『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』で追う近現代史
なぜ働いていると本が読めなくなるのか問答(1)読書と教養からみた日本の近現代史
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆著、集英社新書)では、日本人の本の読み方の変遷を追うとともに、明治以降、日本人が読んできた本を知ることで、日本の世相や文化史を克明に伝えている。本講義では2回にわ...
収録日:2024/08/26
追加日:2024/10/06
差別価格の実例でダイナミックプライシングの真髄がわかる
ビジネス・エコノミクス(1)差別価格から学ぶダイナミックプライシング
私たちの生活を取り巻くモノやサービスには必ず値段が付いている。しかし、その価格はどのように決まっているのか。書籍や映画、携帯料金など、身の回りにあるさまざまな差別価格の事例から、ダイナミックプライシングについて...
収録日:2021/12/09
追加日:2022/02/17
ChatGPTは考えてない?…「AIの回答」の本質とは
ChatGPT~AIと人間の未来(1)ChatGPTは何ができて、何ができないか
オープンAI(マイクロソフト)の「ChatGPT」やグーグルの「Bard」は、“対話型の生成AI”と呼ばれ、私たちの質問に対して分かりやすい文章で答えてくれる。一見すると、ChatGPTも「考えて」答えを返してきているように見える。し...
収録日:2023/03/15
追加日:2023/05/18
多様性の時代に必要な道徳とは…科学的アプローチで考える
道徳と多様性~道徳のメカニズム(1)既存の道徳の問題点
東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻教授・鄭雄一氏が、自著『道徳のメカニズム』をもとに、科学者の目で道徳と多様性について考える連続講義。鄭氏はまず、「殺人」をテーマに疑問を提示した。なぜ、人を殺...
収録日:2016/10/07
追加日:2017/01/05
脳が生きている、死んでいるとは?最新研究で迫る脳の秘密
知られざる「脳」の仕組み~脳研究の最前線(1)脳科学と「ミクロのマクロの隔たり」
脳科学は医学のみならず、教育や経済にもその知見が応用される注目の分野である。その最前線ではいったいどのような研究成果が生み出されているのだろうか。まずは四つの次元に分けられる脳科学という学問を概説。続いて、無数...
収録日:2022/10/21
追加日:2023/07/03
全米TOP10大学の必読書1位が『ポリテイア(国家)』
プラトン『ポリテイア(国家)』を読む(1)史上最大の問題作
日本では戦後、『国家』というタイトルで親しまれてきたプラトンの『ポリテイア』。実はこの書物は、現在もアメリカトップ10の大学生の必読書として、最も読まれている本だという。日本では『国家』という邦題のせいもあって、...
収録日:2022/07/08
追加日:2022/11/17
学校では教えない「具体と抽象」、そこに大人の学びがある
大人の学び~発展しつづける人生のために(4)モデル化と「具体と抽象」
大人の特徴は、具体的な経験を積み重ねてきたことである。その経験を一般化し抽象化すると、モデルが得られる。これは学問を学ぶ手順とも一致する。モデル化された経験は、多くの場面で役に立つ理論となる。さらに現場でもう一...
収録日:2024/02/18
追加日:2024/07/29
ゲノム編集技術も培養肉へ展開可能!課題は社会受容性
培養肉研究の現在地と未来図(5)これからの培養肉研究と社会受容性の問題
技術がいくら進歩しても、それを人々が拒んで使わなければ、その技術は社会に普及しない。進展著しい培養肉研究を、人々はいったいどのように受け止めているのだろうか。大規模な調査によって、日本人の培養肉への抵抗の強さが...
収録日:2022/10/11
追加日:2023/02/07
実は今、「幸せにも気をつける」べき時代になっている
「心から幸せになるためのメカニズム」を学ぶ(1)心理学研究と日本の幸福度
日本は世界的に幸福度が低いといわれているが、日本人は本当に不幸なのか。それを測定する方法に問題がある可能性もある。では、どんな条件を満たせば人は幸せになるのか。幸せに関するさまざまな研究結果をともに「幸せのメカ...
収録日:2020/07/01
追加日:2020/08/01
小泉純一郎元総理が「脱原発」へと考えを変えた理由とは?
トモダチ作戦を忘れるな(1)原発容認から脱原発へ
元内閣総理大臣・小泉純一郎氏、東京大学第28代総長・小宮山宏氏、慶應義塾大学名誉教授・島田晴雄氏による、豪華鼎談が実現した。第1回は、小泉氏が現在心血を注いでいる「トモダチ作戦」の支援へとつながる契機についての話だ...
収録日:2016/10/24
追加日:2017/02/04
なぜ日本はワクチン開発が遅れてしまったのか
感染症予防・がん治療に使えるmRNAワクチン(5)科学技術立国・日本の現状と課題
mRNAワクチンについての一連の講義を踏まえて、「液性免疫・細胞性免疫」「腫瘍関連抗原・ネオ抗原」それぞれの仕組みとその違い、ワクチン開発の状況、そしてなぜ日本のワクチン開発が遅れたのか、その要因と日本の課題など、...
収録日:2021/04/13
追加日:2021/07/09
「量子コンピュータ」はどういうもので、何に使えるのか
本当によくわかる「量子コンピュータ入門」(1)量子コンピュータとは何か
量子コンピュータの開発競争が繰り広げられる中、いやが上にも盛り上がる期待。しかし、その期待の多くは誤解に満ちていると、量子コンピュータの開発者である武田俊太郎氏は話す。それはどういうことなのか。そもそも量子コン...
収録日:2022/03/09
追加日:2022/07/26
なぜ持病を持っている人は重症化しやすいのか
免疫の仕組みからポストコロナ社会を考える(11)インフルエンザとの比較
行動様式の変容は、今後の新型コロナウイルス対応において最も重要な点であり、これを徹底すれば多くの活動は再開できるだろう。しかし、ウイルスが消滅したわけではない。季節性インフルエンザと似ているようだが、慢性的な炎...
収録日:2020/06/04
追加日:2020/07/02
3つの切り口でバランスよく学べる金融学の本
新著『大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる』を語る
共立女子大学国際学部教授の植田和男氏が、2017年7月に発刊された新著『大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる』について語る。同書は、植田氏が学者的観点と日本銀行政策委員会などでの経験をもとに書いた金融の教科書とも...
収録日:2017/07/19
追加日:2017/08/15
先端材料としてセルロースナノファイバーに高まる関心
セルロースナノファイバーとは(1)バイオマスと環境問題
悪化の一途をたどる環境問題への対応は、世界的にも喫緊の課題である。その解決の糸口として、「セルロースナノファイバー」という新素材に関して、東京大学農学生命科学研究科の磯貝明教授が連続講義を行う。初回の講義では、...
収録日:2019/11/08
追加日:2019/12/01
地球上におけるヒトの歴史と生命科学の発展
生命科学の現状と課題~生物研究と再生医療(1)地球上でのヒトの立ち位置
生命の歴史からみれば、ヒトは歴史が非常に短く、地球上では新種であると理解しておくことが必要だと、浅島誠氏は語る。ではヒトの歴史はどのように進んできたのか。地球上でのヒトの立ち位置について、最近の生命科学の進展と...
収録日:2018/07/30
追加日:2018/12/30
プラチナ社会に向けた「草の根運動」を燎原の火としていく
ポストコロナ、日本の指針(5)モノと場の構造改革へ
ポストコロナをどのような変革の場にするか。モノづくりにおいては、カーボンニュートラルへの動きがすでに始まっている。核融合や人工光合成という科学上のロマンについても、従来とは別のやり方が考案されるべきだろう。その...
収録日:2020/05/29
追加日:2020/07/25
ソーシャルグッドとは何か?東京大学の新カレッジ構想とEMP
東京大学の新たな挑戦(1)新しいカレッジの構想
近年、日本は海外へ留学する学生だけでなく、海外からの留学生も減っているという。それは、日本の大学で学ぶためには日本語をマスターしなければならず、そのことが大きな壁となっているのだ。そこで東大では、そうした留学生...
収録日:2023/11/20
追加日:2024/02/28
なぜ東郷平八郎はバルチック艦隊を対馬で迎え撃ったのか?
戦史に見る意思決定プロセス~日本海軍の決断(1)日本海海戦・東郷平八郎
「もしも自分が東郷平八郎だったら・・・」バルチック艦隊の迎撃作戦でどんな決断を下すだろうか。海上自衛隊幹部学校長・山下万喜氏が、現在西側諸国を中心に使われている意思決定プロセスを日露戦争・日本海海戦に適用し、そ...
収録日:2015/06/15
追加日:2015/07/20
日本企業は、哲学がないまま生き残ってしまった
真山仁の経営論(1)日本企業が成長力を失った理由
日本は、企業としての新陳代謝が30年ほど止まっているという。それはいったいどういうことなのか。また、なぜそうなってしまったのか。小説家・真山仁氏が、日本企業の問題点について語る。(全3話中第1話)
収録日:2018/04/10
追加日:2018/08/13
曾孫が明かす渋沢栄一の真実…日本資本主義の父の功績とは
曾孫が語る渋沢栄一の真実(1)ゆかりの地で聞く「奇跡の10年間」
2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公は、2024年から流通が始まる新一万円札の顔としても注目されている渋沢栄一。栄一は生涯に数百もの企業を設立・育成する一方、社会公共事業に数多く関わっている。本シリーズ講義では...
収録日:2020/10/14
追加日:2021/02/01
日本経済の強靭性を高めるタイミングは今…必要な戦略は?
世界経済の見方とIMFの役割(6)これからの世界経済と日本経済への視座
パンデミックに始まり、金融のタイト化、大幅な金融緩和、地政学的リスクの増大と、わずかの期間に世界経済は激しい波に晒されている。デフレ懸念がインフレ懸念に逆転すると、その圧力はさらに強まっている。また、ウクライナ...
収録日:2023/01/11
追加日:2023/03/09
木の問題は採算性より「おまけ」の精神が解決の鍵!
森と都市の共生~木材活用の豊かな社会(2)「地産都消」で木を生かす
木質構造学が専門の東京大学生産技術研究所教授・腰原幹雄氏が「森と都市の共生」をテーマに木と木造建築を語る。「木はもうからない」というのが定説だが、見方を一つ変えれば、木の新しい価値観が浮かび上がってくる。木造建...
収録日:2015/11/19
追加日:2016/04/14
人工衛星や探査機のエンジンの最も重要な役割とは?
宇宙探査の現在と可能性(1)ロケットと軌道の基礎-1
現在の宇宙推進工学の知見からすると、将来的にどのような宇宙探査が可能なのか。有人火星探査を事例として、ロケットエンジンの仕組みや最新技術を解説する。第一に重要なのは、ロケットエンジンの役割を理解することである。...
収録日:2019/06/11
追加日:2019/07/01
20万人以上の巨大組織を率いる要諦は何か
自衛隊改革~使える組織へ(3)防衛大臣に求められる資質
防衛大臣時代、小野寺氏は積極的に足を動かし、それまであまり光の当たっていなかった小さな部隊に出向き、激励を行った。こうしたモチベーターとしての役割も防衛大臣に求められるところだが、求められるのはそれだけではない...
収録日:2019/06/19
追加日:2019/10/31
自動運転はビジネスとして成立するか、タクシーで実証実験
「自動運転の民主化」が生み出す近未来の社会(5)ビジネスとして成立するために
自動運転技術を一社で実用化にまで持っていくのは負担が大きいため、TierIVはオープンソースの可能性に注目している。つまり、技術を公開し、さまざまな技術をそこに上乗せしていくことで、迅速な開発を可能にしようという考え...
収録日:2020/11/25
追加日:2021/04/29
3つのメガトレンドへ貢献! サイエンスカンパニーへの転換
デュポンから見た世界と日本(1)200年企業の大変革
200年以上続く世界的大企業・デュポン。その長期間に渡る成功・成長の秘訣は何なのか。企業方針の大きな変化と企業文化について、デュポン株式会社代表取締役社長・田中能之氏に聞いた。(全4話中第1話目、インタビュアー...
収録日:2014/09/10
追加日:2015/01/12
価値創造において重要なのは未来から現在を見るという視点
知識創造戦略論~暗黙知から形式知へ(1)イノベーションと価値創造
イノベーションを起こすためには、知識の創造が必要である。しかし、知識はどのようにしてつくり出すことができるのだろうか。暗黙知と形式知に知識が整理された上で、それが4つの過程を経てつくられていくことが議論されるシリ...
収録日:2018/11/24
追加日:2019/08/22
「介護貧乏にならないため」に知っておくべきこと
50代からの親の介護~その課題と準備(4)介護のお金と資金計画
介護もお金の問題は避けられない。「誰のお金で介護するか、計画がない」「どんなお金がかかるか知らない」「介護費用を軽減する制度を知らない」の「3ない」では、お金の問題にうまく対応することは難しい。実際にはいざという...
収録日:2021/08/26
追加日:2021/10/27
欧米の老舗大企業は軸足を維持しつつ大転換を遂げている
日本企業のグローバル戦略~外資系企業との比較(4)デュポンのしなやかな変化
GE、IBM、BASFなどの欧米老舗企業は、自ら再生して新しい企業に生まれ変わっていく。その典型例として、大上二三雄氏は今回、200年以上の歴史を持ち、今も革新的な企業として知られるデュポンを取り上げる。
収録日:2014/04/24
追加日:2014/06/19
日本に必要なのは減点方式から加点方式への転換
藤森義明のGE流経営論(4)日本のリーダー育成のために
リーダー育成に関して、アメリカ企業がやっていて、日本企業がやってこなかったことが二つある。一つは教育、もう一つは経験の機会だ。権限と責任を与えて、自らやり抜く実践経験なくして力は付かず、人は伸びない。任せる側に...
収録日:2015/12/16
追加日:2016/04/04
一人の人間の弱さを知り、弱者の視点に学ぶ
これからの社会と働くということ(6)生きる基本<下>
日本労働組合総連合会(連合)第6代会長の古賀伸明氏が「これからの社会と働くということ」について論じるレクチャーシリーズ。最終話は、働き・暮らし・生きる基本についての後編をお届けする。テーマは政策立案・実現能力の強...
収録日:2017/12/27
追加日:2018/03/15
マルチスケールエンジニアリングによる安心で安全な未来
教養としてのナノテクノロジー(10)界面現象とマイクロ流体システム
ナノメートルスケールの発見をメートルサイズスケールの人間の生活に役立てるには、実用に供するデバイスをつくり出す必要がある。近年、マイクロ流体システムを使用したデバイスの開発により、医療効率が格段に上がることが予...
収録日:2021/03/29
追加日:2021/09/23
経営の神様から学んだ「国家経営」という考え方
四人の恩師
政治家・前原誠司氏にとって、欠かすことができない四人の恩師がいる。国際政治を学んだ学生時代、松下政経塾の頃、そして政治家になってからと、大事な時期に前原氏を支えた恩師たち。その人物像について、前原誠司氏が熱く語る。
収録日:2014/03/20
追加日:2014/06/05
財務的な継続可能性と社会的なインパクトの両立を目指す
社会的インパクト投資~社会課題を解決する(1)社会課題の解決を追求する投資
「社会的インパクト投資」をご存じだろうか。イギリス、アメリカなどでいま盛んに行われている新たな形の投資である。一体どのようなものなのか。日本ではどの程度進んでいるのか。日本財団社会的投資推進室室長・工藤七子氏が...
収録日:2016/03/18
追加日:2016/05/02
企業経営に活用され始めた「サービソロジー」とは何か?
サービソロジーと経営~サービスイノベーション(1)サービソロジーとは
「サービソロジー」を経営に活用する企業が増えているという。それは一体どういう手法なのだろうか。サービス産業の生産性向上が日本経済を力強い成長軌道に復活させる切り札だといわれて久しいが、サービソロジーはその起爆力...
収録日:2017/09/20
追加日:2017/11/15
イノベーションにとって重要な学問とは何か?
科学技術とイノベーションマネジメント(7)実現に向けて
今日、イノベーションの生成プロセス自体が多様化している。東京工業大学環境・社会理工学院教授の梶川裕矢氏によれば、こうした多様化を理解し、適した研究開発と事業展開を行っていくためには、幅広い学術分野の知見を参照し...
収録日:2018/06/18
追加日:2018/10/24
新しい技術を載せた人工流れ星で技術革新を起こす
宇宙ビジネスの現在と未来(5)技術革新への挑戦
未知なるものへの好奇心が人類を新たな挑戦に向かわせ、結果としてそこにビジネスチャンスが生まれる。そう考えるなら、宇宙ビジネスにチャレンジをする人たちと共に働き、応援することが、人類に新たな可能性をもたらす一歩と...
収録日:2019/09/10
追加日:2019/12/12
従業員の給料を削減した経営陣がボーナスもらっていいの?
「公益資本主義」の確立に向けて(1)「株主重視」の考え方と日本のとるべき道
TPP交渉を通じて米国に「株主重視」の実行を迫られる日本。一方で米国経済は「株主重視」によって荒廃。TPP交渉で注意が必要な米国の思惑とは何か。公益資本主義を説く原丈人が解説する。
収録日:2013/11/07
追加日:2014/02/24
50年前に通訳として参加した東京オリンピック
私の東京オリンピック体験“誇りと感動”(1)
2020年東京オリンピックの開催が決まったが、島田晴雄氏は遡ること50年前、学生でありながらトップ通訳として東京オリンピックを支えた体験を持つ。新たな感動の祭典への期待をこめつつ、当時の貴重な体験と豊富なエピソ...
収録日:2013/10/10
追加日:2014/03/06
安倍政権の成長戦略を支える菅義偉の存在
安倍政権の成長戦略について~三つのアクションプランとその成果~
安倍政権の成長戦略には、日本産業再興プラン、戦略市場創造プラン、国際展開戦略プランといった三つのアクションプランが描かれている。民主党政権時代には進まなかった成長戦略がなぜ安倍政権下で成果を上げているのか。その...
収録日:2014/01/14
追加日:2014/03/06
女性の雇用状況を改善すれば日本のGDPは9%伸びる!
女性の活用―子育て支援
日本の女性活用がアラブ諸国並みの低さなのは「M字型サイクル」に原因がある。打開策は子育て支援の施設と施策拡充。社会福祉法人が行く手を阻む中、待機児童ゼロを達成した横浜市の挑戦を島田晴雄氏が評価する。(島田塾第1...
収録日:2014/01/14
追加日:2014/03/13
ノーベル賞をたくさん取りたければ評価システムの確立を
身近なノーベル賞
日本では大変権威があるノーベル賞だが、海外では非常に身近な存在である。受賞者の傾向や評価システムを紹介しながら、日本がノーベル賞受賞者数を増やすためには何が必要か、そのヒントやその方策について迫る。
収録日:2013/10/30
追加日:2014/03/20
四つの可能性に託す農家の将来像
岩盤既得権・規制分野の成長可能性(1)農林水産業
今、岩盤規制にドリルの歯を立てるべき分野の一つが農林水産業である。ここでは、自給率、農業生産などに対するイメージと実態の食い違いに言及し、130万戸に及ぶ零細農家のための新しい農業の可能性を提示する。(島田塾第...
収録日:2014/01/14
追加日:2014/03/20
今こそ再生可能エネルギーの活用を本格化せよ!
岩盤既得権・規制分野の成長可能性(2)エネルギー
福島第一原発事故の影響により、深刻なエネルギーの状況下にある日本。現在、原発再開と代替エネルギー開発に向けて動き出しているが、課題は大きい。では、どうすればいいのか。その具体的方策を提示していく。(島田塾第10...
収録日:2014/01/14
追加日:2014/03/20
医療改革の提案―情報公開、自由診療、民間保険の開放
岩盤既得権・規制分野の成長可能性(3)医療
かつて日本は、世界一医療費の低い優秀な医療国だった。しかし高齢化や技術の高度化などにより、数多くの問題を抱えることとなった日本の医療。改革のためには何をすべきか。具体的な問題点を挙げながら、方策を講じていきたい...
収録日:2014/01/14
追加日:2014/03/20
宮城県をサービス産業からものづくりの県土へ
「富県共創」を掲げて~産業構造の転換に取り組む~
宮城県知事・村井嘉浩氏の実行力と長期的構想、そして縁を得て人を動かす力が三位一体となって、宮城県の復興計画は着実に進んでいる。宮城の30年先、50年先を視野に入れながら、産業構造転換を図る村井氏の政治的理念とは?
収録日:2014/02/14
追加日:2014/05/29
日本はエリートを育てる意識づけが希薄
リーダーに必要な能力~ハーバードケネディスクールに学ぶ~
齋藤健氏曰く、欧米に比べて日本はエリートを育てる意識づけが希薄である。氏がハーバードケネディスクールで学んだエリート人材にとって最も重要なキーワードを核に、ハーバード流実践的トレーニングや日本の指導者育成につい...
収録日:2014/02/18
追加日:2014/06/05
企業が企業をつくっていく古河グループ
日本企業のグローバル戦略~外資系企業との比較(2)古河グループ5代の歴史と富士通の躍進
なぜ、かつての日本では新しいイノベーションを次々に生み出し、世界を変えていく企業がたくさん出てきたのか。今はなぜそのような企業が出てこないのか。大上二三雄氏が古河グループ、中でも富士通に注目してその理由を分析する。
収録日:2014/04/11
追加日:2014/06/12
ソニーからものづくりの力が失われてしまった
日本企業のグローバル戦略~外資系企業との比較(1)なぜソニーは苦しんでいるのか?
今、ソニーが苦しんでいる。日本を代表するイノベーション企業は、なぜものづくりの力を失ってしまったのか。そこには、今の日本企業が抱える問題が凝縮していると大上二三雄氏は分析する。その問題とは一体何なのか。
収録日:2014/04/11
追加日:2014/06/12
初等教育ではシニア教員集団を、最高学府では社会人学生を
教育の多様性
さまざまな問題を抱えている日本の教育現場だが、対症療法的に考えていては、真に刺激的な学問の場や独創的で新しい「プラチナ社会」にふさわしい人材は育たない! 前東京大学総長・小宮山宏氏が提言する、今必要な教育イノベ...
収録日:2014/04/11
追加日:2014/03/30
新しい「宮大工システム」を構築すべき?
日本企業のグローバル戦略~外資系企業との比較(5)日本企業の課題と解決策
これまでに語ってきたソニー、富士通、ファナック、デュポンなどの具体例を踏まえて、「宮大工システム」「知足安分」などのキーワードを縦横に使い、大上二三雄氏が平均的な日本企業が現在抱える課題とその解決策を分析する。
収録日:2014/04/24
追加日:2014/06/19
サッカー型と野球型の入れ替えが組織のポイント
LINE流イノベーティブ思考術(2)ソフトと組織
「日本でも独自のイノベーションを起こせる可能性はまだまだ数多く見つけられる」とLINE株式会社代表取締役社長CEO森川亮氏は語る。何が日本企業の強みなのか。イノベーションを起こせる組織はどのようにつくっていけば...
収録日:2014/05/14
追加日:2014/06/19
政府も後押し! 女性起業家になるなら今がチャンス!
2020年の再出発に向けて~大きな視野で捉えるウォーミングアップの時期~
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、われわれはこれからの7年間をいかに取り組んでいくか。またどう捉えるべきなのか。大竹美喜氏が語る。
収録日:2013/12/03
追加日:2014/06/26
壁は自分がつくっている―果てなき限界への挑戦
魅力ある国家形成のために ~挑戦し、限界を突破する~
魅力ある国家形成のために必要なこととは? 果敢に挑戦し、諦めずに限界を突破すれば、「進化」する。この方程式について考える。
収録日:2013/12/03
追加日:2014/06/26
低集約・非効率―特殊な日本の輸入医療機器事情
「ダヴィンチ」は医療経済にどのような影響を与えるか
世界に比べて特異な日本の輸入医療機器事情。低集約性、非効率性の問題。そして保険診療のカベ――。外科手術史を変える手術ロボット「ダヴィンチ」の普及問題から見えてくる、日本の医療経済システムの実態とは。
収録日:2014/05/02
追加日:2014/07/31
共に仕事をする多くが政経塾や東大大学院で知己を得た人々
人生の挫折と再生を経て(1)人脈という宝
防衛大臣・小野寺五典氏の政治家人生は決して平坦なものではなかった。その山あり谷ありの人生において、小野寺氏が大きなきっかけを得た場所として大切にしているのが松下政経塾。そこで得た小野寺氏の財産ともいうべきものと...
収録日:2014/06/17
追加日:2014/07/31
カテゴリーキラーを殺すAmazonの流通革命
Amazonが促す流通革命
夜ネットで注文した本が、翌朝には自宅に届く時代。現在のこの「流通革命」を先導するのがAmazon(アマゾン)である。インターネットと物流の激変、それらを支える情報化の急進とは? 流通業の「今」を伊藤元重氏が解き...
収録日:2014/06/16
追加日:2014/08/01
有権者に一言一言、心を込めて自分の言葉でわびる
人生の挫折と再生を経て(2)私を支えた言葉
議員を辞職し、大きな喪失感を抱えながら地元気仙沼市で政治家とは無縁の日々を送っていた小野寺五典氏。その小野寺氏を当時も、そして今も支え続けている加藤紘一氏のアドバイスとは? 人生の挫折と再生を語る。(後編)
収録日:2014/06/17
追加日:2014/08/07
新聞大手5紙の過去10年分の社説を調べて分かったこと
野党再編(2)対立軸と選択
野党再編について考える第2回。今回のテーマは「対立軸」。対立軸がはっきりすれば、国民は選択できるという考え方があるが、果たしてそうなのか。また野党再編において野党に求められるものは何か。対立軸を手すりに考えてい...
収録日:2014/07/14
追加日:2014/09/04
Jカーブ効果における為替のタイムラグも輸出に関連
円安が進んでいるのになぜ輸出が増えないのか?
アベノミクスの効果による円安の進行により、輸出が増えるという期待を皆が抱いた。ところが、輸出は思ったほど増えず、現状は期待通りにはいっていない。円安が進んでいるのに、なぜ輸出が増えないのか?伊藤元重氏がその要因...
収録日:2014/09/08
追加日:2014/09/15
非国家的な世界主義者と非難された西田の思想とは?
過去から未来へ、京都学派の役割(3)ランケの考えと西田幾多郎の立場
「世界史的立場と日本」を世に問うた京都学派。その思想について考えるうえで、ドイツの歴史学者ランケと西田幾多郎の考え方、立場を押さえておきたい。彼らがそれぞれヨーロッパとアジア、そして日本という立ち位置からどんな...
収録日:2014/07/18
追加日:2014/09/20
「選択と集中」―欧州と日本の事例
日本企業の「稼ぐ力」を創出するために(2)「選択と集中」の具体的事例
経済産業省〝日本の「稼ぐ力」創出研究会〟の座長も務める伊藤元重氏が、同会で実際に議論されている、グローバルな世界で競争する大手企業の具体的な事例について紹介する。日本の「稼ぐ力」の創出について考える上で必見の講話!
収録日:2014/09/08
追加日:2014/09/23
日本は駄目じゃない! ものづくり国家・日本の底力を見よ!
2050年の世界を考える―日本再発見(2)エネルギー危機を効率化で克服
2014年8月3日開催「プラチナ未来人財育成塾@会津」におけるプラチナ構想ネットワーク会長・小宮山宏氏講演「2050年の世界を考える」を収録。次の世代を担う中学生たちに向けて、小宮山氏が熱く語りかける。(全17...
収録日:2014/08/03
追加日:2014/09/29
オスマン帝国とは何か?その繁栄の理由
オスマン帝国とは何か~その繁栄と共生の秘密~
「オスマン帝国とは、何か?」との質問に対し、山内昌之氏からは「いい質問です」の答えが返ってきた。それほど、この定義は一筋縄ではいかないらしい。紛争の絶えない中東で、共生を果たしたオスマン帝国。その最大の秘密につ...
収録日:2014/07/17
追加日:2014/10/23
縁と偶然! 指導教官と真面目な黒沢君とのエピソード
研究者を志したきっかけ
「人生はアクシデンタリーに決まるものだ」と言う小宮山宏氏。 化学工学を研究する道に進んだが、そこにはいくつかの偶然が重なっていた。果たしてその偶然とは? 一般のメディアではなかなか触れることができない、小宮山氏の...
収録日:2014/07/15
追加日:2014/10/23
現在の問題は大学の「先生が多い」ことにある!?
大学改革はサプライ・サイドの見直しから
少子化の進行に伴い、大学改革をめぐる議論が続いている。しかし、大学教育の「あるべき」論は、ともすると大学生の学力等の問題に置換され、大学側すなわちサプライ・サイドの姿勢が問われることは比較的少ない。この問題につ...
収録日:2014/07/14
追加日:2014/10/30
迫害、離散…古代イスラエルからのユダヤ人の悲劇の歴史
イスラエルの安全保障観に学ぶ(2)古代イスラエルの滅亡と「ディアスポラ」
ユダヤ人の悲劇の歴史は、実は古代イスラエルに端を発している。ローマ帝国に国を滅ぼされ、1900年に及ぶ流浪の日々を送らねばならなかったユダヤ民族は、生きるために世界中で、さまざまな分野で必死の努力を続けたのだ。...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/11/06
「これからは化学が面白い」ー卒論実験で叔父の言葉を実感
人生はアクシデンタルに決まる(1)化学工学の道に進んだ偶然
「人生はアクシデンタルに決まる」と言う小宮山宏氏。化学工学の研究者という仕事は、子どもの頃から決めていた道ではなかったという。そこにはいくつかの偶然が重なっていた。果たしてその偶然とは? 小宮山氏がアクシデンタ...
収録日:2014/09/19
追加日:2014/11/06
「青春はアモルファスだ」
人生はアクシデンタルに決まる(2)課題設定と経験の結晶化
大学院を出た後、助手としてアメリカに渡った小宮山宏氏。アメリカでさまざまな経験をして日本に戻ったが、その後は決して順調ではなかったという。そんな30代の頃の貴重な経験が代表的な著書『「課題先進国」日本』につなが...
収録日:2014/09/19
追加日:2014/11/13
イスラエルが原子炉を持った理由と核兵器保有の真相
イスラエルの安全保障観に学ぶ(4)存続への闘い
4回にわたりイスラエルの歴史を見てきたが、現在のイスラエルの姿は決してバラ色とは言えない。何よりもパレスチナ難民問題をめぐる紛争は、21世紀の国際的課題として筆頭に挙げられる。市街には壁がつくられ、ミサイル攻撃...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/11/25
「デジタル化の進行によるモジュール化」の流れが主な原因
エレクトロニクス産業の凋落要因と化学産業の目指すべき方向性(前編)
今ではだいぶ持ち直してきたとは言え、かつて世界を席巻したソニー、シャープ、パナソニックなど、日本の家電メーカーの凋落はすさまじかった。コンシューマー・エレキといえばグローバル化の最先端。一体そこでは何が起こって...
収録日:2014/09/01
追加日:2014/11/21
「ヘルスケア」を軸にライフ革命を起こす!
エレクトロニクス産業の凋落要因と化学産業の目指すべき方向性(後編)
コンシューマー・エレクトロニクス産業の凋落を受けて、化学産業はいかなる道を歩むべきなのか。“哲人経営者”と呼ばれ、日本を代表する経営者の一人である三菱ケミカルホールディングス社長・小林喜光氏が語る「21世紀を生き...
収録日:2014/09/01
追加日:2014/11/22
「歴史とは何か」を歴史学者・山内昌之が書いた3つの目的
『歴史とは何か』を語る(2)歴史と人間、歴史と叙述、歴史と現実
山内昌之氏は最近、『歴史とは何か』という本を書いたが、その目的は三つあるという。一体何が山内氏を動機づけしたのか。シリーズ第2回。
収録日:2014/10/08
追加日:2014/12/04
国家安全保障の戦略策定における重要なこととは?
わが国の安全保障の構造(2)垂直・水平、二方向の展開
わが国初の国家安全保障戦略が昨年末に策定された。この戦略文書をもとに、日本の防衛計画が動いているのだ。海上自衛隊海将として日本の防衛に尽くしてきた吉田正紀氏が、戦略の基本構造、戦略策定にあたる指揮官に必要な素養...
収録日:2014/08/01
追加日:2014/12/08
「ヤードスティック競争」の原理を取り入れるべき!?
医療改革~医療費抑制のための二つの方向性~
先進諸国の中で最速で高齢化が進む日本にとって、医療費削減は最重要課題だ。いわゆる「西高東低」といわれる後期高齢者医療費格差の現状や、医療供給体制の見直し策を踏まえつつ、政府で今議論されている医療費抑制のための医...
収録日:2014/10/27
追加日:2014/12/22
総選挙後のアベノミクス第2ステージはどうなるのか?
今回の解散総選挙が経済に与える影響
12月の総選挙を機に、アベノミクスのこれまでを振り返り、今後の方針を見極めてみようと、伊藤元重氏は言う。発足2年の安倍内閣が経済政策でできたこと、できなかったこと。そして、選挙後の第2期アベノミクスは何をどのよ...
収録日:2014/12/09
追加日:2014/12/13
人口移動は言葉と魅力の問題
「地方創生」に向けて
日本の重要な課題の一つである地方問題。800ほどの自治体に消滅可能性があり、地方創生の議論が高まっている。人口問題はその重要なテーマだが、「東京一極集中対地方の衰退」という問題設定は正しくないと曽根泰教氏は指摘...
収録日:2014/10/09
追加日:2014/12/25
グーグルもGメールも×‥文化大革命以来の厳しい言論弾圧
中国事情・最前線~北京での“トラック2外交”から
今、中国で何が起こっているのか? 習近平という得体の知れない強大なリーダーはどこへ向かおうとしているのか? 北京を訪れたジェラルド・カーティス氏が“トラック2外交”から見た中国事情の最前線を語る。
収録日:2014/11/10
追加日:2014/12/16
得意分野だったはずなのに政府よりも遅れている!?
岡田民主始動~政権奪取への課題~
2015年1月に代表選挙が行われ、岡田克也氏が新代表に就任した民主党。しかし、「民主党は、まず2000万票まで回復しなくてはならない」と曽根泰教氏は語る。そのためにはどうしたらよいのか。今回の民主党代表選挙から...
収録日:2015/01/22
追加日:2015/02/02
政策協調はG20という殻だけあって内容がない
国際参謀が語る、これからの世界に必要な人材像
OECD(経済開発協力機構)で事務総長補佐官を8年間務めた高橋一生氏が、その仕事のエッセンスを明らかにしつつ、国際参謀として必要な資質を語る。そこから導き出された、これからの世界に必要な人材像とは? 世界情勢を...
収録日:2014/10/28
追加日:2015/02/03
予算は半減したのに日本の開発援助に高い評価という皮肉
権力政治化する国際社会と国際協力(2)国際開発協力における日本の役割
現在、世界全体が権力政治を優位とする社会になっている。そんな中、国際協力における好材料として、環境と国際開発協力という二つの側面を提示した高橋一生氏。今回は、国際開発協力について、現在の世界状況を踏まえながら、...
収録日:2014/10/28
追加日:2015/02/10
マイナス実質金利の中で企業ができることは4つ!
日本経済の展望~「3安」の金利・為替・原油
今年前半の日本経済は、かなりのスピードで上昇していくと期待できると、東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏は語る。その最大の要因は「3安」にある。3安とは何か。なぜ、日本経済を後押ししているのか。
収録日:2015/02/02
追加日:2015/02/05
アベノミクス第三の矢―日本再興戦略と新成長戦略とは?
アベノミクス第三の矢・日本再興戦略と新成長戦略
アベノミクスを評価するにせよ、批判するにせよ、その内容の正しい理解が大前提である、と島田晴雄氏は語る。「経済成長なくして財政再建なし」と語る安倍首相が打ち出す成長戦略とは? 第一、第二の矢に続くアベノミクス・第...
収録日:2015/01/27
追加日:2015/02/13
アベノミクス新成長戦略のポイント「TPP」はどうなる?
アベノミクス新成長戦略のポイント(1)TPP~合意に向けた正念場
島田晴雄氏がアベノミクスの新成長戦略の大きなポイントとして挙げるのが、TPPである。未だ最終合意に至らないが、日米双方にとって今年はその成立に向けてのラストチャンスだ。今が正念場の日米の事情を踏まえ、TPPスタ...
収録日:2015/01/27
追加日:2015/02/14
歴史が証明する「本当の勇者、智者」とは?
「イスラム国(ISIL)」日本人殺害事件に際して~私たちが得た教訓ととるべき態度
テロの歴史で一番凶悪な部類に入るイスラム国の事件から得られた教訓や、今後私たちがとるべき態度とはどのようなものか。イスラム研究の第一人者・山内昌之氏がイスラム国日本人殺害事件を語る。(シリーズ講話第1話目)
収録日:2015/02/03
追加日:2015/02/10
消費税増税先送りは財政健全化に悪影響を及ぼすのか?
財政健全化~増税先送りの影響と社会保障改革
消費税増税先送りは、国の財政にどのような影響を与えたのか? また歳出の大半を占める社会保障費を今後どう負担していくのか。現在の日本の重要課題である財政健全化について、東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏が...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/02/16
地方創生と社会保障―アベノミクス新戦略のポイント
アベノミクス新成長戦略のポイント(4)地方創生と社会保障改革~日本の命運を握る
島田晴雄氏がアベノミクス新戦略のポイントとして挙げる次なる主な項目は地方創生と社会保障だ。いずれも日本の将来の明暗を分ける最重要課題だが、その道は険しい。われわれは次世代のために、日本の未来のために今、アベノミ...
収録日:2015/01/27
追加日:2015/02/25
2011年以降の消費の拡大は内需中心への構造変化
中国経済は安定保持(2)消費主導と雇用増大
「中国経済は失速ではなく安定を保持している」と言うのが、中国経済の専門家、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏の分析だ。その根拠となるのは、この10年間の経済事情を物語るデータである。数字とともに、...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/12
かつての日本よりも速く農林漁業労働人口比率が低下
中国高度成長は2020年まで(1)都市化の減速
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏は、中国の高度成長は2020年頃をめどに終わるのではないかと読んでいる。今までの高度成長を支えてきた二つの要因と、すでにその成長のかげりを示すマイナス要因について...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/18
国有企業改革が徹底できなければ競争力低下へ
習政権の課題とリスク(2)安定成長移行後のリスク
中国は、高度成長から安定成長に移行した後にリスクが待っていると語るキヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏。そこには中国が抱える大きな問題点が潜んでいた。2020年以降のリスクシナリオとともに、習近平政...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/23
中国ビジネス負け組企業の典型例は、社長が中国に行かない
中国ビジネス成功のカギ(2)社長の決断力
中国ビジネスにおける日本企業が勝ち組と負け組に二極分化している状況が分かった。今回は多くの事例を見てきたキヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏が「負け」の理由を詳しく分析。その根本原因を探ることから、...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/27
「もうからなければ駄目」という信念で数々の改革を断行
赤字は罪悪である―経営者としての信念と覚悟
赤字は罪悪である。三菱ケミカルホールディングス社長として、いくつもの重大な経営改革を推進してきた小林喜光氏の方針は明確そのものだ。このぶれない方針を軸に行ってきた企業経営の核心に迫る言葉の数々を紹介する。
収録日:2014/09/01
追加日:2015/04/01
ゲームチェンジする時代、所与の条件下で変化を起こす
経営者としての生きる証―ゲーム理論の実践
「日本の産業界を真にグローバルな設計にするにはまだまだ時間がかかる」と、三菱ケミカルホールディングス社長・小林喜光氏は語り、今の安定をなかなか手放したがらない業界、経営者に厳しい目を向ける。その小林氏をして、困...
収録日:2014/09/01
追加日:2015/04/04
いい研究者がいいマネージャーとは限らない
アメリカ型キャリア・パターンで大学変革を
急成長するアジアの中で、日本はせめて5年先を見据えたいと、政策研究大学院大学(GRIPS)学長・白石隆氏は言う。となると、当然ながら、人材育成のための大学自体に変革が問われていくだろう。企業が持っている当たり前...
収録日:2015/01/21
追加日:2015/05/14
社員育成、成果、次の事業―経営者の三つの責任
松下幸之助の言葉~人間大事の心(1)一人も解雇するな、1円も給料を下げるな(後編)
1929年の世界恐慌の際、「一人も解雇するな、1円も給料を下げるな」と命じ、松下電器製作所の社員たちの雇用と給料を守った松下幸之助。経済の混迷が続く現在、経営者に求められる「三つの責任」とは何なのか。松下幸之助...
収録日:2014/01/20
追加日:2015/04/07
宗教的理念に基づく「正しさ」は世俗世界と大きく異なる
正しさの根拠
政治学者・曽根泰教氏によれば、私たちは「正しさの根拠」をごく表層的なところに置いているのだそうだ。つまり、教科書や新聞に書いてあることを「正しい」と信じてしまう。事が宗教に及ぶと問題の根はさらに深くなる。正しさ...
収録日:2015/03/10
追加日:2015/04/15
お金の使い方を研究するスクールがあってもいい?
夢のビジネススクール
世界には多くのビジネススクールがある。特にアメリカを中心に発達したビジネススクールが有名で、留学をしてMBAを取る人も数多く存在する。しかし、政治学者で慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授・曽根泰教氏が考...
収録日:2015/03/10
追加日:2015/04/22
レアメタルの重要な課題は「廃棄物処理」と「リサイクル」
レアメタルとは何か~レアメタルをめぐる主要課題
レアメタル研究の第一人者である東京大学生産技術研究所教授・岡部徹氏に、レアメタルを中心に、日本の資源戦略の問題についてインタビューを行った。レアメタルの重要性と可能性、そして人類にとって避けては通れない資源活用...
収録日:2014/12/11
追加日:2015/04/20
「成長の限界」を認めることで、その先も見えてくる
飽和の時代を迎えた日本に欠けているものとは?
先進国はすでに飽和の時代を迎えている。それは、1972年にローマクラブが報告書『成長の限界』で示していたことだが、「それを認識することでその先も見えてくる」と株式会社三菱総合研究所理事長・小宮山宏氏は語る。しか...
収録日:2015/02/05
追加日:2015/04/23