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「活動」の検索結果

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経済学史の基礎知識…大きな流れをいかに理解すべきか

本当によくわかる経済学史(1)経済学史の概観

現代社会の「経済」を正しく理解するためには、実は、正しい「経済学史」を理解していることが大きな助けとなる。逆に、正しい「経済学史」を知らなければ、怪しげな経済理論にダマされてしまうことにもなりかねない。気鋭の経...
収録日:2022/06/08
追加日:2022/11/16
柿埜真吾
経済学者

西郷隆盛、ガリレオ…偉人伝が教えてくれた人間のモデル

哲学の役割と近代日本の挑戦(6)歴史を動かす人物と歴史の見方

戦前はとても国際的で、三木清や九鬼周造がドイツに留学し、当時の最先端の哲学を現地で学ぶなど、世界的にも哲学に切磋琢磨した時代だった。その時代についてもちゃんと覚えておくべきだし、さらにいえば、そうした時代に歴史...
収録日:2023/07/28
追加日:2023/11/04
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科 研究科長・学部長・教授

2025年は最低の年になるのか、40年サイクル説と日本の課題

これからの日本をどうすべきか(1) 凋落する日本と岸田政権の課題

「失われた30年」が過ぎ、日本はいまだ低迷期を脱しきれていない。そこで今回のシリーズ講義では、これからの日本について、現状をしっかりと認識しながら今後の課題と見通しについて、小宮山宏氏、島田晴雄氏とともに考えてい...
収録日:2022/05/16
追加日:2022/08/10

AIへの不安と懸念…だからこそ「教養」が必要になる

Microsoft Copilot~AIで仕事はどう変わるか(7)AI活用の落とし穴

今後、AIが私たちの生活に不可欠な存在になることは間違いないが、そこにはサステナビリティやセキュリティの面で、さまざまな懸念がある。国家、企業、個人は、AI活用に伴うマイナス面に対してどのように対処していくべきなの...
収録日:2023/08/01
追加日:2023/11/08
渡辺宣彦
日本マイクロソフト株式会社 執行役員常務 エンタープライズ事業本部長

Z世代は傷つきやすい!?…昔の世代との相違点、共通点とは

組織心理学~若者とのコミュニケーション(1)「Z世代」の特徴と接し方

各種ハラスメントへの対策が求められる中、若者とのコミュニケーション方法に悩むリーダー層も多い。例えば、近年「Z世代」と呼ばれるようになったが、彼らは昔の若者たちと何が違うのか。また、何を大切にし、どうありたいと感...
収録日:2023/06/21
追加日:2023/12/22
山浦一保
立命館大学スポーツ健康科学部・研究科 教授

どうすれば「最高の睡眠」は実現するか…健康な睡眠とは?

「最高の睡眠」へ~知っておくべき睡眠常識(1)健康な睡眠のための方法

人生の約3分の1を、人は寝て過ごす。人間にとって不可欠な「睡眠」について、まだ分かっていないことが多く、睡眠ストレスや寝不足に悩む人は多い。現代人はどのように生活すれば最高の睡眠を得られるのだろうか。その前に、そ...
収録日:2021/06/23
追加日:2021/09/14
西野精治
スタンフォード大学医学部精神科教授

江藤淳と柄谷行人、1960年代に彼らが感じた焦燥感とは

小林秀雄と吉本隆明―「断絶」を乗り越える(6)小林・吉本以降の批評:江藤淳と柄谷行人

小林秀雄と吉本隆明以降の批評家にはどのような人物がいるのか。時代背景としては1960年代、つまり60年安保闘争から高度経済成長期ということになるが、この時期の批評家で代表的な人物といえば、江藤淳と柄谷行人ではないだろ...
収録日:2023/04/07
追加日:2023/09/19
浜崎洋介
文芸批評家

ソクラテス:「フィロソフィア」の意味を問う最初の哲学者

西洋哲学史の10人~哲学入門(1)ソクラテス 最初の哲学者

昔の人々によって書かれた難解な書物というイメージが先行する、哲学の本当の真髄とは何か。専修大学文学部教授の貫成人氏が西洋の代表的な哲学者10人を取り上げて哲学史について論じるシリーズレクチャー。第1話目は「最初の哲...
収録日:2018/02/09
追加日:2018/04/27
貫成人
専修大学文学部教授

近年の研究で変わってきた織田信長の実像

天下人・織田信長の実像に迫る(1)戦国時代の日本のすがた

織田信長というと、一般的には近世という時代を切り拓いた革命児として知られているのではないのでないか。ところが、近年の研究でその見直しを図られているという。織田信長とはいったいどんな人物なのか。織田信長の実像を探...
収録日:2020/03/17
追加日:2020/07/06
柴裕之
東洋大学文学部史学科非常勤講師

地政学的緊張が招く世界経済のダウンサイドリスクとは

世界経済の見方とIMFの役割(4)地政学リスクによるインフレの正体

パンデミック危機から回復基調にあった世界経済は、地政学的リスクという要因によって再び混迷の度合いを深めている。当初の予想に反して長引くウクライナ戦争もその一因となって、世界のエネルギーや食料の高騰、サプライチェ...
収録日:2023/01/11
追加日:2023/02/23
田中琢二
元・国際通貨基金(IMF)日本代表理事

「理念」は言葉ではない、「挑戦」をしつづけることである

キリンでつかんだ「幸せになる」仕事術(6)幸せと業績の一体化とは

使命を果たすために大事なのは、行動である。行動しているうちに何かが潜在意識にたまり、やがて顕在化して、よい結果をもたらす。行動に至るパターンはさまざまだが、最大の動機は「幸せになりたい」だった。名古屋では使命を...
収録日:2022/03/30
追加日:2022/09/19
田村潤
元キリンビール株式会社代表取締役副社長

ソーシャルグッドとは何か?東京大学の新カレッジ構想とEMP

東京大学の新たな挑戦(1)新しいカレッジの構想

近年、日本は海外へ留学する学生だけでなく、海外からの留学生も減っているという。それは、日本の大学で学ぶためには日本語をマスターしなければならず、そのことが大きな壁となっているのだ。そこで東大では、そうした留学生...
収録日:2023/11/20
追加日:2024/02/28

メタバースとVRの違いは?…興味深い発展史と今後の期待

ゼロからわかるメタバース(1)「新しいタイプのVR技術」への期待

「メタバース」という言葉を聞く機会が増えた現在。ネットワーク上に展開される三次元の仮想空間ということだが、いわゆるVR(バーチャルリアリティ)や拡張現実とは何がどう違うのか。平成期に着実に成長してきたVRの歴史を振...
収録日:2022/03/10
追加日:2022/09/28
廣瀬通孝
東京大学名誉教授

AIやビッグデータを活用した車が自動運転の中心になる

自動運転が社会を変える(1)自動運転の民主化

自動運転の実用化は既定路線だが、加藤真平氏によると、その目安は2020年の東京オリンピック前後になるだろう。では実際に実用化されると、そのような社会になるのだろうか。そのポイントについて解説する。
収録日:2018/10/23
追加日:2018/12/01
加藤真平
東京大学大学院情報理工学系研究科 特任准教授

なぜエーザイは健康経営ブランディングのお手本なのか

健康経営ブランディングのすすめ(5)健康経営を持続させるために

日本において健康経営ブランディングに取り組む企業の一つとして有名なのが、製薬会社のエーザイである。ヒューマン・ヘルスケアを企業理念として掲げ、グローバル企業として躍進している。健康経営を成功させるためには、こう...
収録日:2021/07/29
追加日:2021/12/08
阿久津聡
一橋大学大学院経営管理研究科国際企業戦略専攻教授

現場に疲弊感が押し付けられる日本の安全管理の実態

ヒューマンエラーと経営戦略(1)お客さま目線の安心

会社内で安全とは何かをきちんと定義しないまま、現場の人間にとにかく安全対策を取らせるような指導法が、現在の日本では蔓延している。現場の疲労感を蓄積するだけの安全対策をやめ、お客さまの「利用したくない」を減らして...
収録日:2017/09/01
追加日:2018/01/22
岡田有策
慶應義塾大学理工学部管理工学科 教授

多くの認知症の原因は「脳のゴミ」の蓄積

認知症とは何か(1)疾患の種類と対応

認知症は高齢化に伴ってますます増加しており、今後は「当たり前の病気」となる。国立研究開発法人国立長寿医療研究センター長寿医療研修センター長の遠藤英俊氏によれば、認知症に対する偏見をなくし、正しい知識を身に付ける...
収録日:2018/05/26
追加日:2018/09/01
遠藤英俊
元国立研究開発法人国立長寿医療研究センター 長寿医療研修センター長

東大発スタートアップが増えている理由

スタートアップ流イノベーション(1)東大発の挑戦

人工知能(AI)やロボットなど、イノベーションの重要性が増しているが、イノベーションはどうすれば起こせるのだろうか。TomyK Ltd.代表で株式会社ACCESS共同創業者の鎌田富久氏は、スタートアップ支援を通じて、イノベーショ...
収録日:2018/05/14
追加日:2018/09/21
鎌田富久
TomyK Ltd.代表

宇宙に関するニュースを理解するために宇宙の姿を学ぶ

現在の宇宙の姿(1)星はなぜ自ら輝くのか

宇宙に関するニュースを理解するためには、現在の宇宙に関する知識を体系化することが重要である。今回はまずシリーズ6コマの位置づけと構成を説明し、星はなぜ自ら輝くのかを解説する。星は、自ら輝く恒星と、そうではない惑星...
収録日:2018/12/26
追加日:2019/05/20
岡村定矩
東京大学名誉教授

松下幸之助が「勉強よりも掃除」と言った理由

松下幸之助の人づくり

志ネットワーク代表、「青年塾」主宰者として、日本の若者の志を育てる人間教育を生涯のテーマとする上甲晃氏。その教育の実践には、隅々に至るまで松下幸之助氏の言葉、そしてその言葉を受けて上甲氏が考え実行してきたことが...
収録日:2015/03/20
追加日:2015/04/06
上甲晃
志ネットワーク代表

睡眠を改善するための生活習慣とは?

睡眠:体、脳、こころの接点(4)睡眠と生活習慣

 人間の睡眠覚醒周期は24時間ではなく本来25時間以上。従って自然にまかせれば毎日1~2時間、睡眠時間が後ろにずれてくるが、人間はさまざまな努力により、睡眠と覚醒のバランスを取り24時間にしている。シリーズ第4話では、睡...
収録日:2018/08/24
追加日:2019/01/21
尾崎紀夫
名古屋大学大学院医学系研究科特任教授

青年期の暴走には脳の変化と感情面の実行機能に関係がある

「自分をコントロールする力」の仕組み(4)実行機能発達のメカニズム

なぜ実行機能は幼児期に著しく発達するのか。3歳から5歳にかけての子どもを対象とした研究で、実行機能の発達は脳の成長と密接な関係があることが分かった。実行機能は幼児期に著しく発達した後、思考面は緩やかに発達していく...
収録日:2020/12/08
追加日:2021/03/21
森口佑介
京都大学大学院文学研究科准教授

原発攻撃の被害範囲と対策…使用済燃料の乾式貯蔵が急務

原子力発電の戦争リスク(2)ウクライナ原発の被害状況と日本の対策

実際に原子力発電所が攻撃を受けると、どのような被害が発生するのか。ロシア・ウクライナ戦争の事例をもとに具体的なリスクの内容を解説しながら、原子力発電所の構造的な問題点を指摘する。また、原子炉本体だけでなく、その...
収録日:2022/10/18
追加日:2022/11/25
鈴木達治郎
長崎大学 核兵器廃絶研究センター(RECNA)教授

水滴にみる表面張力の分子起源とその制御について考える

教養としてのナノテクノロジー(9)水とナノテクノロジーの関係

地球を地球たらしめるもの、それが「水」である。水は他の物質と比較してもその性質は特異だ。その理由は、水の熱的性質と強力な表面張力にある。前者はナノスケールで起こる「水素結合」、後者はナノスケールでの制御である「...
収録日:2021/03/29
追加日:2021/09/16

経営者はステイクホルダーに方向性を示さなければならない

比較制度分析とは何か(2)企業とステイクホルダー

比較制度分析の創始者、青木昌彦教授は企業をステイクホルダーの連合体として捉えていた。経営者はステイクホルダーに対してビジョンを提示し、制度的補完性のある組織をデザインしなければならない。慶應義塾大学商学部教授の...
収録日:2017/11/02
追加日:2018/01/28
谷口和弘
慶應義塾大学商学部教授

仕事の標準・単純・専門化が労働を苦役化した

労働寿命と健康寿命の延伸(2)日本人の労働観

第1話では、健康長寿を保つための社会参画、とりわけそれが日本人にとっては「働く」ことの大切さにつながることを説いた。今回は、「働く」という言葉を手がかりにして、一般財団法人日本予防医学協会理事長の神代雅晴氏が、日...
収録日:2018/02/22
追加日:2018/04/28
神代雅晴
元一般財団法人日本予防医学協会理事長

火山爆発指数7以上も?今後日本で起きる火山噴火の規模

火山の仕組みを知る(2)活動中の火山とその特徴

東京大学名誉教授の藤井敏嗣氏が火山の仕組みについて詳説するシリーズレクチャー。第2話は日本で活動中の火山とその特徴についてだ。火山活動の継続期間は噴火によって大きく異なり、噴火開始直後に規模や収束時期を予測するこ...
収録日:2018/04/16
追加日:2018/06/01
藤井敏嗣
東京大学名誉教授

生涯にわたる口腔ケアは人類に健康・幸福をもたらす

「噛める」ことこそ、健康維持の要点(2)脳の活性化

噛んで食べ、咀嚼することは、脳に良い影響をもたらすことが最新の研究で分かってきた。物をよく噛むことで、さまざまな脳神経が活性化し、認知症の予防にもなる。さらには、高齢化で増大する医療費問題に歯止めをかける手段に...
収録日:2019/11/14
追加日:2020/06/29
上濱正
日本顎咬合学会元理事長

なぜ山本五十六は真珠湾への「奇襲攻撃」を選択したのか?

戦史に見る意思決定プロセス~日本海軍の決断(2)真珠湾攻撃・山本五十六

当時の日本海軍にとって画期的な作戦だった昭和16(1941)年12月8日の真珠湾奇襲攻撃は、連合艦隊司令長官・山本五十六の卓抜な決断によって可能となったものだった。海上自衛隊幹部学校長・山下万喜氏が、現代の意思...
収録日:2015/07/29
追加日:2015/09/24
山下万喜
元海上自衛隊自衛艦隊司令官

菩薩の心が現代社会から薄れた一因は戦後の民主主義にある

東大寺建立に込められた思い(4)建立を支えた知識

現代の日常生活で、他人に手を差し伸べることが減ったのは、困っている人と自分とが無関係だからだ。しかし東大寺の建立を呼び掛けた聖武天皇が目指すのは、他者を思いやる菩薩の精神を行き渡らせることだった。そのために聖武...
収録日:2016/03/08
追加日:2016/12/17
北河原公敬
東大寺長老

リベラルアーツを武器として、いかに知識を知恵に変えるか

米国史から日本が学ぶべきもの(5)人間力と知恵

大国アメリカを本当に理解するためには、アメリカの持つ多様な側面に目を向けなければいけない。そこでポイントになるのは人脈の構築であり、そのために重要なのは人間力と知恵である。アクセサリーとしての学問ではいけない。...
収録日:2021/05/21
追加日:2021/07/03
神藏孝之
公益財団法人松下幸之助記念志財団 理事

就労ストレス50%以上!健康経営のため企業がすべきこと

日本の医療を考える~その特徴と課題(6)「健康経営」で人と企業を守る

公益社団法人日本医師会副会長・今村聡氏が最近注目されている「健康経営」について解説。労働人口の減少という現実の中、日本の労働者は心身ともに不安や悩みを抱えながら働いており、そのことが企業の経営にも深刻な影響を及...
収録日:2016/08/18
追加日:2016/10/30
今村聡
元公益社団法人日本医師会 副会長

食文化の研究には様々な分野を総合した食科学が必要

食科学の扉を開く~立命館大学食マネジメント学部の試み~

現在われわれが直面している食の問題は、従来の価値観や知識では解決できない、人類的・社会的課題となっている。この問題に取り組むためには、社会科学・人文科学・自然科学全ての視座が必要である。立命館大学食マネジメント...
収録日:2018/04/27
追加日:2018/09/26
朝倉敏夫
立命館大学BKC社系研究機構上席研究員

スローフード運動とは?…イタリア発の歴史と新たな展開

スローフード思想と新しいガストロノミー

スローフード思想は、ファストフードに代表されるモダニズム的価値観への対抗として誕生した。その活動は、地域の伝統的な食や持続可能な食の在り方の保存として展開され、近年「新しいガストロノミー」という考え方に行き着い...
収録日:2018/04/26
追加日:2018/09/27
石田雅芳
立命館大学食マネジメント学部長 教授

大航海時代の「コロンブスの交換」が食文化に与えた影響

「食」から世界史を考える

世界における現在の食文化は、「コロンブスの交換」の影響を大きく受けているという。「コロンブスの交換」は大航海時代に起こった事象を指すが、そこからどのようなことが世界中に広まっていったのか。立命館大学食マネジメン...
収録日:2018/04/26
追加日:2018/10/07
南直人
立命館大学食マネジメント学部 教授

高校教育の改革ポイントは3つある

教育改革で何が変わるのか~2020年改革の解説(2)高校教育改革

高大接続改革は、高校教育改革、大学教育改革、入学者選抜改革によって構成されている。そのうちの高校教育改革では、教科・科目を変えていく教育課程の見直し、学習方法そのものの改善と教員指導力の向上、多面的な評価の確立...
収録日:2019/10/28
追加日:2019/12/06
小林浩
リクルート進学総研所長・カレッジマネジメント編集長

人工流れ星の実現を目指す宇宙ベンチャー起業への経緯

宇宙ビジネスの現在と未来(1)人工流れ星が果たす役割

これまでは「宇宙への進出」といえば、国を挙げての一大プロジェクトという印象が強かったが、ここにきて民間企業の「宇宙ビジネス」への投資が加速している。人工流れ星の実現を目指す宇宙ベンチャー・ALEの代表取締役社長であ...
収録日:2019/09/10
追加日:2019/11/28

「hidden Value」をどのように考えるかが重要

経済社会と「隠れた価値」の行方(1)経済の中の価値

われわれは経済社会の中で生活しているにもかかわらず、その中でどのような価値が隠れているのか、よく知らない。吉川洋氏によれば、価値は主観的なものであり、それ自体は決して人間の幸福を直接的に測る基準ではないという。...
収録日:2020/03/02
追加日:2020/05/01
対談 | 吉川洋小宮山宏

プラチナ社会に向けた「草の根運動」を燎原の火としていく

ポストコロナ、日本の指針(5)モノと場の構造改革へ

ポストコロナをどのような変革の場にするか。モノづくりにおいては、カーボンニュートラルへの動きがすでに始まっている。核融合や人工光合成という科学上のロマンについても、従来とは別のやり方が考案されるべきだろう。その...
収録日:2020/05/29
追加日:2020/07/25

財務的な継続可能性と社会的なインパクトの両立を目指す

社会的インパクト投資~社会課題を解決する(1)社会課題の解決を追求する投資

「社会的インパクト投資」をご存じだろうか。イギリス、アメリカなどでいま盛んに行われている新たな形の投資である。一体どのようなものなのか。日本ではどの程度進んでいるのか。日本財団社会的投資推進室室長・工藤七子氏が...
収録日:2016/03/18
追加日:2016/05/02
工藤七子
一般財団法人 社会変革推進財団(SIIF)常務理事

浜松市では100以上の外国人コミュニティや市民団体が活動

浜松市の多文化共生の取り組み(3)市民団体の活躍

多文化共生都市の形成に貢献するのは、行政だけではない。浜松市長・鈴木康友氏によれば、現在市内では100を超える外国人コミュニティや市民団体が活動し、外国人住民が暮らしやすいまちづくりに尽力している。また、総領事館や...
収録日:2016/11/17
追加日:2017/01/18
鈴木康友
元浜松市長

イノベーションを「やり遂げる」には何が必要か?

科学技術とイノベーションマネジメント(6)組織設計

東京工業大学環境・社会理工学院教授の梶川裕矢氏によれば、イノベーションを起こすためには科学技術だけでなく、その前提となる社会的環境も同時に考えなければならない。そのために求められる組織設計の要諦とはいかなるもの...
収録日:2018/06/18
追加日:2018/10/23
梶川裕矢
東京大学 未来ビジョン研究センター 教授

農業体験を学校教育に取り入れる三つの意味

新潟発わくわく教育ファームの推進(2)農業体験学習

現在、新潟市の全ての小学校で「アグリ・スタディ・プログラム」に基づいた農業体験学習が行われている。新潟大学特任教授の伊藤充氏によれば、「アグリ・スタディ・プログラム」は、「新潟発わくわく教育ファーム」の中核をな...
収録日:2018/07/05
追加日:2019/04/06
伊藤充
新潟青陵大学 福祉心理こども学部 特任教授

日本の軍人の多くは「武士道」のような美風を失っていた

戦前派一日本人の憂鬱~太平洋戦争と敗戦後を顧みて…(2)

太平洋戦争敗戦から来年は早くも70年。「あの敗戦に学ぶべき教訓とは?」…。“徴兵検査”を受けた最後の世代である野田一夫氏が、自身の経験と知見に基づき、明治、昭和、平成、三つの時代を回顧しつつ、“戦後民主主義の劣化”に...
収録日:2014/07/18
追加日:2014/08/22
野田一夫
元一般財団法人 日本総合研究所名誉会長

LGBT問題の地域格差と日本の現状

LGBT生徒へのいじめと排除(1)実態調査で分かったこと

国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表の土井香苗氏が、日本の学校でのLGBTの生徒たちのいじめや排除に関する現状を、調査結果を踏まえ解説する。LGBTの子どもたちへのいじめの実態はほぼ予想通りではあったが、調査では...
収録日:2017/07/12
追加日:2017/08/01
土井香苗
国際 NGO ヒューマン・ライツ・ウォッチ 日本代表

エチオピアのストリートチルドレンの生存戦略

映像で考えるエチオピア(2)ストリートチルドレンの実態

日本の3倍の国土に、80以上の民族、100以上の言語。エチオピアは豊かで独特の文化がある国だ。国立民族学博物館人類基礎理論研究部准教授の川瀬慈氏は、その文化に好奇心を刺激され、長年研究を続けている。その中で今回は、ス...
収録日:2018/07/13
追加日:2018/12/05
川瀬慈
国立民族学博物館学術資源研究開発センター教授

ストランディング調査から分かった環境汚染物質との関係

「海の哺乳類」の生き残り作戦(3)ストランディング

海の哺乳類が海岸に打ち上げられる現象を「ストランディング」と呼ぶが、博物館などに展示されている資料や標本の多くはストランディングの漂着物を活用したもので、そうしたものが新種の発見などにも貢献している。しかし、ス...
収録日:2019/07/05
追加日:2020/03/31
田島木綿子
国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 研究主幹

「1人の力ではできぬことも集団ならできる」と信じて動く

新型コロナウイルスの克服(3)社会連帯の崩壊が本当の敵

急激な感染拡大によって、政治や制度に対する信頼が失われている。それを防ぐためには、感染拡大のピークをなだらかにする必要がある。ロックダウンは、そのための1つの手段なのである。(全5話中第3話) ※インタビュアー:川...
収録日:2020/03/27
追加日:2020/04/01
橋本英樹
東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻 保険社会行動学分野 教授

デフォーの人生に影響を与えたカルヴァン派の「予定説」

『ロビンソン・クルーソー』とは何か(6)デフォーの人生

『ロビンソン・クルーソー』の著者ダニエル・デフォーはどんな人生を歩んできたのか。重要なポイントは、デフォーの家族がイングランドで多数派の信奉する「国教会」という宗派ではなく、「長老派教会」という教会の信者だった...
収録日:2020/07/22
追加日:2020/10/06
武田将明
東京大学大学院総合文化研究科 教授

先進国の自動車保有台数は二人に1台からもう増えない?

人工物の飽和

地球規模の環境問題、人工物の飽和、豊さから生まれた新たな課題に遠からず世界が直面する。長期のGDP推移、自動車保有台数、セメント投入量など、様々な指標から現代を読み解く。
収録日:2013/10/21
追加日:2014/06/29
小宮山宏
東京大学第28代総長

今こそ10年でトップリーダーになれるモデルを準備すべき

政権交代時代のリーダー

政権交代が当たり前の時代。しかし未だ残る55年体制のシステム。日英のトップリーダー育成の相違も挙げながら、政権交代のシステムを動かすためにいま何をすべきなのか、野党が取るべき道を提示する。
収録日:2013/10/30
追加日:2014/02/24
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

日本の未来を曖昧にする相反する2つのビジョンを考える

日本のビジョンの二つの考え方

日本のビジョンを考える上では二つの立場と考え方が混在しており、ビジョンそのものを曖昧にさせている。本編ではその二つの考え方の相違点を挙げながら、ビジョンを考える上での方策を提示する。
収録日:2013/11/15
追加日:2014/02/24
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

健康寿命が延びれば医療費問題解決にも資する!

セブンマイナスプラン~平均寿命と健康寿命の差~

平均寿命と健康寿命の差である7年を如何に縮めるかという「セブンマイナスプラン」。健康寿命の概念や平均寿命と健康寿命の差の動向、健康寿命を延ばすための厚労省の取り組みなどを紹介しながら、このアイディアの本質的な意...
収録日:2013/11/15
追加日:2014/03/13
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

「消費増税が景気を冷やす」という見方は正しいのか?

消費増税、ここがポイント~景気は失速するのか~

2014年4月より消費税率が5パーセントから8パーセントになる。景気失速の引き金と反対する専門家も多いなか、安倍首相の決断はいかになされたか。消費税が日本の将来に役立つ理由と、引き上げの意味を、伊藤元重氏が世界...
収録日:2014/03/14
追加日:2014/03/27
伊藤元重
東京大学名誉教授

毎朝街頭に立ち続ける―政治家への道は徒手空拳のスタート

Q.野田政治の原点となった県議時代について聞かせてください

県議初当選や農作物輸入自由化の反対決議案にただ一人反対した際のエピソードを交え、その後の野田政治の原点となった千葉県議時代について振り返る。
収録日:2013/11/06
追加日:2014/03/27
野田佳彦
衆議院議員

シンガポールはなぜ驚異的な経済発展を遂げたのか?

シンガポールの謎~驚異的な経済発展の秘密(1)植民地時代から分離独立までの歴史

一人当たり国民所得ではすでに日本を抜き去り、驚異的な経済発展を遂げたシンガポール。淡路島ほどの国土で、資源もない東南アジアの小国が、なぜ急成長できたのか。シンガポールの歴史的経緯を辿りながら、その訳に迫っていき...
収録日:2013/10/03
追加日:2014/04/03
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

Diaoyou Islands? それとも尖閣?

戦略的国際広報のすすめ

「ガラパゴス」に象徴される内向き国家・日本。政府周辺の言動が海外の誤解を呼ぶ事態も頻発している昨今、「外への発信力」を磨く方法はあるのか。曽根泰教氏が「戦略的国際広報」の重要性を唱える。
収録日:2014/03/24
追加日:2014/04/10
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

クビチェック大統領が築いた「ブラジリア」は人類史的偉業

ブラジルの繁栄と転落(1)ブラジリアと軍政時代

BRICsのトップと言われたブラジルが低迷段階に入ったと言われている。しかし、ブラジルには復元力があると語る島田晴雄氏。繁栄と転落の歴史の中で、ブラジル経済がいかに復活を遂げていったのか。シリーズ前編となる今回...
収録日:2014/04/10
追加日:2014/06/12
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

壁は自分がつくっている―果てなき限界への挑戦

魅力ある国家形成のために ~挑戦し、限界を突破する~

魅力ある国家形成のために必要なこととは? 果敢に挑戦し、諦めずに限界を突破すれば、「進化」する。この方程式について考える。
収録日:2013/12/03
追加日:2014/06/26
大竹美喜
アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)日本支社創立者

言葉を指針に凝縮された価値ある人生を目指す

自立し自律する若者を育てるために-言葉の力と心の力を養う

次代を担う若者に求められるのは、言葉の力と心の力である。そして「価値ある人生」にするために生きざま、中身を重視する。
収録日:2013/12/03
追加日:2014/07/03
大竹美喜
アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)日本支社創立者

ハーバードで学んだ政治学理論を実践すべく知事選出馬

人生の可能性~学者知事が語る(2)ハーバードから熊本県知事へ

大学卒業まで農学一筋だった蒲島郁夫氏が、政治学専攻へと28歳で下した決断は、その後の人生を大きく変えていく。家族を支えるプレッシャーと大きな夢を両手に邁進する蒲島青年。さらに学者から政治家への転機はいかに訪れた...
収録日:2014/05/16
追加日:2014/07/03
蒲島郁夫
元熊本県知事

書物こそ永遠に尽きることのない知恵を与えてくれる友

読書とは何か(1)私たちは本から何を得るべきなのか

ものを考えるとき、私たちは書物に頼ることがある。いったい読書とは何か。読書が私たちに何を与えてくれるのか。この命題について、中東の逸話から江戸時代の文筆家まで、古典的な書物の中で語られた言葉を引用しながら、迫っ...
収録日:2014/04/09
追加日:2014/07/03
山内昌之
東京大学名誉教授

仕事を成功させるには冷静な現実感覚が必須

読書とは何か(2)実社会における読書の意味

プラトン、キケロの国家論およびその思想を語る言葉を豊富に例示しながら、書物を通して知識を得ることの意味、得た知識をどのような感覚をもって仕事に活かすべきなのかを考える。(全6話中第2話目)
収録日:2014/04/09
追加日:2014/07/10
山内昌之
東京大学名誉教授

政治家が線香を持参してお供えすることは公職選挙法違反

政治家としての原点、そして挫折と再生

「塞翁が馬」とは、小野寺五典氏のための言葉ではないだろうか。公務員を辞めるきっかけは「文句は政治家になって言え」の一言。トントン拍子の初当選から2年後には議員辞職を余儀なくされる。しかし、その後のつらく苦しい期...
収録日:2014/06/17
追加日:2014/07/17
小野寺五典
衆議院議員

危機管理のプロ・宮城県村井知事と二人三脚で被災地を回る

東日本大震災を振り返る~地元・気仙沼への想い~

東日本大震災のときの貴重な経験が、今の小野寺五典氏を支えている。果たして震災時はどんなことがあったのか。それが、その後の政治活動にどんな影響をもたらしたのか。当時を振り返りながら、地元・気仙沼への想い、自らの役...
収録日:2014/06/17
追加日:2014/07/24
小野寺五典
衆議院議員

「ボールを離さないと日本がつぶれる」と感じて解散を決意

社会保障と税の一体改革(3)質疑応答

「社会保障と税の一体改革」に関する講演を終えた野田佳彦氏への質問は三つ。民主党の存在価値、安倍政権、そして2年前の党首会談で解散と決めたときの気持ちについて。それぞれ野田氏が真摯に答えていく。(2014年6月7...
収録日:2014/06/07
追加日:2014/07/17
野田佳彦
衆議院議員

日米は21世紀の世界ルールを守る上で重要なパートナー

日米同盟の必要性~アメリカにとって日本は死活的に必要な同盟国~

今後の日米同盟は、果たしてどうすべきなのか。第二次世界大戦を反省し、日本の地理上の位置や日米の社会価値基盤などを踏まえて、JR東海の葛西敬之名誉会長が、日米関係の将来を提案する。
収録日:2014/04/15
追加日:2015/04/23
葛西敬之
元東海旅客鉄道(JR東海)代表取締役名誉会長

ガザ地区のイスラエルとハマスの対立を3つの次元で考える

ガザ地区におけるイスラエルとパレスチナの対立(1)三つの次元の変化

多くの犠牲者を出して、今なお、戦火の絶えないパレスチナ・ガザ地区。イスラエルとパレスチナの問題は、なぜ根本的解決に至らないのか? 歴史学者・山内昌之氏が三つの次元でこの問題の深層に迫る。
収録日:2014/07/30
追加日:2014/09/04
山内昌之
東京大学名誉教授

感動の大議論! ペンシルベニア大学に集った日本学研究者

『歩こうアメリカ、語ろうニッポン』レポート(5)フィラデルフィア編-2 米国で進む日本研究、見直したい日本の宝

議論爆発の最終日、これぞ『歩こうアメリカ、語ろうニッポン』の醍醐味! 団員たちは、ペンシルベニア大学の日本学研究者たちと白熱の議論を尽くした後、パネル・ディスカッションでさらに現代の日本をアメリカに伝達する。全...
収録日:2014/06/24
追加日:2014/09/16
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

国家と国民のあり方を根本から問う「イスラム国」

三つの戦争と「イスラム国」―中東情勢における悲劇の本質

混迷を極める中東の戦い。その台風の目は「イスラム国(IS)」なる新興の過激派組織だ。過日、この組織により邦人男性が拘束された。今、中東を揺るがすISの動向と主張、国際情勢への影響を歴史家の山内昌之氏が平易に解説...
収録日:2014/08/20
追加日:2014/09/18
山内昌之
東京大学名誉教授

曙ブレーキ工業の活動が象徴的! 高齢化社会にも可能性

会社は社会を変えられる―これからのCSR

CSRは単なる「企業による社会貢献の一環」なのだろうか? 小宮山宏氏によれば、新しいCSR活動とは、ビジネスチャンスを生み、かつ社会の課題を解決し得るものなのである。ユニークなCSR活動を続ける企業の実例を紹介...
収録日:2014/07/15
追加日:2014/09/19
小宮山宏
東京大学第28代総長

「選択と集中」―欧州と日本の事例

日本企業の「稼ぐ力」を創出するために(2)「選択と集中」の具体的事例

経済産業省〝日本の「稼ぐ力」創出研究会〟の座長も務める伊藤元重氏が、同会で実際に議論されている、グローバルな世界で競争する大手企業の具体的な事例について紹介する。日本の「稼ぐ力」の創出について考える上で必見の講話!
収録日:2014/09/08
追加日:2014/09/23
伊藤元重
東京大学名誉教授

次の目標は中東におけるアメリカ最大の同盟国

「イスラム国」米イラク空爆~六つの背景とシリア情勢への対応~(前編)

イスラム国に対する米軍のイラク空爆開始からはや1カ月、事態は長期化の様相も呈し、出口が見えない。米欧、特にアメリカが軍事攻撃に打って出た六つの背景と、シリア情勢への対応について、山内昌之氏が鋭く分析する。(前編)
収録日:2014/09/18
追加日:2014/09/24
山内昌之
東京大学名誉教授

ランケと京都学派は似ている? 西欧の「神」に替わるもの

過去から未来へ、京都学派の役割(5)過去から未来へ

一神教に始まった西欧の思想は、科学万能の敗退を経た戦後、不条理の実存主義、脱構築のポスト・モダン、そしてリスク論へと迷走を続けているかに見える。「過去から未来へ」思索をつなげていくために日本が世界に問う「絶対無...
収録日:2014/07/18
追加日:2014/10/05
髙坂節三
公益財団法人 日本漢字能力検定協会 顧問

日本が抱える3つの「イノベーションのジレンマ」

イノベーションと経済成長

イノベーションと経済成長が密接な関係にあるのは間違いないのだが、技術革新があれば経済成長につながると単純に語ることはできない。では、成長著しいインターネット分野を、イノベーションの観点からどう見るか? そこから...
収録日:2014/07/14
追加日:2014/10/16
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

現在の問題は大学の「先生が多い」ことにある!?

大学改革はサプライ・サイドの見直しから

少子化の進行に伴い、大学改革をめぐる議論が続いている。しかし、大学教育の「あるべき」論は、ともすると大学生の学力等の問題に置換され、大学側すなわちサプライ・サイドの姿勢が問われることは比較的少ない。この問題につ...
収録日:2014/07/14
追加日:2014/10/30
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

旧満州で孔子廟を見学! 注目すべき民間儒教の動きとは?

現代中国の儒教復興(2)儒教をどう捉えるのか

中国では、大学を中心とした各立場の儒教論のみならず、民間レベルにおいても儒教復興の動きが活性化しているという。中国のそれぞれの儒教的立場の特徴を知ったうえで、日本に目を転じた時に見えてくるものとは? 中島隆博氏...
収録日:2014/09/09
追加日:2014/11/16
中島隆博
東京大学東洋文化研究所長・教授

テオドール・ヘルツルによるシオニスト運動の始まり

イスラエルの安全保障観に学ぶ(3)現代イスラエルの建国

イスラエルの超能動的国防意識の裏側には、欧米の列強に翻弄された建国への道がある。偏見と迫害から逃れるためには自前の国土を持つしかない。しかし、パレスチナでの近代国家建設には邪魔になる先住者だけでなく、利用しよう...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/11/15
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

安倍政権下で国家安全保障戦略に56年ぶりに変化が!

わが国の安全保障の構造(1)その源流から下流まで

前・海上自衛隊佐世保地方総監である吉田正紀氏は、日本の安全保障の構造を川の流れに例え、今、その川の流れは長らく変化し得なかった源流から全体に向けて、大きく変容しつつあると言う。39年間、自衛隊という下流の現場から...
収録日:2014/08/01
追加日:2014/12/01
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

国家安全保障の戦略策定における重要なこととは?

わが国の安全保障の構造(2)垂直・水平、二方向の展開

わが国初の国家安全保障戦略が昨年末に策定された。この戦略文書をもとに、日本の防衛計画が動いているのだ。海上自衛隊海将として日本の防衛に尽くしてきた吉田正紀氏が、戦略の基本構造、戦略策定にあたる指揮官に必要な素養...
収録日:2014/08/01
追加日:2014/12/08
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

人口移動は言葉と魅力の問題

「地方創生」に向けて

日本の重要な課題の一つである地方問題。800ほどの自治体に消滅可能性があり、地方創生の議論が高まっている。人口問題はその重要なテーマだが、「東京一極集中対地方の衰退」という問題設定は正しくないと曽根泰教氏は指摘...
収録日:2014/10/09
追加日:2014/12/25
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

グーグルもGメールも×‥文化大革命以来の厳しい言論弾圧

中国事情・最前線~北京での“トラック2外交”から

今、中国で何が起こっているのか? 習近平という得体の知れない強大なリーダーはどこへ向かおうとしているのか? 北京を訪れたジェラルド・カーティス氏が“トラック2外交”から見た中国事情の最前線を語る。
収録日:2014/11/10
追加日:2014/12/16

投票率は2千万票をベースに風の吹き方次第で変動する

2014年総選挙の結果を総括する(3)消えた2千万票の意味

2014年12月14日の衆院選の結果を受けて、曽根泰教氏が速報で語った総括シリーズ第3話。投票率と得票数と議席数。実数を検証・分析することで見えてくる、日本政治のシステムとは。その課題とは。(全3話中第3話目)
収録日:2014/12/15
追加日:2014/12/17
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

エンブラエルやペトロブラスにみるブラジル企業の多様性

ブラジル訪問に学ぶ(3)ブラジルの復元力の源は「多様性」と「明るさ」

日本から見れば地球の反対側に位置するブラジル。しかし、ブラジルと日本の間には地理的なものだけではなく、いくつもの「正反対」が存在する。その中にこそ、日本の問題を打開するヒントがある! 島田晴雄氏が実際に見聞きし...
収録日:2014/10/02
追加日:2015/01/05
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

日本海軍の第二特務艦隊、地中海で奮戦す…その成果と教訓

第一次世界大戦から100年にあたって(3)第一次世界大戦における日本

概して、日本人の第一次世界大戦に対する見方は希薄であるが、この大戦が日本の立場を大きく変化させたのは確かである。その変化は何を日本にもたらしたのか? また何が第二次世界大戦の悲劇につながったのか? 山内昌之氏が...
収録日:2014/11/05
追加日:2014/12/30
山内昌之
東京大学名誉教授

83%が憲法改正に賛成という驚くべきアンケート結果

衆院選後の安倍政権を読む~「14年体制」誕生の可能性と課題(1)首相が目指しているのは「憲法改正」

民主党を中心とした野党が弱体化する中、安倍総理は政局の選挙を成功させ、政権運営を強固なものにした。これを受けて、2015年以降の国内・国際政治はどう動くのか? 選挙総括から、TPPや憲法改正の見通しまでを一気通...
収録日:2014/12/18
追加日:2014/12/30

西郷隆盛や大久保利通など諸藩も優秀な人材育成を始動

幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(01)世界史の中の幕末

日本の近代は、「黒船来航」を契機に動き出した。しかし、それは突発的な事件ではなく、起こるべくして起こった歴史の必然だったのだ。幕末の日本と世界の歴史的状況を結んで語る歴史学者・山内昌之氏の幕末長州に関するシリー...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/01/04
山内昌之
東京大学名誉教授

中東・ロシアの混乱は「サイクス・ピコ秘密協定」に起因

第一次世界大戦100年と日本(1)ポスト冷戦の終焉

日本人には印象の薄い第一次世界大戦だが、実は「20世紀の病根のほとんど全てが第一次世界戦に由来する」といわれるほど、歴史的に重要な転換点だった。一体その時、世界はどう変わったのか。そしてそれは今にどう影響してい...
収録日:2015/04/15
追加日:2015/05/21
山内昌之
東京大学名誉教授

地中海で学んだ通商破壊戦の重要性を帝国海軍は生かせず

第一次世界大戦100年と日本(3)生かされない教訓

日本人の第一次世界大戦に対する意識は、今も当時も希薄だ。だが、実は日本軍は陸軍・海軍ともに参戦し、地中海にも軍を派遣していた。第一次世界大戦における日本の意外な動向とその影響を、歴史学者・山内昌之氏が語る。シリ...
収録日:2015/04/15
追加日:2015/05/25
山内昌之
東京大学名誉教授

「精子の老化」の年齢と原因…精子力向上の方法とは?

「精子力」を高める三つの方法

男性の精子力に対する注目が集まっている。女性が妊娠しやすくなるためには、男性の精子が持つ活力も重要であることが、近年の研究で分かってきた。日常生活の何気ない行動が、精子の力に影響を与えている。何に気をつければい...
収録日:2015/02/18
追加日:2015/05/14
堀江重郎
順天堂大学医学部・大学院医学研究科 教授

国家安全保障戦略に基いて実施される「防衛法制」とは何か

わが国の防衛法制の変遷(1)冷戦期における安保体制

今、集団的自衛権行使容認に関わる憲法解釈見直しをはじめ、わが国の防衛構造は大本から変容しつつある。防衛法制はその時々の国内外の情勢に適応し、改正されることでわが国の平和を維持してきた。前海上自衛隊佐世保地方総監...
収録日:2014/09/24
追加日:2015/05/14
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

「湾岸戦争のトラウマ」から日本は自衛隊のPKO参加へ

わが国の防衛法制の変遷(2)冷戦後の不安定な平和の時代

ベルリンの壁崩壊とともに米ソ冷戦期は終結へ。しかし、それは「不安定な平和の時代」の訪れを意味し、わが国の防衛法制にも大きな影響をもたらした。その第一のきっかけは湾岸戦争。「湾岸のトラウマ」と言われるその事態は一...
収録日:2014/09/24
追加日:2015/05/18
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

テロや海賊への再度の対処でスパイラルな変化に適応

わが国の防衛法制の変遷(4)特別措置法と自衛隊の活動

安倍政権が提起した集団的自衛権行使と憲法解釈の問題は、日本中で論議となっている。世界の枠組みと動きによって変遷してきた日本の安全保障。その根幹となったのが憲法とともに、日米関係と防衛法制であったことに、われわれ...
収録日:2014/09/24
追加日:2015/06/04
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

テポドンや不審船事案による脅威から有事法制成立の動きへ

わが国の防衛法制の変遷(3)北朝鮮危機から9.11へ

冷戦終結以後の日本の安全保障政策は、3段階で行われた。通常なら自国→周辺→世界へと広がっていくはずの防衛法制が、日本では、世界の国際秩序→周辺地域の安定→自国の安全確保と、逆にフォーカスした。その動きにこそ、日本と安...
収録日:2014/09/24
追加日:2015/06/04
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

錆びないチタンの問題は製造コストの高さ

夢は「チタン閣寺」~チタンをコモンメタルへ

東京大学生産技術研究所を「空母」、自らを「パイロット」に例え、一研究者として世界中で活動できるありがたさを実感する岡部徹氏。研究対象として注目するレアメタルはチタンで、実はチタンには岡部氏の夢とロマンが詰まって...
収録日:2014/12/11
追加日:2015/06/08
岡部徹
東京大学生産技術研究所教授

そのものより運ぶ方が高い―水はローカル財

水と地球と人間と~日本と世界の水問題(2)水と経済 

水リスクマネジメントが、民間主導でグローバルスタンダードになりつつあるという。水リスクマネジメントとは何か。なぜ急激に広まっているのか。地球規模の水循環と世界の水資源に関する研究の第一人者である東京大学生産技術...
収録日:2015/03/19
追加日:2015/08/13
沖大幹
東京大学大学院工学系研究科 教授

この懇談会は総理の談話の草案を提示する場所ではない

戦後70年談話~政治と歴史認識(1)21世紀構想懇談会の役割

2015年の夏に予定されている安倍晋三総理大臣の戦後70年談話発表に向け、有識者による「21世紀構想懇談会」が発足。山内昌之氏は、そのメンバーとしてこれまで会合を重ねてきたが、この懇談会に関して一部誤解があるよ...
収録日:2015/05/12
追加日:2015/05/28
山内昌之
東京大学名誉教授

描かれていない風景が描かれたもの以上のイメージを喚起

東洋思想の主張~見えないものを見る(2)分析主義と名人の包括的直観力のコラボレーション

東洋思想に精通する田口佳史氏によれば、これからの時代に求められるのは、見えないところを見抜いて多くの人に提示できる「玄人」の力だという。田口氏が、日本人が育んできた「見えないものを見る」力を実例を挙げて紹介し、...
収録日:2014/11/12
追加日:2015/07/16
田口佳史
東洋思想研究家

尖閣国有化以降、中国の「力による現状変更」に対応

安全保障のチャイナリスク対応(2)尖閣をめぐる緊張

尖閣諸島を巡る「軍事的な緊張状態」は現在もあると、前海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏は言う。わが国の安全保障の最前線である現場の視点から吉田氏が尖閣諸島問題を語る。(2014年12月1日開催日本ビジネス協会...
収録日:2014/12/01
追加日:2015/07/02
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

海中資源ニーズが高まる中、中国は海洋権益の確保を目指す

安全保障のチャイナリスク対応(3)海洋進出の狙い

21世紀を海洋の世紀と位置付け、「海洋強国」を建設すべきだと盛んに提唱している中国。彼らは、アメリカとの全面対決が避けられない海の覇権へ向かうのだろうか。前海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏が中国の活発な海洋...
収録日:2014/12/01
追加日:2015/07/06
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監