:2018/09/10
追加日:2019/03/01
戦国時代、民衆にとっての課題は生き延びること
百姓からみた戦国大名~国家の本質(1)戦国時代の過酷な生存環境
戦国時代とはどのような時代だったのか。過去の資料から見るとまず浮かび上がってくるのは、この時代の人々は、季節性に左右された周期的な大飢饉に生存を脅かされていたということである。それゆえ民衆にとっての課題は、常態...
収録日:2019/03/20
追加日:2019/09/15
昔は人材を「みんなでちゃんと」育てようとする社会だった
教育論~歴史の中のエリートたち(3)個人の力量と社会の土壌
齋藤健氏の教育論の最終回は、原敬と山縣有朋に始まり、幕末の志士を経て徳川家康とアウグストゥスへ。歴史を知り、自分の頭で考えれば、対話はここまで広がる! 尽きることのないプロセスの中にこそ、明日の教育へのヒント...
収録日:2014/02/18
追加日:2014/06/05
世界の発電トレンドは「自然エネルギー100%」
加速する自然エネルギーの拡大(1)世界的構造変化の背景
エネルギー分野において世界的な構造変化が起こっている今、私たち日本の消費者は、新エネルギー時代にどう向かっていくべきなのか? 認定NPO法人 環境エネルギー政策研究所所長・飯田哲也氏が、世界中で急速に普及しつつあ...
収録日:2015/12/25
追加日:2016/03/21
西田幾多郎の思想を求め京大哲学科に集まった弟子たち
過去から未来へ、京都学派の役割(1)京都学派とは
京都には「哲学の道」がある。銀閣寺から若王子橋へ疎水に沿う小道で、西田幾多郎や田辺元らが散策したのが名の由来だ。西田門下に集まった京都学派の中枢をなした髙坂正顕氏の三男であり、戦後の国際政治学者・髙坂正堯氏を兄...
収録日:2014/07/18
追加日:2014/09/01
バブルは過去6度あった―愚かな人間は歴史は繰り返す
欧米の金融資本主義に対する警鐘
日本には世界に誇る長寿企業が多数ある。日本に伝統的に生き続ける「三方よし」「利益よりも継続」の思想をもとに公益資本主義実践についてアフラック日本法人創業者 大竹美喜が語る。
収録日:2013/10/28
追加日:2014/02/24
東京-名古屋間を40分で結ぶ夢の超高速鉄道
東海道新幹線50周年と海外展開(2)21世紀の新たな飛躍 超電導リニア(SCMAGLEV)
東京-名古屋間を40分で結ぶ超電導リニア(SCMAGLEV)。21世紀の新・鉄道革命として50年以上にわたり開発を進めてきた。その技術の強み、開発経緯、海外展開、社会的インパクトとは。JR東海の葛西敬之名誉会長が...
収録日:2014/04/15
追加日:2014/07/03
『きけわだつみのこえ』を読むと今でも涙が止まらない
戦前派一日本人の憂鬱~太平洋戦争と敗戦後を顧みて…(1)
太平洋戦争敗戦から来年は早くも70年。「あの敗戦に学ぶべき教訓とは?」…。“徴兵検査”を受けた最後の世代である野田一夫氏が、自身の経験と知見に基づき、明治、昭和、平成、三つの時代を回顧しつつ、“戦後民主主義の劣化”に...
収録日:2014/07/18
追加日:2014/08/15
論理に勝るのは空気?知っておくべき日本の特殊性
TOTOの北九州発グローバル戦略(2)実は海外でも稼ぐTOTOの「けじめ」
日本社会をコントロールしているのは、法律でも人でもない。では何か? 日本企業が海外へ進出するときに知っておくべき「日本の特殊性」とは? 実は海外でも稼いでいるTOTO株式会社の北九州発グローバル戦略。その根底に...
収録日:2014/09/18
追加日:2015/01/20
LGBT問題の地域格差と日本の現状
LGBT生徒へのいじめと排除(1)実態調査で分かったこと
国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表の土井香苗氏が、日本の学校でのLGBTの生徒たちのいじめや排除に関する現状を、調査結果を踏まえ解説する。LGBTの子どもたちへのいじめの実態はほぼ予想通りではあったが、調査では...
収録日:2017/07/12
追加日:2017/08/01
日本で頻繁に土砂災害が起こる理由とは?
土砂災害と防災(1)なぜ土砂災害は多発するのか
平成30(2018)年に全国で起きた土砂災害は3,459件で、国土交通省が集計を開始した昭和57(1982)年以来過去最多と発表された。この数字は例年の平均件数(1,015)の約3.4倍を数えるもので、死者・行方不明者数も集計開始以降3...
収録日:2019/03/13
追加日:2019/05/10
太平洋側に降る雪も社会的影響が非常に大きい
雪氷防災の今とこれから(5)2014~2015年の雪氷災害
2014~2015(平成25~26)年の冬も、雪による記録が塗り替えられた。2月には首都圏をはじめ関東と東北の太平洋側に大雪が降り、山梨県甲府市では過去最大かつ2倍もの積雪を記録した。この年の後半にも多くの雪が降り、建物の倒...
収録日:2019/04/05
追加日:2019/06/13
感染率や死亡率を決める要因は何なのか
新型コロナウイルスの克服(5)何が成否を分けるのか?
いったい何が感染率や死亡率の高さ・低さを決めるのか。その要因は決して単一ではない。公衆衛生系の問題は複合的に発生するからだ。そこで求められるのは、各セクターが適切に状況を把握し、相互にコミュニケーションを深めて...
収録日:2020/03/27
追加日:2020/04/01
高度経済成長期のすさまじい公害を日本は見事に克服!
日本が成し遂げた四つの偉業
「日本の若者に如何にして自信を持たせるか」ということは、「大人が何に自信を持っているのか」とほとんど等しい。自信を持つ根拠として、日本が明治維新後、さまざまな課題を克服し、成し遂げてきた四つの偉業について解説する。
収録日:2012/11/10
追加日:2014/05/31
アメリカの世界戦略と沖縄の歴史的役割
沖縄問題を考える(1)普天間基地移転問題の発端と日米の思惑
沖縄問題を考えるとき、アメリカの世界戦略と沖縄の歴史的役割を理解する必要がある。普天間基地の移転問題の契機となった事件から、沖縄、日本政府、そしてアメリカの動きと思惑について語っていく。(全6話中1話目)
収録日:2013/12/25
追加日:2014/02/24
沖縄米軍基地移設「最低でも県外」とは何だったのか?
沖縄問題を考える(3)名護市長との議論と鳩山首相の発言
基地移転の問題について、名護市長と島田晴雄氏はどのような議論を交わしたのか。また民主党政権時代、鳩山首相の発言によって沖縄県民がどれほど怒りを覚えたのか。当時の様子を振り返りながら詳しく状況を語る。(全6話中3話目)
収録日:2013/12/25
追加日:2014/02/24
「米国型選挙+英国型国会」が日本の政治の難しさの一つ
政党をどう見るか:日米の違い
アメリカ型の個人選挙とイギリス型の政党・国会運営の合体型である日本の政治システムの難しさや、米英における選挙や政党の特色等を明らかにしながら、日本の政治制度改革のためには如何なるレビューが必要となるかを解説する。
収録日:2012/11/10
追加日:2014/02/24
「保守」と一言で言うけれど、その中身はかなり多様
「保守主義」の分類とその尺度について
保守主義とは何かを考えるにはその多様な分類と尺度を考慮しなければならない。ここでは政治、経済のみならず、社会的、また思想的な観点からも「保守」を論じ、多様さゆえの保守主義の価値にも言及する。
収録日:2013/09/13
追加日:2014/02/24
万人が納得して物事を進めることはできない
Q.社会保障と税の一体改革のために民主党を敵に回した なぜそれができたのか
民主党内を敵に回しても取り組んできた「税と社会保障の一体改革」。野田佳彦が当時の想いをふりかえる。
収録日:2013/11/06
追加日:2014/02/24
日本の市場に大きな影響を及ぼす米国の金融政策
FEDの金融政策、米国株価から見る日本経済の今後
過去20年間の米国株価の下落時には日本の株価も下落傾向にあった。今後の米国の金融政策に応じて株高が続く米国経済はどう動き、日本の資産価格と経済はいかに見通せるだろうか。経済学者 植田和男が解説する。
収録日:2014/02/13
追加日:2014/02/24
20世紀と21世紀の違いはインターネットの存在
インターネットのもつ大きな力:われわれは、Good Questionをつくり、Good Answerを引き出したい
筆記の時代から印刷の時代を経てインターネットの時代に入った21世紀。本編ではインターネットの三つの特徴を挙げながら、本メディア「テンミニッツTV」において、インターネットを活用し、われわれがこれから行おうとしている...
収録日:2013/09/13
追加日:2014/03/06
ノーベル賞をたくさん取りたければ評価システムの確立を
身近なノーベル賞
日本では大変権威があるノーベル賞だが、海外では非常に身近な存在である。受賞者の傾向や評価システムを紹介しながら、日本がノーベル賞受賞者数を増やすためには何が必要か、そのヒントやその方策について迫る。
収録日:2013/10/30
追加日:2014/03/20
特区の中だけで解決しようするなら鎖国時代の出島と同じ
特区は長崎出島か
現在、日本で進められている国家戦略特区の構想。しかし、「それは長崎出島ではないか」と、疑問を投げかける曽根泰教氏。果たしてその意図とは? 特区が持つ性格を解説しながら、日本の特区構想の問題点を指摘する。
収録日:2014/03/24
追加日:2014/04/17
TPP、日韓関係、ウクライナ―オバマ来日前に難問山積み
前原レポート:米国から見た日本(2)アベノミクスと財政、オバマ来日の主要テーマ
前原誠司氏による、ワシントン訪問記第二弾。前半の安全保障問題に加えて、いまアメリカから見た日本の問題点が広く集まった。オバマ首相4月来日に向けて、カウントダウンの今、日本は何を決断して動くべきか。
収録日:2014/03/20
追加日:2014/04/17
デフレ脱却を目指している今こそ法人税率引き下げを
法人税改革はアベノミクス第三の矢の試金石
今、世界の中でも格段に高い日本の法人税率の引き下げが議論されている。財政健全化も同時に推進しなければならない日本の法人税改革はいつ、どのように行うべきなのか? 諸外国の実例とともに税率引き下げの背景から分かりや...
収録日:2014/04/25
追加日:2014/05/02
「対内直接投資」の数字が非常に低い日本
日本経済を元気にする~対内直接投資
安倍内閣で集中的に議論が進んでいる「対内直接投資」。海外から日本への直接投資を増やすことの重要性は、先進国での直接投資への伸びを見ても明らかである。日本経済活性化への鍵をなる「対内直接投資」について伊藤元重氏が...
収録日:2014/04/25
追加日:2014/05/01
GPIFのポートフォリオの見直しのポイント
公的年金運用の基本姿勢を考える~GPIFの基本ポートフォリオの見直し~
巨額資産を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の基本ポートフォリオ見直し作業に注目が集まっている。より高い運用成績を求める声もある中、そのあるべき姿と現状について解説する。「植田和男の金融経済シリ...
収録日:2014/05/01
追加日:2014/05/08
欧米一流校のレジデンシャルカレッジ機能をどう代替する?
駅前大学の限界
日本の大学は今、都市部に回帰する「駅前大学」化が進んでいる。しかし、このままでは、グローバル人材の育成能力で欧米の大学にかなわない、と曽根泰教氏は警鐘を鳴らす。では、日本の大学にはいったい何が足りないと言うのか...
収録日:2014/03/24
追加日:2014/05/29
ソニーからものづくりの力が失われてしまった
日本企業のグローバル戦略~外資系企業との比較(1)なぜソニーは苦しんでいるのか?
今、ソニーが苦しんでいる。日本を代表するイノベーション企業は、なぜものづくりの力を失ってしまったのか。そこには、今の日本企業が抱える問題が凝縮していると大上二三雄氏は分析する。その問題とは一体何なのか。
収録日:2014/04/11
追加日:2014/06/12
戦前のリーダーシップの変質に迫る鍵は「歴史の捉え方」
敗戦から学ぶ戦前のリーダーシップ(2)エリート論と歴史の検証作業
日本の敗戦から学ぶとき、歴史をどう捉えるかということが大事なテーマとなる。そこに、戦前のリーダーシップが変質した理由に迫る鍵がある。エリートに必要なものを挙げながら、歴史の検証作業について齋藤健氏が語っていく。...
収録日:2014/02/18
追加日:2014/06/12
明治の元勲は責任を持って任せたけれど逸脱はさせなかった
敗戦から学ぶ戦前のリーダーシップ(1)明治の指導者
時代とともに世の中が複雑になり、戦争に影響を与えることになったリーダーリップの変質。敗戦から何を学ぶべきか。明治から昭和の時代を駆け抜けた先人たちの話を紹介しながら、明治の指導者、エリートについて齋藤健氏が語っ...
収録日:2014/02/18
追加日:2014/06/12
クビチェック大統領が築いた「ブラジリア」は人類史的偉業
ブラジルの繁栄と転落(1)ブラジリアと軍政時代
BRICsのトップと言われたブラジルが低迷段階に入ったと言われている。しかし、ブラジルには復元力があると語る島田晴雄氏。繁栄と転落の歴史の中で、ブラジル経済がいかに復活を遂げていったのか。シリーズ前編となる今回...
収録日:2014/04/10
追加日:2014/06/12
欧米の老舗大企業は軸足を維持しつつ大転換を遂げている
日本企業のグローバル戦略~外資系企業との比較(4)デュポンのしなやかな変化
GE、IBM、BASFなどの欧米老舗企業は、自ら再生して新しい企業に生まれ変わっていく。その典型例として、大上二三雄氏は今回、200年以上の歴史を持ち、今も革新的な企業として知られるデュポンを取り上げる。
収録日:2014/04/24
追加日:2014/06/19
「破壊型イノベーション」が日本の経済成長には不可欠
破壊型イノベーションの必要性
中長期の日本経済を見据えたとき、ズバリ日本には「破壊型イノベーション」が不足していると伊藤元重氏は喝破する。破壊型イノベーションとは何か。なぜ必要なのか。日本は一体どのように変わればよいのだろうか。
収録日:2014/06/16
追加日:2014/07/10
日米は21世紀の世界ルールを守る上で重要なパートナー
日米同盟の必要性~アメリカにとって日本は死活的に必要な同盟国~
今後の日米同盟は、果たしてどうすべきなのか。第二次世界大戦を反省し、日本の地理上の位置や日米の社会価値基盤などを踏まえて、JR東海の葛西敬之名誉会長が、日米関係の将来を提案する。
収録日:2014/04/15
追加日:2015/04/23
日本企業のもうかるパターンを徹底的に研究すべし!
日本企業の「稼ぐ力」を創出するために(1)「儲かるパターン」の研究
日本企業の「稼ぐ力」の弱さが問題になっている。なぜ、稼ぐ力が弱いのか。一体どうしたら、日本企業は稼ぐ力を上げられるのか。“日本の「稼ぐ力」創出研究会”の座長でもある伊藤元重氏が、その問題点と改善策について議論する。
収録日:2014/06/16
追加日:2014/07/17
男性のがんの中で先進国ではナンバーワン、日本でも急増中
前立腺がんの治療・予防の最前線
今、日本で最も増えているがんは、前立腺がんである。それはなぜなのか。予防するにはどうしたらよいのか。現在はどのように治療しているのか。前立腺がんの治療・予防の最前線を泌尿器科医・堀江重郎氏が解説する。
収録日:2014/05/02
追加日:2014/08/07
和漢洋の知を複合的に捉えるための読書
読書とは何か(5)和漢洋の知を複合化し現代に活かす
江戸伝来の知の伝統を再び見直し始めたようにみえる現代日本。和漢洋の教養を身につけ、複合的な知のあり方を示してくれる先人を例にとり、読書とは何か、何を私たちにもたらしてくれるのかを読書の喜びとともに山内昌之氏が語...
収録日:2014/05/22
追加日:2014/08/07
消費税率引き上げ後の消費の反動減は思った以上に厳しい
アベノミクスの正念場~東大日次指数から見る~
2パーセントの物価目標を導入した日銀。しかし、民間の予測とは大きな乖離があり、市場関係者は今、固唾をのんでその動向を見守っている。輸出や生産、賃金などの各指標の動向の解説とともに、速報性に優れる売上高や物価に係...
収録日:2014/08/05
追加日:2014/08/08
日本の軍人の多くは「武士道」のような美風を失っていた
戦前派一日本人の憂鬱~太平洋戦争と敗戦後を顧みて…(2)
太平洋戦争敗戦から来年は早くも70年。「あの敗戦に学ぶべき教訓とは?」…。“徴兵検査”を受けた最後の世代である野田一夫氏が、自身の経験と知見に基づき、明治、昭和、平成、三つの時代を回顧しつつ、“戦後民主主義の劣化”に...
収録日:2014/07/18
追加日:2014/08/22
民主党は稀有な例! 今の選挙制度で野党の政権奪取は困難
野党再編(1)再編とは何か
「野党再編」と聞いて出てくるのは、「ないものねだり」と「見果てぬ夢」と語る曽根泰教氏。果たして野党再編とはそれほど困難なものなのか、2回に分けて考えていきたい。第1回目は「再編とは何か」。野党再編に必要なもの、...
収録日:2014/07/14
追加日:2014/08/28
『神皇正統記』の内容とは…3つの重要な要素
神皇正統記と日本人のアイデンティティ(2)正直・慈悲・決断
『神皇正統記』の歴史観・世界観を支えるのは「正直・慈悲・決断」の三要素である。この三つに照らした本書における北条泰時への評価や、承久の乱に対する解釈に触れつつ、建武の新政の挫折の原因について、北畠親房がいかなる...
収録日:2014/03/27
追加日:2014/08/28
新聞大手5紙の過去10年分の社説を調べて分かったこと
野党再編(2)対立軸と選択
野党再編について考える第2回。今回のテーマは「対立軸」。対立軸がはっきりすれば、国民は選択できるという考え方があるが、果たしてそうなのか。また野党再編において野党に求められるものは何か。対立軸を手すりに考えてい...
収録日:2014/07/14
追加日:2014/09/04
ガザ地区のイスラエルとハマスの対立を3つの次元で考える
ガザ地区におけるイスラエルとパレスチナの対立(1)三つの次元の変化
多くの犠牲者を出して、今なお、戦火の絶えないパレスチナ・ガザ地区。イスラエルとパレスチナの問題は、なぜ根本的解決に至らないのか? 歴史学者・山内昌之氏が三つの次元でこの問題の深層に迫る。
収録日:2014/07/30
追加日:2014/09/04
西田幾多郎と父・髙坂正顕の師弟エピソード
過去から未来へ、京都学派の役割(2)髙坂正顕の思想と西田幾多郎の「永遠の今」
カント研究の第一人者であり京都学派の中心的人物でもある髙坂正顕氏は、高校時代に西田幾太郎に出会い、ついには父の反対を押しきって京都帝大哲学科に進学する。正顕氏の三男・髙坂節三氏が語る、京都学派の系譜を知るうえで...
収録日:2014/07/18
追加日:2014/09/08
ガザを統治するハマスはなぜ妥協なき戦いを続けるのか?
ガザ地区におけるイスラエルとパレスチナの対立(2)イスラエルの軍事作戦とハマスの政治的戦術
ガザ地区ではなぜ、恒久的平和はおろかしばしの停戦状態さえ維持できないのか? そこにはイスラエルの報復的軍事行為もさることながら、イスラエルとの交戦を高次の政治的意図をもって捉えるハマスの発想が大きく影響している...
収録日:2014/07/30
追加日:2014/09/08
Jカーブ効果における為替のタイムラグも輸出に関連
円安が進んでいるのになぜ輸出が増えないのか?
アベノミクスの効果による円安の進行により、輸出が増えるという期待を皆が抱いた。ところが、輸出は思ったほど増えず、現状は期待通りにはいっていない。円安が進んでいるのに、なぜ輸出が増えないのか?伊藤元重氏がその要因...
収録日:2014/09/08
追加日:2014/09/15
非国家的な世界主義者と非難された西田の思想とは?
過去から未来へ、京都学派の役割(3)ランケの考えと西田幾多郎の立場
「世界史的立場と日本」を世に問うた京都学派。その思想について考えるうえで、ドイツの歴史学者ランケと西田幾多郎の考え方、立場を押さえておきたい。彼らがそれぞれヨーロッパとアジア、そして日本という立ち位置からどんな...
収録日:2014/07/18
追加日:2014/09/20
吉田茂に「国会議員になったら」と誘われた兄の議論力
過去から未来へ、京都学派の役割(4)父・髙坂正顕と兄・坂正堯の眼
哲学者として京都学派を代表する父・髙坂正顕の息子でありながら、父とは異なる道を歩んだ国際政治学者・髙坂正堯。親子の心の交流とそれぞれの道を究めた過程を、髙坂節三氏が客観的視点をもって丹念に語る。(全5話中第4話目)
収録日:2014/07/18
追加日:2014/09/30
ランケと京都学派は似ている? 西欧の「神」に替わるもの
過去から未来へ、京都学派の役割(5)過去から未来へ
一神教に始まった西欧の思想は、科学万能の敗退を経た戦後、不条理の実存主義、脱構築のポスト・モダン、そしてリスク論へと迷走を続けているかに見える。「過去から未来へ」思索をつなげていくために日本が世界に問う「絶対無...
収録日:2014/07/18
追加日:2014/10/05
新安保が調印された時代のアメリカと今のアメリカは別物
集団的自衛権論議の盲点~アメリカが「リスク要因」となる可能性
湾岸戦争、9・11、イラク戦争を経て、「アメリカの正義」は絶対ではないことが露呈した。「常に正しく強いアメリカ」は過去の幻想と言っていい。集団的自衛権行使容認によって日米同盟の強化に向かおうとする今の日本は、手...
収録日:2014/07/14
追加日:2014/10/08
日本が抱える3つの「イノベーションのジレンマ」
イノベーションと経済成長
イノベーションと経済成長が密接な関係にあるのは間違いないのだが、技術革新があれば経済成長につながると単純に語ることはできない。では、成長著しいインターネット分野を、イノベーションの観点からどう見るか? そこから...
収録日:2014/07/14
追加日:2014/10/16
リーマン・ショック後のアメリカの金融緩和の終了と影響
米国の異例の金融緩和終了へ
2014年10月第2週のマーケットは、世界中で大荒れの状況となった。植田和男氏は、その背景として「アメリカの金融政策がらみの影響も大きい」と語る。リーマン・ショック以降続いてきた異例とも言えるアメリカの金融緩和...
収録日:2014/10/21
追加日:2014/10/22
北京オリンピックの「開幕式」で見せた儒教的概念の復活
現代中国の儒教復興(1)国家のレジティマシーと儒教
戦後、儒教に対する関心が急速に薄れた日本とは対照的に、今、中国では儒教復興現象が広まっている。そこには、中国政府が新しいフェーズに入るにあたって儒教を必要とした背景がある。その背景とこれからの課題を、東京大学東...
収録日:2014/09/09
追加日:2014/11/06
「青春はアモルファスだ」
人生はアクシデンタルに決まる(2)課題設定と経験の結晶化
大学院を出た後、助手としてアメリカに渡った小宮山宏氏。アメリカでさまざまな経験をして日本に戻ったが、その後は決して順調ではなかったという。そんな30代の頃の貴重な経験が代表的な著書『「課題先進国」日本』につなが...
収録日:2014/09/19
追加日:2014/11/13
歴史学を学ぶことに何の意味があるのか?
『歴史とは何か』を語る(1)歴史学とは何か
歴史学とは何か。歴史家とはどのような仕事をする人なのか。歴史学を学ぶことに何の意味があるのか。分かっているようで分からない疑問に、歴史家・山内昌之氏が答えていく。シリーズ第1回。
収録日:2014/10/08
追加日:2014/11/27
シビれた! スイス中央銀行ヒルデブランド総裁の声明とは?
スイスショックとユーロ安(3)スイスのユーロペッグ制度導入の背景
シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が、スイスがユーロペッグ制度を導入した背景を近隣諸国との関係を軸に見ていく。面積は狭いが連邦制をとるスイスが、強い軍隊とともに信頼を置いてきたのが、「金よりも...
収録日:2015/01/23
追加日:2015/01/30
イブン・ハルドゥーンが記した現代の歴史家への警告
『歴史とは何か』を語る(4)歴史学者は平凡な職業か
唯物史観をはじめとする歴史の「一元的解釈」や「善悪二元論」などは、疑問に思うべきだ。歴史について語れば、誰でも歴史家になれるわけではない。世の中にまかり通る見方を山内昌之氏が斬っていく。『歴史とは何か』を語るシ...
収録日:2014/10/21
追加日:2015/07/20
現代の歴史家が磨くべきは洞察力と思考力
『歴史とは何か』を語る(6)歴史家は何を追求するのか
歴史学は、その実証性ゆえに「凡人の領域」と誤解されやすい。しかし、その批判、または、揶揄は的外れだと、山内昌之氏は言う。なぜなら、歴史学は、哲学や文学とは異なる世界を見ているからだ。歴史学が目指す地平とは? 山...
収録日:2014/10/21
追加日:2015/07/27
得意分野だったはずなのに政府よりも遅れている!?
岡田民主始動~政権奪取への課題~
2015年1月に代表選挙が行われ、岡田克也氏が新代表に就任した民主党。しかし、「民主党は、まず2000万票まで回復しなくてはならない」と曽根泰教氏は語る。そのためにはどうしたらよいのか。今回の民主党代表選挙から...
収録日:2015/01/22
追加日:2015/02/02
マイナス実質金利の中で企業ができることは4つ!
日本経済の展望~「3安」の金利・為替・原油
今年前半の日本経済は、かなりのスピードで上昇していくと期待できると、東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏は語る。その最大の要因は「3安」にある。3安とは何か。なぜ、日本経済を後押ししているのか。
収録日:2015/02/02
追加日:2015/02/05
アベノミクスの総合評価―第一の矢と第二の矢
アベノミクス2年の評価~第一の矢と第二の矢
先の衆院選で、日本はこれから4年間、安倍政権に命運を委ねることを選択した。島田晴雄氏は、だからこそ今、「アベノミクス」とは何なのか、その課題はどこにあるのかを、しっかりと考え理解しなければならないと語る。アベノ...
収録日:2015/01/27
追加日:2015/02/12
消費者物価指数の微変動に一喜一憂する必要はない
日銀物価見通し修正~脱デフレはトータルで判断
日銀が物価見通しを下方修正し、黒田総裁の発言に注目が集まっている。日本のデフレ脱却は今、どういう状況なのか。東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏が現状を読み解き、見通しの明暗を語る。
収録日:2015/02/02
追加日:2015/02/13
アゼルバイジャンの歴史を知れば、ロシアの悪行に気付く
アゼルバイジャン訪問に学ぶ(1)大国との位置関係とその歴史的経緯
北にロシア、西にトルコ、南にイランと、歴史的大国に囲まれた人口900万人の小国、アゼルバイジャン。3年前から始まった島田村塾で、この国を訪れることとなった島田晴雄氏。果たしてその訳は。また、この国の歴史から見え...
収録日:2014/10/02
追加日:2015/07/06
年率0.2%強・・・日本経済は3年間ほぼ成長なし
GDP速報値から読み解くアベノミクスの評価と今後の展望
「この4月以降は実質賃金の上昇が期待できる」と、東京大学大学院経済学研究科教授・植田和男氏は語る。その根拠はどこにあるのか。GDPなどの数値からアベノミクスの過去を評価し、未来を展望する。
収録日:2015/02/17
追加日:2015/02/20
2008年以降のユーロ下落には3つの局面がある
ユーロの十字架とギリシャ問題(1)ユーロ安の背景と今後の見通し
ユーロ安が止まらない。そして、再発するギリシャ問題。欧州とユーロに何が起こっているのか。今後どうなるのか。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が鳥の目・虫の目で語る「ユーロの十字架とギリシャ問題...
収録日:2015/02/19
追加日:2015/02/25
欧州は約20年周期で深刻な通貨危機に陥る傾向がある
ユーロの十字架とギリシャ問題(2)欧州通貨危機の歴史
第一次世界大戦以降、欧州は約20年周期で通貨危機に陥るようになったという。それは欧州の凋落と、新たな覇権国家の誕生と繁栄を象徴しているのではないか。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が語る「ユ...
収録日:2015/02/19
追加日:2015/02/26
ユーロ不足の根底には競争力問題がある
ユーロの十字架とギリシャ問題(3)欧州ソブリン危機が引き起こされたユーロの構造問題
ギリシャ危機は、単にギリシャだけが原因で起きたわけではない。そこには「ユーロの構造」の問題があった。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が語る「ユーロの十字架とギリシャ問題」シリーズ第3話。
収録日:2015/02/19
追加日:2015/02/27
ユーロの値崩れも市場は楽観視―理由は3つある
ユーロの十字架とギリシャ問題(4)ギリシャ問題の経緯と今後の見通し
ギリシャ問題によって、再び足元でユーロが値崩れしているという。これが新たな危機につながることはないのか。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏がギリシャ問題の経緯と今後の見通しを語る。「ユーロの十...
収録日:2015/02/19
追加日:2015/02/28
成長戦略は日本の硬直した社会体質の改革
「成長戦略」とは日本社会の体質改革である
世界的関心の的であるアベノミクスだが、この成長戦略は日本の硬直した社会体質の改革に他ならない。世界史上例のないほどのデフレ時代をへて、われわれが失ったのは果たして「20年」と言えるのか? 新たな視点で日本の将来...
収録日:2015/01/27
追加日:2015/03/03
2011年以降の消費の拡大は内需中心への構造変化
中国経済は安定保持(2)消費主導と雇用増大
「中国経済は失速ではなく安定を保持している」と言うのが、中国経済の専門家、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏の分析だ。その根拠となるのは、この10年間の経済事情を物語るデータである。数字とともに、...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/12
中東諸国の国益が交錯し、より有利な影響力を諸外国は模索
「イスラム国」と中東の変動(2)「冷戦」復活という見立て
中東情勢に詳しい歴史学者・山内昌之氏によれば、中東の大変動は、かつての同盟・協力関係も劇的に変化させた。今までの同盟関係の崩壊に代わり生じているのが対ISのつながりだ。しかし、これも単一に語ることができないのが...
収録日:2015/02/25
追加日:2015/03/07
国有企業改革が徹底できなければ競争力低下へ
習政権の課題とリスク(2)安定成長移行後のリスク
中国は、高度成長から安定成長に移行した後にリスクが待っていると語るキヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏。そこには中国が抱える大きな問題点が潜んでいた。2020年以降のリスクシナリオとともに、習近平政...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/23
北朝鮮崩壊後の「大韓国」を念頭に冷静に付き合うべき
インド太平洋の基本的構造(3)韓国との付き合い方・台湾の見方
仮に朝鮮半島と台湾で大きな変化が起こったら、日本にどのような影響が及ぶのだろうか。中国との関係も含め、今後の東アジア情勢を占いながら、政策研究大学院大学(GRIPS)学長・白石隆氏とともに両国との付き合い方や見...
収録日:2015/01/21
追加日:2015/06/11
イスラエルが危惧するイラン・米国の融和
中東のパラダイムシフト―米国・イラン・イスラエル
いま中東各国間において、従来の関係性や同盟のあり方が変化していると、歴史学者・山内昌之氏は指摘する。そこには、目先の利害関係や脅威だけではなく、歴史的、宗教的意味を持った対立があり、それぞれの関係性に影響を与え...
収録日:2015/03/11
追加日:2015/03/23
経済問題を通貨政策により克服―レーガノミクスとの類似性
円安をどう捉えるか―購買力平価で見るアベノミクス
加速する円安は日本にとってプラスなのか、マイナスなのか。円安の構造と解釈を、購買力平価、実効相場、実質実効円相場の論理的理解という三つの観点から考える。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏による...
収録日:2015/03/18
追加日:2015/03/27
実質実効相場で見れば過去20年間、円の実力は下落基調
円安をどう捉えるか―円の実効相場の推移を見る
「日本円のピークは実は1995年。それ以降、円の力は下がっている」。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏の指摘は衝撃的だ。これは、この20年間、一度も「円」は回復していないことを意味する。では2...
収録日:2015/03/18
追加日:2015/03/28
過去の実質実効為替相場との比較だけでは幼稚な分析だ!
円安をどう捉えるか―円安は行き過ぎているのか?
最近、「これ以上の円安は害悪だ」という人が出てきているが、シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏は、その議論はおかしいという。なぜ、どこがおかしいのだろうか。円安は果たして本当に害悪なのか。高島氏...
収録日:2015/03/18
追加日:2015/03/29
問題は議席の一党集中と政策論争の欠如
自民党「一強多弱」は何が問題か
自民党の一党支配が続く中、息苦しい時代になってきた。一体いま何が起こっているのか。政治が生き生きとし、いい意味で力を発揮するための解決策はあるのか。政治学者・曽根泰教氏が今の日本と自民党の政治構造を読み解き、課...
収録日:2015/03/10
追加日:2015/04/11
宗教的理念に基づく「正しさ」は世俗世界と大きく異なる
正しさの根拠
政治学者・曽根泰教氏によれば、私たちは「正しさの根拠」をごく表層的なところに置いているのだそうだ。つまり、教科書や新聞に書いてあることを「正しい」と信じてしまう。事が宗教に及ぶと問題の根はさらに深くなる。正しさ...
収録日:2015/03/10
追加日:2015/04/15
万年赤字のハウステンボスを再生させた手法とは?
再生ハウステンボス―失敗と新たな挑戦
18年間赤字を続けたハウステンボスを1年で黒字化した株式会社エイチ・アイ・エス代表取締役会長・澤田秀雄氏。あまりの鮮やかさに「魔法を使ったのか」「どれほどの才人なのか」と疑いたくなるのはもっともだ。しかし、「失...
収録日:2015/03/05
追加日:2015/04/16