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「動物」の検索結果

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愛情をかけられなければ成長できない動物は、人間だけ

脱人間論(2)「水平社会」の間違い

「働かざる者食うべからず」は人類の鉄則なのに、今はヒューマニズムによって、それが通じなくなっている。「肉体が大事」というなら、動物と変わらない。人間が動物と違うのは、愛のために肉体を犠牲にできるところ。親孝行も...
収録日:2021/03/18
追加日:2021/04/30

人間には動物とは異なる文化の仲間意識がある

AIに善悪の判断を教える方法~新しい道徳論(4)人間と動物の道徳の違い

東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻教授の鄭雄一氏は、人間の道徳に個別のおきてと個別の社会を超えた共通のおきてがあるという二面性の認識が重要であると説く。この人間の道徳は、バーチャルな仲間意識を...
収録日:2018/06/20
追加日:2019/06/18
鄭雄一
東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻教授

動物の権利の問題性と倫理を語る上での新しい考え方

東大ハチ公物語―人と犬の関係(4)動物目線の語り方

動物実験には「3R」がある。1959年に提唱された世界的な基準理念で「削減(できる限り減らす)・改善(できる限り苦痛を与えない)・代替(できる限り別の方法をとる)」を原則としている。そのような流れの中、「動物の権利」...
収録日:2017/04/04
追加日:2017/06/16
一ノ瀬正樹
東京大学名誉教授

人と動物のアンバランスな関係を哲学的に考える

東大ハチ公物語―人と犬の関係(3)退廃モデルと補償モデル

東京大学大学院人文社会系研究科教授・一ノ瀬正樹氏が人と動物の関係を哲学的に考察する。一ノ瀬氏は、その関係を語る第1のモデル「退廃モデル」の傾聴すべき点、問題点を挙げつつ、原理的検討と現実的対応の間にはずれがあるこ...
収録日:2017/04/04
追加日:2017/06/15
一ノ瀬正樹
東京大学名誉教授

動物の「道徳的」行動と人間の「道徳」の違い

道徳と多様性~道徳のメカニズム(4)道徳は動物にもあるのか?

道徳の基本原理が分かったところで、応用問題に入りたい。東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻教授・鄭雄一氏は、まず「道徳は動物にもあるのか?」を検証する。ほほえましい親子の情愛を見せる動物たちは、...
収録日:2016/10/07
追加日:2017/01/26
鄭雄一
東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻教授

今の教育の仕組みが動物園に近いから若者はペット化する!

LINE流イノベーティブ思考術(1)空気読みと緊張感

日本企業が次々にイノベーションを起こすには、日本全体がもっとイノベーションを起こせるようになるには、一体どうしたらよいのか。今や世界規模で新たな価値を提供し続けるLINE株式会社代表取締役社長CEO森川亮氏に聞...
収録日:2014/05/14
追加日:2014/06/19
森川亮
C Channel株式会社 代表取締役(LINE株式会社前代表取締役社長)

ヒトの脳はどういう臓器としてつくられてきたのか?

進化心理学とは何か?~生物進化と心(1)ダーウィンと心理学

ダーウィンといえば「進化論」の提唱者として有名だが、彼の研究が心理面にも及んでいたことを知る人はあまり多くない。近代の心理学が始まったのは、彼の死後まもない19世紀後半。なぜダーウィンの研究は心理学の泰斗とならな...
収録日:2018/02/14
追加日:2018/05/27
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

なぜ人はハチ公の物語に感動するのか?

東大ハチ公物語―人と犬の関係(2)退廃モデルで物語る

東京大学大学院人文社会系研究科教授・一ノ瀬正樹氏がハチ公の逸話を例に、人と犬の関係を哲学的に考察する。人と犬の関係の物語り方には3つのモデルがあると一ノ瀬氏は言う。今回はそのうちの1つ、「退廃モデル」を取り上げる...
収録日:2017/04/04
追加日:2017/06/14
一ノ瀬正樹
東京大学名誉教授

哺乳類がここまで繁栄できた理由は「胎生」にある

「海の哺乳類」の生き残り作戦(4)オスとメスの秘密

哺乳類は皆、子宮、胎盤を持っているが、子どもを産むまでお腹のなかに収めておけるこのスタイルが、哺乳類繁栄の鍵なのだと田島氏は言う。また、子孫を残すための作戦はオスもメスも持っているが、特にオスの陰茎の特徴を見て...
収録日:2019/07/05
追加日:2020/04/07
田島木綿子
国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 研究主幹

進化生物学から見る「母親の子殺し」

進化生物学から見た少子化問題(1)近代以前の嬰児殺

「近代以前の社会は母親の子殺しに割と寛容だった」と、総合研究大学院大学理事で先導科学研究科教授の長谷川眞理子氏は語る。ヒトは昔から母親による子殺しが多いという。なぜかつて母親の子殺しは許されたのか。長谷川氏が進...
収録日:2016/11/25
追加日:2017/03/10
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

ヒトの脳は進化の産物としての臓器である

進化心理学とは何か?~生物進化と心(2)行動主義から進化心理学へ

心理を物理学的に統合しようとした極致として、自由意志はないとしたのがスキナーの「行動主義」である。こうした方向に進む心理学に対して、1980年代末から進化心理学の動きが新しく始まる。その概要を、総合研究大学院大学長...
収録日:2018/02/14
追加日:2018/05/30
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

鼻の穴が1つしかないハクジラの「エコロケーション」とは

「海の哺乳類」の生き残り作戦(2)収斂とエコロケーション

今回はアザラシやアシカなどの鰭脚類と、ハクジラをはじめとする鯨類について解説する。アシカは前肢を使って泳ぎ、アザラシは後肢を使って泳ぐということや、ハクジラは鼻の穴が1つしかないなど、それぞれの特徴を説明するなか...
収録日:2019/07/05
追加日:2020/03/24
田島木綿子
国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 研究主幹

色を消し、脂を溶かし、水を分解―スゴすぎる発酵の力!

発酵はマジックだ!

瞬時に色を消す「脱色微生物」。動物性の脂を植物性に変えて溶かしてしまう驚異のカビ。水を分解して酸素と水素に分けてしまう水素細菌。SF小説のような話だが、どれも実在する微生物の「発酵の力」だ。発酵学の第一人者、食...
収録日:2016/02/04
追加日:2016/03/31
小泉武夫
農学博士

腸内細菌が生成する若返り物質「ポリアミン」がスゴイ!

腸内細菌の可能性とマイクロバイオームのダイバーシティ

近年、腸内細菌のさまざまな働きが明らかとなり、病気の治療や予防に加え、アンチエイジングにも効果のあることが分かってきた。人間と古いつき合いでありながら、新しい可能性に満ちた腸内細菌のパワーについて、順天堂大学医...
収録日:2016/06/27
追加日:2016/08/27
堀江重郎
順天堂大学医学部大学院医学研究科 教授

「環境は大きく分けて3つの性質からなる」

「アフォーダンス」心理学~環境に意味がある(4)水と空気にある情報

動物は空気や水といった媒質の中を移動でき、そのことで生じた情報の変化を知覚する。つまり、媒質には移動と知覚のアフォーダンスがあるということだ。われわれはそうした媒質に取り囲まれていて、その情報を探ったり、導かれ...
収録日:2019/03/18
追加日:2019/08/12
佐々木正人
多摩美術大学美術学部・統合デザイン学科教授

なぜ雄と雌はいるのか、LGBTについて進化生物学から考える

性はなぜあるのか~進化生物学から見たLGBT(1)有性生殖と無性生殖

生殖には「無性生殖」と「有性生殖」の2種類がある。ヒトは雌と雄が交配して子孫を残す「有性生殖」を行う生物だが、子孫を残すという意味では、個体が単独で新しい個体をつくる「無性生殖」のほうが有利である。にもかかわらず...
収録日:2021/06/21
追加日:2021/08/10
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

人類の歴史は600万年の進化史でみれば殆ど狩猟採集時代

ヒトの進化史と現代社会(4)ヒトの社会は共同繁殖

自然人類学者で総合研究大学院大学副学長・長谷川眞理子氏が、ヒトの大きな脳と現代社会の関係を解説するシリーズ講話最終回。ヒトは異様ともいえる進化を遂げて、今の生活を手にしたわけだが、それは他の動物との決定的な違い...
収録日:2015/12/14
追加日:2016/03/24
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

配偶子の生産コスト差が雌雄のアンバランスを生んでいる

性淘汰の理論~性差の意味は何か(2)雄とは何か、雌とは何か

なぜ雄と雌では繁殖をめぐる競争のあり方が違い、それが性差となって現れるのだろう。そもそも雄と雌の定義とは何なのか。ダーウィンの理論から100年以上を経て、1990年代に立証された性淘汰のあり方に迫ってみよう。(...
収録日:2016/02/01
追加日:2016/06/29
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

AIや生物にとって自己はいかに定義できるのか

知能と進化(6)自己概念の複雑さ

人工知能(AI)や生物にとって、「自己」とはいかに定義できるのだろうか。総合研究大学院大学長・長谷川眞理子氏と東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏が、シンギュラリティ以後の生命の在り方を含め、多彩な議論...
収録日:2018/04/09
追加日:2018/07/27

トップアスリートが語る究極の「アフォーダンス」とは

「アフォーダンス」心理学~環境に意味がある(1)アフォーダンスとは何か-1

生態心理学の中心的理論である「アフォーダンス」について解説するシリーズレクチャー。アフォーダンスはアメリカの心理学者ジェームズ・ギブソンの造語で、一言でいえば「動物に行為を与える環境の資源」ということになる。す...
収録日:2019/03/18
追加日:2019/07/29
佐々木正人
多摩美術大学美術学部・統合デザイン学科教授

人類進化史の事実!「人類みな兄弟」は生物学的に正しい

ヒトの進化史と現代社会(1)自然人類学でみるヒトの進化

地球誕生から現在までを1年のカレンダーにすると、私たちホモ・サピエンスが発生したのは12月31日の午後11時半頃だ、とよく言われる。そこまでのスケール感は持てなくても、現代社会が抱えるさまざまな問題に対して、人...
収録日:2015/12/14
追加日:2016/03/03
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

本気で願い祈ることが、圧倒的努力につながる

人間力をつけるために(5)「願えば叶う」と信じよう

願い続けることが、執念を生み、圧倒的努力につながる。経営コンサルタントの浜口直太氏は、人間力をつけるための五つ目のポイントとして、「願えば叶う」と信じることを挙げる。数々の偉人のエピソードを踏まえ、強く願い続け...
収録日:2018/03/19
追加日:2018/05/27
浜口直太
経営コンサルタント

人間に固有な性質としての蓄積的文化

知能と進化(4)人間の特殊性としての蓄積的文化

総合研究大学院大学長・長谷川眞理子氏と東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏は、蓄積的に行われていくという人工知能(AI)の学習過程と類推的に、進化生物学でいわれる人間に固有な性質としての蓄積的文化につい...
収録日:2018/04/09
追加日:2018/07/20

前立腺ガンの進行を止めるための三次予防

「人生100年時代」の抗加齢医学と前立腺ガンの予防

人生100年時代の到来が近年、叫ばれている。100年という時間の中で生じる変化は女性の方が適応しやすいともいわれている。それに対して男性は、どのようなライフスタイルを築けば良いのだろうか。来たるべき人生100年時代の抗加...
収録日:2018/11/15
追加日:2019/02/11
堀江重郎
順天堂大学医学部大学院医学研究科 教授

夜間頻尿になりやすい人の特徴とその対策

夜間頻尿の原因とその予防方法

年を取ると、夜中におしっこに起きることが増える。夜間頻尿といわれるものだが、その原因は、膀胱の収縮力が弱まることにある。一晩に何回もおしっこに行くようなら注意が必要であり、そのための予防も大事である。
収録日:2018/11/15
追加日:2019/03/11
堀江重郎
順天堂大学医学部大学院医学研究科 教授

なぜ、かつて人類は伝染病に敢然と立ち向かえたのか

伝染病と死生観(1)逃げ惑う現代人

執行草舟が新型コロナウイルスの流行を背景に、死生観について語るシリーズ講義。これまで人類はペストという国民の3分の2が死ぬような伝染病にも立ち向かい、乗り越えてきた。だが今や人類は、まるで腰抜けのように伝染病に右...
収録日:2020/04/24
追加日:2020/05/15

『LIFESPAN 老いなき世界』が突き付けた永遠の命の意味

老いなき世界が告げるもの~永遠の命は本当に必要なのか~

人新世によって人間活動に警鐘が鳴らされる時代にあって、人間の老化を治療しようという書籍が出版された。デビッド・シンクレアとマシュー・D・ラプラントの共著による『LIFESPAN 老いなき世界』である。生きものが老化して死...
収録日:2021/04/19
追加日:2021/07/11
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

多様な性が心地よく生きられる社会にするために

性はなぜあるのか~進化生物学から見たLGBT(4)知識基盤社会での人権

LGBTは進化生物学の観点からいえば、その存在が広がることはないが必ず発生する、つまり、常にマイノリティの存在である。それゆえ、これまで世界の中で隠されてきたり、ないことになっていたりして、ずっと抑圧され続けてきた...
収録日:2021/06/21
追加日:2021/08/31
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

認知症にも影響する脳のグリンパティック・システムとは

「最高の睡眠」へ~知っておくべき睡眠常識(2)なぜ睡眠が必要なのか

睡眠はそもそもなぜ必要なのか。「最高の睡眠」シリーズの第2話では、1950年代以降という睡眠医学の歴史を振り返りつつ、睡眠が人間にとって不可欠である理由をたずねていく。とりわけ重要な「グリンパティック・システム」とは...
収録日:2021/06/23
追加日:2021/10/28
西野精治
スタンフォード大学医学部精神科教授

「シンパシー」に規範の根拠を求めた清朝考証学の泰斗

近代中国哲学と西洋哲学(2)清朝考証学・戴震の思想

性善説の「性善」には、味と同じような仕組みがある。清朝考証学の泰斗と呼ばれた戴震はそう主張した。それは一体どのようなことなのか。東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏が洋の東西を渡り歩くシリーズ「近代中国哲学と...
収録日:2014/12/19
追加日:2015/06/29
中島隆博
東京大学東洋文化研究所 教授

糖質制限はかえって危険

クスリのいらない健康法(9)糖さえあれば生きていける

高脂肪や高タンパク質の過剰摂取は、がんや心筋梗塞の増加につながる。そのくらい、食べ物は私たちの健康に大きく関係している。そこでポイントになるのが糖だ。最近では糖質制限の健康法が流行っているが、それを続けていると...
収録日:2015/06/14
追加日:2015/11/16
石原結實
医学博士

病気を予防するためにするべきこと

クスリのいらない健康法(13)病は「冷え」から

現代社会で病気が増えているのは、運動不足と水分の取り過ぎで、体が冷えたからだ。医師・石原結實氏は、この「冷え」こそが、代謝と免疫機能を低下させ、様々な病気を引き起こすことを強調する。病気になったときの諸症状は、...
収録日:2015/06/14
追加日:2015/12/14
石原結實
医学博士

犬は人間より道徳的には圧倒的に優れている

東大ハチ公物語―人と犬の関係(5)「返礼モデル」の提案

環境破壊をせず、戦争をせず、過去に固執せず、自らの現状を潔く受容し、最後は静かに死んでいく犬たち。犬と人間を比較すると、「犬の高潔さが、道徳的には圧倒的に優れている」と東京大学大学院人文社会系研究科教授・一ノ瀬...
収録日:2017/04/04
追加日:2017/06/17
一ノ瀬正樹
東京大学名誉教授

10分でわかる「アウグスティヌス」

西洋哲学史の10人~哲学入門(4)アウグスティヌス キリスト教の基礎

無味乾燥になりがちな宗教や哲学を、中世の哲学者であるアウグスティヌスは人間味のある文体と赤裸々な心情から論じた。現代キリスト教における教義を確立する中で彼が見いだしたのは、「人間はいかに救われるか」に関するそれ...
収録日:2018/02/09
追加日:2018/05/18
貫成人
専修大学文学部教授

心を込めた対話が、人と人との問題を解決する

人間力をつけるために(9)すべては対話から

人間力をつけるための9個目のポイントは、対話を重視することである。経営コンサルタントの浜口直太氏はそう述べる。社会における全ての問題は、人と人との間で起きるから、解決には対話が必要である。対話においては、言葉で理...
収録日:2018/03/19
追加日:2018/05/31
浜口直太
経営コンサルタント

安全な日本では競争を避ける内向きな人が増えた

真山仁の社会論(1)日本社会と日本人の問題点

日本人は今、内向きでモチベーションの低い人が多いといわれている。なぜそうなってしまったのか。小説家・真山仁氏が日本社会の問題をあぶり出し、日本人の問題点を鋭く突く。(全3話中第1話)
収録日:2018/04/10
追加日:2018/08/02
真山仁
小説家

地球上におけるヒトの歴史と生命科学の発展

生命科学の現状と課題~生物研究と再生医療(1)地球上でのヒトの立ち位置

生命の歴史からみれば、ヒトは歴史が非常に短く、地球上では新種であると理解しておくことが必要だと、浅島誠氏は語る。ではヒトの歴史はどのように進んできたのか。地球上でのヒトの立ち位置について、最近の生命科学の進展と...
収録日:2018/07/30
追加日:2018/12/30
浅島誠
東京大学名誉教授

人類をつくった哲学や宗教が崩壊してしまった現代

崇高と松下幸之助(1)崩壊した哲学、宗教、国家

世界で一番頭が良いと言われているマルクス・ガブリエルの考え方は、間違っているのか。また、我々の宗教への理解は間違っているのか。人間と哲学、宗教、国家との歴史的な関わりを紐解きながら「崩壊した哲学、宗教、国家」の...
収録日:2019/02/06
追加日:2019/04/05

ウイルスの大流行を招くのはグローバル化の負の側面

ウイルスの話~その本質と特性(3)ウイルスの起源とグローバル化との関係

ウイルスの起源はどこにあるのか。起源はウイルスごとに異なるが、サル、ブタ、ニワトリ、水鳥などがウイルスに感染し、ヒトと一緒に暮らすことで接触が高まるあいだにそのウイルスが突然変異を起こし、ヒトに感染するようにな...
収録日:2020/02/17
追加日:2020/03/12
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

「海の哺乳類」が海の中で行った「生き残り作戦」とは

「海の哺乳類」の生き残り作戦(1)分類と海牛目の特徴

「海の哺乳類」は、その進化の過程で一度陸に上がってから再び海に戻って水棲適応した哺乳類についての名称である。彼らは海の中でさまざまな「生き残り作戦」を展開してきた。それはどんな作戦だったのか。今回は海の哺乳類の...
収録日:2019/07/05
追加日:2020/03/17
田島木綿子
国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 研究主幹

神や天皇など崇高な存在がなければ偉大な社会はできない

「壁」ありてこそ(3)崇高なるものの重要性

19世紀までのヨーロッパ人には神への信仰があった。日本は神の代わりに天皇への尊崇心があった。「日本人の心のふるさと」は田園風景や里山などではなく「天皇」だったのだ。それを失ったから日本人はダメになった。崇高な存在...
収録日:2021/01/14
追加日:2021/03/05

高齢者は本当にキレやすいのか――「怒り」の実態に迫る

「怒り」の仕組みと感情のコントロール(1)「キレる高齢者」の正体

「高齢者はキレやすい」などといわれることがあるが、それは本当なのだろうか。実はメディアの報道では、高齢者の比率が増加していることを無視しており、データを見てみると人口比では高齢者が暴力関係で検挙される比率はそれ...
収録日:2020/11/10
追加日:2021/02/24
川合伸幸
名古屋大学大学院情報学研究科教授

デカルトの思考実験とポルトマンの「生物学的早産」

「教養とは何か」を考えてみよう(10)人間だけがなぜ話をするのか

大型の動物のなかでなぜ人間だけが話をするのだろうか。二人の哲学講師は「生物学的早産」による就巣性に目を向ける。人間が独り立ちするまでの長期間、子育てをしない社会はない。そこにはコミュニケーションが生まれ、規範が...
収録日:2020/10/26
追加日:2021/06/29

資本主義がスポーツの性格を帯びていた! ウェーバーの主張

グローバル化時代の資本主義の精神(3)ウェーバーの予言とコジェーヴの「世界の日本化」

マックス・ウェーバーは110年前に、今の資本主義社会の姿を予言した。アレクサンドル・コジェーヴは、アメリカに「歴史の終焉」を見た後の訪日で、日本の生活様式に新たな可能性を見いだし「西洋の日本化」を説いた。そして...
収録日:2014/11/07
追加日:2015/05/28
中島隆博
東京大学東洋文化研究所 教授

日本の商業捕鯨はなぜダメなのか?捕鯨禁止と食文化

ニッポンの食文化が危ない(3)クジラと日本人

食文化論者で農学博士の小泉武夫氏が、捕鯨問題を食文化の観点から論じる。商業捕鯨を厳しく禁止されている日本だが、捕鯨の世界では新たな問題が発生し、また理不尽な事実も横行している。もはや、クジラは政治の道具に使われ...
収録日:2015/08/31
追加日:2015/10/15
小泉武夫
農学博士

高テストステロン値のトレーダーは実はもうけが多い!

男性医学とテストステロン(2)冒険・社会性・競争

数年前、テストステロン値が高いトレーダーはもうけが多いことが分かり、テストステロンが一躍有名となったが、この話にはオチがあるという。それは何か。順天堂大学医学部大学院医学研究科教授・堀江重郎氏が語る。(2015...
収録日:2015/07/24
追加日:2015/10/22
堀江重郎
順天堂大学医学部大学院医学研究科 教授

ダーウィンの提唱する「自然淘汰」と「性淘汰」の意味は?

性淘汰の理論~性差の意味は何か(1)ダーウィンによる二つのシナリオ

雄と雌はなぜ違っているのだろう。100年以上前にこのことを考えたのはダーウィンだった。生物の進化を説明した「自然淘汰」説だけでは説明しきれないほど、雄と雌には差が存在する。まず、その実態とダーウィンの考えた二つ...
収録日:2016/02/01
追加日:2016/06/20
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

ナノマシンはアルツハイマー病の治療にも有効

ナノテクノロジーで創る体内病院(4)ナノ医療の未来

ナノマシンを使った最先端治療が研究されているのは、がんだけではない。東京大学政策ビジョン研究センター特任教授でナノ医療イノベーションセンター長の片岡一則氏によれば、ナノ治療が最終的に目指すのは、まさにバラ色の未...
収録日:2016/10/24
追加日:2017/03/15
片岡一則
ナノ医療イノベーションセンター センター長

なぜ人類は進化したのか?…進化した脳の理性と情動

知性の進化と科学技術文明の未来(1)ヒトは本当に賢いか

人類の進化史は約600万年。それに引き換え、産業革命以来のおよそ100年間は、あまりの超高速で環境変化が起きていると、総合研究大学院大学長の長谷川眞理子氏は言う。変化の果てに待っているのは何なのか? 多忙な日々の中、...
収録日:2017/10/18
追加日:2018/01/19
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

仕事の標準・単純・専門化が労働を苦役化した

労働寿命と健康寿命の延伸(2)日本人の労働観

第1話では、健康長寿を保つための社会参画、とりわけそれが日本人にとっては「働く」ことの大切さにつながることを説いた。今回は、「働く」という言葉を手がかりにして、一般財団法人日本予防医学協会理事長の神代雅晴氏が、日...
収録日:2018/02/22
追加日:2018/04/28
神代雅晴
一般財団法人日本予防医学協会理事長

見返りを求めて、人を応援してはいけない

人間力をつけるために(4)「ギブ&ギブ&ギブ」の精神

人間力をつけるための四つ目のポイントは「ギブ&ギブ&ギブ」の精神だと、経営コンサルタントの浜口直太氏は語る。それは人の相談に乗り励ましていくということで、お金も名誉も地位も何もなくてもできることだと浜口氏は言う...
収録日:2018/03/19
追加日:2018/05/26
浜口直太
経営コンサルタント

ヒトの脳には裏切りが直感的にわかるモジュールがある

進化心理学とは何か?~生物進化と心(3)心はアーミーナイフ

進化心理学では、臓器は進化の過程とともに環境適応するように発達してきたという。現代人が気になるのは、それが今なお備わっているのか、また大きく変化した環境のもとでどう働いているのかという点だろう。総合研究大学院大...
収録日:2018/02/14
追加日:2018/06/03
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

10分でわかる「カント」

西洋哲学史の10人~哲学入門(7)カント 近代の基礎

西洋哲学史史上、最重要哲学者の1人とされるカントは、その批判哲学においてあらゆる人間の能力の可能性と限界について論じた。専修大学文学部教授の貫成人氏によれば、これらは人の認識やなすべきこと、美しさをめぐって、私た...
収録日:2018/02/09
追加日:2018/06/08
貫成人
専修大学文学部教授

道徳は違う側面から見ると異なって見える円柱だ

AIに善悪の判断を教える方法~新しい道徳論(3)仲間と道徳の関係

見方を変えると道徳の意味が異なると、鄭雄一氏は指摘する。宗教では人を殺してはならないとされているのに、なぜ戦争は否定されないのか。鄭氏はここで、人とは仲間の意味だと見方を変えて考えるという斬新な議論を提示する。(...
収録日:2018/06/20
追加日:2019/06/14
鄭雄一
東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻教授

本を読まない人類がヒューマニズムという化け物に喰われた

読書と人生(6)読書人がバカにされる時代

現代社会では、価値の主客転倒が起こり、読書人がバカにされるようにさえなった。だが、読書人がいなくなるということは、人間が「魂」に対する興味を失ったことを意味している。そして読書をしなくなったから、人間社会はヒュ...
収録日:2019/05/14
追加日:2019/09/20

全国民に10万円より、医療に12兆円を

伝染病と死生観(2)腹を切る覚悟で断行せよ

新型コロナウイルスを水際で止められなかったのは、政治家が、批判されて「腹を切る」羽目になることを怖がったからである。「伝染病を食い止めるのが俺の死に場所」と政治家が覚悟し、強権を発動すれば今のような事態にならな...
収録日:2020/04/24
追加日:2020/05/22

ルターの宗教改革「免罪符」は実は誤訳?…その真意とは

渡部昇一の「わが体験的キリスト教論」(2)カトリックとプロテスタント

渡部昇一氏は『わが体験的キリスト教論』(原題『ドイツ留学記(下)』)で、「猿の神学、猫の神学」という興味深い話を紹介している。これはカトリックとプロテスタントの違いを、動物の習性になぞらえて説明したものだが、こ...
収録日:2021/08/06
追加日:2021/10/30
渡部玄一
チェロ奏者

鄧小平の改革開放から約40年ーこのままでは失敗する

「中国の大問題」について(2)社会主義市場経済の限界と可能性

類のない超経済大国となった中国。だがその「驕り」は中国の足下をすくうだろうと、丹羽宇一郎前中国大使は指摘する。中国経済は今後どうなるのか。「世界の工場」から「世界の市場」へと移行する中国に対して、日本はどう向き...
収録日:2014/07/28
追加日:2014/09/04
丹羽宇一郎
元中華人民共和国駐箚特命全権大使

宇宙に宣言をすれば必要な答えがやって来る

守護神(目に見えないもの)の働きを認める―宇宙につながる方法

「宇宙が全ての大本だとすると、その影響下に守護神、守護霊、ご先祖様、天使などの分かりやすい形で、背後で守ってくれているものがある」と、作家・浅見帆帆子氏は語る。浅見氏のいう「宇宙につながる感覚」とはいかなるもの...
収録日:2015/01/27
追加日:2015/04/18

「正」とは「この線で止まれ」という字―規範の重要性

『大学』に学ぶ江戸の人間教育(3)組織論としての『大学』と「脩身」

老荘思想研究者・田口佳史氏の解説とともに『大学』を組織論、社会論として読み進めていく今回。天下泰平という大きな目標を達成するために、『大学』が説く人の道とは何なのか? 現代の為政者、経営者、全てのリーダー必見の...
収録日:2014/12/17
追加日:2015/08/03
田口佳史
東洋思想研究者

なぜヒトだけが大繁栄した?その秘密は「三項関係の理解」

ヒトの進化史と現代社会(2)大繁栄の原動力

若い頃、タンザニアの野生チンパンジーを研究しながら2年半生活した自然人類学者で総合研究大学院大学副学長・長谷川眞理子氏。その経験は、学問上の素材のみならず、現代の人間の暮らしや社会のあり方を考えることにも役立っ...
収録日:2015/12/14
追加日:2016/03/10
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

人間の進化の秘密に迫る!脳が異様なほど大きくなった理由

ヒトの進化史と現代社会(3)社会脳仮説とは何か

自然人類学者で総合研究大学院大学副学長・長谷川眞理子氏による、ヒトの進化と現代社会の関係を考えるシリーズ講話第3弾。ヒトは生物の進化史上、あり得ないほど大きな脳に進化したが、それはなぜか? その原因の一つといわ...
収録日:2015/12/14
追加日:2016/03/17
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

技術の優位がビジネスの優位につながるとは限らない?

水ビジネスの動向(2)サービス産業への投資事業

逆浸透膜を使った海水淡水化技術が低廉化し、水ビジネスの展開が期待されている。しかし、単なる技術提供を超える大型の投資プロジェクトであることや民間が水道事業をすることへの不信感が根強いなど、困難も多い。東京大学生...
収録日:2015/05/25
追加日:2016/05/12
沖大幹
東京大学大学院工学系研究科 教授

ディープラーニングを使った事例を技術面から分析して解説

ディープラーニング最前線(2)最新の画像認識技術

東京大学大学院工学系研究科准教授・松尾豊氏によるディープラーニング技術の最前線。今回は、ディープラーニングの画像認識技術の向上とは具体的にどういう意味を持つのかという点を、実際の商品事例も交えながら解説する。(...
収録日:2016/04/20
追加日:2016/08/09
松尾豊
東京大学大学院工学系研究科 人工物工学研究センター 技術経営戦略学専攻 教授

東大寺大仏建立の理由ー聖武天皇のいう「菩薩の精神」とは

東大寺建立に込められた思い(3)あまねく発展を願う

大仏造立の際に聖武天皇が出した詔では、何が語られているのか。東大寺長老・北河原公敬氏が解説する。聖武天皇は、自らを菩薩になぞらえ、この世の全てを慈しもうとした。菩薩とは、自分以外のものにも手を差し伸べ、一緒に救...
収録日:2016/03/08
追加日:2016/12/10
北河原公敬
東大寺長老

英語の授業から見えてくるヒトのことばの特殊性

道徳と多様性~道徳のメカニズム(5)道徳とことばの関係は?

道徳を科学で見る応用問題の2番目は、「道徳とことばの関係は?」である。ヒトのことばの特殊性がバーチャルな出会いを成立させ、道徳につながった、と東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻教授・鄭雄一氏。英...
収録日:2016/10/07
追加日:2017/02/02
鄭雄一
東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻教授

ナノマシンは難治性のがん治療にも有効に作用する

ナノテクノロジーで創る体内病院(2)難治性のがん治療

東京大学政策ビジョン研究センター特任教授でナノ医療イノベーションセンター長の片岡一則氏が最も力を入れているのは、難治性のがん治療だ。ナノマシンは、従来ならば薬剤が効きにくい薬剤耐性がんにも有効に作用する。それは...
収録日:2016/10/24
追加日:2017/03/01
片岡一則
ナノ医療イノベーションセンター センター長

ナノマシンによる投薬は抗がん剤の副作用すら緩和する

ナノテクノロジーで創る体内病院(3)副作用なきがん治療

ナノマシンを用いたがん治療は、膵臓がんや脳腫瘍のような薬が届きにくいがんにも有効だ。また抗がん剤で問題となる副作用も、ナノマシンによる投薬ならば解決可能だ。研究を進める東京大学政策ビジョン研究センター特任教授で...
収録日:2016/10/24
追加日:2017/03/08
片岡一則
ナノ医療イノベーションセンター センター長

人間だけが大人になっても「学び」を持続できる

「学びたい」心のための環境づくり

次世代の研究者を養成するための国立大学法人である総合研究大学院大学長で人類学者の長谷川眞理子氏。行動生態学や自然人類学の専門家としてチンパンジーやクジャクなどの研究に携わってきた長谷川氏に「学びとは何か」につい...
収録日:2018/02/14
追加日:2018/05/01
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

AIは「意味」を理解できるのか?

知能と進化(2)AIにとって意味とは何か

総合研究大学院大学長・長谷川眞理子氏と、東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏の対談において、次に問題となったのは、人々が何かを認知する際に把捉される「意味」についてであった。人工知能(AI)は「意味」を...
収録日:2018/04/09
追加日:2018/07/14

重要なのはコミュニケーション技法!認知症ケアの基本とは

認知症とは何か(5)多角的視点による支援

認知症ケアにおいては、介護を受ける本人だけでなく、介護する側の支援も必要である。国立研究開発法人国立長寿医療研究センター長寿医療研修センター長の遠藤英俊氏は、認知症の支援は地域サービスを用い、多角的に行っていく...
収録日:2018/05/26
追加日:2018/09/20
遠藤英俊
元・国立研究開発法人国立長寿医療研究センター 長寿医療研修センター長

IoT×AI時代にチャンスのある業界とは?

スタートアップ流イノベーション(3)IoT×AI時代

生産者と消費者が直接結び付き、社会は最適化へ向かう。IoTやAI化によって新たに生まれるサービスはそれを実現するが、そこから新たなビジネスチャンスも多く到来しているという。その詳細について、TomyK Ltd.代表で株式会社AC...
収録日:2018/05/14
追加日:2018/09/23
鎌田富久
TomyK Ltd.代表

農業体験を学校教育に取り入れる三つの意味

新潟発わくわく教育ファームの推進(2)農業体験学習

現在、新潟市の全ての小学校で「アグリ・スタディ・プログラム」に基づいた農業体験学習が行われている。新潟大学特任教授の伊藤充氏によれば、「アグリ・スタディ・プログラム」は、「新潟発わくわく教育ファーム」の中核をな...
収録日:2018/07/05
追加日:2019/04/06
伊藤充
新潟大学教育・学生支援機構特任教授

松下幸之助が求めたものは「崇高さ」

崇高と松下幸之助(3)崇高さと人間とは何か

松下幸之助が求めたものは「崇高さ」であり、「崇高さ」の一番分かりやすい例は原始キリスト教だと執行先生は指摘する。原始キリスト教は、「自分の命よりも大切なものがある」という考え方が根本にある。では、自分の命以外に...
収録日:2019/02/06
追加日:2019/04/11

人間は、生存に満足したら、それで終わりである

人間的魅力とは何か(5)渇望する魂に叫べ

ダグラス・マレーというイギリスのジャーナリストが書いた『西洋の自死』という本には、「人間から渇望感がなくなったから、経済や世界がダメになった」ということが書いてある。本当に素晴らしいものになろうと思ってもなれず...
収録日:2019/04/05
追加日:2019/06/21

全人種を「ホモ・サピエンス」と分類したリンネは画期的

人類学と「人種差別」(1)キリスト教世界観と人類学

人類学が「人種」というものをどう定義し、扱ってきたかという経緯を解説するシリーズレクチャー。人類学の背景にはキリスト教世界観があるため、生物は神の下、「自然の梯子」の序列の中に置かれ、さまざまな人種についても多...
収録日:2019/03/04
追加日:2019/06/25
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

多様性の実現には仲間の範囲を広げる戦略が適切

AIに善悪の判断を教える方法~新しい道徳論(5)仲間意識と言葉の特殊性

リアルではないバーチャルな仲間意識は可変的なものだと、鄭雄一氏は指摘する。その意識はなぜ作られるのか。そのような多様な意識の中で、どのように寛容な道徳は作られ得るのか。鄭氏の提案を聞こう。(全8話中第5話)
収録日:2018/06/20
追加日:2019/06/26
鄭雄一
東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻教授

ロボットが人間の道徳次元を高める未来も近い?

AIに善悪の判断を教える方法~新しい道徳論(8)道徳のアルゴリズム化

道徳次元の高いロボットが家庭で、人間の道徳を高めることにつながる―鄭雄一氏が予測するのはこのような近未来である。少子高齢化社会では地域、国境を越えた仲間づくりが必要であり、そのための道徳のアルゴリズム化について、...
収録日:2018/06/20
追加日:2019/07/17
鄭雄一
東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻教授

ギブソンの到達点ともいえる生態光学とは

「アフォーダンス」心理学~環境に意味がある(5)生態光学:視覚論-1

ギブソンはパイロットの視覚研究を通して、物の面(サーフェス)のきめと光があることで空気が視覚となることを発見した。さらに、その光は単なる放射光ではなくネットワークをつくる包囲光であると結論した。今回はギブソンの...
収録日:2019/03/18
追加日:2019/08/17
佐々木正人
多摩美術大学美術学部・統合デザイン学科教授

ダーウィンが発見した「穴ふさぎのアフォーダンス」とは

「アフォーダンス」心理学~環境に意味がある(9)ダーウィンの心理学-2

ダーウィンは、冬になると木の葉を利用して穴ふさぎをするミミズの観察実験を行っている。その実験でも、また佐々木正人氏が行ったカブトムシの起き上がり方を観察する実験でも、動物の行為の意味は、周囲の物と1つのシステムに...
収録日:2019/03/18
追加日:2019/08/31
佐々木正人
多摩美術大学美術学部・統合デザイン学科教授

三日坊主で達成できないという問題には二つ要因がある

人の行動の「なぜ」を読み解く行動分析学(4)三日坊主

目標をたてても三日坊主になり達成できないという問題を多くの人が持っているはずだ。島宗理氏は、人間は動物と違って言語を持っているため、長期的な目標に向かって行動できる生物だが、そこに落とし穴があるという。目標の達...
収録日:2019/02/21
追加日:2019/09/05
島宗理
法政大学文学部心理学科教授

秋の収穫から1年間の食料計画を立てていた縄文人

概説・縄文時代~その最新常識(7)厳しい環境下での食料計画

水田稲作などの農耕生活にまだ入っていない縄文人にとっては、食料をどのように調達するかという点は非常に重要な課題であった。彼らは最も食料が不足する春や初夏に備えて、木の実などの収穫時期である秋から1年間の食料計画を...
収録日:2019/06/04
追加日:2019/11/05
山田康弘
東京都立大学人文社会学部人文学科歴史学・考古学教室 教授

縄文時代の死生観と現代人の死生観は強くつながっている

概説・縄文時代~その最新常識(13)二つの死生観

縄文時代にはまず再生・循環の死生観があり、その後、系譜的な死生観が発展してきた。しかし、系譜的な死生観は再生・循環の死生観の一部を切り出したものにすぎず、状況に強いられて発展してきたものであった。現代でも、系譜...
収録日:2019/06/04
追加日:2019/11/26
山田康弘
東京都立大学人文社会学部人文学科歴史学・考古学教室 教授

きわめて特異的な「ウイルスと宿主の関係」

ウイルスの話~その本質と特性(1)生物なのか、そうではないのか

ウイルスとはいったい何なのか。彼らは生物とは異なり、自分でエネルギーを生み出して生存するわけではなく、遺伝情報のみを持ち、他の生物の機能を利用して自らを複製している。そうした「ウイルスと宿主の関係」はきわめて特...
収録日:2020/02/17
追加日:2020/03/12
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

世界中が驚いた「口腔ケアと肺炎」の重要な関係性

歯科の健康づくり(2)口腔機能の再建と健康

口の中は、本来は誰もが綺麗である。しかし一度汚れてしまうと、肺炎など重篤な病気につながることがある。また高齢者の場合、口腔ケアを怠ると筋肉の萎縮や認知症に繋がることもある。さまざまな症例から最近明らかになってき...
収録日:2019/11/14
追加日:2020/06/01
対談 | 河原英雄上濱正

「豚の哲学」でミルが説いた「量より質が幸福にとって大事」

「幸福とは何か」を考えてみよう(6)渇いているのは喉、それとも心ですか

「最大多数の最大幸福」で知られるベンサムとミルの「豚の哲学」へと話は移行する。幸せは量なのか、質なのか。飽食時代のわたしたちは渇いた心を潤すために、喉の渇きや生理的な食欲を利用してしまってはいないだろうか。(全9...
収録日:2020/03/19
追加日:2020/09/04

哲学の仕事は「モヤモヤ」を立ち上がらせること

「幸福とは何か」を考えてみよう(7)今日の話にモヤモヤしましたか

「人は哲学を学ぶことはできない」というカントの言葉は、「せいぜい哲学することを学べるだけだ」と続く。では、哲学講師の二人は「哲学する」ことについて、どのような役割を自身に課しているのだろうか。そして、本シリーズ...
収録日:2020/03/19
追加日:2020/09/11

「人生を幸福にする発想法」で考えると「人間は猪八戒だ」

『還暦からの底力』に学ぶ人生100年時代の生き方(6)人生を楽しむために学ぶ

「人生を幸福にする発想法」としてのヒントもたくさん詰まっている『還暦からの底力』。例えば「人間は猪八戒のようなものだと考えると全く変わってくる」という話がある。これはどういうことなのか。還暦だけでなく、どんな世...
収録日:2020/06/30
追加日:2020/09/05
出口治明
立命館アジア太平洋大学(APU)学長

世界文学の歴史に大きな影響を与えた「デフォーのついた嘘」

『ロビンソン・クルーソー』とは何か(5)ロビンソンのリアリズム

『ロビンソン・クルーソー』の著者ダニエル・デフォーが求めたのは整合性や一貫性でなく、人間や世界の矛盾だった。そこに新時代のリアルが生まれ、引き継がれていったわけだが、なかでも論争を呼んだのが「足跡」をめぐる回収...
収録日:2020/07/22
追加日:2020/09/29
武田将明
東京大学総合文化研究科言語情報科学専攻准教授

古代崇拝が『社会契約論』に持ち込んだ一つのジレンマとは

政治思想史の古典『法の精神』と『社会契約論』を学ぶ(7)自由の意味

古代ローマの共和政に範を見出したルソーだったが、近代における人間観が古代ローマのそれとは大きく異なるという問題に直面する。一般意志を考える上で、より穏当な結論に着地することもできたが、ルソーは突き詰めてその意味...
収録日:2020/08/17
追加日:2020/10/31
川出良枝
東京大学大学院法学政治学研究科教授

認知機能の改善に必要なのは脳トレではなく有酸素運動

「怒り」の仕組みと感情のコントロール(5)認知能力の鍛え方

近年、「脳トレ」という脳の認知機能向上を目指したトレーニングが話題となっているが、これまでの研究の結果、脳トレが日常の生活に必要な能力の向上に寄与することはほとんどないことが分かっている。むしろ、ウォーキングな...
収録日:2020/11/10
追加日:2021/03/24
川合伸幸
名古屋大学大学院情報学研究科教授

空海の『十住心論』が説いた「真言密教こそが最高の教え」

【入門】日本仏教の名僧・名著~空海編(3)『十住心論』と真言密教

『十住心論』は空海の主著といっていい名著だが、そこでは世界の思想を集大成して10の段階に分け、その頂点に真言密教が位置する。まったくの無知から仏教以外の宗教を経て、小乗・大乗へ。密教と対立する9つは顕教だが、その中...
収録日:2020/08/20
追加日:2021/03/18
賴住光子
東京大学大学院人文社会系研究科・文学部倫理学研究室教授

「愛」こそが宇宙の根源、それを認識するのが人類の役目

脱人間論(3)なぜ大宗教家たちは「愛」を語るのか

「愛」を認識する力を持っていることが、人間が他の動物と違うところであり、世界中の宗教家が語っているのも「愛を認識せよ」ということである。宇宙のシステムは、寿命がきた星が爆発して星雲となり、やがてそこからまた新し...
収録日:2021/03/18
追加日:2021/05/07

性の決定に働く「SRY遺伝子」とは何か

性はなぜあるのか~進化生物学から見たLGBT(2)哺乳類の性分化

雌雄同体や性転換を行う生物がいる一方で、ヒトを含む哺乳類の性は、一度決まると自然に変わることはない。遺伝子によって雌と雄が決まる際に、性決定のキーになるのがY染色体上にある「SRY遺伝子」の働きである。いったいどの...
収録日:2021/06/21
追加日:2021/08/17
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

遺伝の力を示す3つの特徴とは何か

現代の小児科学と最高の子育て(3)遺伝の力と個性の存在

遺伝というと「努力しても所詮ムダ」という限界のように言われることがあるが、それは逆である。遺伝子は常に変わらない力としてわれわれとともにあり、多少のばらつきによってそれぞれの個性を生んでいる。人間にとって本当に...
収録日:2021/07/14
追加日:2021/09/18
高橋孝雄
慶應義塾大学医学部 小児科主任教授

シンデレラタイムと睡眠の関係、流布する歪んだ情報に注意

「最高の睡眠」へ~知っておくべき睡眠常識(5)睡眠における性差

睡眠に性差はあるのだろうか。人間の場合、その影響は生物学的側面より社会文化的な側面が大きいのは当然だろう。データによると、欧米では男性より女性のほうが睡眠時間は多いが、アジアではその逆で、中でも日本人女性の睡眠...
収録日:2021/06/23
追加日:2021/11/14
西野精治
スタンフォード大学医学部精神科教授

「眠育」のすすめ~睡眠負債は子どもの脳の発達にも悪影響

「最高の睡眠」へ~知っておくべき睡眠常識(6)子どものための睡眠

子どもにも睡眠負債は広がっている。睡眠時間は60年前と比べて1時間減り、就眠時間も遅くなっている。子どもの睡眠不足は自覚されにくく、ADHD(注意欠陥多動性障害)と診断されることも多く、不登校との関係も高い。成長期の睡...
収録日:2021/06/23
追加日:2021/11/18
西野精治
スタンフォード大学医学部精神科教授

グローバル・ヒストリーの中で日本の歴史を俯瞰する意味

ソフトな歴史学のすすめ(1)グローバル・ヒストリーと民俗学

近年『サピエンス全史』が世界で大ヒットしたように、広く大きな視点で人類史を俯瞰するグローバル・ヒストリー関連の書籍が注目を集めている。その理由として、「人間はどのようにネットワークを形成していったのか」というこ...
収録日:2021/06/04
追加日:2021/10/11
上野誠
國學院大學文学部日本文学科 教授

「もう投資先がない」、資本主義が招いたパラドクスとは

デジタル全体主義を哲学的に考える(3)「人の資本主義」と場を開く人

グローバル化された資本主義は、国内外でさらなる格差を生み出し、もはや資本主義とは言えない事態を招いている。差異の消費を基盤としたこれまでの資本主義のあり方を見直し、人の生を豊かにする「人の資本主義」へと変容する...
収録日:2021/05/28
追加日:2021/11/19
中島隆博
東京大学東洋文化研究所 教授

バブルは過去6度あった―愚かな人間は歴史は繰り返す

欧米の金融資本主義に対する警鐘

日本には世界に誇る長寿企業が多数ある。日本に伝統的に生き続ける「三方よし」「利益よりも継続」の思想をもとに公益資本主義実践についてアフラック日本法人創業者 大竹美喜が語る。
収録日:2013/10/28
追加日:2014/02/24
大竹美喜
アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)創業者