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「運」の検索結果

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幸運の火打石――闇夜に不案内な土地を旅する者への忠告

『マカーマート』から読む政治家の運(4)幸運の火打石

時の運は決して持続的には働かない。運よく地位を上げた人も、次の瞬間は分からない。悲運に見舞われ挫折したリーダーをサポートすることこそ、人にとって「あらまほしき」ことなのだ。運が天から降ってくるのをただ待つよりも...
収録日:2024/10/02
追加日:2024/10/26
山内昌之
東京大学名誉教授

運の変化に逆ギレ!?運に恵まれた人に訪れる試練のとき

『マカーマート』から読む政治家の運(3)権力者を訪れる試練

法治国家の最高権力者は、政権を掌握したその日から権力を失うことを覚悟しなければならない。彼をその地位に導いたのは運であり、運の本質は気まぐれなものだ。『マカーマート』は万人に対し、「罪悪招く原因より身をば離るが...
収録日:2024/10/02
追加日:2024/10/26
山内昌之
東京大学名誉教授

日本政治史に残る大記録…5回目の挑戦で勝敗を分けたのは

『マカーマート』から読む政治家の運(2)リーダーの資質と時の運

政治家のように選挙で選ばれる人に毀誉褒貶はつきものだ。しかし、昨今の批判は若干的外れで、リーダーとしての資質を問う議論は少ない。「時の運」に支配される政治闘争においては、勝っても負けてもリーダーに必要なのは、仲...
収録日:2024/10/02
追加日:2024/10/19
山内昌之
東京大学名誉教授

石破新総裁誕生から考える政治家の運と『マカーマート』

『マカーマート』から読む政治家の運(1)中世アラブの知恵と現代の日本政治

人間とりわけ政治家にとって運がいいとはどういうことか。それを考える上で読むべき古典がある。それが中世アラブ文学の古典で教養人必読の書ともいえる、アル・ハリーリー作の『マカーマート』である。巧みなウィットと弁舌が...
収録日:2024/10/02
追加日:2024/10/19
山内昌之
東京大学名誉教授

偉大にして最後なる戦いが、人間の魂を待ち受けている

反生命論(10)反生命こそ人間の真の運命の躍動

古代ローマの哲学者プロチノスが「偉大にして最後なる戦いが、人間の魂を待ち受けている」という言葉を遺している。これは金属に移行していく人間が魂を取り戻したいなら、魂の戦いを戦い抜くしかないということである。愛も義...
収録日:2024/05/16
追加日:2024/09/27
執行草舟
実業家

「世界最大のモテ男にして勇気のある人間」の成功の秘訣

運と歴史~人は運で決まるか(7)西洋史で最も運を引き寄せた男

西洋史で最も運を引き寄せた男について紹介する今回。その人物は勇気も知性も兼ね備え、女性にも人気があり、世界有数の帝国をつくりあげた。しかし彼は、本当に「運」のみでそれらを成し遂げたのか。その内実に迫る。(2024年3...
収録日:2024/03/06
追加日:2024/05/30
山内昌之
東京大学名誉教授

勇気とは先天的か後天的か?西洋古典が答える大事な問い

運と歴史~人は運で決まるか(6)運と知はどちらが勝っているのか

古代ギリシアには、道徳を表す「アレテー」と運や運命を表す「テュケー」という言葉がある。それぞれ東洋における「仁」と「運」に近い言葉だが、ここで一つの疑問が出てくる。それは当時から西洋の人びとを悩ませてきた、「運...
収録日:2024/03/06
追加日:2024/05/23
山内昌之
東京大学名誉教授

EVが電気を運ぶ…モビリティの変化と非常時のレジリエンス

日本のエネルギー&デジタル戦略の未来像(6)モビリティとエネルギーの融合

現在、電気自動車(EV)の開発、普及が急速に進んでいる。それはつまり、道路上で車が電気を運んでいるということを意味する。これからのサステナブルな電力供給を考える上で、この状況は重要な意味を持っている。リアル空間の...
収録日:2024/02/07
追加日:2024/05/18
岡本浩
東京電力パワーグリッド株式会社取締役副社長執行役員最高技術責任者

徳川吉宗の政治顧問・室鳩巣が説く「運を磨く」ための方法

運と歴史~人は運で決まるか(5)「運を磨く」ことはできるか

江戸時代の剣術家にとって非常に大切な「運」があり、江戸時代の高名な儒学者で徳川吉宗の政治顧問だった室鳩巣は「武運を磨くことの大切さ」を説いた。そして、「運はどこから出てくるのか」という問いに対して、「運は天から...
収録日:2024/03/06
追加日:2024/05/16
山内昌之
東京大学名誉教授

全ては運か!?良い運を引っ張ってくるために心がけること

運と歴史~人は運で決まるか(4)「全ては運で決まる」という疑問

「全ては運で決まる」という考え方がある。しかし、この見方に疑義を唱える山内氏。歴史を振り返ってみれば、「運をつかんだ」といえるケースでは、確実に運をつかむ、あるいは味方につけるための方法が見えてくるからだ。では...
収録日:2024/03/06
追加日:2024/05/09
山内昌之
東京大学名誉教授

お金より大事なもの…Yコンビネーターとの幸運な出会い

サム・アルトマンの成功哲学とOpenAI秘話(3)Yコンビネーターとは何か

AI時代の寵児となったサム・アルトマン。その起業家人生を語る上で、Yコンビネーターとの出会いは欠かせない。前例の少ない先駆的な分野に打って出る起業家にとって、ノウハウやアドバイスを得られる場は貴重だが、サム・アルト...
収録日:2024/03/13
追加日:2024/05/03
桑原晃弥
経済・経営ジャーナリスト

幸運と不運はあざなえる縄のごとし…非行少年の運と実力

運と歴史~人は運で決まるか(3)幸運と開運

「幸運」と似た言葉に「開運」があるが、この二つは歴史的にみると少し違うと山内氏は語る。かつて或る国に非行少年だったが運にめぐまれて宰相に上り詰めた男がいたが、彼は本当に幸運だったのか。そもそも幸運とは何か。また...
収録日:2024/03/06
追加日:2024/05/02
山内昌之
東京大学名誉教授

運も実力のうち!?小早川の寝返りを生んだ黒田長政の好運

運と歴史~人は運で決まるか(2)運に恵まれるにはどうすればいいか

普通の人間の「運」については、どう考えればいいのだろうか。例えば、日本において消費文化が花開いた江戸時代、11代将軍・徳川家斉の治世には、庶民が「運がめぐってこない」ことを皮肉った狂詩があった。運には「めぐりあわ...
収録日:2024/03/06
追加日:2024/04/25
山内昌之
東京大学名誉教授

歴史における「運」とは?ソクラテスの「運」から考える

運と歴史~人は運で決まるか(1)ソクラテスが見舞われた「運」

歴史における「運」とはどういうものだろうか。例えば、富裕と貧困という問題について、「運」で決まるのか、あるいは「運」とは異なる努力、教養、道徳などの要素で決まるのかという点でも、思想家たちの考え方は分かれる。第1...
収録日:2024/03/06
追加日:2024/04/18
山内昌之
東京大学名誉教授

量子分野をはじめ最先端技術の研究へ、鍵は独自資金の確保

東京大学の新たな挑戦(5)産学協創と新しい財務運営

東京大学は量子コンピューティングの分野で、シカゴ大学とIBM、シカゴ大学とグーグルという2つのアライアンスにサインを行い、また日立製作所などと産学協創という組織間の連携を行っている。こうして最先端の技術分野の研究を...
収録日:2023/11/20
追加日:2024/03/27

自分探しの旅ではダメ、自分の使命は毎日の生活で見つかる

経営者の運と使命(3)自らの使命を見つける

自分はなぜ生まれてきたか。その答え、すなわち天命に出会うということが人生で一番幸せなことではないか。そう語る平林氏。そのためにはどう行動すればいいのか。そのヒントは「世の中は単純なのだ」という船井幸雄氏の言葉に...
収録日:2023/11/21
追加日:2024/03/19

自分は先祖の代表として世の中に何ができるかが「天命」

経営者の運と使命(2)天命と先祖がもたらす運

ツキの管理では「天命」と「先祖」への意識が重要になってくるが、そのことに平林氏が気づかされたのは60歳で第一線を退いた時だった。そこで始めたのが「富士山を世界遺産にする」ための活動である。いったいどういうことなの...
収録日:2023/11/21
追加日:2024/03/12

リーダーは常に高い位置に運気を持っていかねばいけない

経営者の運と使命(1)「ツキの管理」とは何か

企業経営のような不確実性の高い営みは、しばしば「運」の要素を用いてその成否が語られる。一般的には、コントロールできないと思われている「運」だが、(株)船井財産コンサルタンツなどを設立した経営者・平林良仁氏によれ...
収録日:2023/11/21
追加日:2024/03/05

「和歌みくじ」で運をつかむ…現代に息づくおみくじの知恵

おみくじと和歌の歴史(5)現代の和歌みくじ

明治時代に入り、おみくじは大きな転換期を迎える。神仏分離令を契機に、江戸の歌占とは違う新しい和歌みくじが作られるようになるのである。その流れで現代に至るわけだが、注目したいのが明治神宮の和歌みくじだ。神道学研究...
収録日:2023/11/10
追加日:2024/01/17
平野多恵
成蹊大学文学部日本文学科教授

物価も賃金も2%上昇する社会へ…資産運用に敏感な動きが

インフレ社会への転換と日本経済の行方(1)値上げの問題と財政への影響

日本は今、物価も賃金も2パーセント上昇する社会へと移行しようとしている。30年近く続いたデフレの間、国民にはデフレマインドが定着し、値上げができないままでいたが、2022年の後半から3パーセントを超えるような水準でイン...
収録日:2023/11/01
追加日:2023/12/12
伊藤元重
東京大学名誉教授

親ガチャと学生運動と桃太郎…葛藤なき家族のニヒリズム

『「甘え」の構造』と現代日本(7)桃太郎の鬼退治と「親ガチャ」

1970年代当時、過激化する学生運動を「桃太郎の鬼退治」という側面で捉えた土居健郎氏の『「甘え」の構造』。なぜ学生運動が鬼退治に似ているのか。その理由として挙げられているのは、「家父長的」な親の権威と「反抗期」「思...
収録日:2023/03/13
追加日:2023/07/08
與那覇潤
評論家

市場予測のポイント…短期・中期・長期の視点と歴史的洞察

資産運用の思考法…経済や市場の動きをどう読むか

資産運用は身近なテーマだが、実際の運用において何を判断材料にすればいいのかを知る機会は少ない。養田功一郎氏は、その時の短期的な社会情勢や経済状況を見ていればいいというわけではないと語る。短期、中期、長期の3つの視...
収録日:2023/06/05
追加日:2023/07/02
養田功一郎
三井住友DSアセットマネジメント株式会社 執行役員

学生運動はなぜ暴走したのか?「加害と被害」意識の関係

『「甘え」の構造』と現代日本(6)日本人の被害的心理と社会運動の過激化

『「甘え」の構造』が出版された1971年は、学生運動が盛んな時期だった。その中で、あさま山荘事件など過激化する社会運動の背景として深く関わっているのは、日本人が抱く被害的心理ではないか。その点について、本書の中で著...
収録日:2023/03/13
追加日:2023/07/01
與那覇潤
評論家

派閥解体をめざす党風刷新運動の挫折…不遇から大蔵大臣へ

福田赳夫と日本の戦後政治(5)党風刷新運動の失敗と佐藤栄作政権

池田勇人政権の方針との食い違いが顕著になり、政調会長を辞職した福田赳夫。その後、自民党の派閥政治を改めるために「党風刷新運動」を展開したが、それも失敗に終わる。キャリアにおいて「冬の時代」を迎えた福田だったが、...
収録日:2022/09/29
追加日:2023/06/09
井上正也
慶應義塾大学法学部教授

喜ばせて撤回するのは最悪…トップは口を出さず最後まで聞く

徳川家康と貞観政要(8)『詩経』の教えと日本の国家運営の形態

いつの時代も税についての関心は高い。平和で安定した世の中を運営するには必要であっても、重税を強要すれば社会の暗黒化を招くこともある。『貞観政要』では税の公平性とトップのあり方について学ぶことができる。これを読ん...
収録日:2020/01/11
追加日:2023/04/30
田口佳史
東洋思想研究家

民を守り、公平に運用せよ…家康が力を入れた法整備とは

徳川家康と貞観政要(5)法整備の重要性

教育以外にも治政において重要なものは他にもある。徳川家康も太宗も非常に力を入れたのが法整備、つまり法律である。民のための法律をつくり、それを正しく運用してこそ平安の社会が築ける。今回の講義では、太宗と家康の法政...
収録日:2020/01/11
追加日:2023/04/09
田口佳史
東洋思想研究家

自由党への葛藤と決断――政治家・岸にとって最大の転換点

岸信介と日本の戦前・戦後(5)国民運動の挫折と自由党入党

日本の将来を見据えてあるべき政治体制を模索してきた岸信介は、戦時中から政治活動の基盤となる組織形成に尽力していた。しかし、戦後、A級戦犯処分を受け、不起訴で釈放となるもしばらく隠遁生活を送ることになる。その後、国...
収録日:2022/09/02
追加日:2023/03/18
井上正也
慶應義塾大学法学部教授

スーッと流れる道を行く…「運命を受け入れる」とは?

勢いと余白(9)生命的自由、運命、逆遠近法

生命は表現しようとすると、嫌味になる。だからそれを表現するのは難しい。だが、コシノ芸術はそれが本当に綺麗に表わされている。コシノ芸術とは、人間賛歌であり、生命的自由の賛歌なのである。そのコシノ芸術の特長は、コシ...
収録日:2022/10/06
追加日:2023/02/10

なぜプラトンの『国家』に「エルの物語」が必要だったのか

ギリシア神話の基本を知る(4) ギリシア人が考える「運命」

人間は「運命」が定まっているとギリシア人は考えていた。ギリシア神話の中には、人間が運命を定められる様子を描いた物語があり、それはプラトンの『国家』の最後にソクラテスが語る「エルの物語」というエピソードとして語ら...
収録日:2022/03/29
追加日:2022/09/08
鎌田東二
京都大学名誉教授

2代将軍・源頼家と「比企の乱」…政子の苦渋の決断とは

鎌倉殿と北条氏(6)源頼家と母・北条政子の関係と悲運

『吾妻鏡』によると、北条政子は息子である2代将軍・源頼家に対して冷酷な母だったとされるが、はたしてそうなのか。また近年、「鎌倉殿の13人」による合議制は頼家の将軍権力を補佐する制度だと考えられるようになったことなど...
収録日:2021/11/08
追加日:2022/02/13
坂井孝一
創価大学文学部教授

平賀源内の登用や重商政策で時流を捉えた田沼意次の不運

徳川将軍と江戸幕府~家重、家治、家斉編(4)田沼意次の重商政策と不運

10代将軍・徳川家治に仕えた田沼意次は、重商政策と開国政策を進めるなど時代の変化を捉えた斬新で革新的な頭脳の持ち主だった。にもかかわらず、彼の評価はあまり良いとはいえない。それは優秀なビジョンをもちながらも、タイ...
収録日:2020/12/14
追加日:2022/02/05

この大変な時期に、日本人として「知らない」では済まない

天皇のあり方と近代日本(7)「運を天に任せる」は無責任

今、政府のさまざまな会議も、皇室のあり方について、根本的に考えるところまで踏み込んでいないように見える。しかし、もはや時間的な余裕はない。「運を天に任せる」では無責任なところにまで来ている。皇族のご行跡が表に出...
収録日:2021/11/02
追加日:2022/01/27
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

選挙運動にも利用されていた剣闘士興行

江戸とローマ~花見と剣闘士(3)剣闘士興行と戦車競走

剣闘士興行は円形闘技場で行われていたが、そのための施設がローマ帝国内に300ほどもあったといわれる。また、戦車競走は年に十数回、剣闘士興行は春秋の数十回。開催日は祝日となり、庶民は心待ちにしていたという。主催者は皇...
収録日:2021/05/24
追加日:2021/11/29
本村凌二
東京大学名誉教授

パワハラされても、いじめられても「すべて自己責任」

「葉隠武士道」を生きる(3)運命に立ち向かうのが人生

現代社会の多くの人が抱える悩みが「人間関係」である。「パワハラ」や「いじめ」はその典型的な事例だろう。だが、正しい生き方は「自分に与えられた運命」から逃げず、立ち向かうことである。パワハラされたとき、いじめられ...
収録日:2021/04/08
追加日:2021/07/23
執行草舟
実業家

田中新兵衛とリヒトホーフェンが教える「美しい生き方」

「葉隠武士道」を生きる(2)「自己責任」と「運命への愛」

武士は刀を抜くべき場所で抜かなければ「武士道不心得(ふこころえ)」と後ろ指をさされ、お家断絶にもなりかねなかった。逆に、刀を抜いてはいけない場所で抜いても「お家断絶」である。時と場合を、絶対に間違えない「覚悟」...
収録日:2021/04/08
追加日:2021/07/16
執行草舟
実業家

注目すべきは2027年、「建軍100年」の中国から目を離すな

対中国戦略・日本の決定的な決断(6)命運握るインド太平洋地域

今後の対中国戦略を米国とともに考える上で、日本にとって重要なのはアジア諸国に対する姿勢である。「インド太平洋地域」と呼ばれるようになったアジアには、その姿勢いかんで米中関係の帰趨を決するような国々が存在する。と...
収録日:2021/04/23
追加日:2021/06/23
中西輝政
京都大学名誉教授

AIによる運用自動化で人手不足の解消を目指す

Beyond5G・6Gで進む情報通信の民主化(9)今後のローカル5G予測その3

ローカル5Gの運用に関して、AIによって自動化できれば、コストの削減と同時に人手不足の解消にもつながると中尾氏は話す。そこで、通信領域でのAI活用研究としてコンテストを実施するなど、いろいろな取り組みが行われているの...
収録日:2021/01/27
追加日:2021/05/12
中尾彰宏
東京大学 大学院工学系研究科 教授

自動運転はビジネスとして成立するか、タクシーで実証実験

「自動運転の民主化」が生み出す近未来の社会(5)ビジネスとして成立するために

自動運転技術を一社で実用化にまで持っていくのは負担が大きいため、TierIVはオープンソースの可能性に注目している。つまり、技術を公開し、さまざまな技術をそこに上乗せしていくことで、迅速な開発を可能にしようという考え...
収録日:2020/11/25
追加日:2021/04/29
加藤真平
東京大学大学院情報理工学系研究科 特任准教授

自動運転バス「e-Palette」など公園内での実用化は目前

「自動運転の民主化」が生み出す近未来の社会(4)自動運転実用化への道筋

短期的な自動運転の実用化という視点で見ると、工場内の物の移動の自動運転や、公園内での人の移動の自動運転など、用途や環境を限定した状況での実用が最初のステップとして考えられている。最近ではトヨタ自動車が自動運転バ...
収録日:2020/11/25
追加日:2021/04/22
加藤真平
東京大学大学院情報理工学系研究科 特任准教授

ディープラーニングによる予測で自動運転の安全性を高める

「自動運転の民主化」が生み出す近未来の社会(3)自動運転を支える技術

自動運転とは、人間が運転する際に行っている認知、判断、操作を機械に代替させる技術である。そのために、基本ソフトウェアという機能が搭載される。カメラやセンサーによって得られた情報を、「ライダー」と呼ばれるソフトウ...
収録日:2020/11/25
追加日:2021/04/15
加藤真平
東京大学大学院情報理工学系研究科 特任准教授

自動車教習所でも応用可、人手不足を解決する自動運転技術

「自動運転の民主化」が生み出す近未来の社会(2)自動運転技術の利用例

自動運転は現在、開発から社会実装へ移行しつつある段階で、具体的には過疎地や郊外での人の移動から、屋内での人の移動などに利用できる技術開発を行っている。特に完全に無人化した自動運転技術の開発を目指す点で、人手不足...
収録日:2020/11/25
追加日:2021/04/08
加藤真平
東京大学大学院情報理工学系研究科 特任准教授

1942年に米潜水艦の魚雷で沈没した大洋丸の数奇な運命

戦時徴用船の悲劇と大洋丸捜索(2)大洋丸の数奇な運命

1942年5月、多くの民間人を乗せた大型客船大洋丸は、長崎沖でアメリカの潜水艦によって撃沈された。この大洋丸は、太平洋戦争開戦直後に沈没するまで、日本のさまざまな歴史に関わり続けた。大洋丸の足跡から見える興味深い日本...
収録日:2020/02/28
追加日:2021/04/03
浦環
東京大学名誉教授

ディープテックのシンボルとして自動運転の民主化を目指す

「自動運転の民主化」が生み出す近未来の社会(1)自動運転の民主化と大学発べンチャー

「自動運転はディープテックの一つのシンボルではないか」――ディープテックとは、それが実現されれば社会が変わるものを総称した呼び方だが、自動運転はそれぐらい大きな社会的インパクトを与えるテクノロジーだということだ。...
収録日:2020/11/25
追加日:2021/04/01
加藤真平
東京大学大学院情報理工学系研究科 特任准教授

認知機能を高めるのに必要なのは脳トレではなく有酸素運動

「怒り」の仕組みと感情のコントロール(5)認知能力の鍛え方

近年、「脳トレ」という脳の認知機能向上を目指したトレーニングが話題となっているが、これまでの研究の結果、脳トレが日常の生活に必要な能力の向上に寄与することはほとんどないことが分かっている。むしろ、ウォーキングな...
収録日:2020/11/10
追加日:2021/03/24
川合伸幸
名古屋大学大学院情報学研究科教授

アメリカの排日運動に「国民外交」で挑んだ渋沢栄一の努力

曾孫が語る渋沢栄一の真実(6)日本とアメリカにかける橋

渋沢栄一の事績として日米親善事業は欠かせない。栄一はあくまで民間の立場を守りつつ、「世界の中の日本」の位置を正確に弁える人だった。アメリカ人実業家とは特に深く親交を結び、青淵文庫に招くことも多かったが、時代の波...
収録日:2020/10/14
追加日:2021/03/08
渋沢雅英
渋沢栄一曾孫

『宇宙の5つの時代』に書かれた宇宙の運命と熱的な死

「宇宙の創生」の仕組みと宇宙物理学の歴史(11)宇宙の運命と5つの時代

宇宙は最近再び加速膨張を始めたということが明らかになった。そして、暗黒エネルギーが実際にあるということが証明されたのである。この発見から、宇宙膨張は永遠に続くということが分かったのだが、宇宙はいったいどこに向か...
収録日:2020/08/25
追加日:2021/02/20
岡朋治
慶應義塾大学理工学部物理学科教授

革命運動で兄を失ったレーニンの情念と精神的強さ

独裁の世界史~ソ連編(1)ロシア革命とレーニン

1917年のロシア革命から百年以上がたつ。史上初の社会主義国家ソビエト連邦は、第二次大戦後アメリカの率いる資本主義陣営と勢力を二分した。革命の指導者だったレーニン、その後に続くスターリンは独裁史上、いかなる役割を担...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/02/12
本村凌二
東京大学名誉教授

徳川家康が高い教養を修得できた人質時代の幸運な出会い

徳川将軍と江戸幕府の軌跡~家康編(2)海外への認識と基礎教養

江戸幕府には外国との窓口として、対馬口、長崎口、琉球口のほかに松前口があった。松前口は弘前などを中心とする陸奥国にあり、そこから広がる北方地域を松前藩として幕藩体制に組み込んでいった。このことは、徳川家康が海外...
収録日:2019/12/26
追加日:2021/01/16

抗議運動にも脅迫状にも、絶対折れなかった精神の根幹とは

渡部昇一に学ぶ教養と明朗(5)勇気を持つには何が必要か

激しい論争にも臆せず突き進み、反対派の抗議運動の闘士たちに、大学での講義で毎時間突き上げられても絶対に折れなかった渡部昇一先生。自宅にも脅迫状や電話が舞い込んでくる。しかし渡部昇一先生は、自身の心の中で『菜根譚...
収録日:2020/09/09
追加日:2020/11/06

トランプ支持者の一部が「フェイク陰謀論」に熱狂する理由

Qanonとは何か?(1)大統領選にも影響を及ぼす草の根運動の正体

 2020年の大統領選挙にも影響を与えるトランプ支持の「草の根運動」、それがQanon(QAnon、Qアノンとも表記)である。これは「オルタナ右翼(=オールタナティブ右翼=既存のアメリカ保守層とは「別」の右派思想。反エスタブ...
収録日:2020/10/07
追加日:2020/10/18
東秀敏
米国安全保障企画研究員

「本当の愛」に基づくイメージは絶対に現実化する

渡部昇一に学ぶ教養と明朗(2)運命への愛と夢の実現

 渡部昇一先生は、「運命を愛する」人間であった。だが同時に渡部昇一先生は、若い頃、大島淳一名義で翻訳していたジョセフ・マーフィーの『眠りながら成功する――自己暗示と潜在意識の活用』が唱えていた「イメージすることに...
収録日:2020/09/09
追加日:2020/10/16

人知を超えた存在である神との一体化を示す「運の強さ」

日本文化を学び直す(3)日本的を自覚する

古代の日本人には、人知を超えた自然の力と一体化する能力が備わっていた。圧倒的な力を持つ見えない存在・神を感じ、神との一体感を求めて祭祀を行ったのだ。見えざる自然、神の力をアニマ、霊力として認識する。これが神道の...
収録日:2020/02/05
追加日:2020/09/30
田口佳史
東洋思想研究家

ハーディングと原敬を失ったのは日米にとって大きな損失

ハーディングとトランプ~100年前の米大統領選を読む(6)日米にとっての不運

ハーディングは、第一次世界大戦後の世界における最大の脅威を、日本とイギリスだと見なしていた。日本はこの転換を理解できずに、アメリカと疎遠になっていく。原敬は、ハーディングと似たような経歴を持ち、アメリカの転換を...
収録日:2020/06/11
追加日:2020/09/24
東秀敏
米国安全保障企画研究員

「理念によるマネジメント」で運命を切り拓く

真のやる気とは何か(7)真のやる気は「根っこ」から

宿命の「汚い部分」「嫌な部分」に真っ正面から体当たりしないと、自己信頼には至れず、運命も切り拓くことができない。それは「日本の宿命」を考えても同じである。成果主義、企業統治改革、西洋合理主義、はたまた明治時代に...
収録日:2020/04/10
追加日:2020/08/14
対談 | 執行草舟田村潤

プラチナ社会に向けた「草の根運動」を燎原の火としていく

ポストコロナ、日本の指針(5)モノと場の構造改革へ

ポストコロナをどのような変革の場にするか。モノづくりにおいては、カーボンニュートラルへの動きがすでに始まっている。核融合や人工光合成という科学上のロマンについても、従来とは別のやり方が考案されるべきだろう。その...
収録日:2020/05/29
追加日:2020/07/25

ガンジーが率いたイギリスからの独立運動と印パ分離の悲劇

躍進するインドIT産業の可能性と課題(5)独立をめぐる過酷な歴史

インドの20世紀史は、イギリスからの独立闘争に始まった。マハトマ・ガンジーは戦間期のインドの独立運動を率い、国内的にも国際的にも大きな影響力を持った。第二次世界大戦が始まると、インド兵を集めたいイギリスとの交渉を...
収録日:2020/04/07
追加日:2020/07/03
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

射出成形機やサイクロ減速機の技術を潜水艦が運んできた

若狭湾海中調査と潜水艦曼荼羅(8)運ばれた技術の発展

若狭湾で発見された呂500をはじめとした潜水艦は、多くの技術を日本へと運んできた。ここでは、射出成形機とサイクロ減速機を例に、潜水艦がドイツから技術を運んできて、日本の企業が戦後にそれらを発展させてきた過程を紹介す...
収録日:2019/03/14
追加日:2020/04/02
浦環
東京大学名誉教授

「過去の宿命」を愛さないと「次の運命」も愛せない

武士道の神髄(5)「縁」こそが運命である

その仕事が与えられたのは「縁」があるから。「縁」を大事に考えるなら、どんな仕事も大切になる。かつての武士たちも主君は選べなかった。すべては縁で、縁が運命なのだ。日本人に生まれたのも縁で、それを否定すればくだらな...
収録日:2019/11/26
追加日:2020/02/14
執行草舟
実業家

自らの「運命」は、総じて「嫌いなもの」の中にある

武士道の神髄(4)どんな仕事でも全力でやる

武士道的に生きるなら、目の前にある仕事には命懸けで体当たりするしかない。何事にも命懸けでぶつかる人間は、魅力的だ。人間の生き方を美学として磨き上げるのが「武士道」なのである。また「自分が好きなもの」は、「自分の...
収録日:2019/11/26
追加日:2020/02/07
執行草舟
実業家

武士道の最も大きな思想は「Amor Fati(運命への愛)」

武士道の神髄(3)いかに自分の命を使うかが武士道

武士道とは他人のために命を捧げること。戦国時代に宣教師によってもたらされたキリスト教もそうで、だから武士の間でいっきに広がった。命を懸けられる対象は、崇高なものだけである。命懸けをやってみればわかるけれども、自...
収録日:2019/11/26
追加日:2020/01/31
執行草舟
実業家

わが身と場が運命的に重なるものとして使うのが掛詞

和歌のレトリック~技法と鑑賞(4)掛詞:その2

今回、百人一首の中から紹介する和歌は、いずれも大変技巧的に凝ったものだ。私たちは「技巧的」というと表面的で心がこもらないと思いがちだが、和歌のレトリックは気持ちをきれいに包装して相手にわたすような技法だと渡部泰...
収録日:2019/06/17
追加日:2020/01/22
渡部泰明
東京大学名誉教授

恐るべき「落ち武者狩り」…明智光秀と宇喜多秀家の明暗

戦国合戦の真実(7)落ち武者狩りと武士の命運

合戦での敵は相手だけではない。正規戦が終わる頃、戦場周辺では農民たちによる落ち武者狩りが始まるという。落ち武者狩りの一撃で命を落とす者もいれば、逆に落ち武者狩りに助けられ、生き長らえる者もいたりと、合戦後にも悲...
収録日:2019/11/06
追加日:2020/01/19

5Gの協調運転技術によって「信号のない世界」は実現するか

5Gとローカル5G(5)自動運転に関する実証実験

5Gを活用したアプリケーションについての実証実験としては、低遅延に関わるものもある。その中でも、自動運転の車が苦手としてきた協調運転制御が注目を集めている。この技術によって、「信号のない世界」が実現するかもしれな...
収録日:2019/11/20
追加日:2019/12/30
中尾彰宏
東京大学 大学院工学系研究科 教授

「運命」交響曲と「田園」交響曲が拓いた世界

ピアノでたどる西洋音楽史(6)ベートーヴェンの作曲技法

ベートーヴェンの交響曲の中で最も有名なのは第5番「運命」だろう。この曲の素晴らしさは「ジャジャジャジャーン」にこだわり抜いたベートーヴェンの作曲術にあるという。そして、その対極の双子と呼ばれる第6番「田園交響曲」...
収録日:2019/09/04
追加日:2019/11/29
野本由紀夫
玉川大学芸術学部芸術教育学科 教授

800年間の涙が沈み込んだ絵

魂の芸術(1)戸嶋靖昌との運命的出会い

執行草舟は、画家・戸嶋靖昌の「街・三つの塔-グラナダ遠望-」という絵を見て、この画家にぞっこん惚れ込み、肖像画の制作を依頼した。なぜ惹かれたか。それはその一枚の絵に、800年間の悲しみが沈み込んでいると感じ、空気中...
収録日:2019/09/11
追加日:2019/11/08

天に向かう読書に没入、そして「ただ突き進め」!

読書と人生(4)読書だけが運命を知っている

いい人生を送った人とは、自分の運命だけに体当たりした人である。だが、自分の人生は誰にもわからない。だからこそ、読書をし、過去の偉い人もそうしてきたと知ることで、「自分もやるぞ!」という勇気を得るのである。そのた...
収録日:2019/05/14
追加日:2019/09/06

「天祐を受ける人」の秘訣とは何か?

人生に活かす東洋思想(5)自覚が「運の強い人」をつくる

「覚悟」ということばは「悟りを覚える」と書く。では、悟りを覚えるにはどうすればいいか。なぜ悟りが必要なのだろうか。四書五経の隅々から「天」の願いを察した話者が、いざという時に「天佑」を得る人になるためのコツを説...
収録日:2019/06/14
追加日:2019/09/06

マルクス経済学と近代経済学の「意外と重要な違い」とは

経済学的発想とは何か(2)マルクス経済学の運命

50年ほど前には、日本の大学で主流にあったマルクス経済学が、近代経済学にその座を譲って久しい。なぜ、そうなったのだろうか。経済学の進歩と人類の発展は、果たして同期しているといえるのだろうか。(全3話中第2話) ※イン...
収録日:2019/07/10
追加日:2019/09/03

損切りをする勇気が、新しい幸運を招き寄せる

人間的魅力とは何か(6)捨てることの大切さ

損切りをするのは、とても難しい。特に、まだ「完全な失敗」だと決まってはいないものを捨てる決断をするのは至難の業である。だが、そこで勇気を出して損切りをすればこそ、新しい幸運を招き寄せることができるのである。さら...
収録日:2019/04/05
追加日:2019/06/28

長期金利が低いまま続く場合、どのような政策運営が必要か

長期金利の低水準下で取るべき日本の政策

長期金利はほとんどゼロに近い。だからといって、借金を増やしても大丈夫というのは非常に乱暴な議論だと伊藤元重氏は言う。債務は減らしていく必要があるが、歳出を抑え込むことは経済にマイナスの効果を産むこともある。では...
収録日:2019/04/16
追加日:2019/06/02
伊藤元重
東京大学名誉教授

自動運転中の車室空間をどのように利用するか

自動運転が社会を変える(6)自動運転車の車室空間の活用

自動運転車の車室空間は利用者のみのプライベート空間になるが、ここにおける不安を取り除きこの空間をうまく利用することが重要となる。そこで注目されているのが「VTuber」という技術、そしてVRとの融合である。(全6話中第6話)
収録日:2018/10/23
追加日:2019/03/04
加藤真平
東京大学大学院情報理工学系研究科 特任准教授

ガッルス、ウァレリアヌス、クラウディウス2世の悲惨な最期

軍人皇帝時代のローマ史~ローマ史講座Ⅹ(3)捕虜や疫病-悲運の皇帝たち

紀元251年から270年の20年間は、軍人皇帝にとって受難の時期だった。自分を盛り立てる兵士たちの信頼を失って暗殺の憂き目に遭う者もいれば、ローマ史上初めて敵軍の捕虜となってしまった皇帝もいる。今回は、ガッルスからクラ...
収録日:2018/08/29
追加日:2019/01/17
本村凌二
東京大学名誉教授

自動運転技術が起こすモビリティ革命と市場の変化

自動運転が社会を変える(5)モビリティ革命

自動運転技術は「モビリティ革命」を引き起こし、市場の変化と新たなビジネスの出現を促す。そして自動運転が普及することで、われわれの生活スタイルも変化する。では「モビリティ革命」とは何なのか。今回は、その詳細につい...
収録日:2018/10/23
追加日:2018/12/16
加藤真平
東京大学大学院情報理工学系研究科 特任准教授

薩摩次第で長州の命運が大きく動く薩長同盟

明治維新とは~幕末を見る新たな史観(14)薩長同盟の成立

第一次長州討伐がうやむやに終わったことで、長州は再び息を吹き返した。そんな中、薩長同盟が結ばれる。島田晴雄氏によれば、この同盟は薩摩次第で長州の命運が大きく動くものであった。(全17話中第14話)
収録日:2018/07/18
追加日:2018/12/14
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

自動運転の実用化は、新しいビジネスを生み出す

自動運転が社会を変える(4)自動運転の法整備に向けて

通常、車を運転する場合、ドライバーは免許が必要だが、無人による自動運転の場合、法律上どのようなことが必要になるのか。また、それをクリアした場合、自動運転にはどのようなビジネスの可能性があるのか。今回は、法律面か...
収録日:2018/10/23
追加日:2018/12/12
加藤真平
東京大学大学院情報理工学系研究科 特任准教授

自動運転は実際にどのように行われるのか?

自動運転が社会を変える(3)自動運転の仕組み

自動運転は実際にどのように行われるのか。その詳細はおそらくまだ研究者の間でしか分かっていないだろうと加藤真平氏は話す。そこで今回は、気になる自動運転システムの技術面について解説する。
収録日:2018/10/23
追加日:2018/12/03
加藤真平
東京大学大学院情報理工学系研究科 特任准教授

自動運転の実用化に向けた課題と3つの実験

自動運転が社会を変える(2)自動運転実用化に向けた実験

自動運転の実用化に向けてはまだ多くの課題が残っている。その課題を克服するため、さまざまな実験が行われているが、具体的にはどのような実験が進められているのか。加藤真平氏が東京大学、あるいは共同研究機関などで行って...
収録日:2018/10/23
追加日:2018/12/02
加藤真平
東京大学大学院情報理工学系研究科 特任准教授

AIやビッグデータを活用した車が自動運転の中心になる

自動運転が社会を変える(1)自動運転の民主化

自動運転の実用化は既定路線だが、加藤真平氏によると、その目安は2020年の東京オリンピック前後になるだろう。では実際に実用化されると、そのような社会になるのだろうか。そのポイントについて解説する。
収録日:2018/10/23
追加日:2018/12/01
加藤真平
東京大学大学院情報理工学系研究科 特任准教授

未来の運動会プロジェクトで新しいまちづくり

創造的な場を支える仕組みを研究する(10)未来の運動会

「未来の運動会」という楽しそうな名前のプロジェクトが現在、進行している。この運動会は、ニコニコ学会βにおいて未来のスポーツを考えたいというところから出発しているという。メディアアーティストで国立研究開発法人産業技...
収録日:2018/04/19
追加日:2018/11/13
江渡浩一郎
産業技術総合研究所 主任研究員

認知症予防に重要なのは、運動・食事・会話

認知症とは何か(7)認知症の予防とその秘訣(下)

国立研究開発法人国立長寿医療研究センター長寿医療研修センター長の遠藤英俊氏は、最新の研究成果から、認知症予防のためのエクササイズや食品の開発を行っている。中でも注目したいのは「コグニサイズ」というエクササイズ。...
収録日:2018/05/26
追加日:2018/09/28
遠藤英俊
元国立研究開発法人国立長寿医療研究センター 長寿医療研修センター長

スローフード運動とは?…イタリア発の歴史と新たな展開

スローフード思想と新しいガストロノミー

スローフード思想は、ファストフードに代表されるモダニズム的価値観への対抗として誕生した。その活動は、地域の伝統的な食や持続可能な食の在り方の保存として展開され、近年「新しいガストロノミー」という考え方に行き着い...
収録日:2018/04/26
追加日:2018/09/27
石田雅芳
立命館大学食マネジメント学部長 教授

全国に広がった「空襲を記録する会」の運動

東京大空襲と私(2)「空襲を記録する会」と戦災誌の編纂

一面の焼け野原から出発した東京の復興を後押ししたのは、1950年の朝鮮戦争勃発に伴う特需景気である。しかし、横田や入間の米軍基地から飛び立つB-29の行く手に、民間人の多大な被害が待っていることはあまりに明らかだ。苦渋...
収録日:2018/03/26
追加日:2018/08/01
早乙女勝元
元東京大空襲・戦災資料センター名誉館長

製造・運航における航空機の安全対策

航空機事故ゼロをめざして(10)製造・運航時の安全確保

航空機は製造・運航において、どのような安全対策が取られているのだろうか。東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授の鈴木真二氏が、製造工程での各種の規格から、運航時の安全性を高めるハザード解析に至るまで、航...
収録日:2017/11/27
追加日:2018/04/08
鈴木真二
東京大学名誉教授

ファーストリテイリング柳井会長に見る経営者のセンス

優れた経営者の条件(5)抽象と具体の往復運動

センスのある経営者の条件とは何か。時間的な奥行きと広がりを持った、直列の思考こそが戦略を左右するだろう。さらにセンスのある経営者は、どんなに具体的な場面からでも抽象的な論理を引き出すことができる。ファーストリテ...
収録日:2017/11/16
追加日:2018/01/27
楠木建
一橋大学大学院 経営管理研究科 国際企業戦略専攻 特任教授

ドローンを安全に運用するために必要なこと

ドローンが拓く「空の産業革命」(5)自動化から自律化へ

東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授の鈴木真二氏が、ドローンに関して緊急に取り組むべきこと、そして長期的課題としての自律化について解説する。JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)では、操縦技術や航...
収録日:2017/07/10
追加日:2017/09/03
鈴木真二
東京大学名誉教授

ディープラーニングがもたらした「運動の習熟」

AIで社会・ビジネスはどう変わる?(2)3歳児になったAI

ディープラーニングという新技術によって、AIの画像認識の精度は飛躍的に向上した。その成果は、コンピュータに「運動の習熟」と「言葉の意味理解」をもたらす。東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏が、最先端の研...
収録日:2016/11/30
追加日:2017/02/27
松尾豊
東京大学大学院工学系研究科 人工物工学研究センター

諫義大夫・魏徴が古典に語らせて君主を諌める

『貞観政要』を読む(3)長期政権の運営を邪魔する要因

老荘思想研究者・田口佳史氏による『貞観政要』の読解講座第3弾。『貞観政要』は、長期政権の築き方を考える際、「なぜ政権は崩壊したのか」という視点から考える。歴史を顧みれば、異国の侵攻だけでいきなり倒れた国はなかっ...
収録日:2016/07/25
追加日:2016/11/17
田口佳史
東洋思想研究家

骨・軟骨を強くするために増やしたい栄養素、運動法

老いない骨のつくり方(5)骨を強くするためにできること

骨と軟骨の仕組みと健康常識の誤りが分かっても、日常に生かせなければ意味がない。そこで、「骨を強くするためにできること」には何があるか。東京大学工学系研究科・医学系研究科教授の鄭雄一氏の連続講義「老いない骨のつく...
収録日:2016/09/14
追加日:2016/11/14
鄭雄一
東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻教授

骨トレのためなら中程度の負荷のかかる運動がオススメ

老いない骨のつくり方(4)健康常識の誤り

ダイエットのために痩せる思いをしたり、高価なサプリメントに大枚をはたいたり…。私たちの健康への情熱は、間違った常識に振り回され、逆に骨を損なっている場合も多い。東京大学工学系研究科・医学系研究科教授の鄭雄一氏が伝...
収録日:2016/09/14
追加日:2016/11/10
鄭雄一
東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻教授

自動運転もディープラーニングを使えば実現可能に!

ディープラーニング最前線(3)自動運転と自動翻訳技術

ディープラーニングの可能性は、ロボットの認識面だけでなく、自動運転や自動翻訳技術にもその領域を広げている。「ディープラーニングがすごいというより、その先に広がる世界がすごい」と確信する東京大学大学院工学系研究科...
収録日:2016/04/20
追加日:2016/08/16
松尾豊
東京大学大学院工学系研究科 人工物工学研究センター

イライジャ・ムハンマドに引き継がれた黒人のイスラム運動

「イスラムとアメリカ」再考~米国内のイスラム教徒(7)黒人のイスラム運動

意外なほど古い「イスラムとアメリカ」の関係を、アフリカ系アメリカ人にとってのイスラムという観点から、歴史学者・山内昌之氏が解説する。「抑圧された人種」として、時にキリスト教への改宗を余儀なくされた黒人たちは、イ...
収録日:2016/06/09
追加日:2016/08/01
山内昌之
東京大学名誉教授

腰痛でも安静より運動! 座りっぱなしは死亡リスクが増加

最新の腰痛医療(2)運動療法と認知行動療法

「メタボリックシンドロームや生活習慣病は、腰痛と深く関係しています」と、福島県立医科大学理事長兼学長・菊地臣一氏は語る。しかも、単に太っているから腰が痛くなるというわけではないという。菊地氏が腰痛の最新治療法を...
収録日:2016/01/25
追加日:2016/06/13
菊地臣一
福島県立医科大学 元・理事長兼学長

膝の痛みを緩和して予防する「運動療法」の方法

“膝の痛みの名医”が語る(2)世界が認めた運動療法

“膝の痛みの名医”と呼ばれる順天堂大学医学部整形外科学特任教授・黒澤尚氏が語る「膝」シリーズ第2回。「変形性膝関節症」の痛みが和らぎ、予防や身体機能向上にもよいとされる黒澤氏の「運動療法」とは一体どんなものなのか...
収録日:2015/09/14
追加日:2015/11/26
黒澤尚
社会医療法人社団順江会江東病院理事長

俳優でもやるのかと思われるほど笑い方を磨け

松下幸之助の人づくり≪1≫真のリーダーとは(5)あんた、姿見持っとるか―運と愛敬

松下幸之助は、リーダーの条件として、「運と愛敬」のある人、と語っている。松下政経塾入塾の際の選考基準も、実はこの「運と愛敬」であり、幸之助は面接の際に「君は、運と愛敬があるか?」と志願者に尋ね、「ある」と答えた...
収録日:2015/06/17
追加日:2015/11/23
松下幸之助
パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者

膝の痛み…変形性膝関節症に有効なのは「運動療法」

“膝の痛みの名医”が語る(1)変形性膝関節症とは

今や全国2800万人と言われる「変形性膝関節症」。痛み止めによる対症療法が一般的とされる中、根本的な改善や回復を目指す独自の運動療法を、30年にわたって提唱してきた医師がいる。順天堂大学医学部整形外科学特任教授...
収録日:2015/09/14
追加日:2015/11/19
黒澤尚
社会医療法人社団順江会江東病院理事長

「日本人に土地を売ったら死刑」という法律までつくられた

本当のことがわかる昭和史《5》満洲事変と石原莞爾の蹉跌(4)激化する革命外交と排日運動

シナ国民政府の革命外交の方針はさらに強まり、加えて排日運動はさらに激化し各地で暴動が発生した。さらに、満洲では満鉄利権を脅かすように満鉄を包囲するかたちで鉄道が敷設され、日本人に土地を売った者は売国犯罪者として...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/07
渡部昇一
上智大学名誉教授

列強に蚕食されていた中国で民族自決の気運が一気に高まる

本当のことがわかる昭和史《5》満洲事変と石原莞爾の蹉跌(2)アメリカとソ連が火をつけた「民族自決」

民族自決権という考え方が、対支二十一カ条で怒りを抱いたシナの若者たちに火をつけた。加えて、コミンテルンの過激な煽動によって、排日運動はどんどん激化していく。それがシナ本土だけならまだしも、満洲でも起こってくるか...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/07
渡部昇一
上智大学名誉教授

軍部大臣現役武官制の復活…広田弘毅内閣が変えた国の運命

本当のことがわかる昭和史《4》二・二六事件と国民大衆雑誌『キング』(7)息を吹き返した「軍部大臣現役武官制」

二・二六事件後の広田弘毅内閣が成立。陸相に選ばれた寺内寿一大将は軍部大臣現役武官制度の復活を広田首相に要求し、これに応えた。このことがのちに取り返しのつなかい大問題に発展する。上智大学名誉教授・渡部昇一氏による...
収録日:2015/01/19
追加日:2015/08/31
渡部昇一
上智大学名誉教授

そのものより運ぶ方が高い―水はローカル財

水と地球と人間と~日本と世界の水問題(2)水と経済 

水リスクマネジメントが、民間主導でグローバルスタンダードになりつつあるという。水リスクマネジメントとは何か。なぜ急激に広まっているのか。地球規模の水循環と世界の水資源に関する研究の第一人者である東京大学生産技術...
収録日:2015/03/19
追加日:2015/08/13
沖大幹
東京大学大学院工学系研究科 教授

徳川3代将軍家光の優れたリーダーシップ

将軍家光のリーダーシップ(1)家運の鍵を握る3代目

「売り家と唐様で書く三代目」、この江戸川柳は家運の鍵を握る3代目の難しさをよく言い表している。歴史にも多く登場する3代目の成功例と失敗例をもとに、徳川3代将軍家光のリーダーシップを考える。歴史学者・山内昌之氏に...
収録日:2015/06/30
追加日:2015/07/27
山内昌之
東京大学名誉教授