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「理由」の検索結果

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インドはなぜ急激に発展したのか?2つの大きな理由

グローバル・サウスは世界をどう変えるか(2)躍進するインドの歴史

グローバル・サウスの盟主を自認するインドは、2023年に人口で中国を抜き世界最多となった。中進国にもかかわらずIT産業は飛躍的に発展し、世界の関心を集めている。しかし、インドに限らず多くのグローバル・サウスの国々は欧...
収録日:2024/02/14
追加日:2024/04/10
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

なぜ今「心理的安全性」なのか、注目を集める背景に迫る

チームパフォーマンスを高める心理的安全性(1)心理的安全性が注目される理由

「心理的安全性」は近年もっとも注目されるビジネスバズワードの一つともいわれている。その背景には、コロナ禍におけるリモートワークの増大、社会全体が未来予測の難しい「VUCAの時代」に入ったことがある。職場環境が多様に...
収録日:2022/04/26
追加日:2022/07/23
青島未佳
一般社団法人チーム力開発研究所 理事

ロボットの「カンブリア爆発」時代へ電動化がもたらすもの

日本のエネルギー&デジタル戦略の未来像(1)電動化で起こる「カンブリア爆発」

「カーボンニュートラル」に代表されるように、持続可能なエネルギー活用を目指す動きは世界的に加速している。特に東日本大震災以降、日本でもエネルギー問題は課題となっている。では日本は、どのようなエネルギー戦略を構築...
収録日:2024/02/07
追加日:2024/04/13
岡本浩
東京電力パワーグリッド株式会社取締役副社長執行役員最高技術責任者

皇室像の転換…戦後日本的な象徴天皇はいかに形成されたか

天皇のあり方と近代日本(1)「人間宣言」から始まった戦後の皇室

日本の歴史のなかで、天皇や皇室の姿は大きく移り変わってきた。日本が第二次世界大戦に負けた後、戦後日本的な象徴天皇の姿が確立されていったが、今、その「戦後の皇室像」の変化が求められているのではないか。その問題意識...
収録日:2021/11/02
追加日:2021/12/16
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

ChatGPTは考えてない?…「AIの回答」の本質とは

ChatGPT~AIと人間の未来(1)ChatGPTは何ができて、何ができないか

オープンAI(マイクロソフト)の「ChatGPT」やグーグルの「Bard」は、“対話型の生成AI”と呼ばれ、私たちの質問に対して分かりやすい文章で答えてくれる。一見すると、ChatGPTも「考えて」答えを返してきているように見える。し...
収録日:2023/03/15
追加日:2023/05/18
西垣通
東京大学名誉教授

キケロは覚悟がいい…終幕でジタバタしない「死」への構え

キケロ『老年について』を読む(9)死について老年はどう対処すべきか

生きていく上で「捨て身でいる」「死を覚悟する」のは、人生のいろいろな時代を通じて人間の強さ、権威にもつながることだと本村氏は言う。そのためには若いうちから「死の練習」をすることが大事である。「生に執着しない」と...
収録日:2023/06/12
追加日:2024/03/02
本村凌二
東京大学名誉教授

「なぜ人は部屋を片付けられないか」を行動分析学で考える

人の行動の「なぜ」を読み解く行動分析学(1)随伴性

人間の行動の「なぜ」を読み解くための「行動分析学」について解説するシリーズレクチャー。第1話では、島宗理氏が「なぜ人は部屋を片付けられないのか」というテーマで、行動分析学の基本的な考え方を論じていく。私たちは人間...
収録日:2019/02/21
追加日:2019/08/18
島宗理
法政大学文学部心理学科教授

「評価されたい」と思わなければ人間は自由になれる

価値と人間(2)「50点でいい」と思う勇気

人間にとって最も尊い思想は「人間はみんな平等」ではない。それよりも、「家族が一番大切」という価値観のほうが尊い。人間は神ではないから、最善のものなどあるわけがない。必ず欠点がある。だから、最善を狙わない。つまり...
収録日:2024/01/31
追加日:2024/04/05

インフレ激化の真実…デフレ脱却を困難にした日本の労働市場

経済と社会の本質を見抜く(1)世界的インフレと労働市場の影響

現在の経済、そして社会の本質を、どのように見抜いていけばいいのだろうか。最初に考えるのは、インフレについてである。可能性は低いが、インフレが激化する「ハイパー・インフレーション」が起こると、いったい社会はどうな...
収録日:2023/08/09
追加日:2023/10/29

妻を怒らせる夫の行動…理由は男性脳の特性にあった

黒川伊保子先生に学ぶ「子育てのトリセツ」(6)男性脳の特性と脳の進化

男性は1つのことに集中すると、周りが見えなくなる傾向にある。それゆえ妻を怒らせることも多いのだが、それは男性脳の特性からどうしても起こり得る事象だ、と黒川伊保子氏は言う。女性には理解しがたい男性の行動の真相とは。...
収録日:2021/06/28
追加日:2021/09/27
黒川伊保子
株式会社感性リサーチ 代表取締役社長

食材の価値…亜鉛不足の怖さ、果糖(フルクトース)の害

飽食時代の「選食」のススメ(3)日本人が摂るべき栄養

食事の栄養バランスを自分自身で管理することは「選食」の重要な実践だ。では、私たちはどんな栄養素を意識して摂取すればいいのだろうか。亜鉛やタンパク質など、現代の日本人に不足しがちな栄養素とその摂取方法を解説すると...
収録日:2023/05/23
追加日:2023/09/07
堀江重郎
順天堂大学医学部・大学院医学研究科 教授

オンラインSPA(製造小売業)が業界を変える

AIとデジタル時代の経営論(1)オンラインSPAの衝撃

一橋大学大学院国際企業戦略研究科研究科長・教授の一條和生氏によれば、世界の経営者は「デジタルディスラプション」に相当な危機感を抱いている。例えば、オンラインSPAの登場によって、従来のアパレル産業は深刻な変化にさら...
収録日:2017/07/24
追加日:2017/10/22
一條和生
一橋大学名誉教授

デカルトが完成できなかった『精神指導の規則』

デカルトの方法論に学ぶ(1)精神能力を鍛えるための方法

人は誰しも、困難にぶつかることがある。では困難を乗り越えるためにはどうすればよいのか。デカルトによれば、そのための方法はたった四つしかないという。それぞれどのようなものなのか。(全2話中第1話)
収録日:2018/09/27
追加日:2019/02/24
津崎良典
筑波大学人文社会系 教授

ポーランド分割、11月蜂起…革命のエチュードの真意とは?

ショパンの音楽とポーランド(8)ポーランドの苦悩と革命のエチュード

ピアノ演奏と講義でショパンを追いかける連続シリーズの第8話は、「ポーランドの苦悩」と、そのなかでショパンが作曲した「革命のエチュード」に焦点を当てる。シュラフタ(貴族)たちによる民主主義的な政治を実現したポーラン...
収録日:2022/10/13
追加日:2023/05/04
江崎昌子
洗足学園音楽大学・大学院教授

なぜ日本の「世界史」はいびつなのか…東洋史と西洋史の違い

モンゴル帝国の世界史(1)日本の世界史教育の大問題

「世界史はモンゴル帝国から始まった」――この言葉の背景には、日本の「世界史」教育の問題点がある。そもそも日本では明治以後、戦前まで、「(ドイツから見た)西洋史」と「(漢籍ベースの)東洋史」および「国史」(日本史)...
収録日:2022/10/05
追加日:2022/12/31
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員

「天下布武」に込められた室町幕府再興への織田信長の想い

天下人・織田信長の実像に迫る(3)「天下布武」と室町幕府再興

「天下布武」には、織田信長が武力をもって全国を平定しようとした勇ましいイメージが伴うが、実際は少し異なる。最近の研究では、実際に「幕府による天下再興を成し遂げる」という意思が込められていたことが解明している。上...
収録日:2020/03/17
追加日:2020/07/13
柴裕之
東洋大学文学部史学科非常勤講師

なぜ記録的な円安は起こっているのか?3つの構造要因

円安の構造的メカニズム(1)円高構造から円安構造への転換

記録的な円安が起こっている現在の日本。その要因はいったいどこにあるのか。それを理解するには、日本国内の問題に目を向けるだけでなく、諸外国の台頭を含めたグローバルな視点が不可欠である。多角的に分析することで見えて...
収録日:2022/11/15
追加日:2022/12/24
高島修
シティグループ証券 チーフFXストラテジスト

シャネルが人気ブランドとして成功した理由

ブランド戦略論をどう読むか(5)シャネルのブランド力

シャネルのブランドは、なぜあれだけ強いのか。ココ・シャネルの虚実入り交じる伝説を紐解きながら、シャネルがいかにしてブランドとして大成していったのかについて、中央大学ビジネススクール大学院戦略経営研究科教授の田中...
収録日:2018/01/15
追加日:2018/04/07
田中洋
中央大学名誉教授

多くの認知症の原因は「脳のゴミ」の蓄積

認知症とは何か(1)疾患の種類と対応

認知症は高齢化に伴ってますます増加しており、今後は「当たり前の病気」となる。国立研究開発法人国立長寿医療研究センター長寿医療研修センター長の遠藤英俊氏によれば、認知症に対する偏見をなくし、正しい知識を身に付ける...
収録日:2018/05/26
追加日:2018/09/01
遠藤英俊
元国立研究開発法人国立長寿医療研究センター 長寿医療研修センター長

「背広を着てビジネスがしたい」との思いから宅建取得

億万長者への道(1)お米屋さんから不動産業界へ

働く理由はさまざまあるが、「お金持ち大家さん」道を指南する株式会社三光ソフランホールディングス代表取締役社長・高橋誠一氏の回答は「お金儲け」と、すこぶる明快だ。お金があれば何でもできる。だから、扱う商品は高いほ...
収録日:2014/07/24
追加日:2015/06/11
高橋誠一
三光ソフランホールディングス株式会社 代表取締役社長

東大発スタートアップが増えている理由

スタートアップ流イノベーション(1)東大発の挑戦

人工知能(AI)やロボットなど、イノベーションの重要性が増しているが、イノベーションはどうすれば起こせるのだろうか。TomyK Ltd.代表で株式会社ACCESS共同創業者の鎌田富久氏は、スタートアップ支援を通じて、イノベーショ...
収録日:2018/05/14
追加日:2018/09/21
鎌田富久
TomyK Ltd.代表

ペリーと阿部正弘…黒船来航から15年で幕府が潰れた理由

幕末・維新史を学ぶ~英傑たちの決断(1)ペリー来航と阿部正弘の改革

ペリー来航という天下の一大事に対して、老中・阿部正弘は幕政改革を行い、挙国一致の政治を進めていった。それ以前の幕政は幕閣のみで重要な決定を行ったが、阿部は大名との協調と公論の重視を押し出したのだ。それはなぜか。...
収録日:2018/08/20
追加日:2018/11/01
落合弘樹
明治大学文学部史学地理学科専任教授

バカな発想に執着し実践する人がイノベーションを起こす

世界を変えた「フラッシュメモリ」(5)「硬骨の人」の真意

2004年、元東芝社員・舛岡富士雄氏が古巣・東芝を訴えたというニュースが飛び込んできた。フラッシュメモリの発明対価として約10億円を請求するという内容。しかし、舛岡氏の真意は、金銭より日本の技術者やものづくりを大切に...
収録日:2018/10/19
追加日:2019/01/15
佐々木健一
NHKエデュケーショナル シニアプロデューサー(TVディレクター

危機は一瞬にして起こりうる…現在の財政問題の核心とは

財務省の課題と役割を問う(2)財政危機がいかに起きるか

社会保障費の増加と新型コロナウイルスの影響により、日本の財政はこれまでにないほど拡大・悪化している。「MMT(現代貨幣理論)」が賛否を巻き起こす中、財政赤字の日本がこのまま国債に頼って借金ありきで突き進んでいった場...
収録日:2021/04/27
追加日:2021/07/28

松下幸之助が「勉強よりも掃除」と言った理由

松下幸之助の人づくり

志ネットワーク代表、「青年塾」主宰者として、日本の若者の志を育てる人間教育を生涯のテーマとする上甲晃氏。その教育の実践には、隅々に至るまで松下幸之助氏の言葉、そしてその言葉を受けて上甲氏が考え実行してきたことが...
収録日:2015/03/20
追加日:2015/04/06
上甲晃
志ネットワーク代表

精神科でいま一番の問題をwebアプリで解決!

うつ病治療最前線(3)多剤併用と「アン‐サポ」の可能性

ひもろぎGROUP理事長・東邦大学薬学部客員教授の渡部芳德氏が治療の現場でいま一番問題としているのが多剤併用だ。そこで渡部氏は、多くの精神科医の善意と努力を無駄にせず、患者も治療を励みにできるようにとwebアプ...
収録日:2015/09/03
追加日:2015/11/12
渡部芳德
介護老人保健施設ひもろぎの園 創設者

読み手の琴線に触れる技術が失われてきている

真山仁の小説論(1)想像力と技術の不足

活字離れが叫ばれる昨今の日本だが、書き手側にも問題があると、『ハゲタカ』シリーズ(2018年7月19日よりテレビ朝日系列でドラマ化)の著者である小説家・真山仁氏は語る。それは、いったいどういうことなのか。真山氏が、「想...
収録日:2018/04/10
追加日:2018/07/12
真山仁
小説家

木はレンガと一緒――このやわらか発想が鍵!

森と都市の共生~木材活用の豊かな社会(4)西欧で木造建築が進化する理由

東京大学生産技術研究所教授・腰原幹雄氏による、木造建築を知り・考えるシリーズ講話第4話目。今回は、多くの足かせゆえに、なかなか木造の可能性を広げられない日本と、どんどん高層の木造建築を建てている西欧の違いについ...
収録日:2015/11/19
追加日:2016/04/28
腰原幹雄
東京大学生産技術研究所 教授

犬は人間より道徳的には圧倒的に優れている

東大ハチ公物語―人と犬の関係(5)「返礼モデル」の提案

環境破壊をせず、戦争をせず、過去に固執せず、自らの現状を潔く受容し、最後は静かに死んでいく犬たち。犬と人間を比較すると、「犬の高潔さが、道徳的には圧倒的に優れている」と東京大学大学院人文社会系研究科教授・一ノ瀬...
収録日:2017/04/04
追加日:2017/06/17
一ノ瀬正樹
東京大学名誉教授

人間力の大前提は世のため人のために生きること

人間力をつけるために(1)世のため、人のために生きよう

「人間力をつけるための大前提は、世のため人のために生きることである」―そう語る経営コンサルタントの浜口直太氏は学生時代、勉強が苦手であることに悩まされたという。しかし、松下幸之助の言葉に出会い、アメリカに行くこと...
収録日:2018/03/19
追加日:2018/05/23
浜口直太
国際経営コンサルタント

熱を電気に変える新素材「カーボンナノチューブ」とは何か

教養としてのナノテクノロジー(8)ナノの力で熱を電気に変える

身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながれるIoT時代の到来は、私たちにこれまでにない便利な生活をもたらしてくれる。しかし、それは同時に膨大な量のセンサーや電気エネルギーを必要とするものでもある。そこで注目さ...
収録日:2021/03/29
追加日:2021/09/09

焼失した法隆寺を再建したのは誰か? 歴史の謎に迫る!

法隆寺は聖徳太子と共にあり(5)法隆寺最大のミステリー

法隆寺には未だに多くの謎が残されている。その中で最大のミステリーは、「誰が消失した法隆寺を再建したのか」というものだ。法隆寺管長・大野玄妙氏によれば、聖徳太子の行ったある行為が、法隆寺再建のカギとなった。そして...
収録日:2016/03/09
追加日:2016/10/29
大野玄妙
法隆寺第129世住職、聖徳宗第6代管長

Airbnbはなぜこの短期間に急成長できたのか?

サービソロジーと経営~サービスイノベーション(9)持続的サービスイノベーション

産業戦略研究所代表の村上輝康氏が、サービソロジーによるサービスイノベーションの事例を紹介していく。最終話の今回は「持続可能なサービスイノベーション」として、airbnbを取り上げる。(全9話中第9話)
収録日:2017/10/12
追加日:2017/12/01
村上輝康
産業戦略研究所 代表 

2021年度入試からスタートする大学入学者選抜改革とは

教育改革で何が変わるのか~2020年改革の解説(4)大学入学者選抜の改革

大学入学者選抜改革では、新しく提示された「学力の3要素」をいかに評価するかがポイントとなっている。重要なのは、現時点で生徒・学生が受け身になっている学びの姿勢を、主体的・能動的なものに変えていくために、適切な選抜...
収録日:2019/10/28
追加日:2019/12/20
小林浩
リクルート進学総研所長・カレッジマネジメント編集長

『古代中国の24時間』英雄だけでなく無名の民に注目!

古代中国の「日常史」(1)日常史研究とは何か

古代中国といえば、三国志のような興亡史や、その中心で活躍した武将の名前が連想されることが多いだろう。しかし、激しい戦乱の陰には一般市民の変わらない生活があった。様々な史料を手がかりに名もなき人々の生活実態を調査...
収録日:2022/09/09
追加日:2023/02/05
柿沼陽平
早稲田大学文学学術院教授

なぜ持病を持っている人は重症化しやすいのか

免疫の仕組みからポストコロナ社会を考える(11)インフルエンザとの比較

行動様式の変容は、今後の新型コロナウイルス対応において最も重要な点であり、これを徹底すれば多くの活動は再開できるだろう。しかし、ウイルスが消滅したわけではない。季節性インフルエンザと似ているようだが、慢性的な炎...
収録日:2020/06/04
追加日:2020/07/02

小泉純一郎元総理が「脱原発」へと考えを変えた理由とは?

トモダチ作戦を忘れるな(1)原発容認から脱原発へ

元内閣総理大臣・小泉純一郎氏、東京大学第28代総長・小宮山宏氏、慶應義塾大学名誉教授・島田晴雄氏による、豪華鼎談が実現した。第1回は、小泉氏が現在心血を注いでいる「トモダチ作戦」の支援へとつながる契機についての話だ...
収録日:2016/10/24
追加日:2017/02/04

「サステナビリティ学」はお金やモノ以外の幸せを考える

サステイナビリティ学とは何か

2005年、東大初の分野横断的組織として創設されたのがサステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)だ。3つのSは、System、Sustainability、Scienceの頭文字であり、地球・社会・人間という3つのシステムの統合による持続型社会の...
収録日:2015/11/27
追加日:2016/02/25
住明正
理学博士

市価2億円!網走沖合でイバラガニモドキの大群に遭遇!

「ツナサンド」の日本近海調査(2)北海道沖の水産資源

深海を連続撮影しながら航行できる自律型海中ロボット「ツナサンド」。学術調査に貢献しているのはもちろん、産業・ビジネスに直結する画期的な成果を上げている。北海道区水産研究所と共同で行った水産資源調査で、彼らが見つ...
収録日:2016/05/17
追加日:2016/11/02
浦環
東京大学名誉教授

後醍醐天皇の鎮魂物語だった『太平記』改訂の秘密

『太平記』に学ぶ激動期の生き方(2)『太平記』の複雑な成立過程

人物の評価が一面的である『平家物語』に比べ、登場する人物のさまざまな側面を描き出している『太平記』。そのような特徴を持つに至った大きな原因は、その複雑な成立過程にあった――。いかにして『太平記』は出来上がっていっ...
収録日:2020/08/26
追加日:2020/11/08
兵藤裕己
学習院大学名誉教授

宇宙ビジネスでイノベーションを起こすには基礎科学が重要

宇宙ビジネスの現在と未来(2)基礎科学の重要性

基礎科学がおろそかにされている――。そういった危機感に背中を押され、株式会社ALE(エール)が実用化を目指す人工流れ星。そして、社長の岡島礼奈氏は「宇宙ビジネスは大きくなるしかない領域だ」という。このプロジェクトが実...
収録日:2019/09/10
追加日:2019/11/28

刀匠になるには5年間の修行が必要

刀匠・松田次泰に聞く―私の刀工修行(1)刀鍛冶を志す

40年間刀鍛冶として本物の刀づくりを追求してきた刀匠・松田次泰氏だが、そもそもなぜ刀鍛冶になったのか。若い頃を振り返りながら、刀づくりへの想いとその苦労、そして若者たちへ日本の伝統工芸を伝承していくことについて語...
収録日:2017/03/22
追加日:2017/12/09

元号を使う国は日本だけ…その意義と制定時の6つの留意点

元号とはなにか(5)元号の本質と将来の展望

かつて中国の制度を取り入れて始まったのが日本の元号だが、今や元号を使用する国は世界中で日本だけとなっている。第二次世界大戦後、連合国の占領時代には元号廃止論を唱える動きもあった。シリーズ最終話では、元号の本質を...
収録日:2018/09/13
追加日:2018/11/27
山本博文
元東京大学史料編纂所教授

戦国時代とは何か?意外と知らない戦国大名と国衆の関係

戦国大名の外交、その舞台裏(1)戦国大名という地域国家

戦国時代とは、主たる政権が不明確で、多数の戦国大名によって分裂した地域国家の時代である。そこにおいて重要だったのは、それぞれの戦国大名に服属していた国衆の存在である。この国衆の動向は戦国大名同士の「外交」にどの...
収録日:2019/06/13
追加日:2020/01/21
丸島和洋
東京都市大学共通教育部 人文・社会科学系 教授

生涯にわたる口腔ケアは人類に健康・幸福をもたらす

「噛める」ことこそ、健康維持の要点(2)脳の活性化

噛んで食べ、咀嚼することは、脳に良い影響をもたらすことが最新の研究で分かってきた。物をよく噛むことで、さまざまな脳神経が活性化し、認知症の予防にもなる。さらには、高齢化で増大する医療費問題に歯止めをかける手段に...
収録日:2019/11/14
追加日:2020/06/29
上濱正
日本顎咬合学会元理事長

西田幾多郎の思想を求め京大哲学科に集まった弟子たち

過去から未来へ、京都学派の役割(1)京都学派とは

京都には「哲学の道」がある。銀閣寺から若王子橋へ疎水に沿う小道で、西田幾多郎や田辺元らが散策したのが名の由来だ。西田門下に集まった京都学派の中枢をなした髙坂正顕氏の三男であり、戦後の国際政治学者・髙坂正堯氏を兄...
収録日:2014/07/18
追加日:2014/09/01
髙坂節三
公益財団法人 日本漢字能力検定協会 顧問

高齢者だけじゃない! 若年層にも腰痛が増えている

最新の腰痛医療(1)導入された二つの医療と慢性腰痛

「世界中で、3カ月以上続く慢性腰痛が増えています」と語るのは、福島県立医科大学理事長兼学長の菊地臣一氏だ。今、腰痛と腰痛治療の世界で何が起こっているのか。菊地氏が最新の情報や治療法、考え方を紹介する。(全2話中...
収録日:2016/01/25
追加日:2016/06/06
菊地臣一
福島県立医科大学 元・理事長兼学長

『日本 呪縛の構図』は日本に興味ある人に向けた日本入門書

日本 呪縛の構図~日本の重要性と懸念(1)本書を書いた理由(通訳版)

筑波大学名誉教授R・ターガート・マーフィー氏は40年に及ぶ期間を日本で過ごしたが、いったい彼には日本がどう映っていたのか。上梓した『日本 呪縛の構図』の内容を基に、日本の過去・現在そして将来像を語ってもらった。第1...
収録日:2016/12/06
追加日:2017/01/29
R・ターガート・マーフィー
筑波大学名誉教授

従業員の給料を削減した経営陣がボーナスもらっていいの?

「公益資本主義」の確立に向けて(1)「株主重視」の考え方と日本のとるべき道

TPP交渉を通じて米国に「株主重視」の実行を迫られる日本。一方で米国経済は「株主重視」によって荒廃。TPP交渉で注意が必要な米国の思惑とは何か。公益資本主義を説く原丈人が解説する。
収録日:2013/11/07
追加日:2014/02/24
原丈人
内閣府参与

論理に勝るのは空気?知っておくべき日本の特殊性

TOTOの北九州発グローバル戦略(2)実は海外でも稼ぐTOTOの「けじめ」

日本社会をコントロールしているのは、法律でも人でもない。では何か? 日本企業が海外へ進出するときに知っておくべき「日本の特殊性」とは? 実は海外でも稼いでいるTOTO株式会社の北九州発グローバル戦略。その根底に...
収録日:2014/09/18
追加日:2015/01/20
成清雄一
西日本工業大学常務理事・副学長

Pepperはヒト型ロボットなのになぜ脚がないのか?

「Pepper」の全て(1)ヒト型ロボット誕生の秘密

「Pepper」はヒト型ロボットなのに脚がない。また、色が白く、見ただけではどんなロボットなのかよく分からない。それはなぜか。ソフトバンクロボティクス株式会社プロダクト本部取締役本部長・蓮実一隆氏が、Peppe...
収録日:2016/03/15
追加日:2016/04/13
蓮実一隆
ソフトバンクロボティクス株式会社 取締役 CMO

団塊ジュニアの出産適齢期に働き方を変えないと日本沈没!?

経営戦略としての働き方改革(2)経済発展しやすいルール

2016年に女性活躍推進法が施行され、女性役員を大幅に増やしている企業もあるという。企業が人材をふるい落としていた時代は終了し、優秀な人材に選ばれる企業と選ばれない企業が二分化していくと考えられるからだ。株式会社ワ...
収録日:2017/02/21
追加日:2017/03/25
小室淑恵
株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長

LGBT問題の地域格差と日本の現状

LGBT生徒へのいじめと排除(1)実態調査で分かったこと

国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表の土井香苗氏が、日本の学校でのLGBTの生徒たちのいじめや排除に関する現状を、調査結果を踏まえ解説する。LGBTの子どもたちへのいじめの実態はほぼ予想通りではあったが、調査では...
収録日:2017/07/12
追加日:2017/08/01
土井香苗
国際 NGO ヒューマン・ライツ・ウォッチ 日本代表

日本の財政赤字の要因は「世界一弱い財務大臣」にある

少子高齢化と財政の役割(2)財政赤字の原因

明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授の田中秀明氏が日本の財政赤字の原因について、主要先進国と比較したデータなどをもとに分析、解説する。見えてきたのは、日本の財務大臣の権限、財政の透明性における問題点だ。予...
収録日:2017/07/28
追加日:2017/09/08
田中秀明
明治大学公共政策大学院専任教授

新潟市が農業体験施設アグリパークを作った理由

新潟発わくわく教育ファームの推進(1)取り組みの背景

新潟が、国内でも有数の農業が盛んな場所であることはよく知られている。そんな新潟でさらに持続可能な農業の発展を目指すべく、「新潟発わくわく教育ファーム」という取り組みを進めている。その背景には、農業への無理解に対...
収録日:2018/07/05
追加日:2019/03/30
伊藤充
新潟青陵大学 福祉心理こども学部 特任教授

クジラやイルカにある「浮いた骨」の正体とは

「海の哺乳類」の生き残り作戦(5)骨盤と舌骨の秘密

実際に骨の標本を見ながら、鯨類に見られる骨盤や舌骨の特徴などについて解説する最終話。クジラやイルカには、体から離れた「浮いた骨」があるが、その正体は骨盤の名残だという。どういうことなのか。陸の哺乳類とは異なる海...
収録日:2019/07/05
追加日:2020/05/19
田島木綿子
国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 研究主幹

高度経済成長期のすさまじい公害を日本は見事に克服!

日本が成し遂げた四つの偉業

「日本の若者に如何にして自信を持たせるか」ということは、「大人が何に自信を持っているのか」とほとんど等しい。自信を持つ根拠として、日本が明治維新後、さまざまな課題を克服し、成し遂げてきた四つの偉業について解説する。
収録日:2012/11/10
追加日:2014/05/31
小宮山宏
東京大学第28代総長

寄付行為に表れる社会貢献や人生観は日米でかなり違う

「公益資本主義」の確立に向けて(2)社会貢献や人生観、経済システムから日米の違いを読み解く

実体経済から金融経済へと移行した米国経済のなかで、いま何が起きているのか。社会貢献、人生観、経済システムから日米の違いを読み解く。
収録日:2013/11/07
追加日:2014/02/24
原丈人
内閣府参与

安倍内閣による「農業改革」「規制改革」の評価

農業改革と規制改革の進捗状況を評価する

国際競争力の資源として農業は欠かせない。その成長を阻むのが減反制度に代表される旧来の保護政策だ。産業競争力会議を核とした安倍内閣の農業改革や規制改革の進捗状況を島田晴雄氏が評価する。(島田塾第109回勉強会 島...
収録日:2014/01/14
追加日:2014/03/13
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

安倍首相を「右寄り」に見せているのは「歴史問題」

いまアメリカが日本に問う(1)靖国参拝と歴史・外交認識

安倍首相の靖国参拝は世界に衝撃を与えた。さらに側近が連発する問題発言、また「なぜ外国が口をはさむのか」と疑問を口にする若者たち。カーティス氏は、そこに日本ナショナリズムの象徴を見る。
収録日:2014/03/06
追加日:2014/03/17

ドバイやシンガポールに見る日本の経済成長の余地

日本経済の成長の本当の可能性はどこにどれほどあるのか

今後の日本経済の成長可能性を否定する論者は、高度成長期と対比して人口減少や高齢化を指摘する。だが、果たしてそれらは本当に経済成長を阻む要因なのだろうか?われわれが「失われた20年」で本当に失ってしまったものと、...
収録日:2014/01/14
追加日:2014/03/20
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

今こそ再生可能エネルギーの活用を本格化せよ!

岩盤既得権・規制分野の成長可能性(2)エネルギー

福島第一原発事故の影響により、深刻なエネルギーの状況下にある日本。現在、原発再開と代替エネルギー開発に向けて動き出しているが、課題は大きい。では、どうすればいいのか。その具体的方策を提示していく。(島田塾第10...
収録日:2014/01/14
追加日:2014/03/20
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

「対内直接投資」の数字が非常に低い日本

日本経済を元気にする~対内直接投資

安倍内閣で集中的に議論が進んでいる「対内直接投資」。海外から日本への直接投資を増やすことの重要性は、先進国での直接投資への伸びを見ても明らかである。日本経済活性化への鍵をなる「対内直接投資」について伊藤元重氏が...
収録日:2014/04/25
追加日:2014/05/01
伊藤元重
東京大学名誉教授

小国・日本に破れた屈辱が日中関係を複雑にした

中国近代化の真実~科挙と日清戦争(2)日清戦争の爪痕

日清戦争が中国に与えた衝撃と屈辱は想像を絶すると島田晴雄氏は指摘する。中国の文化に憧れ抜いた「属国」の裏切りを意味するからだ。その爪痕は中国の近代化に影を落としたのか、それとも動力源となったのか。(後編)
収録日:2014/03/04
追加日:2014/05/08
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

一番の問題は、歴史認識問題と政策決定プロセス

日本の外交を理解するための三つの質問(1)「安倍ファクター」はどれほど重要か

今、日本の外交が大きく変わろうとしている。それを理解するための大事な質問が三つあると語るジェラルド・カーティス氏。一つ目のテーマは「安倍ファクター」についてである。外交路線を決めるために安倍総理がどれほど重要な...
収録日:2014/04/18
追加日:2014/05/08

中国の真意は賛成でも反対でもない

日本の外交を理解するための三つの質問(3)中国は日米同盟をどう見ているか

日本の外交を理解するための三つの質問のうち、最後のテーマは、「中国と日米同盟」である。世界第二位の強国となった中国が日米同盟をどう見ているのか、それに対してどう対応しようとしているのかについて、ジェラルド・カー...
収録日:2014/04/18
追加日:2014/05/08

GPIFのポートフォリオの見直しのポイント

公的年金運用の基本姿勢を考える~GPIFの基本ポートフォリオの見直し~

巨額資産を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の基本ポートフォリオ見直し作業に注目が集まっている。より高い運用成績を求める声もある中、そのあるべき姿と現状について解説する。「植田和男の金融経済シリ...
収録日:2014/05/01
追加日:2014/05/08
植田和男
第32代日本銀行総裁

18年間赤字を続けた要因は「バランス」にあった?

ハウステンボス再生への戦略(2)失敗と経験に学ぶ

わずか1年で黒字転換を果たしたハウステンボスだが、それ以前の18年間は赤字を続けていた。その失敗についての分析とともに、澤田秀雄氏の戦略論に影響を与えた貴重な経験にも迫っていく。
収録日:2014/03/31
追加日:2014/05/16
澤田秀雄
株式会社エイチ・アイ・エス 最高顧問

日本はエリートを育てる意識づけが希薄

リーダーに必要な能力~ハーバードケネディスクールに学ぶ~

齋藤健氏曰く、欧米に比べて日本はエリートを育てる意識づけが希薄である。氏がハーバードケネディスクールで学んだエリート人材にとって最も重要なキーワードを核に、ハーバード流実践的トレーニングや日本の指導者育成につい...
収録日:2014/02/18
追加日:2014/06/05
齋藤健
衆議院議員 経済産業大臣

「ユニエイト」というあり方がウクライナの民族文化を醸成

ウクライナの宗教と民族の歴史(2)ギリシア・カトリック信仰と民族文化

ウクライナ語を話す西ウクライナ地方の住人には、独特なギリシア・カトリック(ユニエイト教会)信仰が深い。対立と弾圧を余儀なくされた彼らの間には「教会に対する戦いは、文化に対する戦いだ」との言い回しがある。その手掛...
収録日:2014/05/22
追加日:2014/06/05
山内昌之
東京大学名誉教授

ソニーからものづくりの力が失われてしまった

日本企業のグローバル戦略~外資系企業との比較(1)なぜソニーは苦しんでいるのか?

今、ソニーが苦しんでいる。日本を代表するイノベーション企業は、なぜものづくりの力を失ってしまったのか。そこには、今の日本企業が抱える問題が凝縮していると大上二三雄氏は分析する。その問題とは一体何なのか。
収録日:2014/04/11
追加日:2014/06/12
大上二三雄
MICG代表取締役

アジア在住の中国人は4千万人もいるのに日本人は40万人

日本企業のグローバル化を考える

最近、日本企業のグローバル化がホットなイシューになっている。重要なポイントは、日本人、日本文化がどうグローバル化していくのかであると語る大上二三雄氏。日本の社会文化がどのように形成されてきたのか、そのプロセスを...
収録日:2014/06/11
追加日:2014/07/24
大上二三雄
MICG代表取締役

なぜ土砂崩れが頻発するのか?林業先進国と日本の違い

プラチナ社会における林業

 国土の65パーセントが森で覆われている森林国日本。しかし、その林業の生産性は世界の林業先進国に大きな後れを取っている。「プラチナ構想」に基づく21世紀スマート林業の創生に向けた林業活性化の意味と三つの鍵を小宮...
収録日:2014/06/19
追加日:2014/07/25
小宮山宏
東京大学第28代総長

黒字申告割合が3割―日本の納税企業率の驚異的な低さ

法人税改革の三つの論点

日本企業の黒字申告割合は3割に満たない。国の歳出増大が続く中、法人税増収のための活路はどこにあるのか。国と企業、政治と経済の間に横たわる「法人税改革」に必要な三つの論点を曽根泰教氏が見抜く。
収録日:2014/05/28
追加日:2014/08/01
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

男性のがんの中で先進国ではナンバーワン、日本でも急増中

前立腺がんの治療・予防の最前線

今、日本で最も増えているがんは、前立腺がんである。それはなぜなのか。予防するにはどうしたらよいのか。現在はどのように治療しているのか。前立腺がんの治療・予防の最前線を泌尿器科医・堀江重郎氏が解説する。
収録日:2014/05/02
追加日:2014/08/07
堀江重郎
順天堂大学医学部・大学院医学研究科 教授

トルコ大統領選とISによるイスラーム国家の樹立

トルコ大統領選とISIL

10MTVではおなじみの歴史学者・山内昌之氏が、2014年6月22日から7月5日のトルコ研究調査から戻られた。クリミア半島と中東。今最も激震する両地域に挟まれているのが、トルコ共和国である。現地の報道機関や市民...
収録日:2014/07/17
追加日:2014/08/08
山内昌之
東京大学名誉教授

消費税率引き上げ後の消費の反動減は思った以上に厳しい

アベノミクスの正念場~東大日次指数から見る~

2パーセントの物価目標を導入した日銀。しかし、民間の予測とは大きな乖離があり、市場関係者は今、固唾をのんでその動向を見守っている。輸出や生産、賃金などの各指標の動向の解説とともに、速報性に優れる売上高や物価に係...
収録日:2014/08/05
追加日:2014/08/08
植田和男
第32代日本銀行総裁

「神皇正統記」は日本人のアイデンティティを問う書物

神皇正統記と日本人のアイデンティティ(1)日本国とは何か

中世の代表的な史論書として、後世の日本人の歴史観にも大きな影響を与えたと言われる『神皇正統記』。作者の北畠親房や本書の特徴、執筆の背景等について、山内昌之氏が解説する。シリーズ「日本の歴史書に学ぶ」第2弾(1/...
収録日:2014/03/27
追加日:2014/08/21
山内昌之
東京大学名誉教授

民主党は稀有な例! 今の選挙制度で野党の政権奪取は困難

野党再編(1)再編とは何か

「野党再編」と聞いて出てくるのは、「ないものねだり」と「見果てぬ夢」と語る曽根泰教氏。果たして野党再編とはそれほど困難なものなのか、2回に分けて考えていきたい。第1回目は「再編とは何か」。野党再編に必要なもの、...
収録日:2014/07/14
追加日:2014/08/28
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

『神皇正統記』の内容とは…3つの重要な要素

神皇正統記と日本人のアイデンティティ(2)正直・慈悲・決断

『神皇正統記』の歴史観・世界観を支えるのは「正直・慈悲・決断」の三要素である。この三つに照らした本書における北条泰時への評価や、承久の乱に対する解釈に触れつつ、建武の新政の挫折の原因について、北畠親房がいかなる...
収録日:2014/03/27
追加日:2014/08/28
山内昌之
東京大学名誉教授

ガザ地区のイスラエルとハマスの対立を3つの次元で考える

ガザ地区におけるイスラエルとパレスチナの対立(1)三つの次元の変化

多くの犠牲者を出して、今なお、戦火の絶えないパレスチナ・ガザ地区。イスラエルとパレスチナの問題は、なぜ根本的解決に至らないのか? 歴史学者・山内昌之氏が三つの次元でこの問題の深層に迫る。
収録日:2014/07/30
追加日:2014/09/04
山内昌之
東京大学名誉教授

ガザを統治するハマスはなぜ妥協なき戦いを続けるのか?

ガザ地区におけるイスラエルとパレスチナの対立(2)イスラエルの軍事作戦とハマスの政治的戦術

ガザ地区ではなぜ、恒久的平和はおろかしばしの停戦状態さえ維持できないのか? そこにはイスラエルの報復的軍事行為もさることながら、イスラエルとの交戦を高次の政治的意図をもって捉えるハマスの発想が大きく影響している...
収録日:2014/07/30
追加日:2014/09/08
山内昌之
東京大学名誉教授

ISの戦闘と第3次ガザ戦争では歴史的な意味合いが違う

ガザの悲劇、その反復の理由―新しい三つの変化

ハマスとイスラエルによる第3次ガザ戦争が続いている。しかし、この戦争がイスラエル南部国境の恒久的な安全保障の確立に成功するとは思えないと語る山内昌之氏。それは、イスラエルとパレスチナとの争いに新しい三つの変化が...
収録日:2014/08/20
追加日:2014/09/12
山内昌之
東京大学名誉教授

安倍・菅体制で官邸からのコントロールが相当利いている

内閣改造とは何か~安倍政権の内閣改造を分析・評価する~

地方創生や女性の登用を目玉として打ち出した2014年9月の安倍政権の内閣改造。曽根泰教氏が安倍政権の特徴を明らかにしつつ、今回の内閣改造を分析・評価し、内閣改造の本質を浮き彫りにする。
収録日:2014/09/11
追加日:2014/09/21
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

非国家的な世界主義者と非難された西田の思想とは?

過去から未来へ、京都学派の役割(3)ランケの考えと西田幾多郎の立場

「世界史的立場と日本」を世に問うた京都学派。その思想について考えるうえで、ドイツの歴史学者ランケと西田幾多郎の考え方、立場を押さえておきたい。彼らがそれぞれヨーロッパとアジア、そして日本という立ち位置からどんな...
収録日:2014/07/18
追加日:2014/09/20
髙坂節三
公益財団法人 日本漢字能力検定協会 顧問

安倍首相が掲げた「積極的平和主義」とは何か?

「積極的平和主義」とは何か(1)世界史と世界情勢

「積極的平和主義」とは、どんな意味なのだろう。それを知らずに、「良い・悪い」や「好き・嫌い」を表明しても始まらない。この言葉が生まれた背景を知るには、近現代の世界がたどった歴史と地政学的問題を、「一つながり」で...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/09/22
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

「選択と集中」―欧州と日本の事例

日本企業の「稼ぐ力」を創出するために(2)「選択と集中」の具体的事例

経済産業省〝日本の「稼ぐ力」創出研究会〟の座長も務める伊藤元重氏が、同会で実際に議論されている、グローバルな世界で競争する大手企業の具体的な事例について紹介する。日本の「稼ぐ力」の創出について考える上で必見の講話!
収録日:2014/09/08
追加日:2014/09/23
伊藤元重
東京大学名誉教授

天皇の系譜が直系で続かなかった理由とは?

神皇正統記と日本人のアイデンティティ(3)政治の成功に必要なこと

政治には何が必要か。そして、政治の成功に必要な要素とは何か。『神皇正統記』全編を貫く北畠親房の志や、王朝交替思想にも触れながら、彼が本書において密かに語ろうとしたこととは何かに迫る。シリーズ「日本の歴史書に学ぶ...
収録日:2014/03/27
追加日:2014/10/06
山内昌之
東京大学名誉教授

次の目標は中東におけるアメリカ最大の同盟国

「イスラム国」米イラク空爆~六つの背景とシリア情勢への対応~(前編)

イスラム国に対する米軍のイラク空爆開始からはや1カ月、事態は長期化の様相も呈し、出口が見えない。米欧、特にアメリカが軍事攻撃に打って出た六つの背景と、シリア情勢への対応について、山内昌之氏が鋭く分析する。(前編)
収録日:2014/09/18
追加日:2014/09/24
山内昌之
東京大学名誉教授

83%が憲法改正に賛成という驚くべきアンケート結果

衆院選後の安倍政権を読む~「14年体制」誕生の可能性と課題(1)首相が目指しているのは「憲法改正」

民主党を中心とした野党が弱体化する中、安倍総理は政局の選挙を成功させ、政権運営を強固なものにした。これを受けて、2015年以降の国内・国際政治はどう動くのか? 選挙総括から、TPPや憲法改正の見通しまでを一気通...
収録日:2014/12/18
追加日:2014/12/30

中選挙区制だった時代、日本に良き草の根民主主義があった

衆院選後の安倍政権を読む~「14年体制」誕生の可能性と課題(2)一党体制「55年体制」との大きな差異

長年日本の民主主義を愛し見守ってきたジェラルド・カーティス氏が、瀕死の日本民主主義に説く処方箋。55年体制に学ぶべきこと、野党・マスコミがなすべきこと、すなわち、国民と政治家が取り戻すべき「民主主義」の本来とは...
収録日:2014/12/18
追加日:2014/12/31

厄介なのは「難解な日本語」という壁

「移民問題」の要諦とは何か?

「移民」と聞いて、何をイメージするだろうか。工事現場の労働者? 外国人技能実習生の実態問題や違法移民? だが実はすでに相当数の外国人が日本で働いていて、社会を構成する重要なファクターとなっているという実態がある...
収録日:2014/10/09
追加日:2015/01/16
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

うつやほてり…男性ホルモン・テストステロン減少のせい?

「男性更年期」とは何か

最近、「男性更年期」という言葉を目にすることが増えた。男性更年期とは何か。なぜ起こるのか。どのような対策をすればよいのか。ホルモンの専門家・堀江重郎氏が語る。
収録日:2014/11/07
追加日:2015/01/13
堀江重郎
順天堂大学医学部・大学院医学研究科 教授

これからの主役は若者と女性。その理由とは?

デュポンから見た世界と日本(4)長期的なオンリーワン戦略で飛躍する日本企業

今後10年、20年を見据えたとき、日本企業は一体何を目指すべきなのか?強いビジネスを実現するための戦略と、そこでキーパーソンとなる新たな人材像とは。デュポン株式会社代表取締役社長・田中能之氏に聞いた。(全4話中...
収録日:2014/09/10
追加日:2015/01/15
田中能之
元デュポン株式会社取締役会長

真意はどこに? サウジアラビアの石油戦略の変化も要因

原油安と為替相場への影響(1)原油安の理由

2014年の後半から、世界的な原油安が注目されてきている。この価格下落はなぜ起きているのか。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が、現場の視点から三つの理由を解説する。(全4話中第1話目)
収録日:2015/01/06
追加日:2015/01/09
高島修
シティグループ証券 チーフFXストラテジスト

イノベーションが生まれやすい都市のサイズがある

TOTOの北九州発グローバル戦略(3)北九州市から本社を移さない理由

TOTO株式会社は、今も北九州市に本社を置き、そこから本社を移さないと公言している。それはなぜなのか。東京一極集中の時代に不便ではないのか。同社取締役常務執行役員・成清雄一氏が語る北九州市のメリットとは。(全5話中第...
収録日:2014/09/18
追加日:2015/01/21
成清雄一
西日本工業大学常務理事・副学長

高齢化社会の水まわりという社会課題への挑戦

TOTOの北九州発グローバル戦略(5)「ブランドを買う」ことを目的にしない理由

グローバル化といっても、日本人は日本人。「グローバル人」のパスポートというものを見たことがない。それぞれの国の国民であるから世界にも行ける。だから「まず日本」。「ブランドを買う」ことを目的にはしない。TOTO株...
収録日:2014/09/18
追加日:2015/01/23
成清雄一
西日本工業大学常務理事・副学長

クルド人とイスラム国(ISIL)…対立の経過と意味

イスラム国とクルド独立(2)イスラム国vsクルド~中東の新たな対決構図

イラクとシリアで戦闘を繰り広げるイスラム国によって国際的な表舞台に登場したのが「クルド問題」だ。トルコ、シリア、イラク、イランに四散して虐げられ反目し合ってきたクルド人は、厳しい戦いを通じて自らの存在と勢力を世...
収録日:2014/12/12
追加日:2015/01/22
山内昌之
東京大学名誉教授

イスラム国がもたらしたクルド独立国家への道

イスラム国とクルド独立(3)イスラム国がもたらしたクルド独立国家への道

中東におけるイスラム国とクルド民族の対決は思わざる波及効果を引き起こしていると、山内昌之氏は見る。それは、クルド人の反目を解消させ、イラク軍の腐敗を露呈させ、欧米を中心とする国際世論を揺るがす勢いとなっている。...
収録日:2014/12/12
追加日:2015/01/23
山内昌之
東京大学名誉教授

仏教を超え内面に向かう「啓蒙」へ! 朱熹が採った道とは?

東アジアにおける近代の啓蒙~儒教と近代(3)仏教から新儒教へ~朱熹と朱子学

宋代に朱熹が築いた「朱子学」とは、何だったのか。後に東アジアの近代的啓蒙に色濃く影響することになる宋代・明代の「新儒教」の発生以前にさかのぼり、儒教と啓蒙の絡まりをひもとく。(全4話中第3話目)
収録日:2014/10/07
追加日:2015/01/30
中島隆博
東京大学東洋文化研究所長・教授