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「教育」の検索結果

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『寅さんの教育論』――山田洋次監督から学んだ大事な教え

組織心理学~若者とのコミュニケーション(2)自信をもたせることの大切さ

若者や部下が相談してきたときに、聞き手である上司や先生、先輩などがつい話し過ぎるのはよくある失敗である。相手の話の辻褄が合わなくても、それなりのストーリーがあることを理解し、想像することが大切だ。最後に山田洋次...
収録日:2023/06/21
追加日:2023/12/29
山浦一保
立命館大学スポーツ健康科学部・研究科 教授

負の所得税、教育バウチャー…フリードマンの格差是正策

日本人が知らない自由主義の歴史~後編(10)フリードマンが考える福祉政策

フリードマンが“悪しき市場原理主義者”のようにいわれるのは誤解で、彼は政府介入の必要性をきちんと認めていた。そのために提唱した代表的な政策が「負の所得税」と「教育バウチャー」である。この2つを詳しく解説するとともに...
収録日:2022/07/25
追加日:2023/09/29
柿埜真吾
経済学者

政治も教育も「五倫」や「仁義」に限る…古典を読む大切さ

徳川家康と貞観政要(7)政教仁義の道と古典

徳川家康は多くのことを古典から学んだ読書家だが、その古典の一つ、『貞観政要』に「君臣父子、政教仁義の道、並びに書内に在り」とある。「君臣父子」とはいわゆる五倫、すなわち人間関係で基本となる5つのことで、「政教仁義...
収録日:2020/01/11
追加日:2023/04/23
田口佳史
東洋思想研究家

教育のトップを変えず幼年教育も徹底…学び重視の見事さ

徳川家康と貞観政要(4)学問第一と江戸の幼年教育

武断政治から文治政治に転換して「学問を第一」とした唐の太宗に倣い、徳川家康は学問所の創設に尽力し、その後、幕末まで教育のトップを変えることはなかった。そのおかげもあり、江戸の幼年教育はとても充実していた。3歳から...
収録日:2020/01/11
追加日:2023/04/02
田口佳史
東洋思想研究家

元外交官だからわかる、世界を知るうえで大事な「謙虚さ」

戦争と平和の国際政治(4)情報の選択と教育の重要性

混沌とした国際情勢をどのように読み解き、考えていけばいいのだろうか。鍵となるのは情報の選択である。インターネットなどであらゆる情報が飛び交う中、適切な情報を選び取るために何が大事なのかを説く。講義後半では講演後...
収録日:2022/12/01
追加日:2023/01/26
小原雅博
東京大学名誉教授

軍師・太原雪斎…幼き徳川家康に受けさせた教育とは

家康の人間成長~戦略性をいかに培ったか(2)軍師・太原雪斎の教育

今川義元のもとで軍師を務めた禅僧・太原雪斎が徳川家康の幼少期に与えた影響は大きい。当時の僧侶は「無縁の原理」に守られ、敵国への出入りが自由にできたことから、外交やインテリジェンスの役目を果たした。漢文に通じ、兵...
収録日:2022/10/03
追加日:2023/01/08
小和田哲男
静岡大学名誉教授

哲学者になるには「数学」「天文学」「音楽理論」が必須?

プラトン『ポリテイア(国家)』を読む(8)2つの教育論〈下〉高等教育

高等教育は哲人王をめざす哲学教育のステップである。哲学を学ぶ人間は、算術と幾何学に始まり、天文学と音楽で完成する5つの数学的諸学科を学ばなければならない。数学により、人は感覚的世界から離れ、純粋に抽象的思考に至る...
収録日:2022/07/08
追加日:2023/01/05
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科 研究科長・学部長・教授

なぜ日本の「世界史」はいびつなのか…東洋史と西洋史の違い

モンゴル帝国の世界史(1)日本の世界史教育の大問題

「世界史はモンゴル帝国から始まった」――この言葉の背景には、日本の「世界史」教育の問題点がある。そもそも日本では明治以後、戦前まで、「(ドイツから見た)西洋史」と「(漢籍ベースの)東洋史」および「国史」(日本史)...
収録日:2022/10/05
追加日:2022/12/31
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員

日本の小学校で「音楽、体育」を学ぶのもプラトンの影響?

プラトン『ポリテイア(国家)』を読む(7)2つの教育論〈上〉初等教育

国家の守護者や軍人を育てるために必要なのが教育であることから、言論によるポリス建設は途中から教育論となってくる。そこで彼らに必要だとして語られている教育論は、初等教育と高等教育の2段階で、初等教育は学芸と体育の二...
収録日:2022/07/08
追加日:2022/12/29
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科 研究科長・学部長・教授

家の名誉を汚さない――武士道と「父祖の遺風」の共通点

江戸とローマ~「父祖の遺風」と武士道(3)家の名誉と教育のために

「父祖の遺風」はローマ貴族の伝統精神として受け継がれたものだが、日本の武士道は明治維新以降、軍隊の中で庶民にも拡大していく。家に対する誇りは両者に共通しているが、ローマでは特に著しい。彼らはそのプレッシャーをど...
収録日:2021/07/16
追加日:2022/11/26
本村凌二
東京大学名誉教授

大カトーが主張した父親の責任。古代ローマ人は教育熱心

江戸とローマ~「父祖の遺風」と武士道(2)ローマ人が大事にした子どもの教育

騎士道精神はキリスト教道徳に付随するものだったが、武士道や父祖の遺風はそうではない。それらは多神教社会、すなわち多様な価値観を認めるローマと江戸の社会において育った価値観である。今回は、ローマの貴族一家において...
収録日:2021/07/16
追加日:2022/11/19
本村凌二
東京大学名誉教授

「リスクを取らず」では発展なし…日本社会の負の螺旋構造

現代人に必要な「教養」とは?(7)日本型タテ社会と語学教育の問題

日本型タテ社会で多様性が叫ばれインターネットが進展するに伴って、社会的なつながりが希薄になっているといわれる昨今。ではそうした状況の中、どう社会性を育めばいいのか。母国語と英語教育についてと合わせて、両先生が非...
収録日:2022/06/29
追加日:2022/11/11

識字率の高さを誇った古代ローマ、その独特な教育方法とは

江戸とローマ~図書館と貸本屋(1)リテラシーの重要性

現代人は読み書き能力を当然のものと考えているが、せいぜい100年前には日本にも読み書きのできない人がたくさんいた。リテラシーは教育が普及した現代の賜物なのである。しかし、前近代の世界の中で、江戸とローマは飛び抜けて...
収録日:2021/06/16
追加日:2022/06/26
本村凌二
東京大学名誉教授

日本人を日本人たらしめた災難教育とは何か

神話の「世界観」~日本と世界(7)神代から続く日本人の「災難教育」

日本人は神代の時代からずっと災難教育をやってきた、と寺田寅彦は指摘した。自然災害の多い日本には四季の循環がある。そこに「揺るがない巡りがある」というムスヒの生命力に対する絶対的な信頼が生まれてくるのではないか。...
収録日:2020/12/07
追加日:2021/10/31
鎌田東二
京都大学名誉教授

努力した分は必ず報われる――「教育」という名の環境の力

現代の小児科学と最高の子育て(4)環境の力と教育効果

遺伝の「変わらぬ力」に対して、環境には「変わる(変える)力」という特徴がある。また、遺伝の「守る力」に対して、環境は「育む力」という特徴もある。ただし環境の力は不確かで流動的なため、追い風としても向かい風として...
収録日:2021/07/14
追加日:2021/09/25
高橋孝雄
慶應義塾大学名誉教授(医学部)

「教育には二種類ある」キケロが説いた人間性を磨く思想

「教養とは何か」を考えてみよう(5)「大吟醸」のように磨かれて

古代ローマの雄弁家キケロは、教育には二種類あると述べた。子どもに対する教育が一通り終わった後、必要になるのが「フマニタス・ポリティオル」という「人間性を磨く」ための教育だという。人間性を磨くのは、キラキラにする...
収録日:2020/10/26
追加日:2021/05/25

オンライン教育の最先端と東大発ベンチャーの胎動

東大を人と人をつなぐ学びの場に(3)デジタルとベンチャー

 「対話と共感」の目的は、人と人、組織と組織、多様化した価値観をつないでいくことにある。コロンビア大学などでは、オンライン教育のあり方も大いに進歩しているが、最先端のデジタル技術やサービスを利用しながらネットワ...
収録日:2021/03/17
追加日:2021/04/19
藤井輝夫
東京大学 総長

ごっこ遊び、モンテッソーリ教育…子どもの実行機能の発達

「自分をコントロールする力」の仕組み(6)訓練による実行機能発達の可能性

実行機能の発達には親子関係が重要だが、それ以外にも訓練によって発達を促進することができる。保育園や幼稚園への通園をはじめ、ごっこ遊び、モンテッソーリ教育、音楽など、子どもの実行機能の発達に良いと考えられているも...
収録日:2020/12/08
追加日:2021/04/04
森口佑介
京都大学大学院文学研究科准教授

教育現場で注目を集める「自分をコントロールする力」とは

「自分をコントロールする力」の仕組み(1)自制心と目標の達成

人間は起きている時間の4分の1ほど何らかの欲求を我慢して過ごしている。実はこの「我慢する」という行為は、目標のために「自分をコントロールする力」と関係があり、「自制心」とも呼ばれている。「自分をコントロールする力...
収録日:2020/12/08
追加日:2021/02/28
森口佑介
京都大学大学院文学研究科准教授

どんな時もひるまないという心構えなしに人を教育できるか

98歳の医師が明かす「生物学的教育論」(9)自分で自分を教育せよ

人間は自己教育の範囲を超えて人を教育することはできない。よって、人を教育するためには、自己教育の範囲を広くしておかなければいけない。それは自分との闘いでもあり、修行ともいえる。よって、他人が強制できるものではな...
収録日:2020/01/11
追加日:2020/08/20
井口潔
九州大学名誉教授

他者操作は道徳的に禁止しなければならない

98歳の医師が明かす「生物学的教育論」(8)道徳と自己抑制

子どもの健全な成長にとって道徳教育は非常に大事だが、特に自己を抑制するという意識を持つことが重要と、井口潔氏は指摘する。幼年期に必要なのは自己抑制で、そのために道徳がある。しかし、青年期になって道徳を身につけよ...
収録日:2020/01/11
追加日:2020/08/13
井口潔
九州大学名誉教授

「この子を天才にしよう」と詰め込むと大変なことになる

98歳の医師が明かす「生物学的教育論」(7)親が気をつけること

子どもの成長において大事なのは、友だちから好かれるかどうかという点だ。親としては、さまざまな人と触れ合う中で、人に好かれる人間になるようアシストしてあげることが求められる。また、子どもを天才にしようとして、脳の...
収録日:2020/01/11
追加日:2020/08/06
井口潔
九州大学名誉教授

ゆとり教育の間違いは幼年期と青年期の教育の違いにある

98歳の医師が明かす「生物学的教育論」(6)幼年期と青年期の教育の違い

しつけと同様に、教育の方法も幼年期と青年期では異なる。幼年期の教育は、パターン認識としてひたすら知識を蓄えていき、中学から高校にかけての青年期は、そうした知識を論理的に理解していく教育が望まれる。この違いにゆと...
収録日:2020/01/11
追加日:2020/07/30
井口潔
九州大学名誉教授

子離れ、親離れで大事なのは、「心を離さない」ということ

98歳の医師が明かす「生物学的教育論」(5)10歳からの子育て

子どもは10歳になると、大脳が発達し始め自立して行動するようになる。この段階ではこれまでの我慢のしつけを抑えて、子どもが意欲的に物事に取り組むことを後押しするように切り替える必要があるという。そこで重要となるのが...
収録日:2020/01/11
追加日:2020/07/23
井口潔
九州大学名誉教授

しつけするときに大事な「温・凛・厳・畏」とは何か

98歳の医師が明かす「生物学的教育論」(4)我慢ができる子になるために

脳の発達段階に応じてしつけの方法を変える必要があると前回指摘されたが、具体的にはどのようにすれば良いのか。1、2歳の頃から始まる第1次反抗期において我慢を身に付けることも大事だが、そのときにポイントとなるのは、「温...
収録日:2020/01/11
追加日:2020/07/16
井口潔
九州大学名誉教授

赤ちゃんの脳を人間の脳にする「リリーシング」とは

98歳の医師が明かす「生物学的教育論」(3)「リリーシング」としつけ

生物学的な観点から教育を見ると、年齢に応じて必要な教育は異なる。赤ちゃんに必要なのは、人間としての脳にするために重要な「リリーシング」という働きかけである。赤ちゃんは親の表情や行動などから非常に多くの影響を受け...
収録日:2020/01/11
追加日:2020/07/09
井口潔
九州大学名誉教授

「天下の松下幸之助」になっていた時代に施された教育とは

松下幸之助と人間大事の経営(2)気づかせる教育

『人間を考える―新しい人間観の提唱―』という本の編集という大役の最中に、江口氏は別の任務を松下幸之助自身から仰せつかる。旧著の改訂版作りに取り組めというのである。1週間から10日ほど徹夜の作業が続く中、江口氏が手にし...
収録日:2019/08/20
追加日:2020/07/05

なぜ「生まれたばかりの子はまだ人間ではない」のか

98歳の医師が明かす「生物学的教育論」(2)「ヒト」から人間へ

生物の体としてのヒトの進化は、チンパンジーまで行き着いてひと段落した。ヒトはその体に巨大な脳を備えた生物として誕生したが、生まれた時点ではまだ人間ではない。しつけと教育によって、人間へと変わっていく。このことは...
収録日:2020/01/11
追加日:2020/07/02
井口潔
九州大学名誉教授

人間科学は宗教や哲学ではなく生物学的に人の心を見る学問

98歳の医師が明かす「生物学的教育論」(1)人間科学と危機感

昨今、教育に関する議論はますますヒートアップしてきており、学力だけではない人間力を高めることの重要性が各所で指摘されている。その中でも、井口潔氏の掲げる「生物学的教育論」というコンセプトは、非常にユニークなもの...
収録日:2020/01/11
追加日:2020/06/25
井口潔
九州大学名誉教授

プラトンが『ポリティア』で書いた2段階の教育論とは

哲学から考える日本の課題~正しさとは何か(4)2段階の教育

古代哲学においては、いかにして「正しさ」に到達できると考えられてきたのか。重要なのは、言われたことを真似るだけでなく、その先に哲学的な対話を始めるということだ。そうした2段階のステップを踏んで、本当に「正しい」と...
収録日:2019/10/26
追加日:2020/03/02

2021年度入試からスタートする大学入学者選抜改革とは

教育改革で何が変わるのか~2020年改革の解説(4)大学入学者選抜の改革

大学入学者選抜改革では、新しく提示された「学力の3要素」をいかに評価するかがポイントとなっている。重要なのは、現時点で生徒・学生が受け身になっている学びの姿勢を、主体的・能動的なものに変えていくために、適切な選抜...
収録日:2019/10/28
追加日:2019/12/20
小林浩
リクルート進学総研所長・カレッジマネジメント編集長

大学教育改革で入口・中身・出口の一貫した教育を目指す

教育改革で何が変わるのか~2020年改革の解説(3)大学教育改革

大学教育改革は、入学時、在学時、卒業時を一貫した視座から改善していくことを目的としている。大学数や学部名称の増加などによって、大学教育に対しては教育内容やその質に対する疑問が投げかけられるようになった。大学教育...
収録日:2019/10/28
追加日:2019/12/13
小林浩
リクルート進学総研所長・カレッジマネジメント編集長

高校教育の改革ポイントは3つある

教育改革で何が変わるのか~2020年改革の解説(2)高校教育改革

高大接続改革は、高校教育改革、大学教育改革、入学者選抜改革によって構成されている。そのうちの高校教育改革では、教科・科目を変えていく教育課程の見直し、学習方法そのものの改善と教員指導力の向上、多面的な評価の確立...
収録日:2019/10/28
追加日:2019/12/06
小林浩
リクルート進学総研所長・カレッジマネジメント編集長

明治維新以来といわれる「2020年の教育改革」の目的とは

教育改革で何が変わるのか~2020年改革の解説(1)高大接続改革の背景と目的

2020年から実施されていく教育改革の意義はどこにあるのか。ポイントとなるのは、今後の社会の仕組みが予想困難な「知識基盤社会」に転換していくということである。そうした新しい状況下では、学力観そのものを見直し、高校・...
収録日:2019/10/28
追加日:2019/11/29
小林浩
リクルート進学総研所長・カレッジマネジメント編集長

日本の再生のために重要なのは人と教育

日本のイノベーションのために(5)人材育成とリーダー

イノベーションを考える上で、政府の補助金がどのような形式であるべきかを考えることも重要である。現在の仕組みではうまく機能していないため、見込みある事業に効率良く出資していく判断力が求められている。しかし問題は、...
収録日:2019/07/19
追加日:2019/09/26

「課題オリエンテッド」でつくり上げていく人材が大事

いま求められる「教養」とは(3)教育と人材登用

教養のためには、専門性という「土台」をつくり、他分野の人とコミュニケーションをとり「土台を耕す」ことが肝心である。そのためには、好奇心と「聞く力」が必要になる。では、そのような人材に育てる教育はどうあるべきなの...
収録日:2019/07/10
追加日:2019/09/23

他分野とのインターフェイスを作り、相互成長の活性化へ

知識の構造化のために(3)教育と研究の新しい理念

知識の爆発という現在の状況下では、教育の位置付けや専門分野間の関係も変わるべきである。教育はもはや、一緒に成長し合う相互成長しかありえない。また、研究機関についても、専門分野間の連携によって、これまでなされてこ...
収録日:2019/07/19
追加日:2019/09/01

GHQがめざしたのはエリートを育成できない教育制度

戦後復興~“奇跡”の真実(6)占領政策の展開2

多くの領域にまたがった戦後処理は、日本を戦争へと導いた旧弊打破を目論んだものであった。日本国憲法制定過程のみではなく、財閥解体、農地改革、教育改革など多くの側面において、日米の専門家たちの間で多くのやり取りが交...
収録日:2019/07/23
追加日:2019/08/27
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

シチズンシップ教育・主権者教育とは何か…重要点と問題点

シチズンシップ教育の課題

若者の投票率が低いことを懸念してシチズンシップ教育、主権者教育が行われてきた。投票率の背景には選挙に関連するテクニカルな問題があるのだが、そもそもシチズンシップ教育とは投票率の問題だけではなく、公のことを考える...
収録日:2019/07/03
追加日:2019/08/03
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

「津波てんでんこ」の深い意味は家族の絆と信頼

釜石の子どもたちにみる防災教育(3)「津波てんでんこ」

釜石での防災教育として子どもたちに行ったのは、津波の記念碑のところに連れていき、先人の気持ちに想いを馳せることだった。東北地方には「津波てんでんこ」という言葉がある。そこには悲しい過去の繰り返しから生まれた災害...
収録日:2019/03/30
追加日:2019/06/01
片田敏孝
群馬大学名誉教授

避難3原則で子どもたちに本当に教えたかったこと

釜石の子どもたちにみる防災教育(2)避難3原則の徹底

東日本大震災で子どもたちは、片田敏孝氏が伝えた避難3原則を実践。そのおかげで、ハザードマップの想定を超える津波の被害から逃れることができた。避難3原則で片田氏が子どもたちに本当に教えたかったこととは何か。(全3話中...
収録日:2019/03/30
追加日:2019/06/01
片田敏孝
群馬大学名誉教授

東日本大震災の8年前から釜石で防災教育を行ってきた理由

釜石の子どもたちにみる防災教育(1)しっかり逃げる社会

大きな地震は周期的に起こってきたが、およそ100年間隔となるとその記憶を次の世代に引き継ぐことが難しいという問題が生じる。そこで、片田敏孝氏は東日本大震災の8年前から釜石で防災教育に取り組んできた。その結果、子ども...
収録日:2019/03/30
追加日:2019/06/01
片田敏孝
群馬大学名誉教授

農業を核とした、新潟市ならではの地方創生

新潟発わくわく教育ファームの推進(3)新潟市の地方創生

「アグリ・スタディ・プログラム」の取り組みの中で、新潟大学特任教授の伊藤充氏は農家にも変化が生じていることに気付く。そして、農業を核とした新潟市の地方創生の取り組みが、全国の自治体にとっての先駆けになる、と語る...
収録日:2018/07/05
追加日:2019/04/13
伊藤充
新潟青陵大学 福祉心理こども学部 特任教授

農業体験を学校教育に取り入れる三つの意味

新潟発わくわく教育ファームの推進(2)農業体験学習

現在、新潟市の全ての小学校で「アグリ・スタディ・プログラム」に基づいた農業体験学習が行われている。新潟大学特任教授の伊藤充氏によれば、「アグリ・スタディ・プログラム」は、「新潟発わくわく教育ファーム」の中核をな...
収録日:2018/07/05
追加日:2019/04/06
伊藤充
新潟青陵大学 福祉心理こども学部 特任教授

新潟市が農業体験施設アグリパークを作った理由

新潟発わくわく教育ファームの推進(1)取り組みの背景

新潟が、国内でも有数の農業が盛んな場所であることはよく知られている。そんな新潟でさらに持続可能な農業の発展を目指すべく、「新潟発わくわく教育ファーム」という取り組みを進めている。その背景には、農業への無理解に対...
収録日:2018/07/05
追加日:2019/03/30
伊藤充
新潟青陵大学 福祉心理こども学部 特任教授

政治や教育の改革よりも、自分の思想を改革する

デカルトの哲学的処世術(1)『方法序説』の巧みな比喩

『方法序説』第二部冒頭で、デカルトは「自分の思想を改革する」と述べている。それは時として自分や社会の偏見を疑うことにもなり、そうすると人間関係に波風が立つ。このジレンマをどのように解決すればよいのか。津崎良典氏...
収録日:2018/09/27
追加日:2019/03/14
津崎良典
筑波大学人文社会系 教授

教育分野でVRが果たす役割とその応用例

VRがつくりだす未来(4)教育分野でのVRの活用

2018年2月、東京大学に設置された「バーチャルリアリティ教育研究センター」では、VRの教育分野での応用が研究されている。VRは、これまでの座学による知識やスキルの注入といった教育モデルに代わり、体験によって身体的に学ぶ...
収録日:2018/10/19
追加日:2018/12/22
廣瀬通孝
東京大学名誉教授

力を入れるべき教育分野を見定めるのが難しい理由

科学技術とイノベーションマネジメント(2)情報科学教育

経済成長に関わるイノベーションは、教育の方向性にも表れている。東京工業大学環境・社会理工学院教授の梶川裕矢氏によれば、それはアメリカの情報科学に顕著であるという。アメリカにおける将来産業の見通しや先行投資はいか...
収録日:2018/06/18
追加日:2018/10/11
梶川裕矢
東京大学 未来ビジョン研究センター 教授

自分以外は「師」だという思いで学ぶことが大事

生涯教育が人間力の基礎となる

「生涯学び続けることが人間力の基礎となる」―こう語る経営コンサルタントの浜口直太氏は20代の頃、アメリカで経営学を教えた経験を有するが、そこで、どれだけキャリアを積んでも常に学び続けようとするアメリカの文化に感銘を...
収録日:2018/03/19
追加日:2018/05/01
浜口直太
国際経営コンサルタント

人生100年時代におけるリカレント教育の重要性

人生100年時代の時間配分と大学の役割

東京大学名誉教授で学習院大学国際社会科学部教授の伊藤元重氏が、人生100年時代に当たり、人生の時間配分の捉え方について語る。日本では大学を卒業すると多くの会社員が働き詰めになり改めて大学で学び直すことは非常に少ない...
収録日:2018/02/21
追加日:2018/03/19
伊藤元重
東京大学名誉教授

「気付く」人材を育てる社内教育には、意地悪が必要だ

ヒューマンエラーと経営戦略(8)質疑応答編3

「気付く」人を育てる教育とは、どのようなものか? 職場の外国人に向けて、ヒューマンエラーをマネジメントする際のポイントとは? ヒューマンエラー・マネジメントにおいて、日本にはどのような特色があるか? 慶應義塾大...
収録日:2017/09/01
追加日:2018/02/25
岡田有策
慶應義塾大学理工学部管理工学科 教授

安全対策に向けて現場を改善するための4つのポイント

ヒューマンエラーと経営戦略(7)気付く力と社員教育

慶應義塾大学理工学部管理工学科教授の岡田有策氏が、安全対策に向けて現場の意識を考えていくためのポイントを解説する。安全対策を個別に見るのではなく、会社全体の価値を上昇させていくという視座で捉えることが重要だ。そ...
収録日:2017/09/01
追加日:2018/02/19
岡田有策
慶應義塾大学理工学部管理工学科 教授

新しい社会保障制度には子育て・教育・雇用を組み込むべき

高齢化と財政危機~その解決策とは(20)新時代の社会保障政策のビジョン

これまでの社会保障は、大幅な社会構造の変化に伴い、すでに機能を停止している。これからの新しい社会保障制度には、年金・医療・介護に加えて、子育て・教育・雇用を組み込んでいかなければならないと、公立大学法人首都大学...
収録日:2017/10/05
追加日:2017/12/16
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

「こども保険」はそもそも「保険」と言えるのか?

少子高齢化と財政の役割(11)教育と育児

明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授・田中秀明氏の連続講義「少子高齢化と財政の役割」。第11回目は、「こども保険」の提案で注目の集まる教育と育児問題が議論される。子どもの教育や育児の重要性を否定する人はいな...
収録日:2017/08/28
追加日:2017/10/03
田中秀明
明治大学公共政策大学院専任教授

ビッグデータの活用が教育業界に革新をもたらす

ビッグデータの実用化~その課題と効果(3)教育分野への展開

東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏が、教育現場でのビッグデータの活用について解説する。従来、良い教え方は、個々の先生の経験と勘に依存してきた。子どものタブレット学習を通じて、学習プロセス自体が...
収録日:2017/06/29
追加日:2017/08/06
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

リスクを取らないことがリスクになる時代

これからの人材育成(2)変化の時代と多様性の教育

学校法人インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)代表理事・小林りん氏が、今後の働き方と教育のあり方について語る。リスクを取らないことがリスクとなる時代において、自分が何をしたいのか、真摯に問いかけ...
収録日:2017/05/15
追加日:2017/06/27
小林りん
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事

ヒルビリー・エレジーから考える格差と市場経済と民主主義

格差の固定化と教育問題

東京大学名誉教授で学習院大学国際社会科学部教授の伊藤元重氏が、グローバル規模で拡大する格差の固定化とその是正について解説する。伊藤氏は、市場経済と民主主義の概念の衝突が格差を生むと言う。では今後、格差の固定化を...
収録日:2017/04/25
追加日:2017/06/02
伊藤元重
東京大学名誉教授

AI時代に幼稚園や小学校時代から始めるべき教育とは?

ファミリービジネスとAI(8)質疑応答

シリーズ最終話は東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏への質疑応答編だ。AI時代の教育についての質問に対して、柳川氏は現状の課題を挙げながら、今後求められる能力は自身の提唱する「40歳定年制」を考える...
収録日:2016/07/25
追加日:2016/11/11
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

ISAKの生徒たちと切磋琢磨、真のグローバル教育を目指す

「グローバル・ビジネス・ハイスクール」の挑戦

子どもが中学・高校で身に付けるべき力は何か。これからの時代をグローバルに生き抜くためのしなやかな力はどうすれば身に付くのか。次代を担う子ども世代に真のグローバル教育・思想教育をと志す「グローバル・ビジネス・ハイ...
収録日:2016/09/06
追加日:2016/11/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

人工知能に代替されない能力を!「AI時代」の教育法

ファミリービジネスとAI(7)これからの教育に向けて

これからの教育に求められるのは、人工知能に代替されない能力の育成だ。しかし従来の教育はむしろ代替されやすい能力ばかり重視してきた。東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏は、産業構造が大きく、そして...
収録日:2016/07/25
追加日:2016/11/04
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

ラオス発展の鍵は「企業内教育」と「ブランド化」にあり

メコン川の恵みとラオス経済(4)発展の現状と今後の課題

ラオス経済の課題は、人材教育と電力問題、そして地下経済にある。ラオス経済が今後発展していくためには、メコン川流域開発計画の一翼を担う存在として、小国なりの存在意義を見出さなければならない。千葉商科大学学長・島田...
収録日:2016/01/18
追加日:2016/04/18
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

人材育成にかける投資額は日米で100倍違う!?

藤森義明のGE流経営論(3)リーダー教育の日米格差

世界に名高い企業内リーダー育成機関を持つGE(ゼネラル・エレクトリック)。ジャック・ウェルチ時代の米GEでリーダーシップを学んだ株式会社LIXILグループ取締役代表執行役社長兼CEO・藤森義明氏が、人的・金銭的...
収録日:2015/12/16
追加日:2016/03/28
藤森義明
株式会社LIXILグループ 元 取締役 代表執行役社長 兼 CEO

公的教育だけでは大きなダイナミズムは変わることはない

全寮制国際高校ISAKの挑戦(2)リーダーシップの育成

ユニセフ職員として働いたフィリピンが二つ目の「原体験」の舞台だと言うインターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)代表理事・小林りん氏。そこでの教育の現状や圧倒的な格差、政治的腐敗を目の当たりにした...
収録日:2015/08/28
追加日:2015/11/30
小林りん
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事

早熟度と才能を誤解しないような社会・教育システムが重要

本当のことがわかる昭和史《6》人種差別を打破せんと日本人は奮い立った(8)早熟度がはげるとき

「頭がいい子供を育てる」という受験勉強主体の教育風土においては、「早熟」という問題点が現われざるをえない。官僚は減点主義だから、ミスを犯さなければ出世する。ところがそのうちの少なからぬ人たちが、出世の途中で早熟...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/17
渡部昇一
上智大学名誉教授

教育勅語で徹底すべく起草されたものとは?

本当のことがわかる昭和史《2》軍縮ブームとエネルギー革命の時代「明治の精神」の死(16)悲劇の時代を率いた「教育勅語を知らない世代」  

明治時代を築いたのが「江戸時代の武士の道徳を身につけた世代」だとすれば、大正デモクラシーから日本の敗戦へと至る悲劇の時代を率いたのは、明治天皇が憂慮された教育状況の中で成長した「教育勅語を知らない世代」であった...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/08/20
渡部昇一
上智大学名誉教授

『小学』とは…朱子が子ども向けに編纂した人生教育の書

『小学』の説くところ

寺子屋のテキストに『小学』という書物がある。『小学』は、朱子が四書の編纂を進めながら、子どもに読んでもらうため、四書を中心に重要な部分を輯編したものである。しかし、そこには人生の教育があると老荘思想研究者・田口...
収録日:2015/01/13
追加日:2015/08/13
田口佳史
東洋思想研究家

江戸期は「人間らしく」、現在は「子どもらしく」

江戸と現在の教育比較(2)人間の基本を教える

江戸期に教えたのは人間としての基本であると語る老荘思想研究者・田口佳史氏。子どもは人間としての天分、天性をたくさん持っており、そのことを早く自覚させるため、まず人間とは何かを教えたという。(後編)
収録日:2015/01/13
追加日:2015/08/10
田口佳史
東洋思想研究家

子どもの天性・天分が花開いて、初めて教育といえる

江戸と現在の教育比較(1)学ぶ教育と教える教育

江戸期の教育を理解するには、現在の教育との違いを挙げることが一番分かりやすいと話す老荘思想研究者・田口佳史氏。実際、江戸期と現在の教育にはどんな違いがあるのか。具体的な事例を交えながら、江戸期の教育を解説する。...
収録日:2015/01/13
追加日:2015/08/10
田口佳史
東洋思想研究家

「大丈夫」に育てることが江戸期幼年教育の目的

『大学』に学ぶ江戸の人間教育(5)規範形成教育を取り戻すために

江戸の人間教育に学ぶシリーズの最終回は、「規範形成教育」についてである。戦後、失われたままの「規範」を取り戻し、「あるべき日本人」の姿に立ち返ることこそ重要だ、と老荘思想研究者・田口佳史氏は強調する。(全5話中...
収録日:2014/12/17
追加日:2015/08/06
田口佳史
東洋思想研究家

君子は寡黙、おべんちゃらは言わない

『大学』に学ぶ江戸の人間教育(4)人格を磨くための「慎独」

江戸期における幼年教育の体系の最初に位置した『大学』について、老荘思想研究者・田口佳史氏に手ほどきをお願いしてきた。次のキーワードは「慎独」である。「独りを慎む」とは、一体どういう意味で、どのような効果をもたら...
収録日:2014/12/17
追加日:2015/08/06
田口佳史
東洋思想研究家

「正」とは「この線で止まれ」という字―規範の重要性

『大学』に学ぶ江戸の人間教育(3)組織論としての『大学』と「脩身」

老荘思想研究者・田口佳史氏の解説とともに『大学』を組織論、社会論として読み進めていく今回。天下泰平という大きな目標を達成するために、『大学』が説く人の道とは何なのか? 現代の為政者、経営者、全てのリーダー必見の...
収録日:2014/12/17
追加日:2015/08/03
田口佳史
東洋思想研究家

「徳」は江戸期の人間形成の基盤

『大学』に学ぶ江戸の人間教育(2)全ては「徳」に始まる

江戸期の幼年教育で重視した四書五経の『大学』を、老荘思想研究者・田口佳史氏とともに読み解くシリーズ。『大学』では、「徳を明らかにする」ことに重きを置き、徳の修得は、「全てを得る」ことに通じると説く。「得る」に込...
収録日:2014/12/17
追加日:2015/08/03
田口佳史
東洋思想研究家

『大学』とは「人間にとって最も学ぶべきこと」

『大学』に学ぶ江戸の人間教育(1)「徳」という概念

老荘思想研究者・田口佳史氏は、人物育成という教育の本願を語るものとして、四書五経を読んだ江戸期の幼年教育を高く評価している。今回は、江戸期の幼年教育を知るために、『大学』を読み進めながら、その要点を解説する。(...
収録日:2014/12/17
追加日:2015/07/30
田口佳史
東洋思想研究家

戦前、井上哲次郎は吉田松陰を「陽明学者」と位置付ける

吉田松陰の思想(上)松陰像の変遷(3)陽明学者・教育家・史論家

吉田松陰とは何なのか。かつて松陰は、維新に向けて人を育てた教育者であると捉えられてきた。しかし、東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏は、松陰はそういったカテゴリーに収まりきらない思想家ではないかと言う。戦後に...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/07/20
中島隆博
東京大学東洋文化研究所長・教授

長寿化が進む今、社会全体が教え合う21世紀型の教育を!

新しい教育ビジョン~産業革命の兵士育成とのはざまで~

今、教育は大きな変化の時代を迎えている。近代以降に確立されてきた「小・中・高・大システム」は、いわば産業革命の兵士を育てるようなシステムだが、そうした従来型の教育にいくつものほころびが出ていることは論をまたない...
収録日:2015/06/08
追加日:2015/07/09
小宮山宏
東京大学第28代総長

国の中枢を担う幹部にふさわしい教育を施す

政策研究大学院大学とは(2)真の「エリートスクール」を目指す

政策研究大学院大学(GRIPS)学長・白石隆氏は、「うちは幹部候補の人材を育成するエリートスクール」と明言する。「真のエリートスクール」を自負するGRIPSとは、どのような組織体であり、学生はここで何を得るのか...
収録日:2015/01/21
追加日:2015/04/14
白石隆
公立大学法人熊本県立大学 第3代理事長

世界で勝ち抜く人材を企業はOJTでいかに教育できるか

グローバル時代のハイエンド教育

世界で勝ち抜くことができる人材の育成、特に次代の経営トップの育成は、グローバル企業にとって最重要課題の一つである。日本の社会に見受けられるそれを阻害する風潮や、その根底にあるメンタリティを指摘しつつ、三菱ケミカ...
収録日:2014/09/01
追加日:2015/04/03
小林喜光
東京電力ホールディングス株式会社 取締役会長

アジアの人たちと心の絆を結ぶ―心のインフラの改善を

日中協調発展のために(2)歴史教育と道徳教育

歴史認識問題は、国際社会で非常に重視されており、日中、日韓だけでなく、グローバルな視点から考えなくてはいけない問題である。その認識を日本の中で広く共有するため、本質的な歴史教育の見直しの必要性を説くキヤノングロ...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/31
瀬口清之
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

伊藤博文、山縣有朋ら俊才を輩出した松下村塾の2つの特徴

幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(07)松陰の教育と幕末の志士たち

東京大学名誉教授である歴史学者・山内昌之氏は、吉田松陰の教育者としての才能を高く評価している。それぞれの個性や長所を伸ばすことに長けていた松陰。松下村塾でどのような教育を施したのか。また、そこで学んだ若者たちが...
収録日:2014/12/24
追加日:2015/02/15
山内昌之
東京大学名誉教授

吉田松陰の叔父・玉木文之進…松下村塾の創始者の実像とは

幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(5)叔父・玉木文之進の教育

「松下村塾」は、吉田松陰の名で知られるが、実は松陰の叔父・玉木文之進が立ち上げた私塾であった。文之進はなぜ松下村塾を立ち上げたのか。そして、悲劇といわれるその最期にはどのようないきさつがあったのか。歴史学者・山...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/02/01
山内昌之
東京大学名誉教授

江藤淳が調査した戦後日本の言論統制

「積極的平和主義」とは何か(3)戦後教育でゆがめられた日本人の危機意識

尖閣列島、もしくは日本周辺を世界が「今、最も危険な地域」と注目しているにもかかわらず、当の日本人の危機感はあまりにも薄い。なぜ、日本人の自国に対する安全保障意識はかくも低いのか? その根っこにある戦後体制に焦点...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/10/07
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

この三つをなくした人間は、必ず浮草のように浮遊する

日本が取り戻すべき三つの教育~宗教心・道徳・歴史の大切さ

戦後、日本の教育は捨ててはならないものを捨ててしまった。それが日本人のガッツを失わせ、慎みと誇りと自信を喪失させている。浮遊する日本を救うには、どうすればいいのか。山田宏氏が語る日本再生の道。
収録日:2014/04/04
追加日:2014/06/26
山田宏
参議院議員

今の教育の仕組みが動物園に近いから若者はペット化する!

LINE流イノベーティブ思考術(1)空気読みと緊張感

日本企業が次々にイノベーションを起こすには、日本全体がもっとイノベーションを起こせるようになるには、一体どうしたらよいのか。今や世界規模で新たな価値を提供し続けるLINE株式会社代表取締役社長CEO森川亮氏に聞...
収録日:2014/05/14
追加日:2014/06/19
森川亮
C Channel株式会社 代表取締役(元LINE株式会社代表取締役社長)

昔は人材を「みんなでちゃんと」育てようとする社会だった

教育論~歴史の中のエリートたち(3)個人の力量と社会の土壌

 齋藤健氏の教育論の最終回は、原敬と山縣有朋に始まり、幕末の志士を経て徳川家康とアウグストゥスへ。歴史を知り、自分の頭で考えれば、対話はここまで広がる! 尽きることのないプロセスの中にこそ、明日の教育へのヒント...
収録日:2014/02/18
追加日:2014/06/05
齋藤健
衆議院議員

社会の背骨を支え、国際的な尊敬にも必須の資質

教育論~歴史の中のエリートたち(2)「道徳的緊張」を育む規範教育と幼児期読書

 昭和、特に戦後に失われたものは多いが、それらの源泉を司馬遼太郎は、指導者の「道徳的緊張」と呼んだ。現代の教育や組織の現場に物足りない思いを抱く齋藤健氏は、失われたものを取り戻す方策を、歴史の中に模索する。(全...
収録日:2014/02/18
追加日:2014/05/29
齋藤健
衆議院議員

「公のために自分を殺すような精神構造」が指導者の条件

教育論~歴史の中のエリートたち(1)「武士道のエトス」と「ノーブレス・オブリージュ」

 「指導者を育む方法を持たない国家は衰弱する」と語る齋藤健氏。明治維新以降の日本のエリートたちに触れながら、現代の政治家や指導者が喪失したものや、良質な指導者を育むための教育論を熱く展開する。(全3話中第1話目)
収録日:2014/02/18
追加日:2014/05/15
齋藤健
衆議院議員

一番大事な構造改革は将来志向の人材を育成する教育改革

いまアメリカが日本に問う(4)日本が歩むべき道

少子高齢化問題は解決策がなく、思い切った移民政策も打ち出せない状況下、日本が今後生き残っていくためには、どのような道を歩むべきなのか。カーティス氏が語る。
収録日:2014/03/06
追加日:2014/04/03

初等教育ではシニア教員集団を、最高学府では社会人学生を

教育の多様性

さまざまな問題を抱えている日本の教育現場だが、対症療法的に考えていては、真に刺激的な学問の場や独創的で新しい「プラチナ社会」にふさわしい人材は育たない! 前東京大学総長・小宮山宏氏が提言する、今必要な教育イノベ...
収録日:2014/04/11
追加日:2014/03/30
小宮山宏
東京大学第28代総長

リーダーの条件に共通するものとは

リーダーと教育者

今、日本の内外でも問われることが多い「リーダーとは何か」。この問いは、政治家、教育者、医者といった職業のあり方にも共通するものがある。孫子や荻生徂徠など四人の賢者の言葉を引用しながら、リーダーの役割、心構え、条...
収録日:2014/02/05
追加日:2014/02/24
山内昌之
東京大学名誉教授

ノーベル賞受賞者を多数輩出したシカゴ大は教養教育を重視

歴史を知り、偉大なる先人に学び、真のリーダー像を考える

「リーダー」とは、その人となりが語る他律的称号であり、地位とは無関係である。歴史を知り、日本人としての自信と誇りを持つことの重要性を指摘しながら、真のリーダー像とは如何なるものかに迫る。
収録日:2013/10/28
追加日:2014/02/24
大竹美喜
アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)日本支社創立者

「素読」とは何か?その学びの効果や意味を解説

「素読」の効果

江戸期の教育の特性として触れておかなければいけないのは「素読」であると老荘思想研究者・田口佳史氏は言う。素読とは、朝早く師匠などの元に集まり四書を皆で読むことだが、果たして素読の効果とはいかなるものか。
収録日:2015/01/13
追加日:2015/08/13
田口佳史
東洋思想研究家

政策協調はG20という殻だけあって内容がない

国際参謀が語る、これからの世界に必要な人材像

OECD(経済開発協力機構)で事務総長補佐官を8年間務めた高橋一生氏が、その仕事のエッセンスを明らかにしつつ、国際参謀として必要な資質を語る。そこから導き出された、これからの世界に必要な人材像とは? 世界情勢を...
収録日:2014/10/28
追加日:2015/02/03
高橋一生
元国際基督教大学教授

学習院大学国際社会学部の目指す人材育成とは

学習院大学国際社会科学部の創設

新聞広告や交通広告などで「まじめに世界を目指す人へ。」のスローガンを目にした人も多いのではないだろうか。これは、52年ぶりに学習院大学に新設された「国際社会科学部」のメインスローガンである。その教育内容や目指す...
収録日:2016/04/20
追加日:2016/06/25
伊藤元重
東京大学名誉教授

アイデアや才能が育ちやすい環境を整備する方法は二つある

マルクス入門と資本主義の未来(8)【深掘り編】付加価値を高めるために

労働者が自分の付加価値を高めるために取るべき手段の第一は「教育」である。対して、企業はアイデアと技術力によって新たな需要をつくっていくことで、付加価値を高める必要がある。そのためには、エンジェルタイプの投資、も...
収録日:2020/09/09
追加日:2021/02/11
橋爪大三郎
社会学者

【会員アンケート企画】戦争をなくすために必要なのは?

編集部ラジオ2023:12月6日(水)

会員の皆さまからお寄せいただいたご意見を元に考え、テンミニッツTVの講義をつないでいく会員アンケート企画。今回は「戦争をなくすために必要なのは何だと思いますか?」というテーマでご意見をいただきました。 この問に...
収録日:2023/11/29
追加日:2023/12/06
テンミニッツTV編集部
教養動画メディア

「父祖の遺風」は古代ローマ人が常に大事にした行動基準

古代ローマ人に学ぶ~ローマ史講座Ⅱ(2)「父祖の遺風」と子育て

東京大学名誉教授・本村凌二氏が、われわれ現在人の行動や思考のヒントを得るために、古代ローマ帝国とローマ人の特性について分析・解説する。今回取り上げるのは、ローマ人がその行動基準として非常に重視していた「父祖の遺...
収録日:2016/10/20
追加日:2017/01/23
本村凌二
東京大学名誉教授

「40歳定年制」とは?『人生三毛作』で考える

「働き方改革」の課題と展望(4)40歳定年制と人生三毛作

かつての日本企業は、いわゆる終身雇用制の下で手厚い社内教育を実践していた。しかし国際競争の激化によってスキルアップの機会は後退しつつある。その現状を踏まえ、東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏は...
収録日:2017/02/21
追加日:2017/03/30
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

技術革新で「学び直し」は廉価に国境を越える

新しい学び直しの方法と可能性

人生100年時代において、大人の学び直しは必須のものとなっている中、その手段をめぐって高等教育の在り方が問い直されている。イェール大学ワールドフェロープログラムに参加したユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン...
収録日:2018/04/11
追加日:2018/05/01
小林りん
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事

あるべき国家戦略…DX、半導体、再生可能エネルギー、食糧

日本を復活させる国家戦略(4)逆転戦略への具体的提言

日本経済が息を吹き返すには、DXの環境を整備するため法律のレベルから根本的に見直し、最新技術を取り入れた成長戦略の構築が急務である。食糧、エネルギー、教育、人口(少子化)など、日本が抱えている問題も避けては通れな...
収録日:2022/07/07
追加日:2022/11/10
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

朝起きてから夜寝るまで「ゴロ寝をしない」ことの意味

対談・反生命論(3)当たり前とは何か

自分の父や祖父母は、夜に就寝するときと病気のとき以外は、なんとなくゴロ寝することなどなかった。そのような当たり前の所作動作を出来ることが、当たり前の教育としてあった。なんでもかんでも、庶民の意見まで全部を聞いて...
収録日:2024/05/24
追加日:2024/11/01